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2006.12.24 [日] クリスマスイブ

ノロウィルスに倒れた夫もようやく復活。
今度は義母が肺炎でダウン。
ささやかなディナーを作り義母に届ける。

まったく期待していなかったが、夫から
かんざしのプレゼント。ありがとね。

2006.12.23 [土] お茶女部

夕暮れ時、急いで会場に駆けつけると、立派なお茶室に温かな光が。百花さんが出迎えて下さりホッとする。
できるかな班に加わり、一番簡単な紋切り型のお手伝いをする。
ほどなく、かず部長の導きで小間へ。
ほの暗い部屋で独り席入りを待つ内省の時間は
忙しかった日々の充分な休息になった。
席入りし、こうめさんのお点前でお茶をいただいた後、
また独りになり、人型に水をかけ、灯りをたよりに茶室を後に。
昔懐かしい炙り出しをするとホッと気持ちが和む。
広間はピカピカの新年の室礼、皆さんのパワーに気圧されるようにパッと気持ちが切り替わる。
素晴らしい演出に脱帽!
kw等、すべてを満喫できなかったけれど、凝縮版を味わうことが出来た。
お茶女部、最高!!

2006.12.20 [水] 治ったけれど

今度はオットの具合が悪い。とんでもない年末だ。

仕事がどっさり溜まって忘年会どころではない・・

2006.12.19 [火] ノロ?

日曜から体調が悪く、症状がノロに近い
通院しても、はっきりと診断はされないのだが。
病院では小さな子供たちが辛そうだった。
いい治療法が見つかるといいのにな。

2006.12.9 [土] オットの着物

「神楽坂の”英”って知ってる?」と
オットから、おとこの着物の催事チラシを渡される。
「持ってるよ。扱いがラクでいいわよ」という
私の言葉に反応し、神楽坂の英に向かう。
大汗かきで汚し屋なので、入門には良かろう・・

紬に釘付けだったようだが
フォーマルな一枚が欲しいとの事で
縮緬無地の長着に決めた。
年内に仕立てあがるそうで「正月に着よう」と
はしゃいでいる。
何はともあれ、着物に親しんでくれるのはいい事だ。

2006.12.4 [月] 

京都でオーダーしたバッグが仕立てあがってきた。
小紋の残り布を利休型バッグへお願いしたが
値段が可愛く、造りはシッカリしていて大満足!

2006.12.3 [日] 美容院

今年はこれで最後だなぁ・・とサロンに伺うと、担当の女性の雰囲気が何か違う。アートメイクを施したそうだ。

このごろ美容関連の話題が友人の間で盛り上がっているが、アートメイクもそのひとつ。私も若かった頃にチャレンジしたけれど、今はすっかり消え落ちているので、最近の動向について教えていただくと、顔料(?)が随分進化しているようだ。

ちょっと太めのラインをいれた彼女がコッソリ
「今はメイクしているからいいんですけど、スッピンだとチョット怖いんです」と告白してくれた。

そんな話をしているうちにトリートメントとカットが終了。着物で髪をアップにしやすいように、と細部を気にしつつも、どこかに今どきのエッセンスをプラスしてくれるのが有難い。

今年はじめての「来年もよろしく」を口にしてサロンを出た。

2006.12.2 [土] 茶道稽古

仕事があったので、少し遅れて洋服で伺うと先生に驚かれる→叱られたのではなく、ずいぶん洋服姿を見ていなかったのと、髪をおろしていたので、誰だか分からなかったらしい。。
洋服で点前を久々にすると、スカートの裾が気になって集中できない。やっぱり着物がいい!

先生のお宅を改築して、ひとつ茶室が増えた。
まだ工事は終わっていないけれど、ちょこっと見学させていただくと、新しい畳の香りが清清しい。
自宅茶会をどんどん増やしたい、と先生は張り切っておられた。来年は真楽の皆さんをお招き出来るといいな。

2006.12.1 [金] もうすぐクリスマス

シオサイトをランチタイムに歩いていたら、
クリスマスアートマーケットに遭遇。
毎日訪れている場所が急に華やいだ・・!
キャンドルやオーナメントなど、クリスマスグッズが
可愛い店舗に並んでいて、暖かい光を放っている。
三日月形の飾りを購入。雪だるまがキュート!

夜はライトアップがとても綺麗。今年のシオサイトは楽しいです。ぜひお越しください。

2006.11.25 [土] 捨てる、捨てる

モノが捨てられない私。シンプルライフは別世界・・

キレイ好きの先輩から素晴らしい助言をいただいた。
小さな所から始めればいいのよ。
出来る時に少しずつでいいから。

昨日の夜ドレッサーの引き出し(たった2段)
をキレイにしたら少し自信がついたので、
今日はドレッサーの上を片付ける。
ひとつひとつは小さなものなのにゴミ袋に
入れていったら最後は結構な容量に。
無駄に終わったコスメに謝りつつ、さようなら。

鏡を磨いていたら、ゲランに勤める友人から
クリームの小さな瓶が幾つかあるけど要る?
と連絡。いつもなら、あるだけ貰う貧乏性だけど
今回は一個だけ貰うことに。
キレイになったドレッサーに鎮座するブルーの瓶。
ようこそ。今度は無駄にしないからね。

2006.11.23 [木] ジェルネイル

爪が薄いのでネイルアートは敬遠していたけれど
ジェルネイル、なるものは地爪の補強になるし、一月
くらい放っておいても平気、と友人から聞いたので
久しぶりのネイルサロンで「バイオジェル」をオーダー

爪にジェルを塗り、小さな日焼けマシンのようなものに指先を数十秒入れる作業を数度繰り返して完成・・
と思いきや、いきなり爪の表面を濡らしたコットンでパパッと拭いたり、ファイリングをしたり、通常のネイルでは有り得ない行為が続き、ちょっとビックリ。
爪の断面はかなり盛り上がり付け爪くらいの厚さだ。
キーボードを打ってもビクともせず頼もしい。

さて、いつまでキープできるかな?

2006.11.22 [水] さかのぼります

自宅PCが壊れたり、仕事が集中して日記が書けなかったので、遡り日記を少しずつ書きます。っていつになるのかな?

それより、今後の日記をコツコツ続けるべし・・

2006.10.23 [月] 初めての公式オフ

パワーと知恵の結晶が素敵な会場で輝き、圧倒されっ放しの一日だった。
事務局の皆さま、どうもありがとうございます。

あこがれの方、尊敬する方、伝言を下さった方・・などなど皆さん初対面なのに懐かしく思えるのは何故かしら?
新参者にも入り込みやすく、しかも温かい・・ビバ真楽!

※おちゃけ部、早速やりましょうねーー!

お茶部での活動メインの筈が、しっかり買い物も♪nekomamaさんの反物、みにひつじさんの羽織、どちらも大事に大事にします。

2006.10.21 [土] 稽古

二週間ぶりの着物。

昨日のヘアカットは少々切りすぎたかも。
髪のアップに時間がかかる。

バザーオフ呈茶の練習でもしたいなぁ、と稽古に向かうも、「今日は台天目でしたね」と言われる。(忘れてた・・!)そんな動揺とは関係なく席入り希望者が続出し、5人分の濃茶を無心に練った。
点前は無事に出来たが、足の運びを間違える。基本的な事が出来ず愕然。やっぱり薄茶点前を志願すべきだったかも。明日の不安がよぎり、その後行われた薄茶点前を食い入るように眺める。うーん、やっぱり不安だ。

来週末は社中の仲間と京都旅行!
入手しておいたチケットやクーポンを渡し、
ランチを食べながら旅のプランを話し合う。
総勢8名のツアーで賑やかな旅になりそうだ。

2006.10.20 [金] チャージ

仕事がひと段落ついて、午後半休をもらった。
ヘアカットの後はゲルマ温浴+アロママッサージ+フェイシャル・・充実の午後。チャージ完了!さぁ、また頑張るぞ!

2006.10.11 [水] 来て去るもの

カルチャースクールに新しい生徒さんが入って来られた。
一方で、お辞めになった方もいらして、プラスマイナスゼロ状態。
教え方が良くないんだなぁ、やっぱり未熟すぎるんだなぁ、、、
帰り道でしばし落ち込んでいると、ベテラン先生が「人は来て去るもの。クヨクヨしちゃだめよ。」と一言。
心に染みる言葉だった。
****
「おたすけくらぶ」のHPを見たら、新しいキャンペーンが始まっている。良かった!

2006.10.9 [月] 三井記念美術館

「赤と黒の芸術 楽茶碗」を見学(@表千家東京都青年部)
レクチャー(主任学芸員)を一時間ほど伺った後、館内をゆっくり見学。
長次郎から15代まで歴史を辿った展示はとても見やすい。
時代性と作家の個性が茶碗から映し出されるような気がして、夢中で順路を追った。
長次郎の「大黒」が展示されていなくて残念。再訪したい。

2006.10.7 [土] 稽古

久々に青空をみた。空が高くなっている・・!
約一ヶ月ぶりに稽古をつけていただいた。点前座に座るとホッとする。
着物も一ヶ月ぶり。晴天で最高気温は27度と袷は少々暑かったけれど、着物を纏うのが嬉しかった。
友人お手製の「栗きんとん」を主菓子に頂いた。美味!

2006.10.6 [金] 中秋の名月なのに

台風でどしゃぶり。
せっかく、この日に頂こうと「つくよみ」(源吉兆庵)を買っておいたのに・・
明日の稽古に持っていこう。

2006.10.3 [火] スタバにて

自分なりの疲労分岐点がある。
キャラメルマキアートが美味しい→疲労困憊
ストレートが美味しい→元気溌剌
この数週間はキャラメルマキアート好んで飲んでいたのだが
今朝一口飲んだら「甘っ!」同僚に渡してショートドリップを買い直す。
まだ少しストレートは口寂しい感じだが、元気の証が見えて嬉しくなった。

2006.10.1 [日] 更衣

単衣の着物を手入れに出さねば、と「おたすけくらぶ」のHPを見ると、9/30日までキャンペーンだったようだorz..

2006.9.10 [日] 袱紗作り

東京都表千家青年部の行事にスタッフ参加した。
スタッフも講座参加も出来るという有難い配慮で
手伝いをしながら一日がかりで出袱紗を縫い上げた。
(普通なら3時間もかかりません、汗)

選んだ布は来年の干支が石畳に描かれたもの。
線が入っていると縫いやすいだろう・・と思ったら
先生が「布地を真っ直ぐに扱わないと曲がるわよ」
と仰られたので慎重にマチ針を打つけれど、ショウハは
自由自在に伸びてくれるので、うまくいかない。
ドキドキしながら裁断、縫製・・出来上がりはマァマァかな?

2006.9.9 [土] 茶会

叔母宅に前日から泊り込み、道具のチェック。
お土産に「重陽」を持参して、お茶女部の皆様より
少し早くいただく。相変わらず美味しい・・ちょっと
お高いのが玉に瑕だけど。

朝から残暑が厳しい。単衣は辛いなぁ・・
叔母の社中に合流すると、皆さんテキパキと働かれ
年少の私に出番は少ない。ので、得意の力仕事を担当。
昼過ぎになるとリズムが掴めて楽しくなってくる。
閉席のあと、社中で一服・・という運びになり、
点前をすることに。こういうのが一番緊張する!
何とか出来たけれど、皆さんにはどう映ったのかなぁ。

叔母宅に戻り、後片付けを少し手伝って帰宅。
片付けをしながら、いまごろ菊の精がお酌をなさって
いるのかしら・・と福生に思いを馳せる。
次のお茶女部は絶対に参加したいな。

2006.8.30 [水] あしべ織汗取

10年くらい前に母が買ってくれたものを、しぶとく着ていたが、晒部分が薄〜くなり、心もとない(でも燈芯は大丈夫!)。メーカー減産という噂(ほんとかな?)もあり、ネットで購入。

同じサイズを購入したのに、新品はワンサイズくらい大きいような・・
旧いものの方が着心地が良さそうだ。
とりあえず新品に水を通して、週末に着てみよう。

2006.8.28 [月] 10月が待ち遠しい

染め帯が仕立てあがった。
芯を入れたら、ふっくら感が増して嬉しい。
綸子にしてよかった。

早く締めたいなぁ

2006.8.27 [日] 阿波踊り

自作浴衣で高円寺の阿波踊り見物へ
浴衣もそろそろ終焉。来週の北澤八幡のお祭りが最後かな?

時折小雨の降る中、踊りの波は止まることなく・・
おチビさんからお年寄りまで楽しそう。
一番目に留まるのはやはり、網笠の女踊りの方々。
目深に笠をかぶり、襦袢に長着。帯を締め、下駄をはいた足元は常に爪先立ち(前のめり)・・!!スゴイ!!

2006.8.25 [金] 伊豆蔵さんとの邂逅

夜、上司達と食事に出かける。
「ジャンルは何でもいいよ〜」との事で,
迷わず薬膳中華をチョイス。
疲れた体にスープが染みわたる・・

ふと気づくと、伊豆蔵明彦さんが隣のテーブルに!
プライベートのご様子だったので、お帰りになる間際に声をかけた。3月のワークショップに参加して感銘を受けた事を伝えると、「また来て下さいね」と優しく笑って下さり、素敵な笑顔に心が癒される。

お腹も心もいっぱいになった。



指輪は出てきませんが、厄落としという事で・・
励まして下さった皆様、ありがとうございました!

2006.8.23 [水] ガーン

講師ボランティアの稽古を終え、帰り支度をしていたら

指輪がない・・!

母からもらった大切な指輪。どうしよう・・
6月の京都茶会でも、結婚指輪を紛失している私。どうしてこうも落し物ばかりするの・・(涙)

厄落としよ、と別の講師の先生が明るく慰めてくれた。
こんなに沢山落とさなくてはいけない厄が私にはあるのだろうか??うーむ。

2006.8.22 [火] 懐石教室

重陽の懐石
向附:いか菊花あえ(花穂じそ添え)
椀物:萩しんじょ 清汁仕立て
焼物:鯖柚香焼き 染おろし

萩しんじょの中身は、銀杏とあずき・・秋らしい組み合わせ
幽庵地に柚子を切って魚と漬けると、いい香りの焼き物に仕上がる。これは応用がききそうだ。

※写真の飯をご覧いただくと分かる通り、先生は裏千家流です。表流の先生が開催する料理教室(@都内)をご存知の方はお教え下さいませ・・

2006.8.21 [月] お茶女部

楽しみにしていたのに・・泣く泣く欠席。
残念!!!!

2006.8.19 [土] 浴衣デビュー

遅まきながら、自作浴衣デビュー。
新宿のビアガーデンに行く筈が「つまみが不味いから嫌だ」と我侭を言う夫。それならKWにあった明治記念館なら文句がなかろう・・と行き先変更。
だが夫の着付けが捗らず、開店時間に遅れること30分・・既に満席。整理券を貰いに行くと「ラストオーダーまでに入れる保証は出来かねません」との事。
あららーorz
じゃ、荒木町にでも行きますか、、と移動して目当ての店を探すも、お休み。
ふと見つけた割烹に入ってみたら、すごーくいいお店だった。
たまたま訪れた荒木町だったが、着物が似合う街だなぁ・・と思った。また来よう。

2006.8.18 [金] 納涼船

会社帰りに初めて乗船。
ゆかた着用だと千円引きという事もあり、ゆかた率が高い。
同行メンバーは勝手知ったる人ばかり。荷物はロッカーに預けて乗船すると、場所取り、食料・飲み物調達にあっという間に散っていった。
ほどなく宴会セットが出来上がり、船が動き出す前にビール2杯を平らげる。
いよいよ出航。風が気持ちいい!夜景がキレイ!と捻りのないコメントしか出ないけれど感動した。
ゆかたダンサーズのパフォーマンスも楽しく、あっという間の二時間だった。

2006.8.17 [木] iPod nano

新品(1GB)を貰った。うれしー
落語専用にしよう。

2006.8.7 [月] 六本木の森

「接待店の調査に行こう」と役員から声がかかり、
秘書さんと共に割烹「篁」に夕方赴く。
六本木通りから寄席坂という小さくて急な坂を登る途中に
店の名前が書かれた看板。
鬱蒼とした森の中の石段を上っていくと旧い家屋が現れ
行灯を持った仲居さんが現れた。六本木とは思えない佇まいに驚く。
囲炉裏のある民芸調の部屋に通され、まずは薄茶を一服。
丹前が用意されていて「上着を脱いでお寛ぎ下さい」
木綿の袷地では、ちょっと暑いかなぁ・・などとは言わず、おとなしく羽織る。
料理は京会席+囲炉裏焼き。目の前の囲炉裏に火が入れられ、串刺しの魚や野菜を焼いて貰うのがメインパフォーマンス。竹酒をいただきながら、板前さんとしばし歓談。
火を囲んで眺めるのは楽しい。冬場ならもっと盛り上がりそうだ。

竹酒に酔いつつも「調査」という言葉が頭から離れず、ちょっと真面目に食事をした。
料理は美味しかったし、サービスも少々過剰に思えたが悪くはなかった。
が、丹前を着て会席料理を頂くミスマッチ感がどうも馴染めなかった。
偉いオジサマ達には新鮮でいいのかなぁ。
囲炉裏焼きがメインなら、会席ではなく野趣あふれるメニューの方がいいような?

日が落ちてまっ暗な森の中を抜けて店を辞し、西麻布のバーで今夜の感想を聞かれたので
正直に答える。「でも、お客さんを驚かすにはいいでしょう?」と役員。気に入られたようだ。
確かに暗い森を抜けて、真っ赤な火を囲むのは非日常的な体験で面白かった。東京でこの仕掛けは滅多にないだろう。

2006.8.6 [日] 染め帯

オーダーしてあった帯が染めあがったので見せていただく。
京友禅のはんなり感が思った以上に良い感じ。

白地は汚れが目立ちそうで勇気がいるけれど、まずはパールトーン加工をして、何度か洗って汚れたら色をかけていって、最後は黒地にしよう・・妄想が膨らむ。

特に直す個所も見つからず、仕立てをお願いすることに。
早く袷の時期にならないかなぁ。

2006.8.5 [土] 半幅デビュー

半襦袢に麻の半衿+ステテコ+竺仙の浴衣に半幅帯を締めて稽古へ

割り角だし結びに難儀したものの、背中がすっきり軽く,帯枕を覆うガーゼと帯揚げがないので涼しくて快適!

「今日は略点前の稽古なので半幅帯でもいいけれど、お許しものの時は,やはり名古屋帯が良いでしょうね」と先輩。
それらを見越しての半幅デビュー。うふふ
友達からの評判も上々でハマりそうな予感・・

2006.7.31 [月] NHK趣味悠々

朝茶の放送を見た。裏千家お家元のお話は、軽やかな口調で難しい事も分かりやすい例えを用いられ、すんなり理解出来る。素晴らしい。。

炭点前で大きな香木をひとつ、胴炭の上に載せる。
初めて見る光景にドキッとした。
表流は香木が小さく、炭の上に乗せることはまずない。が
黒い炭の上にベージュの香木のコントラストが美しい・・!

2006.7.29 [土] 且座

且座の稽古。このところ亭主or半東が多かったので、三客を志願。香はこの時しか出来ないので充分満喫した。客は動作が少ないのでゆったりした気分も味わい、あぁシアワセ。
七事式の稽古では着物姿が揃うので、皆さんの夏の装いが目に楽しい。また着物が欲しくなっちゃうなぁ。

来月行われるベトナムにおける日本祭で茶道ワークショップを開催するメンバーは
七事式どころではないようだ。準備に余念がない。未訪の土地、言語、限られたリソース、と不安要素を挙げるときりがないが、明るく精一杯努力する姿に心を打たれる。
私も行きたかったなぁ。

2006.7.25 [火] 浴衣でビアガーデン計画

自分で縫ったた浴衣をまだ一度も着ていない。
(真楽のイベントにも行けなかったし・・)

ワンマイルウェア故に遠出は出来ないけれど、デビューだけは少しイベントめいたものにしたいなぁ・・と淡い思いを抱いていたら「梅雨明けしたら新宿のビアガーデン行こっ!」と友人から誘いが。
うちから新宿まで2マイルくらい?・・まぁ、良かろう!と快諾。
早く梅雨明けしないかなぁ

2006.7.23 [日] 花火大会

街に着物姿の若者がチラホラ・・そうだ、今日は調布の花火大会!用事があって行けないが、こういう景色が大好きだ。
着慣れない着物+下駄でぴょこぴょこ歩きの人も見かけたが、それも可愛い。駅前で文庫結びが崩れてしまい困り果てていたお嬢さんのお手伝いをする。(私自身、半幅帯はうまく結べないんだけど・・)「とっても素敵!」と笑顔で送り出した。少しでも和装に親しむ方が増えれば嬉しいな。

うな丼を食べながらテレビを見ていたら、ドドーンと響く音が聞こえる。うちから10�`以上離れているのに!行きたいなぁ、花火。

2006.7.22 [土] そったくどうじ

朝起きた時は涼しいかな?と思いきや、長着を纏ったら、うっすら汗が。でも私は着付けの際にエアコンを付けず、扇風機でがんばるのだ(笑)
着物を着付けたら、小さな保冷剤をガーゼに包み首の裏にあてると火照りが鎮まり、化粧を施す頃には涼しい顔に。出かける時にフニャフニャになった保冷剤をサッと洗い拭きフリーザーへ戻す・・着物を着始めた頃からの夏の習慣だ。

今日は台天目を稽古していただいた。
ふくささばきで「?」と思いつつも続けると、やがて破綻した。すると先生が「さっきのさばき方が逆だったのよ」と優しく諭す。
稽古において「?」と思ったら、やり直すことが大切だ。が、私の先生はそこで流れを止めることはまずない。間違いに自分で気付く事が重要だと仰る。最後まで気付かなければ「あの時はね・・」と、やはり優しく諭す。「そったくどうじ」とは、これ如何に。。
厳しい事あれど、先生に怒鳴られたり、叱り付けられた事は今まで一度もない。温かな眼差しで常に生徒を見つめておられる。自分が教える側に立ってみると非常に困難な事に改めて気付き愕然とする。いい師に恵まれた事は私のかけがえのない財産だ。

【そっ(口篇に卒)啄同時】
今まさに悟りを得ようとしている弟子と、それを導く師家の教えが絶妙に呼応することを意味する禅宗の教え。
語源は、雛がかえろうとするときに殻を内からつつくことを「口篇に卒(そつ)」といい、母鳥が外から殻をつつくことを「啄(だく)」という。まさしく、その機を外さず親子の呼吸が合って生命の誕生が可能となる清新な瞬間。

2006.7.16 [日] 大銀座落語祭

今日も新富町。雨は電車の中で本降りになるものの
駅に着いたら止んでいた。雨具を持っていなかったのでラッキー!

桂一門の若手さんから大御所まで、上方落語を初めて聴いたのだが、全体的に枕は短く、サッと羽織を脱がれて噺を始められる。ちょっと肩透かし・・だが漫才や新喜劇とは違う(当たり前か・・)穏やかで上品な話しぶりが、関西弁のまろやかさを更に引きたたせる。
がっ、関西弁を東京弁に脳内変換するのに少し時間がかかり、笑いのツボから外れる。。も少し私には訓練が必要みたいだ。

小朝さんの落語は古典と創作の二本立てでエンターテイメントに富んだものだった。一分足らずの幕間での早着替え(長着+袴→長着+羽織)も拝見出来た。どちらのお召し物も髪の色に合った?淡い色調で良くお似合い。

小三治さんは黒い長着+羽織でキリリとした佇まい。
枕が30分以上も続き、このまま帰っちゃうのでは?といささか不安になった頃、噺が始まる。眠気に襲われていたが、どっこい、どんどん引き込まれる。
「う、うまい・・うますぎる」
面白かった〜。

来年の大銀座落語祭は5日間との事。
楽しみ〜

2006.7.16 [日] 大銀座落語祭

真楽四周年イベントに行けなかったのは、このチケットを四月に取っていたため・・(悲)
写真を拝見したら、とっても楽しそうで羨ましい〜

葉山へ行けなかったけれど、私も浴衣で会場@新富町へ。
地下鉄で高田文夫さんを発見!嬉しくなって下車の際「藤志楼さん、4月の末広亭、拝見しました〜」と声をかけたら、凄く恥ずかしそうにされていた。。声をかけない方が良かったかな?

夜の会なので会場は浴衣姿のお客様もちらほら。
寄席でなく飲食不可のホールなので、少々真面目な雰囲気だけど、各々に配られた団扇が揺れて初夏らしい。
今日の高座は、風間杜夫さん・柳家花禄さん・立川志の輔さんという、お祭りならではの豪華ラインナップ!
風間さんの俳優さんならではの話術に引き込まれ、
花禄さんのマシンガントークにお腹をかかえ、
志の輔さんの人情噺に思わず落涙。
お腹いっぱいの会だった。

明日も新富町で小朝さん・春團治さん・小三治さん。
昼の会なので、柔らか物にしましょうか。

2006.7.12 [水] フレックスタイム

茶道講師をしているカルチャースクールの新クール(三ヶ月)が始まった。今回からフレックスタイム制を導入。勿論これはスクール側の要望。同じ街に茶道教室が開校された影響で打ち切りになったクラスもあるそうで必死なのだろう。カルチャースクールのサービス業な一面をヒシヒシと感じる。
少々戸惑ったが講師陣で話し合い、受講生の方に少しでも長い時間お稽古していただく制度を考えた。うまく運用できるかな?緊張しながら教室へ。

新規の生徒さんが4名。基礎係の私が担当する。
講師を始めたばかりの頃は、早く上達して貰いたくて、少々厳しい授業をしていたが、私の先生のモットー「楽しく正しく」を心掛けるようにしたら、厳しかった頃より生徒さんの上達が速い!自分が教わった通りの事をすれば良いのだ・・と、ようやく解り始めたので、今回も同じ姿勢で臨んだ。

2クラスを無事終え、帰ろうとしたら、事務局の方から、今回のクールを欠席される生徒さんから預かったという差し入れのお菓子を頂いた。「また必ず戻ってきます・・!」のメッセージに疲れが吹き飛んだ。

制度が変わっても、教える姿勢に何ら変わりはない。
「楽しく正しく」を続けていこう。

2006.7.9 [日] 乞巧奠ふたたび

大宮八幡宮へ徒歩で出かける。40分くらい歩き、友人と落ち合い、お参り&お水取りをして、いざ清涼殿へ。

今回のギャラリーは年長者が圧倒的だった。
雅楽の演奏は前回とほぼ同じ。舞が朝日舞ではなく巫女さんが榊の枝を持って舞う豊栄舞というもの。
(浦安舞は前回に同じ)
宮司さんのお話も少々大人向け。雅楽の成立ちや楽器の説明などなど。音楽的要素は現在のオーケストラと何ら異なる事がないとのお話に頷く。
乞巧奠のお飾りはお供え物の果物が代わっていたのと梶の葉が乾燥していた事以外は前回に同じ。

清涼殿を出ると雨。
友人が「恵みの雨だね。穢れが流れる感じ?」
少し表情が柔らかくホッとする。
そのまま歩いて浜田山で美味しい鰻を食べて帰った。

2006.7.4 [火] 

乞巧奠飾りのA4資料(>頂きました!かず部長)をアンチョコに、お茶女部で教えていただいたKWを早速友人に自慢する。
「折角の行事、キャッチーなアイコンを目にするだけで終わらせちゃうのは勿体ないね〜」
そう、その通り!

今度の日曜に大宮八幡に行く約束をした。
その友人は心の風邪を長くひいているので、穢れ祓いの神にあやかり、少しでも良くなってもらえれば・・お節介かも知れないけれど。
でも、そんな事とは関係なく、良い気の流れる場所で乞巧奠飾りを見たり、雅楽を聞いたり、宮司さんのお話を伺うのは楽しいだろうな、と。そもそも私がもう一度行きたいだけだったり?

2006.7.2 [日] お茶女部

盛りだくさん且つ、全てがスムースに運んだ一日。
かず部長を筆頭に参加メンバーの皆さんの気持ちが
天に届き、水の神様が降りてきた!

KWや室礼が美しいサークルを描き、最後に宮司さんの
言葉で締めくくられ、鳥肌が立つ。

しょうさん宅でご馳走になった美味しい
スパークリングが喉を通り過ぎると
「おぉ、命の水・・!」これも水の神様の贈り物と信じ、味わった。

真楽メンバーの皆さんに初めてお目にかかったのに
すんなりと入っていけたのは、皆さんの清らかな心の
おかげだとしみじみ思った。
どうもありがとうございます!

私のいただいた短冊は「四周年成功」
今日さらに浄化された心が集えば、成功間違いなし!
残念ながら伺えませんが、東京から祈ってます。

2006.6.28 [水] 茶会当日

いよいよ本番。いいお天気!
送った荷物も破損することなく、前日の準備を終え
5時起床。着慣れた帯なのに、しっくり行かず
何度も巻きなおす。気持ちが焦っているのだろう。

献茶式でご住職のお経を伺いながら、ここに来られた
事に、支えたくれた人に、お天気に、、あらゆることへの
感謝を心の中で唱える。

が、席が始まると、慌しい気持ちに逆戻りしてしまう。
みんな興奮気味なので、何とか押さえなくては・・と
思う気持ちが空回りして更にヒートアップしてしまう。
そんな最中の点前は満足出来るものではなかったが
時間の経過と共に気持ちを取り戻し、お昼前には
心地よい緊張感と、和やかな笑顔・・いい空気が
水屋に流れた。「もう大丈夫」隣の塔頭のお席へ。

風が吹き抜ける寄付に座り、暫し呆けた後、席入りし
美味しいお茶をいただく。席主の先生は92歳!
しゃきっとした佇まいが道具組みにも現れていた。

気持ちを引き締めて再び水屋に戻る。
みんな集中力を切らす事なく頑張っている。
少し疲れているけれど、楽しそうな表情に嬉しくなった。

無事に会を終え荷物を詰め送った後、ご住職から
一人ずつ短冊をいただいた。大切な宝物になりそう・・

2006.6.27 [火] 茶会に向けて(3)

休暇を快く許可して下さった旧上司が送別会を
催して下さった。今朝のしゃぶしゃぶは美味だった。

大徳寺で茶会、といっても、お茶をしない方には
全くピンと来ないようだ。(当たり前だが)
「大徳寺ってどんな所?お茶の甲子園みたいな感じ?」
「・・・」
「それより、すぐき漬け買ってきてね〜」
「了解!」
すぐき漬け、流行ってるそうで、売り切れ続出だとか。
買えるかな?

ほろ酔い気分で地下鉄に乗り、会記の写しと睨めっこ
ちっとも頭に入らない(汗)

今回は事前で暗雲がたちこめた為、食事や買い物の
下調べは殆どせず、同行の友人に全てお任せ。
ちょっと残念だが、行けない事を考えれば随分
有難い。
無事に終わる事を祈りつつ、ベッドサイドに会記を
置いても瞬時に眠ってしまうのだろう。。

2006.6.24 [土] 茶会に向けて(2)

前日にようやく休暇の許可が下りた。
ホッと胸をなでおろし、最終準備をしに先生宅へ

ようやく決まった道具を確認しながら梱包。
初めて見る(=新規購入)の道具もチラホラ。
壊れたら私の保険金で支払えるだろうか?などと
ネガティブな発想にしばし襲われる。
そんな心配より、覚えなくちゃね。
ドラえもんの「暗記パン」が欲しい(笑)

帰宅後、京都へ着物や宿泊道具を調え発送。
重たーーい!着物ってこんなに重かったの?
草履や雨具もあるからかな?

2006.6.22 [木] SUQQU

SUQQUの色物は着物にも洋服にも合うので気に入っているけれど、カウンターに立寄ると散財してしまうので、近付かないよう心掛けている(笑)

今回は口紅(だけ)を買いに伊勢丹へ。沢山の色を試した結果、愛用の『枯芙蓉』と『京鹿子』(何て可愛いネーミング!)を購入。
他のアイティムも薦めていただいたが、ぐっと我慢。ひとつひとつを大事に使おう・・

2006.6.20 [火] 行けるかな?京都

異動の内示があった。
晴天の霹靂・・何もこのタイミングで異動しなくても。

今月中は現在の所属にデスクがあるため
新旧両方の上司達に休みの許しを請う。
休みを3日貰うつもりだったが、最低限の2日でも
言い出しにくい。押し黙ったままの上司が数名。
重苦しい雰囲気から逃げるように退社した。
行けるかな?京都・・・

まっすぐ帰宅する気になれず、あてもなく夕刻の
銀座をうろつき「くのや」で麻足袋と麻半襟を
購入した。初めて買ったが、こちらの足袋は
靴のサイズよりちょっと(いや、かなり?)大きめだ。
普段は22.8センチでほぼピッタリの私の足だが
こちらは22センチ(一番小さいサイズ)が
丁度いい。約1センチの差にちょっとビックリ。
洗った後の履き心地はどうだろう?

2006.6.17 [土] 茶会に向けて(1)

稽古の後、参加メンバーの顔合わせ。
初めてお目にかかる方も。
まだ道具組みが決まっていないので、連絡事項等の
意識合わせの後、何度かシュミレーションを行いつつ
改善点を話し合った。

京都の茶会は二服点てとの事で、お運びさんが
大忙し!初めて参加される方は「目が回りそう」と
漏らしていた。

今日は浴衣を初おろししたが、正座の時間が長く
帰る頃にはシワが凄いことになっていた。。

2006.6.10 [土] 結婚式

従姉妹の結婚式。
雨に降られずラッキーな日和。

時節に習い、単衣を着ていくものの、親族は皆
袷を着ていて少々慌てる。
事前チェックを怠っていたのだ。
でも蒸し暑いので、単衣で良かったかも。

新婦の友人は着付け教室で出会った仲間が
思い思いの着物で参列されていた。
その名も「お太鼓倶楽部」というそうで、
月に一度着物でランチに行くそうだ。
楽しそう〜♪

2006.6.8 [木] 手ぬぐい計り売り

木綿の着物の下に着る嘘つき袖を探しに
新宿オカダヤへ。生地館の地下一階に古布や
手ぬぐいの計り売りがある。
カエル柄の手ぬぐいを購入。さて、縫いますか〜

2006.6.5 [月] KWは有難い!

むさしやの足袋の爪先が摩れて小さな穴が二つ。
ウンナナクールのアップリケを買ってきて、穴を塞いでみた。
可愛い〜♪今まで処分していたのに、僅かな
お金と作業で更に愛着が。KWの有難さ、しみじみ。

猫村さん、ゲットしました。嬉しいなり〜

2006.6.4 [日] 歳を取るのは怖くない!

ノーベル賞受賞者、江崎玲於奈氏の元婦人、江崎真佐子さんの講演会があった(お茶の先生がご学友で実現したもので、ごくごく内輪のもの)。

どんな方だろう??上品なご婦人を想像しながら駅にお迎えに上がると、こざっぱりとしたショートヘアに黒のパンツ+スニーカー。快活な印象と、76歳とは思えない機敏な所作に驚く。

お話の内容は見た目以上にアグレッシブで更に驚くものだった・・
大学入学時はアルファベットの大文字しか書けなかったのに、尊敬出来る恩師に出会い英語を猛勉強して、会話をマスターされたこと。東京通信工業(ソニーの前身)に就職し、盛田昭夫さんと新しいビジネスをどんどん進めたこと、現在も大学に通い建築の勉強にのめり込み、ロマネスク建築を求め、ヨーロッパに一人旅に出て、お目当ての教会まで何時間も歩き続けること、バレエを68歳から初め、先日大勢の観客の前で踊ったこと、、武勇伝の連続に誰もがビックリ!「歳を取るのが怖くなくなったでしょう?」

楽しいばかりの人生ではもちろんなかった。
江崎玲於奈氏との離婚後、ニューヨークに住み続け、再就職(14社も面接したそうだ)して三人のお子さんを育てながら現在に至っているのは、お子さんを移民のアメリカ人として育てている過程で、親の事情で突然日本に返すことでアイデンティティを失って欲しくなかったからだそうだ。それまで通っていた日本語学校を辞め、友達とのsleep out(お泊り会)を優先させたそうだ。親の知らない交流や文化を自然に身につけて欲しかった、移民の子だけれど、ちゃんとしたアメリカ人になって欲しかったそうだ。「その言語で詩を書き、理解する事が出来るのが母国語」「英語は私の母国語に成り得ない」アメリカに40年近く住む江崎さんの重みのある言葉に納得。

最後に、世界が憧れる日本の文化を大切にして欲しいと纏められた。
勇気とパワーを頂けた気がする。

2006.6.3 [土] 

気温が低い予報だったが、単衣でも結構暑かった。

稽古から戻って、名古屋帯だけ脱いで
半幅帯の結び方の練習。
貝の口、割り角出しにトライ。
丁度良い大きさが良く分からない。
それぞれ二回結んだら、大汗をかいてしまったので
アッサリ諦めビールを飲む。練習になってない!!

半幅デビューはいつになるやら?

2006.6.2 [金] 嘘つき袖

ゑり華さんにお願いしていた絽の袖が出来上がる。
単衣を満喫できそうだ。
中表に縫っていただいたので袖口から見える柄が
よりハッキリ映るのが楽しい。

浴衣を着物風に着た時の袖は何が良いか相談すると
「手ぬぐいも面白いのでは?」とのアドバイスを
いただいた。なるほど!

−−−−−−−
帰宅して、竺仙浴衣の袖丈を測ってみると、てぬぐい
では丈がちと足りない。
自作のワンマイル浴衣なら大丈夫なのだが、これには
袖は不要。うーん、残念!
生地屋さんに適当なものを探しに行きたい。。

2006.6.1 [木] 富さんのミンサー!

デパートから連絡がありミンサーの織元が判明した。
寄合富さんのものだそうだ。やった!
ますます愛着が沸いて来る。

それなのに、証紙が上手く剥がれず
剥がし残しが何とも無残な状態。。
オシボリを当てて、少しずつ濡らしながら
そっとそっと剥がした。綿で良かった。。

2006.5.29 [月] 懐石講座

柿傳の(中野の柿傳、新宿の柿傳は弟さんが
切り盛りされている)木村さんの講座を受ける。

70歳との事だが、紬をキリリと着ておられ
素敵な佇まい。繊細な方かと思いきや、
お茶目な話しぶりに会場が和む。

懐石の器は應量器という、お坊さんが托鉢に
持ち歩く入れ子の食器がオリジンで、折敷も
應量器を包む布のサイズなのだとか。
全てを包括するのは禅の精神だ。

木村さんは「懐石はそれだけがクローズアップされる
ものではなく、あくまで濃茶を美味しくいただく
ためのプロセスの一部なんですよ」と仰る。
茶事になるとどうしても、懐石に力が入ってしまうが
肝心なのはお茶。その境地に辿り着くのに何年
かかるのかなぁ?

2006.5.28 [日] 

朝から小雨が止まず、ガッカリしながら
雨具の支度。袷か単衣で悩むが、午後の快晴を
考え単衣に袖を通すと、軽い着心地に嬉しくなる。
大内裂の名古屋帯は軽くて締めやすく、
社中でもファンが多い。

今日は薄茶点前の稽古。茶会を意識したもので
緊張感が漂う。道具の置き方、配置、点前・・
細かい指導を沢山いただき、普段いかに散漫に
点前していたかを痛感した。

稽古の後、茶会の打合せ。
五年前の記憶を皆で手繰り寄せながら、
準備や進行についての議論。
当番表は更新が必要。

以下、覚書(五年前にも調べた筈なのに、すっかり忘れていた。まずい。)
大慈院--臨済宗。大友宗麟の姉見性院、織田信長ゆかりの安養院、村上義明、山口弘定等が大徳寺129世天叔宗眼(仏国大安禅師)に帰依して創建。
創建は天正年間(1573〜91)。表千家の惺斎と裏千家の円能斎の監修によって建てられた珍しい茶室、頓庵(とんあん)がある。住職は戸田実山氏。

2006.5.27 [土] 大徳寺茶会の準備

来月の大徳寺・大慈院の月釜で先生が釜をかける。
五年ぶりの大徳寺茶会に向けて、本格的な準備開始。

道具組み等は先生にお任せだが、社中一丸となって
脇を固めなければならない。
今回は総勢25名で臨むことになった。

まずは当番表。点前や水屋のローテーションを
組んでいくのだが、これがなかなか難しい。
茶会デビューの方とベテランを上手くミックスさせつつ
狭い水屋に適度な人員を配置しなくてはならない。
excelと睨めっこしながら、シュミレーションを
ひたすら繰り返す。。
参加される方それぞれの思いを汲めるだろうか?

2006.5.26 [金] 

えりりんさんからの伝言で昨日購入したミンサーが
「よりあい工房」の富さんミンサーな可能性大、との
嬉しいメッセージにアドレナリンが急上昇。

織元さんの事は全く気にせず、デパートでヒョイと
買ったものだったのだ。早速問い合わせてみたら、
「調べて折り返し電話します」
ええ、待ちますとも!

2006.5.25 [木] ミンサー

念願の半幅ミンサーを購入。
お安いのに、どうして今まで買わなかったのか?
それは、KWで見た富さんのミンサーがずっとずっと
欲しかったのだ。が、いつまでたっても現地には
行けないので断念。いつか必ず・・!

+++++++++++++++++

帰宅して証紙を良く見たら「製造者名 寄合」という印。
あれ?これって富さんのかな?
そうだったら、すごーーく嬉しい。

2006.5.21 [日] もうひとつの浴衣

竺仙の浴衣が仕立てあがった。
こちらはお出かけ用。紗献上の名古屋と合わせて
大人っぽく着ようと思う。

プロの仕立ては美しいなぁ・・
視点が変わった。
浴衣を自分で縫うまで、仕立ての事は
あまり気にしなかったのにね(笑)

2006.5.20 [土] 

朝からもの凄い暑さだが、お稽古なので
袷を着ていく。下着は夏仕様にしたものの、
着付け後にドッと汗が流れる。。

茶室は風炉だが、炭の前はやっぱり暑い。
汗取りがジワジワ湿っていくのが分かった。

稽古の後、ゑり華さんへ行くと店員さんに
「まぁ、袷をお召しなの?」と驚かれる。
青山で上布を着た方を見かけたそうだ。
気持ちは良く分かるけれど、ちょっと早すぎるような??

でも、街でノースリーブやタンクトップをオシャレに
着こなす方々にとっては、袷の着物の方がヘンに
見えたかも知れない・・

2006.5.19 [金] 浴衣作り�F裾縫い

残るは裾縫いのみ。角を額縁に折ってくけたら
三つ折りぐけと返しぐけ。掛け針&くけ台が上手に使える
ようになったせいか、あっという間に終わった。
アイロンをかけて完成!

縫い目は粗くて美しいとは言えないが
とにかく仕上がった!嬉しい〜〜
普段着にどんどん活用したいな。

2006.5.16 [火] 

七緒を早速購入。
兵児帯も大人っぽく使えるんだなぁ。ふむふむ

その前に半幅帯を買おう。
何を隠そう持っていないのだ・・
若い頃、浴衣に結んだ帯は従姉妹に譲ってしまった。

茶道で必要にかられて着付けを習い、買い求めたものは
お茶用にばかりなので、名古屋と袋帯しか持っていない・・
従って半幅の結び方も知らないのだ(恥)
浴衣の季節に向けて、そろそろ買わねば。
まずは、ミンサーが欲しい。。

2006.5.14 [日] 

チケットを頂いたので映画プロデューサーズ
観にいった。ミュージカル仕立ての映画は好き嫌いが
別れるけれど、私はとても楽しめた。
エンドロールまでキッチリ笑わせてもらい、大満足。

上映後、場内入れ替えの人波に着物姿の女性が二人。
カジュアルな小紋に半幅を片結びに締めていた。
シートに寄りかからずに観たのかな?というくらい
ふっくらした帯姿で、思わずコツを伺いに追いかけたい
衝動にかられるも、見失ってしまった。残念・・

2006.5.13 [土] 母の日

衣更が近いのので、銀座松栄堂に防虫香のストックを
買いに行った。芳香の5種セットが限定発売されていたので
一緒にまとめ買い。サンクスカード代わりに気楽に
差し上げられそう。
懸案事項だった義母のプレゼントも香りのものにしよう!
とコアビルの香十に行き、これを購入。きっと喜んでくれるだろう。

帰宅後、早速渡しに行ったら直ぐ玄関に飾ってくれた。

実母には帰省の際、美白美容液をプレゼントした。
義母に比べ、現実的な贈り物で申し訳なかったなぁ。
でも、美白も願掛けのようなもの?だから、
夢のお手伝いグッズとして、良しとする(笑)

2006.5.12 [金] 浴衣作り�E袖つけ・脇縫い

柄合わせをしたのは良かったが、袖つけの位置を間違えた
事に後から気付き、縫い直した。
袖つけだけササッと終えて休む筈が、この失敗で火がついた
ように作業にのめりこみ、脇縫い&耳ぐけまで終えた。
想定外の夜なべで少し疲れたけれど、連休明けの長〜い
一週間の疲労とは全く別物!切り替えに丁度良かったかな?

2006.5.7 [日] 免状式

これで最後の免状式。
既にお免状は頂いていたけれど、節目の儀式。

先生の点前は空気を掴んだかの如く悠然として
息を呑む優雅さ。いつになったら、こんな点前が
出来るのだろうか・・・畏敬の念で一杯になる。
免状など形式だけのもので、ようやく茶の入り口を
開いたようなものだ。長い道程が待っている。。

真楽茶道部も今日から発足で、皆さんの日記から
充実したご様子が伺えた。
流派に関わらず、茶を楽しむ人が集うのは
大変素晴らしく、意味のあることだと思う。
それにしても薬玉の可愛らしいこと!うらやましい・・

2006.5.6 [土] 母の手作り

パッチワークが趣味の母が作ったバッグを一つ拝借。
和柄で着物に合いそうなので、ちゃっかり持って
帰ってきた。A4が入るので、何かと便利かも。

私が浴衣を縫っていると話すと、偉く驚いた様子。
家庭科の宿題を母に手伝ってもらっていた私だから
考えられないのだろう。
とにかく、仕上げる事だと応援してくれた。
歩みが遅く不器用な私。母の遺伝子が欲しかった。

2006.5.4 [木] 気楽なお茶

帰省して叔母の家に遊びにいった。
親戚が集まるので数茶をしようという趣向。
叔母が札元で私が点前。伯父手製の萩茶碗で
茶を楽しんだ。

両親やオットに初めて私の点前を披露して
少々緊張したけれど、茶席に慣れない彼等の緊張ぶりは
私以上だ。が、叔母の絶妙なトークで場が和み、
気楽に楽しんで貰えたと思う。
こういう機会は滅多にないので
すべての用意をしてくれた叔母に感謝。。

2006.5.3 [水] 浴衣作り�D衿付け

いよいよ衿付け。
共衿を縫い合わせてから身頃に縫い付ける。

今回の型紙は衿肩まわりを丸く切っているので
着付けた時に自然に衿が抜ける。和裁をされる
方には仰天のメソッドだが、初心者には有難い。
印どおりに縫い付けるだけなので簡単。

ようやく着物らしくなってきた。

2006.4.27 [木] 誕生日

感謝いっぱいの一日。
日本で平和な暮らしが出来ること、四季の素晴らしさに
丈夫に産み育ててくれた母、優しい父に
道標を教えてくれている先輩、頼もしい仲間に
ツマの誕生日を忘れていたオットに(笑)

今まで受けてきた恩恵に感謝しつつ、何らかの形で
お返しが出来たら、、と30歳を過ぎて思い始めた。
けして大袈裟なことではなく、心のこもったお礼や、
押し付けがましくない援助を自分のできる範囲で。
すごーく当たり前なのだが、思い始めてから数年間、
自己満足だったと反省ばかり。
この課題は永遠に続くのだろう。。

2006.4.26 [水] 伊右衛門手ぬぐい

サントリー伊右衛門の500ミリペットに手ぬぐいが
付いていたので、まとめ買いして全6種類揃えてみた。
26cm×74cmのミニサイズ。なかなかカワイイ。

2006.4.22 [土] トリプルヘッダー

お茶の稽古+菓子教室+料理教室
スケジュール管理能力の無さに、自分でもビックリ。
時間に追われ、一つ一つを楽しむ余裕に欠け、
勿体無い一日だったorz

着物を脱いで手入れをする気力が残っていなかったので
ビール飲んでアッサリ就寝。あれ?復習は??

2006.4.19 [水] 足袋の洗い方

KWで足袋を歯ブラシで洗う、と書かれていてふむふむと頷く。細かい所は確かに歯ブラシが便利なので、足袋洗いのパートナーだ。

邪道かも知れないが、私は足袋を洗った後糊付けをして干す。パリっと乾き、汚れが落ちやすいのだ。(アイロン用のキーピングを足袋の裏側に シュシュッとかけて干すだけで超簡単。)
着物を脱いだ後、少しの洗剤をぬるま湯に溶いたものに足袋を放り込んで暫くすると、汚れがスルっと落ちている。それでも落ちない部分は歯ブラシでササッとなぞればアラ綺麗♪

着物を着始めた頃からの習慣で、足袋洗いに難儀する友人に教えたら喜ばれたのでアップ。

2006.4.18 [火] 浴衣作り�C袖・身頃(続き)

色々調べてみたら、袖口と衿下は絎けた方が良さそうだ。
→さっそく解いて縫い直し。
背縫いも二度縫いした方が良さそうだ。
→運針・運針

教材用なので、端折れる所は省いているのだろう。
時間は沢山あるので、ネットと和裁本と教科書を
見ながら進むことにしよう。
こんな時、裁縫が得意な母が近くに居てくれたら・・
と、しみじみ思いつつ、先へ進む。

「身頃に衽を縫い付けたら、次は衿に進みましょう」と
教科書には書いてあるのだが、衽を縫い合わせた所の
布がヒラヒラして気になる。早速調べると「耳ぐけ」を
しましょう、と和裁本に書いてあるので、初めての
耳ぐけに取り組んで本日は終了!今度こそ衿へ進もう。

2006.4.16 [日] 立川藤志楼さん

鈴本演芸場に三枝師匠が高座に上がると話題になって
いるが当然チケットは手に入らないので、末広亭へ。
あらら満席。今日のお目当ては誰?昇太さんでも
小遊三さんでもなさそうだ。
トリの一つ前に現れた立川藤志楼さんは高田文夫さん!
割れんばかりの拍手だ。落語好きなのは知っていたが
名前は知らなかった。トウシロウ、トーシロ、シロウト?
洒落たネーミングだが正真正銘の真打だ。
が、照れがあるのだろう、志の輔さんを(普段着で)
飛び入りゲストに呼んだり、説明的なセリフが多かったり
したのはエンターテイメント性はあるものの、落語としては
少々残念だった。

2006.4.16 [日] 浴衣作り�B袖・身頃

今日からようやく縫い針を持つことに。
(ミシンは持っていないので、全て手縫い。
 和裁は手縫いなのだからこれでいいのだ?)
先ずは袖から。縫った後アイロンで丸みを持たせるのが
非常に難しい!表側にひっくり返したら、イビツな
丸みが現れ少し凹む。
教科書に袖口はミシンで縫うと書いてあったので、普通に
波縫いしてみたら、しっくりこない。後で調べようと
放置して次は背縫い、衽つけと進む。衿下もミシンで、と
書いてあるのだが、そうかなぁ?と思いつつ運針。
教材用だから端折る部分が多いのだろう。本やネットで
調べてみよう。

2006.4.15 [土] 竺仙

浴衣ブームが定着しつつある昨今、今まで殆ど
興味がなかったのだが、今年は浴衣が何故か気になる。

稽古の後、友達と竺仙の浴衣を買いに出かけた。
現在縫っている浴衣はカジュアルな意匠なので、
お出かけ小紋風にもなるものが欲しかったのだ。

奥州紬か綿紅梅の長板中形染にしようと思って
出かけたのに、綿紬地の注染に心が傾いてしまう。
薄いグレー地に白の七宝柄で浴衣っぽくない所が
気に入ってしまった。(しかもお安い・・)でも
オトナのお出かけ浴衣を目指していたので想定外・・
「半衿にお太鼓でも充分イケますよ」の言葉で
揺らぐ心が定まり、一緒に行った誰よりも早く決定。
程なくして、皆それぞれの個性と希望に合った生地を
見つけたようだ。

お店を出て、お茶を飲みながら、色落ち問題や夏小物
(麻足袋、日傘、下駄など)の話題が尽きない。
浴衣に素足下駄でビアホールに行こうね。でお開き。
あぁ、こういう友達って本当に有り難い!

2006.4.14 [金] 浴衣作り�A裁断・印つけ

教科書通りに布を中裏に折り、型紙を当てて裁断。
余り布が沢山出るといいな、と思うものの、考える
余裕がない。何度も確認した後、裁断。

先日入手したチャコペーパーを布に挟みルレットを転がし
印を付け。今日はこれにて終了!

※浴衣の余り布、皆さんはどのように活用されてますか?
 私はチビなので布が沢山余りました。

2006.4.11 [火] ジューンブライド

6月10日に行われる親戚(嫁ぎ先)の結婚式の
招待状が届く。
ジューンブライドは素敵だが、ドレスなど一着も
持っていない私。お式から参加となると、
単衣の訪問着が妥当だろう。
箪笥から着物を取り出して帯や小物を合わせてみる。

とはいえ、6月のお式は袷で済ませる方が多いと聞く。
立場上、ひとりだけ単衣を着ていく訳にもいかない。
周囲との調和を考えないといけませんな・・
こういう時の着物は少し窮屈だが、これがまた
楽しかったり・・

2006.4.9 [日] 課外授業

講師の手伝いをしているカルチャースクールの
生徒さんの課外授業@先生のご自宅に出向く。

カルチャースクールのビルでは防災法で炭が使えない
ため、炭点前を見ていただく。釣り釜をかけて
お点前。参加した皆さんは興味深そうに
点前を見ておられる。かなり緊張・・
こんなに視線の集まる炭点前は久しぶりだ。
何とか無事に終了。ホッと胸をなでおろす。

参加された方が「私もお炭が注げるようになりたい!」
とおっしゃっていただき、お役目が果たせたようで
嬉しくなった。

真楽茶道部が発足して、是非参加したいと思うものの
自分のことで精一杯だ。茶会が開かれたら水屋見舞を
携えて是非伺いたい。
茶道がもたらす幸せを沢山の方が享受できることを
祈りつつ・・・

2006.4.8 [土] 浴衣作り�@型紙切り

浴衣の型紙が届いたので早速切ってみた。
鋏マークの書かれた線を切るだけなのでラクなのだが
型紙が大きい(当たり前です)ので結構時間がかかる。
のりしろを張り合わせて型紙完了。

次は裁断・・と思ったが「両面チャコペーパー」
(及びルレット)が必要とのこと。当然家にはない。
買いにいかなきゃ・・

中断して、近所の小さな手芸店に行って道具を
買い揃える。お店のお婆ちゃまが「まぁ浴衣を?
出来上がったら着て見せてね」と励まされる。
「このごろ、この手の道具はサッパリ売れないのよ。
 日本には女の人が居なくなっちゃったのかしら?」
とも。耳の痛いお言葉だ・・

2006.4.7 [金] あずま袋

年始に呉服屋さんで頂いたワンコ柄の
手ぬぐいを縫ってあずま袋を作ってみた。

大きめなので収納力抜群♪
ちびバッグのサブとして使おうっと。

2006.4.6 [木] 浴衣の型紙

百花さんのKWで教えていただいた。
浴衣を仕立ててみたい!という悲願が頭の隅に
ずっとあったので、早速申し込んでみる。

学校教材として使われているとの事で
家庭科教諭をしている友人に尋ねると
それは定番の教材なのだそう。
「ビギナーには丁度いいんじゃない?」
とのこと。半襟付けが精一杯の私に
「子供達だって出来るんだから大丈夫よ」と
励ましてくれた。

湯通しした綿絽の浴衣地が放置されているので
これを何とか仕立てたい。
(初めての癖にコーマ地じゃなくていいのかな?)
型紙はまだ届いていないけれど、
夏までに出来るといいな。

2006.4.3 [月] お茶占い

周囲で盛り上がっていたのでアップ。
http://myroad.ujicci.or.jp/...

私は『京番茶』→人への依存心が強い
同僚は黙って大いに頷いていた・・(TmT;

こっそりボス@出張中の分も占ってみる。
『宇治清水』→好き嫌いがはっきりしている
全員大爆笑!

2006.4.2 [日] 4月になると

彼岸を境に洋服は衣更えをするけれど、着物は何も
ないのでラクチン・・と思いつつも、4月になると
袷の着物があと何回着られるかな・・と思い始める。
5月の気温が高い時は単衣を引っ張り出したりするから
実質一ヶ月半くらい・・
週末しか着ないし、土日両日とも着る機会はそれほどない。
ということは、あと6・7回かな?

「着ることが虫干し」と良く母が言っていた。
風を通してあげたい着物もあるけれど、
洗いに出す予定の着物をどんどん着てしまいたい。
衣装持ちではないけれど、手持ちが少ないなりに
悩みがあるものだなぁ。

2006.3.29 [水] 花見@浅草

「駒方どぜう」でドジョウを頂いた後、
隅田川沿いをそぞろ歩き。

浅草の駒方どぜうに初めて伺ったが
タイムスリップしたかのような内装に感激。
駒方どぜうは渋谷ではなく、浅草が断然いいかも。
山椒のピリピリが口の中に残ったまま夜桜見物へ。
花見客も帰り空いた川沿いを暫し散歩。
日本酒で火照った体に風が気持ち良かった。

2006.3.26 [日] 紋切り型が止まらない

「めでたづくし」を切りまくっている。
折角切ったのだから、何かに活かしたい!と
鳩居堂で祝儀袋を買ってきて貼ってみた。
なかなか良いではないか!
気を良くして、ますます止まらない・・

2006.3.25 [土] 襲名披露

柳亭小太郎改め九龍さんの真打昇進の襲名披露を
拝見しに鈴本演芸場へ。超満員のお客様だった。
舞台の両袖にはお祝いの品物が並べられている。
(お酒やお花、博多帯や羽織紐も!)

先輩噺家さんの講壇をオヤツ片手に楽しく拝聴。
お仲入りの後は、いよいよ襲名披露だ。
九龍さんが黒紋付と袴を着た先輩方と並んで座り、
真剣な眼差しで客席を見据える。
笑いを供する方が舞台で見せる事のない表情に
こちらまで引き締まった思いになる。
と同時に、先輩噺家さん達が九龍さんを
面白可笑しく盛り上げて会場は笑いの渦!
それでも九龍さんは表情を変えず客席をじっと
見据えていた。
入門から12年で念願の真打昇進。師匠よりも
格の高い名前を貰って良かったね。

落語の後はお蕎麦か鰻、と行きたいとこだが、
趣向を変えて、ソフィテル東京のレストランで
フレンチを頂く。コストパフォーマンスが高く、
良いレストランだと思った。

photo:絵羽羽織

2006.3.21 [火] 利休忌

もうすぐ桜の季節。
桜模様の懐紙を懐に忍ばせてみる。

今日は廻り花と茶カブキ。茶カブキは亭主を勤めた。
お茶が試せなくて残念だが、お茶を点てながら、
自分なりに推測→見事ハズレ(苦笑)

帰りに鎌倉彫りの右近下駄を衝動買い。
今年は浴衣を新調しようかな。

2006.3.18 [土] 染織ワークショップ

お茶の稽古の後、大急ぎで表参道へ。
食事の時間がないのでエチカのジューススタンドに
飛び込んで、着物で立ち飲みを初体験(笑)

フロムファースト二階の伊豆蔵明彦さんのショップへ。
見事な唐織の帯がお店の中央天井から何本も
下がっていた。その両脇にふんわりとした素材で
何とも美しい色合いの洋服が並ぶ。

ワークショップはショップ奥のスペースを使って
総勢8名で行われた。
陶器の釜が置かれたテーブルの中心に伊豆蔵さんが
座られ、その周りに8名が座る。
懐紙と笹に巻かれた絹布が配られる。
お菓子みたいな佇まいの絹布は広げると
手ぬぐいを縦半分に折ったくらいのサイズ。
ゆるく織られてガーゼのような肌触りだ。
縦糸は繭玉からつむいだ綺麗な糸だが横糸はくず繭
からつむいだもので、少しゴミのようなものが付着
しているが、それがいい味を醸しだしている。

盆の上に大振りの茶碗。その上に竹製の籠を置き
更に布を置く。壷に入れたツル草の根を粉砕した
粉を茶杓を使ってかき出し、布の上に。
風炉から湯をくみ出して粉の上に注ぎ、布を絞ると
茶碗の中に茜色の液体が現れた。

一人ずつ順番に茶碗の中に絹布を浸して絞る。
初めの方は鮮やかな茜色。次の方からしだいに色が
薄まり、最後の方はベージュ色になっていた。
次は同じ大きさの茶碗に色止め液を入れて湯を注ぎ
絹布を浸して絞ると、それぞれの茜色が少し深まった。
最後は水を入れた茶碗が差し出され、絹布をすすいだ。
絹布を広げると、8つの茜色のグラデーションが染め
あがった。温かみがあり目に優しい色ばかりだ。

伊豆蔵さんは大きな体躯だが、話し方が穏やかで
染色を知らない私達にも分かりやすい説明を
して下さった。

染色道の特色はゴミが出ないことだ。
絹布を浸した水はどんどん色が薄まり、しかも
最後の方が絞り終えるとなくなる。
色粉に湯を注げばまた色が出て、布を染める。
いよいよ色が出なくなったら、粉を焼き、お湯に
入れて灰汁抜きをする(その灰汁は洗剤に
なるのだとか)。灰汁抜きを終えた粉は粘土と混ぜて
今日使われた釜や茶碗、壷になる。
究極のリサイクル・・!
感動いっぱいのワークショップだった。

2006.3.14 [火] めでたづくし

紋切り型のセット。
オットから、ホワイトデーのプレゼント。
おお、これは真楽で見たことがあるーっ!
(調べたら今月発売されたばかりの物だとか。)

早速切りたい衝動に駆られる・・

2006.3.11 [土] 染織道

KWに出ていた伊豆蔵明彦さんのワークショップの
案内が届いた。申し込みの際、かなりの競争率だと
伺っていたのだが、応募者多数のため、一日に数回の
ワークショップを行うそうだ。

染織を茶道になぞらえ「染織道」に昇華させるなんて
素晴らしい。とても楽しみだ。

2006.3.10 [金] 大嘘付

赤い地の中に細かく入った桜模様が気に入って
初めてゑり華さんで作った大嘘付。
写真では見えないが、地紋にも桜の花びらが
織り出されている。無地着物の定番。
これを着ると無駄に袖を振りたくなる(笑)

ゑり華さんのセールに行きたいけれど、今回は
泣く泣く見送り。。

2006.3.7 [火] 

三浦清さんから帯揚げが届く。
うきうきしながら包を開くと、イメージ通りの色が現れ、
思わずニンマリ。
先日購入した道明との相性もピッタリで嬉しさ倍増。
お願いして良かった〜

夜は虎ノ門砂場にて小宴(悲しいかな、仕事)
昔ながらの佇まいを色濃く残すそこは
いつ伺っても背筋がピンと伸びる。
着物が店の景色に馴染むだろうなぁ。
当然スーツだったが、、(苦笑)

2006.3.6 [月] 除湿器

この冬は厳しい寒さだったせいか、
マンションの結露が例年より激しい気がする。

頼りにしていた除湿器が壊れ、修理に出して
一ヶ月過ぎても梨のつぶて・・
朝晩出来る限り窓についた水滴を拭っても、部屋の中が
なんだか湿っぽい。桐箪笥の中が一番心配・・と、
随分着ていない着物を取り出してみると、ジットリ
した重みを感じ愕然とする。

・・もう限界!新しい除湿器を購入。
(もちろんメーカーは変えた)
電源を入れると部屋の湿度は85%!
桐箪笥の前に置いて強力除湿。タンクがあっという間に
一杯になった。暫くフル稼働になりそう・・

2006.3.5 [日] かんざし

オットが五島列島に出かけるというので
「珊瑚が名産なんだって。かんざしが欲しいな」
と、さりげなく言って送り出したら買ってきてくれた。
水牛の角と珊瑚のコントラストが美しい。
ジャンクものばかりで、ちゃんとした髪飾りの類を
持っていなかった。これがマイファーストかんざし。
どうもありがと〜

ただ、これを挿すにはテクニックが要りますな・・

2006.3.5 [日] 茶会

護国寺に出かける。今日は先生の代理で一人参加。
文庫本を片手に席入りを待つのだが、日差しは
暖かいものの、日陰に居ることが多く、今日の
予報は15℃だそうだが、体感温度は5℃前後だ。
底冷えがして体の芯から冷えてくる・・
恥を忍んでババシャツを着てくれば良かった。
春先の茶会は防寒対策を念入りにしないと風邪を
ひきかねない。次回から気をつけよう。

(鏡越しに撮影)カメラが入ってしまった。。

2006.3.4 [土] 道明

お友達と約束した道明に出かける。
何年ぶりだろう・・上野の景色もすっかり変わった。

今日は冠組ではなく、唐組の多色使いがいいな・・
などと思いを馳せながらお店へ。
同年代(くらい)の女性が応対してくれた。
下の写真のコーディネイトだったのだが、薦めて
頂いたのは原色が7色入った少し派手目なもの。
もう少し淡い色がいいな、、と思いつつも彼女は
強い色目ばかりを私の前に差し出した。
「これはどうかしら・・?」と淡い色を選ぶと
「そちらはお辞めになったほうが(きっぱり)」
「・・・」
着物の好みも固まりつつある昨今、こんな風に
ダメ出しをされるのは久しぶりだ。

どうやら着物の趣味よりも、個人のキャラクターで
色を薦めておられる。
色白で濃い色の着物が好みの友人には
優しいサーモンピンク。
エキゾチックな顔立ちにモダン着物が好みの友人には
南国みたいなグリーン。
私は派手な顔立ちではないのだが、コントラストが強く
一瞬引いてしまうような色使い。
今まで自分の好みを優先してきた私達は思い描いていた色が
差し出されず、一様に戸惑っている。

お店のお薦めと自分好みのクロスオーバーを必死で
探しながら、ひとつしかない鏡を交代で睨めっこ。。
出して頂いたお茶が冷め切った頃、ようやく決まった。
「五雲」という銘の帯締めを三人色違いで購入。
みんな晴れ晴れとした表情で店を後にした。

2006.3.4 [土] 羽織のシーズン

羽織をずっと着たかったけれど、今年の厳しい寒さで
ベルベットコートに頼りっぱなしだった。
弥生に入り、ようやく引っ張り出して着てみた。
扇面の絵羽に刺繍紋が入っていて礼装っぽいけれど、
気にせず来月の中旬までお世話になります。
(鏡越しに撮影)乳の位置が少し低いかな?

2006.3.3 [金] ふくら雀

塩瀬の名古屋帯を衝動買い・・
モチーフは若いけれど、少し抑え目の色調なので
大人でもオッケーかな??

2006.2.25 [土] 京都散策

暖かく晴れた京都。昨夜零時まで飲んでいた方々と
京都散策。これも仕事だ、レッツゴー!

今日は天神さんなので北野天満宮へ。
梅はまだ二分咲きだったが、ほのかな香りに癒される。
野点では舞妓さんや芸妓さんがお運びをされていて
息をのむ美しさにドキドキ・・
昼食をいただき、祇園での自由時間がやってきた。
制限時間は一時間半・・チャンス到来!

まず、伊織さんと二条駿河屋へ電話を入れ
お菓子の取り置きをお願いし、烏丸御池へ。
一番行きたいと思っていた「三浦清商店」へ向かう。
(フーさんMAPに、斜め向かいが二条駿河屋、と
 書かれていた。そこには何度か伺っているので
 すぐに分かった。フーさんありがとう!)

KWで知った「色の手帖」を携えていたせいか
意思疎通がスムースに図れた。
気さくで優しい店主さんが私の好みを瞬時に理解して
下さったからこそだろう。
合計4枚の帯揚げをお願いし、二条駿河屋の生菓子・
松露と伊織の干菓子を購入し、祇園に戻った。
じっくり時間をかけたかったけれど、伺えた事に
ひたすら感謝。。出来上がりが楽しみだ。

お天気にも恵まれ、皆さんニコニコ顔で帰路へ。
勿論私もニコニコだ。
フーさんMAPは次回のプライベート京都旅行(6月末)
に活躍させるぞ!

2006.2.24 [金] 大阪へ

荒川静香選手の演技に感動して
羽田での待ち合わせ時間に少し遅刻。。
機内ニュースで表彰式のVTRが流れると
ビジネス仕様の人々も興奮気味だった。

会議が夜まで続くのはいいのだが
翌日、京都散策へアテンドしなければならず
少々気詰まりだ。
フーさんから「きものMAP」を頂いたのに
自由時間が作れるかどうか・・(涙)
行きたいところが沢山あるのにーっ!

2006.2.20 [月] 懐石教室

雛祭りの献立

口 取:蛤とわけぎの酢味噌あえ
(縁高)(わけぎは炒めると風味アップ)
    いか黄金焼き
    菜の花昆布押(菜の花の昆布締じめ)
    白魚の衣揚げ
    (練りウニを衣に混ぜてリッチに)
    鱒白酒焼
    (卵白と甘酒を泡立てたものを鱒に乗せる)
    海老旨煮
    長芋蜜煮
和え物:ほうれん草とえのき茸のお浸し
飯  :あさりご飯
小吸物:若竹碗 木の芽
    (わかめと炊き合わせ)

今回は品数が多くて大変だったのに
食べるのは一瞬・・(苦笑)
大変おいしゅうございました
    

2006.2.18 [土] 

稽古の後、お友達とマンダリンオリエンタルでランチ。
デザートに頂いた抹茶ブリュレが美味だった。
その後、日本橋高島屋の「東西老舗の会」で目の保養。
お腹がパンパンなのに最後の茶席に滑り込み、末富の
お菓子と共に一服。一度に沢山のお客様を収容しなければ
ならない事情は良く分かるが、お点前さんに背を向けて
お薄を頂くのはちょっと残念だった。

催事場の後、広〜い呉服売り場を見学。
道明の帯締めの前で足が留まる。ここで悩むより、上野に
行って大いに悩むべし、と、次回は道明行きを約束する。
あの色の洪水の中から一本だけをピックアップするのは
常に難儀だが、至福のひととき。。楽しみだ。

2006.2.15 [水] 寒紅梅

虎屋の寒紅梅。生菓子のパンフレットでお馴染の
菓匠だが、手に入るのは今日まで。
明日から生菓子のラインナップが変わるので
ギリギリセーフ。
二月後半の和菓子はこちら。いよいよ桜餅の登場!
http://www.toraya-group.co.jp/...
お菓子の世界は春爛漫♪

2006.2.14 [火] 隙

夕刻に社用で銀座若菜へ使い物を買いに出る。
(ここの「江戸ごぼう」は絶品!)
社に戻る頃には日が落ちて、八丁目界隈は
綺麗なお姉さん達で賑わうのだが、今日は常より
和装が目立つ。バレンタイン商戦を逃してはならない
意気込みを感じる。
ケリーバッグと贈り物を携え、それぞれの待ち合わせ
場所に急ぐ後姿は1ミリの隙もない・・筈なのだが、
何故か皆さん足袋から脚がニョッキリ飛出している。
丈を短く着付けているので、急ぎ足になれば尚更だ。

髪を美しく結い上げ、衿を深く抜き、お太鼓は
真四角に締められ、裾つぼまりに訪問着を着て、
まるで雑誌から飛び出したような着付けなのに、
何故か着物の丈が短い。高台の草履から長着の間に
かなりの隙が見えるのだ。今日だけでなく、
常にそうした着付けの女性を多く見かける。
隙があるような、ないような、、これが銀座流?

着付けはともかく、銀座の女性の着物の趣味は
大好き。つい、凝視してしまう。(失礼な・・)
淡い色目の柔らか物が多く帯も同系色で女性らしさ満開。
もちろん真似出来ないので、見るだけ・・・

2006.2.6 [月] NHK趣味悠々

「茶をたしなむ」をテーマに茶の基本を
二ヶ月シッカリお勉強するプログラム。
DVDにもしっかり録画して永久保存版にしよう。

案内役の麻生圭子さんのシックな色無地が素敵〜
袋帯の七宝柄はサーヤが火付け役?
あの婚礼以来、七宝柄が呉服店のウィンドウを飾って
いるのを多く見かけるような。。

2006.2.4 [土] 

北風が吹き荒れて今年一番の冷え込み。
いつもの肌襦袢の下にダマール(レベル3)の
キャミソールとソフトガードルを着込んで稽古に出かたら
何とか凌げた。いつも極寒の時に助けてもらっている。
今年はブレスサーモが流行っているが
在庫切れで手に入らないのが残念。

稽古の後に染物屋さんが見えて、染見本の本をドッサリ
持ってきて下さる。いつだったか私が「塩瀬の染帯を
作りたい」と呟いたのを覚えていらしたようだ。
白地に時無しのモチーフが描かれた塩瀬を探し始めて
数年経つが、なかなか出会えないので思わず
こぼしてしまったのだろう。
あれこれワガママを言って、まずは下絵を描いて
持ってきていただくことにした。
帯地も少し選択肢を広げたら楽しいかも知れないなぁ。
あれこれ考えるとワクワクしてくる。

あれ?今年は買わないんじゃなかったっけ・・?

2006.1.28 [土] 初釜(2)

こちらが本番?なのでオメカシする。
総絞りの訪問着だが、柄がないので着ていて
イマイチ楽しくないのだが、絞りはやっぱりいいな。。
(どっちなんだか・・)

皆さんの装いが美しく、着物熱がまた上がりそう・・

(鏡に向かってシャッターを押しました)

2006.1.25 [水] 

会社帰りに「くのや」のセールにフラリと立ち寄り
平田組の帯締めとオリジナル帯揚げを購入。
今年は買わない、をアッサリ破ってしまった(笑)

帰宅して帯揚げの色が、手持ちの着物と帯のどれにも
微妙に合わない事に気付く。欲しい色のトーンを
しっかり叩き込んでいた筈なのだが、、
いい加減な自分(汗)

2006.1.21 [土] 雪景色

大雪が積もったので洋服で稽古に行く。
こんな時にはスニーカーでも履けばいいのに
ハイヒールの方が何故か滑らないのだから不思議。

雪見窓からの景色が切り取った絵葉書のようで
しばし呆然と眺める。
稽古の後、先生から甘酒が振舞われて
なんちゃって雪見酒。体の芯からあったまる。
春が待ち遠しい。。

2006.1.16 [月] 懐石教室

今日は「夜ばなしの懐石」

向附は蕪を炊いたもの+合鴨の桑焼き。
(生ものは出さない)
椀物は塩鮭入りの粕汁で更に暖をとる。
焼物は鱈に鰹の酒盗を塗って焼く。
強肴ホタテ貝柱と菊菜を出し汁で和えたもの。
幻想的な茶室を思い浮かべながら試食をいただく。

とにかく暖まっていただく心遣いを忘れないこと。
これが一番大切だ。

2006.1.15 [日] 初稽古

お稽古初めは普段より緊張するけれど、
結果は常の通りだ。それが私の実力なのだろう。
人となりが自然と表れる所作。私はどう映るのかな。
続けるほどに、やっぱり基本が大切だ。

稽古の後、浅草にランチに行ったついでに
浅草寺でお参り。ここのオミクジは何故か凶ばかり
当たる。ダメモトで引いてみたら、なんと大吉!
無欲が一番なのですねぇ

2006.1.12 [木] たけうちグループ

日経ビジネスに「たけうちグループ、着物で
ユニクロ凌ぐ高成長」という記事があった。

売上高600億円、店舗数600店
そんなに店舗があるのに知らないなぁ・・
Webで調べてみたところ、関西圏が中心で
私の生活圏内での出店はなかった。

市場ニーズに合致した価格、サービスが
高い売上高に繋がり、店舗は増えつづける。
街の呉服店が消えつつある昨今、この会社が
着物人口の結構な部分を支えて行くのだろう。
既にメジャー街道を歩んでいる。
ちらっとページを見る限りのテイストは私好みではないが、
機会があったら覗いてみよう。

2006.1.11 [水] 

カルチャースクールに新しい生徒さんが二人入られた。
袱紗、扇子、懐紙挟み、すべてがピカピカの新品。
それらを大事そうに扱う姿を見て心を打たれた。

普段使いの小物にもっと愛情を込めてあげなくては。
決してゾンザイにしている訳ではないけれど、
彼女たちよりは雑に扱っている・・。フレッシュな
気持ちを取り戻そう!

宮脇賣扇庵で購入したお気に入りの扇子。
今までごめんね。もっと大切にします。

2006.1.9 [月] 初釜(1)

某デパートのカルチャースクールで茶道講師の
お手伝いをしている。今日は初釜に参加した。
生徒さんに心から楽しんで貰うために、先生達と
力を合わせて準備。いつもの殺風景な教室が
お正月仕様になり、ジーンと感動がこみあげてくる。

いよいよ10時にスタート!
今日のお点前は他の先生が担当して下さるので、
裏方仕事に精を出す。

参加された生徒さん全員が着物ではないが、年々
着物率がアップしていて嬉しい。皆さんそれぞれに
魅力が引き立つ着物を纏い、新鮮な驚きが沢山あった。

あっという間に6時間。ちょっと疲れたけれど、
皆さん楽しんで下さったようでホッと一息。
すべてに感謝。。

今日の着物は英の洗える色無地。水滴もそうだが、抹茶が
飛び散っても目立たないので茶会専用に重宝している。
江霞の綴袋帯ではんなり春仕様にしたものの、行きは
コート、室内では水屋着を羽織っていたので、人目に
出ることもなく、、

2006.1.3 [火] 夫婦で着物(2)

二日は雨だったので洋服で過ごす。今日は
曇り空で寒いものの、着物で出かける。
オットは元日と同じウール、私は帯はそのままで
長着を江戸紅型に換えてみた。

パークハイアットのジランドールでランチ
窓際の席に通していただく。
曇り空で景色は冴えないけれど空気が澄んでいる。
乾杯はルイロデレールのクリスタルでも・・と思ったが
ブリュットで我慢。でも美味しかった!

オットは着物の楽しさに少しハマってきた様子。
帰りに寄ったデパートで小物や肌着などを真剣に物色。
これはまだ不要、格が合わない・・などと、ついつい
小言が出てしまう(苦笑)オットは自分の好みと
店員さんのアドバイス、私の小言に混乱しまくっていた。
結局、セール品の右近下駄を購入。
つられて私も畳表の草履(二万円と特価!)を
買いそうになったがガマン。
今年は買い物を控える事を誓ったのだ。いつまで
続くか分からないけれど、、

2006.1.1 [日] 夫婦で着物(1)

親戚のご挨拶に夫婦揃って着物で出かける。
オットはクリスマスイブに大急ぎで揃えた着物。
私は宝づくしの帯で新春っぽく。

大晦日の晩、オットは慣れない着付け練習に格闘。
手伝ってあげたい気持ちを抑え、鬼コーチと化す。
とはいえ、片挟みなんて私も結んだ事がないので
本を見ながらあれこれ指導。
何とかサマになった頃には除夜の鐘が鳴っていた。
それにしても・・
女性に比べれば、男性の着付けは簡単でいいなぁ。。

気温が5℃くらいしかないので外は寒い!
オットは股引を穿いてマフラー+コートと最高に
重装備なのに「寒い!」を連発。
道行く男性は羽織のみの方が多いんだから
贅沢を言っちゃぁイカン!と叱咤する。
慣れない着付け、履き慣れない雪駄、寒さと
三重苦で辟易かと思いきや、会う方々に褒められ
結構楽しんでいた。「明日も着たい!」とか(笑)
近所の神社でコートを脱いでパチリ。

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