|
2014.9.28 [日] |
|
|
大徳寺弧篷庵特別公開を観に行きがてら、Fさんのお社中さんがお釜をかけていると伺い瑞峰院の月釜へ。
お社中の方で、お茶屋さんでは無いのに茶畑をお持ちの方がいらっしゃって、その方が栽培されたお抹茶が使われていました。
驚き!
即中斎の一行 不風流処也風流
茶杓 桜古木 銘 湖上月
弧篷庵は二度目の拝観。今回は初公開の、狩野探幽の障壁画がある「直入軒」の鑑賞が目的でした。美しく残っている障壁画もさるごとながら、
茶室「忘筌」から眺める庭とは違った風情がそこにはあり、細部にわたる拘りやセンスに心地良さを感じます。
好きだなぁ。弧篷庵。
帰りに久々にFさん宅へ。お嬢ちゃまがすっかりお姉ちゃんになっててビックリ!じーと見つめられると、ドキドキしちゃう。かわいいー。 |
|
2014.9.23 [火] |
|
|
茶事勉強会へ。今回の趣向は夕ざりの茶事でした。
本来は夕刻から席入りして、帰宅の途につく頃には月が出ているという。日没の時刻に中立ち出来るのが理想とのこと。
九月なので、菊、月、秋分の日 の趣向がちりばめられていました。
秋分の日を意識したものというのは、日月棚、日月星雲緞子の古帛紗でした。茶入の仕覆は、正倉院円紋白虎朱雀錦。白虎は西、朱雀は南を表しているそうです。
待合には、春日高炉(写真)と嵐山・法輪寺で重陽の節句の時にだけ売られるという「茱萸(ぐみ)袋」が飾られていました。 |
|
2014.9.21 [日] |
|
|
梨木神社の萩祭りに行ってきました。
呈茶席の前に池坊による献華式を拝見。
見学者も宮司さんにお払いして頂けました。
こちらも「男社会」ですね(写真参)
献華式のあとお呈茶席へ行くと、池坊主催とのこと。
もしかして・・・と思ったら、案の定、お点前無しの点てだしのみ。
凄くがっかり。
もう一つ難を言わせてもらうと、池坊主のお席なのだから、お床のお花を「季の花」で終わらせないで欲しいですー! そこを省略してどうするの?!
せめて京都の三名水の一つ、染井の井戸からのお水で点てたお抹茶を頂けたことで、溜飲を下げることとしました。
ランチは近くにある雲月で懐石ランチを頂きました。
ここの小松こんぶは、桐の箱に入って真田紐で結んであって、一見、お茶道具みたいなのです。
なのに、安価! お土産にとても喜ばれます。
午後は京博の平成知新館オープン記念展へ。
思っていたより人が少なく展示物が観やすかったです。
1Fには、どうやって運んできたのか、巨大な仏像達がドドーンと鎮座していて大迫力。
パンフレットになっている源頼朝と平重盛の肖像画は、想像以上に大きな幅で、染み一つなく綺麗な姿に、(その保存状態に)感心するばかりでした。
私が好きだったのは、伝牧谿筆の布袋図。
穏やかに、ごろんと横たわって一休みしている姿が、気忙しくなりがちな私の心に、
安らぎと(良い意味での)緩さを与えてくれました。
こんな絵が家にあったら、苛々して獰猛な気分で帰宅しても、ふぅ〜と力が抜けて癒されそう。 |
|
2014.9.20 [土] |
|
|
3度目の茶花稽古。
大きな花籠に秋の花七種…
何から生けたらいいのかさっぱりわからない。
お稽古でいつもお花を見ているのに、完成形のイメージも沸かなかった…。
母のもとで昔少しだけ華道をかじっていた時も、思い通りに生けれなくて、毎回落ち込んでいた事を思い出します。
ススキ、吾亦紅、水引、杜鵑草、曙草、竜胆、秋明菊
秋の花は、涼しさ・風を感じるように、��遊び心″を出すように。 |
|
2014.9.19 [金] |
|
|
外資系コンサル会社のお客様が教えてくれた、平野町にあるイタリア食堂イル.チェントで夕食。
私の最近のお気に入りのお店です。
この辺りは、外観から漂う雰囲気だけでも、美味しそうな、惹かれるお店がとても多い。会社が近くだったら楽しいのに…
退社直前にアポ調整指示が数件入ってしまい、約束に1時間も遅刻!
自分自身の時間をコントールするのは不可能に近いこの仕事を理解してくれる相手じゃないと、平日の夜の約束は出来ません…
イル.チェントでは、見た事のない珍しい野菜がたーくさん出ます!
予約時に野菜の釜焼きコースを依頼しておくと、最初の一皿目からずーーとひたすら釜焼きの野菜が次々と出てきます。
今日は、なんと 29 種類 !!頂きました。
野菜も、ただ珍しい野菜 というだけではなく、味が濃い!甘い!
イタリアンですから、勿論、イタリア料理もあります。
私はいつも野菜でお腹一杯になってしまうので、最後の〆のパスタやピザしか食べた事がないのですが、お任せで作ってもらうそれらも本当に美味しい。
イタリア通のSさん、是非とも一度ご賞味頂きたいです。
+++
デザートとして出た食用ほおずき。
今年は出来が良いそうです。
最初は甘くて、柑橘系の味もして、キウイみたいなドラゴンフルーツみたいな味もして、とっても濃厚でした! |
|
2014.9.15 [月] |
|
|
この1ケ月が、数ヶ月にも思えるし、ほんの数日にも思える、怒涛のような日々でした。
そして、今、無事に仕事をもらえていることに、感謝するのみです。。
状況は決して好転はしていないけれど、覚悟を持ちながらの日々は、これまでとは違う強さが私の中に確実に生まれています。
この前、誰かが言ってた「”大変”は大きな変化」。変化を楽しむ強さを持とうと思う。
この週末、やっとまともにお休みができて、頑張ったご褒美に最近お気に入りのじき宮ざわさんでお食事しました。お気に入りの着物を纏って美味しい食事、そして楽しい会話とゆったりとした時間。。。忘れていたものを取り戻した気がしました。
一緒に食事したお友達が教えてくれた、京都高島屋で展示中のアトリエjunko。
なんて素敵な世界観なんでしょう〜
赤松純子さんが欧米からセレクトした作品で設えられたテーブルコーディネート。
自然を模した作品が多いので、ホンモノの自然と見事に調和しているし、作品一つひとつが、様々な用途へとイメージが沸いてきます。
心がリセットされる空間でした。
早速、私も自宅で小さな空間をつくって楽しみます。
殺伐とした日々だからこそ、美しいもの、好きなものを身近に置いて、心が錆びないようにしようと思います。 |
|