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2007.2.25 [日] 鮮やかな色彩 |
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この間の新年会の帯づくしを見ていたら締めたくなったこの帯。ネットで初めて買った記念のものだけど、正絹じゃない(いわゆる人絹かな)のでお太鼓がよれってなるし、長さも短い、で、お蔵入りが多い。でもこの筆で書いたような大胆なデザインとぱきっとした色使いの椿柄は捨てがたく大好きなのだ。
椿の御縁か冷やかしに行った神戸骨董市では柘植でできた椿の帯びとめを購入。嬉しいなり。梅柄は1〜3月の期間だけど椿柄は11〜4月まで大丈夫と、先日のきものサロンに書いてあった。この季節あとしばらく楽しめる。
で、きもの関係ではいつも出ている一山どれでも一枚3,000円で売っているお店におもしろいきものを見つけた。生紬に型染めが一面に施された草木染めのきもの。おばちゃん曰く「型染めのこの人たち、韃靼(ダッタン)人やろ、だからお茶会にも着ていける」??お茶しないからわかんらないけど、ホントですか。まあ、とにかく芥子色の地にモンゴル系の人がいーっぱいいて楽しいこと。おもしろいなあ、欲しいなあ、とついこってり柄好きがむくむくと起こってきたけど、値段みたら20万。そりゃないよ。
もう一枚は花嫁が披露宴に着たと思われる訪問着。鶯色の綸子に華やかな模様が友禅と刺繍で描かれて(袖には模様なし)、ほー、きれいねえ。諭吉さん1.5枚でどう? と言われたけど着れないよこの寸法じゃ。
元町に移動して千代で早い目のごはんを食べた後、南京街へ。一週間イベントをしていた春節祭の最終日らしく、龍がお店を巡り、獅子が舞っていた。鳴り物が興奮するなあ。若手が頑張る南京街の手づくりイベント。近くにいながら実は初めて見た。
龍を踊る人たちの衣装は黒に赤の帯、赤の垂れ幕に金文字、中国の色彩パワーはすごいね。
こうやって並べるとこの帯も負けてないぞ。
あっ、ちなみに千代は神戸ではよーく知られた広東料理屋さん。 |
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2007.2.19 [月] 夢のあと |
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のような感じの月曜日。
昨日はほんとに楽しかったです。
もっとゆっくりできればよかったのになあ。すでに現実世界に引き戻されてます。帰りのバスからはほんのり夕焼けが葉山の空に紅を引いていました。今日はいい天気だったのですよね、きっと。また行きたいです。葉山。ゆっくりと。なんとなく海つながりで神戸(特に須磨や舞子あたり)とも似てるからかな。
たくさんの素敵な着姿に興味津々の中、やっぱり振袖姿にうっとりの昨日。でも確かに例え興味があっても、20数年さかのぼっても、自分じゃ無理よね、あの感じは。その頃きものに浸っていたらどんな着姿を選んでいたのか、いやあ、わからん。
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美しい間とかたちと空気が素敵です。長い時間と愛しんできた方々の賜物でしょうか。 |
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2007.2.17 [土] お天気 |
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関西地方は午前中からしとしと。
さて、明日はどうでしょう。
ところで明日は東京マラソンもあるらしい。なんと東京在住の兄貴も参加するとか!
まずは完走だよね。確かに日ごろ車に占拠されているところを走ることができるのはランナーにとっては楽しいかも。しかし3万人? 信じられん。怪我しないように。そして風邪ひかないように。 |
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2007.2.13 [火] 帯締め |
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先週末の出張帰り、新幹線の時間まで約1時間半の中、銀座で帯締めを購入。来週も来るのに貧乏性やなあ。まず8丁目のお店をのぞく。オリジナルで色を出ししている冠組みはちょっと細めで撚房、好きな形なのだが欲しい色がない。曰く“都会的でモダンなものを揃えているので”そうですか…。
欲しいのはオーソドックスな赤。深緋とか唐紅とか呼ばれている色。本当ならきものを着初めの頃に揃えるような色に違いないのだが、つい好きな色ばかりに目がいって、実はもっていないのだ。深い臙脂色ならあるのだが合わせてみるとやっぱり違う。
でも帯締めってむずかしい。単品でつい惹かれて買ったのはたいてい実際会わせてみると「ちょっと違うなあ」ということが多い。あの帯に、と考えていてもぴったり、ということは少ない。お店の人は帯をもってきて、と言われるがいつも帯抱えている訳にいかないし。本当にこだわる人は帯ときものの組みあわせごとに帯締め・帯揚げを揃えるらしいが、庶民にそんなこと出きる訳ないやん! それにいろいろ組み合わせを悩んでこそじゃないの。と言い訳したりして。
帯締めの組み合わせに迷わなくなったらもうこれは達人でしょうか。一生なれそうにないわい。迷いっぱなしの帯締め道です。
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で、結局買ったのは大和屋さんのもの。撚房じゃないのがちょっと残念。ちなみに、「くのやさんなら絶対ありますよ」と最初のお店の方に言われたが微妙に違う赤でした。 |
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