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2008.12.31 [水] 大晦日 |
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ひざしが暖かです。
ついに2008年も最終日。
今年はほんとにいろいろありました。
過ぎてしまえば楽しかったことだけが記憶に残っているような…
来年もいろいろあるんだろうけど
小さな幸せが感じられる年でありますように。
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年末のこっそり告白。
えーっと一部のメンバーで話題になっていた例の「帯」。
実はあれからご縁がありまして、我が家にお越しになられました。
へへ。 |
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2008.12.30 [火] 年末です |
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昨日は無事仕事納め。
今年の納会でのはやりことば。
「百年に一度に出くわすなんて、めったないで〜」
どこまでも脳天気なナニワ商人です。
30日、本日は家の大掃除。
といってもやるのはいつもいい加減。
誰が見てるわけでもないので自己満足でいいのです。
とりあえずレンジ廻りを絶対すべし、と言い聞かせ
なんとか昼過ぎに完了。
まあ、そのほかにも台所の棚、洗面・トイレも磨いてすっきり。
これで許してもらおう。
そしてこれから大学の友人たちとごはん会。
なんとなく着物は着る気分でないので
買出しの服装です。
今年もあと一日と少し、皆様もばたばたとして
怪我などないように。
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生田の森のご神木(だと思う)。
先日の日曜日、年始の飾りつけに忙しい生田神社に
ひと足先にお参りしてきました。
年末にお参りも確かにいいですね。 |
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2008.12.21 [日] そして、きもののこと |
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昨日は今シーズンお初の羽織登場。
ということは今年は暖かかったっていうことかな。
帯は裂織半幅に瓢箪の帯留め。
裂き織だけに柔らかくて楽なのはいいんだが
帯にするにはちょっとくたくたすぎ。
兵児帯のようになってしまうのが難点。
なのでこの日は帯板はいつものメッシュをやめて厚めのものに。
さて、実はお買い物も、もうひとつの目的だった昨日。
帯がきれいに決まるとお勧めのゑり正の帯枕。
お店では年末のセールをやっていたので、つい半襟と下着も買ってしまった。
さて、これで帯姿、ちょっとは変わるでしょうか。
きものを着だして5年。
着付け道具はほとんど母のものか、買ってくれたものを何も考えず使っていたのだけど
そろそろこういったところにも少しずつ
自分なりのものを揃えていこうかという余裕がようやく出てきた。 |
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2008.12.20 [土] 師走のひだまり |
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つい油断をして風邪を引いたのと
忘年会疲れであんまり体調は良くなかったのだけど
せっかく行こうと予定していたので京都へ。
うろうろするのはどうかな、と心配したけれど
思いのほか暖かく日向を歩いている分には
まったく寒さを感じないありがたい一日。
2年ほど前に来たときに閉門間近で見られなかった東福寺方丈へ。
冬のお寺巡りは冷たい廊下がつらいのだけれど
この日ばかりはまったくそんなこともなく、
南庭に面した階段でひなたぼっこ。
お腹が暖められて弱っていた体が生き返るよう。
まあ、世知辛い最近の生活で
こんなひと時がすごせることに感謝です。
すっかり体も温まったので(何しに行ったんだ?)
東福寺から歩いてJRを超えて養源院へ。
(途中鉄男君たちのスポットもあり)
先日の書道家の方のお話を確かめたくて
ほの暗い中の牡丹の襖絵を拝見。
ふむふむ確かに金色の威力はすごいものです。
こちらはこの狩野山楽の襖絵以外にも
宗達の襖杉戸に描かれた像や獅子・麒麟の絵、そして有名な血天井、
と小さいながら盛りだくさんのスポットがあってなかなかのお寺でした。
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北斗七星が広がる東庭の小宇宙。
有名な市松模様の北庭はイサムノグチ曰く
「モンドリアン風の新しい角度の庭」らしい。
日向ぼっこする人が多いと見受けられる
つるつるで丸くなった南庭に面した階段。 |
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2008.12.11 [木] 奥座敷 |
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平日休み。
今年初めてで(たぶん最後の)紅葉狩に。
JRの廃線跡を歩くハイキングコース。
武庫川渓谷を横目に川沿いをてくてく。
廃線といっても昭和60年ぐらいまで使っていたそうなので
枕木もまだまだ残っていて気分は線路を歩いている感じ。
残念ながら紅葉はほぼ終わりだったのだけど
雨上がりのしっとりとした空気と
森の香りに包まれてすっかり森林浴を堪能。
トンネルや鉄橋を通り、最後は武田尾温泉で一風呂あびて帰宅。
しかし、こんなんでやっていけるのかと心配するぐらいの
がらがらだった温泉宿。
大阪から小一時間でいける奥座敷とは言っているものの
ちょっと魅力不足なのかも。
そのおかげでお風呂は貸切でしたが。
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途中のトンネルは本当に真っ暗。
懐中電灯必携なのです。 |
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2008.12.7 [日] きもの好きが集まると |
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さて、土曜日はほんとはこちらへ伺うつもりだったのだが、
ばたばたして結局かなわず。
その代わり、表参道のぎゃらりい朱さんでお出会いが。
土曜日だったこともあり、小さなお店には入れ替わり立ち代りお馴染みの方が来られていた。
当然初めて同士なのだけど、きもの好きだけに
あれこれ引っ張り出しては、ああだ、こうだ、
これは似合うよ、あれはここが素敵など
あれこれきもの談義が弾むこと、弾むこと。
中でも話題になったのは、
少し古いもののようで状態はイマイチだけど
全体に更紗がこれでもって感じで染められている一品。
更紗らしい柄もあるけれど、地球儀、茶壷などそれこそごちゃごちゃ、おもちゃ箱のよう。
八掛けもたぶん別染めの多色のぼかし、そして振りは赤絹。
まあー、誰が着るのよ、って思うけど案外はおってみると
そんなちんどん屋にはならないところが不思議。
そしてもう一枚は黒地に六角模様でいろんなおめでたい模様が鮮やかに描かれた小紋。
袖の丸みも可愛らしく、丈も長いのでたぶん10代の女の子が着てたのかな。
「着れないけど、見てるのは楽しいのよねえ」
って言いながら自分以外の人に勧めてみたり。
特にお一人、浦野さんの縞の着物に無地帯、
そして黄色地に型染めでいろいろな楽しげな模様を挿した道中着を
お召しの方のお話が楽しく。
なんとなく好みのものが近いなあ、ということもあり
思いのほか長居をしてしまった。
そして帯とのお出会いもあり、ひとつ無地帯をいただくいことに。
3割引きというのも魅力的です。
12月いっぱいはセール期間中ということです。
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青山路地裏の猫。
ずいぶん年寄りのようでしたがのんびりお昼飯中。 |
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2008.12.6 [土] 東から西へ |
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東京は真冬並みといいながら、コートを着て歩くと
首もとに巻いたストールが邪魔なぐらい。
新神戸に降り立ったとたん、
「さっぶ〜」。
いや半端じゃありませんでした。
その分空気が澄んでいて少し山手から見る街の灯りも、夜空に輝く半月もくっきり美しい。
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ちょうど夕暮れ時の新幹線。
富士山を過ぎるころにはほとんど日も暮れかかっていたのだけど
茜色をバッグにシルエットの富士山に感動でした。
四季それぞれ、一日の時間の中でもいろんな姿が
美しいのですね。 |
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