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木の本へ向かう敦賀行き新快速。
えらい混んでいたのですが、ふと見ると着物姿のお三人が通路に立っていた。
コート姿だったので最初はそんなに気にしていなかったのだが、よくよく拝見すると(失礼ながら)髪はしっかり京都風に結い上げ、髪飾りも大ぶりなものをあしらっている。
一番若い女性は、かなり目立つ桃色のお花の簪。
そして半襟も刺繍や染めのものをボリュームたっぷりに見せていて(約7、8cmは)その上お二人は柄物の重ね襟までしていた。
コートもそれぞれこだわった仕立てで、襟の仕様も見たことない感じだったり、背中に洒落紋、くるみボタンにあしらった色糸もひとつずつ変えていたり。
うーん、素人さんじゃないのはわかるけど、いったいどんな方たちなのか。
どこへお出かけなのか。
神戸から京都へ出かけるというのは京都の方じゃないのかなあ…
なんて、なんて、京都まで気になってしょうがありませんでした。
あー、できればコートの下も拝見したかった。
残念。 |