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毎日、朝晩糠床をかき混ぜて、きゅうりや茄子のぬか漬けを食べている。
毎日、ヨーグルトメーカーで、ケフィアやカスピ海ヨーグルトを作って食べている。
2月に米麹と大豆で仕込んだ自家製味噌の味噌汁を毎朝食べている。
毎日、弁当用のパンを、白神こだまの天然酵母で焼いている。
今夏、こんな石蕗家にちょっとした異変が・・・。
例年通り青梅の蜂蜜漬け(梅ジュース)を2キロ、傷みのないもの、あるものを分けて2瓶漬けた。
梅雨が明けるころ飲み頃になり、傷みありの方を先に飲み始めると2,3日もしないうちにシュワシュワ沸き始めてしまった。 やはり若干傷ありはだめであったか・・。
涙を呑んで棄てたのだよ、嗚呼、もったいない!
今度は傷みの無い方を開けて飲みだすと、これまた間もなくシュワシュワし始めたので、慌てて梅を取り出し、梅ジュースを鍋で軽く沸騰させ急いで冷まして冷蔵庫に避難させた。
事の顛末を知らない家族は、ちょっといわくつきの梅ジュースを、「これを飲んでいるお陰で夏バテしない」などとのたまいながらホクホク顔でお飲み遊ばしておられる。
しかし変だ、傷みなしのジュースまで沸くとは。
瓶に雑菌が混入したのだろうか、でも全て例年通りのつけ方だったのだよ。
???????????
さらに例年通り、ピクルスを漬けた。
カリフラワー、人参、きゅうり、セロリ、ペコロス、ベビーコーン等
ローリエ、粒胡椒、鷹のツメも忘れずに入れたのだ。
浅漬けの頃から、サラダ感覚や、漬物感覚で毎日食卓に上っていたが。
1日小休止して次の日の朝瓶をみると、梅ジュースの悪夢再び、まだ半分しか食べていない美味しいピクルスちゃんが、シュワシュワのぷっくぷくに沸いていたのだ。
なんてこったい!!
学習しろよ自分。
てことで、めげずに4度目の正直。
作りましたわよっ。
今回瓶は、入念にぬ煮沸消毒、ザルやら菜箸も狂ったように「ドーバーパストリーゼ77」をスプレーしまくり、
ビネガー液も軽く沸騰させた、やれる事はやったのだ。
ピクルスの瓶詰めの前にひざまずき願わくば我に無菌室を与えたまえ、と胸に十字を切りながら、
今度こそは、今度こそ・・・ムムムッ、と念を送った。
それで4度目の正直が、どうなったか?
皆様の期待どうり、想像どうり、ぷっぷくぷーっの、もっこもこーに沸いてくれよりましたわい。
やれやれ、
どうやら石蕗家は、乳酸菌、麹菌、ケフィア菌、カスピ海菌、白神こだま酵母菌等の八百万の菌様達が棲みついて、あまた醸しているらしい。
ピクルス食べたい・・・。
この難局をどう打開すべきか!?
ごらぁ〜っ、 か も す ぞ っ !! |