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2011.5.27 [金] 夏のしたくあれこれ

先週、改装なった大丸梅田で開催された「風水土のしつらい展」。
いつも参加されている一衣舎さんは残念ながらいらっしゃらなかったのだけど
布好きのオーナーがいるこちらのお店でいろいろおしゃべり。
堺在住なのに最近は関西での催事はすっかりご無沙汰に、ということ。
夏素材の着物・帯から、段ボールいっぱいの端切れまであふれるほど。
中には浦野の無地帯や龍村のしゃれた夏袋帯、伊兵衛の袋帯などちょっと高級路線も。
結局、掛けてある中で最初に目にとまった辻ヶ花文様の帯をいただくことに。
ちょうど単衣から夏にかけてよさそうな生地の風合い、
麻の着物を格上してくれるシックな雰囲気が出せそう。
お出かけ用だね。

この季節いろいろ展示会が目白押し。

はきもの展 佐藤秀子の仕事
ゆずりは大阪展 東北の手仕事と刺し子
●黒田商店 6/1(水)〜7(火) JR大阪三越伊勢丹
関西で初の黒田さんの展示会が!
ひゃっほー、楽しみ〜
 
夏とは関係ありませんが、こちらも忘れずに見よう。
4月から時間帯が変わったのですね。
美の壷「紬」6/4(木)

2011.5.21 [土] 目も口も、たらふくなり。

大阪市立美術館で開催されている
国芳展へ真楽メンバーお二人とご一緒する。
まるで夏のような強い陽射しとムシムシの湿度、
見た目は紬ちりめんの単衣に八寸帯でしたが下着はすっかり夏仕様。
もはや5月〜10月は長襦袢が着れない体です。
もちろん日傘に扇子も必携。

国芳、いろんな浮世絵展でちょこちょこと見たぐらいなので
ここまでのボリュームで見るのはもちろん初めて。スゴイです。
それぞれ描きこみが細かいので、つい一枚一枚じっくりと見るからよけいに大変。
後半の猫や金魚・擬人化シリーズが来るころまでにはすっかり満腹状態。
美術館スタッフがしきりに「順番はありませんからお好きなところからどうぞ!」
と勧めていたのがよくわかった。
すべて見終わったときには全員「疲れた〜」「座りたい〜」。
おもしろかったけど半端じゃありません。

疲れた足を美術館のホールで休めた後は
お楽しみの居酒屋へ!
採れ採れの魚に季節の野菜、やっぱうまいです。
ご一緒の真楽メンバーも感激していただいたようで、ちょっと鼻が高い夜でした。
絵もごはんもちょっと食べ過ぎな一日。

*** *
猫姿で描く五十三次。だじゃれ?江戸の親父ギャグ?
ちなみにこちらは「四日市」でよつたぶち(寄った斑)
この猫たちが美術館内を案内してくれます。

11/5/25 かんから
いいなぁ〜、食べたいなぁ〜、鯖サンド!短いコメントで失礼しました(^_^;)
ふっちゃん
サバサンド逃げへんよ、いつか大阪でランデブー〜
11/5/27
江戸にこんなマルチクリエーターがおられたとは驚愕。
仁じゃないけど江戸にタイムスリップしてお会いしたい。
夜は半端なくおいしくて胃袋わしづかみされました。
やはりとくに鯖サンド。
本気でおいしいと感じた時は眉間にしわ寄ります、わたくし。

2011.5.14 [土] 文学の館でヴァイオリンに浸る

この週末は神戸まつり。
土曜日は各地区、翌日の日曜日は三ノ宮中心部で市民グループによるパレード、とあちこちでイベントが開催される。
当然地元推進派としては近場で過ごすことに。
徒歩3分という神戸文学館で行われるヴィオリンコンサートへ。

神戸文学館、元は関西学院のチャペルだった建物を再生したもの。
さすがにすべて本物の重厚さはないものの、緑豊かな当りの風景に溶け込んで
煉瓦づくりの佇まいはなかなかフォトジェニック。
いつもアマチュアカメラマンや趣味の絵描きさんの恰好のポイントになっている。
実はこんなに近くに居ながら中に入るのは初めて。
このあたりが通学路だった自分には図書館のイメージが強いけれど
その後ギャラリーを経て今のかたちになったらしい。
明治から現在に至るまで神戸に関わりのあった作家たちをコンパクトにまとめた展示。
神戸出身の作家といえば野坂昭如、遠藤周作、妹尾河童とかが浮かぶが
その他にも谷崎をはじめ、ゆかりの人など結構いるものです。
図書コーナーがあり、誰でも使用可能だし、定期的にイベントも開催していて、
こじんまりとしているけれど、がんばって活動をしているよう。

そして肝心のコンサートは女性お二人のデュオ。
いつもはピアノ伴奏で聞くことが多いけど、掛け合いの演奏もなかなか。
特にアンコールでの「二人のフィドラー」が、かっこい〜!!
すごい気に入ったので曲をダウンロードしようといろいろ探したけど、
どうもあまりメジャーじゃないらしく、どこにもない。
唯一こちらに動画サイトがありました。
http://www.youtube.com/...
最終目標は「リベルタンゴ」だったのだけど、この曲も弾きたいなあ。
なんて… もたもたせずに気持ちよく弾ける日はくるのだろうか??
ちなみに「ヴァイオリンは歌う、フィドルは踊る」、というらしいです。
ヴァイオリニストとフィドラーの違い、このブログでの紹介が笑えます。

*** *
煉瓦の壁に明るい陽射しを受けた新緑のシルエットがきれい。
初日傘、初木綿、初半襦袢。
夏仕様全開です。

2011.5.7 [土] 連休

律儀にカレンダー通りのマイゴールデンウィーク。
もちろん本日も出勤でした。
で、29日から飛び石の5日間の休日を振り返ってみると
ほぼ毎日外で飲んだり食べたり。
靱公園、六甲アイランド北埠頭、芦屋河畔、と行くのは近場ばかりでしたが。
人混みも嫌だし、といって家にいるのももったいないし、
でも給料もまたまたカットされてお財布は寂しいし…
やっぱり、お手軽にピクニックが一番やん。
爽やかでいい季節に、のんびりまったり。
まあ、いい休日でした。

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