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2006.12.24 [日] お披露目

草履が届いた!
実はエナメルの台はあまり好きではなかったのだが、清楚なベージュに印伝がアクセントに効いていい感じ。台に印伝を挟むことは技術的にむずかしく、このかたちを上手に仕上げる職人さんはなかなかいないとか。お店にあったのは三等分だったのですが、こちらは5:2:5の割合い。より上品なイメージになってよかったです。

お正月におろすのが楽しみです。

2006.12.23 [土] 育てる鉄瓶

鉄瓶、欲しいなあとは思うのだが、果たして自分に育てることができるのかと思うと躊躇してしまう。

盛岡は一度だけ行ったことがあり、その時は有名な釜定工房へ少しだけお邪魔した。まるでオブジェのようにならんだ鉄瓶。モダンアートの世界でした。
今度行くなら番組でも紹介されていた鈴木盛久工房に行ってみたい。カタチは少し小ぶりでオーソドックスなあられ模様が好き。

こんなサイトもありました。手あぶりに炭、鉄瓶。うーん、あこがれだ。

2006.12.19 [火] 冬の扉

仕事で奈良の榛原へ。
山並みに霧が煙る様子はまさに写真のよう。

あー。でも寒いのだ。
大阪市内より5℃は低いそう。

*** *
万葉の時代から続く山並みの夕暮れ。入江泰吉もどき、なんちゃって。

2006.12.17 [日] おめでたに遭遇

下鴨神社では2組のも結婚式に遭遇。
一組目は今からお式のお二人で、花嫁は白無垢。控えの場所から式場へ入るところだった。
もう一組は式を終えて写真撮影をされているところ。
古典的な鶴や松が描かれた黒引きを、モダンに着こなされていて華やかなことこの上ない。
腰のところに結んでいるのは何なのでしょうか?

それにしてもお二組とも新郎はちょい脇役って感じで、なんとなく居心地悪そうでした。しようがないよね。やっぱり結婚式は新婦の方が華だもんね。お幸せに。

2006.12.16 [土] まだまだ

紅葉など期待していなかった分、得した気分の下鴨神社の彩り。神社近くのお店で聞いたところによるとこのあたりは京都の中でも一番遅くに紅葉が楽しめるとのこと。へえ〜、そうだったんだ。標高だけでなく植生なんかも関係あるのかな。
糺の森のしっとり、ふっくらとした土が心地良い。

*** *
はじめての道中着。しっかりとした織の紬であたたかいです。自分にしては珍しいぐらい地味系。まあ、きものが紅葉のような派手系なのでちょうどバランスがいいか、はは。

そういや伊兵衛織展では高林淑子さんの道中着が展示されていた。羽織らせてもらったのだが、とても軽くて、着姿が格好よくて素敵でした。通常の着尺より広幅で織り、一反から2着分とるそう。「大きい人は長い丈がいるから、小さな人をみつけないと。お相手探しが大変ね」と言われちゃったよお。

2006.12.10 [日] 初体験

偶然見つけて伊兵衛織展へ。

どっちかというと、渋目は好みではなかったのでどうかなあ、と思っていたのだが、見て、触って、羽織って見るほどに良さがわかる織ですね。
伊兵衛の特色ともいえる太糸ともう少し細い糸、中糸を使ったものがあるが、やっぱり素晴らしいのは太糸を使ったもの。無地調、縞、格子、など織り上げられた着尺は数点と少ないが、織りのサンプルは何十点も。特に目にとまったのは経糸に紺と金茶の2色を使って織り上げた一枚。表情豊かな節の出方や、2色の色から作られたなんともいえない色合い。ほとんど無地に見えるけど極細い縞が織り込まれている。ちょっと乱暴な例えだけど、ジーンズやツイードのようにごつごつしてるけどやさしい感じ、ってところでしょうか。

東京から来られていた方がいろいろ説明してくださったが、「糸と糸の組み合わせから生まれる織りの妙は伊兵衛ならではのセンスですね。」というように、ちょっとした色の組み合わせで全然違うものになってしまうようだ。

「きもの熱」や「きものまわり」など本でおなじみの帯も展示されていて、実際に当てて大満足。今日の一番のお気に入りは紺・金茶の無地調きものにジャワ彩段文の袋帯。へへへ、楽しいひとときでした。

2006.12.9 [土] 巡りめぐって

新しい草履をお願いした。
オフホワイトのエナメル台に印伝の鼻緒。お願いしたものの他にも古いフランスリボンを使ったり、ヘビのメッシュやハラコの台など、ちょっと個性的でおもしろいものが。大阪の鼻緒作家・佐藤秀子さんの「布楽布楽 源点」。

実は佐藤さんの鼻緒は以前買い求めたことがあるのでした。お店にあった下駄の鼻緒だけが気に入って、わざわざ工房まで伺ったのです。(たまたま会社の近くだったので)まわりに鼻緒職人がいなくなるのを見て、自ら作りだした行動派の方で、今までの常識にとらわれない鼻緒の素材を試しておられた。部屋中に置いてある鼻緒や、鼻緒になる前の素材をあれこれ見せていただいてすっかり楽しませてもらった。
へえ、っと思ったのは鼻緒は作っても台に据えることはしないということ。同じようにみえても微妙にすみわけがあるんだなあ。自分の鼻緒にあったイメージの台をつくるために皮をさがし、腕の確かな職人さんにつくってもらう個性豊かな草履や下駄。

黒田さんのも魅力的ですがこちらの鼻緒はもう少し大阪っぽい。ファンキーな味付けでちょっとポップで遊んだ感じ。
年内にはあがるらしい。モダンテイストの草履、楽しみです。

*** *
絞りに前つぼと受けにストライプのビロードを組み合わせた最初の鼻緒。
ちなみに専用サイトはないのですが、こちらに少し。あまりこの方のイメージを表している商品は少ないのですが。

2006.12.6 [水] 発見!

神戸で初おめもじ。
さんちかの本屋にはなかったのですが、ジュンク堂の三ノ宮店ではきものコーナーに、平積みで樋口可南子本と並んでました。

そして、きもののコートの予定が洋服のコートに化けちゃったよお。なんてこったい。

2006.12.3 [日] やっぱり猫が好き

昨日のお稲荷さん近くにいた猫。
つやも良くて人なつっこいのできっと近所の人に可愛がられてるんだろうな。

確かに甘え上手で猫好きとしては離れがたかったよ〜。

*** *
あたしも大島調の装いよーん。
いい艶だにゃーん。

2006.12.2 [土] 遅めの紅葉鑑賞

朝はゆっくり11時頃出発して、とりあえず進々堂でブランチ。
パンをいくつか買いワイン片手に吉田山ハイキング。北側の道から登っていたら着物姿で降りてくる人もいた。
風がきついけど、そんなに寒くはない。山頂休憩広場でちょっとワインタイム。途中茂庵で一休みしようか、と思っていたらとんでもない。待ってる人がすごくてびっくり。人を避けてたつもりなのに、甘かったです。

京大ではジャズ系のライブが行われているみたいで麓からのBGMを聞きながらのハイキング、なかなか楽しかったです。
山頂からは竹中稲荷〜宗忠神社〜真如堂と。近くのRipinへ足を伸ばしていろいろ布を見せていただき、半襟用にラオスの布をお買いあげ。バスの一日券を持っていたのでその後は御苑へ、ところどころ紅く色づいてた木があったけど、今年は紅葉は例年並だったのか、少し盛りは過ぎてた。

そして舐めてたこの時期の渋滞。
東山二条から五条まで二時間!!!
もうしません。

*** *
吹き寄せが美しいのも紅葉の時期の楽しみ。
初羽織かと思ったけど木綿の厚めのショールだけで充分でした。でも足元は保多織であったかく。

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