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そういえば、お正月休みに行った倉敷で
なんとなく入った倉紡記念館にて
平良敏子さんの織物に出会いました。
写真を撮ってもよいですか?と聞くと
OKだったので…
平良さんは「戦時中沖縄から動員されて
女子挺身隊として倉紡に勤めた」そうです。
当時の倉紡の社長、大原総一郎氏は
「沖縄の織物や芸能が伝統の灯を
絶やすことのないように説いた」そうです。
「戦後、沖縄へ帰った平良さんは
芭蕉布を織り続け、ついに、その第一人者の
地位を得て、昭和49年、思い出の地、倉敷で
芭蕉布の個展を開いて、故大原総一郎を偲び
この作品を倉紡記念館に寄贈した」そうです。
こういうエピソードは全く知らなかったので
なんだか、少しジーンとなりました。 |