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2011.2.1 [火] 2:25 pm |
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今日は…
琉球染織文化展へ
行ってまいりました。
明治、大正、昭和の染織品が
30点ほど展示してあり
それぞれの解説を読みながら
染織品を見ながら楽しめました。
宮古上布の解説の中で
上布のような薄ものの布のことを
あけず羽の御衣
(トンボの羽のように美しい着物という意味)といい
古い琉歌にも詠まれていていることが
紹介されていて、なんだかステキだったので
書き留めてまいりました。
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里があかいづ羽 サトゥガ アケズバニ
御衣すらんともて ンス スィラン トモテ
けふのよかる日に キュヌ ユカルフィニ
かせよかけら カシュ カキラ
わが恋人に上げる蜻蛉の羽のような美しい着物を作るため、今日の吉日に経糸をかけよう。
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苦しい生活の中で強いられて作られたものもあれば
家族や恋人を想って作られたものもあり
それが今の染織品につながっていることを思うと
適切な言葉が見つからないのですが
なんだか「不思議」な気分になりました。 |
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2011.1.13 [木] 10:11 pm |
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そういえば、お正月休みに行った倉敷で
なんとなく入った倉紡記念館にて
平良敏子さんの織物に出会いました。
写真を撮ってもよいですか?と聞くと
OKだったので…
平良さんは「戦時中沖縄から動員されて
女子挺身隊として倉紡に勤めた」そうです。
当時の倉紡の社長、大原総一郎氏は
「沖縄の織物や芸能が伝統の灯を
絶やすことのないように説いた」そうです。
「戦後、沖縄へ帰った平良さんは
芭蕉布を織り続け、ついに、その第一人者の
地位を得て、昭和49年、思い出の地、倉敷で
芭蕉布の個展を開いて、故大原総一郎を偲び
この作品を倉紡記念館に寄贈した」そうです。
こういうエピソードは全く知らなかったので
なんだか、少しジーンとなりました。 |
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2011.1.3 [月] 11:21 pm |
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新しい一年が始まりました。
元日は着物を着て
初詣に出かけました。
鮫小紋に
綴名古屋帯を締めて
いただいた羽織りを着て…
去年はなんだか着物を
着る余裕がなかったので
今年はもう少し自分の時間を
大事にしようと思います。 |
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