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2007.6.10 [日] 楽茶碗作り

中村道年さんの八事窯@名古屋にて楽茶碗作り。
赤楽と黒楽のチョイスに悩むが、まずは基本の黒楽の合茶碗に挑戦。自分の手の大きさに合う、ちょっと丸い茶碗を作りたいな・・と思いながら名古屋へ移動。
約1キロの土を茶碗型に手捏ねで整形後、軽く焼いて水分を飛ばし、500グラム以下までにヘラで削っていく。脆くて壊れやすい楽焼を薄くしてしまうなんて大丈夫かな・・と恐れおののきながら作業していると、「ごぼうの皮むきで作業したら明日までかかってしまいますよ〜」と、緊張を解くようにご当主と先代がユーモアを交えながら丁寧に指導して下さった。結局、私の茶碗は350グラムになった。思うような形になったかは・・?
釉薬かけと焼成は後日工房で行って下さるとの事で、今日の作業はここまで。黒楽は1つずつしか焼けないので、ここからの工程の方が手間と時間がかかるだろう・・
「心を込めて焼くから、毎日毎日使ってね」と優しく送り出して下さった。出来上がりが楽しみ♪

2007.6.8 [金] 衝動買い

中ざくらさんのKWを拝見し、仕事途中に「近江上布 夏の装い」 へ立ち寄る。
手織り上布の美しさに心を奪われ、時間を忘れるものの、予算不足(笑)
先染めのグレーベージュ(無地)に光の加減でうっすら玉虫色の光沢が美しい綿麻交織の浴衣(お買い得!)を衝動買い。上布の美しさには叶わないけれど、さらっとした着心地が嬉しい。サイズはちょっと大きめだけど、この夏沢山着てみよう。

2007.4.23 [月] 「おちゃけ部」候補地(笑)

会社から徒歩数分で着くしんばし光寿は、かなりお気に入り。
お酒の保存状態や店員さんの知識もすばらしく、おつまみも大変よろしい。
場所柄、あまりオシャレでないけれど・・・
ここで「おちゃけ部」をいつか開催したいなぁ(ただし土日祝はお休みなのです)
今日もここで内輪飲み会。あまり教えたくないけれど、ホントいいです。

2007.4.21 [土] 休日

休みなく働いた二週間が終わり、待ちに待った休日。
風が強いけれど快晴で心地良い。
表千家青年部の会員管理を手伝った後、神楽坂でオットとランチ。
(9日違いの誕生日を一緒に祝おうという魂胆・・)
Maison de la bourgogneという名前に
シャルドネ&ピノ好きは、否応なしに期待してしまう。
料理とワインは悪くなかったけれど、サービスが・・
前菜の後にアミューズが運ばれてきたのを皮切りに「?」の連続。
久しぶりに晴れた土曜の午後で店内はごった返し・・仕方ないのかな。
今度は平日の夜にリベンジを決心。

その後、『もめんと麻で楽しむおしゃれ着物展』へ
お店の方もお客様も、肩肘張らない(けれどオシャレな)着物姿。
いつか、こういう風に着こなしたいな・・。
保田織の反物&ステテコに激しく惹かれるものの、結局決められず。
アンティークショップを冷やかして戻った。

2007.4.8 [日] 茶事稽古(2)

さて本番。天気も問題なくホッとする。
献立は以下のとおり。

正午の茶事 献立

向 付   : 鯛昆布〆 大葉、山葵、レモン醤油
汁     : 白味噌仕立 よもぎ麩、桜人参、水辛子
煮物椀   : 清汁仕立 油目葛叩き、焼椎茸、柚子
焼 物   : 桜鱒柚庵焼
すすめ鉢  : 新筍、水蛸、若布
強 肴   : 春菊とウルイの胡麻和え
吸 物   : 桜花
八 寸   : 帆立貝雲丹焼 空豆翡翠煮
香の物   : 沢庵、赤かぶ、奈良漬
主菓子   : 花霞
干菓子   : 蝶、筍

今日も限りある場所でのテクニックが。
だし取りやお米研ぎが終わると、焼物にとりかかっている。
「直前に焼かないと冷めてしまうのでは・・」と心配そうな私の
顔色が伝わったのか「出す前にレンジにかけるよ」とニッコリ。

焼物が終わると、バットにラップを敷き、昆布〆を切り、
盛り付ける状態で並べた後、ラップで覆った。
なるほど!これなら乾かない。
「店では、こんな事しませんよ」と笑っていらした。

濃茶が始まってから、残った料理(自分で松花堂に詰めたもの)を頂いたが美味しい・・!が、
結局はこれらが脇役なのだから茶事は面白いなぁ。

2007.4.7 [土] 茶事稽古(1)

茶事稽古の準備。今回は料理担当。とはいえ
プロをお迎えするので、仕事は下準備と見学のみ(笑)
間近に職人技を見てとても勉強になった。

茶室近くのキッチンは決して広くなく、コンロも二台しか
ないのにサクサク仕事が進んでいく・・
「結局、場所うんぬんじゃないんだ・・」
キッチンのあれが足りない、これが欲しいと言い訳ばかり
する自分を恥じいった。

2007.4.3 [火] 道明

毎月道明から色見本の葉書が送られてくるのを日記で
拝見したり、先輩から聞いたりしていたが、
どうすれば葉書を送ってもらえるかが長年の疑問だった。
沢山買った人の特典かしら?と羨ましく思っていたのだ。
思い切って先輩に聞いてみると

「お願いすればいいのよ、それだけ」

拍子抜けするほど簡単でびっくり。近々買い物がてらお願いしにいこう。

2007.4.1 [日] 上田紬(2)

今日は上田に残るもう一件の手織紬の工房、星野さんのお宅へ。
こちらは絽紬が主体。ランダムな段絽が何とも美しい。
が、この手法の後継者が居ないそうだ。
そんなお話を伺えば、どうしても絽紬が欲しくなる!
昨日の小岩井さんで後ろ髪を引かれた反物の未練に
悶々としている間に、夫は既に何反かに絞込み悩んでいた。
(夏物の長襦袢、持ってないのに大丈夫なのかな・・?)
野暮な口は挟まず、成り行きを見守っていると、あっという間に
黒地の格子柄に決定。
あ・・私も選ばなくちゃ・・気おされるように黒地に絣柄が織られたもの
(一見、絣柄とは分からない抽象的な織物)に決めた。

合計20分の高速決断に興奮していると、工房の方がお茶を
入れてくださり、ようやく現実に引き戻る。
着物はウール、縮緬、浴衣しか持っていない夫が
「いきなり上級者編に飛び込んじゃったなぁ・・」とポツリ。
夏が楽しみだ。

2007.3.31 [土] 上田紬(1)

楽しみにしていた上田&別所温泉の旅。
(お茶部に行けず残念・・)
真楽KWで予習をして、小岩井紬工房へ。
まずはプチ体験。花瓶敷きを織る。
「性格が出るんですよね〜」と教えてくれたお嬢さん(30代?)のお言葉。
確かに。夫はゆったり静かに織る一方で私はセカセカと煩い機音。
当然、出来上がりも全く違った・・織物の奥深さを再確認。
その後、お茶とフルーツをいただきながら奥様のお話を伺い、
お待ちかね(!)の反物のお部屋へ。
無地、格子、お召し・・どれも素敵で決められない。夫も同様に悩んでいる。
結局、デジカメに懸案の反物を写した後、工房を辞し(なんと4時間近く滞在)
別所温泉へ。

別所温泉はゆったりとした空気が流れていた。
一泊では惜しい・・!

2007.1.8 [月] 初釜

講師をしている教室での初釜。

着物が決まらず朝慌てて揃える。志ま亀の附け下げが
新年っぽいので、久々のチョイス。
帯にシワが・・慌ててアイロンで押さえる。

会場@銀座に行ってみると
昨日おさらいした点前とは違う道具組み・・
新年早々のウッカリに苦笑い。
濃茶点前を何とか乗り切るものの反省。

事前の準備はしっかりと!!

その後、池田重子コレクションへ
(しょうさん、チケットあがとうございました)
展示も素晴らしかったが、会場に来られた方の
装いも素敵。眼福だった〜

2007.1.7 [日] 帰省

一泊の帰省から戻った。
愛用していた枕が何故かしっくり来ない。
結婚して十年も経つと、実家より自宅の方が
ホッとするのが寂しいような・・
それでも、娘に戻れる場所は有難いものだなぁ。

明日の初釜の準備。
着物が決まらないけれど、点前の復習をする。
正式な濃茶を初めて飲む生徒さんが居るので、
ちゃんとした点前を見ていただきたい。

表千家青年部で作った今年の干支の
出し袱紗を初おろししよう。
懐紙もイノシシのエンボス加工でお揃い。
楽しみ♪
着物はどうしよう?まだ決まらない・・

2007.1.1 [月] 新年

少し曇っているけれど、風もなく着物日和。

親戚の挨拶まわりに着物を着た。
熨斗目柄の染め名古屋帯を初おろし。
白地なので、手袋をつけて着付けた。

オットは英の縮緬無地を初おろしして嬉しそう。
親戚の評判も上々で得意げだ。良かったね。

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