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2011.10.24 [月] びゅんと週末

金曜日夜:
先日の大同窓会の後夜祭で3人でこじんまりと飲み会。
調子に乗って少々飲みすぎ。

土曜日:
午前中は六甲のフクギ堂で、いい糸味と色合いのラオス布三昧。
自分にはめずらしくシックなショールをいただきました。
その後は新大阪に移動してリハーサル。
我がチーム以外にもフラやジャズダンス、バレエ、ベリー、といろんな衣装が勢ぞろい。
いやあ、楽しそうで良い良い。
春節はいつも屋外なので、ライティングがあるステージはちょっとどきどき。
夜は父宅でおさんどん後、夕食へ。
と思ったら大雨洪水警報が出てるらしく土砂降り、近場のすし屋で済ますことに。

日曜日:
本番。衣装は白レースのチャイナに赤いカンフーパンツ。
そして、ついにつけまつげ成功!(といっても若い子たちに手伝ってもらってようやく)
至近距離で鏡を見ると怖いですが、少し離れて全身見るとそうでもない。
でも常に目に違和感ありです。これも慣れるのかなあ。
舞台は先生を含めて6チーム、大きな失敗もなく終了。
その後はみんなでまたもや打ち上げ。
最後まで付き合って、こちらも疲れた…

*** *
細かい格子のラオスシルクショール。
ばんばん使ってやわらかくしたいなあ。

11/10/24 モーリー
なんと、ステキなギャラリー、実家のすぐ近くですわ!おしえてあげよっと。
11/10/26 ふっちゃん
そうそう八幡神社のすぐそばです。あのあたりはおいしそうなお店もあるし、ノラちゃんもいっぱいいるし歩いてて楽しいです。ギャラリーは猫の額スペースですよ。

2011.10.15 [土] うまし国

大阪から電車で約一時間の丹波篠山。
篠山といえば思い浮かぶのは「黒豆の枝豆」。
それ以外にもぼたん鍋、栗・松茸など京阪神からちょっと足を伸ばして自然の恵みをいっぱいいただける田舎、って感じだったのですが、最近おいしいレストランやおしゃれなギャラリーが続々とできているらしくこんなイベントもやっているというので行ってみようということに。

市街地はJRの駅からバスで約15分。
今にも降りそうなお天気だったのですが、軽快に動き回れることを優先してレンタサイクルを。まずは城址の周りのお堀からマルシェが開催されている江戸時代の街並みが残る河原町妻入商家群へ。
10月の週末だけ開催されているこのマルシェ、地元からと阪神間からとミックスした出店で食べるものから雑貨までまさにいろいろ。
ほんとは車道だけど歩くサイズにぴったりの道沿いを、右左と冷やかしながら歩く。元は八百屋だったというおばちゃんところで栗ご飯を買い、その前に肉屋であげてもらったコロッケといっしょに軒先で軽くランチ。“おしゃれ”とは程遠いおばちゃん、「イタリアで修行したとかいうお隣のピザよりうちのご飯の方がぜったいおいしいで!」と豪語。「売り切れたけど栗おはぎも絶品やから、また明日おいで。」って、そんな…
出店以外にも、古民家を利用したお店も何軒かあり、ハクトヤという雑貨屋さんはこのあたりのランドマークらしくすごい人気。

マルシェの後はまたまたお堀端まで戻って、武家屋敷跡や、地元のつくり酒屋へ。試飲すると、なかなか辛口で良かったので一本購入。
このつくり酒屋がある青山通りは篠山藩主青山氏から名前をとったようなのだが、実は東京の青山通りも同じ由来とか。高級イメージの東京とは違い、明治創業の黒豆パン屋さんとか、日用雑貨屋、生鮮食品店、呉服屋まであくまでフレンドリーな雰囲気。
なかでも一番楽しかったのは、セレクト雑貨屋の品揃えがまるでおもちゃ箱のような「青木百貨」。ここのおばちゃんもいい味でした。お店オリジナルのアタ製の買い物かごを衝動買い。おばちゃんの「できるまで三年かかってんから」にやられました。
あちこち回った篠山。最後のしめは地元食堂に入って、これまたうまい牛とろ丼をいただき、すっかり満足して帰り電車に乗ったのでした。

*** *
街道沿いには秋を感じさせる植木鉢がいっぱい。
こちらが人気のハクトヤの玄関。オープンした年じゃないよね。
店主の生まれ年ぐらいかも。

2011.10.13 [木] 読書の秋に寄せて

中村好文著『住宅巡礼・ふたたび』。
テレビで紹介されていて、あ、おもしろそう!って図書館に予約したものの
人気本のため、半年ぐらいたってようやく借りることができた。

中村好文氏は著名な建築家なので、建築好きな真楽メンバーならご存知の方も多いかと思います。
ただし、この本は建築家の立場として建築論を語ったり、分析したりしたものではなく、あくまでも一ファンとして20世紀の名だたる住宅を訪ね、その感激をつづったもの。
学生時代からずっとあこがれ続けてきた住宅を肌に感じ、現場でしか得られない空気感を、軽妙な文体で表現されていて、ストレートに雰囲気が伝わってくる。
そして文章以上に楽しかったのはあちこちに散りばめられたイラスト。
作家達の似顔絵は和田誠風、パースや立面図はお手の物なのだけど細かい書き込みは昔の妹尾河童さんみたいで、これまた楽しい。
文章量は少なくてするする読めるけれど、この図解を眺めて読みすすんでいくので
どちらかというと“読書”というより“読み解く”ってノリでした。

*** *
元々はコンフォルトに掲載されていたものを編集しなおしたらしい。
大判なので電車の友にはちと重かった。

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