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【祇園祭り】
格好よく決めたいと思っていた。
早い目に準備し、慌てない、汗をかかない‥
家を出ると、風があり意外と涼しい。
「やはり、日本の夏は麻だよ‥」と思っていた。
2時半前には京都着。きねやさんへのお支払いのために地下鉄に乗る。降りた頃、雨が降り始め、激しい雷雨になった。きねやさんと目と鼻の先くらいのところでやむなく雨宿り‥
和菓子屋さんの駐車場だったので、少々お化粧直しをし、顔の汗をティッシュでぬぐった。
雨が中ぶりになったので、傘をさし、きねやさんへ‥
「こんにちは‥」と顔を出したとたん、お店の方が「○○さん、お顔を拭かれましたか?」と鏡をさしだしてくれた。
なんと‥信じられない顔が‥顔一面にティッシュのかけらが張り付いていたのだ (゚O゚;)
先日からタオルに猫の毛がくっついていて、顔を拭くたびに不快な思いをしていたので、今日もハンカチに張り付いた猫の毛だと思っていた (x_x;)
志村ふくみさんと鶴見和子さんのシンポジウムの時に初おろしをしようと思ったが、雨のために延期していた科布の帯‥結局、小千谷縮も科布もとんだ雷雨の中でのデビュー、となってしまった。
で、若干遅れてしまって
☆☆烏丸ホテルのロビー☆☆
真楽のお2人、ぼたんさんはご夫婦で着物。着慣れていてとても素敵なご夫婦。フーさんは姿勢のきれいな、思っていた通りの風情のある方。若いのに着物を自分のものにしていらっしゃる方である。そして小判屋さん、説明するまでもない私の目標とする方である。
☆☆啓明商事に行って、社屋である町家を案内してもらってから着物をみせてもらう。☆☆
啓明商事はお手ごろのものもあるが、こだわりの自社ブランド明星軒の着物や帯、それぞれの機屋さんや作家さんのこだわりのもの、など、逸品物が多い。
6時くらいまで色々案内してもらって、夕食をどうするかとお聞きしたら、真楽のフーさんは家に帰り、ぼたんさんはご夫婦水入らずで、ということで別行動。
小判屋さんと私と娘はお手軽に籠の家でざるうどんの定食。トイレへ‥
ここで、また‥
ドアのそとで男性の声が‥えぇ〜〜。まさか???で、そのまさか、である。。。
何人かの声が次から次へと聞こえるので、出るに出れない‥そのまま密室の中で凍っていた(x_x;)
☆☆バロックコンサート‥☆☆
吹き抜けの二階から聴かせてもらう。
フルート&チェンバロの癒し系バロック‥
最後近くにグノーのアベマリア
グノーのアベマリアはいつ聴いても心が洗われる。昨日は二年前に亡くなった母を思い出していた。。
京舞はコンサートと重なってしまったので、小判屋さんと娘が見に行き、私は、そのままコンサートを聴いていた。
そのあと、逸品物の訪問着をライトアップしているフロアのソファーでドリンク&お菓子をいただく。娘が注文して残したビールをもったいない精神で飲んだ。
ビールに発汗作用があることを忘れていた。帰りの電車の中まで汗をかきかき、赤い顔をさらすことになってしまった。。゛(ノ><)ノ
京都駅に九時頃に着き、娘が私の背中にへんなものがついているという。とってもらうと、帯を巻くときに使うクリップだった。クリップしょって、今日一日動いていたのだった。。。
※今日のコーデ NO.50
小千谷縮 墨色無地と生成りみじん縞の変わり市松
薄茶の科布の帯
きねやさんお見立てのつぼたれ絽の帯揚&高麗の変わり組茶系 |