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2006.3.30 [木] 着物デザインコンクール

今朝の京都新聞にこんな記事。
---
京都工芸染匠協同組合など全国の和装産地組合でつくる
全国染織連合会は「第十回きものデザインコンクール」の作品を募集している。(以下省略)
締め切り:6/10消印有効
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今年の応募要項はまだWEBになっていないようですが、
昨年のページを見つけましたので、ご興味のある方はこちらをご覧ください。

2005年の受賞作品
2004年の受賞作品

2006.3.29 [水] ブログ始めました

あらたにブログを開設しました。
テーマは「東京人の見た京都」。
現状は京都関心小路で書いていた日記に加筆・修正しただけですが、
今後は写真と京都ならではのニュースを多めに載せていきたいと思います。
よろしければご覧になってみてください。

2006.3.25 [土] 京都市美術館

先日、桜の下で知り合った方から写真展のご案内をいただき、
はじめて京都市美術館に入る。

いや〜いい!! 興奮して写真を撮りまくってしまった。
建物をみているだけで幸せ。
この建物「日本趣味を基調とする」ことを旨としたコンペでの
前田健二郎氏の当選案をもとに、京都市建築課が
実施設計を行ったものだという。
竣工が1933〜34年というから意外と新しい。

『日本大判写真展』はあまりのクオリティの高さに
何も言うことなし。

2006.3.25 [土] 京都御所の糸桜

御所のなか、近衛邸跡の糸桜。

近衛家は平安の昔から常に貴族の最高位にあった家柄で、
江戸時代末期まで多くの人が摂政や関白になっている。
現在御所に残っているのは庭園のみ。
かつては池の西側に大きな屋敷があり、御所炎上の際には
仮の皇居にもなった。

お散歩日和とあって人も多く、
芝生の上でお弁当を食べたり、ひざ枕で眠ったり。
御所デート、鴨川デートと並んで羨ましいぞ。

2006.3.25 [土] 知恩寺のふじ桜

知恩寺のふじ桜。
静か。手作り市の時と比べると同じ場所とは思えない。

2006.3.20 [月] 桜咲く!

叡電の出町柳駅前でピンク色に染まった木を見つける。
こんなところにも紅梅が、と近づいてみるとなんと桜!
よく見ると「オカメ桜」の札。

木の下には既に撮影中の男性が。
おしゃべりしながら早咲きの桜がある場所など教えていただき、
最後には名刺までいただく。
その方のホームページブログはきれいな写真満載。

今日は同志社大学の卒業式だったみたい。

2006.3.19 [日] 銀座のバー『ルパン』

ETV特集『木村伊兵衛の13万コマ 〜よみがえる昭和の記憶〜』をビデオで見る。
評論家の川本三郎氏が語るシーン。
これはひょっとして銀座の『ルパン』では? 検索してみると、やはり

『ルパン』は銀座にある老舗のバー。
太宰治、永井荷風、泉鏡花、菊地寛、坂口安吾、遠藤周作、開高健など
作家たちが出入りした文壇バー。
ここで撮られた太宰治の写真は特に有名。

以前、仕事でこのバーでの撮影に立ち会ったことがある。
バーテンさんの品のいいたたずまいと、静かな語り口に
これが銀座の老舗バーか、と感激した。
銀座へお越しの際はぜひ一度。

2006.3.17 [金] 紋日

久しぶりに「出町ふたば」で行列に並ぶ。
帰宅して包みを見ると定休日の欄に
「但し祭日、紋日、百貨店での売出日の場合は変更させていただきます」とある。
“紋日”って?文脈からだいたい予想はついたものの、念のため調べてみた。

【紋日(もんび)】
五節句その他祝日などの祝儀の日。ものび(物日)の転であって、
その音によった当て字である。主に遊廓などで使われた。

というように、遊郭との関連が深いようで
検索結果でも多く出てくるのはそちらの情報がほとんど。例えば…


江戸時代、公娼のいた遊郭で五節句などの祝日や、そのほか特に定めてあった日。
この日は遊女は休むことが許されず、休むときは客のない場合でも
自分で身揚りをしなければならなかった。


さらに遊郭での紋日について詳しく知りたい方はこちら
また面白いところでは紋日の湯屋の様子なんかも。

夜はお友達と食事→東山花灯路
円山公園の枝垂桜はライトアップによってまるで桜が咲いているように見えた。
それにしても寒い!

2006.3.15 [水] 祇園界隈

春です。

2006.3.11 [土] 修二会4

19時から始まる松明上堂。
二月堂の回廊を松明が火の粉を落としながら通っていきます。
この火の粉をかぶると幸せになるとか、健康になると伝えられています。

私たちは1時間ほど前に二月堂に向かいましたが、
週末とあって人・人・人。
既に回廊下はいっぱいで近付けず、別の場所に誘導されますが
運良く二月堂が正面真上に見える場所を見つけてそこで待機。

途中、目の前の木に現れたムササビ君のジャンプなんかも見られ、
お松明とムササビの両方の動きを目で追いながら
まるで大晦日のような高揚感のなかワーワー言いながら拝見しました。

終了後は二月堂に上がり、局の中で初夜の行法、
導師作法(神名帳)などを聞かせていただきました。
内陣の様子はチラッとしか見えないものの、
中から聞こえる様々な音が実に変化に富んでいて飽きない。
声名の声、差懸(さしかけ:練行衆のはく靴のこと)のバタバタという音、
鈴や法螺貝の音も加わり、かつて聞いたことのない激しさ。

それにしてもこの修二会、人々に代わって罪を懺悔し、
幸福を招こうとするものだと聞くと、頭が下がる思い。
東京にいた頃は自分の知らないところで
そんな事をしている人々がいるなんて考えもしなかったけれど、
京都に来て以来、神社やお寺で行われるそうした行事を目にし、
私たちの生活はそうした人々によって守られてきたのかもしれないなあ、と思うようになった。
しかし1255年も途切れることなく続いているなんて、すごいなー。

2006.3.11 [土] 修二会3

12時から始まる食堂作法(じきどうさほう)を拝見。
練行衆は一日に一食しか食事ができない。
一汁一菜で皆のための祈りを捧げつつ無言で食事をし、
この食事が終わると一日の行が終わるまで水一滴すら飲めないという。

ちなみに拝見できるのは食事が運ばれて、祈りを捧げるところまで。
食事が始まると扉が閉められる。

練行衆が席につくと、大きな鉢にもられたご飯が運ばれる。
(いくら一日一食とはいえ、そんなに!と驚くほどの量)
各自お湯をつけたしゃもじでごはんの形を整え、頂点にしゃもじを立てる。
その後、蓋ものに入ったおかず一品と大きな鍋からよそわれる汁ものが運ばれる。
その間、祈りは続いている。

食事が始まるまで30分以上かかっただろうか。
運ばれてきた時にはゆらゆらと立っていた湯気もすっかりなくなった頃、
扉が閉められ食事が始まる。

それを見ていた私たちもすっかりお腹が空いてしまい
急いで食事へ。

ちなみに食事を終えた練行衆は食堂退出の際、
懐紙に包んだご飯を向かいの若狭井の屋根に投げ、
生飯(さば)として鳥たちに分け与えるのだそう。

写真上:参籠宿所から食堂へ移動する練行衆(走ってました)
写真下:食堂の内部

2006.3.11 [土] 修二会2

東大寺大仏殿。たぶん高校の修学旅行以来。

南大門は古くて怖いくらいの迫力だし、
大仏殿はたまげるほど大きい。
まわりに何もないところがまたいいんだな。

やはり京都のお寺とは全然違う。
男性的?中国的?
でも修学旅行で来た頃は京都との違いなんてわからなかったな。

いやー それにしてもあまりのスケールの大きさに
参りました!

2006.3.11 [土] 修二会1

奈良へ東大寺二月堂の修二会を見に行く。

奈良公園に入るやいなやそこらじゅうに鹿さんが。
愛くるしい瞳でちょこんと。
ゆったりのんびりマイペースで存在している感じがとてもいい。

そんな鹿さんも、鹿せんべいを見ると一変、
早くちょうだいとばかりに頭突き。ちょっと怖い。

2006.3.3 [金] 光琳梅

下鴨神社の光琳梅。まだ一分咲き。
尾形光琳が国宝紅白梅図屏風のモデルにしたという紅梅です。

2006.3.3 [金] 流し雛

下鴨神社の流し雛を見てきました。
流し雛の桟俵は買い求めてから一年飾り、
翌年、子供の成長を願って御手洗川に流すと心が清められ、
すべての厄から逃れられるのだそうです。

2006.3.2 [木] 女性用ふんどし?

京都府北部の繊維業者グループと京都造形芸大が
女性用ふんどしを試作だそうです。
ヒップハングのパンツから見せることまで考えてるなんて、ちょとスゴイ。

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