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2011.12.23 [金] 

東京バレエ団のKABUKIを観てきました。
モダンバレエは過去1度しか観た事がないので、最初その世界感に入れなかったけど、忠臣蔵のストーリーになるとぐぅっといつの間にか引き込まれました。
私は男性の筋肉美よりも、女性の着物を纏った時の仕種さしなやかさ、立ち振る舞いの美しさに釘付けになりました。
着物の色や柄の選び方にもうっとり。。
女性が極限まで女性らしくあるのは、ベジャールだからこそらしいですね。
上の階の中央最前列から観ていたので、全体の動きや位置がビシっと決まる様がよくわかり、ラストの四十七士の迫力・均整美には鳥肌が立つほど。
モダンバレエはあまり興味なかったけど、観てよかったです。
来年5月には26年ぶりにパリのオペラ座で再演ですって。
あの場所ではまた違う美しさを放つでしょうねぇ

2011.12.17 [土] 

出町柳駅近くのパン屋さんで買った食パン、ヒットでした♪
角の食パンだけで4種類ぐらいランクがあって、”何もつけずにトーストしただけでも美味しく食べられます”という説明書きにつられて、上から2つ目のランクを買ったのですが、まさに言葉通りに、何もつけなくてもほんのり甘くてすごく美味しい。
友達に報告したら、あそこの食パンは一番安いのでもとっても美味しいのよ!とのこと。
(ちなみに彼女は、小学生の時に嵐山吉兆で汁物を食べただけで板さんが変わったことを言い当てたという、恐るべし舌の持ち主。。なので彼女の”美味しい”は、グルメ本より信頼度高いんです)
安くても美味しいのは嬉しい〜。でも、一度は全種類食べてみようっと。

さて今日は友達と映画鑑賞の約束をしていたので、その前にBAR UNOに行ってきました。
私、すっかりはまってます>BAR UNO♪
友達も、ワインを何杯も飲んで、お腹いっぱい食べて、おまけにUNOご用達のパン屋さん製のシュトーレンも買って、この美味しさでこの値段?!と大喜び。
映画は三銃士を観る予定だったのですが、映画館が違っていて、急遽ミッションインポッシブルに変更。
トムクルーズ好きなので、充分楽しめました。
これからUNO→映画鑑賞コースが定例会になりそうです♪

2011.12.16 [金] 

 年休をもらって稽古納めに行きました。
午前中はまだ行っていなかったので楽美術館へ。
「侘びの樂家、雅の永樂家、京焼の原点・野々村仁清」
同時代の当主同時の作品を見比べられて面白い。
そういえば問答の時に”同時代”を意識できていなかったので、来年は改善しよう。
お稽古は濃茶付き花月。
お正客に当たったのに、突然の花月稽古にあまりに緊張して、末客の座に向かって突進してしまい、稽古場中の方達に大笑いされちゃいました。
とんだ稽古納めとなりました。
夜はお稽古友達とカンティーナロッシで忘年会。
ちょっと奥まった所にひっそりとあり、自家製パスタ料理がメインのお店です。店名と一緒の「ROSSI」パスタは、イタリアンソーセージがペーストになって混ざったクリームソースベースの美味しいパスタでした。

お稽古後の食事は今までは北山方面が多かったのですが、お稽古場からの距離や各人の帰宅時の便を考えると、出町柳付近が最も効率がいいことがわかり、これからはこの付近の開拓をしていこう!となりました。
次の候補も決定済み♪
+++
 錆朱の色紋/御所解文様染め帯

2011.12.11 [日] 

今日は楽しみにしていた顔見世歌舞伎鑑賞。
お昼も奮発して和久傳で懐石料理を頂きました。
期待通り上品な味付け。この時期の名物すっぽんスープを使ったお料理も全く癖がなかったです。はたして翌日のお肌に効果はでるのかしらん。
(→結果連絡。効果ありませんでした(>_<) スープだけでは量が少なかったですね)
奮発したランチだったけど、味だけでなく量も上品過ぎて食べ足り無くて、デザートと夜の分のお弁当をデパ地下で購入して劇場入り。
私、初めての顔見世観劇でした。
思ったよりもお客様の着物率が低くて、あれれ?って感じでした。
京都なのに、顔見世なのに。。もっと着物率高くてもよさげなのに、、残念。
でも、演目が楽しかったー。
やはり忠臣蔵はぐぅっと感情移入してしまいますね。
5時間たっぷり堪能しました。
いつか舞妓さん、芸者さんが揃う初日に行ってみたいです。
お昼ごはんからとっても贅沢な一日でした。

+++
 友達のリクエストでまたまた志ま亀一式。
やっぱり顔にキツカッタ。。

2011.12.4 [日] 

 珍しく今日もお稽古。今日は正座がもたなくて、ダメダメでした。
今日のお菓子は老松の木枯らし。普通の練りきり。
やっぱり昨日のつくね芋たっぷりのお菓子が美味しかったなぁぁぁ

今日も錆朱の色紋を着ていったら、な、な、なんと同じ色の色紋を着ている人が他に3人も!
しかもその3名様は皆さん私よりかなり年上。。
違和感無く着ていらっしゃる姿をみて、この色ってまだ着てもいいわけ??と自問自答を繰り返していると、代稽古の先生まで、「そういう暖かい色はこの時期にいいわねぇ。私も今度作ろうかしら」とおっしゃっており。。
さすが母が用意してくれた着物。
抹茶色とあわせて錆朱は茶人の「ザ・定番色」なのでしょうね。(抹茶色も袷と絽と用意されていて、逆にそちらは地味すぎてしつけかかったままですが)
歳をとって、色無地が好きになってきましたが、それでも難しい着物です。
今日みたいに定番色を着ちゃうと他人と重なってまるでその姿は制服みたいで恥ずかしい。
でも、個性的な色にすると茶室にそぐわないし。
そして色無地でもう一つ大事なのは生地の質感かと。。
何人もの方にいい生地ねぇと褒めて頂きましたが、確かに重みのある縮緬で、着ていて体にそってとっても気持ちが良いのです。
縮緬は何も意匠が施されていないから余計に生地の質感そのものが目立つのでしょうね。
着物を着慣れている方が多い場では、余計に見ただけで生地の良し悪しがわかられてしまうので、重要視したいポイント。
加えて「茶室に溶け込み、他人と重ならない、自分に似合う色」そんな色をマイカラーとして持っていたら安心ですね。

錆朱の色紋/御所解の染め帯(けらく庵) 

2011.12.3 [土] 

お稽古。毎年12月にかかるお軸「一二三三二一」
お軸に従い、初心に戻って小習い濃茶を。今日の主菓子は老松の菊しぼり。
つくね芋をたっぷり使ってあって、柔らかくて美味しかったです♪
老松さんでこの類の主菓子が作られるのは珍しいとのこと。
あぁぁぁ 「雪餅」の季節ですねぇ。聚洸さんの★雪餅が食べたいなぁ。

+++
 20年以上しつけがかかったまま着ていなかった紋付色無地を初おろし。
錆朱の色が私には似合わなくて、ずっと着ていなかったのですが、さすがに派手になってきて、このままダメにしてしまうにはせっかく支度してくれた母に悪いと思い、実家から送ってもらったのです。
本当は炉開き稽古の時におろしたかったのですが、炉開きがなかったので。
母にも「これ着るの?派手なんじゃない?」と言われましたが。
今のお稽古場は皆さんとっても派手なので、その環境に甘えて、着ちゃいました。
錆朱の色紋/能即文様の袋帯

2011.12.2 [金] 

忘年会の季節がやってきました。
今日は職場の女性数人との飲み会。
以前に真楽の方に教えて頂いたパポッキオへ。
行ってから気づきました。
ここは隣のシンフォニーホールに来た時に何度か来た事があったお店でした!
前菜を注文しすぎて、ピザですでにお腹がはちきれそうに〜
メインは諦めて、〆はラグーソースのパスタ。
もう人間止めてその辺で寝てしまいたくなるほどお腹いっぱいになった夜でした。

2011.11.27 [日] 

 日本中から大阪が大注目されている今日、私も投票しにいきました。
その後、東西が奏でる香りの歴史を学ぶ」セミナー第二段、香道体験のために、皇室ゆかりのお寺、泉涌寺へ。こちらも紅葉の絶景ポイントなのですが、駅からちょっと距離があるためか、近くの東福寺や他のポイントよりは人手がかなり少なく、穴場かもしれません。
最初に昭和63年に皇室へ献上したという香木と同じものを、手のひらサイズの香木の姿のまま聞かせてもらい、その後「にたり」という名香と似た香りがするというお香を聞きました。
ちょっと甘く凄くふくよかな香りで、いつまでも残り香に浸っていられるほど。
香道の魅力って、こうやっていい香りを聞いてしまうと、また体感したい・・と追い求める欲求が生まれるところにあるのかも・・・と思ったり。

香道体験したあと、「御寺」だからこその場所、歴代の天皇のご尊牌が祭られている大きな仏殿に特別に入らせて頂け、厳粛な雰囲気の中、手をあわせてきました。
20日前には秋四之宮語夫婦もいらっしゃったとのことでした。
驚いたのは泉涌寺は真言宗ですが、命日にはその天皇様の信仰されている宗のお経をあげられるということで、ここのお上人さんは生半可な修行では出来ないとのこと。
もう一つ印象的だったのは、仏殿にある、狩野探幽作の白衣観音図。
一瞬にして幽玄的なその世界に包まれ、立ちすくんでしまうほど・・・
泉涌寺境内にはいくつもの塔頭があり、その一つの来迎院は大石内蔵助が建立した茶室含翠軒茶室があったり、戒光寺には釈迦様の立像があったり、珍しい楊貴妃観音像を祭っていたり、奥まっていてなかなか足を運ぶことはないお寺でしたが、一見の価値がある場所が多いお
寺でした。

2011.11.26 [土] 

 披露宴出席の為に上洛した友達と数年ぶりに会い、軽くランチをということで、haleへ。
久々に湯葉丼を食べました。
短時間でしたがつもる話に花が咲き、その後友達と別れて一人で銀閣寺へ。
目的は観光ではなく、特別公開をしている「東求堂」見学。
草案茶室のはじまりと言われる「同仁斎」を一度も見たことが無かったので。
まだ床の間がなく、書院棚には、能阿見が残した巻物から忠実に飾られています。
障子を細くあけると外の景色が季節ごとにうつろう短冊となって、掛け軸代わりになるとか。
そして、特別公開見学をすると、普通の入場コースでは見られない裏庭の絶景も見れます。
しかし、観光シーズンは車も動かないし、人は多いし、地元の京都人が「街中へは出たくない」という気持ちがよくわかりました。
銀閣寺を堪能した後、すぐに梅田へ移動。友人からずっと「サバサンドを食べたい!」と言われてて、やっと実現。
大好評!何を食べても美味しいですし。
ご紹介、ありがとうございます!
そして本日の締めイベントは、ビルボード大阪で大好きなTOKUのライブ〜〜♪
今宵はピアニストの塩谷哲、フリューゲルホーンのTOKU、パーカッショニストの大儀見元のユニットライブ。
このユニットはめちゃくちゃ楽しい。
3人ともすごく歌が上手で、ハモる、ハモる。
とっても気持ちのいい夜でした。

2011.11.23 [水] 

最終日に「細川家の至宝」を観に京博へ。
ガラシャ好きなので、ガラシャにまつわるものを楽しみにしていたのですが、あまりなくて残念。
でも「がらしゃ」と自筆の消息を見れたのは嬉しい。
茶入れは以前永青文庫で見たものだったけれど、今回、仕覆が展示されていなかったのはちょっと驚いた。
展示したらいいのに・・・

 今年は炉開きを経験していないので、亥の子餅を食べれていません。
塩芳軒の、あのマシュマロみたいな亥の子餅が食べたい。。

2011.11.20 [日] 

お稽古の前に大西清右衛門美術館「釜をとりまく茶道具」へ。
今回、目につく作品は全て大西浄林作でした。
中でも目が留まったのが、浄林作の七宝風炉。この風炉にも獅子の環付きが。先日の湯木美術館でみた浄清作の色紙風炉にも獅子の環付きが。茶会の時の釜は定林作の七宝釜。獅子と獅子、七宝と七宝。
お茶会から展示会へとつながったのが面白い。

新しい発見としては、釜の摘みの「座」の可愛いさ!
陳列されている姿はまるでジュエリーにみたい。
「座」の造詣にまで意識してみることがなかったので、嬉しい発見でした。こんなに可愛いパーツがあるのなら、釜をオーダーしてみたいと初めて思ったほど(しないけど)。ほんとに可愛いー!
帰りに学芸員さんに、あの展示はとっても目をひきましたと感想を伝えたら、すっごく喜んでくれていました。
浄林作の唐銅輪蓋置も美しかったし、この美術館での展示会や、鑑賞会に参加するようになってから、釜や真鍮に興味を抱けるようになりました。

+++
 小帽子絞りの小紋/捨松光琳柄帯

2011.11.19 [土] 

関西文化の日を利用して、大阪市立東京陶磁美術館へ、明時代の龍泉窯青磁を観に行きました。
明時代から龍泉窯は衰退したといわれいたのが、この破片の発掘により、朝廷の監督の下で官用磁器として製作されていたという文献に記された史実が裏付けられたというもの。
それにしても、ちらばっていたであろう破片を集め、もとの形を復元するなんて、想像もつかないほど根気がいる作業を考えると、その研究の成果も含め、ただただ関心するばかりでした。

 今日はこの前連れて行って頂いたバールウーノへ一人で出かけてみました。
あの時食べた、美味しい美味しいパスタが忘れられなくて。
ばけつをひっくり返したような土砂降りでも、お店には常連さん達が次から次へと。
お天気なんて関係なく行きたくなるお店。。
素敵なお店だなぁと改めて思います。
そして今日も美味しい美味しいサラダとパスタ、エスプレッソを頂いて幸せな気分に。
エスプレッソ、今まで苦手だったのですが、このお店で頂いて、初めて美味しい!と思え、飲めるようになりました。ちょっとカッコイイ気分♪
これでお酒が飲めたらもっとカッコイイのに。残念。

2011.11.13 [日] 

先日の金毛茶会での香席が前座になって、今月は「香り」に縁があります。
今日は「東西が奏でる香りの歴史を学ぶ」セミナー第一弾。フレグランスメゾン・ゲランへ。
香水、オーデパルファン、オーデトワレ、オーデコロンの成分の違いやそれぞれの正しい使い方を初めて理解しました。
そして香水のベースとなっている6種類の香料。ローズ、ジャスミン、ベルガモット、アイリス、トンカビーン、バニラの天然の香りを体感。
産地、品質、抽出方法に拘りをもっていて、例えばローズは、タマスカズローズを朝8時に手作業で摘んでいる。なぜ、8時か。。蕾が花開く瞬間に一番高貴な香りを放つらしく、その瞬間に摘み取る。1キロの薔薇の香りを抽出するのに、5�dの花びらが必要とのこと。

最後にゲランの代表的な香水の香りを体感。どの香水にも物語がありました。
悲恋ものが多いのですが、そんな物語の中の一瞬の幸せな時間を香りとして永遠に残したという、胸キュンものが多かったです。
ゲランの香水は4つの香りのファミリーがあり、それぞれの特徴をわかっていると、自分のスタイル、使うシチュエーションで選びやすくなるなぁと実感。
香りは大好きで、オーデパルファンを日常使っていますが、こうやって体系的に理解したのは初めてで、今更ながら香水に開眼した気分です。

ゲランの香りのコンセプト「自分自身に寄り添うようにまとい、人の記憶に残るもの」
香水のCMは一糸纏わぬ美女が香水瓶の蓋を体にそわせて香りをつけているものでした。香りってとってもセクシーなんだなぁって伝わるような作品でした。
美しかったです♪

2011.11.12 [土] 

 昨夜は京都に戻ってきたのが日付が変わっており、タクシーで友人宅へ。
おしゃべりに花が咲き寝たのは明け方でした。
睡眠2時間ぐらいで起き上がり、身支度開始。
友人がメークをしてくれたのですが、自分では絶対しないほど濃いメークで、鏡を見るたびに、大丈夫?!とドキマギ。
 午前中は筒井先生の「利休と戦国武将」講座を聞きに茶道資料館へ。でも、全く場にそぐわない厚化粧の派手な姿を見られてはいけないと、講義が始まるまでずっとうつむき、講義終了前に慌てて出てきちゃいました。代稽古の先生の後姿を発見した時は、気づかれませんように!と再びドギマギ。

 午後からは本日のメインイベント!
庄司沙矢香出演のシドニー交響楽団のコンサートにご招待頂きました。
すっごいすっごい良かったです!沙矢香嬢♪あんなに深い音、私は初めて聴きました。まるで歌っているかのような音色ってきっとこの事だろうなぁって思いながら、うっとりと演奏に酔いしれてしまいました。
シドニー交響楽団も初めてだったのですが、指揮者のアシュケナージがとっても楽しそうにタクトを振っていて、専門的な技術的考察は私には出来ないのですが、指揮者とオケとの信頼感が伝わってくるような、そんなとっても心地いい時間でした。

夜は私がご接待。厚化粧で正装しているので、今日のテーマは『同伴です〜♪』といいながら、いつもの祇園贔屓へ。
こっぺ蟹が解禁になったので、特別料理も手配済み。
・・・なんとなくお店の人達がよそよそしく、大将以外は目をあわしてこないし、近寄ってもこない。
やっぱりこの厚化粧が失敗だったんだ・・と思ってたら、逆でした。
いつもと違う私に、みんなが「いよいよ本命か?!」と思い、邪魔しないように近寄ってこなかったらしいです。
そこに私が仲良しの若い板さん捕まえて、「ねぇ!私今日厚化粧でしょ?男目線でどう?ダメ?」と大声で聞いてきたので、あぁ今回も違うのか・・と板場で皆が大笑いしていたらしいです。(-_-)
それにしても厚化粧は意外にも好評でした。
メーク担当の友人に報告したら「でっしょう〜♪次もしてあげるからね!」と大乗り気。
でも、ファンデーションが厚いと目の周りの皺やたるみがすっごい目立つから・・
といやがったら「**ちゃん!近くで見える皺より、遠めでわかる華やかさやでぇ!」と言われました。。。これって正論でしょうか??

+++
 総柄訪問着/昨日と同じ綴れ袋帯

2011.11.11 [金] 

堀内宗心宗匠にお会いできるとお誘い頂き、楽しみにしていたお茶会へ。
流派は違えど、憧れの方です。>宗匠。
朝からの雨も、以前より宗匠は雨男と伺っていたので、逆に良き雨、元気なお姿を拝見できるに違いないと嬉しさ倍増。
詰に近い席に座れたので、宗匠がすぐに側に。あの小さいお声も聞こえる距離です。
ずっと佇まいに見惚れておりました。存在そのものがありがたい。宝ですね。

志野流香席で倉正院の蘭奢待の話になり、やっぱり現物を見たいねぇ!と盛り上がり、
夕方奈良へ行っちゃいました。
閉館まで1時間半でしたが、人は少ないし、チケットは安いし、全ての展示物が人の背中越しじゃなくケース真正面で見れました。こんな経験初めて。この時間帯って狙い目です!
読売ブースでは蘭奢待の香りを再現してたらしく、行けた友人曰く「深みはないし、人工的な香りが強くて、あれなら想像だけしておいた方がいい」と辛口コメントでした。

本当の香りを聞いてみたいですね。。

+++
 伊勢型小紋/辻が花柄の綴れ袋帯(写真撮り忘れ)

2011.11.5 [土] 

昨年行ってとっても心に残った湯木美術館のお茶会へ。
薄茶席のはずが思いがけず名残の茶会となり濃い茶席に。すっごく美味しいお濃茶を頂きました。
今日のお道具の主役は膳所耳付茶入の「秋風」。
これは昨年美術館の展示で拝見してたものでした。
更に目を引いたのが、定林の釜「七宝」に、ライオンの顔の環付きがついた浄清の「色紙風炉」。親子共演での取り合わせです。素敵すぎます!
続いて藤田美術館へ。こちらは紹鴎さん、珠光さん、利休さんと歴代が勢ぞろい。藤田傳三郎の大富豪ぶりにクラクラ。説明書きも、いくらで買ったとか記載してあり、なんとなく、金額なんていちいち書かなくても・・と抵抗があったのですが、そこは「大阪の豪商」としての説明としてはやはり必要なのでしょうか。
そんな説明書きで心に残ったものが。。
「本手利休斗々屋茶碗」 利休から織部へと譲り、織部は朝鮮に行く際に手元に仕覆のみ残し茶碗は質屋へ売った。それを小堀遠州が買い戻し、朝鮮から戻ってきた織部を招いてこの茶碗で茶を点て労をねぎらったとのこと。そして織部は手元に残していた仕覆を遠州へと。
こういうお道具の逸話がわかると、道具への感じ方も変わります。

続いて神戸へ。
友達が毎年この時期に開催しているアボリジニアート展へ。今回は初来日のアーティストが同行。
彼女の作品を、実は私は広島での展示会で一目惚れしていて、偶然にも「秋に来日させようと準備しているよ」と言われていたので、とてもとても楽しみにしていたのです。
やはり、製作者と対面できるっていいなぁと思う。
しかも作品を描く時の最初の一筆から観ることができ、下書きもしていないキャンバスに彼女の感性だけで描かれていく情景を目の当たりに出来たことで、完成された作品に更に情が深まるに違いない。数ケ月後、彼女の作品を手にする予定です。ふふふ。
そして本日の締めお奨めの和食創作料理屋さんへ。
お店に「タクシーで行きたいのですがどうやって説明したら・・」と聞いたら、早口言葉みたいな病院名を言われて、結局、舌ったらずの私には正しく言えないままでした。
今日はお昼も夜もすっごくすっごくすっごく美味しかった〜。
いいものを沢山観れて、美味しいもの食べれて、何度も大笑いして、充実した一日でした。

+++
 3日のおキャンな装いの反動。泥染めの大島に母のお下がりの織悦帯。
帰宅後帯をみたら、背中にあたっていた部分に泥茶が色うつりしてました(>_<)

2011.11.3 [木] 

東京から上洛してらっしゃる姉弟子さんと洛趣会、八坂神社の月釜へ。
八坂さんでは甥っ子ちゃん達が七五三をしていた友達と合流。
友達、義妹さんは華やかな訪問着、弟さん、甥っ子ちゃん3人は袴姿。絵になるご家族です。
友達のコネで八坂さんの月釜へ招待で入れて頂きました。お席は袴姿のおちびちゃん達のおかげで、主役は子供達。勿論、賛否両論あると思いますが、下は2歳の子供もまでも茶室へと受け入れるご亭主の広いお心が、何よりのおもてなしだったと思います。
友達家族と別れて、田むらでランチを。前回は時間が無くて魚かお肉を選ぶコースだったので、今日はフルコースを即決。
完璧に全て美味しかったです♪苦手な白子も克服しました。
夜は困った時の飛び込みチャイニーズへ。
よく歩きよく食べた一日でした。
+++
 七五三のお祝いを意識して、志ま亀の古典玩具柄帯。
小娘みたいな組み合わせになり、さすがに「無理している」との声を。
はい。この着物は今年でおしまいにします。
帯はまだ締めますけどね。

2011.10.29 [土] 孤篷庵

京都非公開文化財特別公開で一番行きたかった孤篷庵を観に大徳寺へ。
と、「大徳寺大茶会」が催されれていて沢山のお茶人さんが。着物の人・人・人だらけ。
しかも皆さん、結構なお召し物。まさに御時候の訪問着、帯、紋付色無地・・・普通の大寄せ茶会に比べると気合の入れ方が違うように感じます。それはやっぱり大徳寺だからでしょうか・・・?

さて、本題の小堀遠州好みの孤篷庵。「孤篷庵とは一艘の舟という意味」。それは畳廊下に座って手すりを視界に入れながら庭園を一望するとよくわかります。まるで湖上を遊覧しているかのように本当に体感できるのです。
そして今まで何度も写真で見てきた「忘筌席」。吊り障子から見える庭の景色は左右の障子の効果もあって、庭の景色が切り取られ、本当に一枚の絵画のようでした。


忘筌席に着座しボランティアの方の説明を聞いていると、ふっと視界に、くにえさんが・・・・・
あっと思った瞬間、通過して行かれました。
次の会の説明を聞くのかな?と思い、説明交代する時に姿を探しましたがすでにいらっしゃらなく。。。
・・・くにえさん、もしかして、せっかく忘筌席を観にいらっしゃったのに、座ることなく斜めに通過されただけなのでしょうか???

▽最近の3件 [全4件を表示]
11/10/30 さくまり
あ、それ私も見ました!
花梨
じゃ、やっぱりあれはくにえさんですね(笑) 孤篷庵は8年ぶりに1週間だけの公開だったのに、一番見所の茶室からの庭を見ずに斜めにつっきっていくとは、なんとも贅沢な見学の仕方です。。
11/11/25 くにえ
つぶやき倒してきました!青衣さんにもお会いしましたよ。仁和寺にある法師

2011.10.28 [金] 

北野天満宮前にある「四恩」というおうどん屋さんで飲み会。
ここのママさん、数年前は上七軒で「しおん」という小料理屋さんをしていました。
私も何度かお邪魔したことがあり、私がよく行く祇園の「贔屓」はしおんのママさんからのご紹介。
新しくオープンした「四恩」は百年前の酒蔵を使ったお店でまだまだ生まれたてという感じ。
もうちょっと古さを残した方が良かったのに・・・ちょっと残念です。
通常は昼間と夜21時以降(上七軒のお客さん、芸者さん達のお夜食時間)が営業時間なのですが、今日は特別に早くから開けてくれ貸切状態に。
ママの手料理が次々ふるまわられ、最後は美味しいお出汁のお鍋に丸うどんでシメ。
丸うどん、通常のおうどんより細くて、でもコシがあってなかなかでした。
夜の上七軒を歩いて帰る。
昔より止まっている黒い車が少なく、やっぱり不景気なんだなぁと寂しく思いました。

2011.10.25 [火] 

45歳になりました。
意外にも、いい気分。区切りの数字だからかな?ワクワクしてます。
危うく一人で過ごすBDになりそうだったけど、お祝いしてもらえました。感謝!
そして忘れずにカードやメールをくれる友人達にも。
ありがたいです。
一人じゃないんだって実感できる一日です。

▽最近の3件 [全9件を表示]
11/10/27 花梨
こゆきさん
 ひゃっ(>_<) このお言葉、職場の男性陣に見せびらかしたい。。。
45歳・・・なぜか楽しい気分です。ともに満喫致しましょうね♪
応援していますからね!!
11/10/30 えりりん
うそぉ〜〜〜、見えなぁ〜〜〜い。(←反応が鈍い)お誕生日おめでとうございました。着物、ちっとも若作りな感じはしません。いつも花梨さんらしく似合ってる。歳、とらない体質なのね、きっと。45歳、満喫してください。
花梨
えりりんさん
 ありがたいお言葉です。恐縮です。。が、確実に歳とってますー!!
でも、元気に朗らかに歳を重ねていきたいです♪素敵な皆さまみたいに♪

2011.10.23 [日] 

京都非公開文化財「大徳寺の方丈・法堂・唐門」の特別公開へ行ってきました。
月釜や虫干しなどで方丈には行った事があったけど、説明付きは初めて。
やっぱり説明があると楽しい。
帰りに黄梅院も拝観。
利休作のお庭「直中庭」、2年ぶりに公開された紹鴎作の茶室「昨夢軒」。
入り口門近くには小早川隆影の碑の隣に蒲生氏郷の碑が。
説明者の方に伺うとお墓もあるとのこと。
会津じゃなくて京都で亡くなられたのですね。

2011.10.22 [土] 最近魅せられているもの

写真は明治時代の小ぶりのプレス皿。
最近、明治・大正時代のプレス皿に魅了されています。
特に明治の頃のガラス製品はまだ安定していなくて、屈折率が高く、その為、揺らぎがあったり、とろぉ〜とした風合いがとっても魅力的。
中には鉛が混ざっているものがあり、少しグレーがかったりしている。とっても珍しいとのこと。
そして何よりこの凝ったデザイン!可愛いすぎる・・・

2011.10.16 [日] 

ニューオリンズ ギッターコレクション展、最終日に飛び込みました。
日本美術に魅せられて、40年間毎年日本に来日して収集したコレクション。
って、現代にですよ。
伊藤若冲、酒井抱一、俵屋宗達・・・そうそうたる江戸絵画。
どうやって見つけ出したのでしょう??
どうして「売る」人がいるんでしょうー??
しかも、作者は知らない、知ろうとしないギッター氏。なのにこれだけの日本芸術を見出す選美眼。天晴れ。
何はともあれ、ハリケーン「カトリーナ」の受難からまぬがれてくれて良かったです。
そして今回の日本での開催費の一部が地元復興に役立たせてもらえますように。

+++
 綸子地小花柄の小紋/螺鈿の紅葉模様の名古屋帯

2011.10.8 [土] 

お稽古は五行棚
今月は週末の稽古日が今日だけなので、最後まで見学。

終わってからお稽古友とTRATTORIAANTICOへ。
自家製ソーセージ入りのジェノベソースパスタが美味しかったです。
しかしさすが3連休。目ぼしいレストランがことごとく予約で満席。
ANTICOもカウンターのみやっと空いていただけでした。

気持ち良い秋晴れ。着物日和です。

+++
 お下がりの飛び絞り小紋/有職文様柄帯

2011.10.2 [日] 

 お誘いき京都ゲヴァントハウス合唱団の定期演奏会へ。
世界的マリンバ奏者の名倉誠人さんの演奏に聞き入りました。私も高校時代吹奏楽部で担当していたメイン楽器がスネアとマリンバで、定期演奏会ではマリンバを4本スティックで演奏したんです。
懐かしい〜。もう今は絶対出来ません。

夜は「お肉が食べたい!」という友人のリクエストでとんかつ山本へ。
友人曰く、ここはお肉は勿論美味しいけれど、鮑が絶品とのこと。
なんでも、藻しか食べさせていない鮑らしいです。
ここの鮑を食べたら他では食べれなくなるぐらいだそうですよ。
でも、高い。鮑だけで1万円超えます。。そんな鮑を果たして食べれる機会ってあるのかしら・・・??

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 友のリクエストで志ま亀一式。
今日、とうとう諦めがつきました。もうこの色は着れません。顔にきつかったぁ!
買った当初は気後れして着れず、箪笥の肥やしを数年。
30代半ばに慌てて着だしたけれど、遅かったなぁ。。。
でも、この古典楽器柄、大好きなので、地色の染め直しを相談してみようと思います。
地色を変えても、柄の朱がキツイ(若い色)ので、50代までは着れないだろうなぁとも思いますが、
もう数年は着たい。。。染め直し代と要相談ですけど。

2011.10.1 [土] 

社内でも社外でも多種多様なSNSが活発になり、毎週のようにあちこちのSNSから招待がきます。
いくら招待を受けても業務上必要なもの以外は無視している私。
それでも気持ち的に飽和状態になり、SNS拒否反応が働き、こちらからも足が遠のいてしまっていました。
一旦向き合わなくなると、何を書いたらいいのか、何のために書くのか、、
そんなの理由付けを考えてしまい。。。

でも、先日真楽の方達とお会いできた時、あぁこうして素敵な人達とお知り合いになれたのは真楽に入ったからなんだ・・・と当たり前の事を改めて感じれました。
着物の備忘録も自分自身にとっては便利。
過去どんな装いをしたか、自分の趣向の変化もわかりますし。
また宜しくお願いします。

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 月餅家 直正のわらび餅を初めて頂きました。美味しい〜〜〜♪
想像していた食感・味と違っていて、感動〜〜〜!!
やっぱり京都ってすごいなぁ。
※翌日も食べたら普通のあんころ餅になっていました。(冷蔵庫に入れてたからかも)主菓子もやっぱり出来たその日に頂くのが一番ですね。

2011.6.11 [土] 

昨日はひっさびさの東京出張♪
夜はフレンチ日本橋 メルヴェイユへ行ってきました。
真楽でもMさんがご用達ですね♪
同行者がこちらの常連さんなので、サービス満点でとっても気分のいい時間を過ごせました。
それにしても、1皿目から心底美味しい!!!
アミューズに添えられていた燻製のクリームとか、
オードブルはそら豆とズワイガニ、大好きな蟹味噌のジュレにうにとキャビア添えとか
イチヂクのコンポートに黒胡椒のアイスとか。。
なんなんでしょう。一皿一皿のこの感動は。
「綺麗〜」「びっくり!」「美味しい〜!」の連続でした。
同グループの仲良しのIマネージャーは今は福岡店立ち上げに尽力されているとのこと。
また東京に戻ってくるのを楽しみにしています♪

そして朝一のフライトで帰宅後、1時間ほど仮眠して、お稽古へ。
今日からお茶会に向けて立礼のお稽古。
毎年6,7月は立礼のお稽古のみ、8月はお稽古休み・・・なので、風炉点前が全くお稽古できないうちに炉の季節になってしまう。

・・・このストレスをどうやって打破したらいいんだろう。。

2011.6.5 [日] 

ホテルでモーニングを食べたあと、「題名のない音楽会」で佐渡さんのベルリンフィル演奏を観て、友達とまた感動して涙ぐんでしまった。
今日のメインイベントはPARCOで展示会をしている向井理の写真展♪♪
最近かなりファンです。>向井理

2011.6.4 [土] メトロポリタンオペラ

METの初日公演「ラ・ボエーム」を観に、愛知県芸術劇場大ホールへ。
予定指揮者や出演者のキャンセルが続いたので、残念な気分になっていたけど、最終的には、「ドンカルロ」で主役予定だったバルバラ・フリットリが「ラ・ボエーム」のミミ役をやることになり、とってもとっても感動した舞台を見ることができました♪
アンナ・ネトレプコのミミも勿論聴きたかったけれど、そんな残念な気持ちを忘れるほどバルバラのミミに引き込まれ、涙が浮かび、終わった後も余韻からしばらく抜け切れなかったです。
舞台美術もトラディショナルだけど手が凝っていて、すごーく良かった。
2幕目の2層舞台での大衆の賑やかさと、3幕目の心も体も寒さを感じさせるほどの美しく悲しい雪景色の対比なる演出。
やっぱりMETはすごい!

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 朝はエメラルドで、オペラ観劇用に毛先クリクリ&モリモリヘアーにしてもらい、
着物は袷から単衣に仕立て直したお下がりの訪問着。
柄が唐花のような抽象柄で金糸を多く使われているし、茶道関係では着づらく、実家の箪笥にずっと眠っていたものを、この日の為に蘇らせました♪

 一緒に行った友達から「絶対つけて来てね!」とプレゼントされた”つけまつ毛”。
初つけまデビューしました。
・・・自分の顔に見慣れるまで恥ずかしく、つけている違和感もずっとあり。。
けれど、そうして意識してみると、つけまをしている人口の多いこと!
MakeUP・・・UPになるメークなら、私ももっとチャンレジしたい・・と思った日でした。

11/6/8 nekomama(ネコママ)
「ボエーム」いらしたんですね。フリットリのミミ、評判が良いですね。
花梨さん華やかな訪問着がぴったりです♪モリモリヘアーもお似合い。
11/6/9 花梨
行ってから詳しい方にお伺いしたら、ミミはフリットリのハマり役で、30歳代で区切りをつけ、40歳以降は演じない、と決めていたとのこと。
昨年のトリノの公演で周囲から切望され、「今回限り」ということで出演、でも今回も代役をかってでたのはよほどの事だったのではと。
貴重な公演に行けて本当に良かったと改めて感動しました。
もう聴けなかったかもしれないですものね。ミミ役。
引き込まれて気づいたら涙が滲んでいたほど良かったです。

2011.5.29 [日] 

またまた展示期間終了間際に滑り込み。
湯木美術館の「湯木貞一生誕110周年記念展」の�U期が今日まででした。
一番の興味は勿論松下幸之助との交友記録。
が、、なんとも肩透かし。もっと沢山あるのかと思ったのに・・・
やはり小林逸翁の方が興味深いものを贈答していました。
特別講演会のテーマが松下幸之助だったのですが気づいた時には遅かったー。残念!

午後からまた姪達と合流し、IEMON SALONでランチをし、錦市場で買い物、
一保堂の嘉木で三人で濃茶を注文。
義姉は濃茶を始めて飲んだので、目を丸くしていました。
さて、今夜はちゃんと寝れるかしら?
姪には、濃茶の練り具合を参考にしてね・・と。
濃茶の後は残ったお抹茶で薄茶を点ててもらえるのが嬉しい。
二日間土砂降りだったので、八坂さん以外の神社仏閣を全く案内できなかったのが残念。
でも、いろいろ苦労を抱えているので、少しでも気分展開になったら嬉しいな。

2011.5.28 [土] 

野村美術館「唐物」→茶道資料館「鵬雲斎千玄室の茶」。

野村美術館では北野茄子茶入れがとってもとっても良くて、触れてみたいなぁっと見とれて、
しばし足が止まっていました。
んー。。最近やっと「唐物茶入れ」が欲しいなぁと思うようになってきました。
とびっきりのお気に入りを一つ手に入れたい。
そして10年、20年と愛でていきたい。
やはり新しいお道具は余計な力を発していて、薄っぺらく感じてしまう。。
今日は16世紀のものと21世紀のものを同日に鑑賞したので、余計にそう感じたのかも。

午後からは上洛している義姉と大学生の姪と合流。
姪も茶道を習い始めたので一緒に茶道資料館へ行き、夜はいつもの「贔屓」へ。
大将にいろいろ我侭なお願いをしちゃいました。
でも二人ともとっても喜んでくれたので良かったぁ♪

2011.5.22 [日] 吉祥の茶道具 大西清右衛門釜

大西清右衛門美術館の当代大西清右衛門さんによる講演会に行ってきました。
テーマは「茶の湯釜にみる寿ぎの意匠」
ご本人もおっしゃっていましたが、説明はちょっと・・・・でした。造り手にプレゼンは難しい?!
結局お話されていることは美術館の展示物の説明に書かれていること。
ん〜〜〜
でも、こうして何度かこちらに足を運び、
貴重なお釜(二代浄清作とかの)を『触らせて』もらったりすると、お釜への興味が深くなるので、
いい経験をさせてもらっていると思います。

そしてこちらの講演会や鑑賞会でのもう一つの楽しみは、
老松の生菓子と代々の本物の楽茶碗でお抹茶をいただけること!
本日は 山つづじ銘のきんとん♪と、慶入作の赤楽茶碗でした。
口あたり部分が薄くて、とっても手になじむお茶碗でした。

2011.5.21 [土] 歌川国芳

Fさん、Yさんにご一緒頂き歌川国芳展へ。
いやぁぁぁ〜たっぷりでしたぁぁ。第一会場を見終わった時点ですでに足が痛くて痛くて、後半は倍の速度で進みましたよ。
出来たら前半に美人画を展示してほしかったですー。
前半はやたら妖怪やら骸骨やら、ガマ蛙とか鵺とかなんだかおどろおどろしい生き物が多くて、それをじっくり見てしまったので、なんとも言えない重い印象がぬぐえず。。
でもちょうど先週の日曜美術館で予習が出来たので、ウィットにとんだ作品や、風刺物など、背景や意図を理解しながら見れたので面白かったです。
それに主たる登場人物以外の衆人のすっとぼけた表情や姿の描き方が、昨秋、徳川美術館で初めて見て強烈だった「岩佐又兵衛」の人物達と似ているなぁ・・なんて思いながら。

 そしてお食事は噂のサバサンドのお店へ!
実は私、もともと青魚があまり得意じゃなく、でも大人になって食べれるようになり、それでも〆鯖は今でも好んでは食べないのです。
なので、サバサンドも、私はパスしますと、行く前から言ってたのです。
が、お店のお料理がどれもこれも抜群に美味しくて、
出てきたサンドイッチも想像していたものと違い、
Fさんから「アレルギーじゃないなら一つだけ食べてみたら?」と言われ好奇心が勝ち一つ頂きました。
びっくり!!本当に美味しいー☆
ただ、やっぱりいくつもは食べれないけれど、でもまた食べたい!って思います。
この日は「焼きミニコーンの皮」と「サバサンド」にノックアウトされました。

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 皆さん単だということなので、私は季節先取り過ぎでしたが小千谷で。
そしてキイさんの帯を初締め♪
昨年の京都高島屋の展示会の時に購入した帯です。
大好きな蓮がモチーフになっているところと、キイさんお得意の猫がなんと七福神になって描かれており、写真のように前部は七福神猫の後姿になっている、その洒落がきいている所が気に入ったのです。
ちょっと遊びっ気が強い帯なので、私が着こなせるかな?!とちょっと心配でしたが・・
くしくも、歌川国芳も猫好き!
今日のモチーフとしてはバッチリで、なんと、なんと、会場で「素敵な帯ですね!柄が凝ってるわ!」とご婦人から声をかけられましたよー。
一緒にいたYさん曰く、そのご夫人は私の後ろに暫くついていて、その間、展示物ではなく、キイさん帯を”ガン見”していたらしいです(笑)

11/5/24 キイ
花梨さんのテイストじゃないかな〜と心配でしたが、
締めていただいて嬉しいです。
石にも伝えておきます^^
11/5/27
ガン見目撃者のわたくしです。
だって花梨さんの後ろについて順番に観賞していましたのに
そのご婦人はわざわざ、わたくしの前に割り込んで画を観賞せずに
キイさんの帯を心ゆくまで観賞されていました(笑)
ああ、思い出しても楽しい一日でしたね。
11/5/29 花梨
キイさん
 楽しんで締めさせて頂きました♪これからも活躍させますよぉ〜
裕さん
 心もお腹も満喫した、楽しい一日でしたね!
 ”ガン見”姿を私も見たかったです(笑)

2011.5.8 [日] 若冲と珠光茄子

最近いつもいつも展示期間終了間際にかけこむ事が多い。
今日の相国寺承天閣美術館の「若冲水墨画の世界」もラストの週末にかけこみ。
お稽古場から近いからいつでも行けると思っていたのに、お稽古の後は正座で足が痛くて(それは太ったたから余計に!)もう美術館に行く体力も気力も残っていなかった。
若冲の葡萄図襖絵も芭蕉の襖絵も、もっと地味なのかと思っていたら、
なんの、なんの、迫力あるし美しかった。
が、どちらも帯の柄にしたい〜と稚拙な想像しかできない私ですが・・・

そして館蔵の名品展で、珠光茄子茶入が!
でも、もうちょっと照明の工夫をしてほしいー。
特徴の黒釉や胴中央の一筋がわからなかったもの。。。

若冲を観に行ったのか、茶道具を観に行ったのかわからなかったけれど、得した気分♪

2011.5.7 [土] 初風炉

初風炉。基本に立ち返る日。
私は薄茶点前をして、あとは見学を。
あちらのお部屋には荒磯棚や鯉桶の水指しが出ており、一気に涼やかなお道具が登場。
季節感を大事したい。

夜は友達ととっても久々にザ・ガーデン・オリエンタルへ。
歩いて行ったのが初めてだったので入り口を間違えてしまい、暑い中、ぐるぅ〜と歩かせてしまった。
申し訳ないっ!
ここは雰囲気がいいところが気に入っているお店です♪

2011.5.4 [水] 

昨日は夜帰省したのですがその前に真楽で譲っていた頂いたチケットで
先輩と一緒に江戸KIMONOアート展を観に行ってきました。
江戸初期のものは桃山時代の流れがまだまだ色濃く残っているので、絞りも多いし、
柄行も古典柄が多くて、見ていてホッとするような、ワクワクするような。
どんどん江戸の「粋」さが出てきて、遊び心が主張するような意匠が多くなってくると、
実用的なものではなく、「作品」として見てしまう。
それにしても、本当に仕事が細かい。気が遠くなるほど。
そして今でもこんなに色鮮やかにしっかりと残っていることにも感動。
すごいぞ!日本文化!ってな気分になりました♪
sさん、チケット譲ってくださり本当にありがとうございました!堪能しました〜

2011.5.3 [火] 

写真は先輩が買われた祇園ない籐さんの『室内履き』!!
私が宿泊している間にちょうど届き、
一緒に箱から出して見せて頂いたのです♪
草履やさんの、しかも、あの”ない籐さん”の『室内履き』って何??と、
全く想像もつかなかったのですが、登場した途端、
キャー☆キャー☆、大興奮しちゃいました。
もう、なんでしょー。なんともいえないこの可愛さ☆存在感☆
鼻緒の雰囲気も重なって、歌舞伎っぽい?!
生地はヌバックみたいなフエルトみたいな、肌さわりのとってもいい、
履いたらきっと足の裏が気持ちよくてすいつきそうな感じ。
そしてもう1足、白い蝋引きのお草履も届きました。
はぁぁ・・・ やっぱり鼻緒の立ち上がり、美しい〜〜〜
憧れです。

2011.5.2 [月] 

帰省前に明治記念会でのお茶会のお手伝いをさせてもらいました。
てっきり濃茶席のお運びだけと思っていたのにお点前担当に組まれていることが前日わかり、びっくり仰天!!
風炉に変わったばかりでお稽古もしていないのに、
いきなり80名近いお客様が入る大寄せ茶会での濃茶点前とは。。(>_<)
慌ててお抹茶を購入し、宿泊させて頂いた姉弟子である先輩に、
前夜急遽お点前や濃茶を練り方を何度か見ていただきました。
本番では指摘された事を思い出しながら、どうにかお役目を果たしましたが。。
先輩にみて頂いて本当に良かったぁぁぁぁぁ(泣)

+++
 この春で着納め!と決めた紋付色無地。
とってもお気に入りのピンクなのですが、年相応な色に染め替えます。
果たして成功するかしら。。。ふふっ。ドキドキだけど楽しみ♪

2011.4.29 [金] 4/19 建仁寺四つ頭茶会のこと

今更ですが、建仁寺の四つ頭茶会のことを。
日本に喫茶の風習を伝えたといわれる建仁寺の開山、栄西禅師の誕生日の祝賀として行われている四つ頭茶会。
なんといっても、茶道の原形とされる禅宗式のお茶会ですから、一度は体験したいと兼ねてより願っており、ひょんなことから偶然お誘いを頂き行けることに!\(^o^)/
4人の給仕役の僧さまの動きがとても独特で、儀式をみているようでした。
体を大きく仰ぎ、ぐにゃ〜と背中を丸めながら床すれすれまでお辞儀する姿とか、各客席へ向かう時の4人の揃った動きや流れ,浄瓶で天目茶碗に湯を注ぎ茶筅で茶を点てる時の手の組み方や動き。。。
なんか、違う国にいるような錯覚に陥る時間でした。
お菓子膳でも蓮の形の落雁のほかに、ピリ辛いコンニャクが出てきたこともびっくり!なぜにピリ辛?
 「ゆっくり茶を嗜む」という風情とはかけ離れていたお席でしたが、「儀式」としてみれば面白い経験ができました。

表さんのお席ではかの有名な堀内宗心宗匠が席主をされており、
そのお姿はとても小さく柔和なおじいちゃんで、ちょっと意外。
もっと凛とした厳しさが醸し出されているのかと想像していたので。。
もうお声もか細いし、何をお話されているのか全く聞き取れない(なんと3客目に座ったのですが)のですが、
その存在だけで敬慕している方達は今にも手をあわせだすかのような勢いでした。

そしてこのお茶会では敬愛している東京の先生やお世話になっている姉弟子の皆様もいらっしゃっていて、お会いできたのが嬉しかった♪
雨降る中のお茶会でしたが、経験できてよかったです。

+++
建仁寺内の襖絵。海北友松の雲龍図。この日はカメラ撮影OKでした!

11/5/12 えりりん
建長寺の“四ツ頭茶会”には、母と一緒に二回ほどうかがいました。お坊さんの袈裟が、ふわぁ〜っとひるがえる様がダイナミックで、強く印象に残っています。お茶の事を知らない私でも、とても面白くて楽しい時間を過ごせました。
gloves
なんともうらやましい。一度伺ってそのぴり辛こんにゃくを体験してみたいものです。
11/5/13 花梨
えりりんさん。建長寺、調べました!副席の宗偏流もとても興味深いので、いつか絶対行きたいですっ♪
本来は36名の客も全員禅僧だったんだと想像しながら楽しんできました。それはそれは厳かで、視覚的にも凛とした迫力を感じる空間だったんだろうなぁと・・・ 

glovesさん こんにゃくは、サイコロ大で椿の葉の上に出されるのですが、なにせ部屋は暗いし、コンニャクも黒いし、何のお菓子を出されたのかわからないまま、口に入れて皆びっくり仰天でした!
もしかしたら、「辛い」は正確じゃないかも・・・かなり濃い味で煮付けてあったので。私はお抹茶とは合わないと思いました(笑)是非とも体験なさって下さい!!

2011.4.25 [月] 感謝申し上げます

ストールが戻ってきました!!!!!!!!
連絡をもらった時、悲鳴を上げて飛び上がりそうでした。
そして嬉し涙がボロボロボロボロ。。
毎日「まだ届けられていませんか?」と連絡をいれながらも、もう諦めており・・・
そんな時に吉報が届きました。
あぁぁぁぁ 本当に良かった。
そして改めてこのストールへの自分の想いの強さ、普段は会えばけんかになりがちなのに、心の底では母を想っている自分の心を真摯に受け止め、ストールも母も(父も)もっともっと大事にします。

 お優しい言葉を下さった皆様、本当にありがとうございました。もう見つからないと諦めた時、そのお言葉、気持ちに心が強くなれました。ありがたかったです。

そして、まずは何より大事なものを持っている時は、自分のそそっかしさ、注意散漫さに気をつけねば。

+++
 昨日はお稽古でした。
大好きなお下がりの藤柄小紋に御所解柄型染め名古屋帯。
藤柄なのにどこにも藤色が入っておらず、主張していない色・柄がとっても気に入っています。
桜が終わった後この着物を着れるのが毎年とっても楽しみなのです♪

2011.4.20 [水] 大事なものを無くし・・・

今日はお茶会でした。
お茶会のこと、記したいと思うけれど、大事な大事な母から譲り受けた思い出のストールを自分の不注意で無くしてしまい、そのショックから立ち直れず、夜もほとんど眠れず。。。
昨夜、母に電話し、「ごめんなさい」といいながら、すごくショックで何十年ぶりかにワンワン泣いた。
母は勿論責めないし「使ってくれていたのね。それだけで充分よ。いいのよ。いいのよ。使ってくれていてこちらこそありがとうね」と言ってくれ。。
私、好きだったから。大好きだったから。。
母を感じ、私が着物好きになったきっかけ、、
なんでそんな大事なものを無くしてしまったんだろう。。。

11/4/22 こゆき
ああ、なんと……残念でしたね。
しかしですね、人生はあざなえる縄のごとしともいいますので、きっとなにかいいことが待っているはず!
元気だして〜。
11/4/25 花梨
なんと!!見つかりました!戻ってきました!!
連絡をもらった時、悲鳴をあげそうでした(>_<)
大事にします。もっともっと大事にします。
エール、本当にありがとうございます(泣)
こゆき
おお、すごい!
よかったですね〜。
日本もすてたもんじゃないですね。

2011.4.10 [日] 桜・桜・桜

今日は常照寺での吉野太夫花供養茶会でした。

そして同じ時間、吉田神社でははまさんがお式をあげているんだなぁと美しい花嫁を想像しながら、桜満開・小春日和の空を見上げていました。
今日は正直お茶会よりも、心は、はまさんのお式に向いていました。
はまさん、おめでとうございます!

 夜は平安神宮の「枝垂れ桜コンサート」へ。
先月、お母様を亡くされたお稽古友が「茶道は全くする気持ちになれないけれど、音楽が聴きたい」と連絡がきたので、それなら、、と何かないか調べて当日でも入れるこのコンサートへ急遽出かけてみました。
この日はアコースティックギターの演奏。
枝垂れ桜も満開!夜桜は妖しげでまた一段と美しく、その雰囲気の中でのコンサートはまさに時間が止まったかのようなひと時でした。

 それぞれの苦しさから、ゆっくりでいいから、立ち直り生きていけますように。。

+++
 平安神宮内。水面に映る枝垂れ桜。本当に鏡みたい。

2011.4.7 [木] 

3月は気持ちが停滞してしまったまま過ぎていきました。
実家は千葉北東部。ニュースで地震を知るたびドキドキし、両親へ電話し無事を確認しつつ、
被災地の映像を見るたびに心が沈み・・・
そして復興に頑張る姿を見るたびに、こっちがしっかりしなくちゃ!と自分を叱咤し。。
お茶のお稽古も行く気になれず、1ケ月休んでしまいました。

 4月になって、小春日和が続いたのも気持ちを上げてくれる助けとなり、
やっと活動的に動けるようになりました。
そして、偶然知った大阪フィルのチャリティーコンサートへ行ってきました。
これは急遽企画され、1週間前に告知されたにも関わらず、発売日3時間で完売したそう!

ザ・シンフォニーホールが満席になっているのをみたのも初めて!
指揮者の大植英次さんは広島出身でご親族が被爆されていることもあり、被災状況に対してなお一層心を痛めており、今回の義援金を政府や機関を通さず、自らが被災地に出向き渡してきますと。
選曲も祈りを込めれるような、バーバーのアダージョやマーラー交響曲、そして新世界等々、、
時には大植さんも感情高ぶり涙を流す場面も。
コンサートのあと、楽団員がみなフロアで義援金箱を持ち立っており、募金を入れると普通返ってくる言葉「ありがとうございました」ではなく、『確かにお預かり致します』と返してくれます。あぁぁ私達の心もあの方達はちゃんと届けてくれる・・・そんな確かな信頼を感じる姿勢でした。
そしてこのコンサートの主旨に共感し集まった大阪・関西の方達。。演奏だけではなく、
お客様含めて全ての「心」に感動した夜でした。

このコンサート、きっと私は一生忘れられないと思います

2011.3.14 [月] 

暗い週末でした。
でも、自分に出来ること小さなことを。
献血、募金、氏神様へお祈り。。。
そして「節電」。冷蔵庫以外のコンセントは抜き(洗濯機も)、ドライヤーも使わないように外出時は髪をくくり、エアコンは勿論、毎晩部屋の電気もつけずTVだけつける生活をしていたら、今日会社で「周波数が違うから変換設備を通して電気まわせる量に限界があって、節電しなくても電気をまわす分は十分まかなえている」と言われ、目が点。愕然。。
でもその直後に全社通達で関西でも節電するように!と。
そうですよねー

 そして今日がWDだとすっかり忘れてました。
チョコをくれた職場の女性へのお礼が出来ず仕舞い・・・(汗)

2011.3.5 [土] 歌舞伎

東京から若い友達が遊びに来て、とっても久々に歌舞伎鑑賞。
市川右近が15役早変わりに宙ずりする「ひとりたび五十三驛」
松竹の小道具製作会社に勤務している彼女のおかげで、
同僚が舞台担当しているからと、楽屋口から入り舞台下にある小道具部屋へ一緒に連れて行ってもらう。
初めて舞台裏、舞台下を見学。
頭上からセリフが聞こえる!
ガラガラガラガラ舞台が動いている!
小走りに舞台袖へと向かう役者達。。。
始めてみる風景に、キョロキョロワクワク♪まるで子供に戻ったかのような興奮でした。
観劇はこれまたラッキー!1階席の4列目の席!しかも花道すぐ脇!
化け猫にビクビクし、笑也さんの演技に泣き、あれよあれよと変化する右近さんに拍手し、とっても贅沢な一時をすごさせてもらいました。
そして彼女のおかげで、今まで存在自体に意識が薄かった小道具に目が行くようになり、彼女が作成した小道具には親近感さへ感じました。
 観劇のあとはいつもの「贔屓」へ。
髪をエメって着物を着てお店に行ったので、顔なじみの常連さんにものすごく驚かれ、1品ご馳走してくれました。
ラッキー続きの一日でした♪

+++
 久々に志ま亀一式♪ 
こういう華やかな着物を着るとエメラルドの先生がとっても喜んで下さり、テンションが高くなります
「今日はお茶じゃないから、何してもいいわねぇー。ちょっといたずらしちゃうわねっ」
後頭部からこんもりさせた髪型で、こんもり部分がたったピン二本しか止まっていないとは想像できない髪型でした。ゴッドハンド!

2011.2.25 [金] 秘湯

親友が4月からロンドンへ転勤することに。
秘湯好きの彼女のお勧めで、引越し前に二人で新潟の嵐渓荘へ。
東京では春一番が吹いたというこの日、新潟は雪がふっていました。
ちょっと塩気が強い温泉。雪が散る空の下での露天風呂。
大事な友と過ごす瞬間。ゆったりと流れる時間でした。

 親友が二人とも海外在。
語学が全くダメな私だけ置いていかれ感・・・
けど、この環境を刺激に変えようと思います。

2011.2.19 [土] 

お稽古。逆勝手のお点前できるかなぁと思ったら、
人数が増えてきていきなり花月・・・
ちょっとがっかり。でも、心構えのない状態でのお点前は、
それはそれで勉強になります。

 最近仕事がとってもとっても忙しくて、おやじ生活まっしぐら。
23時過ぎに帰宅して、7時半には出勤。
毎日ともかくこなすことだけでいっぱいいっぱい。

 そんな時にお稽古の時間はトゲトゲ・イガイガした自分を丸く柔らかくしてくれる大事な時間。

そして今日はもうひとつ。友達とホテルステイを。
ウェスティン大阪でディナー&ステイプランで久々に都会のホテルライフを楽しみました
高層階にある部屋からの眺めは、水の都 大阪の夜景の美しさを堪能。
それに大きなバスルームに大きなベットが最高に嬉しい。
大の字になって寝ちゃった♪

2011.2.15 [火] 

昨日、職場の若い女の子2人からチョコをもらいました。
生まれて初めてバレンタインにチョコをもらいました。

・・・男前になっているということでしょうか。。
それとも「お局」対策?!

 どちらにしても、心情は微妙・・・・・・

大好きなチョコをもらえて単純に嬉しい気持ちと、「どうして?」という疑問が交差した瞬間でした。

+++
 新年会、楽しそう〜♪
Sさんの衝撃発表って???
Tさんの新しいお仕事、すごくすごく羨ましいです。勉強のし甲斐がありますよね。
しかもしかもお祝いが重なった方も!
なんて素敵な日だったのでしょう。おめでとうございます\(^o^)/

+++
 みにさん、関西でもミニオフしましょうー!いつでもお待ちしてますからねぇー。
ともかく、のり切られて良かったです。まだまだ大変でしょうけれど、みにさんの明るさがきっと病の薬になると思います。ふれ〜ふれ〜

2011.2.11 [金] 

うわぁー真っ白!
実は私、初雪です。(ちらちら舞うぐらいしか見ていなかった)
ちょっとワクワク♪
今日は着物で出かける予定だったけど、Gパンに変更。

 今年の初釜で着た訪問着は初めて仕度してもらったもの。その後も訪問着を何枚か作ってもらっているのですが、1,2回しか着ていないのに指し色が若くて袖を通せずにいるものがあります。
でも、両親に作ってもらったものは、1年でも長く、1回でも多く着たい。。
両親とも80歳を過ぎたからか、最近、そんな想いがどんどん強く沸いてきています。
あの訪問着を再度復活させるために、ちょっと帯をふんばることにしました。
出来上がったあとのコーディネートが楽しみ!!いつ着れる機会があるかなぁ〜

2011.2.5 [土] 

初めて茶飯釜の茶事を体験。
しかもお水屋。しかも半東!!
でも、今日は「教室」なので、こういう場で経験をつんでおいた方がいいと気持ちを切り替え、お席にのぞみました。

 茶飯釜は昔からすごく興味があって、いろんな疑問があったのですが、茶事の流れから炭の組み方、違うことばかりで、それがまた面白く、とっても勉強になりました
火吹き竹を使ったのも初めて。
小さい頃使っていたという年配の女性はさすがにとっても上手にフーフー風を送れていました。
あー。楽しかったぁ。

+++
 大島付け下げ/不思議な織りのしゃれ袋帯

2011.1.30 [日] 

昨夜は友達といつもの祇園のお店「贔屓」へ。
どうしてもこっぺ蟹の炊き込みご飯が食べたくて大将にお願いしておいたら、なんと城崎まで買い付けに行ってくれてたっ!
大将ありがとう〜〜〜♪とっても美味しく頂きました♪
今期は2回食べれて嬉しい〜
帰る時「もうこっぺ蟹は終わりですからね」と(^^;
実は炊き込みご飯もメニューにないのです。
土鍋で炊くのでその間は火を占領しちゃいますからね。。
わがままを聞いてくれるお店があるって幸せです(^^*

 昨日と今日と大好きな和菓子を自宅にて。
大・大・大好きな塩芳軒の羽二重。
この季節のお楽しみ、雪餅。今日は「千本玉壽軒」
こちらも美味しく頂きました♪

あ。社中の花びら餅は見たことがないくらい大きいです。
しかも中の味噌餡がとろとろなので、かぶりついて頂くんです。
川端道喜がお家元に出されているのと同じものらしいですが、私はお家元の花びら餅を見たことがないので真実がわかりません。。

2011.1.23 [日] 初釜

社中の初釜でした。今年は嵐山で。

エメりました♪
私「今日はお初釜なのでちょっと盛り盛りにして下さい」
先生「あら♪いつも**さんは地味めにしているから、嬉しいわぁ!盛り盛りにしましょうねぇ〜」
私「え・・・・・先生、でも一応お茶会なので、ちょっと控えめでお願いしますね」
先生「あら・・・残念。じゃちょっと控えた盛り盛りにするわね。お花は飾れないから、毛先で華やかにしましょうねぇ。」

 先生、いつも以上にノリノリで盛り盛りヘアーにして下さりました。どうも昨年秋の徳川茶会のあたりから、ノリノリなんです(笑) 先生が嬉しそうに結ってくださるので、私も恥ずかしさを忘れて勇気が出ます。(頭大きくすると、照れますよね・・・)

 社中のお初釜は、アクシデントがあり、最初テンション下がりまくりだったのですが、お正客をして下さったご住職さんのお話がとっても良くて、全てを濾過してもらった気持ちでした。

「仏教では、過去は現在の原因であり、未来は現在の結果として考えます。現在というのも、今、この瞬間のこと。現在、この瞬間、ご自身がどうあっているか、それを心にとめ、大事にとらまえて下さい」

 いいお初釜でした。

+++
・初めて作ってもらった訪問着。「これが最後」と言いながら、今年も袖を通しちゃった。まだまだ着れると言われるけれど、本当かしら。。。?!
でも母が仕度してくれた着物は可能な限り長く着たいです。
・私の宝といっていい、セミオーダーした梅柄捨松袋帯。

2011.1.20 [木] 満月

そうだ!今日は満月だった!と、会社構内をで月を見上げる。
きれい〜〜!!

しばしの月光浴。。 現実逃避。。 寒かったけど。。

さて、本日は何時に退社できるかしら。。

2011.1.16 [日] 

上御霊神社の帰りに足を伸ばして茶道資料館玄々斎と又日庵へ。
岡崎市美術館での玄々斎展へも行ったけれど、復習も兼ねてもう一度見学。
茶道資料館では3回に分けて展示会をするほど、岡崎の展示数は多かったということですね。
こちらでは又日庵の品や、玄々斎と又日庵の茶道具にまつわる手紙のやり取りなどが展示されており、岡崎のとはまた違う広がりで新しく勉強になりました

呈茶席のお軸は、大宗匠の今年の書初め。毎年2日に書初めをするとのことで、七日には茶道資料館に届いていたとのこと。超特急で軸装されたということですね。さすがー。
「金烏急玉兎速」・・・時間の経つことなんと速いことか という意味らしい。同感。

2011.1.16 [日] 

お声をかけて頂き、上御霊神社の氏子の皆様の初釜のお手伝いへ。
ここは御所、お家元、そしてお稽古場の氏神様になるとのこと。今回の件で初めて知りました。
初めて訪れた上御霊神社はとても風情のある神社で、雪が舞う中、寒さも心地よく感じる程。
お初釜の後片付けが終わったあと、きちんと参拝を。お家元、お稽古場の氏神様へ偶然とはいえ関われたことを改めて感謝して。。
もっともっとお稽古に励みたい。。

2011.1.15 [土] GISELLE

レニングラード国立バレエのジゼルを観に、初めて兵庫県立芸術文化センターホールへ。
とても便がよく綺麗なホールで、これからもっと来ようー。

本当は明日の白鳥の湖が観たかったのですが、予定が重なり本日のジゼルを鑑賞。

私の記憶に残っている、初めて読んだ絵本が白鳥の湖。
オデット姫が白鳥と踊っているページをずっと開いてみていたのを今も鮮明に覚えています。幼稚園に上がる前の頃の記憶。初めて生で観たバレエも白鳥の湖。
なので、白鳥の湖は私にとっては特別枠。
が、純粋にバレエとしてジゼルは一番好きな作品。
この幽玄的な美しさに昔から強烈に強い憧れがあり、いつも2幕目の精霊ウィリー達の踊りにぼぉーとなってしまう。
専門的なことはわかりませんが、レニングラードは演出もすごく良くて、ジゼルが狂乱する場面では涙が滲みました。
あぁぁ 白鳥の湖も観たかったなぁ

 今年は、音楽鑑賞も精力的に行こうと思います

2011.1.11 [火] 6:45 pm

友人達と神楽坂STAGIONEでランチ。
ピザがモチモチしていてとっても美味しかったです♪

それにしても、若い子の姿以前より多い?と思ったら、神楽坂に住んでいる友人曰く「”嵐参り”が流行っていて、毘沙門天さんの絵馬には嵐へのメッセージが多いらしいわよ」とのこと。
以前に神楽坂を舞台にドラマがあったのですってねぇ
嵐といえば、80歳過ぎている両親も嵐の番組を楽しみにしています。TVを殆ど見ない私も最近になってやっと嵐の誰が誰だかわかるようになりました(汗)

2011.1.10 [月] 

東京のお稽古場のお初釜。
濃茶席のお手伝いをさせて頂きました。
お水屋は兄弟子がしっかりときりもりされていて、いつもながら見事な仕切り。先輩方の働き、気配りは感心することばかり。今のお稽古場では水屋は水屋担当の方が専門にいるので、事前準備も当日の裏方もほとんど手をかけることが出来ないので、こういう機会は本当にありがたい。
そして私はお運び担当。
運ぶ時に出すべきお客様を間違えないように、でも「数えています!」という視線をお客様に向けないように・・・
そしてお客様に限られた時間の中とはいえ、ゆったりと気持ちよく過ごして頂けるように、お客様の前では慌しさを見せないように・・・
なんていろいろ心がけていたつもりなのに、自分がフリーになった席で、ヘルプで入ったとたん、まさかの失態をしていまい・・・!!
後悔先に立たずとはこのこと。。(>_<)

 ちょっと淋しいニュースも。お稽古場でもある先生のご自宅のお庭が一部無くなり、風情ある寄付きも無くなるとの事。こんなに素敵な露地なのに・・・残念でなりません。
でもきっと先生ご自身が一番無念だろうと思います。

 今年、お初釜に来れて、このお庭の見納めが出来て良かった。

+++
 ・絞り地の紋付色無地/母の桐柄袋帯

2011.1.9 [日] 

明日は東京で通っていたお稽古場のお初釜。
通っていた会が初めてお濃茶席を担当することになり、私もお手伝いをさせて頂くことに♪
東京へ移動し、また兄弟子のお宅にお世話になりながら午後から準備へ。
初めて濃茶席・・・準備しながらも緊張が・・・

 そして夜は2年半ぶりに銀座ロサへ結髪に行きました。
3店舗あったお店が本店のみと縮小されていて、びっくり。
不景気さを感じ淋しくなります。
でも、私達が行った時には銀座のママさんがとっても格好良く結髪をしてもらっていました。昔から使っているママさんたちには大事なお店だと思います。
そして渡辺さんは相変わらず手が早く、辛口(笑)
京都での結髪とは違い、やはり「粋」さが漂う雰囲気の仕上がりですが、これもまた私は気に入った仕上がりでした。

2011.1.3 [月] 

親友がロンドン勤務の内示がでたので、お正月の帰省タイミングを使って、
高校時代の仲間で壮行会を企画。
地元の佐原は「北総の小江戸」と言われ観光名所になっています。
レストランも小洒落たお店がチラホラとあって、随分変わりました。

私が一番信頼し、一番慕っている友の転勤。
彼女の活躍がすごくすごく嬉しい反面、やっぱりちょっと寂しいです・・・
でも、便利な世の中でよかった! メールもあるし、Skypeもあるし♪
そして今年の旅先はロンドンに変更だっ!

2011.1.2 [日] 

東京の先生が主催しているホテルの初釜をお手伝い。
毎年この日に先生にお会いできるのが私のお正月の楽しみの一つ。
大好きな先生の笑顔をみれるだけで、心が艶やかになれます。
憧れの師に出会えたことに改めて感謝する一日。

+++
 花篭模様の付け下げ/蝶柄袋帯

11/5/12 つた
はじめまして 花梨さま
私もこの日お邪魔しておりました。
私は、花梨さんの先生の先生のご本を
いまだに愛読している者です。
すばらしい取り合わせで、季節の変わり目などには
本を引っ張りだして、お勉強させて頂いております。
また、来年も楽しみにしております。
11/5/13 花梨
つたさま
 日本橋にお住まいなのですね!
私も関西への転勤前迄は東日本橋に住んでたんです!
茶道にも精通されているのですね♪わぁ〜♪
これからもどうぞ宜しくお願い致します
そのご本の著者の先生は、私の敬愛している先生のお母様で、
ベルサイユ宮殿でもお茶会を催すほど大活躍されていた方らしいです。
私も一度だけでもリアルに大先生の感性に触れてみたかったです。
ホテルの初釜、来年もお手伝いさせて頂きますので!
あ。でもプライベートでは「花梨」はご内密にお願いします(笑)

2011.1.1 [土] おめでとうございます

今年はちゃんと地に足をつけて日々を過ごすことを心がけていきたいです。

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