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2010.7.23 [金] |
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トリノ王立歌劇場の椿姫を鑑賞。
久々のオペラ鑑賞♪
オペラに詳しい方から、ソプラノのナタリー・デセイを強く推奨され、期待感が大きくなり。。
良かったです。
本当に良かったです。ソプラノのナタリーは勿論、一番良かったのはバス・バリトンのローラン・ナウリ!!
声も歌唱力も風貌も素敵!!!
解説を読むと、なんとナタリーとご夫婦とは。
こんなに心に残るオペラは数年ぶりでした。
早速ナタリーとローランのCDを購入しようと思います♪
来年は、メトがきますね。高いけど・・・観たいなぁ |
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2010.7.19 [月] |
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先日茶道資料館で開催している十三代圓能斎鉄中宗室の展示会へ行ってきました。
又妙斎、圓能斎といえば、宮尾登美子の松風の家をどうしても思い出し重ねてしまいます。
数点、二人合筆のお道具があり、物語では相通じていなかった二人なので、胸がキュンとなったり・・(笑)
一番心に残ったのは、圓能斎と妻の宗綱の合作、二人の銀婚式を記念して作った一双の茶杓。
圓能斎は、かい先ががっしり鋭角、行の茶杓。
宗綱は、細く華奢な佇まい、草の茶杓。
そして銘は「静寂」
全てにおいて控えめな宗綱の茶杓。夫婦での合作。憧れる姿でした。本当に素敵・・・
最後に偶然なる出来事が。
お呈茶席で、くしくも大宗匠が傘寿の祝いで作られたという茶杓で点てて下さったのです。銘は「蓬莱」。
母の傘寿と重なり、とても嬉しく、お茶杓を手に、母を想いながら拝見させて頂きました。
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帰宅してから抹茶をもう一服。お菓子は老松の流鏑馬。 |
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2010.7.16 [金] 祇園祭の主菓子 |
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社中のお席の主菓子は毎年老松の葛焼です。
甘過ぎないのに、黒蜜の味が濃く、他の葛焼より私は好きです。
帰りにお稽古友達に教えてもらい、祇園祭中の限定、末富さんの『祇園守』を買いました。
包んである笹の葉に”蘇民将来子孫也”の札がついており、それをお財布の中に入れておくといいらしいです。
笹をめくると葛の中に小豆が入っており、ぷにゅぷにゅしていて瑞々しい。 |
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2010.7.16 [金] 祇園祭 |
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毎年恒例の祇園祭茶会のお手伝い。私は2度目の参加でした。
美容院でセットし7時半過ぎに八坂神社方面へ向かうと、
すでに「一力」をはじめ各お茶席前に列が!
お茶席開始は確か9時からのはず。。
は、は、早い。。早すぎる。。。
八坂さん本堂には20〜30人は並んでました。今年は表さんのお献茶式です。
人口的に表さんの方が少ないと聞いていましたが、確かにお客様の数が昨年(昨年は裏のお献茶式)と大違いでした。
1席目〜3席目は10名前後しか入らず、総数も13席でおしまい。
昨年は1席目から50席以上の満席になり、16席ありました。
なんでも今年は1枚のお茶券を複数人で分けて(1枚のお茶券に6〜7席の茶席券がついています)いる方が多く、お茶券の販売総額が激減だったとのこと。(執行員の方談)
おかげで、去年よりはあっという間に終わりました。
お点前も去年のデビューは最後の方の順番だったけれど、今年は想像以上に早い順番になっていて驚愕。
おかげでお点前の時、緊張で手に汗をかいてしまい、袱紗が手にまとわりついて上手くさばけず、気持ちが焦りはじめ・・・
こんな時に一番きく自己暗示は「お点前が失敗してもお客様に美味しい一服をたてなくちゃ」と思うこと。
すると不思議に先生方や多くの厳しい目が気にならなくなり、お客様と自分の空間だけに入れ、
心が落ち着き、集中できます。
無事、お点前も失敗することなく、お抹茶も多分ちゃんと点てれたと思います。
ほっとした一日でした。
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母が仕度してくれていた絽の訪問着を初おろし。
流水に杜若の柄なので、柄が時期外れでおかしくない?!と思いずっとおろせずにいました。
が、昨年の祇園祭り茶会で杜若柄の着物を召されている方を何人かみかけたのと、
呉服屋さんから意匠として夏物に多く、光琳柄の一つとして時期に関係のない柄になっていると伺い、
今年やっと着る気になれたのです。
でも、本当に大丈夫な柄なのかしら・・・? |
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2010.7.15 [木] 傘寿 |
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今日は母の満80歳の誕生日です。
寝ちゃう前にと急いで帰宅して「おめでとう!」と電話を。
・・・電話の向こうで泣いてました。
癌の手術を3度もして、それでも今こうして元気にいてくれている。
口癖のように「お父さんのおかげ」と、いつもどこででも父をたてる母。
帰省すれば母のいやなところばかりが目について、すぐに文句をいっちゃう悪い娘だけれど、
こうして電話の向こうの母を想うと、母の優しさ、弱さが身に染みます。
お祝い、今年中にあらためてしなくちゃ。 |
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