KIMONO真楽
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2012.12.24 [月]
今年最後の連休
クリスマス寒波の連休。
土曜日は仕事の後、小学校の友人の快気祝いで
うるおす
という蕎麦屋へ。
蕎麦を売りにしているけどアテがすごく充実していて、鯨、鹿、と珍味系の刺身にお酒がすすむ!
そして23日は父宅の掃除の後、ランチへ。
「クリスマスやからホテルでも行くか」ということで
神戸オリエンタルホテル
へ。
再開業して約2年、レストランの評判は知らないのだけど、まあ一度行ってみたらいいかと冷やかし半分で覗いてみる。
ところが、そんなに甘くない。
なんと、「満席ですのでお席への案内は3時になります。」だって。
で、近所の懐石へチェンジ。今年の干支・龍の器に添えられた光陰如箭 (こういんやのごとし)の文面に父、多いに共感。
最後の釜飯も美味でしたが、ちょっと食べすぎた。
24日は花架拳稽古納め。
めちゃ寒い日でしたが、しっかり汗をかいてしめくくり。
2年ちょっと習ってきた型がこの日で終了。
1ヶ月に一回のペースなので、覚えては忘れの繰り返しで長いことかかりましたがようやく…
全員、感無量。後はブラッシュアップあるのみ。また来年頑張ろう。
*** *
オリエンタルホテルのレストランフロアは17階。
エレベーターホールを降りると浜側は窓いっぱいに海と空が拡がる絶景。
「うわあ、すごいいい景色!」と父の方を向くと顔がひきつっている。
そうでした、高所恐怖症だったのだ。
2012.12.20 [木]
makimono
2年前、お気に入りのショールを失くして以来なんとなく間に合わせのもので過ごしてきた。
またチェンマイまで買いに行こうかなあ、なんて途方もないことを考えたり。
巻物は基本的に好きなので、手持ちのショールはそこそこあるし、そのうちにめぐり会えるだろう、って思っていた。
そして先日偶然出会った「玉木新雌」のショール。
コットンとウールで織られたふんわり軽いテクスチャー。細い糸と結構ボリュームのある糸をゆるく織っているので空気を含んであたたかいことこのうえない。
しかも色の組み合わせがすてき。草木染めではないけれど、渋めから明るいものまで、同じ色でもそれぞれ印象もいろいろ。
たくさんのショールを前にして、あーでもない、こーでもない、と散々迷って結局オフホワイト・ベージュ・赤のものに。北欧っぽいカラーリングで顔が明るくなる。
でも、他のもあきらめきれなくて、2日後に小さいサイズのものも購入。
こちらはちょっとシックに紫・グレー・ベージュ。スーツにも合いそうなイメージ。
実は「玉木新雌」のショール。播州織りの救世主のような扱いで、新聞紙上に掲載されたりして気にはなっていたのだ。
ただ、以前篠山で拝見したときはコットン100%のもので、もっと地味だった。
お値段もなんか割高だなあ…ってあまり良い感じではなかった。
でもこのウール&コットンのショールはちょっとはまっちゃいそう。
すでに次はどれにしようと狙っている自分がこわいです…
ほとんどソールドアウトですがこちらにたくさん。
http://store.eighthundredships.com/...
*** *
ふわっとした感触がたまりません。
もちろん洋服にも大活躍しております。
▽最近の3件
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12/12/21
おひで
ウールなのに全然チクチクしなくてふっわふわで
私もここのショール大好きです!
12/12/28
陶子
私もこのショール、松本のセレクトショップで拝見して
「欲しいものリスト」に入っていまーす。最初は普通の平織りだったのが近年模様織りが
出てきてますます良くなった!とはお店の方のセールス。
陶子
↑なんかスペース開いてる?1週間分日にちが開いたから?(笑)
2012.12.15 [土]
美術館できもの
毎度おなじみ兵庫県立美術館へ。
今回は絵画ではなく、ホールコンサートへ。
ここの美術館はほぼ毎週何かしら演奏会が開かれていて、しかもほぼ無料。
当然演奏者は無名の方だったり、学生だったりが多いのだけど、それでも生の音楽を聞けるのは贅沢です。
今回のテーマは「音楽で旅するヨーロッパ」。ヴァイオリンとピアノのアンサンブルで民俗音楽風から超有名曲までいろいろ。
さすがに学生演奏だったので、ブラボー!とまではいかないけど、MCも自分たちで工夫していた。
頑張れ若き音楽家、だね。
*** *
先週までの寒さがゆるみ、上着いらず。ショールだけ引っ掛けての軽装でOKでした。
赤い台に関美穂子さんの鼻緒、可愛くていいのですが、堅牢度が悪いせいか、はくたびに足袋に少し色移りがするのが難。
2012.12.1 [土]
今年最初で最後のもみじ
今年はなんとなく色づくのが早いなあ、と思いつつもこの日までちゃんと紅葉狩りができず。
せっかくならと大好きな東福寺へ行こう、と超早起き(当社比)して朝9時前には東福寺駅へ。
しかし、甘かった。
すでに混雑は始まっていて、境内はひとひとひと…
今回で三回目の訪問だけど、こんなに人を見たのは初めて。
恐るべし…です。
でも、ここの自然を生かした景色は他のお寺では得ることができない魅力。
人出にも負けず彩りを楽しんで参りました。
この日は夜にもすでに忘年会が入っていたのでお昼は早めに取ろうということで一旦三条へ。
ところが目星をつけていたお店がことごとく閉店(廃業)していてえーッ!
結構人気の店ばかりだったのに、そんなに大変なのかなあ。
で、結局こちらの
カフェ
へ。
本当はもう一軒のオステリアの方に行きたかったのだが、あいにく1時半までいっぱいとのこと。
しようがなくカフェの方で手をうった訳ですが、こちらのお店ワインもランチメニューもなかなか良かったです。
特にスタッフはカフェにしてはサービス◎
次はぜひオステリアにチャレンジしよう。
*** *
すでに境内の庭は落葉した紅葉で真っ赤に。
でもまだまだ木々の赤も負けていなかった
お天気は今にも雨が落ちてきそうでしたが…
2012.11.23 [金]
ワインな一日・大人の遠足
お天気はぎりぎりセーフな感じでしたが
ワイン&お料理は堪能いたしました。
やっぱり工場見学は楽しいぞ。
おみやげはワインの他にはピクルス・ローストビーフと畑シメジ。
みんなに「なんでわざわざシメジなんて買うの!」って言われましたが
ボリューミィなハタケシメジ、主菜にして食べられるぐらいでしたよ。
マリネにスープにソテーに、とフル活躍。
焼いたら嵩減るし、と思ったらとんでもない、全然肉厚のままでした。
*** *
丹波ワインのラベル。
日本の意匠を意識してなかなかグッドです。
2012.11.18 [日]
恩師のリサイタルに
先日の同窓会に参加しておられた音楽の恩師。
70歳を過ぎた今でも本道の音楽はもちろん、陶器に短歌にテニスに、とすごいアクティブ。
当時にしては珍しくベートーベンのような長髪が印象的な先生で、今考えると授業もユニークなものでした。
自分は覚えていないけど、曲をつくる授業なんてのもあったみたい。
その恩師がずっと続けている母親コーラスのリサイタルが
松方ホール
であるというので同窓生有志とお邪魔した。
チケット代がフリーということもあるけれど会場はほぼ満席。
神戸ではそれなりに有名なところでの開催なのですごいなー、とみんなで感心しきり。
演出好きな先生らしく飽きさせないようにいろいろステージにも工夫があり、四部構成にしてなかなか楽しめました。
特に生のハープ演奏はちょっと感動。
最後はメンバーから代表で花束贈呈。
すごい感激してくれた。
先生、こちらこそありがとうです。
*** *
先日のきもの催事でいただいた鉄納戸色の冠帯締め。
色はよかったけど、自分にしては少し長さが短い、かな。
作るところによって違うもんです。
2012.11.16 [金]
重要文化財できものにどっぷり
大阪は本町にある
綿業会館
。
大阪市内に残っているレトロビルの中でも、重要文化財ということでかなり昔の雰囲気を残しているところ。
普段は会員企業のメンバーしか入れないというこの建物で行われたきものの催事に行ってきた。
関西を中心に実店舗やネットを経営されているアンティーク・リサイクルショップがこの場所に負けないようにと集めた逸品がずらーり。
いろいろありましたが、ベスト3は…
スキーヤーの刺繍が超絶技巧の帯・龍村平蔵の綴帯・濃紺に油絵のような大胆筆つかいの染め丸帯。
あら、帯ばかり。でも眼福でした。
あふれるほどのきものをみて歴史が感じられる重厚空間も堪能し、日暮れとともに本町からぶらぶら歩いて南船場のイタリアンに。
ここでもおいしいお料理に舌鼓を打ち、充実の平日お休みが過ごせました。
しょうさん、おつきあいありがと!
やっぱりレストランを選ぶ感はすばらしい!
*** *
この日は入り口からホール、エレベーター、そして会場の広間だけでした。
見学会もしているので次回はぜひ拝見してみたい。
2012.11.14 [水]
唐紙体験
元の実家のすぐ近くにあるかなりニッチな企業博物館、
竹中道具館
。
そんなに近くにあったのに入るのは初めて。
主目的はワークショップだったのだけど、なかなかに惹かれる展示内容でした。
建築好き・道具好きの真楽メンバーにはおすすめなミュージアムかもしれません。
東京・神戸の後は名古屋にも巡回するそうなので興味のある方はぜひ。
唐紙より土壁体験がおもしろそう。
*** *
調子にのっていっぱい摺ってしまった。
お気に入りの「つぼつぼ」(一番上のもの)は、実は用意されていた中では難しい版。案外素人でも簡単なのは細かい柄ゆきのものらしい。
12/11/14
みにひつじ
わあ、綺麗。
摺りもの、やりたいな〜
12/11/15
かんから
へぇ〜、数寄屋大工展とは興味深い。あ、東京は終わってる……。残念。
常設はかなり渋い感じですが、面白そうですね。
12/11/20
ぼたん
残念、その日は西に居ます、たぶん。
2012.11.13 [火]
いつのまにやら晩秋
朝の通勤途中JRの車窓から見える淀川の川面に鴨が登場する季節となってしまった。
二週間ほど関わっていた恒例の撮影も一段落。
いつもは3月ぐらいなのだけど、今期は少し前倒し。
しかし、この季節はほんとうに「秋の日はつるべ落とし」。
5時までは結構明るいのだが、過ぎるとあっという間に日が暮れる。お日さまは待ってくれないから、4時前になるとスタッフはもう必死。
さて、年末に向かってもうひと巻きせねば。
でも着物を着るのも一番良い季節。
着物も楽しむぞー。
*** *
六甲山にあるスタジオから、日没間際の景色。
2012.10.31 [水]
中ノ島逍遙
先週末、中ノ島の国際会議場で開催されていた展示会を見学。
ちょうど夕焼けがきれいな時刻だったので、刻一刻と変わる空を堪能しながらぶらぶら四ツ橋まで歩いて帰ることに。
中ノ島の西端にあたる会議場から堂島川沿いにてくてく。ほたるまちという朝日放送界隈の新スポットを抜けてしばらくすると右手に国際美術館の建物が見えてくる。
田蓑橋までくると、惜しまれつつも壊されてしまったダイビル跡に、なんといつの間にやら新ビルが姿を現している。
旧ビルがあったところの角地は公園スペースで、ビル自体は昔のレトロな面影を下層部に残したカタチで少し奥まったに入ったところに建てられている。
来春オープンということでほぼビルの外観は完成している。これから最後の追い込みで植栽や内装関係を仕上げていくんだろう。
しかし、東京丸の内と同様、このあたりも近辺にタワーマンションが建設予定だったり、職住一体の街として大きく変わりつつあるなあ。
同じ日に阪急もようやく新館がオープン。この10年で本当に街の姿が変わったキタあたり。
器だけじゃなく、これから人々がどんな街にしていくのかが楽しみでもあります。
*** *
田蓑橋から西の空の眺め。
本当に日が暮れるのが早くなりました。
12/10/31
かおかお
私のイトコが北新地でビストロをオープンしたんですよ〜。PRしちゃってよいのかな?伝言しちゃおうかしら〜^^。
12/11/4
ふっちゃん
へえ〜、かおかおさん、大阪でもつながってるんだ。新地も最近はコジャレたお店が増えてるもんね。ビストロ、是非教えて〜
2012.10.20 [土]
収穫帯
この日の帯、いつものリサイクル店でワゴンの中から発見したもの。
巾は帯と同じサイズだけど、布の感じとかプリントデザインはたぶんインテリアテキスタイルではないかと思う。
テーブルランナー用の生地を帯に仕立てたのかなあ。
端はかがっていないのでお太鼓部分がしっかりカタチになるかな、と心配したけど、締めにくかったらインテリアとして使えばいいか、とワンコインで購入。
思いのほか締めやすく、くずれもなし。
言わなかったら500円とは誰も思わないでしょ。
*** *
マルチカラーのきっぱりチェックなので着物は無地系が無難。
帯締めも結局無地冠に。
考えたら着物も天神さんゲット品なのでかなりお安い組み合わせです。
確か身丈が小さかったと、かなり下目に腰紐をむすんだらちょっとおはしょりが出すぎた。
2012.10.20 [土]
『the girl』
フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』を看板作品として掲げて開催されている神戸市博の「マウリッツハイス美術展」。どうせすごい人出だろなあと、行かないつもりだった。
けど専用サイトの「待ち時間」を確認してみると案外空いている様子。
ちょうど5時からイブニングレクチャーもやっているし、週末は7時までの開館だし、ゆっくり見られるならせっかくの機会だし、と急遽行くことに。
イブニングレクチャー、初めて聴講しましたが、なかなか学芸員のしゃべりが軽快で(さすがに関西人やね、ところどころに笑いを誘ったりして)30分があっという間。
当時のオランダの世界での位置づけから始まって国の特徴、そして画家の環境やテクニックまでポイントをついた内容。
このレクチャー、震災後博物館が復活して初めての特別展「オルセー美術展」から始めているらしく、なるべく多くの人に少しでも深く絵を楽しんでもらえたら、と続けているそう。
しかも土曜日の夕方5時から30分というところがミソで、聴いた後、現物をゆっくりと7時まで見てもらえる設定。やっぱり美術館スタッフも絵を見るより人見てる、っていう今の日本の美術館動員はどうかと思っているんだろうな。
個人的には最近流行の音声ガイドがイマイチ好きじゃないので、こんなレクチャーはありがたい。
しかし、ミュージアムショップにこれでもかとコラボ商品があったのには笑った。
なんでミッフィーがターバン巻いてんねん、と思ったらオランダつながり。
ちなみに本家マウリッツハイス美術館でも今や看板作品は『真珠の耳飾りの少女』。
他にもいっぱい少女は描かれているけど、この作品だけが象徴的に『the girl』と呼ばれるそうな。
*** *
こちらは美術館へ行く途中にある今回のスポンサー保険会社のビルで。
やっぱり武井咲よりスカーレット・ヨハンソンのほうがぴったりだけどね。
2012.10.11 [木]
写真テスト
iPadでみたら9日の写真がタテヨコ比率逆に!
なんででしょう?
OSが変わったせい?
確かに撮影データを90度回転はしましたが…
もいっかいテスト。
2012.10.9 [火]
かばんもちwith東京おのぼりコース
東京駅がリニューアル完成してステーションホテルがオープンしたら泊まりにきたい、と7月上京の際に言っていた父。
残念ながら目をむく価格とオープン直後の混雑でステーションホテルはあきらめ、いつもの常宿となった。
初日は一人暮らしの叔母を大森に訪問して晩は兄貴宅へ。
翌日もうひとりの叔母を見舞うつもりが先方の希望で今回はパス。せっかくだからスカイツリーがみえるところまで行きたい、とタクシーを走らせる。
前回丸の内界隈をぶらぶらして、こちらもかなり郷愁をそそられたようで、最初は循環バスにも乗りたいといっていたが、結局「もう疲れたからいい」ということに。
でも、次は春にまた来る、とすっかり東京行きが恒例行事になりそうな父です。
しかし、ちょっとでも時間があったら、どなたかとご一緒できるかなあとも思ったのですが、まあしようがない。
自腹での上京にまたゆっくりします。
*** *
東京駅内のドーム天井。なかなか写真栄えは良いですが重厚感はイマイチか。
2012.9.16 [日]
ジェットコースターホリディ
昨年に引き続き小学校同窓会に参加。
今年はちょうど卒業して40年という切りのいい年数ということもあり、ちょっと豪華にホテルで開催。
一学年160名のうち一クラス分にあたる40数名が参加。
来れないメンバーも入れると現在約半数の連絡先がわかっているらしい。
これだけいると結構色々で、一番多い普通のサラリーマンも多種多彩。もちろん、起業してエライさんになっている人、あるいは親の跡を継いでる人も… びっくりするのは医者になっている子が多いこと。みんな合わせたら総合病院ができるかも。
それにしても今回は女子メンバーがかなり集まって華やかで、来賓の先生方も嬉しそうでした。
結局33度の気温とかんかん日照りに負けて洋服にしたのですが、ずっと着物で参加していたのでみんなから「なーんや、今日は着物違うん?」とがっかりされて、こっちもがっかり。
まあ、お陰で身軽にカメラマンできましたが。次回は着物着用しやすい季節にしてほしいなあ。
というわけで40年前に戻って楽しく飲んで騒いで半日を過ごして、さあ、三次会へ!という時に家庭内事件が発生。
あーあ、せっかくの一日がふっとんでしまった…
教訓:
年寄りとの約束は確認!確認!! 確認!!!
“だろう”と思ってはいかんのだ。
2012.9.9 [日]
武術交流会本番
扇子もってステージ、の本番日。
今回は大ベテランたちといっしょ。
いつもは一回転のところを二回転、フリもステージ用にちょっとアレンジ、と自分的にはレベルアップなので結構練習した。
結果は70点ぐらいでしょうか。まあ大きな失敗はなかったけど、もうちょっと練習しないと。
出来はともかく終わったあとは昼からビールで打ち上げ。いろいろ聞いてどんな組織にも問題があるのだな、って趣味とはいえ運営の大変さを思い知る。
*** *
会場のある新大阪は伊丹空港に向かう飛行機の通り路。
朝のラッシュ時で次から次へと飛行機が。
空はすっかり秋模様。
2012.9.8 [土]
夏の染め帯
結局この夏着たのは格子とこちらの上布のみ。
それじゃあんまりなのでこの日も着用して外ごはんへ。
オフ会の時の帯、実は一度仕立て直しをしたのだけどやっぱり長いしやわらかすぎ。お太鼓がぶよぶよするし、やっぱり生地のせいか、着付けが悪いのか締まりが悪くてなんとなくずるずる。これはどうにもならんわいと、またまたお直しに出したのです。
本日は麻の染め帯。
着物初心者の時に柄に惚れて購入したものの、裏地はすでにぼろぼろでちょっと長さも足りない。でも柄が大好きだったので手放せなかったのだが、思い立って先日きれいに仕立て直してもらった。
洗い張りをして帯芯を変えて、生地をやりくりして少し長くしてもらった。柄出しに四苦八苦していたが、ずいぶん締めやすい。ただ、やっぱり塩瀬やちりめんなんかの袷の季節の帯に比べて滑りやすいかなあ。
コツがありましたらぜひお知恵拝借したいです。
晩御飯に伺ったお店は、実家の近くで最近見つけた
「旨しやくまり」
。日本のワインにこだわったお店で古民家風のインテリアもなかなかです。
*** *
生地も継がずにどうして長くしたの? って聞いたらあれこれ工夫するのよ〜って詳しいことは教えてくれなかった。
でもちょっと手を加えるだけで着易くなるのは着物のいいところだなあ。
2012.9.2 [日]
長月じゃないですか
いまや九月になっても涼しくなるなんて期待してないけど、いつのまにやら蝉はいなくなり、会社帰りの公園には虫が鳴いている季節になっている。
まあ、暑い暑いといってもあと一ヶ月もすればなんとか過ごしやすくはなるんだろうし、気長にいい季節を待とう。
*** *
残念無念の10周年。次は!
そしてこれが締めるつもりだった帯。友人の結婚式に選んだ初着物は夏物。すべてヤフオクで購入したのですが、今考えるとよく恥をかかなかったことやと思います…
2012.8.22 [水]
神戸のリゾートといえば
振り返りも甚だしいですが…
今年の盆休み。父と兄と3人で六甲山で避暑(といってもランチだけ)してきました。
新神戸駅からタクシーで六甲山ケーブル駅へ。ぐんぐん上っていくにつれ、風が爽やかになりひんやり空気が漂う。
街中と山上では5℃ほど違うというらしいけど確かに涼しい。
バスで摩耶の方へ移動して天上寺にお参りして、オテル・ド・摩耶で食事。
標高が少し低い摩耶に移動すると、その分暑さが戻ってくるのがつらいけど、街が近くなって景色はダイナミックになるかも。
その後はロープウェイとケーブルを乗り継いであっという間に下界に。
小学校ぐらいまでは家族でたまに泊まりかけしたりした六甲山。夏場だから結構混んでいると思いきや、あんまり人出はなく、かわりにランナー(山ランナーというのでしょうか?)がいるのにびっくり。
今やファミリーの遊び場としては時代遅れになってしまったのかなあ。
ナツカシの家族六甲体験の後、大和ハウスのCMに、摩耶ロープウェイの場面を発見。
他にもどっかで見たような景色だったので調べてみたら、神戸・大阪ロケをしたみたい。
●
「ここで一緒に」野党編
深津絵里とリリー・フランキーという夫婦設定はちょっと無理があると思うけど。
*** *
ケーブル山上駅の温度計は23℃。快適です。
あじさいもまだまだきれい。
2012.8.9 [木]
夕焼劇場
8月に入ってから、朝夕めっきり過ごしやすくなった関西。ムシムシ度が低いので風が抜けていく時なんてすでに秋を感じる気配。何とかこのまま暑さがぶりかえらなければ嬉しいけどな…
しかしまだまだ夏真っ盛りは当然で、日中は相変わらずこれでもかという抜けるような青空に、がんがん照りの太陽。
そんな絵の具を塗ったような一面の青色が、日が暮れてくると一転オレンジ色の空になるのだが、今年はオレンジ色が際立つように見えるのは気のせい?
ビルの谷間から毎日違った表情を見せてくれる夕焼、暑さに疲れた一日のささやかな楽しみ。
*** *
こちらは先日の花火大会の日の景色。
ちょうどこのあたりが数時間後に花火で彩られていたはず。
それにしてもすでにこの時間から埠頭のあたりは席取りですごい人でした。
2012.7.26 [木]
レトロビル好き
かんからさん日記に刺激されて、地元民としても一枚写真をアップ。
こちらは三ノ宮に近い地域に建つ
「高砂ビル」
のエレベータホールの天井。
旧いビルを利用した商業施設としては老舗格。いわゆる雑居ビルですがブロックガラスとかもいい雰囲気です。
ちなみに例の冬のイベント「ルミナリエ」期間中はこのあたり一帯はすごーい迷惑を受けることとなる。
なんとかしたらいいのに神戸市も。
改めて調べてみたらこんな
サイト
もありました。
居留地マップ
が便利。
*** *
アールヌーヴォー調の照明がレトロ感満載。
ビルめぐりは春の宵とか、秋の午後とか季節の良い時がおすすめです。
12/7/27
かんから
わ、素敵!「高砂ビル」覚えておきます。
神戸のレトロビル、魅力的ですねぇ。次回はもっとゆっくり見てまわりたいものです。
季節の良い時に。その時はおつきあいください〜。
2012.7.17 [火]
てまり初体験
連休の一日を利用して高松へ。
目的はうどんとかがり手まりの体験。
4年前にこちらの
雑誌
がきっかけで知った「讃岐かがり手まり」。
素朴な木綿の風合いと草木染の柔らかな色合いに思わず目が釘づけ。へえ〜、こんな素朴でかわいい手まりがあったんだ〜
でもそのときはお土産さんでストラップを買っただけ。その後、県外の人でも体験できるということを知って申し込んでみた。
電話してみると実はウィークデイしか受け付けていないということだったのだが、わざわざ神戸から、ということで特別に土曜日に教えてもらうことになった。
場所は高松市内の繁華街からちょっと離れた古いビルの中にある
保存会
の事務所。
同じフロアに教室があり、普段はこちらで講習会をやっているらしい。
この日は教室では伝統工芸士養成講座があるため、私たちは事務所で手ほどきを受けることに。
なんとこの事務所の一角にあるコンロに鍋をかけ糸を染め、染めた糸は屋上で干しているんだとかで、まあ、とっても家庭的な雰囲気。
棚には何十種類もの手まりのサンプルや試作品、かせの木綿糸などがあって手づくり現場好きにはたまらんよ〜
そして嬉しいことに、普通は「キット」で決まった色の組み合わせで作るのに、好きな色でどうぞ、って。
わーい、じゃあひとつは濃色できりっと、ひとつはやわらかい色でソフトにいきましょう。
土台となる鞠はすでに用意してくれているのであとは先生に習って、見よう見まねでかがっていく。
二人揃って無心にかがっているとあっという間に2時間経過。途中お茶タイムをはさんで約4時間。なんとか半分完成。
残り半分は同じなので家でがんばって仕上げてください、とのこと。
うーむ、楽しかった。満足度200%で晩御飯を食べて神戸に帰ってまいりました。
*** *
どうでしょう。
初心者用の八重菊というモチーフ。
使う色が違うとこれだけイメージが違います。
12/7/18
ふうまま
とても素敵!色使いがいいですねえ。
綺麗に出来ていますね。
2012.7.7 [土]
梅雨の合間に
美術館へ。
今回はピサロ展。
うーむ、真面目な人だ、他のメンバーが浮気してもかたくなに印象派にこだわり続けた画家。
でも真面目すぎてモネやゴッホなんかに比べるとインパクトは少ないのよね。
実はこの美術館、作品保護のこともあるせいでいつも冷房の効きが半端じゃない。
着物で鑑賞するにはぴったりな場所なのだが、どうも今年の夏は「クールスポット」なる節電対策施設のひとつとなっているらしい。
暑い日中はこちらで涼んで絵画鑑賞をどうぞ、ということで常設展は半額で入れるらしい。
たまには神戸市もしゃれたことを考えるもんだ。
そして、美術館チケットをもっていくと最寄のお店でいろいろ特典があることも発見。
駅の近くに少し前にできて、気になってういた「串カツとワインのお店」もワンドリンクサービス。
やった! 足取りも軽くお店に向かい、サービスドリンクにビールをいただき後はワインと串カツあれこれ。
超うまい、ってほどではないけど気軽に立ち寄れるお店でした。
ワインも2500円でたくさんそろえているし、お店のスタッフは一応ソムリエの資格ももっているらしい。
またあれこれ試しに来よう。
*** *
美術館の建物の間から見上げ空はすでに夏の気配。
今期初の上布に半幅。やっぱ軽い軽い。
2012.7.1 [日]
東京へ
去年亡くなった叔父の一周忌法要に父のかばん持ちで参加。
叔父の親族はほとんどいないので、叔母方にあたるこちらの親戚数人だけのこじんまりとした集まり。
子供がなかった叔母夫婦、叔父は金融業界でサラリーマンを勤め上げ、それなりの役職も経験。
引退後は二人で趣味のゴルフを楽しみ、たまに大型客船の旅行なんてのも行って悠々自適な老後生活。
でも最後はかなり重度の痴呆になり、亡くなるまでの10年はいわゆる老老介護で大変な状況。
二人きりでかなりフラストレーションもたまっただろうに、連れ合って62年の絆は強かったのか、一年たった今でもダイニングには大きな顔写真を貼って毎日語りかけながら食事をしているらしい。
私以外の甥っ子たちはみんな東京住まいで安心していることもあって、一軒家での一人暮らし、弱音もはかずにがんばってる。
基本的に一人暮らしになる(に違いない)不肖の姪に向って「ちゃんと困らないようにしとおかないとね。」とあれこれご指導いただきました。
性格的にとってもきちんとしている人で、今から死んだ後のことも着々と指示している。
今回も女学校のときから使っていたという漆塗りの文箱をいただいて帰る事に。
いや、着物関係の小物入れるのにとっても良いので嬉しいのですが…、おばちゃん、急に言わないでよ。
近所に住んでいるわけじゃないんだから…
しようがないので、持っていた荷物をその中に入れて、文箱をキャリーバッグに突っ込んでもって帰ってきました。
*** *
そしてこちらは父の希望で行った三菱一号館美術館。
ゴールデンウィークに行った大阪と同じく、丸の内に勤め、大森の社宅に住んでいたサラリーマン父の懐かしの街であるらしい。
2012.6.24 [日]
リスベート・ツヴェルガーの絵本
伊勢丹の美術館「えき」で17日まで開催されていた「リスベート・ツヴェルガー絵本原画展」。
ちらしを見てて行きたいな、と思っていたら、ラッキーにもチケットをいただきました。
しっかりとしたデッサン力とペンと水彩絵の具を使った繊細な筆使い。日本の画家でいうと安野光雅に通じる雰囲気。絵本作家ではありませんが、ちょっと坂田靖子も思い浮かべました。
初期のどちらかというと渋い色合い(いかにもゲルマン系なイメージ)から90年代以降のちょっと明るい色調のものまで、なかなかの見ごたえでした。
絵としての魅力も充分あるけれど。そこは絵本の挿絵。絵単独だけじゃなく文字と一緒になってかつ、装丁までされた絵本での完成度は倍増。最後のコーナーでいろいろ楽しませてもらいました。
*** *
で、結局買ったのはこちら。一番日本語版では原書の雰囲気を伝えていたので。
その後、アマゾンで洋書を見つけて3冊も購入。
特にお気に入りは「モルゲンシュテルンのこどものうた」。日本語版では残念ながらまったく文章がイケてなかったのだ。
12/6/25
陶子
納得、納得。原語と翻訳では味わいが違うんですよね。
最近バイト先の美術館では「原語で聞くおはなしの会」というイベントをやっていて
原語ならでの音の韻の響きや、題名の遊びゴコロなども紹介しています。
たとえ原語がさっぱり解らなくても(私のように>笑)挿絵と響きの雰囲気が掴めて
好評です。右脳を使ってるカンジでね。
2012.6.23 [土]
チェロの響き
先週に引き続き音楽関係のおでかけ。
豊中でアンサンブル・サビーナという管弦楽アンサンブルを結成しているイタリア生活文化交流協会の主催によるチェロコンサートに。
ゲスト奏者はルカ・フランツェッティという方、まったく知らないのだけれど、先週の楽器試奏の時の渋い音色が忘れなくて生で聞きたいー、と直前でチケット購入。
もちろん極上の音色はすばらしかったのですが、今回はチェロ20台ほどのアンサンブルが圧巻でした。単独の楽器だけでこれだけの音が出せるなんてすごいなあ。
*** *
カジュアルなコンサートだったので木綿で。
黒田さんのインドの鼻緒は、この間新しい台に挿げ替えてもらったもの。
型染めの科布、今の季節にはぴったりですが、まだまだてごわいです。
2012.6.17 [日]
400年前の音
通っている音楽教室が新しい教室のお披露目を兼ねて楽器メンテナンスもしてくれるということで、弓の毛替えをお願いしに行く。
その場でやってもらえるからってだけで伺ったのだが実はそうそうたる楽器が揃っているらしく、弓替えを待っている間に、ぜひ弾いてみてください、って。
最初は「えーっ、私ごときが!」だったけど、せっかくだし、個室で弾けるようだし、(さすがにみんなの前では恥ずかしい)チャレンジ。
ひとつめはイタリアのクレモナの工房でつくられたコンテンポラリー(現代もの)のもの。弓はフランス製の標準タイプ、とはいえ6万円ぐらいした。それなりにいい感じだけど、これはあまり違いはわからん…
二つ目は400年前のイタリアもの。当時のものらしく少しこじんまりとしたサイズ。今日一番人気のヴァイオリンということらしいが、私レベルではなんとも…
三つ目はチェコのもの。イタリアのコンクールで初めてイタリア以外で金賞をもらった工房のものらしい。楽器そのものは金賞をもらった方のお父さん作のもので1920年代のモダンタイプ。
ニスが濃色で見た目は結構好みかも。弓はフランスの200万円のもの。合計で500ま、まーんえーん!!!
三つの中ではこれが一番良かったです。
もちろん素人の感覚でしかありませんが…
他にもいろいろ説明してくれましたが、身の程知らずも甚だしいお品ばかりなので「へー」「ふーん」「すごい」を連発。
ちなみにヴィオリン、やっぱり国ごとにブランドが確立しているらしく、もちろん一番人気はイタリア。
イタリア製ということだけで、同じクラスのものでも他の国のものに比べてどーんと値段があがるそうです。
イタリア以外ではフランス、ドイツ、が続き、後はイギリス、チェコなどいろいろ。
でも本当にこれだけ古いものが、しかも現役で使える状態で残っているのには感心するばかり。
これぐらいのレベルの楽器を使う人は、「自分のもの」という意識ではなく、たまたま今、自分の手元にあるだけ。時代がたてば次の持ち主へ引き継いでいかなければいけないものと考えて大事に使っているらしい。
これって着物にも通じるとこがあるかなあ、って思ったり。
しかし、うーむ、メンテナンス苦手派の私にはやっぱりいいヴァイオリンなんて豚に真珠、猫に小判。
もちろん値段的にも高嶺の花ということもあるけど。
マイヴァイオリンをせいぜい大事にします。
*** *
こちら、1998年生まれの標準的ドイツメーカーのマイヴァイオリン。
これだって上手に弾ければ充分美しい音色が出るのよ。
2012.6.4 [月]
今年はこんなイベントが!
11月23日・24日、高松と女木島で開催される
瀬戸内生活工芸祭
。面白そう。
*** *
青い空が印象的なチラシ。
2012.6.3 [日]
気分発散、ウィークエンド。
土曜日
いつもの地元飲み。
先日行ってよかった元酒屋のワインバールへ。
職人技的美しい並びがびっくりの丹後のオイルサーディンやキッシュ・レバーペーストをアテに、旨いワインを。
すっかり変わった通っていた小学校校区にある店でナツカシ話でわいわい。
仕事を終えたひとりが加わってその後2軒はしご。〆に台湾料理「金山園」というお店に連れて行ってもらい、あっさりビーフンをいだたいて終電でご帰宅。
この集まり楽しいんだけど、喫煙率が高いのがたまにキズ。
日曜日
しょうさんとご一緒してキイさんの展示会へ。
残念ながら当初楽しみにしていたのイタリアンは手違いで入れなかったけど
近くのフレンチで無事ランチの後、祇園へ。
しかし人も車もほんとに多いね。
世界標準の観光都市キョウト、安全と景観を考えて、もう少しなんとかしてほしいもんです。
祇園小西の会場でフーさんご夫妻とも合流、楽しい墨絵や繊細なデザインの扇子を拝見してひとしきりおしゃべり。
そして、とーっても嬉しいブツを頂戴する。
詳細はまた写真付きでアップします。キイさんありがとう!
その後、サッカー観戦体制に入るしょうさんと別れて文化博物館まで歩く。
芹沢展、最終日でしたが人手はそれほどでもなく、のんびり一時間ほど芹沢ワールドを堪能して、まだまだ明るい街へ。
日が長いとついつい歩きたくなっちゃいます。
三条から四条までくねくね歩きをして、いろいろ覗いたり、ショッピングしたり。
●idola:ボタン好き。ついついコレクション。
●
紫陽花専門店 アジュール
:大好きなあじさいがいっぱい!
●
山城ちぢみ
:すんごい地味なお店ですが今流行りのステテコ関係が充実。値段もリーズナブル。
●SOUSOU:脇坂克二のインパクト大のプリント、薄手のものは在庫分で売切れごめんと言われ、つい衝動買い。
最後に高島屋で食料をちょっと買って、ビール片手に阪急電車で帰路に。
しかし、朝方は涼しい風は吹いていたものの、歩き回るとじっとり汗をかく気温。
爽やかな単衣姿がすてきなしょうさんでしたが、私だったらもう麻でないと無理だったかも…
2012.5.26 [土]
そして伊丹
きものなかむらのイベントにあわせて伊丹の美術館へ。
おととしの「堀内誠一」以来2回目の訪問。
やっていたのは「熊谷守一展」。
太いラインと単純化されたモチーフが印象的な画家です。
キャンバスではなくほとんど板にかかれているのが不思議。
江戸時代のつくり酒屋や商家を移築した「みやのまえ文化の郷」内にあるこの美術館。
決して見やすいレイアウトではないけれど、こじんまりとした日本庭園もあり、明るくてなかなか好感のもてるところです。
美術館を後に、なかむらさんとこへ。
着物を着だした頃にこちらで買ってお気に入りの小千谷の染め帯をお直しに。
すごく気に入っているのだけど、実は裏地がぼろぼろ、しかも長さも少し短い。
相談したら、即「ぜったい洗い張りして仕立て直した方がいいよ」と。
最近はこれぐらいのいい仕事のリサイクル・アンティークがすっかり減っているようで、この日も「あ、かわいい!」と思って手にした金魚の夏帯は12万円!
中村さん曰く「もう、以前とは違って商品が少なくっているので値段も倍ぐらい。」
これはお気に入りの古い物は大事にすべきですねえ。
そして、この間日記に、さすがに購入は控えてる、なんて書いたところだったのに思い切りツボな柄の紬の単衣に遭遇。
かなーり迷いましたが、帯び合わせがむずかしそうだし、この年から着るにはちょっとPOPすぎるのであきらめました。
同行の連れに、「買わないんじゃなかった?」と皮肉まで言われて、くそー。
*** *
美術館階段の照明。
次回夏休み子供向けには「パディントン」が来るとか。オリンピックにひっかけているのかも。
2012.5.23 [水]
初夏のきもの熱
4月から5月にかけてあちこちから届く夏きもののご案内。もともとこのシーズンに着たくて始めたきものライフなものだから、はがきが届くたびにそわそわ。
この数年は猛暑+年齢(?)のせいか、盛夏に着る回数も減ってるし、さすがに自重しようという気持ちが働いてきたので最近は衝動買いも減ってきましたが…
それでも夏素材は見ているだけでもウキウキしてくるのは確か。
先週末はKosodeさんが初めて神戸で。そして今週末は伊丹できものなかむら。その後京都でキイさんの展示会もあるようですし…
やっぱりそわそわしちゃいます。
*** *
先日のお散歩仕様。ひさしぶりに纏ってゴキゲンであります。
きもの×花架拳というかなりニッチな集いの中で実はお知り合いだっという
東風杏
の帯留め。かなりボリュームがあってインパクト大です。
++++++++++
「和装教育が必修化」−5/23 繊研新聞より
2013年から中学校の技術家庭科の授業で和装の知識習得とゆかたの着装の授業が開始。
教材として使用されるゆかたは個人での購入、または学校が購入して生徒に貸与する。
ちなみに知識の乏しい教師が多いことから、講師派遣や研修会が行われるらしい。
放置していくと滅びゆく文化と認定されたのか。
でも喜ぶべきことなのかな。
2012.5.21 [月]
話題のきんかん
週初めの早朝出勤のお陰でバッチリの時間に会社近くで見ることができました。
しかも薄曇りだったのでメガネなしで。
あっという間のことだけど、20年後に若い子たちに自慢できるか〜?
2012.5.19 [土]
きもので散歩
またまたお久しぶり、てなかんじの着物。
寒くも暑くもなくってほんといい季節。で、着たのは生紬の単衣。個人的には5月と10月はもはや単衣のシーズンです。
元町で降りて、兵庫県公館のお庭を通って、相楽園へ。
残念ながらすでに閉園時間だったので、お向かいにある母校の小学校をぐるっと廻って中山手通をぶらぶら。
公園も通りの木々も見上げた山々も、まさにみどり滴る五月の夕暮れ。
先週に引き続きなつかしの街散策コース、〆は
こちら
で。
当時はただの酒屋さんだったのが、いつの間にワインバーになって結構はやっているという噂を聞いていたのだけど、なるほどいいワインが結構揃っているよう。
アテもそれなり。食事をオーダーすると近くにある
サ・マーシュ
のパンが一皿付いてくる。
ただし、インテリアは元酒屋の雰囲気がまんま残っているので、お洒落度はイマイチ。でもそれがゆるくていい感じなのかも。わざわざ行くより地元民活用のお店でしょうか。
*** *
ボトルは値札+1000円で飲めるとか。私的にはちょっと高い目設定のランクの商品が多いけど。
鮮やかなターコイズブルーが珍しい。そしてトーテムポールもカワイイキャラです。南フランスはラングドッグの産だとか。
2012.5.15 [火]
麻、シーズンイン
土曜日は大丸で開催されている「風水土のしつらい展」へ。
糸・布・木・鉄・石など様々な素材に創り手の技と意匠を加えた手仕事を拝見。残念ながらこちらの気持ちにぴっ、とくるものは今回はなかったけど。
その代わりお向かいの阪神で中川政七商店の
麻ハンカチ
を購入。爽やかなブルーと迷いに迷って、シックな墨色にしたけど、なかなか素敵な色が揃っていた。
翌、日曜日は母のプレ命日ということで、父と一緒に墓参りへ。
我が家のお墓は源平合戦で有名な鵯越にある。
墓苑になる前は当然山間いの地だったので、今でも回りには緑がいっぱい。この季節だと山つつじがやさしい桃色の花をあちこちで咲かせている。
ほどよく伸びた雑草もむしるにはちょうど良い長さで気持ちいいほどさくさく。さっぱりとしたお墓にお花を供えてふたりでお参りした後は父と別れて元の実家跡へ。
こちらはすでに腰までの高さに雑草が生い茂ってえらいことに。
途中、
トアロードリビングスギャラリー
で「麻のある暮らし」展をやっていたので覗いてみる。
エストニアのリネンを使った涼しげなストールや近江麻のちぢみを使った「楽衣布」というブランドのお昼寝布団が気持ちよさそう。お昼寝布団、ネットで調べたら
こちら
にもありました。
そう、いつの間にか大好きな麻の季節到来!
さて、今シーズンは麻着物どれぐらい着られるかな。
*** *
ちょっと小ぶりだけど花の形状がフジにそっくり。
でも蔓じゃないので、調べたらハリエンジュ?
白い花の向こうはのどかな神戸電鉄。
2012.5.8 [火]
サラリーマンノスタルジー
なんだか天候不安定だった今年の連休。
相変わらず遠出はなしの、ちまちまとした過ごし方でした。
そのうちの一日。父といっしょに大阪へ。
サラリーマン人生の最後を締めくくった街。
大阪駅リニューアルなど、どんどん変わっていく様子は折々の会話の中で伝えていたものの、人出が多いのはしんどい、とあまり興味は示さなかった父。
ところが連休前に、何を思ったか急に行きたいと言い出した。
大阪駅から地下鉄で四ツ橋へ、その後本町・淀屋橋あたりをぶらぶら。
20年ぶりの街、感慨ひとしおかな、って思ったけど、あまりの変わりように、当時の風景と重ね合わせることがなかなかできなかったらしい。
「おまえよりわしの方がこの辺りは良く知ってる!」って豪語していたけど、連休だったこともあり、食事しようと思っていた店も開いてなくて結局オドナに入っているポンテベッキオへ。
ちょっぴり寂しそうな感じだった。
そうやねー、同じ20年でも人生最後の時間は若い時の20年とはまた違うんだね。
さて、自分のサラリーマン人生もそろそろ最終コーナー。
どんな走り方をするかは自分次第。
*** *
本町のビルにうずもれている古〜いビル。
この2階にあった歯医者に通ってたんや、って。
2012.5.5 [土]
こどもの日に中年バーベキュー
連休で唯一行楽日和だった子どもの日は小学校同窓会メンバーでバーベキュー。
去年は家族連れが何組かあったのだけど、今年は子どもはなし。ものすごい平均年齢の高い集いとなりました。(だって合計したら500歳以上!)
甲府に単身赴任していたメンバーが一升瓶ワインを2本送ってきてくれて、それ以外にもみんなで好きに持ち寄ったので、食べるものも飲むものもあふれんばかり。
そんなに食べられない年なのに…
結局昼から始めて日の暮れるまで、しゃべって飲んで食べて、最後は不覚にも飲み過ぎで意識が…って状態でした。
昼のお酒は効きますなあ。
*** *
いつものように夕焼けシリーズ。
六甲アイランドから見た夕日。
でも実は撮ったことすら覚えてなかった。
2012.4.15 [日]
春爛漫
新年度に入ってさすがにばたばたの日々。
だけど組織も変わり、顔ぶれも少し若返り、なんとなく気持ち新たなってムードです。
長年同じ仕事をしているとどうしてもマンネリになりがちなので、仕切りなおしは大事ですな。
まあ、そんな無粋なことはさておき、自然はまさに芽吹きの季節。
桜はもちろん、イチョウにもにわかに新芽が見え始めた。わが家のベランダもコデマリとモッコウバラにはつぼみがいっぱい。カシワバアジサイの新芽もどんどん成長。
もうすぐ六甲の山々も鮮やかな緑に覆われる。一年で一番いい季節のはじまり。
*** *
青空に桜。
今年の桜も見事でした。
2012.4.14 [土]
秘密の花園
一週間ずれてしまったけど、さて今年の花見はどこに行こう。
とにかく人出は避けたいのでこじんまりしたところがいいなあ、ということで10年ほど前に行ってよかった御影の深田池へ。
ところが池のあたりの桜、すっかり枝を切られて貧相に。なんだか公園整備の一環とかで似つかわしくないしだれ桜が植えられていたりして、こりゃダメだ。
ってことで次の候補地の芦屋川へ。
阪急から川沿いに上流へ。目指したのはロックガーデンに向かう道の右手の小道の先にある小さな公園。すごいすごい、夙川や王子公園より桜は少ないけど、人がすくないし、ベンチもあるし、絶好のロケーション。
盛りは過ぎた桜。でも青空に映える桜に加え、地面に舞い落ちた花びらや時折の花吹雪まで堪能できて大満足。
花見のお供はシャンパンにタケノコづくしのお弁当。
のんびりまったり過ごした後は川を下って
アマレーナ
でお茶をし、
パンタイム
へ。松之内町の桜並木はさすがにもう見ごろは終わり。でもあたりのお店はどこも人でいっぱい。確かに、街へ出よ、のいい日和だもんね。
*** *
桜と共に雪柳も真っ盛り。
公園にはいのししよけの扉があって、さすがに六甲麓の公園仕様。
2012.4.3 [火]
大嵐の後は
前期の振替休日としたのになんてこったい!な天気。
でもJRも大混乱だったようだし、家でゆっくりできてよしとしよう。
神戸では夕方からは雨があがり陽射しもでてきたので
桜の開花具合を見物しながら、夕飯を外へ。
一度行ってみたかった
御影の立ち飲み
。
こんな日だから空いてるかな、と思ったら全然。
大混雑でびっくり。
安くて旨い、コストパフォーマンスの高い店は強いね。
*** *
王子公園そばの桜並木を歩いていたら遭遇。
早めの花見としゃれ込んでいたのかしら。
桜はまたつぼみ状態だけど、木によっては二分咲きのものも。
今週末から来週がみごろかな。
2012.3.28 [水]
初挑戦
仕事の帰りにスーパーに行ったら生イカナゴがまだあった。
めったにないことなので釘煮に挑戦。
ザラメじゃなく家にあった沖縄の砂糖を使ったせいか
炊き方のコツがつかめてないせいか
少々やわらかめの仕上がりがイマイチ。
味はまあまあかな。
でも250円/1kg、とは! 知らんかった。
今シーズンもう一回ぐらい試してみたい。
もうひとつ、facebookを始めることに。
業界団体で開催しているイベントの販促用に使うことになったので
各社担当者も登録するように、とのこと。
今や企業の情報発信はツイッター・ブログ・facebookで
ホームページは不要論もあるそうな。
でも始めたばかりのベビーユーザーにはこれを
販促ツールとしてどうしたらいいのか
さっぱり????
どなたかにレクチャーいただきたいものです。
ということで鍋に貼りついていたので、谷さん見られなかった。
2012.3.24 [土]
がんばれ、げいぶん
通っている音楽教室のクラシック発表会へ。
毎年やっている発表会、なんと今回は
兵庫県立芸術文化センター 大ホール
での開催。
そうあの“げいぶん”の“大ホール”!!
まあ、発表会の内容ともかく、こちらのセンター、実ははじめて。
建物外観はどちらかというといかつい雰囲気で、入ってみたい気分にはならない建築物なのだが
一歩中に入ると、ストレスを感じない広々とした空間にふんだんに木が使われて心がやすまる。
ホール内部も内装材はほとんど木で冷たい感じがなく、音響効果もなかなかという評判らしい。
まあ、地方都市の公共ホールなどバブルがはじけて以降維持することすら難しい時代になって
かつ、震災真っ只中だったこの地にあえて作った(2005年竣工)ということはそれなりの気概がなけりゃできなかったろう。
芸術監督に佐渡裕氏を迎え、自前の管弦楽団をもち、毎月の定例コンサートや平日のワンコインコンサート、さらにはネーミングライツ売却でホールニックネームを採用したり…
器を作って終わり、だけでなく長く地元に根付いて存続させるためにあれこれがんばってやっているのだ。
こんな機会でもなければ足を運ぶことはなかったけど、これからはちょっとマメにチェックしてみようかな。
素人の発表会じゃなくって本格的な音も聴いてみたいし。
蛇足ですが、発表会のついでに楽器の試し弾きもできるということで
チェロ・バイオリンが10数台ロビーに並んでいた。
もちろん弾くなんてとんでもなかったけど、
1200万円の弓を持たしてもらいました。
ひぇー、うわさには聞いていたけど、あるんやね〜
2012.3.22 [木]
映画いろいろ
スピルバーグが手がけた「タンタンの冒険」。
コミックの方を愛する立場としては怖くて見るのを躊躇している間に終わってしまった。
で、見に行ったのが映画「タンタンと私」。
フランス人ジャーナリストが40年前に取材したインタビューを元に作られたドキュメンタリー。
カトリック信者として、家庭人として、クリエーターとして、そして世界から期待されるタンタンの作者として、エルジュが抱える影の部分を淡々と描写していた。
ベルギーってフランス語圏なので国民性として近いのかと思ったらそうでもないらしい。
それにしても2・3月は良く“映画館”に行った。
●三丁目の夕日'64(連れにひっぱられて。当時の車コレクションは一見の価値ありだけど。)
●サラの鍵(好きなタイプ。あっという間に時間が経った。)
●ゲンズブールと女たち(大人の童話ですな。)
●人生はビギナーズ(助演男優賞を取った父の住まいに惹かれる。全般にインテリアが魅力的。)
うん、やっぱり映画館はオオバコよりこじんまりしたところがいいね。
*** *
お茶目でくいしんぼスノーウィ。
そういえばおんなじテリア系の犬種が「人生はビギナーズ」にも出演していて、こちらはいい味を出していた。
どうせならホントの犬を出演させてくれたら見に行ったのに…
2012.3.21 [水]
ひさしぶりに訪れてみると
彼岸を過ぎたというのになかなか暖かくなりませんが、街中を歩く人はすでに春の装い。
せめて身の回りだけでもと買い求めた、てぬぐい。
会社近くの雑貨ショップが閉店セールで、かまわぬのてぬぐいシリーズもすべて3割引。
ついつい柄で買っちゃうけど、使っていて思うのは生地が重要ってことでしょうか。
今まで使った中で、ここの生地は良かったよな、って
京のてんてん
を久しぶりにチェックしてみると、
がーん、閉店しちゃったの??
そういえば、最近、反物で寝かしてある木綿のお仕立てをお願いしようかと、
西宮の太物屋さん
「染織工房勝部」
にアクセスしたら、すごく遠く(岡山県真庭市)に移転されていて、こちらもびっくりした。
着物の世界に入ってはや9年。
ショップもいろいろ変遷があるものです。
変わらずにやることばかりがいいことではないし、
時代にあわせたり、方針が変わったりでどんどん変化していくのですね。
でもちょっとさびしい気分にもなるなあ。
*** *
キャベツにつくしにツバメ。
爽やかなカラーリングがいかにも春!
12/3/21
えりりん
えっ、京のてんてん、閉店しちゃったの?知りませんでした。キャベツもつくしもいい。
12/3/22
ふっちゃん
現地に行ったわけではないですが、少なくともネット上はアクセス不可ですねえ…
モーリー
あらま残念。永楽屋さんといいカランコロン京都といい、西のてぬぐいはどこかはんなりして良いですよねー。
2012.3.15 [木]
春よ来い
3月に入ったあたりは少し暖かくなっていたのに
あっという間に冬に逆戻り。
陽射しには春の明るさが感じられても冬のコートが手放せない毎日。
それでも花屋の店先はそこだけ春爛漫。
ついつい気分だけでも、と買い求めてしまう今日この頃です。
*** *
窓辺に小さなスミレ。
今はなき実家の玄関脇に植えられていたのがタチツボスミレ。
毎年春先にかわいい紫色を見せてくれていた。
鉢植えより地植えだよね。
2012.3.11 [日]
着物でおでかけ
ってタイトルになるぐらい久しぶりでございます。
京都で春の宴のはずが、寒くて夕方からは氷雨が…
でもおいしい料理に、楽しい会話、であっという間の時間でしたねえ。
やっぱり自分にとって着物好き仲間のベースは真楽だなあ、って。
次回はお花見でみなさまお会いしましょう。
*** *
寒いけど春らしく。
ってことで例の仕立て直し紬とラオス帯。
でも上は冬仕様のコート。
2012.3.4 [日]
福助
福助が創業130年を記念して海島綿を使用した足袋を限定発売するそうです。
お値段は2625円。販売ルートは百貨店だそう。
なお、海島綿は甲部分のみの使用。
福助の真楽キーワードは
こちら
。
そして
130周年記念サイト
も!
旅する福助がいい感じです。北海道でマフラー巻いてるのがかわいい。神戸にも来ないかな。
*** *
三月に入ったとたんに雨が続くそうな。
春を呼ぶ雨なら大歓迎。
一足先に春爛漫の花屋で買ったラナンキュラス。
あっという間に満開。
12/3/4
さと
凱旋門を見上げる福助!素敵です!倉敷川を流れてくれたり…すると嬉しいな。
ふっちゃん
え!? さすがに泳げんやろ。あ、ちゃうか、船でね。
12/3/7
えりりん
旅する福助かわいい。葉山でサーフィンとかもやってほすぃ。なんて考える「福助23cmほそ型」愛用者。
2012.2.21 [火]
寒いときには編み物など
実はこう見えて編み物は結構得意な分野。
暇だった大学時代なんて毎シーズンオリジナルセーターをせっせと編んでいた。
編み物のいいところは毛糸と針さえあればどこででもできること。
かわいい糸を見つけたのでちょっと編み編みしています。
*** *
最近はネットでいろんな情報が得られるので便利ですね。
久しぶりの復活なのでとりあえずリストウォーマーなどを。
2012.2.18 [土]
へんしーん
雪景色が美しかったこの日、京都・宮川町でこんな扮装をしていました。
花架拳メンバーの若い子たちに誘われたこのプラン。
彼女たちの希望は「さくらん風花魁姿」。
さすがに花魁はイタいので、ならば、と一度は被ってみたかった日本髪に挑戦!
と、芸妓プランに参加した向こう見ずな私。
感想は-----
白塗りはシワを隠すメリットより肌のハリの状態が如実に出る。
もちろん、がはは笑いは禁止。
涙目がちの人はアイメイクに工夫が必要。
美しい着姿のコツはマーメイドラインの着付け。
ちなみにこちらの変身どころは舞妓さんがメインなので
芸妓さんの鬘も衣装もわずか2種類のみ。
そして化粧と着付けを同じスタッフがするため、スタッフによって得手不得手があるよう。
ということで、ちょっと残念な部分はありましたが結構楽しめました。
*** *
腰から下はかなりきつめに巻き込んだこのカタチ。
本当の芸妓さんはどうしてるのかなあ。
2012.2.17 [金]
母の誕生日に
2月16日は母の誕生日でした。
娘の立場から言うのもなんですが、結構若いころは美人で通っていたらしい母。
「昔は淡島千景に似ているって言われたときもあったんやから」と聞いたこともある。
そんな母の誕生日に淡島千景さんが亡くなったとのニュース。
面長の上品な顔で、関西弁をしゃべくっていた映画(吉本興業を興したヒロインを演じていた)が印象的だったなあ。
*** *
旧い母のアルバムから、15歳のとき。
もし生きていたら自分の誕生日になくなった淡島千景さん話で盛り上がったかも。
ご冥福をお祈りします。
12/2/18
モーリー
なんて綺麗なお母様!ふっちゃんが扇子を持って踊ってるのも、着物好きも、遺伝子ですね。
ぼたん
素敵、素敵!淡島千景さん似のお母様にお会いしたかったです。
ふっちゃん
この頃の母は娘馬鹿ながら、キレイなって思います。でも私の知ってる母は残念ながら体型も性格も関西のおばちゃんです… 女って変わるのね。
2012.2.12 [日]
二部式襦袢初体験
このとき
の襦袢地で作った2部式。
こゆきさん経由で仕立てていただいたものの、なかなか着る機会がなかったのだがようやくお披露目。
柄に惹かれて買ったけど、実はこれ縮緬。
襦袢にするにはホントは???なものだったのだ。
でも、防寒にはいいんじゃないかと先週末初めての着用。
着た感想は。
裾よけ部分はなかなかグッド。
半襦袢の身頃部分はかなりしっかりしたブロードのような生地なので、からだに沿うまでにはいかず。
洗濯すればましになるかな。
替え袖は無双をつけたのですが、これは重い。
この縮緬なら単のほうが使い勝手よさそう。
*** *
この日は例のシンデレラ紬に椿帯。
実は二部式の袖とはサイズがあってない。
2012.2.1 [水]
女はアゲ気分
先日の日曜日。
自分比200%の化粧をして、髪をまとめて、羽飾りをつけて。
気分を盛り上げる時って見た目も大事な要素ですね。
やり遂げた満足感+お祭り気分が気持ちよかった。
晴れ着とか盛装とかもそういったところ通じるのかも
でも、ああ、しばらくきれいなおべべを着てません。
せめて葉山新年会での皆様のお姿を見るのを楽しみにしています。
見て楽しむといえば、今年の女子フィギュア欧州選手権のキーラ・コルビ選手。
ほー、見とれちゃいます。
美しい写真がこちらの
ブログ
にいっぱい。
2012.1.29 [日]
春節祭
いつもより少し早い春節のイベント。
今年も相変わらず南京街で花架拳の出演。
3回目にして始めて、素手ではなく小道具あり。
最初はばらばらだった動きもなんとか本番間近にはまあまあに。
習うより、慣れろ、でしょうか。
デキ自体もそうですが、この場所での出演も回を重ねたせいか
あまり緊張することもなく、結構観客の様子も良く見えたりして…
まあ、比較の問題なので、当然ベテランチームに比べたら歴然の差はありますが。
出演の後はマイチームだけで近くの中華で打ち上げ。
こちらの娘さんも獅子舞の鳴り物で出演されていたとか。
まさに地元に根付いた手弁当で作っているお祭りです。
神戸の中華はほとんどどこでも家族営業が主体。
こちらの
中華
もまさにそんな感じ。
近所のおばちゃんのような奥さんや、注文取る気があまりないオジさん、
ハイクラスのサービスとは違うけれど、出される料理と一緒(フツーの料理がうまい!)で、
気取らず楽しめるお店でした。
お値段もお手ごろなので来年もここで打ち上げしようってことに。
予約しないと食べれらない小籠包を次回はぜひ!
*** *
後からこの日の最高気温を見たら6℃だって!
出演しているときはともかく他チーム待ちの時はさすがにぶるぶるでした。
カンフーパンツの下はヒートテックで結構あたたかいのですが
袖がスケスケで着込みようがないのが厳しい。
2012.1.21 [土]
大寒、真冬の吉田山
真夏にお世話になって、今度は真逆の季節の訪問。
久しぶりに体験する日本家屋の冬の夜にびびっていたのですが、お布団のおかげもあり、ぬくぬくでした。
改めて縁側の威力を感じ、住まいの理に納得です。
鴨もネギも手羽先も、日本酒もイタリア酒もうまし。
居心地が良すぎて飲みすぎちゃったかも。
勝手な押しかけにもかかわらず、いつもありがとうございます。
そして、朝方のお寺の鐘の音が目覚ましとは、ほんに京都らしい。
*** *
あら、この方だったのですね。
階段を上り下りした時いつも一番近くに居座ってた。
でも近づくとするーっと逃げる、慎重にして大胆な方でした。
2012.1.6 [金]
2012年 あけましておめでとうございます
さて、今回の年末年始の過ごし方は昨年とほぼ同様。
年末は兄貴が帰神し、家族三人で小宴。
年始は父が自宅マンションに来てささやかな正月の祝い膳を。
我が家は関西だけど、お雑煮はずっとおすまし。
最近は
こちら
の旨い昆布と近所市場のけずりたてかつおで取った出汁でこしらえる。
濃い目にとった出汁に鶏肉を入れ、お酒とうすくち醤油をちょっとだけたらす。
具は大根と人参、最後にかまぼこと水菜をのせてできあがり。
今回の雑煮は自分史上さいこーにうまいやん!って思ったものの、高齢の父に雑煮はもういらない、って言われてがっくしでしたが…。
2日は一日のんびりお稽古三昧。
3日は小学校同窓メンバーで地元の生田神社へ初詣の後、新年会。
4日は違うメンバーで初詣の後、最近見つけた元町の
caldo
で食事。男性二人でやっているスタイリッシュだけど居心地のよいお店。家で結構飲んだ後だったのでこの日はグラスワインで。
そして昨日から仕事はじめ。あっという間の冬休みでしたが、のんびり骨休めができました。
着物は昨年新調なったマイファースト紬を一回だけ着用。
去年ぐらいから随分着用回数は減ってきていますが、着物の世界に足を踏み入れて9年目の今年。ながーく、マイペースでおつきあいしていきたいと思います。
*** *
初めての洗い張りと胴接ぎ仕立てなおし。
天神さんに積まれていた、ぼろぼろのシンデレラがお姫様の風合いになって、寸法も自分サイズになってみちがえるよう。
着物ってすごい。
一昨年ぼたんさんを囲む会のついでに名古屋で千円で掘り出した紬八掛もぴったりで、にんまりなのでした。
12/1/6
モーリー
八掛は名古屋でご一緒したときのですね。ピッタリ!
12/1/7
ふっちゃん
えへ、そうなの。買った時は特に何に、ってことはなかったのですが、こんなベストの組み合わせになりました。"掘り出し"は楽しいね。
12/1/8
みにひつじ
お、あの時の! シンデレラが御姫様の風合いになる、っていい表現ですなー。見たい見たい!
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