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2007.10.31 [水] サヨナラ沖縄 |
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午前中は首里へ向かい、Fさんが以前に書かれていた藍の店へ。
残念なことに今は久米島を置いていないんですって…残念。
電話をしてからうかがえばよかったなあー。
しかたなく首里そばへ向かう途中に、偶然「彩庵」の支店を発見。
おお、いい色のサンダルがある。買っていこう!
そのまま首里そばでお昼を食べて、泊の富士家で氷ぜんざい。
国際通りのわした本店(銀座にもあるけど)で、ここでしか買えない
もずくとアオサが入った生麺「海のそば」をお土産に買って、
空港でshuriの紅芋レアケーキも買って飛行機でブーンと帰宅!
この紅芋レアケーキが美味しかったー。次回はもっと買おう!!!
ネットでも買えるから買っちゃおうかな。
う〜〜ん、一週間振りのちびちょんたちの笑顔は癒されるさあ。 |
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2007.10.30 [火] 曇り空 |
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ゆうべ雨が降って気温も下がり、打って変わって涼しい海。
雲の切れ間から時折り陽が射す程度。
私にはちょっと残念だけど、ずっと雨が降らないのよーと嘆いていた平良さんは喜んでいることでしょう。
昼は金武の街のタコライス発祥の店「千里」でランチ。
タコライスチーズ野菜は600円。うーん、山盛りです。こぼさないように食べるのは至難の技。
ピリリとくるスパイシーなソースにコクがあって旨い!
時間を刻んでくすんだ店内も、かかっているディスコミュージックとあいまって、一気に時代を逆行するようでした。 |
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2007.10.29 [月] 喜如嘉へ |
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西川さんの案内で琉球藍の工房と芭蕉布の工房を案内していただきました。
本当に山の中で、レンタカーのガソリンが残り少なくなっていたので、こんなところでエンストしたらどうしよう!?って思っちゃいました。
藍の作り方や大きな甕も見せていただき、藍に染まった小石まで拾ってきてしまいました。
芭蕉布のほうも各工程や機にかかっている鮮やかな着尺などを見せていただき、とても勉強になりました。
芭蕉の畑も見せてくださったのですが、とても丁寧に手入れされているのがわかります。
こんなにも手間と愛情をかけて出来上がった布なんだもの、高いのも納得できますし、大切に、でもちゃんと着ないといけませんね。
ビデオの中で平良さんが芭蕉布を洗っていた美しい喜如嘉の浜で、しばし足をひたして癒されました。
あー、泳ぎたかったなー!!!
今回は、地元ぃとなったこゆきさん、案内いただいた西川さん、青土さん、、中村家の方々、自然素材展のみなさん、真楽の仲間たち、そして、ずっと運転手をしてくれたくにえさん、みなさんのおかげでとても楽しい旅になりました。
あるがとうございました!
あと二日遊んでから私も東京に戻ります。 |
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2007.10.28 [日] 琉球王朝絵巻行列 |
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今日は国際通りで首里城祭のイベント琉球王朝絵巻行列を観賞しました。
先導の鞭や旗持ちや路次楽(ろじがく)という鳴り物を先頭に、
輿に乗った国王王妃行列、中国装束の冊封使の行列が続き、
四ッ竹の艶やかな舞を見る。
鮮やかな黄色地の紅型は、沖縄の強い太陽にこそ映えますねー。
後半は伝統芸能行列ということで、空手の演武やエイサーなどが続き、あっという間の2時間でした。
でも、ずっと沿道にいたので日に焼けました!
ミュールの跡がくっきりです。
そのまま自然素材展に行き「アジアの染料植物」に関する花城さんの講義に滑り込み。
講義が終わってから、お願いしておいた帯地を受け取って、
夜はみなさんの打ち上げに混ぜていただきました。
さーて、明日は喜如嘉です! |
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2007.10.27 [土] 美ら海水族館へ |
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本日は自然素材展をお休みして6人で美ら海水族館へ。
台風の影響をもろに受けている関東地方には申し訳ないような上天気です。
途中、許田の道の駅となりの「やんばる物産センター」で買い食い。
揚げたてのサーターアンダーギーの美味しいこと!
瀬底島のcafe Fuuの庭の気持ちのよいこと。
沖縄の空と海の青さを満喫しました。
美ら海水族館は土曜日とあって、ものすごい混雑。
それでもあの巨大水槽とジンベイウザメは圧巻です。
最後のジュゴン館で見たジュゴンの出産シーンには見ているだけで
力が入ってしまいましたー。
ちょっと遅れて自然素材展に戻ったら、夜の八重山の踊りはもう後半以降で、
あっという間に終わっちゃいましたが、キレイな月も見られたし
カチャーシーもみんなで踊ったから、まあいいかあ。 |
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2007.10.26 [金] 本日も晴天なり |
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くっきりと影までも鮮やかな中村家。
風の通る家は、思いのほか涼しいので、がんばって働かなくても
いいのなら過ごしやすいのかも?
日差しは強いけれど日陰は気持ちがいいのは沖縄ならではの
家造りなんでしょうね。先達は偉いのですのぅ。
私は、偶然に素敵な出会い(ある意味では再会)があったので
とても嬉しい一日となりました。
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夜は真楽の仲間と沖縄に越されたこゆきさん夫婦を囲む会。
琉球赤瓦をのせた「あしびうなぁ」で食事会。
美味しいお酒と楽しい仲間と、沖縄の夜はゆるゆるとゆんたく。 |
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2007.10.25 [木] 沖縄です |
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日中なんと31度。真夏日でございます。
午後からキイさんと城間びんがた研究所。
工房見学の前に藍染体験をさせていただく。
その後、首里城で琉球王朝に思いを馳せる。
夜はホテルにチェックインしたにもかかわらず、
素敵なお坊さんの運転でykkさん夫妻と一緒に
気持ち良く酔う。
チャーミングなムンク浴衣のお坊さんに感謝感激雨霰。
明日、すごく早いんだけど起きられるかしらん??? |
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2007.10.21 [日] クラシックカーと川越まつり |
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先々週だったかの「ぶらり途中下車の旅」を見ていたら、
ものすーごく古い車に乗ってる親父さんが出てきて、
自慢の車たちを見せびらかしてたのです。
親父さんは自動車学校の学校長で、大好きな古い車を
コレクションしてるだけではなく、みんなで集まって楽しもうと
「ところざわクラシックカークラブ」というクラブをつくって
毎年10月にクラシックカーフェスティバルを開催してるとのこと。
ほんじゃあ行ってみましょうと、古い車好きな我々はやってきました、
狭山ヶ丘。
一般の集まりだし、学校の練習場に置くだけなんだから、
そうたいした車はないかもしれないねえ、なんて話してましたが、
おおぉ、こりゃなかなか素晴らしい! 300台ほどあるでしょうか?
車好きにはたまらないよねー。
ほとんど個人オーナーが参加してるんだけど、一部メーカーも
来ていて 歴代スカイラインが一堂に並んだ様は圧巻でしたよ。
ことに初代スカイラインが2台もあったのにはビックリ。
だいぶまえ桑名の中古車屋さんまで見に行ったときに値段を聞いたら
「んー、3600万円」と言われたヤツですよ。マンションかい!
校長先生は、最初の「ALWAYS 三丁目の夕日」にも4台
貸し出したそうですが、次の「ALWAYS 続・三丁目の夕日」には
車ももちろんのこと、ご本人もちらりと出演しています。
その後、川越へ寄ってみたのですが、なんと「川越まつり」の真っ最中。
あんなに人がいっぱいいる川越を見たのは初めてです。
竹下通りかと思っちゃったわ。
江戸情緒を伝える「川越まつり」は、国指定の「重要無形民俗文化財」にも
なっているそうですね。なかなか豪華な山車が曳き回されていました。
舞台部分がくるりと回転するので、取り巻く観衆に見得を切って踊りを
披露。
お囃子の舞台でもひょっとこやおかめが踊っています。
街道沿いは出店がいっぱいで、子供のころだったら楽しいんだろうけど
午前中から歩きっぱなしの我々は、もうダウン寸前。
夕闇が来るまえに川越を後にしました。 |
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2007.10.20 [土] 琳派百図展 |
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琳派百図展にギリギリ間に合いました。
あまり柔らかものと呼ばれる着物に対する欲求が薄い私ですが、
さすがの構図や色彩に目を奪われます。
なんとも鮮やかで大胆な構図、贅沢な箔使い、
着るというより衣桁に飾っておきたいような美しさ…。
そうだよねえ、もともと屏風絵や襖、掛け軸の意匠が多いんだもの。
いや、いいもの見せていただきました(しかも着物だから無料)。
酒井抱一の屏風!!!
着物:黄八丈に10/14と同じ刺繍の帯 |
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2007.10.18 [木] ビアライゼ98@新橋 |
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飲み仲間と伝説のビアホール「ビアライゼ98」へ。
ただの飲んべさんなので、蘊蓄は脇へ置いといてもビールが旨い!
それほど強くない友人もけっこう飲めちゃうと驚いてました。
でも何がスゴイって、繰り出される料理の旨いこと!
ピリ辛でスィートなポテトサラダは、本当に胡椒の辛さなのか?
ムール貝のお出しで作ってくれた雑炊の幸せな風味とか、
もっちりとボリューミーなメンチカツとか…これは男子好きだろーなあ!と
感服するくらい(女子だけど)美味しかったのです。
すべてがビールを美味しく飲むための肴である!と主張しています。
4時開店から30分もしたら、ほぼ満席のビアライゼ98、
こんどは飲めないダンナさまも連れて来たいくらいのお店でしたよ。
*ビアライゼ98@新橋
住所:東京都港区新橋5-12-7 富永ビル一階
電話:03-5408-8639
定休日曜・祝日、第2・4・5土曜日
平日:16:00 - 22:00 土曜: 14:00 - 19:00
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2007.10.16 [火] 小倉充子 羽裏&長襦袢展 |
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青山・桃林堂にて「小倉充子 羽裏&長襦袢展」。
http://www.torindo.co.jp/...
はっと目を惹く大蛸がお出迎え。
ダークな羽織とかコートの裏にこんなに鮮やかな絵があったら
どんなに素敵でしょうね!
今回は木綿の浴衣ではなく、絹物に型染めをほどこした展示会です。
「発色の違いが気持ちよくて、ノってしまいました」とおっしゃる小倉さん。
まだまだやりたいことがたくさんあるそうなので、次回も楽しみですね。
いつものように下駄と鼻緒もありましたよ。
私は、コウモリの帯揚げをお願いしてきました(展示品しかなかったの)。
会期終了後に送ってもらうのが楽しみです。 |
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2007.10.15 [月] メモ |
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*10/16〜22「小倉充子 羽裏&長襦袢展」青山・桃林堂
*10/19〜30「新匠工芸会展」東京都美術館(彫塑館)大野純子
*10/20「琳派百図展東京展」午前10時〜午後5時 時事通信ホール
*10/30〜11/4 「色の翼 志村ふくみ・洋子展」銀座メルサ8階
*11/10〜11/20「山口浩美展 蒔絵」ギャラリーKAI 03-3400-5490(15日はお休み) |
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2007.10.14 [日] 根の津で讃岐うどん |
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銀座の「さか田」で修行したというお店。
つい「さか田」のつもりで大盛りにしたら、多すぎてびっくり。
はあはあ言いながらも完食しました。おなかがつらい…。
その後、弥生美術館へ。
十代の頃、高畠華宵の本を見ながら模写したことを思い出す。
あんなに美しくてなよやかで三白眼な男女はいないんだけど。
夢二は、緻密な華宵とは対極にある、イメージの人なのかなあ。
女のうなじの憂いには切なさが見え隠れするのだけど、反対側に湾曲した腰や、着物の裾と段違いになった脛の位置、少年のお腹あたりから脚が生えてるのを見て改めて驚く。
企画展では、『少年倶楽部』から『りぼん』までふろくのミリョク☆展を開催中。
少年倶楽部のとんでもなく大きな立体像や、私の世代だと陸奥A子さん・ 太刀掛秀子さん・田渕由美子さんなどのレターセットなどの付録がもう…たまらん。
(ミリョクに☆がついてるあたりも時代を感じますのぅ)
この企画展は、クリスマスまでやってるそうです。
3種の館山唐桟で作られた着物
お太鼓に鴨とおもだかの刺繍の帯(ともに灯屋)
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海老さん、美術館に行くの初めてだって…びっくらした。 |
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2007.10.11 [木] 銀山温泉 |
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まるで千と千尋の世界でした!
山懐にあんなに素敵な街並みが隠されていたなんて…。
テレビや雑誌で見ていてわかったような気になっていましたが
目の当たりにすると、この街並みがいまも残っていることに
感動すら憶えます。夜はまたさらなり、です。
私は仕事がらみなのと雨模様という予報だったため断念したけど
着物であの橋に立ってみたい!と思いました。
そして今回は、建築家による「美」とホスピタリティということも
いろいろと考えてしまいました。
泊まる人にとっていい宿はなにか、暖かさはどこに在るかということ。
銀山温泉にはまた行ってみたいけど、たぶん違う宿にするでしょう。
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2007.10.10 [水] 芭蕉布 |
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なんとなく検索していたら、日本工芸会の平良さんの
インタビュー・ページを発見。
http://www.reves.jp/...
最後の動画も、貴重ですね!
この縞(絣)帳、見たいなー。沖縄で拝見できるのかしらん。 |
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2007.10.9 [火] またたび |
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明日から、マタタビ…いえ、また旅なのです。
今回は、横手から銀山温泉を廻ります。
いいなあと思ったアナタ。横手では、すべての食事が
「焼きそば」の可能性大なのですよー。
横手と言えば「焼きそば」と「かまくら」なのです。
しかもイチオシは「ホルモン焼きそば」! 男前〜〜!
ま、そのかわり銀山は豪勢な予定なのですが。 |
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2007.10.7 [日] 熱海miniオフ |
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キイさん&かんからさんと待ち合わせて、
熱海・起雲閣にて「大野純子 染織展」。
http://www.shinsyoukougeikai.jp/...
上多賀にあるご自宅のまわりの木々から色を移し、
織り上げた作品は、 力強く、それでいて繊細さに
あふれていました。
肩口に木漏れ日のように配された絣がキラキラと
乱反射して美しいこと。
どれも違った表情と技法で、この方は同じところに
落ち着くよりも 常に新しい模索に挑む人なんだなあと
感じました。
それぞれ胸に恋心を抱えつつ、海辺のイタリアン
「テールエメール」へ。
「ノド渇いたよねー!!!」とまずは生ビールで乾杯!
草木染めの美しさを反芻しながら、美味しいランチを
いただきました。
熱海では、いつも洋服なのでシェフが???な顔をしてて
おもしろかったな。
熱海銀座のナチュラルでパンを買ってから、我が熱海の
温泉家に移動。
台風のあと蜘蛛の巣がいっぱいなのと、庭が雑然としてて
ナンなのですが せっかくなので、ちょこっと一休みして
いただきました。
昭和初期の古い家なので、とても着物が似合うんだけど、
湿気の多いのが難点なんですよねー。
浴衣なら大丈夫なんだけど、絹ものは心配で。
またタイミングがあったら、今度は温泉にも入っていってくださいな。
こんどは浴衣、用意しておくわ! |
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2007.10.2 [火] 紫根染め |
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涼しくなったわーと嬉しくて、竹内友夏さんの出雲絣を着て
銀座で友人とデート(女性だけどね)。
松坂屋のアンティーク展を見るだけのつもりで出掛けたのに
立涌の紫根染めにクラクラリ。
盛岡まで行ったときには胸に来なかったんだけどなー。
これもまた絹ではなくて木綿。かすれた色もいいんだよねえ。
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2007.10.1 [月] ポン酒三昧 |
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きのうは友人の誘いで、江東区のホテルイースト21の
「蔵元を囲む会」に行ってきました。
会場のある地下にむかうエスカレーターに乗るまえから、
お酒の香りがぷーんと漂っています。
うっわー、弱い人だったらコレだけで酔っちゃいそうな勢いですよ。
まず最初は、利き酒にチャレンジ!ということで会場に入ったら、
ずら〜〜〜〜〜〜〜っと並んだ銀色の一升瓶!!!
ラベルが見えないようにしてあるんですが、全部で400本以上ですよ!
ほんのちょこっとづつクチに含んで、香りを利いて、捨てたとしても
ぜったいぜったい酔っぱらうに決まってます。
(青いポリバケツは、飲み込まずに出すためのものです)
でも、美味しいのがあると、ごくんと飲みたくなっちゃうんだよねえ。
甘味のあるもの、酸味のあるもの、香りも色もいろいろ違うのが
面白い。
なんとなくコレ好き!っていう味があって、それを書いてきたのですが
あとで答え合わせの紙を見たら、ふだん好飲んでいるお酒もちらほら。
ブラインドテストができるような舌じゃないけど、好きな味って
あるのねー。
「蔵元を囲む会」では、四谷の地酒あさまさんオススメの蔵元さんを
まわったんだけど まわっているうちに、酔っぱらいになってきて、
終いにはどれがどれやら…。
お料理も、和食というよりも中華とか洋食っぽいものが
多かったんですが、どれもけっこう美味しかったです。
でも皆さん、食べるよりもお酒優先、これ当然!って感じでしたね。
一押しは、むかごのウニ和え!これはいいよー、日本酒にぴったし!
こういう会も女性が多いんですねえ。
利き酒もでしたが、「蔵元を囲む会」では特に感じましたよ。
もちろん「あの蔵は最近どうの、こうの」話している、オタっぽい
お兄さんたちも いるんですけど、女の人が多いと華やかでいいなあ。
かと思えば、親子で来ていた参加者で、30才前くらい息子さんが、
あちこちからお酒を持ってきては、お母さんに渡してるのも
微笑ましかったです。
そういえば、会場であった友人の仲良しの蔵元の人、
お互いにどこかで会ったような気がしてたんですが、
話してみたら、なんと10日ほど前に京都のバーで会った人だったの。
世間は狭いねー! |
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