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2010.7.26 [月] 初天神祭 |
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昨晩は大阪勤め20年にして初めての天神祭体験。
といっても太極拳の練習帰りに花火をチラ見しようという可愛い企画。
尋常じゃない人ごみを避けて、天六から少し歩いた都島橋の上からにしたのだが
ここまで離れると高層マンション・ビルに阻まれ、半分しか見えない。
カタチや色も単純なものが多く、華やかさがあまりない尾を引かない種類の花火でいまいち。
(打ち上げの近くで見たらもっと違うのだろうけど)
でも大川に映し出された船の灯は涼しげで、こちらの方は気分を盛り上げてくれた。
しかし、浴衣ガールズの多いこと。
「個性で着よう推奨派」だから堅苦しいことはいいたくないけど
「涼しげ」とは程遠い「暑苦しい」装いがほとんど。
頭はでっかい、帯もフリル満載、化粧も濃ゆい。
大阪だからなのか、天神祭だからなのか。
花火が貧相な割りに浴衣姿は派手だった。
そして左前に着ている人がそこそこいるのはびっくり。
やっぱり浴衣ぐらい、と思って普段着ない子が自分で着付けるからかなあ。
一番驚いたのはベアトップのように肩まで下げて着ていた人。
浴衣着てる意味ないやん、とさすがに毒づきたくなったよ。
+++++
大阪では結構「かちわりワイン」出てます。
ビールジョッキにかちわり氷を入れてワインをどばっ。
ワインを愛するしょうさんが見たら卒倒するかも、と思ってましたが
結構メジャーなのか。
確かに暑い日に飲むにはぴったりです。 |
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2010.7.19 [月] 茜空 |
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梅雨明けは蝉に聞け。
とうい持論をもっているのですが
今年もその通り。
昨日の朝から「それー」って感じで
しゃんしゃん鳴いている。
ようやく暑い夏の到来。
そして8周年の海辺の集いの景色にうっとり。
本当に夏の宵時分の空は素敵。
やっぱり夏は海ですなあ。
*** *
こちらは人工島の夕空。
ビルという無機質なモノ達との組合せだけれど
魅惑的には違いない。 |
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2010.7.16 [金] 朝顔ゆかた・お初 |
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そして誕生日におろした初ゆかた。
空模様が怪しかろうが、ゆかただし。
ユニクロのアンダーウエア&ステテコに羽織って、半巾をきゅっと結ぶだけ。
着るのも楽ちん。
しかし、襟元にメッシュの襟芯をいれようかと思ったら
掛け襟のところがしっかり綴じられていて入らなかった。
普通ゆかたの襟元ってどうなってんだろう。
*** *
涼しそうでいいですね。
と店員さんに話しかけられました。
へへ。良い気分であります。 |
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2010.7.15 [木] 50年記念日 |
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半世紀です。
自分の歳ながらちょっと驚き。
やっぱり50年ってすごいかも。
まあ、100%満足とはいえないけど、
大きな病気もせず健康に過ごせたのは幸せなことです。
(丈夫に産んで育ててくれた両親に感謝。)
しかし、年数ばかりは経ったけれど、中身はどうなんだ?
今までは何でもできる、と思って生きてきたけど
これからはあきらめることもイッパイ出てくるんだろう。
でも、今までとは違う意味で新しく仕切り直せることもイッパイあるはず。
大きな区切りの年を迎え、ちょっと気持ちを切り替えた一日です。
*** *
ちょっと奮発したスプマンテ。
シャンパーニュ「ジャック・セロス」と南イタリア・カンパーニャの「フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ」のコラボレーションだそう。
いつも飲むスペインデイリー価格のカヴァと違って
黄金色が美しい、芳醇な味わいの逸品でした。 |
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2010.7.5 [月] 梅雨の合間に |
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大和川を越え、堺へ。
天王寺から阪堺電車のチンチン電車に揺られて約30分。
(本当にゆれる、ゆれる。ポイントの切り替えの影響?)
まずはこちらで氷くるみ餅をいただく。
さくさくの氷にみどり色のゆるゆるとした餡とお餅がとけあってちょうどよい口当たり。
あまーい餡とぷにゅぷにゅのおもち、そして氷の三位一体のなせる技です。
この日も昨日までの豪雨に引続き梅雨空、という天気予報だったのに
日差しがかんかんと照る、日傘必携のお天気。
格好なんて気にしていられないと、雨傘をさす御粗末な格好で本日の目的地主水書房へ。
仁徳天皇陵の直ぐ近くに位置する静かな住宅街。
その一角にある3代前からお住まいのご自宅を使ったギャラリーで
夏ならではのプリミティブな繊維がつくる布の数々を堪能。
オリジナル紅梅織りの襦袢地、気になりますが
夏は手抜き半襦袢にステテコ派の自分にはもったいないかな。
そして、日本住宅なのに、モロッコ風の空間が心地よいカフェでの左官談義。
布も住宅も職人のなせる技は同じなのですね。
まるで知り合いのお宅でお茶をいただいているかのような心地よい時間でした。
そして蛇足ながら、みささぎ流の御家元。
京都のときとずいぶんイメージが違っていて最初わかりませんでした。
やっぱり、ホームグランドにいる余裕なのでしょうか。
それとも袴姿とTシャツジーンズの装いの違い?
しかしサーフィンをする御家元というのもよろしいなあ。
*** *
今シーズン初の夏着物は上布に科布の帯で。
木村さんに「科布」はなじむまでは相当時間かかりますよ、脅される。
今年で5シーズン目。いつかこの頑固者の布も手なずけられるかな。
縁側のある風景。
懐かしい。
でも我が家の廊下は木がささくれて、結構お手入れは大変だったな。 |
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