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2007.6.4 [月] 9:30 am |
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着物ツアーが終わり、先ほど帰宅。
6月1日、運良く上京の予定の一日前の浜松オフ会にも参加でき、真楽の皆さまにもお会いできた。浜松在住の親友にも何年ぶりかで会えた。
6月2日、ブログ縁の友達と銀座でランチ、そのあともとじさんに案内してもらい、そのあと、「ゆい」へ山葡萄のの籠展を見に、それから杉並のほうで石垣島からいらっしゃっていた方の展示会に寄せていただいた。
6月3日は真楽のvegeさんが誘ってくださって白木屋さんの在庫処分会に行かせていただいた。
いっぱい、着物を見ていっぱいお喋りをして堪能した3日間だった。
夕方在京の子供と買い物をして、食事をして夜行バスで
先ほど帰宅。夜行バスの中でこれだけ眠れたのは初めて。 |
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2007.4.15 [日] 8:46 pm |
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【久しぶりのお墓参り】
お墓参りは母の着物で‥と決めている
今日のコーデ:NO.30
木綿風藍総柄
井筒屋瀬平さんのすくい織り八寸名古屋帯
舞コレクション 井桁模様の帯揚&帯〆
※ 母の藍総柄の着物はウールのような木綿のような、今の季節には肌触りがよく爽やかな着心地で大好きな一枚である。身丈を測ると4尺ちょっとだったが、十分おはしょりもでて、サイズ的には問題ない。寸足らずに思えた宮古も着れるはずである。裄だけ自分でお直しした。 |
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2007.4.9 [月] 11:43 pm |
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【京都桜狂詩曲〜花衣】
前日は仕事が午後10時半に終わり、
そのあと愛娘が京大に入学した野球仲間が制服・体操服のお下がりを持って来てくれた。
後輩の塾生がお下がりをおねだりしていたので、きれいにクリーニングして京都のおみやげ付
きで持って来てくれたのであった。
この後輩の塾生というのは、慶應大医学部出身のドクターの愛娘であるが、とても堅実に育て
られていて、性格も素直で、私の大好きな子のひとりである。
で、私の友人、午前二時までしゃべって行った。もう帰る、もう帰る、と言いながら‥^^;;
寂しくないと言っていたが、私はきっと「空きの巣症候群」だろうと思っていたので、気の済
むまでしゃべらせてあげたかったのだ。
長男の友人が下宿して家を出たときも、その母親(私の友人でもある)は午前7時過ぎの中学
生の子持ちの主婦のもっとも忙しい時間に電話してきて「寂しいよ〜」と訴えてきたことが
あった^^;;
で、彼女が帰ったあと夕ご飯を食べ(なんという生活^^;)二個の目覚ましをしっかりセット
し、まず睡眠を確保することにした。
五時半に起きて、シャワー、胃がおかしいので朝食はパス(私にはめずらしいことで‥)七時
に着付け、七時半に家を出る。予定通り‥ ‥ よかった^^
大阪駅から新快速に乗る。超満員‥駅員さんが「危ないから次の電車にお乗りください〜」と
絶叫している。
京都駅‥まず行きつけの例の場所、それからトマトジュース&サンドイッチのモーニングのあ
と、活動開始。aoiさんからメールがくるまで、まずは地下鉄で今昔西村さんへ‥
地下鉄‥これも超満員。まさに「京都桜狂詩曲」だ
西村さんは、入荷した更紗の布を帯に仕立てるために柄取りを思案していらっしゃった。
先日購入した型友禅染め全通丸帯を〆ているのをおみせしたら、とても喜んでくださった。
抹茶色結城に1番合わせたかったので、その組み合わせをお見せできてよかったと思う。
‥ ここからはaoiさんの素敵な提案 「花衣」‥
aoiさんからメールが来て、京阪三条駅で待ち合わせ。
丸太町で降り、まず「ギャラリー啓」さんへ‥
aoiさんは、啓さんで求めた「草木染・紫のグラジュエイション帯」をしていらっしゃったの
で、その帯の話から由来して、帯、着物、新着の着物、帯etc.etc.色々見せていただいた。
次は「志村ふくみ・洋子展」へ‥
「滋賀県立美術館で見るよりも、自然光のなかで着物は生き生きしているよね」とaoiさん‥
まったく、草木染の色が本当にきれいである。いつもながらに、志村ふくみさんのモダンな感
性に感心する。
それから、北白川へ‥
志村ふくみ・洋子さんの紬は「作品」という感じで、着物が主張するけれど、こちらの
は、さりげない感じ。自然の風を感じられる爽やかな紬である。
四条に出て、遅い昼食。
帰りの時間を気にしながらもおかわりをする私である``r(^^;)
制限時間の5時半前の新快速で大阪へ。時間待ちの間に構内の「いかり」でお弁当を三個買っ
て紀州路快速に乗り、予定通りの午後八時に和歌山着。
九時からひとりの勉強を見て、十時半過ぎに夕食を食べて、ネットチェック。バッタングーの
夜、でした。
aoiさん、楽しい時間をありがとう。
実に実に、よくしゃべった二人、である``r(^^;)
※ 写真は啓さんに撮っていただいた。aoiさんの端正なきれいなお顔にマスクをするのは
忍びないですが‥aoiさん、ごめんね(>_<)
啓さんのお店の横の桃の木、珍しく濃淡の花をたくさんつけている。
啓さんが大切に世話をしている桃だそうだ。啓さんのお店に寄るついでに桃の鑑賞を
どうぞ^^
今日のコーデ :NO.27
時期的には本当は無理の長羽織(お仕立て上がりなので着たかった^^;) 墨紺地
本結城色無地 抹茶色
型友禅染め 全通丸帯大正時代初期
きねやさん 市松絞り帯揚&畝打ち二色ぼかし帯〆 |
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2007.3.26 [月] 10:19 am |
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【着物の買い方・考】
例えば 本結城色無地の展示会価格は仕立て上がりで68万くらい(店によって差はあるが)
1.オークションでゲット
長所:なんといっても安くゲットできる(上記の品だと生地代だけで13万前後で落札されることが
多い。中にはもっと安い場合もある)
短所:色の顔合わせができない。
色を選べない。
返品が出来ない。返品できてもオークション出展料かペナルティが5〜10パーセント
取られる場合がある。
2.ネットショップで購入
長所:比較的安く購入できる(あるネットショップでは24万前後)
色の顔合わせはできる。
似合わなければ、送料はかかるが返品できる。
短所:他のものと色々比較できない
タイムラグがあるので、面倒なところがある。
※ネットショップも玉石混有なので、調べることが大切。
3.有店舗の呉服屋さんで、もしくはその展示会で購入
長所:なんといっても色々顔合わせできる。
プロの意見を聞きながら品選びできる。
ただし、買いなさい、買いなさいの販売員はダメ!親身にアドバイスしてくれる
人でなければ‥これがまた少ないのです。
短所:価格が高い!もう少しなんとかしてもらいたい。織り人、生産者に十分な報酬が
渡されているのなら、値切るつもりは全然ないが、販売経路を整理して無駄な接待を
省き、できるだけ価格を抑えてほしいと思う。
それから裏技で‥
4.産直
生産者から直接購入する方法もある。
着物産業の将来を考えるに、リサイクル着物がはやるのはそれはそれでいいが、新しい
製品が売れなければ、業者が倒れ、生産者が廃業に追い込まれていくわけで、
新しい製品が売れるようにするには、昔のように利幅を少なくしてもやっていけるような販
売システムを確立していただきたいと切に望むのであります。
着物を好きな人は多いけれど、買えない人が多い。
しかし、消費者のほうにも原因があることも事実。接待されるのを好んだり、ムードを重視
したり、ブランド志向だったり‥お店ブランドで、上記の品を68万で買うほうを選ぶ人もあ
るわけで‥また、68万のものを108万で買ったら、108万のもの、28万で買ったら28万
のもの、と貨幣価値のみでしか判断できない人が多い。
そういうことを考えると、着物を買う人も二極分化していくのかなぁ‥
えっ、私? 全部を上手に利用しているつもり、いやそうしたい``r(^^;)です。。
なるべく実物みて自分に似合う色を見つけ、こんなのを買いたいとビジョンを持ってい
れば、ネットで入手するのもそれほど失敗はないと思う。
ただ、帯‥いい帯はネットにはあまり出回らない。実店舗のあるところには あるんだな
ぁ‥
マイコンサルタントの会社の展示会などにはそれこそ、垂涎物の帯が多数出品される。
着物は以降よほど欲しいものでなければ買わない。しかし、いい帯はほしい‥ |
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2007.3.26 [月] 10:06 am |
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【日本和装・結城紬大学院】
昨日から咳が出て、熱っぽい
こんなときに熱を測ると急に病人になってしまうので、
熱は測らない
朝5時半に起き、雨が降っていないか確認
なんとか着物を着れそうだ
7時半に家を出る
9時半に阪急梅田駅で待ち合わせ
今日は京都の市原亀之助商店で本結城を色々見せてもら
うことになっている
午前中は奥順さんの館長さんが結城の糸の作り方から結
城の特性など話してくれる
合い間にアーガイル帯(奥順さん製 重要無形文化財)
の鑑定書を見せて、織り人をご存知かどうか訊いてみ
た。「八重ちゃんか〜」とおっしゃって、その場で「八
重子さん」の織られた他の帯を見せてくれた。アーガイ
ル帯をとても大切にしていることをお伝えして欲しい
とお願いしておいた^^
縞の地機の本結城‥渋‾い(>__<)
縁がなかったということで‥
それから今昔西村さんへ
大正時代の型友禅全通染め丸帯‥表と裏で同系統色を使
っているが、文様が違う
私はこの帯を一番先に本結城色無地抹茶色に合わせたい
と思っている
今日のコーデ:NO.24
藍総柄結城‥本結城ではないが、プロの人は「いいのを着てるね〜」
と必ず言ってくれる御所解模様
アーガイル帯
きねやさん矢絣二色帯〆&二色ぼかしちりめん帯揚
※たまには他の取り合わせでもいいと思うが、プロの
人が多い集まりにはベストコーデで |
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2007.2.27 [火] 2:07 am |
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【本結城に負けない結城】
証紙のアップと柄のアップをご希望の方がいらっしゃいますので‥
本結城の証紙のように、会社を表す記号は書かれていません。
色はベージュ、柄はなんてことはない亀甲の正方形を二つ重ねたものを飛び柄にしているだけ
糸は手持ちの本結城高機織りのものより細いようだ
それでフワッと軽い感触があるのかもしれない |
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2007.2.18 [日] 10:00 pm |
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9月17日に話題にしていた本結城に負けない結城の証紙をアップします。
私の飛び柄結城はフワっと軽く、暖かく、肌なじみの良いものです。
画像には写っていませんが、左端に合格シール、右端に結城組合の証紙がついています。
見るポイントは左端から二番目の紬糸を2本並べたようなシールです。
問屋さんのベテラン仕入れ係の方の推薦で購入しました。 |
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2007.2.7 [水] 8:32 am |
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【久米島古布の帯】
今日は久々の休みなので、お茶会をサボって京都へ‥
前もってコースを考えていた
今回は寺町方面
京都駅のバスセンターで500円の一日乗車券を購入し、「バスナビ」をもらう
河原町丸太町でバスを降り、寺町通りを市役所まで歩く
途中、ギャラリー啓さんと唯屋さん、骨董倶楽部、アンティークセンターに寄ろうと思っていた
ギャラリー啓さん‥
センスのよい、すっきりした店構えから置いていらっしゃる品揃えが想像できる
ふむふむ‥
まず眼に入ったものは対馬麻‥
素敵だなぁ‥生成り地に墨色の細縞がしゃれている。帯にすると素敵だろうなぁ、と思う
久米島や黄八丈の古布で名古屋帯や半巾帯が仕立てられている
店主の川崎啓さんは、なるほどセンスの良い、チャーミングな方だった
古布に対する愛情が本気である
仕入れてきた古布に「きれいにしてあげるからね」と語りかけるそうである
洗い張りすると古布が生き生きしだすとおっしゃっていた
お店に置かれている品はどれも丁寧に洗い張りされ、着物は胴裏、八掛を替え、お仕立直しされている。帯も本当にしゃきっとしている
どの品も、店主の眼を通され、センスの良いシックなものばかり
そこで、即断即決したものは‥
あと、丁寧にたとう紙に包まれている着物を色々見せてくださった
縞の結城も素敵だったし、縞と無地に染め分けされている小紋も、すっきり、シックで、非常にセンスの良いものだった
着物は、私の場合はサイズが‥
啓さんとのおしゃべりが楽しく、つい長居して、そのあとは骨董倶楽部、アンティークセンターはパス
唯屋さんは少し覗いただけ
そのあと、お決まりのだいやすさんの2Fへ‥お宝捜し
お昼も食べずによく動く``r(^^;)
伊勢丹の公長斎小菅に寄って眼の保養して、地下で夕飯用のお弁当を買う
6時29分の新快速で京都発。家に着いたのは9時前
購入したギャラリー啓さんの帯をお披露目します
今日のコーデ(単衣なので合わすだけ)
東郷織物 綿薩摩微塵格子白茶&墨
久米島と思われる古布を洗い張りしてお仕立て した九寸名古屋帯
きねや 麻の葉絞り帯揚
道明 練り色冠組帯〆
であっさり決めてみました |
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