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大学の恩師の古希のお祝いに行った。
着ていけるような(納得のいく)洋服の服装も思いつかないし、
ここはひとつ着物で行っちゃおうかなぁ〜、と、
なんとなく、小紋に宝尽くしの染めの帯を締めて、と
頭の中でシミュレーションしていた。
その計画を、母に話したところ、
「先生の古希のお祝いの席に、小紋に名古屋というのはどうか」と。
なるほど。。。
小紋に名古屋、の前は、無地の紬に宝尽くし、とさえ考えていたが…
でも、付け下げなんかを着てしまうと、浮くような気が、なんとなく、する。
小紋に袋…でもお祝いでしょ?とか言われるとそれも…と迷いに迷って…
結局、無難にワンピースに逃げてしまった。
会場には、お一人だけ、お着物姿の方が。
小紋に、袋帯をしめておいででした。
自ら着物を着る機会をますます減らしている気がする…
それにしても、卒業生は皆さんすばらしい仕事をしていて、
あるいは家庭の主婦をしっかりしていて…
私は本当に、あの学校に行ってなにやっていたんだろうと。
大学に行った意味があったのか、と。
宙ぶらりんな私はつくづく、自分が情けなくなった。
でも、数少ないけれど分かり合える友ができたのはよかったことだなぁ、
とも思った今日の会でした。 |