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2006.10.23 [月] 11:49 pm |
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【励まし会】
友人のご主人が亡くなられて、49日が過ぎた
仲間で励まし会をしようということでランチタイム
思いのほか元気だったのでひとまず安心^^
彼女は着物仲間でもある
ご主人の闘病中は疎遠になっていたであろう着物道を復活させようと目論んで、着物を着ていくことにした
今日のコーデ: NO61
大城広次郎さん作 琉球絣 深い渋緑色地に細い辛子色のライン、白の絣模様
首里花織八寸帯 金茶色地
きねやさんお見立て 麻の葉絞り帯揚ベージュ&角長帯〆レンガ色
こんな首里花織にどんな帯揚&帯〆が合うのだろうと思っていた
きねやさんがお見立てしてくれたのは麻の葉絞りのベージュだった。帯揚げも帯〆も画像では十分な色が出ていない(x_x;)。
帯揚は単衣にもいける、軽い目の生地で、とても愛らしい帯揚である。主張すぎないベージュで実際は少し覗かせる程度。麻の葉の中心のちょんもりとした点の色が帯〆の色と呼応している。
帯〆はレンガ色といっても渋いレンガ色で着物地の深渋緑の反対色でほどよくアピールしてくれている。 |
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2006.10.19 [木] 0:28 am |
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【母の遺した留袖】
いい天気が続いているので着物の虫干しをする。最優先の礼装ものから‥
母の遺した留袖の画像を撮るのにいい機会^^
母の松葉文様の留袖
枡屋高尾のねん金帯、これも松葉菱文様
枡屋高尾のねん金帯はいつか購入したいと思っていた。母の留袖と文様が合っていると思いこれに決めた。
前回の東京ますいわやさんの展示会で、ねん金の帯を見せてもらった。前々回は枡屋高尾のねん金も色々出品していたが、前回は山口美術織物のものだけだった。枡屋高尾の特許の期限が切れて、どこのメーカーも製造できることになったということである。しかし製造原価が高くなることと手間がかかるらしく、どこのメーカーも作りたがらないと言っていた。
私の枡屋高尾の松葉菱文様は、いぶし金のような鈍い光沢できんきらきんではない。裏地は無地ねん金になっている。裏地のほうは、私のお嬢着物の留袖とともに娘が使えそうである。 |
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2006.10.16 [月] 2:18 am |
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【冬物コート】
昨年から冬物コートを捜している。
昨年、難波・高島屋のウール素材のコートが気に入っていた。和風和風していなくて、久米島ゆうなの上に羽織るととてもよく合った。6万くらいだった。しかし、市田さんの品物だったので、別ルートで買おうと思って、そのときは購入をやめた。う〜ん、しかし、デザイン物は縁物でもあるからね〜
今年、ネットショップのP社からカシミアのコートの案内がきた。
表地はピュアカシミア、裏地はキュプラ
私の洋服用のカシミアのコートも黒で裏はキュプラ
大阪、京都のデパートを調べて結局、和歌山の近鉄で購入した。
品質、平凡でない上質のデザイン、価格が決め手だった。
思うことがあって調べてみた。
キュプラは吸湿、放湿に優れている自然素材だということで、高級品の裏地に使われることが多いそうである。キュプラを使うことでメーカーの良心、こだわりが感じられるそうである。
やっぱり、私の勘はあたった。表のカシミアも上質であることが感じられたので、他のを色々見比べて買ったから‥
ネットショップのQ社にもカシミアコートが出ている。こちらは裏はポリエステル。
両者ともデザインはへちま襟である。
礼装からおしゃれ着までカバーしようと思えばやはり黒のカシミアが1番だろう。
洋服用も黒にしているから、黒がいちばん汎用性があるだろう。
他の襟があればなぁ‥なんで着物用ってあんなにも保守的なんだろうと思う。カシミア素材でバーバリーのように表地がキャメルで裏がチェック、なんて着物用のコートがあればいいのに、と思ってしまう。。 |
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2006.10.13 [金] 0:43 am |
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【あしべ汗取り襦袢】
最初は、太って見えると敬遠していたが、着始めると今では、和ブラ、和ガードル、パンツ式裾よけとともに必需品になっている^^。
鳩胸状になり、胸元が落ち着く。冬でも脇には汗をかくので、汗のことを気にしなくてすむのはありがたい
それにしても、日中はまだまだ単衣を着たい気分である。 |
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2006.10.11 [水] 9:20 am |
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【久しぶりの休日】
きねやさんに用事があったので、京都へ‥
まだ単衣を着ていたかったけれど、きねやさんにお見立てしていただいたセットの実物をお見せするために、今季の初袷
今日のコーデ: ぜんまい紬
長谷川織物 黒地紬 ワヤン帯
きねやさんお見立て 二色染め分けちりめ ん帯揚&御岳三色ぼかし帯〆
画像では、帯揚は my favorite kimono 6 と同じよろけ縞ちりめん、これもすてき
ワヤン帯はひとめ見て絶対手に入れたいと思った帯。初めての着用だったが、巻きやすいし、形を作りやすい。よかった^^ 娘も使えるように、帯揚&帯〆を別のを用意しておくつもり |
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2006.10.5 [木] 9:32 am |
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【my favorite kimono 7】
ラッキーセブンで登場は 久米島オン久米島
久米島紬ゆうな染め
久米島九寸帯
帯揚&五嶋紐帯〆
久米島ゆうな染めは柄があわせにくいのでは、と思っていたが、案外と手持ちの帯と合ってくれる。例えば、絹座帯(my favorite kimono 2)、勝山帯、唐花エキゾチック帯、小千谷八寸帯とか‥一張羅の長羽織とさえも合ってくれる優等生である^^。
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2006.10.3 [火] 9:28 am |
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【my favorite kimono 6】
本結城 薄利休鼠色 無地
長谷川織物 ワヤン帯
きねやさん お見立て 縞ちりめん帯揚&御岳三色ぼかし帯〆
撮影の腕が未熟で、着物と帯揚の色がでていない(x_x;)。着物は、早い話がわさび色というか抹茶色。帯揚は色辞典によれば黄土色(きれいな卵色に見えるが)に紫鈍色の縞。配色がきれいである。着物が無地なので帯まわりが華やかになっている。
この組み合わせは、ホームカミングデーに着用の第一候補、かな?勝山帯も検討しているが、着物のことをあまり知らない人、興味のない人たちの中ではワヤンのほうが話題性があるかなと思っている |
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2006.10.2 [月] 1:02 am |
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【大久保信子さんの着付け】
美しいキモノに池田重子さんのコレクションの連載がある。今季号を見てて、着付けがあまりにもすばらしいので、調べてみた。大久保信子さんだった。
刺繍半襟の厚み、出し方のバランスがすばらしい。お太鼓の結び方に味がある。大久保信子さんって、着物の個性を出すのが本当に上手なんですねぇ。この着方は私には似合わないが、見てるのは好き^^ |
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2006.10.2 [月] 0:54 am |
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【母の遺した着物 1】
実家は、和歌山城近くの問屋街で衣料品の問屋をしていた。
呉服部門もあったが、母は贅沢な人ではなかったので、ほとんどウールしか遺していない。兄嫁に先に選ばせてあげて、残りを妹と分けた。
妹も兄嫁も礼装用は要らないので、黒留袖、喪服は一手に私のほうで引き受けた。母のは私に、私の礼服(ほとんど着ていない)は娘に、ということにした。
母の着物は二段階になっていて、小さいサイズは妹、大きいサイズは私に‥とはいってもやはりほとんどがウールである^^;
そのなかの一枚: 木綿のような風合いの紺地総柄
合わせた帯: 上田紬八寸格子
きねやさんの無地ちりめんうさぎ柄水色&道明さ
んの冠組練色
着物はさらっとしていて単衣の季節には気持ちよさそうである。めったに針を持たない私が初めて裄を直した記念の品である。
帯は母の遺したものではないが、墨色地にグレーの格子。巻きやすく、形を作りやすく、着物合わせしやすいすぐれもののお利口さん。
帯揚は、これもさらっとしていて単衣の季節によい。帯〆はアップには珍しく道明さんの冠組。この色は合わせやすいので、つい普段の出番が多くなってしまう。 |
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