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2010.9.29 [水] 一気に夏から秋へ |
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18日に京都に行ったときは
まだまだ夏モードだったのに、秋分の日を境に季節がひとっとび。
シルバーウィークは出し物を控え練習、そして仕事(カレンダー通り+日曜出勤)という期間だったけど、ちょこちょこながら、あちこちに。
18日:
ユトリロ展と京都工芸繊維大学の美術工芸資料館へ。エコール・ド・パリの時代に生きた多くの画家とは違ってユトリロって生きている時から売れっ子でお金には困らなかった人だったのだと初めて知る。
23日:
地元六甲のフクギドウへ。
倉敷の小谷氏の下で修行された石川昌浩さんのガラス作品。ぽってりとして、昔のガラスみたいな温かさを感じる。小さいグラスをふたつ購入。冷酒を飲むのにうってつけ。
25日:
武術交流会本番。終わってからは阪神百貨店の「楽天市場うまいもの大会」へ。よなよなエールと牛すじ煮こみで乾杯! しかしどの店も行列、行列ですごい人。
26日:
黒田さんの展示会へぎりぎり滑り込む。ふわふわと空気をいっぱい含んだ布たち。作品の数は少なかったけど、ご自身で作られた裂帖が素敵。小さな布たちを眺めつつ妄想がむくむく。
*** *
大正時代の機械捺染の着物。
遠目に見ると織物に見える。ようできてます。
今回の衣装は爽やかなブルーでした。
ボイル地にフロッキーでシルエット風に浮かびあがる薔薇にスパンコール。
もちろん借り物。 |
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2010.9.19 [日] 初エメ |
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しました!
ロングは飽きた。
ショートにしたい、などといいながら結局美容院にマメに行くこともない中途半端ヘア。
浴衣のときは何となく誤魔化していたけど、
やっぱり半襟をつけて単衣となると、これじゃあね。
でも自分でまとめるのも無理、いったいどうするんだ…
で、そうだ!
京都に行くんだから、それならばいざエメラルドへ、と予約を入れたのです。
途中、バス渋滞に巻き込まれ、予約より15分遅れの到着。
せっかくのエメラルドなのに汗をかきかき「申し訳ありませ〜ん」と恐縮してお願いする。
先生いわく「確かに髪多いわね、しかも毛先を薄くしているから収まりにくいでしょ」と。
「そうなんです。何とかなりますか?」
「そうねえ、まだ暑いから襟元はすっきりあげましょう。襟先の短い部分だけは跳ねないように、少し毛たぼをいれないとね。」
まずはヘアクリームを全体に馴染ませ、全体にホットカーラー。
巻き終わると同時にはずして、逆毛を頭頂部と横・後ろと順番にたて、
あとはくるくるくる…
約15分後、ゴッドハンドによって、ばさばさ頭が、あっという間にしとやかな奥さまヘアに。
「背が高いからほんとはもう少し下にボリュームを持たせたスタイルの方がいいのだけれどね。」といいながら、
着ているもの、その人の雰囲気、どこに行くか、季節、それらを一瞬にしてインプットし、
あっという間に創り上げる、まさにプロです。
ほんとうにありがとうございました。
*** *
ちなみにこの日は薄いベージュの紬ちりめん地に更紗柄の小紋。
「少しモダンな感じもいれましょうね」とおっしゃってました。 |
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2010.9.15 [水] 気になるケド |
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9/19(日)〜26(日) 黒田妙美展:住吉倶楽部(神戸)
9/21(火)〜26(日) 永井健展:ギャラリー・イシュ(京都)
黒田さんの着物は昨年始めて拝見。
ほわっとしたやさしげな色が素敵で袱紗をいただきました。
今回は染め帯の遠藤あけみ・関美穂子両氏とのコラボらしい。
そして永井さんの天空釜。
家にあるのはころんとした急須。
篠山から倉敷に移られて作品は変わったのか。
この週末から一週間、忙しいけどなんとか時間を工面して見に行きたいなあ。
*** *
渋〜い永井さんの案内ハガキ
キイさん、素敵ですねえ、ヴァイオリン弓の木が材料の染めなんて。
どんな色にそまるんだろう。
蘇芳色に近いのでしょうか。 |
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2010.9.14 [火] 週末いろいろ |
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さて、久しぶりにのんびりした土日のおでかけメモなど。
土曜日はきものかぐやのとおかいちへ。
いつもの天満ではなく、今回は苦楽園のギャラリーでの開催ということで
スペースもずいぶんゆったり。
お手入れをお願いしていた帯を取りに行くのが目的だったのだが
やっぱりあれこれ見ているうちに、かなーり好みな紬を発見。
ちょっと裄が足りないが、エスニックの香りがする珍しい織り柄に惹かれ、いただくことに。
そして、終わりがけに行ったものだから、思いがけず夕ごはんにお誘いいただく。
行ったのはこちらのスペイン料理。
高級住宅地として有名な苦楽園は、実は隠れたグルメの街でもある。
ただしお値段もそれなり。
連れて行っていただいたお店も人気らしく、この日もカウンターしか空いてなかった。
基本はコースらしいのだが、今回はパエリヤ以外はタパスづくしで。
素材選びもいいのだろうけど、味付けもかなり本格的。
魚やお肉、野菜がいろいろ楽しめてお手頃価格のタパス、
ちょびっとずつ、いろいろ食べたい年頃にはぴったりかも。
翌日は大谷記念美術館へ「ボローニャ絵本原画展」を。
日曜日のせいもあり、子供達がいっぱい。
でもお行儀良い子たちばかりでゆっくり鑑賞でき、よかったです。
夙川沿いをJRまで歩いてあまりの暑さにアイスを食べ
大阪で必要な日用品をいろいろ買い物。
うろうろしているとイベント販売していたフクギドウで偶然、
谷由紀子さんのラオス布に遭遇。
以前半襟用にと買ったときとは一味違う格子や縞柄の布があって
嬉しくなってつい2枚も買っちゃいました。
さて、細かい格子の半襟、無地の着物なら合うかな。
とかいいながら、暑くて二日とも着物ではなく。
まったく猛暑の9月にぴったり着物、早く考えよ。
*** *
格子はマドラスチェック風やタータンチェック風など、
かなりバリエーションあり。
全部欲しくなってしまうほど。
半襟じゃなくても、ちょっとしたインテリアのアクセントにいいかも。 |
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2010.9.6 [月] 真夏の決算報告書 |
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って、まだまだ真夏のような暑さですが。
この夏を振り返ってみた。
◎きもの
一衣舎展に上布で伺った以外はすべて浴衣。
しかもずっと同じ半巾との組合せ、という着たきり雀だった。
2ヶ月のブランクの後、お太鼓が結べるかなあ、とふと不安になる。
◎お稽古事
8月から先生が変わった。
理由は先生の都合。
実は今通っている教室は、講師の外での活動を禁止しているらしく
自分の腕を磨いたり、世界を広めることがなかなかできないらしい。
特に春にお母上を亡くされたことも大きく影響されたようで、自分の音楽人生を考え直されたようだ。
これからは楽員として、またフリーの音楽家としてやってみます、とのこと。
音楽で生きる、っていうのも大変だ。
教室の中では“厳しい”先生だったけど、みっちり基礎を叩き込んでいただきました。
で、新しい先生は(たぶん)学校を出たばかりのような雰囲気の人です。
180度違う教え方だけど、まあ、いろいろあっていいか。
しばらくいっしょに頑張ってみよう。
◎夏太り
これだけの酷暑、というのに実は太っていたという驚愕の事実。
夏に太ったなんて初めて。
ということでただいまコントロール中。
もうひとつのお稽古(中国武術系)の訓練も兼ねて
毎日腹筋&ストレッチやってます。
◎仕事
お盆が終わったとたんにぱったりとヒマに。
会社的には忙しいはず(儲かってる訳ではなく儲かってないのでその対策に)なのだが、
お金を使うわが部門は当然自粛状態なためすっかり余裕の仕事体制に。
そして秋は楽しい予定がてんこ盛りです。
遊ぶばかりじゃなくて、じっくり充電の季節にもしたいもの。
お、そして今気づきましたが、
ちょうど真楽に入ってこの9月で丸5年だ!
皆様これからもよろしくお願いします。 |
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