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2009.10.31 [土] オーガニックアーキテクチャー・旧山邑家住宅 |
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実は近くに住んでいて中に入ったのは初めて。
かの有名なフランク・ロイド建築にして重要文化財。
(実際には帰国後、日本人弟子が仕上げたらしい)
しかし、個人でこんなお宅を建ててしまうとは
昔のお金持ちは本当に贅沢。
建物は芦屋川の近く、六甲山の麓あたりにあり
芦屋川沿いに歩いて行く途中見上げると、緑の山々に包まれるようにして佇んでいる。
玄関、バルコニーが南の先端にあり、
住まいは奥へ奥へと続く細長い間取り。
その重厚な外観と相俟って、まるで山の中に軍艦が浮かんでいるよう。
内部は日本の気候に配慮されたつくりがあちこちに取り入れられている。
和室が続くフロアにはまるで縁側のように続く窓辺。
さらにあちこちにあしらわれたアールデコ風のモチーフもこの住まいの特徴になっている。
この日も訪れる人はわずか。
でも、80数年を経てなお残っている姿はまさに老紳士の風格。
建物好きにはおすすめの場所。
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こんなところで街の灯りをみながらホームパーティがしてみたいものですわね。
使われているのは大谷石。
なんとも表情豊かです。 |
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2009.10.26 [月] じゅり〜 |
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えーっと皆さん他の人に詳細レポを振るのはやめましょう。
あら、寝起きのジュリー、神戸出身やん。
ますます親近感。
とりあえず、反応日記です。
いやはや、へなちょこ幹事で皆様申し訳ありませんでした。
詳細はまた改めます… |
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2009.10.24 [土] 菊模様 |
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で、結局こちらの小紋に洛風淋のしゃれ袋帯の組合せ。
でも、モーリーさん、小紋じゃないよー
私以外、みーんな紬でした。
でも繁盛亭に登場の落語家の皆さんの着物もいろいろ。
えーっ、てぐらいド派手な色を着る人がいるのはやっぱり大阪だから? |
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2009.10.23 [金] 楽しみを前にしてアセるのです。 |
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そう、大好きでも、帯合わせに苦労する着物あるよねえ。
私の場合はコチラ。
今頃のシーズンに纏うにはぴったりなのだけれど、
どんな帯をもってきてもイマイチ〜、な感じ。
臙脂色とかベージュなんかの無地かポイント柄がきっと合うんだろうなあ、
と思いつつ未だベストな組合せにはめぐり合っていない。
さて、週末。
ぞくぞく表明される装い計画にアセる。
昨日までは蚊絣大島にアンティークモダンな柄の染め帯にしようかと思っていたのだけど
モーリーさんの写真を見て、やっぱ大阪チックにもうちょっと賑やかにしようかなあ、なんて。
うー、それより半襟もつけなきゃ。 |
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2009.10.21 [水] 人と街と建物と |
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参りました。
目が廻る〜
ウィーンですか?
なんかガウディっぽいね。
古いビルはひんやりとしているけど
冷たくない雰囲気が好き。
せっかく皆様にコメントしていただいたのに
コートの話題、ちょっと出遅れてしまった。
そうです、ぼーさん。兄弟です!
留める部分がくるみボタンで、
そういや、昔、母がよく着ていたウールのコートもこんな感じだった。
でも洋服地と紬ではちょっとイメージが違うかも。
同じカタチでも生地の風合いによって変わるからねえ。
辛夷さんが浮気されたのはギャラリー凛のコートですよね。
テイストは似ているかも。
とにかくもう少し寒くなったら写真アップしますよー。
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さて、事務所移転から約2ヶ月。
ようやく廻りの環境にもなれてきた。
実はこの近辺は、若者向け(って言い方がおばはんやなあ)のお店がいっぱい。
もともとは家具屋街だったのだが、業界不景気に煽られて
この10年ほどの間にほとんどのお店が撤退。
その代わりに若い人向けのショップが続々とオープン。
家具屋の事務所や倉庫だった躯体を上手に改装しているところが多い。
今でもあちこちでリノベーション中のショップが。
爽やかな気候に誘われて、ついお昼休みにふらふらと探検中。
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こちらはショップではないけど会社直ぐ近くにある築50数年の西谷ビル。
入ってみると、まあ、そそられるらせん階段!
エレベーターがないのはつらいけどこんな所で働くのもよいかも。
ビル好きの人はたくさんいるようでこんなブログが。
近頃はこんなサイトもあるのね。みんなの不動産
そして最近知った吹田の佐竹台ハイツ、建物をどう生かすか、建物と人の関係ってむずかしい。 |
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2009.10.18 [日] 初型染めで街歩き |
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7月に購入した関美穂子さんの帯。
ながーい間ギャラリーにお取り置きをしていただいていたのを
ようやくピックアップ。
初めての関ワールド、ちょっとプリティすぎるかなあ、と買うときにずいぶん迷ったのだけれど
大好きなタンポポ色に惹かれてしまった…
確か「春の庭」ってなタイトルがついていたように
色柄的には思いっきり春仕様。
だけど、そりゃあ、待てない。
それで片貝木綿にあわせてお出かけ。
秋だけどいいよね。
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居留地のディオールショップ前で。
壁面の丸い部分に写った景色が万華鏡のようなり。 |
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2009.10.7 [水] 秋の訪れとともに |
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先シーズンの最後にお願いしていたコートができあがってきた。
今まで冬のシーズンは、白生地を染めて仕立てた
一張羅の羽織一辺倒。
ひとつコートが欲しいなあ、と思いつつも
内容的にもお値段的にも、これといったものがなく思い切れなかった。
お茶をするわけでもないし、
そんなにきちんとした場に出ることも少ないけれど
いざというときには訪問着にも合わせたいし…
と、あれこれ考えた末に決めた初めてのお誂えコート。
お仕立てはこちら。
『つぼ折れコート』というこのお店のオリジナル。
襟をきちんとおればへちま襟として、ショールのようにくしゃっとすることもできる。
振りも閉じているので、袖の長さを気にすることもない。
お店では無地の紬や絞りをおすすめしているようなのだけど
今回は持ち込み生地でお願いした。
結局お仕立て代も思いのほかリーズナブルで、なかなかお手ごろ価格に。
まだまだ着るには早いけれど、この冬の楽しみがひとつ加わりました。
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シルクウールのヘリンボーン。
あちこち捜して結局日暮里で購入したお買い得品。 |
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