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円能斎の展示会、後期を最終日前日に滑り込み。
前期・後期と見ごたえがありました。
今日庵の名のもとと言われている「懈怠比丘不期明日」のお軸は歴代家元が記されるとのこと。
この言葉の逸話は随分昔に読んだか聞いたかしましたが、言葉は全く覚えていませんでした。
・・・って、今も覚えられませんが。。
前期でも、妻の宗綱との共作の茶杓がとても心に残りましたが、
後期も、妻と息子と3人で書いた「松竹梅」のお軸が心にきました。
この軸もまた、宗綱の書いた竹はそっと控えた姿で、お人柄が現れているのでは・・と思います。
次は野村美術館。「一楽ニ萩三唐津」
一番印象的だったのは、主人公の器たちではなく、席飾りの「利休作 亀甲竹一重切」の花入れ。
本当に亀の甲羅みたいな筋が入った竹で、ものすごく存在感が強かった。
最後に、以前にFさんの急須を拝見して一目惚れした天空釜の展示会へ。
ってきっと一目惚れされた方多いですよねぇ〜
急須は見た目よりも手に取るととても軽くて注ぎやすそう。
更にお茶を頂いた時、器が冷え冷え(器は冷やさなくても、飲み物の冷たさで器もひんやり!)、
口当たりも薄くて飲みやすく、勿論軽く、想像以上で驚きました。
急須・・・ものすごーーーく悩みました。。
私は気に入るものは即断で決めれるタイプなのですが、今回は難しかった。
フォルムが良くても焼き色が・・・とか、焼き色は好きなのにフォルムが違う・・・とか。
しかも、最後まで悩んだ急須は他よりちょっと重く・・・手にしっくりこなかった。
諦めながら「次は1年後ですよね・・・」とボソっと言ったら、なんと、永井さんが「焼きましょうか?ぴったりとしたものが出来るかわかりませんが、お好みはわかりましたから」と!
ぅわぁ〜い \(^o^)/ 嬉しい〜〜
出来上がってくる楽しみも増えました♪
今日は友人へのプレゼントにタンブラーを一つ購入。 |