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2006.5.29 [月] 懐石講座 |
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柿傳の(中野の柿傳、新宿の柿傳は弟さんが
切り盛りされている)木村さんの講座を受ける。
70歳との事だが、紬をキリリと着ておられ
素敵な佇まい。繊細な方かと思いきや、
お茶目な話しぶりに会場が和む。
懐石の器は應量器という、お坊さんが托鉢に
持ち歩く入れ子の食器がオリジンで、折敷も
應量器を包む布のサイズなのだとか。
全てを包括するのは禅の精神だ。
木村さんは「懐石はそれだけがクローズアップされる
ものではなく、あくまで濃茶を美味しくいただく
ためのプロセスの一部なんですよ」と仰る。
茶事になるとどうしても、懐石に力が入ってしまうが
肝心なのはお茶。その境地に辿り着くのに何年
かかるのかなぁ? |
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2006.5.28 [日] |
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朝から小雨が止まず、ガッカリしながら
雨具の支度。袷か単衣で悩むが、午後の快晴を
考え単衣に袖を通すと、軽い着心地に嬉しくなる。
大内裂の名古屋帯は軽くて締めやすく、
社中でもファンが多い。
今日は薄茶点前の稽古。茶会を意識したもので
緊張感が漂う。道具の置き方、配置、点前・・
細かい指導を沢山いただき、普段いかに散漫に
点前していたかを痛感した。
稽古の後、茶会の打合せ。
五年前の記憶を皆で手繰り寄せながら、
準備や進行についての議論。
当番表は更新が必要。
以下、覚書(五年前にも調べた筈なのに、すっかり忘れていた。まずい。)
大慈院--臨済宗。大友宗麟の姉見性院、織田信長ゆかりの安養院、村上義明、山口弘定等が大徳寺129世天叔宗眼(仏国大安禅師)に帰依して創建。
創建は天正年間(1573〜91)。表千家の惺斎と裏千家の円能斎の監修によって建てられた珍しい茶室、頓庵(とんあん)がある。住職は戸田実山氏。 |
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2006.5.27 [土] 大徳寺茶会の準備 |
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来月の大徳寺・大慈院の月釜で先生が釜をかける。
五年ぶりの大徳寺茶会に向けて、本格的な準備開始。
道具組み等は先生にお任せだが、社中一丸となって
脇を固めなければならない。
今回は総勢25名で臨むことになった。
まずは当番表。点前や水屋のローテーションを
組んでいくのだが、これがなかなか難しい。
茶会デビューの方とベテランを上手くミックスさせつつ
狭い水屋に適度な人員を配置しなくてはならない。
excelと睨めっこしながら、シュミレーションを
ひたすら繰り返す。。
参加される方それぞれの思いを汲めるだろうか? |
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2006.5.26 [金] |
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えりりんさんからの伝言で昨日購入したミンサーが
「よりあい工房」の富さんミンサーな可能性大、との
嬉しいメッセージにアドレナリンが急上昇。
織元さんの事は全く気にせず、デパートでヒョイと
買ったものだったのだ。早速問い合わせてみたら、
「調べて折り返し電話します」
ええ、待ちますとも! |
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2006.5.25 [木] ミンサー |
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念願の半幅ミンサーを購入。
お安いのに、どうして今まで買わなかったのか?
それは、KWで見た富さんのミンサーがずっとずっと
欲しかったのだ。が、いつまでたっても現地には
行けないので断念。いつか必ず・・!
+++++++++++++++++
帰宅して証紙を良く見たら「製造者名 寄合」という印。
あれ?これって富さんのかな?
そうだったら、すごーーく嬉しい。 |
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2006.5.21 [日] もうひとつの浴衣 |
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竺仙の浴衣が仕立てあがった。
こちらはお出かけ用。紗献上の名古屋と合わせて
大人っぽく着ようと思う。
プロの仕立ては美しいなぁ・・
視点が変わった。
浴衣を自分で縫うまで、仕立ての事は
あまり気にしなかったのにね(笑) |
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2006.5.20 [土] |
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朝からもの凄い暑さだが、お稽古なので
袷を着ていく。下着は夏仕様にしたものの、
着付け後にドッと汗が流れる。。
茶室は風炉だが、炭の前はやっぱり暑い。
汗取りがジワジワ湿っていくのが分かった。
稽古の後、ゑり華さんへ行くと店員さんに
「まぁ、袷をお召しなの?」と驚かれる。
青山で上布を着た方を見かけたそうだ。
気持ちは良く分かるけれど、ちょっと早すぎるような??
でも、街でノースリーブやタンクトップをオシャレに
着こなす方々にとっては、袷の着物の方がヘンに
見えたかも知れない・・ |
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2006.5.19 [金] 浴衣作り�F裾縫い |
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残るは裾縫いのみ。角を額縁に折ってくけたら
三つ折りぐけと返しぐけ。掛け針&くけ台が上手に使える
ようになったせいか、あっという間に終わった。
アイロンをかけて完成!
縫い目は粗くて美しいとは言えないが
とにかく仕上がった!嬉しい〜〜
普段着にどんどん活用したいな。 |
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2006.5.16 [火] |
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七緒を早速購入。
兵児帯も大人っぽく使えるんだなぁ。ふむふむ
その前に半幅帯を買おう。
何を隠そう持っていないのだ・・
若い頃、浴衣に結んだ帯は従姉妹に譲ってしまった。
茶道で必要にかられて着付けを習い、買い求めたものは
お茶用にばかりなので、名古屋と袋帯しか持っていない・・
従って半幅の結び方も知らないのだ(恥)
浴衣の季節に向けて、そろそろ買わねば。
まずは、ミンサーが欲しい。。 |
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2006.5.14 [日] |
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チケットを頂いたので映画プロデューサーズを
観にいった。ミュージカル仕立ての映画は好き嫌いが
別れるけれど、私はとても楽しめた。
エンドロールまでキッチリ笑わせてもらい、大満足。
上映後、場内入れ替えの人波に着物姿の女性が二人。
カジュアルな小紋に半幅を片結びに締めていた。
シートに寄りかからずに観たのかな?というくらい
ふっくらした帯姿で、思わずコツを伺いに追いかけたい
衝動にかられるも、見失ってしまった。残念・・ |
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2006.5.13 [土] 母の日 |
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衣更が近いのので、銀座松栄堂に防虫香のストックを
買いに行った。芳香の5種セットが限定発売されていたので
一緒にまとめ買い。サンクスカード代わりに気楽に
差し上げられそう。
懸案事項だった義母のプレゼントも香りのものにしよう!
とコアビルの香十に行き、これを購入。きっと喜んでくれるだろう。
↓
帰宅後、早速渡しに行ったら直ぐ玄関に飾ってくれた。
実母には帰省の際、美白美容液をプレゼントした。
義母に比べ、現実的な贈り物で申し訳なかったなぁ。
でも、美白も願掛けのようなもの?だから、
夢のお手伝いグッズとして、良しとする(笑) |
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2006.5.12 [金] 浴衣作り�E袖つけ・脇縫い |
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柄合わせをしたのは良かったが、袖つけの位置を間違えた
事に後から気付き、縫い直した。
袖つけだけササッと終えて休む筈が、この失敗で火がついた
ように作業にのめりこみ、脇縫い&耳ぐけまで終えた。
想定外の夜なべで少し疲れたけれど、連休明けの長〜い
一週間の疲労とは全く別物!切り替えに丁度良かったかな? |
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2006.5.7 [日] 免状式 |
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これで最後の免状式。
既にお免状は頂いていたけれど、節目の儀式。
先生の点前は空気を掴んだかの如く悠然として
息を呑む優雅さ。いつになったら、こんな点前が
出来るのだろうか・・・畏敬の念で一杯になる。
免状など形式だけのもので、ようやく茶の入り口を
開いたようなものだ。長い道程が待っている。。
真楽茶道部も今日から発足で、皆さんの日記から
充実したご様子が伺えた。
流派に関わらず、茶を楽しむ人が集うのは
大変素晴らしく、意味のあることだと思う。
それにしても薬玉の可愛らしいこと!うらやましい・・ |
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2006.5.6 [土] 母の手作り |
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パッチワークが趣味の母が作ったバッグを一つ拝借。
和柄で着物に合いそうなので、ちゃっかり持って
帰ってきた。A4が入るので、何かと便利かも。
私が浴衣を縫っていると話すと、偉く驚いた様子。
家庭科の宿題を母に手伝ってもらっていた私だから
考えられないのだろう。
とにかく、仕上げる事だと応援してくれた。
歩みが遅く不器用な私。母の遺伝子が欲しかった。 |
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2006.5.4 [木] 気楽なお茶 |
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帰省して叔母の家に遊びにいった。
親戚が集まるので数茶をしようという趣向。
叔母が札元で私が点前。伯父手製の萩茶碗で
茶を楽しんだ。
両親やオットに初めて私の点前を披露して
少々緊張したけれど、茶席に慣れない彼等の緊張ぶりは
私以上だ。が、叔母の絶妙なトークで場が和み、
気楽に楽しんで貰えたと思う。
こういう機会は滅多にないので
すべての用意をしてくれた叔母に感謝。。 |
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2006.5.3 [水] 浴衣作り�D衿付け |
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いよいよ衿付け。
共衿を縫い合わせてから身頃に縫い付ける。
今回の型紙は衿肩まわりを丸く切っているので
着付けた時に自然に衿が抜ける。和裁をされる
方には仰天のメソッドだが、初心者には有難い。
印どおりに縫い付けるだけなので簡単。
ようやく着物らしくなってきた。 |
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