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吟醸、吟醸と、呪文のように、
はたまた、うわ言の様に呟いていたせいか、
知り合いの蔵の吟醸とか、珍しい吟醸だからとかで、
いただく事が多々ある、アリガタイ。
しかし、個人の嗜好や、開封後の素人管理（放置プレイともいう）で、どうしても・・・・なものがあったりする。
もともと、アルコホルには弱い体質故、
美味しい食事と、旨い酒が少々あれば、それだけで幸せ
なのである。
酒ならなんでも、或いはアル中ぎみと言う訳ではないので、欲がないんだなぁ、
ちっと、気に入らない吟醸を料理にふんだんに使っている。
ノンベが見たら卒倒ものだ。
そう、
煮込みうどんなんかに、どぼどぼ、どぼどぼ、いれてしまう。
どぼどぼ・・・ だって、この吟醸、雑巾臭いんだよ。
しかし、雑巾臭い吟醸が、料理の隠し味という、格下番付に甘んじても、流石、腐っても鯛ならぬ、腐っても吟醸なのだ。
うまああぁぁーーーーーーい！！！！！
旨すぎであります。
料理の腕が数段あがったような、
まさに、料亭のお味なのだ。
お手頃の「料理酒」て、ありゃ、なんだったの？
合成酒、だものねぇ、しょうがないか。
ああ、なんと贅沢！！
そのうち、吟醸風呂にして
ヲンナに磨きをかけるというのはどうだろう。 |
石蕗（つわぶき）の空間
