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2006.12.11 [月] 9:48 pm |
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【公長斎小菅竹篭・波網代】
かねてから欲しいと思っていた竹篭が4割引きでオークションに出た
しかも、私の大好きな業者さんである
この方は人気があり、アクセスが多く、入札するファンが多い
私の帯揚&帯〆で きねやさんのを除き、道明さんの冠組4本を除くと、あとはこの方の出品されたものがほとんどである
竹篭は京都西河のも有名で、先日もだいやすさんに行った帰り、寄ろうと思ったりもした
しかし、散財したあとで、別に急ぐ訳でもないので、阪神むら田さんに直行した、というわけである
ところが、ところが‥
公長齋小菅の竹籠バッグ・波網代が4割引きで出品されていたのだ(>_<)
金欠だけど‥しかも2〜3月は私の収入が一番不安定になる時期だ
どうも、バーゲンに弱い私である
根が楽天的、宵越しのお金はもたないぜいの江戸っ子気質``r(^^;)
ケセラセラで 4人の子供たちも育てあげることができた
なんとかなるだろう
で、即決! 縦×横×高さ 10×22×18.5 少し小さいがどうだろう
あまりの散財に少し気が咎めるので、年末の大掃除を頑張ります!
自分に対するご褒美になるように‥
といって、いつもお手盛りばかりであるが^^; |
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2006.12.9 [土] 8:59 pm |
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【my 訪問着 】
小島利へ以さん作 山葵色地 波文訪問着
木野織物 菱屋善兵衛 袋帯
菱屋善兵衛袋帯は末っ子の高校卒業の際の謝恩会のために買ったグレー色無地に合わせたものです。あと、黒留袖にも、付下げにも合わせられます。即断に近かったです。
小島利へ以さんは坂本冬美さんなどの衣装製作を依頼されたりする作家さんです。この訪問着は一目みて即断したものです。山葵色は私にとって1番顔写りのいい色です。
末っ子の大学入学式に着ようと思い購入しました。母が亡くなる前に「自分のものばかり買わずにお金をS子のためにおいとくように」と言われてしまっていましたので、娘の訪問着を買う前に自分のを買うのに少し気がとがめながら‥``r(^^;) |
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2006.10.23 [月] 11:49 pm |
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【励まし会】
友人のご主人が亡くなられて、49日が過ぎた
仲間で励まし会をしようということでランチタイム
思いのほか元気だったのでひとまず安心^^
彼女は着物仲間でもある
ご主人の闘病中は疎遠になっていたであろう着物道を復活させようと目論んで、着物を着ていくことにした
今日のコーデ: NO61
大城広次郎さん作 琉球絣 深い渋緑色地に細い辛子色のライン、白の絣模様
首里花織八寸帯 金茶色地
きねやさんお見立て 麻の葉絞り帯揚ベージュ&角長帯〆レンガ色
こんな首里花織にどんな帯揚&帯〆が合うのだろうと思っていた
きねやさんがお見立てしてくれたのは麻の葉絞りのベージュだった。帯揚げも帯〆も画像では十分な色が出ていない(x_x;)。
帯揚は単衣にもいける、軽い目の生地で、とても愛らしい帯揚である。主張すぎないベージュで実際は少し覗かせる程度。麻の葉の中心のちょんもりとした点の色が帯〆の色と呼応している。
帯〆はレンガ色といっても渋いレンガ色で着物地の深渋緑の反対色でほどよくアピールしてくれている。 |
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2006.10.19 [木] 0:28 am |
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【母の遺した留袖】
いい天気が続いているので着物の虫干しをする。最優先の礼装ものから‥
母の遺した留袖の画像を撮るのにいい機会^^
母の松葉文様の留袖
枡屋高尾のねん金帯、これも松葉菱文様
枡屋高尾のねん金帯はいつか購入したいと思っていた。母の留袖と文様が合っていると思いこれに決めた。
前回の東京ますいわやさんの展示会で、ねん金の帯を見せてもらった。前々回は枡屋高尾のねん金も色々出品していたが、前回は山口美術織物のものだけだった。枡屋高尾の特許の期限が切れて、どこのメーカーも製造できることになったということである。しかし製造原価が高くなることと手間がかかるらしく、どこのメーカーも作りたがらないと言っていた。
私の枡屋高尾の松葉菱文様は、いぶし金のような鈍い光沢できんきらきんではない。裏地は無地ねん金になっている。裏地のほうは、私のお嬢着物の留袖とともに娘が使えそうである。 |
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2006.10.16 [月] 2:18 am |
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【冬物コート】
昨年から冬物コートを捜している。
昨年、難波・高島屋のウール素材のコートが気に入っていた。和風和風していなくて、久米島ゆうなの上に羽織るととてもよく合った。6万くらいだった。しかし、市田さんの品物だったので、別ルートで買おうと思って、そのときは購入をやめた。う〜ん、しかし、デザイン物は縁物でもあるからね〜
今年、ネットショップのP社からカシミアのコートの案内がきた。
表地はピュアカシミア、裏地はキュプラ
私の洋服用のカシミアのコートも黒で裏はキュプラ
大阪、京都のデパートを調べて結局、和歌山の近鉄で購入した。
品質、平凡でない上質のデザイン、価格が決め手だった。
思うことがあって調べてみた。
キュプラは吸湿、放湿に優れている自然素材だということで、高級品の裏地に使われることが多いそうである。キュプラを使うことでメーカーの良心、こだわりが感じられるそうである。
やっぱり、私の勘はあたった。表のカシミアも上質であることが感じられたので、他のを色々見比べて買ったから‥
ネットショップのQ社にもカシミアコートが出ている。こちらは裏はポリエステル。
両者ともデザインはへちま襟である。
礼装からおしゃれ着までカバーしようと思えばやはり黒のカシミアが1番だろう。
洋服用も黒にしているから、黒がいちばん汎用性があるだろう。
他の襟があればなぁ‥なんで着物用ってあんなにも保守的なんだろうと思う。カシミア素材でバーバリーのように表地がキャメルで裏がチェック、なんて着物用のコートがあればいいのに、と思ってしまう。。 |
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2006.10.13 [金] 0:43 am |
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【あしべ汗取り襦袢】
最初は、太って見えると敬遠していたが、着始めると今では、和ブラ、和ガードル、パンツ式裾よけとともに必需品になっている^^。
鳩胸状になり、胸元が落ち着く。冬でも脇には汗をかくので、汗のことを気にしなくてすむのはありがたい
それにしても、日中はまだまだ単衣を着たい気分である。 |
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2006.10.11 [水] 9:20 am |
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【久しぶりの休日】
きねやさんに用事があったので、京都へ‥
まだ単衣を着ていたかったけれど、きねやさんにお見立てしていただいたセットの実物をお見せするために、今季の初袷
今日のコーデ: ぜんまい紬
長谷川織物 黒地紬 ワヤン帯
きねやさんお見立て 二色染め分けちりめ ん帯揚&御岳三色ぼかし帯〆
画像では、帯揚は my favorite kimono 6 と同じよろけ縞ちりめん、これもすてき
ワヤン帯はひとめ見て絶対手に入れたいと思った帯。初めての着用だったが、巻きやすいし、形を作りやすい。よかった^^ 娘も使えるように、帯揚&帯〆を別のを用意しておくつもり |
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2006.10.5 [木] 9:32 am |
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【my favorite kimono 7】
ラッキーセブンで登場は 久米島オン久米島
久米島紬ゆうな染め
久米島九寸帯
帯揚&五嶋紐帯〆
久米島ゆうな染めは柄があわせにくいのでは、と思っていたが、案外と手持ちの帯と合ってくれる。例えば、絹座帯(my favorite kimono 2)、勝山帯、唐花エキゾチック帯、小千谷八寸帯とか‥一張羅の長羽織とさえも合ってくれる優等生である^^。
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2006.10.3 [火] 9:28 am |
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【my favorite kimono 6】
本結城 薄利休鼠色 無地
長谷川織物 ワヤン帯
きねやさん お見立て 縞ちりめん帯揚&御岳三色ぼかし帯〆
撮影の腕が未熟で、着物と帯揚の色がでていない(x_x;)。着物は、早い話がわさび色というか抹茶色。帯揚は色辞典によれば黄土色(きれいな卵色に見えるが)に紫鈍色の縞。配色がきれいである。着物が無地なので帯まわりが華やかになっている。
この組み合わせは、ホームカミングデーに着用の第一候補、かな?勝山帯も検討しているが、着物のことをあまり知らない人、興味のない人たちの中ではワヤンのほうが話題性があるかなと思っている |
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2006.10.2 [月] 1:02 am |
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【大久保信子さんの着付け】
美しいキモノに池田重子さんのコレクションの連載がある。今季号を見てて、着付けがあまりにもすばらしいので、調べてみた。大久保信子さんだった。
刺繍半襟の厚み、出し方のバランスがすばらしい。お太鼓の結び方に味がある。大久保信子さんって、着物の個性を出すのが本当に上手なんですねぇ。この着方は私には似合わないが、見てるのは好き^^ |
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2006.10.2 [月] 0:54 am |
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【母の遺した着物 1】
実家は、和歌山城近くの問屋街で衣料品の問屋をしていた。
呉服部門もあったが、母は贅沢な人ではなかったので、ほとんどウールしか遺していない。兄嫁に先に選ばせてあげて、残りを妹と分けた。
妹も兄嫁も礼装用は要らないので、黒留袖、喪服は一手に私のほうで引き受けた。母のは私に、私の礼服(ほとんど着ていない)は娘に、ということにした。
母の着物は二段階になっていて、小さいサイズは妹、大きいサイズは私に‥とはいってもやはりほとんどがウールである^^;
そのなかの一枚: 木綿のような風合いの紺地総柄
合わせた帯: 上田紬八寸格子
きねやさんの無地ちりめんうさぎ柄水色&道明さ
んの冠組練色
着物はさらっとしていて単衣の季節には気持ちよさそうである。めったに針を持たない私が初めて裄を直した記念の品である。
帯は母の遺したものではないが、墨色地にグレーの格子。巻きやすく、形を作りやすく、着物合わせしやすいすぐれもののお利口さん。
帯揚は、これもさらっとしていて単衣の季節によい。帯〆はアップには珍しく道明さんの冠組。この色は合わせやすいので、つい普段の出番が多くなってしまう。 |
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2006.9.20 [水] 2:20 am |
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【my favorite kimono 5】
結城が出ているついでにもう一弾
紺地に茶屋辻模様の結城紬(たぶん石下)
白地にアーガイル模様の本結城名古屋帯
きねやさんお見立ての二色ぼかし帯揚げ&矢絣帯〆
本結城でない、たぶん石下の結城は妹のダンナがどこかで買ってきたもの。三反あって1番最初に顔にあてて、他も見ずに「これにするわ」といった品である。
もしたくさんあって、自分で自由に見ていたらおそらく選ばなかったであろう柄である。なぜなら私はあまり植物の柄を選ばない傾向にあり、格子や縞や無地感覚のものばかり選んでしまうからだ。しかし、この紺地茶屋辻亀甲は意外にもしっとりと似合ってくれた。自分の好みではないものも、自分の違う面を引き出せてなかなかいいものだ^^。またとても帯合わせしやすいし、コードを変えやすい。
帯は一目で気に入り、何がなんでも手に入れたいと思ったものだ。アーガイル好き``r(^^;)
帯揚&帯〆はこの帯に合わせてきねやさんに見立ててもらった。この帯揚は観世より房焦げ茶色とともに勧めてくれたものなので、勝山帯とも合わせられる。 |
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2006.9.17 [日] 2:39 pm |
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【my favorite kimono 4 】
私が最初にマイコンサルタントの会社で買った,初めての結城
ベージュに飛び柄の結城
勝山帯 葡萄紋
きねやさん うずらちりめん帯揚&観世より房抹茶色帯〆
飛び柄の結城はいわゆる本結城ではないが、会社の古参の仕入れ方が「これ、いいよ〜」と持ってきてくれたものである。そのころ、森田空美さんの無地本結城に人気が出てきており、私も本音を言えば無地のベージュが欲しいと思っていた。
しかしその後、無地本結城を手に入れ着比べてみると、遜色ないどころか贔屓目にいえば飛び柄結城のほうが軽いし、着心地がいい、と言えるかもしれない。古参の彼(と言っても、年をとっているわけではない、私が高校生のころから知っているので、ベテラン、と言う意味で‥^^;)の眼はさすが!だった。最近は無地に少々物足りなさを感じてるので、今は飛び柄結城を購入して間違いなかった、と思っている。
本結城がもてはやされ、偽証紙のものまで出てきて世間を騒がせたが、結城に親しむのに本結城にばかりこだわる必要はないと思う。この飛び柄結城の証紙に興味がおありの方がいらっしゃればお見せすることはできます。
手織り漆焼き箔の勝山帯である。何回も登場しているので、読まれる方はミミタコかもしれない``r(^^;)ポリポリ
ご存知、軽くて巻きやすい、たたんでポンポンとたたけば折り皺がなくなる職人技の冴える帯である。これも妹からの新品お上がり(小柄な妹には柄が大きすぎた?ありがたい^^;)
毎度登場するきねやさんお見立てのこの組み合わせは、実はこの勝山帯に合わせてもらったものである。
きねやさんのお見立ては汎用性があって本当に重宝させてもらっているが、それにしても、この組み合わせばかり登場している‥^^;; |
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2006.9.15 [金] 2:42 pm |
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【my favorite kimono 3】
娘の大学院の卒業式に着用した組み合わせ
本結城 色無地 薄利休鼠色(早い話が抹茶色というか山葵色というか‥)
金山土洲さん作 染め帯
きねやさん うずらちりめん帯揚&観世より房抹茶色帯〆
本結城色無地抹茶色は帯合わせしやすく、セミフォーマルにもカジュアルにも、帯次第でコードを替えられるので大変重宝している。
きねやさんがおっしゃるには 帯〆などにも抹茶色は帯合わせしやすいそうである。なるほど、この観世より房抹茶色はよく登場する^^;;。
この帯はきちんと感があるので、 大げさでなくすこし改まりたいときに重宝する。
次の機会に葡萄の青紫を使った帯〆を合わせてみる。帯〆は手持ちにあるが画像がない^^;ちょうど抹茶色とも補色になるので感じが変わると思う。 |
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2006.9.15 [金] 11:51 pm |
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【秋単衣 NO4】
少し厚地の塩沢紬 林宗平さん作「学問のすすめ」と名づけられている。焦げ茶地に白の武田菱にも似た蚊絣模様
小千谷八寸帯 オリーブ色から生成りへのグラデーションの手織り帯
きねやさんのうずらちりめん帯揚&観世より房抹茶色帯〆
林宗平さんは福沢諭吉さんを敬愛されているそうで、福沢諭吉さんを念頭におきながら製作された紬だそうである。だから「学問のすすめ」^^ 。それが気に入ったわけではありませんが、一目惚れして買いました。
小千谷八寸は私の手持ちの着物のほとんどに合ってくれるほど、嬉しい帯です。下手な画像ではうまく伝えられないのが残念(x_x;) |
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2006.9.14 [木] 11:49 am |
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【秋単衣 NO3】
山田織物 塩沢紬 黒&灰みじん格子
塩瀬 白地にふくろうをデフォルメした模様
絽ちりめん焦げ茶地帯揚&白の丸帯〆
※帯揚&帯〆は秋単衣二番のも気分によって使 う
3年前に、私が初めて買った記念の織りの着物、帯も初塩瀬である。
黒&灰の着物にふくろうの眼のレモン色がが合って爽やかな印象になった。着物のコーデって不思議である。 コーデ by marcha |
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2006.9.14 [木] 11:01 am |
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【秋単衣 NO2】
涼しくなってきたので、着物を着たい虫がうずうず‥
今日のコーデ: 宮田織物 ベージュ蚊絣 本塩沢 単衣
小河正義さん作手織り 越後上布 帯
きねやさんお見立て 絽ちりめんつぼたれ
模様帯揚&四筋亀甲帯〆
北国の着物には北国の帯が相性よく収まってくれる 気がする |
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2006.9.13 [水] 3:40 am |
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【my favorite kimono 2 】
着物を替えて‥
コーデ: 久米島ゆうな染め
絹座帯こげ茶色地にベージュの太糸の刺繍
縞ちりめん帯揚げ&観世より房帯〆こげ茶色 |
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2006.9.13 [水] 3:26 am |
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【my favorite kimono 1 】
私が初めてマイコンサルタントに見立ててもらった組み合わせを初公開^^;します。
彼は京友禅のメッカみたいなところにいるが、カジュアルなコーデがすごく得意である。
上手に撮れていなくて画像ではいまいちであるが、私の一番好きな組み合わせの一つである。
コーデ: 白に近い白鼠色地に蚊絣&亀甲の市松模様の お召し単衣
絹座織物製 焦げ茶色地にベージュの糸で刺繍したカジュアルな洋服感覚の袋帯
うずらちりめん帯揚げ&観世より房帯〆抹茶色(きねやさんおみたて) |
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2006.9.8 [金] 11:41 pm |
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【秋単衣 NO1】
今日は白露、ということで
久しぶりの単衣を着てみた
真っ白ではない白地に黒の蚊絣&亀甲の市松のお召し
しょうざんのエキゾチックな唐草模様の染め帯
きねやさんの帯揚げ&帯〆
しかし、暑い‥顔から汗が着物の上にしたたり落ちた‥ヤバ(>_<)
日焼けしてしまったので、う〜ん、である(x_x;)
※画像の帯揚&帯〆は単衣・袷用である |
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2006.9.1 [金] 0:34 am |
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【秋単衣・春単衣】
4月の入学式シーズンは袷でいける。しかし、中旬以降となると、関西圏では単衣を着たくなる陽気になることが多い。そんな時期に木綿着物が着たくなる。「季節に先がけて」ということで早い単衣も絽の長襦袢も着易い。
9月は‥まだまだ残暑厳しく、10月中旬くらいまで日中は半袖でもいけることがある。9月いっぱいは夏着物で、と思っても、「季節に先がけて」が邪魔をして、いつまでも小千谷縮を着ているわけにはいかないだろう(x_x;)
関西圏の秋は半袖からセーターに移行してしまうので、うっかりすると秋単衣は着そびれてしまう。
少々暑いのを我慢して発露を過ぎたくらいからは単衣にすればいいのだろうか。単衣に軽い目の帯で半襟、帯揚げは夏物で、帯〆は単衣用。ただし色は秋を意識して‥ |
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2006.8.29 [火] |
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【小物コーディネート 】
きものサロン秋号P44で 読者のコーディネートに笹島寿美さんが修正を加えている特集がある。笹島寿美さんのセンスに対する好みは別として、読者のコーディネートよりメリハリが利いているところを学びたい。
私自身、京都のきねやさんでお見立てをお願いすることが多いが、いつもショーケースの中で見ているだけなら、見過ごしてしまうだろうなと思うものが多い。それだけ意外性がある。
プロの技として、できるだけ勉強するようにしている。
たとえ感覚だけで選んだとしても、そこにはなんらかのルール性があるように思える。
色と色が呼応したときは 本当に感動する。 着物ならではの世界だと思う。 |
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2006.8.27 [日] |
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【ワヤンの帯】
けっこうなお値段でしたが,娘も使えるということで、即決して買ったお気に入りの帯です。
きねやさんで帯揚&帯〆をお見立てしてもらいました。不思議にどの着物にも合ってくれます。
ホームカミングデーにはこの帯か勝山帯を山葵色の色無地本結城に合わせるか、訪問着(古典柄ではないので、軽い柄行です)にしようか思案中‥ |
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2006.8.5 [土] |
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【ホームカミングデー】
出身大学からホームカミングデーの招待がきた^^。
今まで大学の同窓会の類には行ったことがなかったが、そろそろ行ってみてもいいかな、と思っている。娘が大阪の大学に行き、大阪方面に、末っ子が東京に行って、東京方面のフットワークが軽くなった^^。
どの着物を着ていこうかという楽しみもある。10月22日だから、そろそろコートもいるだろう。今持っているコートはお嬢着物のコートなので、新調するいい機会かもしれない。。
てなことを考えながら、やっぱり着物はお支払い地獄だなぁと思ってしまう(‾_‾;) |
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2006.7.17 [月] 10:13 am |
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【祇園祭り】
格好よく決めたいと思っていた。
早い目に準備し、慌てない、汗をかかない‥
家を出ると、風があり意外と涼しい。
「やはり、日本の夏は麻だよ‥」と思っていた。
2時半前には京都着。きねやさんへのお支払いのために地下鉄に乗る。降りた頃、雨が降り始め、激しい雷雨になった。きねやさんと目と鼻の先くらいのところでやむなく雨宿り‥
和菓子屋さんの駐車場だったので、少々お化粧直しをし、顔の汗をティッシュでぬぐった。
雨が中ぶりになったので、傘をさし、きねやさんへ‥
「こんにちは‥」と顔を出したとたん、お店の方が「○○さん、お顔を拭かれましたか?」と鏡をさしだしてくれた。
なんと‥信じられない顔が‥顔一面にティッシュのかけらが張り付いていたのだ (゚O゚;)
先日からタオルに猫の毛がくっついていて、顔を拭くたびに不快な思いをしていたので、今日もハンカチに張り付いた猫の毛だと思っていた (x_x;)
志村ふくみさんと鶴見和子さんのシンポジウムの時に初おろしをしようと思ったが、雨のために延期していた科布の帯‥結局、小千谷縮も科布もとんだ雷雨の中でのデビュー、となってしまった。
で、若干遅れてしまって
☆☆烏丸ホテルのロビー☆☆
真楽のお2人、ぼたんさんはご夫婦で着物。着慣れていてとても素敵なご夫婦。フーさんは姿勢のきれいな、思っていた通りの風情のある方。若いのに着物を自分のものにしていらっしゃる方である。そして小判屋さん、説明するまでもない私の目標とする方である。
☆☆啓明商事に行って、社屋である町家を案内してもらってから着物をみせてもらう。☆☆
啓明商事はお手ごろのものもあるが、こだわりの自社ブランド明星軒の着物や帯、それぞれの機屋さんや作家さんのこだわりのもの、など、逸品物が多い。
6時くらいまで色々案内してもらって、夕食をどうするかとお聞きしたら、真楽のフーさんは家に帰り、ぼたんさんはご夫婦水入らずで、ということで別行動。
小判屋さんと私と娘はお手軽に籠の家でざるうどんの定食。トイレへ‥
ここで、また‥
ドアのそとで男性の声が‥えぇ〜〜。まさか???で、そのまさか、である。。。
何人かの声が次から次へと聞こえるので、出るに出れない‥そのまま密室の中で凍っていた(x_x;)
☆☆バロックコンサート‥☆☆
吹き抜けの二階から聴かせてもらう。
フルート&チェンバロの癒し系バロック‥
最後近くにグノーのアベマリア
グノーのアベマリアはいつ聴いても心が洗われる。昨日は二年前に亡くなった母を思い出していた。。
京舞はコンサートと重なってしまったので、小判屋さんと娘が見に行き、私は、そのままコンサートを聴いていた。
そのあと、逸品物の訪問着をライトアップしているフロアのソファーでドリンク&お菓子をいただく。娘が注文して残したビールをもったいない精神で飲んだ。
ビールに発汗作用があることを忘れていた。帰りの電車の中まで汗をかきかき、赤い顔をさらすことになってしまった。。゛(ノ><)ノ
京都駅に九時頃に着き、娘が私の背中にへんなものがついているという。とってもらうと、帯を巻くときに使うクリップだった。クリップしょって、今日一日動いていたのだった。。。
※今日のコーデ NO.50
小千谷縮 墨色無地と生成りみじん縞の変わり市松
薄茶の科布の帯
きねやさんお見立てのつぼたれ絽の帯揚&高麗の変わり組茶系 |
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2006.7.11 [火] 0:43 am |
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7月16日日曜日の祇園祭の宵山に行くことにした。妹の夫の勤める呉服問屋が烏丸仏光寺にあるので、そこでひと休憩する。昨年の黒ビールはおいしかった。この日ばかりは、顧客サービスで黒ビールとかちょっとしたおつまみをだしてくれる^^。今年もあの黒ビールはあるのだろうか^^;お近くのかたで祇園祭にいらっしゃるかたは、もしよかったらごいっしょにどうぞ。 |
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2006.6.17 [土] 1:35 am |
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京都の妹のところに長男のよめっこと孫がふたり来ている^^。そしてその孫たちは2歳と3ヶ月。男の子2人である。
私のほうは今年ようやく末っ子が成人になり、やっと子育てを終えようとしているところなので(いや、まだ仕送りが二年も続く‥)、小さいのなんかとんでもないと日々思っているのだが、これがどうして、なかなか可愛い^^。
3ヶ月の子はニコニコと微笑みかけてくれ、相手をすると、なん語(漢字変換できない)で話しかけてくれる。母親=全世界のころ。肌が羽二重餅みたいで触っていてあきない^^;。エネルギッシュで元気のよいこである。
2歳の子はお昼寝から起きてきて、むずがっていたので、おみやげのプラレールでご機嫌取り。新幹線がお気に入り。動いている新幹線をテレビのリモコンで止めようとしている^^。最高気温30度とのことで、日中の京都は暑い。扇子で風を送ってやると、なんともいえない気持ちよさそうな表情をする。素直な感情表現に感動する。我が家の子供たちにもこういう表情をしていたときがあったろうに、忙しさにかまけて気づかずにいたのだろうか。私のほうに受け止める余裕がなかったのだろうか。過ぎ去った日々を想う‥。
帰る頃、手を伸ばし抱っこのしぐさ‥年に何回も会わないのに、血って不思議である。
今日のコーデ‥今年44回目
渋緑地に渋い黄色の絣もよう琉球絣
白地に焦げ茶、茶系のミンサー柄八寸帯 |
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