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 １１月２日、那須高原は良く晴れ渡り、すばらしい再会日和となりました。
終始穏やかで幸せな空気に満たされておりました。
姉は思っていたより、少し色黒でマズルがほっそりして、目鼻立ちのハッキリした美人でした。
それでも、誰もが「そっくり！！」と、驚いていました。
お互い何だかとても懐かしい匂いがしました。
それから、五百坪の庭を一緒に散歩したり駆け回ったりしました。
そもそも、mixiで偶然、姉の写真を見つけて酷似ぶりに驚き、
メールのやり取りをするようになったのが始まりです。
それぞれの生い立ちを確認。
姉は那須の両親に引き取られ幸せに暮らしてきました。
妹は、転々とし、虐待もあったり、施設に居たりしましたが、
縁あって去年、石蕗家の養子となりました。
双方の情報から、姉妹は同じ両親から生まれた同胎であると確信したのです。
一昔前では、有り得なかった事です。
ネットの力は、丸い地球をフラットにしました。 凄い事です。
再会前に、お互い同性に対しシビア（順位争い）という事で、心配していましたが、
入念な匂いチェックの後は、仲良く遊んだので嬉しいやらビックリでした。
姉は初対面の子は、必ずガウガウ虐めてしまうそうだけど、終始フレンドリーで、妹に優しく寄り添っていました。
妹はシャイなので、慣れた友達以外は、絶対遊ばないのに、姉とはすぐ追いかけっこを始めて、ニコニコの笑顔でした。
二人は姉妹（同胎）だという事を、ちゃんと認識しているようでした。
紅葉の美しい高原で、寄り添うニコニコ美人姉妹、
飼い主冥利に尽きる、至福の一時でありました。
私の事だと思われて、気にかけて下さった方々、
随分思わせ振りで、ごめんなさいね・・。 |
石蕗（つわぶき）の空間
