KIMONO真楽
ホーム
キーワード一覧パーソナリティ一覧つながり一覧ニュースヘルプ
キーワード最新5: 「さよならは別れの言… | KIMONO真楽同窓会 | 猫心〜にゃんはーと | 和服猫 | ホセイン・ゴルバ「時… | ...more

花梨の空間
最近の5件
2016年 10月
2015年 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2014年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2013年 12月 | 11月
2012年 1月
2011年 12月 | 11月 | 10月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2010年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2009年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2008年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2007年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2006年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2005年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月


2010.12.31 [金] 大晦日

今年は自分の中で目標として掲げていたものを何ひとつ達成できなかった、情け無い一年でした。
今年のテーマ:「学ぶ」と掲げてきたけれど、文字だけで終わってしまった。
勉強も茶道も自分の無知さを目の当たりにし、恥ずかしい思い、情け無い思い、悔しい思い。。沢山しました。

 来年も宜しくお願い致します。

2010.12.26 [日] JAL

今回はJAL利用でした。久々に使いましたが、とってもサービスが良くてびっくり。
全席スリッパ付き。行きはデザートに堂島ロール、帰りは女性客にのみ乾燥対策にとイタリア製のクリームが配られました。乗務員さん達の対応も速やかでとても心地いい。
昔はJAL派だったけれど、度重なる乗務員の対応の悪さに心象が悪くなり、ANA派に転向したのです。
が、どん底になって皆さん必死に乗客の心に残る旅を・・と頑張ってくれているのが今回感じました。
帰国したら、退職勧告のニュースが。切なくなります。
どうにかならないものなのかしら・・・

2010.12.24 [金] 

イルミネーションも少ないし、ハワイはなんとなく盛り上がりが無いなぁと思っていたクリスマス。
が、日本でピカピカイルミネーションに慣れているからそう思うだけだとわかりました。
早朝、ビーチをウォーキングしていると、すれ違うたびに「メリークリスマス!」と言われ、お店は勿論、ホテルでもエレベータに乗った途端に「メリークリスマス!」と言われる。今まで口にしてきた回数以上に今日一日でメリークリスマスを言ったような気がします
笑顔が溢れる、楽しいクリスマスでした♪

2010.12.23 [木] 

5月に来た時と比べてさすがに観光客が多い。
ショップもセールが始まってるけど、26日が早朝から大型セール日らしいです。
オーストラリアもそうだと友達談。
クリスマスがメインイベントとなる国はどこもそうなのかしら。
友達は、来年のクリスマス用にカードやラッピング類をこの日に買いだめするんだそう。
そんな話を聞いていたので、私もカードを購入。
50%オフだと思って買ったら、「一つ買えばもうひとつが50%OFF」という意味だった。
恥ずかしいほど、英語が理解できていません。

 サンタさんと可愛い女の子達。絵になってる♪

2010.12.22 [水] 

おじさん、何、大作を作っているのかしら・・・(写真)

それにしても、相変わらず聞き取れません!!>英語。
HAWAIIでこれじゃー英語圏全くだめじゃーん
到着早々、落ち込む。

2010.12.21 [火] 

羽田発ホノルル行きのフライト、すっごい人気!
ギリギリまでキャンセル待ちしながら、ANAのGMの友達に裏で動いてもらっても取れませんでした。
仕方なく(ごめんなさい)関空発JAL。
なんと、食事のデザートが堂島ロール!! JAL、頑張ってますね。

 朝晩は肌寒いです。
そして想像とは裏腹に、あまりクリスマスイルミネーションがありません。。
クリスマスって感じがしない・・・

2010.12.18 [土] 

今年最後のお稽古。
茶筅かざりのお客様をさせて頂き、問答のタイミングや、言葉など、改めて勉強。飾り物は問答が苦手で自分でもなかなかお点前をしないが、避けていてはダメだと痛感。

2010.12.12 [日] 

表千家北山会館で開催している千家十職 楽家の茶碗へ。
いまだに歴代楽家を覚えられません。。。
一度でいいから長次郎の楽茶碗を触ってみたい。
いや、一服頂きたい。軽いのかしら?口当たりはどうなのかしら?

 不思議な銘のせいで、頭に残ったお茶碗が一つ。
宗入作「亀毛」(キモウ)。
銘の説明書きには「亀に毛はとうていありえないの意から、ありえないほどおめでたい という意味」とあった。
・・・・・こじづけにしか思えないのは私だけでしょうか?
しかも「ありえないほどおめでたい」ってどんな時だったのでしょー
宗入はいったいどんなシチュエーションの為にこの銘をつけたのかしら。。

 夜は友達と友達彼氏が洗濯機の取りつけに来てくれたので、急いで帰宅して夕ご飯の仕度を。
友達彼氏はもともと板さんだったので、和食を出すのは危険。
時間もなかったので、パパッと作れるイタリアンでメニューを構成。いやぁー大慌てでした。
洗濯機は、真っ黒にしました。本当は真っ白が欲しかったんだけど、そんなデザインがなかったので、デザイン重視で選択。
これがかなり気に入ってます。かっこいいし、とっても静か〜♪

2010.12.11 [土] 

会社の体育館で運動会。今頃ですが。。
私は大玉転がし参加。でもボールに全く手が触れずに終わっちゃった。
夜は祇園「贔屓」で旬三昧!一番楽しみにしてた「こっぺ蟹」♪
くぅ〜〜 美味しかったぁぁ〜 
食べれるのは来月まで。食べたいなぁぁぁぁぁぁ

2010.12.8 [水] 

昨夜会社帰りに本屋に直行。七緒見ました♪
Fさんの涼やかで美しい姿拝見!
高橋徳さんのちっちゃな色見本が花びらみたいでこれまた美しいですね!
目の前にしたら心が躍りそう〜

2010.12.5 [日] 

お稽古日。お点前は唐物。行之行台子を見学。疑問が沢山。困った困った。
帰りに日本画家の同門友の作品を見に京都文化会館へ。とっても立派なお軸。
これは大きな家に住まないと飾れないなぁ・・・

+++
・中村勇二郎の伊勢型小紋/扇柄袋帯 
両方とも母の支度。母の見立ては年配の方々のうけがいい。安心な路線なのでしょうね。

#この着物を着ると必ず粗相をします。
いつも洗いに出しておろしたその日に何かしら染みをつくってしまう。
今日も洗いから戻ってきたばかりなのに、お抹茶をつけてしまった。
そんな相性の悪い着物って皆さんないですか?

2010.12.4 [土] 

先月の京都オフの時に、ほさぶさんが教えてくれた今宵堂の展示会を
覗いてみた。
柔らかいオレンジ色の釉薬の器が気に入り、海外に住む親友、来年春には海外に転勤する親友、
そして私と3人分、形違いでお揃いセットを購入。
私がこの器を見て抱いたイメージは「陽だまり」。
みんなそれぞれの地でがんばっている。そんな日常の空間で、この器を見た時に、
ほっと力を抜き一息つけれる「陽だまり」を感じてもらいたい。。
そんな想いをこめて贈りました。

2010.11.28 [日] 

 大徳寺の月釜へ。
同門友と、どこに入る?と話しながら歩いていると、なんと、Fさんとばったり!
どこに入ったの〜?なんて聞いていたら、後ろから友が「お菓子!お菓子どこのか聞いて!」と。。
「珠光のきんとんでしたよ」との一声で決定!Fさん、ありがとうございましたぁ〜!!
そんな軽い気持ちで行ったお席は、ご亭主が卯庵さん。
兎庵さんと社中は縁深いらしく、お運びには社中の人も数人混ざっていたし、私達の前席には社中の重鎮の方々が沢山入られていてびっくり。
お席のお釜は卯庵さんらしく、波に兎柄文様。
珠光のきんとんもとっても美味しい♪珠光はお稽古でも入ってくるお店で、私が「お稽古のお菓子は、塩芳軒と珠光が好き!」といったら、友から「塩芳軒さんの息子さんが珠光さんなんよ」と教えてもらい凄く納得。当然ですが味は継承されていくのですね♪

 午後は大西清右衛門の釜鑑賞会へ。
まずは一服。老松のきんとんに覚入の赤楽で頂け、今日は大好きなきんとんづくしにニンマリ♪
学芸員の方の「茶道では禁止されているけれど今日はお釜をたっぷり手で触りお釜にもっと愛着を感じてもらえたら嬉しいです」という言葉で始まった鑑賞会。
釜の作り方を模型を使いながら説明してくれ、3種類のお釜(富士、尾垂れ、芦屋)をまわしてくれ、べたべたと両手でお釜のあちこちを触らせてもらえる。
手に残る鉄の感触、尾垂れの造詣を垂れの奥や釜の中から確認できたことで自分の中のお釜への意識が立体的になる。
「愛着」がわきます。確かにわきます!
「鉄はいつかは朽ちるものです。朽ちるがゆえの美を肌で感じてもらいたい」学芸員さんの言葉の意味がわかる鑑賞会でした。

2010.11.27 [土] 

 青磁は良さや違いがわからず、国宝「万声」を和泉市久保惣記念で見ても、ふぅ〜んという程度で、何も心に残らず、それからも茶会で時々青磁の花器をみかけても、相変わらず、ふぅ〜ん 。。。
先日、先輩から「南宋を意識するといいわよ」とアドバイスをもらった時、それほど興味がなくて腰が重たかった大阪市立東洋陶磁美術館の幻の名窯 南宋修内司官窯に行ってみようと決心。

 行って良かった!!!
ものすごーく勉強になりました。
ちょうどボランティアさんによるガイド時間と重なったので、ついてまわると、なんと1時間半以上も説明してくれ、中国・韓国の時代の移り変わりとともに発展した陶磁器の違い、様々に変化していく技法までもよ〜くわかりました。
それまで、鉄の釉薬で絵を描いているのだろうと思っていたものが、「象嵌」といって、実は絵になる部分を削り、違う色の粘土を埋めて焼いていたことがわかりびっくり仰天!そんなに手間がかかっているものだと露にも思っていなかったから。
もう一つ面白かったのは、「三島」の元は「印花」手法。しかもそれは貴人の”胎盤とへその緒の保存用壷”に使われていた技法ですってー。
粉引や刷毛目などもそのルーツを知ることが出来ます。
無知だったため、面白い発見が沢山詰まってました!

初めて、高麗時代の青磁を心底美しいと思えました。
私は「陰刻」と「片切彫り」の手法が好きです。彫った部分が絵になり表情になる。影が美しさを作り出している。。心に響いた造詣でした。
これからは青磁への意識が変わると思います。何事も、「知る」ことは大事ですね。

2010.11.23 [火] 

 代々豪農だったというお宅でのお茶会へ。
一昨年に続き2度目の訪問です。
 数寄屋造りの立派なお茶室に、お庭は日本庭園の名作庭家、故・中根金さんによるものだそうです。
その造詣に真っ赤な紅葉が色を指し・・・まさに息を呑むほど美しい空間。。
こんな素敵な場所で、しかも茶事稽古もしっかりして下さるとは、お社中の皆様は本当にお幸せ。。
義父様が大臣だった頃、チュニジアへ外交で行かれた時に買い求めたという象牙の香合(珊瑚の埋め込みあり)がとっても素敵でした。
 
+++
 ・秋草柄訪問着/平安蒔絵柄帯

2010.11.21 [日] 小さな疑問

お稽古だったので、柔らか物で。
松竹梅柄の飛び絞り小紋に、織悦謹製の八寸帯。柄は不明。
こういう硬い紬地の八寸帯はやっぱり紬にあわせるのが普通でしょうか?
今日は色があうからとあわせてしまったけれど、柔らか物とは素材感に違和感が。。
柄が気に入っている紬地の八寸帯が何本かあるのですが、紬をほとんど着る機会のない私には、出来たら柔らか物にあわせたい。
けど、やっぱりおかしいような気がしてしまう。

2010.11.21 [日] 

お稽古のあと展示会へ。
目利きの、信頼しているFさんから
「花梨さんの好みの帯がありますよ!」と見せられた帯、、
ぐぐぐぐぐぐぐっとくるぐらい好み!
欲しい。欲しい。欲しい。!!
手書き更紗の説明を伺い、その工程を知るほどに尚更欲しくなる
・・・・が、悲しいかな、どう算段してもお金がない(>_<)
悲鳴をあげている洗濯機と冷蔵庫を買い換えるし、旅も控えているし。。
手が出ませんでした。。

+++
 ダンディーなタムタムさんの見事なサーバーぶりを写真に!
本当に綺麗に取り分けて下さりました。

 そして、久々に皆さんにお会いできたオフ会。
お腹いっぱい!胸いっぱい!楽しかったです!

2010.11.20 [土] 

 松下幸之助の住居特別見学会へ。
「三百年も先には、この当時の日本建築というものが、いろんな形において、やはりいろいろと吟味されたり参考にされたりすることがあるだろう。だから家を建てるかぎりは少なくとも三百年はもたしたい、三百年先にも、その建物が少しもいたまないように、ということを前提に設計を依頼した」と幸之助の談。
「300年後の遺構に」なることを目的として建てられた数奇屋造りの家屋。
ともかく凄い意匠の集まり。特に私は竹の意匠に感動!!
現在では入手不可能という金明煤竹、東南アジアから取り寄せたというそろばん竹、正方形になっている胡麻竹、茶の間の天井には太い煤竹・・・
NHKの美の壷でもこの竹について取材申し込みがあったらしい
(一般公開していないので断ったとのこと)
そうそう、ダンスホールの壁は龍村織謹製の永観堂角龍文生地で覆われてるんです!
生地の切れ目がわからない!どれだけ広い幅で織ったのかしら・・・
「光雲荘」は裏千家淡々斎が命名した光雲庵からとったもの。光雲庵は震災で崩壊されてしまったとのこと。庵の名が書かれた板のみ飾られていました。
光雲庵が現存していないのがとっても残念です。。

2010.11.14 [日] 

ホテルのような先輩宅で、ゆっくり寝かせて頂き、お昼ごろから行動開始。
畠山記念館の織部が愛した茶碗へ。
割高台茶碗のそこが大きく見事なクロス型になっていて、キリシタン洗礼用茶器だったのでは・・という説明にすごく納得。
備前徳利 銘五郎にもクロスの切り込み。これもまた関係があるのかしら。

次は永青文庫の茶入展へ。
これだけ貴重な茶入れが陳列される企画展はそうそうないのでは。
造詣の違いや、時代関係がわかり、一つ一つ興奮しながら見学。
こうしてみると、本当に肩衝全盛時代というのがよくわかり、だからこそ唐物が大事に珍重されていたのだと痛感できた。
とはいえ、私は永青文庫自慢の名品と説明に書かれていた重美の「出雲肩衝」と中興名物の同じく肩衝「塞(こしじ)」が好きでした。
そうそう、「桜」の銘がついている茶入れはどれもどうして桜なのか、どこが桜を思わせるのか理解できないままでした。
そして先輩に「南宋時代を意識するといいわよ」と教えて頂き、次の興味につながるきっかけに。ありがたいです。

2010.11.13 [土] 

夜行バスで移動して、口切茶事のお稽古に混ぜて頂きました。
席入りや亭主とのご挨拶などは見学組でしたが、目の前で口切の点前(所作)をみれて記憶に残そうと必死。
お稽古茶事なので、なるべく多くの人に役があたるようにと、それぞれ分担されていて、役にあたった人は問答含めて必死に予習したきたそう。
私も頑張らなくては・・・

今年は亥の子餅を2回も食べれちゃった♪
+++
 松竹梅飛び絞り小紋/御所解染め帯

2010.11.7 [日] 名古屋ツアー

一日名古屋ツアー。
如庵→徳川美術館→岡崎市美術館。
バスを1台チャーターして出発。

 なんと、なんと、如庵に入室させて頂いたのです!(通常は窓から覗くだけデス)
二畳半台目は座ってみるととても広く感じる。
快晴の日に突き上げ窓から光が充分に差し込んでいるからでしょうか。。
点前座に座ると、炉先の板壁の切り抜きからお詰の位置に座る友の姿が、額縁の中の絵みたい。
もともとは北側にあるお墓を目隠しする為につくられたという有楽窓。
京都と犬山とでは90度方位が違って移築されているので、今は東側に有楽窓がある。
有楽窓の竹を通して部屋に朝日が虹色で差し込む日があるらしいです。
「お客様の入館時間前にしか見れない現象ですが。私達の特権でしょうか(笑)」と管理している方のお話。

 如庵見学、徳川、玄々斎展巡りと、頭いっぱい、胸いっぱいな一日でした

2010.11.6 [土] 初炉

やっぱり炉は気持ちが落ち着く。
亥の子もちは塩芳軒製
お餅がマシュマロみたいに柔らかくて、すっごく美味しい〜!!
塩芳軒さんの主菓子、大好き♪♪
今月は平日の稽古日もどうにかして行かなくては・・・!

+++
 臙脂色の紋付色無地/平安絵巻柄袋帯

2010.11.3 [水] 

洛趣会展を見に、泉涌寺へ。初めて行きました。
東福寺から泉涌寺道を歩いていくと山門があり、木々がおおい茂る気持ちいい道がまっすぐ。
と、泉涌寺の門が。少し歩くと既に行列。なんと会場入り口まで1時間並びました!
洛趣会は京都の老舗の発表会(?!)みたいなもの。どのお店も力をいれているのでしょうね。
私は岡重の古典おもちゃ柄の振袖が良かった。帯にしたいなぁ
お茶席は表さん。びっくりしたのが、なんと片手でお抹茶茶碗を持って運んでくる子がいたこと。綺麗な着物を着ていても台無し。どうして社中の方は注意しないのでしょう。疲れているのは同情するけれど、片手で運んで、挨拶もせずに立ち去る姿は決して気持ちいいものではありません。
明日は私の社中がお当番ですが、会社を休めず今年はお手伝いできず、次のお稽古日、ちょっと行きづらいです。
 夕方は二条城へ。観光 EXPO2010というイベントに、社中の方が作品を出されていたので。
二条城の大きな大きな「台所」が会場。薄暗い室内で、知人の作品はそこだけ光を放っているかのように美しいものでした。
二条城・・・・もしかしたら修学旅行以来かも。
ちょうど竜馬伝もみているので、大政奉還が発表された二の丸御殿を見学しました。キュッキュッなる鶯張りの廊下、立派な狩野探幽の襖絵・・・あれ?修学旅行で見学したはずなのに、どれもこれも初めて見るものばかり(汗)
先週の天龍寺も、二条城も、実はちゃんと見学したことがなかったことに気づき、せっかく近くにいるのだから、もっと観光しよう!と思った日でした。

2010.11.2 [火] I LOVE 蕎麦ぼうろ型

Sさんの阿園工房のネックレス、可愛い〜〜♪
わたし、蕎麦ぼうろの形が大好きなんです!丸っこい5花弁。
4花弁でも好き。
ヴァンクリーフ&アペルのお花のチャームとかね♪
駅のホームにも4花弁のデザインが埋め込まれているのご存知ですか?

2010.10.30 [土] お献茶式

「たなぼた」とは今日みたいな日!
先日の師のお献茶式の日に、兄弟子より友人に電話。
お家元のお献茶式へのお誘い!場所は天龍寺。
私はまだご挨拶しかした事がなかった兄弟子ですが、「ご一緒にどうぞ」というお言葉に甘えて行かせて頂きました。

びっくり!すごい席で拝見させて頂いちゃいました。
お家元ご家族ご一行様の2列後ろですよー。
うろたえる私達に兄弟子は「いいのよ。しっかりご覧なさい。」と静かに微笑むだけ。。
この方はいったいどういうコネクションをもたれているのでしょう。。??

 瞬きするのももったいないぐらいの時間でした。
手先の美しさ、柔らかい所作。
もっと気難しい雰囲気が漂う方かと思っていました。
とんでもありませんでした。
副席では、饒舌で冗談も交えながら率先してお席を和やかにして下さりました。

 とっても勉強になった一日でした。
まだ紅葉にはちょっと早かったけれど、お庭は絶景!
点心はお膳にのった精進料理。美味しかったぁぁ

+++
 「色無地でも付け下げでもいいのよ」というお言葉に紋付色無地を着ていったら、
なんと私以外は皆訪問着。しかも私は臙脂。まさにまるで仲居さん!
でも、お家元の奥様も紋付色無地だったし、お嬢様は紋無し色無地だったし・・・と自分を慰め。。。

・仲居さん色だけど、年々、どんどん、大好きになっている、母が仕度してくれた臙脂の紋付色無地/捨松袋帯@天竜寺のお庭にて

2010.10.28 [木] お献茶式

 念願の今お世話になっている先生のお献茶式を拝見。
いや、神社でのお献茶式に列席するのは初めてでした。
雨が降っていてとても寒かったけど、厳かな雰囲気で、何より先生のお点前がとても美しく、あぁこの先生の門弟であることに感謝しようと思えた時間でした。

+++
 雨なので洗いに出しそびれたピンクの紋付色無地。
春用の色で季節感がずれてしまい、薄っぺらい印象になり、落ち着かなかった。失敗。
雨でも怖がらず、TPOに即した身なりで行こうと反省。

2010.10.26 [火] ケイコリー

え!!! ケイコリーのCD写真撮ったのですか?!>Kさん
すごーーーーい
ケイコリーはポンタさんのお勧めで好きになったアーティストです。
(友達がポンタさんと仲良しなので)
でもCHEMISTRYの堂珍くんとの歌が大ヒットしてから、一気にライブ代が高くなるしSTBとかホールで歌う事が多くなって、足が遠のいてしまいました。
それでもCDは欠かさず買っていますよ。

2010.10.25 [月] ぞろ目

 ぞろ目な年齢になりました

 本日は在宅勤務日なので、週末のハイテンションな二日間とはうって変わって、部屋で誰とも話さずひっそりと過ごしてます。。。

 が、言葉は発していないけれど、海外から、東京から、地方から、関西から、メールが届き、ありがたいなぁとしみじみ感じている一日となりました
中には0:00になるやいなや海外からメールがきたり、10時25分にメールがきたり。嬉しいですね

 独りだけど、独りじゃないんだ・・・と思えます。
感謝でいっぱい。

 +++
 お祝いに届いたフラワーBOX。
華やかだけれど、秋っぽくシックでボルドーのグラデーションが美しい。
こんな雰囲気の女性になりたいデス

2010.10.24 [日] 徳川茶会

名古屋開府400年、徳川美術館・蓬左文庫開館75周年記念の特別展尾張徳川家の名宝期間中に開催される徳川茶会に行ってきました!

 お稽古先の方達が「今年は例年とはお道具が違うらしいわよ」「記念品も特別いいらしいわよ」と囁いているのを耳にし、サイトで記念品を見ると、なんと以前からチェックしていた、曜変天目を再現させた唯一の日本人、林 恭助さん監修の天目茶碗!
天目茶碗を買うなら、林さんのが欲しいと思っていたので、これは行かねば!と、一人ででも行くつもりでお稽古友達に話をしたら「行く!」と即決。

10月10日に茶道資料館記で天目茶碗について書きましたが、
私の中では全てこの徳川茶会に繋がっていたのです。

 今まで、いや今も私は曜変天目を「美しい」とは思えず、むしろ、油が浮いているようで、
お茶が本当に美味しく感じるのかしら??と思っているほど。
今年の春、藤田美術館で実物を見たけれど、やっぱり心は動かされることはなく。。
でも、重さも5グラム程度の違いで、サイズ、文様も瓜二つの曜変天目の再現に成功したという林恭助さんの記事を見つけた時には感動すら覚えており、その林さんの天目茶碗が(勿論監修とはいえ)まさかまさか手にすることができるなんて!

 初めての徳川茶会でしたが、まず届いたお茶券に気分はますます高揚。
「券」じゃなくて「冊子」。会記に国宝道具の解説付きなんです。
ただ、解説されているお道具は実際に使ってくれているのかと期待しましたが、やっぱり道具飾席に陳列。
そういうのってちょっと残念。

 美術館・蓬左文庫の展示物・・・見ごたえありすぎ!
時間が足らずに、後半は駆け足になってしまいましたよ。

サイトにも告知されていなかった利休の茶杓「泪」が展示されていて、初めて見た友達は大感激。
「泪」を見たことがない友は、来年徳川美術館に行こうよーと言ってた矢先でした。
私も彼女も偶然心にとめてあった人・物とリンクした、縁を感じた茶会・展示会でした

 茶席では、「星建盞」がすごく神秘的で、初めて天目茶碗で素敵だと思えたものに出会えました。
添えられているのは、ムカデの朱印が書かれている、天目台「尼崎台」。
どうしてムカデなのでしょうー。
茶道辞典にも理由は書かれていません。

 展示会は今では他所で管理されている、かつて尾張家に所蔵されていた品も里帰りしてきており、満腹になるぐらいたっぷりと展示されてます
特に面白かったのは、徳川秀忠が尾張家を訪問した際の記録に基づき実存のお道具で再現した茶室の展示。そこでは細川三斎が「天下無双の名物に御座候」と書いた三島茶碗を初めて見ることが出来ました。

+++
 友達と、名古屋だし(勝手に派手なイメージが・・)、徳川だし、知り合いはいないし、
テーマは「大奥」!! 弾けちゃおう〜♪ と二人揃って総柄訪問着を着用。
同じ髪型なのに、着ている着物が違うとこうも印象が違うものなのですねー

2010.10.23 [土] 

 明日のために、エメりました♪

 エメる前に、お稽古先の先輩が出展していると案内を頂き、京都文化博物館別館で開催していた「ステンドグラスランプ展」へ。
旧日本銀行のレトロなホールで、薄暗い室内に灯るステンドグラスランプはとても幻想的で、心が静まるような、妖しくうずくような。。素敵でした。
ステンドグラスの作成は、重装備しないと全身にガラスの細かい破片がつくそうです。毎回、顔を洗うと、ザラザラすると。。しかし出展されている方達はみなさん美しいマダム達。きっとその後のお手入れもマダムコースなのでしょうね。
 
 夜はちょっとしたお祝い会へ。着物姿は一人で恥ずかしかったけど、まさか結髪して洋服では行けないので、しっかりお祝いモードの正装をしました。
中途半端にするより、恥ずかしい気持ちに踏ん切りがつきます(笑)

 夜は月光浴をしながら帰宅。明るく綺麗な月でした。

+++
 大好きな縮緬地菊柄付け下げ。この着物を着ると、自然と気持ちがしっとりとします。
まさに「たれもの」という言葉がぴったりとくる着物。
帯は母のお下がりの桐柄の袋帯。
これは私の好みど真ん中の柄付けで、使い古されているけどもらっちゃった!
お母さんありがとう〜〜♪♪
菊と桐で高台寺蒔絵風。
実は東京のお稽古先の先輩が大好きな柄の組み合わせと伺い、あ!とひらめいた組合せでした。

2010.10.22 [金] 秋の味覚

シンガポールから一時帰国した知人から「美味しい和食が食べたい」とリクエストがあり、
いつもの祇園「ひいき」へ。
今年は豊作の松茸。定番土瓶蒸しと炊き込みご飯。
銀杏塩焼き、ふぐの唐揚、のどぐろ刺身、生牡蠣、ちょっと早いけど蕪蒸し。
大将から「来月になったら、こっぺ蟹の解禁ですよ」と悪魔のささやき。。

今日も美味しく頂ました。

2010.10.17 [日] 

過日の弱音。自分の中で整理できました。
関わっている他の方達に迷惑かからないよう、仕事を前に進めることだけを念頭に。

 週末は仕事を忘れるかの如く趣味に没頭。
こんな時、逃げ場になる趣味があって良かったとつくづく思います。
またゆっくりと記載します。
今日はこれから神戸へ。

+++過去日記
10月10日 湯木美術館のお茶会へ。

 やつれ風炉に残月という銘の古備前水指し。なごりの時期ならではの取り合わせ。
主菓子は吉兆製の栗きんとん。菓子器は魯山人作。
ニ服目のお茶碗は全て湯木貞一作とのこと。
お正客が財団の会長さん。待合に飾ってあった湯木貞一の奥様の肖像画にそっくり!
美術館では「紹鴎茄子」を初めて鑑賞。

 午後からは茶道資料館。広田不狐斎のコレクション展。
大井戸、青井戸、見比べないと違いがわからない。
禾目天目、木葉天目、灰被天目が一列に鎮座。灰被は実物を初めて見てやっと様子がわかった。
後期には埋花が出るのでこれもチェック。
天目茶碗は、24日のお茶会に繋がるマイキーワードなのです。楽しみ〜

 10月11日 お稽古。五行棚で大津袋。
久々に6時間以上お稽古にいたら、疲労困憊。足が痛い〜

 10月16日 一日引きこもり。お茶会の復習など。

 10月17日 知り合いの方が添釜をすると伺い神戸へ。
と、お点前担当だった人が1人休まれてしまったとかで、急遽お手伝いすることに!
御園棚での立礼。立礼は祇園祭り茶会の練習でしっかりやっているので安心。
 
 母が秋の茶会用にと仕度をしておいてくれた秋草柄の訪問着。袖が長い・・・でも配色が秋色で地味なので、あまり袖が長くても目立たないみたい。もう数年このまま着ちゃいます。
帯はNさんから頂いた平安蒔絵袋帯。この帯は必ず知らない方に声をかけられます。今日も電車の中で褒められました。それに、この着物に本当にピッタリ♪大事にずっと使います♪

2010.10.9 [土] 

 雨が降り続けている静かな朝です。

 今日はちょっと弱音を・・・
 6月から担当している仕事のメインユーザは、30代後半の出生街道まっしぐら中の中堅管理職。
当初から、私がこちらの部門の取りまとめ役で新規参入したのを、あからさまに「気に食わない」
という態度をとられていましたが、昨日は更にひどかった。
私の発言は無視、最初から話を聞く態度を示さない上に、言葉尻をとってくってかかってくる、
指示や依頼を私を通さず直接外注と話をつけようとする、
私が話しかけているのに、一切私を見ずに隣にいる人に答える。
・・・2時間半の会議で、ただの一度も私をみようとせず、態度は常にけんかごし。

 この業界を今年から担当になった=素人の私がリーダー役になっていること、女であること、
私自身の何か・・ 全て複合されて気に入らないのでしょう。
 
 久々に会議の後、お手洗いで大大大泣き。
一緒に出席していた外注さんも、私の上司にあれは酷すぎると報告してくれていたらしい。。

今までもいろんな辛い場面があったけれど、これほど存在自体を否定され、
馬鹿にされた態度を取られたことはなく・・・ 

 疲れました。
 こんな思いを、こんな経験を、どうして科せられるられるのか・・・

 「ニーチェの言葉」。。ベッドサイドに常に置いている愛読書。
こんな事が起きた時は特に、いくつもの言葉が心に響いてくる。

 ・・・逃げ出すのは簡単。それは最後の手段にすればいい。他人を変えるのは難しいから、自分が工夫して、現状を変えるようにしよう。


 

2010.10.4 [月] AGORA

こうめさん。発見して下さったのですね。>AGORA

JAL派の方、今月のAGORAご覧下さい。
アボリジニアートディレクターの親友が8ページ特集されているそうです。
って私はまだ見ていないのです。
JAL派の上司に持ってきてぇとお願いしてるのですが、海外出張から戻ってこない。。
早く見たいー。
「怖い顔して写ってるから」(本人談)ですって。

☆11/9-11/14 神戸北野坂ギャラリーで展示会があります。お近くの方、覗いて見て下さい。
本物のアボリジニアートを見ることが出来ます。
★但し「花梨」は通用しませんので、その点はご察し頂き、どうかくれぐれもご配慮下さいませ、、

2010.10.3 [日] ビルボード大阪

久々のTOKUのライブ♪
今回はバイオリンやチェロも仲間入り。
TOKUの声が弦楽器と重なると、あんなに響きあうとは。
P&GのヘアカラーのCMで流れている「She」はTOKUです。
あれを弦楽器をバッグに歌うんです。そりゃもうムーディーですよー。
もう2年も起用されているのですって。
サイン会があったので、持っているけど古いCDをまた買い、サインと握手をしてもらいました。
・・・・・・・ビジュアル的にはちょっと・・・・どんどん・・・・・
いいもん。それでもファンです。

2010.10.2 [土] 

五行棚でお稽古。

この秋、お茶関係のイベントが多発中。
金銭的にも例年になくかなり厳しいー。
でもどれも行きたい・・・(泣)

2010.9.25 [土] 

円能斎の展示会、後期を最終日前日に滑り込み。
前期・後期と見ごたえがありました。

 今日庵の名のもとと言われている「懈怠比丘不期明日」のお軸は歴代家元が記されるとのこと。
この言葉の逸話は随分昔に読んだか聞いたかしましたが、言葉は全く覚えていませんでした。
・・・って、今も覚えられませんが。。
前期でも、妻の宗綱との共作の茶杓がとても心に残りましたが、
後期も、妻と息子と3人で書いた「松竹梅」のお軸が心にきました。
この軸もまた、宗綱の書いた竹はそっと控えた姿で、お人柄が現れているのでは・・と思います。

 次は野村美術館。「一楽ニ萩三唐津」
一番印象的だったのは、主人公の器たちではなく、席飾りの「利休作 亀甲竹一重切」の花入れ。
本当に亀の甲羅みたいな筋が入った竹で、ものすごく存在感が強かった。

 最後に、以前にFさんの急須を拝見して一目惚れした天空釜の展示会へ。
ってきっと一目惚れされた方多いですよねぇ〜
急須は見た目よりも手に取るととても軽くて注ぎやすそう。
更にお茶を頂いた時、器が冷え冷え(器は冷やさなくても、飲み物の冷たさで器もひんやり!)、
口当たりも薄くて飲みやすく、勿論軽く、想像以上で驚きました。

 急須・・・ものすごーーーく悩みました。。
私は気に入るものは即断で決めれるタイプなのですが、今回は難しかった。
フォルムが良くても焼き色が・・・とか、焼き色は好きなのにフォルムが違う・・・とか。
しかも、最後まで悩んだ急須は他よりちょっと重く・・・手にしっくりこなかった。
諦めながら「次は1年後ですよね・・・」とボソっと言ったら、なんと、永井さんが「焼きましょうか?ぴったりとしたものが出来るかわかりませんが、お好みはわかりましたから」と!
ぅわぁ〜い \(^o^)/ 嬉しい〜〜
出来上がってくる楽しみも増えました♪
今日は友人へのプレゼントにタンブラーを一つ購入。

2010.8.30 [月] 鴻池コレクション

大阪歴史博物館の特別展「鴻池コレクション」へ。最終日でした。
目をひいたのは、小袖や婚礼調度品より、十一代善右衛門幸方蒐集の美しく華やかな舞扇の数々。
数奇屋造りの日本間にも、扇の型をあちこちに取り入れている写真もあり、本当にお好きだったのが伺えました。
最近、扇形がなぜか気になる・・・

 気になるといえば、大阪歴史博物館は、NHK大阪と同じ建物内にあり、1FのNHK入り口側には朝ドラのポスターが。。
最近、向井理さんがとっても気になる。久々にツボです。

2010.8.13 [金] ひとつの物語

ずっと読む時間がなく、帰省して時間が持て余っているこのタイミングに千道安を一気読み。

 私は茶道は大好きなのですが、お点前にしても、茶道に関わるあらゆる「学」についても、全くといっていいほど身に備わっておらず、ただただ時間だけを過ごして来た感が否めないのです。
最近、そんな自分の無知さ、経験/勉強不足さに、恥ずかしいと思う場面が多々あり・・・
今まで本当に無駄に時間を過ごしてきてしまったと、後悔ひとしおなのです。。

 そんな無知の一つに、道安はどうしちゃったの??と長い間釈然としない疑問を抱えていたのですが、この本を読んで、物語とはいえ、初めて道安側からの立場で時代・状況をイメージすることが出きました。
道安の無念さを感じ、道安と少庵の互いの気持ちのすれ違いにもどかしさを感じ、涙が自然と出てきた場面もあります。
読んでよかった。そして少庵に比べて記録が少ない道安なのに、描き書いて下さった作者に感謝。

2010.8.12 [木] 

友人に誘われて、日帰りで東京へ。
目的はル・ジュー・ドゥ・ラシエットでのお食事。
このお店はグループの他店とはちょっと変わった趣向で、「お皿の上の遊び」をコンセプトにしているので、一皿一皿運ばれてくるたびに、ワクワクします。
ソムリエ兼マネージャーの糸澤さんとも2年半ぶり。
minobi時代に何度か食事に行きましたが、ちゃんと覚えていてくれました。
相変わらず面白く、でもサービスのタイミング、気配りは本当に見事!!
シェフからコース以外に2品もサービスして頂き、コースメニューよりそのお料理の方が気に入ってしまい(笑)

それにしても久々の代官山。。お洒落な人が多いなぁ〜

2010.8.11 [水] 帰省

半年ぶりに帰省。
母の傘寿のお祝いをかねて、来月両親を京都観光させようと、宿泊先も押さえて、プレゼンとだよと驚かせようとしたら、来月母が目の手術をすると聞かされ逆に驚かされた。手術は白内障と、今眼球の周りに血がたまっているとかでその処置らしいです。
数年前には緑内障の手術をしているので、目が相当弱いのでしょう。
どんどん目そのものも小さくなっているし。。
1泊の手術なので、大丈夫らしいですが・・・
平気な顔していますが、本心はきっと怖いですよね・・・
来月も帰省しようと思います。

2010.8.7 [土] 

今日から夏休み♪
そして東京の社中の方が二人、二泊三日で遊びにいらっしゃる。
私の所はお客様用の布団は一組だけ。二人泊まれるのは夏限定デス
(一組を分解して、上布団も敷布団として使っちゃいました)

 ちょうどタイミングよく朝茶事の勉強会に参加でき、洋服で参加しました。
朝茶事といっても、実施時間は正午の茶事と同じですが、流れや趣向は朝茶事どおり。
(焼物がないのはやっぱりお腹のすき具合が早かった・・・!)
私は初のお詰役を体験。
懐石終盤、7名のお客だったので、普通の倍の器が私の左横にたまり、落ち着いて食べれなかったり、茶道口へ運ぶ時には行ったり来たり、今回も必死でした。
そして最後の最後にお扇子を無くして、ガッカリ、、
ああいう時って探しても見つからないんですよねぇ 不思議。。

他は高橋徳さんで友禅の工程をしっかりと聞かせてもらったり、小物のお店をアチコチと。
三浦清商店では半襟や風呂敷を注文。風呂敷は家紋入りを注文していました。
染め上がったら写メをもらう予定。私も楽しみ♪
最後の食事はいつもの『ひいき』で鱧しゃぶディナー。
ひいきの木戸を開けた時には思わず「ただいまぁ」と言いそうになり、笑ってしまった。
ドタバタでしたが、活動的な3日間でした。

2010.8.1 [日] PL花火大会

関西に越してきてから、恒例になっているPL花火大会!
花火好きの親友も毎年東京からやってきます。
今年はお弁当を作って、2時から会場入り
(入場チケットを買って入るのだが、指定席があるわけじゃなく、場所取りから始まります。)
7時50分開始まで、すっかり日焼け。。
周りにはテント張っている家族も多いです。
今年も空が爆発しているかのようでしたよー♪♪
やっぱり花火は近くで見るのが迫力あって楽しい〜〜

ちなみに親友は一度東京へ戻り、3日夜には新潟長岡の花火大会へ。羨ましい〜

2010.7.23 [金] 

 トリノ王立歌劇場の椿姫を鑑賞。
久々のオペラ鑑賞♪
オペラに詳しい方から、ソプラノのナタリー・デセイを強く推奨され、期待感が大きくなり。。
良かったです。
本当に良かったです。ソプラノのナタリーは勿論、一番良かったのはバス・バリトンのローラン・ナウリ!!
声も歌唱力も風貌も素敵!!! 
解説を読むと、なんとナタリーとご夫婦とは。

こんなに心に残るオペラは数年ぶりでした。
早速ナタリーとローランのCDを購入しようと思います♪

来年は、メトがきますね。高いけど・・・観たいなぁ

2010.7.19 [月] 

先日茶道資料館で開催している十三代圓能斎鉄中宗室の展示会へ行ってきました。
又妙斎、圓能斎といえば、宮尾登美子の松風の家をどうしても思い出し重ねてしまいます。
数点、二人合筆のお道具があり、物語では相通じていなかった二人なので、胸がキュンとなったり・・(笑)

一番心に残ったのは、圓能斎と妻の宗綱の合作、二人の銀婚式を記念して作った一双の茶杓。
圓能斎は、かい先ががっしり鋭角、行の茶杓。
宗綱は、細く華奢な佇まい、草の茶杓。
そして銘は「静寂」
全てにおいて控えめな宗綱の茶杓。夫婦での合作。憧れる姿でした。本当に素敵・・・

 最後に偶然なる出来事が。
お呈茶席で、くしくも大宗匠が傘寿の祝いで作られたという茶杓で点てて下さったのです。銘は「蓬莱」。
母の傘寿と重なり、とても嬉しく、お茶杓を手に、母を想いながら拝見させて頂きました。

 +++
 帰宅してから抹茶をもう一服。お菓子は老松の流鏑馬。

2010.7.16 [金] 祇園祭の主菓子

社中のお席の主菓子は毎年老松の葛焼です。
甘過ぎないのに、黒蜜の味が濃く、他の葛焼より私は好きです。
帰りにお稽古友達に教えてもらい、祇園祭中の限定、末富さんの『祇園守』を買いました。
包んである笹の葉に”蘇民将来子孫也”の札がついており、それをお財布の中に入れておくといいらしいです。
笹をめくると葛の中に小豆が入っており、ぷにゅぷにゅしていて瑞々しい。

2010.7.16 [金] 祇園祭

毎年恒例の祇園祭茶会のお手伝い。私は2度目の参加でした。
美容院でセットし7時半過ぎに八坂神社方面へ向かうと、
すでに「一力」をはじめ各お茶席前に列が!
お茶席開始は確か9時からのはず。。
は、は、早い。。早すぎる。。。
八坂さん本堂には20〜30人は並んでました。今年は表さんのお献茶式です。
人口的に表さんの方が少ないと聞いていましたが、確かにお客様の数が昨年(昨年は裏のお献茶式)と大違いでした。
1席目〜3席目は10名前後しか入らず、総数も13席でおしまい。
昨年は1席目から50席以上の満席になり、16席ありました。
なんでも今年は1枚のお茶券を複数人で分けて(1枚のお茶券に6〜7席の茶席券がついています)いる方が多く、お茶券の販売総額が激減だったとのこと。(執行員の方談)
おかげで、去年よりはあっという間に終わりました。
お点前も去年のデビューは最後の方の順番だったけれど、今年は想像以上に早い順番になっていて驚愕。
おかげでお点前の時、緊張で手に汗をかいてしまい、袱紗が手にまとわりついて上手くさばけず、気持ちが焦りはじめ・・・
 こんな時に一番きく自己暗示は「お点前が失敗してもお客様に美味しい一服をたてなくちゃ」と思うこと。
すると不思議に先生方や多くの厳しい目が気にならなくなり、お客様と自分の空間だけに入れ、
心が落ち着き、集中できます。
無事、お点前も失敗することなく、お抹茶も多分ちゃんと点てれたと思います。
ほっとした一日でした。

+++
 母が仕度してくれていた絽の訪問着を初おろし。
流水に杜若の柄なので、柄が時期外れでおかしくない?!と思いずっとおろせずにいました。
が、昨年の祇園祭り茶会で杜若柄の着物を召されている方を何人かみかけたのと、
呉服屋さんから意匠として夏物に多く、光琳柄の一つとして時期に関係のない柄になっていると伺い、
今年やっと着る気になれたのです。
でも、本当に大丈夫な柄なのかしら・・・?

2010.7.15 [木] 傘寿

今日は母の満80歳の誕生日です。
寝ちゃう前にと急いで帰宅して「おめでとう!」と電話を。
・・・電話の向こうで泣いてました。

癌の手術を3度もして、それでも今こうして元気にいてくれている。
口癖のように「お父さんのおかげ」と、いつもどこででも父をたてる母。
帰省すれば母のいやなところばかりが目について、すぐに文句をいっちゃう悪い娘だけれど、
こうして電話の向こうの母を想うと、母の優しさ、弱さが身に染みます。

 お祝い、今年中にあらためてしなくちゃ。

2010.6.26 [土] 

雨降る中、数年ぶりのお茶事のお稽古へ。
私はお茶事の経験がとても少ないので、いろんなことに緊張しまくりでした。
それでも、懐石になると、緊張よりもワクワク感が大きくなり、
綺麗に中骨を抜いて塩焼きしてある鮎に感動し、
苦手なウナギが煮物碗で出てきたときは、クラ〜としたけれど、そこは礼を重視して完食。
そして、気を抜いたとたんに、またやってしまいました。
炊きたてのご飯大好きの私。
隣の方に「ご飯、残しておかないとダメよ」とそっと言葉をかけて頂いて、真っ赤になる。
あやうく、また(!)全部食べちゃうところでした(>_<)

 ところで、下戸はお茶事のご亭主って出来るのでしょうか・・・

+++
 雨の中、緑が濃くなり綺麗な茶室入り口

2010.6.6 [日] 博多の夜

 昨夜は、親友と博多・中洲の夜の街へ。
大阪でよく行く博多料理のお店のママに、美味しいお店を紹介してもらっていたので、そのお店に向かいながら、屋台の多さや人の賑わい、活気ある街に私達も興奮気味。
1件目は、中洲裏道にある久岡屋
最初にお刺身盛り合わせを注文したら、まぁたべるのがもったいないほど美しい盛り付け。
勿論お魚、美味しいです!
ひとしきり、味も目にも美味しいものを食べたあと、これまた紹介してもらったおむすび村へ。
ここは、大阪の博多料理のお店に来ていた、博多の地元の人が「しめは普通はラーメンだけど、ここのおむすびにしなさい。他では絶対食べれないおむすびがあるから!!感動するよ!」と大絶賛していたので、絶対行かなくちゃ!と決めていたのです。
 具は30種類ぐらいあると思います。
中でも、紹介者イチオシの「塩鯖」はやはりお店でも人気No1らしい。「塩鯖」と、もう一種類は何にしよう〜とこれだけ具があると、迷う、迷う。。
そして大将が握りはじめたら、パン!パン!パン!とものすごい多きな音!。
びっくりしていたら大将が「こうして空気を入れながら握るのがコツなんですよ。すると米粒がつぶれず、ふっくらと握れるんですよ」って。
 そして出されたおにぎりは。。。美味しいーー!!ほんとに、ふっくら、だけど崩れることはないのです。
しかも、具の塩鯖の量がはんぱじゃない。たっぷりたっぷり入ってます。
おにぎりは何を食べても210円♪ ほんとに感動しちゃいました。
おにぎりとおでん。シメにぴったり♪
メルボルン在の友人は、あちらでは練り物が食べれないと、おでんの具に、ちくわ、がんも、いわしのつみれ と 練り物ばっかり頼んでました。

 あまりに美味しかったので、明日の朝食にしよう!と持ち帰りようおにぎりを注文。またまた塩鯖ともう一つは何にするかを悩んで悩んで悩んで結局二人とも今食べたものと同じ具に。(笑)

博多に行く方、絶対おすすめですよー。
特に「塩鯖」、鯖が苦手じゃない方、騙されたと思って食べてみて下さいっ!

2010.6.5 [土] 初大宰府

親友が九州国立博物館でイベントを開催すると聞き、1泊2日で行って来ました。
アボリジニアートを九州で紹介するのは初めてだったとのこと。
彼女の感想いわく、博多は、新しいものを全く抵抗なく受けいれてくれる、すごく許容範囲が広い土地柄(人柄)とのこと。
5日、6日と開催された彼女の講演会も両日とも部屋いっぱいに人が集まり、応援しに行った私まで嬉しくなりました。
それにしてもこの美術館、青空に映える!映える!
耐震構造になっていて、震度7の地震がおきても、美術館の中は震度4に、更に常設展の展示物のケースの中は震度2までおさえる造りになっているそう。
なので、常設展には、新潟で発掘された土器が沢山展示されており、これは新潟県が新潟地震の後、こちらの美術館で保管してもらった方が安全だからと、無期限で貸し出しをしているそうです。ここの常設展は見ごたえがあり、時代の移り変わりがとてもわかりやすく、展示場も美しい。

 友達が今回は「見せる」ための秘蔵のアボリジニアートを展示していたのですが、久々に、立ちすくんでしまう点描画の作品に出会いました。
あまりにドキドキして、しばらくその絵の前から動けなかったのです。
そしてその後作家の名前をみて更にびっくり。私が好きな作家だったのです。
なぜびっくりしたかというと、私が知っている彼女の作品は全て線状(風が吹いている草原のような絵)ばかりで、点描画は書かないと思っていたから、まさか彼女の作品だとは想像もつかなかったから。
友達いわく、初期の頃の作品で、今ではもうこれほど手のこった作品は描かないと。。
そして、お値段も、とてもとても手が届かないものでした(笑)

+++
 ★6/19−27 に 東京代々木上原のギャラリーで展示会があります。ギャラリー上原
お時間ありましたら、のぞいてあげてください。

2010.5.16 [日] 虹

日付変わって16日。今日帰国します。

なんと最終日に虹が見れました!
スコールが降るところでは虹は出やすいのでしょうが、
日本ではなかなか見る事がないし、
なんかいい事がありそうな、この旅のご褒美のような、
そんな嬉しい気持ちにさせてくれます♪

2010.5.15 [土] 

今日になって、日本人が多くなりました。
週末にかかったからでしょうね。
それでも全体的に少ないですよ。
海も、すごーく気持ちのいい水温。
昼間はパラソルの下でも汗が滲むぐらい暑くなるし。
この時期、ねらい目ですよー。

 ただ。。ここは一人旅するには、もう少し度胸・・というか、強さというか、一人で居る事を臆さない気持ちがないと、
ずぅっと居心地の悪さがつきまとう場所。
レストランは勿論、Cafeでもビーチでも、一人でいる人は見かけなかったし。。

 寂しさ、虚しさ、恥ずかしさ・・そんな感情が抜け切れず、常におどおどしていたような気がします。

これもまた、自分に自信がないから・・・でしょうか。

 でも、ビーチリゾートはむしろ一人の方が気楽で性にあってると最近実感。
そもそも、昼間ずっとビーチにいてもいいよと言う、日焼けを怖がらない女友達はいないのですが(^^;

2010.5.14 [金] 今日のベストショット

(私と)体型は似ているのに、
可愛さは1万倍も違う!

 パンツは濡れても、スカートは濡らしたくないのね。
さすが女の子♪

2010.5.13 [木] 

昨夜時差ボケにはまり睡眠2時間。
パラソルの下でしっかりお昼寝して復活。
朝方は雲が厚かったけど、活動する時間には快晴♪
今日も気持ちいい一日でした。

 ハワイにくると、私はたいてい朝8時ぐらいから4時ぐらいまでビーチやプールサイドで過ごします。
そして夕方から買い物へ。やっぱり少ないです。日本人。
あぁぁ それにしても、数字が聞き取れないー(>_<)

2010.5.12 [水] 像の肌

ヤバイ。
フライト中にお化粧落として、ロ○○○ンのローズウォータをシュッシュッとふりかけたら、途端に肌が痒くなり、鏡をみたらすでに赤くみみずばれのように腫れてました。
知人からのお土産でもらったもの。スプレー式だったのでちょうどいいわ♪と初めて使ったの(>_<)
こう見えて、時々化粧かぶれする私の肌。

 部屋のすぐ下に広がる海。ワイキキの海ってこんなに透明だった?(写真)こんな綺麗な海を見たら、元来の海好き、太陽好きの私がじっとしているわけがなく。。(カナヅチですが)
半日ビーチにいたら、な、な、なんとほっぺが硬くなってる!
まるで像の肌のよう!!
かぶれた上に太陽浴びちゃったから?


 肌をとるか、海をとるか・・・ 気持ちは「海」だなっ!(^^* 
肌はどうにかなるさっ! なるかな・・・・??? 
帰国してから考えようっと。

2010.5.12 [水] 

大好きなビーチに一人旅。
いや、ほんとはここには一人で来るのは避けたかった。
だって日本人多いし、いろんな思い出あるし、一人は虚しく寂しくなるなぁって思って。。

 でも、部屋から一望できる綺麗な海とDiamond Head、
部屋いっぱいに広がる大好きな海の音・・・
来て良かったぁぁ♪

2010.5.11 [火] 

GWが終わったばかりですが、今日からまた1週間お休み。
なので今日はお稽古へ。
途中先輩へのお礼を買いにキイさんの展示会によったら、
ものすごぉぉく久々なFさんが!同じくお稽古に行く前でした。
私の到着を待ってて下さってありがとうございました(^^)
キイさんにもFさんにも会えて、なんかとっても嬉しくて、温かい気持ちになって。
そんな気持ちでお稽古したら、先生に濃茶の練り具合を褒めて頂けました。
ばんざぁ〜い\(^o^)/

+++
 ・藤柄小紋/御所解型染めの名古屋

2010.5.5 [水] 

お稽古。風炉初日。
実は朝から発熱していて体調がすこぶる悪く。。
が、東大寺の直後なので、今の社中の先生方に他の社中のお手伝いをお許し頂いた事はきちんとお礼(と報告)をしなくては・・・と頑張ってお稽古へ。
こういう礼儀って何が正しいのかわからないし、自分の気持ちが楽になるだけの事かもしれませんが、それでもやっぱり行ってよかった。

 そして帰りに高島屋へ。1年ぶりにキイさんとお会いする♪キイさんの綺麗な扇子が沢山展示してあってそのコーナだけとっても涼やかでした。
勿論私の手にもキイさんの日傘。とってもお気に入りですよ〜
1時間前にはさくまりさんがいらっしゃっていたとのこと。
お会いできず残念でした!

 帰宅したら、すでに高熱でした(汗)

+++
 紋付色無地/捨松青海波柄名古屋帯←鯉のぼりのイメージ(笑)
 この紋付色無地は母が仕度してくれたもので、色無地の中で、色も地模様も一番好きな一枚。
でもさすがに若すぎる!もう色かけをしようと思っています。
その前にもう一度着納めしなくちゃ。

2010.5.4 [火] 

出発前にもう一度東大寺に行き、昨日の会記に朱印を頂き、
ゆっくり大仏殿を見学。
そして午後からは東京の社中のお仲間と京都をあちこち。
テーマは「着物関係」
ということで、最初にお連れしたのは三条橋ふもとにある内藤商店
半襟&足袋洗い用のたわしをご紹介
次に定番みすや針にて、半襟用の針とニコニコ糸をご紹介
着物初心者もいたので、最初にぶつかる着物の前後始末の面倒さを早く軽減させてあげたかった。
夕方まであちこち歩き、新幹線の時間まで、「ひいき」にて旬の味覚を堪能〜
今の時期はなんといっても☆生ほたるイカ☆のお刺身(写真)です♪(^^*)

2010.5.3 [月] 東大寺

尊敬する師が、本日、東大寺 華厳茶会 の副席にお釜をかけられました。
社中ではありませんがお手伝いさせて頂き、大好きな先生の大舞台でもあるこのお茶会に、片辺でも携われたこと、そして社中の皆さんと一緒に協力できたこと・・・そして、亡くなったMさんもずっと一緒にいる気持ちで過ごせた、とても幸せに感じる一日でした。

 私はお運び担当。狭い廊下でのお運びは粗相をしないように気を使いましたが、お客様には失礼にならないよう、落ち着いて、おじぎはゆっくりと。。を心しながら役目に注力しました。
しかし、お席を裏で切り盛りして下さっている先輩方の働きは毎回のことながら勉強になります。
先まで動きをよんでの動作。 配慮のかたまり。経験と心持ちなのだろうと思います。
今の社中では勉強できない部分です。。。

 そして、Sさんともばったりと!お声をかけて下さり、よくぞ私の顔を覚えていて下さりました〜
嬉しい、嬉しい、再会でした♪
ブヒブヒセットは勿論持参してきましたよ〜

+++
 童謡”ずいずいずっころばし”で歌われている「ちゃつぼに追われてドッピンシャ」
これ、お茶壺道中のことです。
その時代、宇治から江戸までどのくらいの日にちをかけてこの茶壷は運ばれたのでしょう。。

 紋付訪問着がこれしかないので登場させちゃいました。
母が用意してくれた一枚目の訪問着。大好きな一枚デス/母の桐柄袋帯

2010.4.25 [日] 

昨日見た桃山時代の唐物や仕覆を思い返しながら、唐物盆点のお稽古をしました。
お点前の流れが体に染み込んでいる自信もない上に、大先生のお席でお稽古となり、緊張で出だしから間違えてしまい・・・(>_<)
が、一度間違えたら度胸が据わったようで、お点前に集中できました。途中、茶筅についたお抹茶が着物にぼとっと落ちてしまい内心焦りましたが、それよりもお稽古に集中しなくては・・・と自分に言い聞かせ。。
見事に直径4�pの染みになりました(泣)
でも、最後に先生に「よく最後まで集中してやりましたね。その心がけは忘れないように」とお言葉を頂きました。よかったぁ。。。

が、そもそもお抹茶をぼとっと落とすような手前をする自分が恥ずかしい。。。

+++
・飛び絞り小紋/蝶柄染め帯

2010.4.24 [土] 春山蛙声

 湯木美術館の「茶の裂地」へ最終日前に滑り込み。
普段お稽古でよく目にする珠光緞子や宗薫緞子、笹蔓緞子の本物を初めて目にできました。
 一番印象に残ったのは、「富士山」という銘がついている唐物茶入れ。
説明書によると、ごく薄手で、すこぶる軽いそう。見た印象も、よく目にするぼってりとした重厚感のあるものではなく、手の中で大事に包みたくなる雰囲気をかもし出しているものでした。
その時代、この器が海を越えて無事にこの日本に辿り着いたんだ・・と想像すると、大事に大事に扱う唐物のお点前の意味がわかるような気がします。

ポスターになっているのは「春山蛙声」という名前がついている桃山時代の瀬戸茶入。
なぜにこの銘が?
色から春山はイメージつきますが、蛙声は形からとのこと。うーん、、、??

※早朝の御堂筋。ちょっとパリちっく♪

2010.4.11 [日] 曜変天目茶碗

 藤田美術館で、初めて、本物の「曜変天目茶碗」を見れました。
以前東京で展示されていた時は、あまりの人の多さで見えにくいと聞き行かなかったのです。
今日は、10人もいない館内で、じっくりと拝見。
 個人的には、このお茶碗にお抹茶を入れても美味しそうに見えないし、
あまり好きではないけれど、あの時代に、異国の地から運ばれ、あのような稀な表情を見せている器はさぞや貴重だったことでしょう。

 実物を見る

 こういう勉強ができる環境を大事に思いたい。

+++
 会社の構内の桜並木に咲いている八重桜。可愛い〜〜

2010.4.10 [土] 富山日帰り

 お寿司を食べに富山へ日帰りで行って来ました。
関西にきて、金沢や富山へ車で日帰りで行けちゃうという感覚に驚き、嬉しい♪
食べログで高評価をもらっている栄寿司へ。
富山ICを降りてすぐなので、7時に京都出発、途中珈琲休憩しても開店時間11時半には入店。
が、すぐにカウンターは満席。
 富山ならではの旬のネタをモリモリ食べて、超ご満悦♪狙っていた蛍イカはもちろん、解禁になったばかりのシロエビ、名前わすれちゃったけど、甘エビよりも甘くて、富山と石川県では呼び名が違うプリプリっとした海老も。頭を素揚げしてくれます。
ちょっと脂がのっていて私は苦手だったけど、海で捕れたさくら鱒(川に戻ってくるところなんですって)とか、珍しいネタを中心にものすごーく食べました。
私達より後から来たお客様がすでに食べ終わって帰ってもまだ食べてたぐらい。
が、一人3千円代!!
「すっごい安くてびっくりだね!!!」と興奮する私に、同行者達は「**ちゃんの食べっぷりの方がびっくりだよっ!食べすぎだろ!」と言われてしまった。

 京都から富山まで高速道路代も1050円!
お寿司も安くて美味しい! 
これは癖になりますねぇ〜〜 
・・・って運転免許持っていないので自分一人で行けないのが難点ですが。

2010.3.28 [日] 魯山人作品展

何必館・京都現代美術館で開催されていた、魯山人の作品展示会に滑り込み。
 単品では、今までもあちらこちらで目にすることはあったけれど、これだけまとまった作品を一同に拝見したのは始めて。

「陶」「書」「刻」「茶」「花」「食」「季」の7つのテーマ別に展示。

志村ふくみさん作の柔らかい色の仕服に包まれた、小盃達が可愛らしくて微笑ましい。
一番触発を受けたのは、備前焼で作られた樽型の器を花器に見立て、古木の上にどかんとおかれている様。
備前焼、あまり好みじゃないのですが、なんとも言えない存在感に心が奪われ、いつかこんな風にアレンジしたいと、しばし足が止まって見続ける。

 『美的趣味総合美術大学』

 魯山人の茶道への言葉です。

 ”山を見て山に見とれ、花を見て花に見とれる人、でなけりゃ茶人とはいえない” by魯山人

+++
 老松の「紅梅」

2010.3.13 [土] 美しい春

東京のお稽古場の社中で一番仲良くして頂いて方が、2月19日突然帰天されました。
(彼女が信仰したプロテスタントでは”帰天”というそうです)
病が発覚しわずか半年でした。 こんな事が身近に本当に起こるとは・・・
ミサにもいけなかった私は、今日、やっと会いに行けました。。
 病に倒れてからもずっと携帯メールのやりとりをしていました。
彼女からのメールには、いつも未来があり、私はその言葉をそのまま鵜呑みにして、回復している、もうすぐ治るものだと心底思っていたのです。
 最後にもらったメールは1月末。飼っていたワンちゃんの写真だけが添付されていたメール。それが精一杯の体力だったのだと思います。
お正月明けのメールには、彼女もお気に入りだった「ひいき」で、「さぁ次に行った時には何を食べようかな」と書いてあり・・・
本当に、GWには一緒に「ひいき」にいけるものだと思いこんでいたバカな私。。
ずっと病床についていた妹さんの話では、家族にさへ弱音を一切はかず、常に前向きで、落ち着いていて、クリスチャンだったけれど、その様はまるで禅僧のようだったと。

  先月末、彼女が楽しみにしていた「ひいき」で彼女が好きだったお酒をぬる燗にして、一緒にいるかのように食事をしてきました。

 訃報を受けてから、ずっと涙が止まらなかった。
けれど、ミサの日、イグナチオ教会の席がなくなるほどの人が集まり、彼女を偲んだと聞いた時、こんなに多くの人に慕われ愛されていたのだと、そして毎日誰かしらは彼女を思い出すに違いないと思ったら、気持ちが暖かくなったのです。

 毎日話しかけています。今も大好き。

 『美しい春』   彼女の名前です。

この春は、寂しさと共に、いつもの年以上に美しい春を心で感じ天に捧げたいと思います 

2010.3.6 [土] 夜噺茶会

 街角に貼られていたポスターを見て、その場で友人と申し込みした高台寺の夜噺茶会へ。
お呈茶は表千家。なので2杯お抹茶がいただけましたよ♪
夜噺の茶会なので、勿論、お席中の明かりは蝋燭だけ。
その後、もう真っ暗になったお寺のお庭を説明ガイド付きで散策し、「秀吉」で食事した後ねねの道のCAFEで珈琲。
とてもコストパフォーマンスの高いお茶会でした。
・・・けれど、高台寺のライトアップはちとやりすぎでは?!(-_-)

2010.2.28 [日] 重なった偶然

 メルボルン在住の親友が一時帰国。初めて我が部屋in大阪 に宿泊。
梅が盛りの北野天満宮に行こう!
京の台所の錦市場に行こう!
夜の祇園を満喫しよう!
・・・あれこれプランニングをしていたのに、怒涛のごとくしゃべる、しゃべる、しゃべり続ける私達。
そして実現したのは、「ひいき」での食事と「六花」でのランチのみ。
梅も錦市場も見ることさへなく、明け方までしゃべり、起きてまたしゃべり。。
昨年秋にも食事はしたのだけれど、昼夜をともにするのは実に5年ぶり。
その間のお互いを埋めるかのように話し続けたのです。

 それに、今回の再会は特別でした。
このタイミングで帰国し、突然会えることになった事。
一緒に「ひいき」に行けた事。
以前より紹介したかった日本画家の友人の個展期間中に帰国し、作品とともに紹介出来たこと。

 全て、大好きな知人の天からのプレゼントだと想える偶然の重なりだったのです。

 ありがとうー!Mさん!

2010.2.20 [土] 初釜

社中の初釜でした

こんなに初釜が遅くなったのは、裏千家の茶室『桐蔭席』(今日庵につぐお茶室らしいです。)で執り行われたため。
今日庵に行くことはこの先もない私にとっては、
多分、今回のお席が一番お家元に近いお席となると思われること、師への敬意を込めて、思い切って友達と色留を着ました。

 この色留は、母が、私が25歳頃に、これから使うからと仕度をしてくれたもの。両親と3人で京都まで行き、知人に紹介された染め屋さんで、地色も柄も全て母が選んでくれた、思い出の着物です。
が、色留って着る機会がなくて、20年近く箪笥の肥やし。今日、やっと日の目を見ることが出来ました。

 柄がすっごくすっごく好き。
改めてじっくりみると、私の好きな文様が満載!
立涌、糸目波模様、松皮菱、光琳柄・・・ 
いつまで眺めていても飽きない美しい文様。本当に大好き。
 
 ただ、私は「緑」系だと、顔色がくすんでしまうので苦手で・・・母は、抹茶色が大好きで、私用に抹茶色の色無地を袷2枚に絽と計3枚も作ってくれているのですが、どれもまだ仕付けがかかったまま(>_<)
そしてこの色留のうぐいす色も、顔がくすみました。

 けれど・・・・・・今日は「緑」の着物を偶然纏えて本当に良かった。
「緑」は大事な友人が大好きだった色だったから。
その偶然に朝気づいた時、あぁ今日は彼女と一緒に初釜に行けるんだわと思えたのです。
だから、笑顔で過ごせましたよ。
そして、この色留は更に大好きな一枚になりました

2010.2.19 [金] 

 夜、想像もしていなかった悲しい連絡が入る

 もう少し時間が経ったら改めて記したい

 ただ、私の日記の中に、この日をきちんと残しておきたく・・・

2010.2.14 [日] 祝!旧正月

関東も晴れたみたいで良かった!
真楽 NewYear Party〜
おめでとうございます♪

 さて私はいよいよPJ本番日!
システム切り替えは順調にいって一安心。
導入現場対応にこれから松山へ行って来ます。

2010.2.7 [日] 而生其心 (にしょうごしん)

お稽古では薄茶平手前を逆勝手で。
大炉があった東京のお稽古場をより一層懐かしくなる月です。
左右が逆になっても、基本的なお客様目線での立ち振る舞いがやっと今年になって意識できるようになった気がします。。
 
 お稽古の帰り、国際的ファイバーアーティストの石田智子さんの個展を見に行ってきました。
紙のこよりを、小枝のように組み合わせすごいオブジェを創り上げるアーティストさん。
ギャラリーいっぱいに、空間に浮いているその作品は、言葉にならないくらい幻想的であり、また光を通して壁にうつる影がまた美しい。
夜がふけてくると一層に白い光と影と宙に浮いている様がなんともいえない美しさを放っていました。
 石田さんのご主人は僧侶であり芥川賞受賞作家の玄侑宗久さん。石田さんもお寺の仕事をしながらの製作活動。そして石田さんの作品の根源は、お母様が亡くなられた時に白い光に包まれてほしいという思いから作られたものだということ。
 御召で有名な矢代仁がオーナーのCAFE然花抄院にあるギャラリー素形で21日まで開催中です。
+++
・松竹梅柄飛び絞り小紋/御所解柄染め帯
 ・・・小物は志ま亀のをあわせてみたら意外にぴったり。

2010.2.6 [土] 飛来一閑展示会

千家十職 飛来一閑展示会へ。
残念ながら全てクリアケースの中に展示されていたので、その特色である軽さを体感する事はできませんでした。
各千家お家元の書付をみながら、お好みの違いをなんとなくですが知るぐらいの軽い勉強で終わってしまい・・・。
それでも、私にとっては実物を見ることはやはり一番印象づく手段。
 こちらにきてから、「千家十職」の仕事を拝見できる場面が多くなり、ぼやけてしかわかっていなかった私にはありがたい。
+++
 伊勢型小紋/椿柄箔織名古屋帯

2010.1.25 [月] 

ずっと真楽読めていなくてー。
こゆきさん、CAFEオープンおめでとうございます!
すごいなぁ
新しい土地でしっかりと根付いて活動しているこゆきさん。私とこゆきさん、同じ年齢、同じ月生まれなのです。なのでこゆきさんの頑張る姿は私にはものすごく刺激になり勇気づけられるお薬です。
そして真楽を通して多くの人がこゆきさんにエールを送っている繋がりもまた感動。

 もうひとつ。ちょっと前に私が書いた「社交の場での自分」について。
同じように苦手に感じている方、臆病になっている方、自分なりの打開策を持っている方、皆さんの日記や伝言を読ませて頂き、これもまた、いろんな意味で勇気をいただきました。自分だけじゃないと思えるコメント、こんな私のままでもいいんだと寛容に受け入れてくださるコメント・・・
一緒に感じ、考え、そして優しい言葉を下さり、ありがとうございました。

そしてちょうど偶然にもグループ会社発行の雑誌にこんな記事が
成功者のコツを読んでもすぐさま自分のものにして実践できるものは少ないけれど、私個人的には大好きな大前研一さんのコラムが一番参考になりました。
が、実践はかなりハードルが高いです。

2010.1.25 [月] 小林逸翁忌茶会

代休をもらい逸翁美術館の「逸翁忌追慕茶会」へ。
表さんのお席でした(毎年3千家が交代にするらしいです)。
昨年秋に新しくなった小林逸翁美術館
・・・展示会場が一部屋だけなのにびっくり!!
一部屋ですよ。たったの一部屋!
お軸が30幅余りが展示してある広さだけ。それで入館料1000円って高くない?!数千点も収集品があるんだったら、もっとドドーンと展示してほしいわっ!
三井記念美術館を見習え!! 
と心の中で「ケチッッ--!!」と叫びながら脹れた面持ちで、お席の順番を2時間も待つことに。その間にショップで「茶の湯文化と小林一三」なる本を購入。数奇者の茶人はどんな茶道具を選ぶのか興味津々。
 
 さてお席ですが、展示会場を見て「お金儲け目的がみえみえの最低な美術館」とすっかり悪評だった美術館運営陣に、思わず「ごめんなさい」と頭を下げたくなるようなお席でした。
お道具は勿論全て普段は美術館のガラスケースの中にあるものばかり。
与次郎のお釜に、主茶碗が了入の赤楽(文字入り)、替が桃山時代の黒織部、永楽即全の梅柄、お茶杓が如心斎作「ささ葉」、お薄器が羊遊斎の梅蒔絵、建水が永楽保全の染付け等々、桃山時代〜江戸時代のものがずらぁぁ〜〜と。そしてなんとお茶碗、お棗、お茶杓は全員に拝見にまわして下さったのです。一人一人拝見できるなんて!一番嬉しかったのは、やはり、桃山時代の黒織部の実物を見れて手にとれたこと。ほどよい重量感ととっても肌感触が良かったです。
ご亭主の心配りゆえではありますが、それを美術館側が許してくれての実現ですもの。
「ケチッ!」などど(心の中でですが)なじってごめんなさい。
+++
 旧逸翁美術館入口。この奥に茶室「人我亭」があります

2010.1.24 [日] 他流派のお茶会へ

お誘い頂き大阪城が目の前に美しく見える茶室での月釜へ。
今月は「大日本茶道学会」という流派のお茶席でした。
待合席ではお濃茶が振舞われ(お菓子が花びら餅♪)たのが最初の驚き。
花びら餅は裏風ですよね?足運びやお薄の点て方は表さん風、お茶碗にお湯をさすときはお茶碗の回りをぐるぅっと半周、袱紗捌きはみたことがない捌き方、炉ぶちは真っ赤な真塗り螺鈿の梅柄、お運びしている若い子達はピアスをつけたまま、となんだか不思議なお席でした。蓋置き、茶筅、結界が全て青竹で、清々しさもあるのですよ。
「月釜」というちょっと気楽なお席は、他流派を経験できるので楽しいです。
+++
 雲ひとつない晴天に堂々たる大阪城!
 着物は写真取り忘れー。綸子地の小花柄小紋に椿柄名古屋帯。

2010.1.23 [土] 素直に聞いて恥かかないかな?

お誘い頂き個人宅での初釜稽古へ。
久々にエメってきましたー♪
エメ結髪の写真をとるのを忘れて残念。私の場合、全て先生にお任せすると
99%夜会巻きになります。今日もトップを盛り髪にした夜会巻き。
個人稽古とはいえ、初釜ですし、夜は米国人交えたお食事会があるので、
今日もまた40歳で封印した訪問着を引っ張り出して着用してみました。
それが意外にも大好評。え?まだ着てもいいの??状態。
エメラルドの先生にも開口一番「まぁーとってもお似合い!その訪問着は**さんの雰囲気とぴったりよ」とお褒め頂き照れ照れ。

 でもねー
私最近思うのです。「ほめ言葉」は「社交辞令」と思うことがよくあるから、安易に鵜呑みににしてはいけないと。だいたい(特にお稽古場の諸先輩方)若いめ、派手めな着物を「似合うわよぉ〜 お若いうちに着なさい〜 まだまだ大丈夫よ〜」などとおっしゃるけれど、私からみたら「え?!それはもう無理じゃない?!」と思うような着物を着ている方にも同じ台詞で褒めているし。
そんな場面をみるにつけ、自分の目、自分の基準をしっかりもたねば!と心に誓っておりますが。。

 今日の着物は20歳の時に母が最初に用意してくれた綸子の紋付訪問着。このちょっと落ち着いたピンク地が大好きで、私のピンク系好きはこの一枚から始まったといっても過言ではない、
思い出の大好きな大好きな一枚。
今の私なら綸子の着物は買わないけれど、この時代は綸子が大流行なのか、同じ時期に用意してくれた他の訪問着も小紋も綸子が多く、その頃はツヤツヤしていて綺麗〜と単純に喜んでました。
 今年はある大事なお茶会で「紋付訪問着を」と先輩から言われており、紋付訪問着はこれしかないので、再び実家からもって来ました。試しに今日着てみたのですが、意外にも好評だったし自分でもセーフか?と思えたので、引き続き活躍させちゃいます。

2010.1.11 [月] 

来週は週末休日出勤なので明日から2週間休み無し。
なのでこの3連休はゆったりと。
昨日は外出せずに一日部屋で過ごしました。

 一昨日の宴は、それはそれはご亭主の心配りやお祝いする側の優しい心が満ち溢れた、
とても素敵な時間でした。経験できて本当に良かった。
が、一方では、社交の場での立ち振る舞い、会話、距離感にちょっと心労も残った日でもあり。。
真楽の集まりでもそうですが、ちょっと人数が集まる場で、何を話ししていいのか、
会話の引き出しが自分にはなく・・・一昨日も気づくと一人でいることが。。。
勇気を出して話かけても話が続かなかったり。。
時々、その場から消えたくなります。
仕事では何十人もの人達と関わりあっているのに、プライベートになると途端に消極的になってしまう。
逆に日々(大げさに言えば)戦闘モードで過ごしているのでプライベートでは殻に閉じこもりたくなるのかもしれません。「社交の場」の関わり方に難しさを感じる今日このごろ。。

今日は外出します。空気吸わなきゃ(笑)

2010.1.9 [土] お祝い席

社中の方がご結婚され、祝賀サプライズパーティーを兼ねて、『ご自宅』でお茶席&お食事会をするからと、社中の若手(アラフォーですが)もお誘い頂きました。

ご自宅でお茶会&パーティー開けるなんて素敵〜♪
お祝いだし、一度封印したけど若い訪問着でいっちゃおう〜♪

なんて社中の友達と気楽な会話をしていたところに案内が届き、場所を見て、目が点。

「場所 ちおん舎にて・・・」

へ?????
友達に「ねぇ、ねぇ、わざわざ会場(ちおん舎)を借りるの?」と聞いたら「違うわよ。ここ、ご自宅なのよ。**さんが道楽で改築したの。とっても素敵なお茶室なのよ」と普通のことのように答える社中友。
ほんとに「目が点」「唖然」とはこのことでした。
 昨年、展示会の呈茶席のお手伝いにFさんにお声をかけて頂き、とっても素敵な空間だなぁと感動していた場所にまさかこんなご縁が続くとは。。。

 お祝い会は本当に皆さんの優しいお心で満ち溢れていて、優しく幸せな気持ちにさせて頂き、参加させて頂けた事に感謝した一日でした。

+++
 待合のお床。昔は虎を誰もみたことがないので、ミケ猫から虎を想像して書いていたとのこと。
 総柄の訪問着。また着る機会があるとは思っていなかったので良かった♪

2010.1.2 [土] 

今年も都内ホテルの初釜席のお手伝いをさせて頂きました。
お正月に先生にお会いできるのが何より楽しみ。
憧れの師に出会えた事に改めて感謝。

★11月の伊勢神宮遷都記念茶会で求めた、宇治橋の欄干の古材で作られた花台を先生がお床で使って下さっていました!(私の右手奥の花器の下)
先生の心遣いに涙が出そうになり・・・
私も先生みたいな心を持てる人間になりたいです。

+++
 母が仕度してくれた四季花の訪問着を初おろし。20代の金地袋帯をあわせてみました。ちょっと茶席には派手だったかなぁと思ったけれど、お正月なので大丈夫みたいでした。

 今年は沢山訪問着を着る機会があり、全て「華やかにね」と指定されているので、一度封印した若かりし訪問着をもう一度着てしまおう!と思っています。

2010.1.1 [金] 謹賀新年

今年もどうぞ宜しくお願い致します
今年は活動的に関西を満喫したいと思います−!

メンバーログイン
新規メンバー登録
お店お店
素材素材
着物・帯着物・帯
小物小物
着こなし着こなし
How To & TipsHow To & Tips
メンテナンスメンテナンス
本・雑誌本・雑誌
イベント・場所イベント・場所
ノンカテゴリノンカテゴリ

KIMONO真楽 について | KIMONO真楽の利用規約 | Syndicate this site Powered by 関心空間