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今日は…
琉球染織文化展へ
行ってまいりました。
明治、大正、昭和の染織品が
30点ほど展示してあり
それぞれの解説を読みながら
染織品を見ながら楽しめました。
宮古上布の解説の中で
上布のような薄ものの布のことを
あけず羽の御衣
(トンボの羽のように美しい着物という意味)といい
古い琉歌にも詠まれていていることが
紹介されていて、なんだかステキだったので
書き留めてまいりました。
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里があかいづ羽 サトゥガ アケズバニ
御衣すらんともて ンス スィラン トモテ
けふのよかる日に キュヌ ユカルフィニ
かせよかけら カシュ カキラ
わが恋人に上げる蜻蛉の羽のような美しい着物を作るため、今日の吉日に経糸をかけよう。
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苦しい生活の中で強いられて作られたものもあれば
家族や恋人を想って作られたものもあり
それが今の染織品につながっていることを思うと
適切な言葉が見つからないのですが
なんだか「不思議」な気分になりました。 |