|
【着物の買い方・考】
例えば 本結城色無地の展示会価格は仕立て上がりで68万くらい(店によって差はあるが)
1.オークションでゲット
長所:なんといっても安くゲットできる(上記の品だと生地代だけで13万前後で落札されることが
多い。中にはもっと安い場合もある)
短所:色の顔合わせができない。
色を選べない。
返品が出来ない。返品できてもオークション出展料かペナルティが5〜10パーセント
取られる場合がある。
2.ネットショップで購入
長所:比較的安く購入できる(あるネットショップでは24万前後)
色の顔合わせはできる。
似合わなければ、送料はかかるが返品できる。
短所:他のものと色々比較できない
タイムラグがあるので、面倒なところがある。
※ネットショップも玉石混有なので、調べることが大切。
3.有店舗の呉服屋さんで、もしくはその展示会で購入
長所:なんといっても色々顔合わせできる。
プロの意見を聞きながら品選びできる。
ただし、買いなさい、買いなさいの販売員はダメ!親身にアドバイスしてくれる
人でなければ‥これがまた少ないのです。
短所:価格が高い!もう少しなんとかしてもらいたい。織り人、生産者に十分な報酬が
渡されているのなら、値切るつもりは全然ないが、販売経路を整理して無駄な接待を
省き、できるだけ価格を抑えてほしいと思う。
それから裏技で‥
4.産直
生産者から直接購入する方法もある。
着物産業の将来を考えるに、リサイクル着物がはやるのはそれはそれでいいが、新しい
製品が売れなければ、業者が倒れ、生産者が廃業に追い込まれていくわけで、
新しい製品が売れるようにするには、昔のように利幅を少なくしてもやっていけるような販
売システムを確立していただきたいと切に望むのであります。
着物を好きな人は多いけれど、買えない人が多い。
しかし、消費者のほうにも原因があることも事実。接待されるのを好んだり、ムードを重視
したり、ブランド志向だったり‥お店ブランドで、上記の品を68万で買うほうを選ぶ人もあ
るわけで‥また、68万のものを108万で買ったら、108万のもの、28万で買ったら28万
のもの、と貨幣価値のみでしか判断できない人が多い。
そういうことを考えると、着物を買う人も二極分化していくのかなぁ‥
えっ、私? 全部を上手に利用しているつもり、いやそうしたい``r(^^;)です。。
なるべく実物みて自分に似合う色を見つけ、こんなのを買いたいとビジョンを持ってい
れば、ネットで入手するのもそれほど失敗はないと思う。
ただ、帯‥いい帯はネットにはあまり出回らない。実店舗のあるところには あるんだな
ぁ‥
マイコンサルタントの会社の展示会などにはそれこそ、垂涎物の帯が多数出品される。
着物は以降よほど欲しいものでなければ買わない。しかし、いい帯はほしい‥ |