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2007.12.30 [日] 6:14 pm |
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注連縄作り、うちの村でも氏神様に皆が集まっての、毎年の行事となっています。
それとは別に、毎年趣味で作っているご近所さんがいます。
注連縄には、普通の(つまり稲が実るまでたんぼにおいておいたもの)ではなくて、青いうちに専用に刈っておいたものを使います(確認したら、単に青いだけでなくて、出穂前でもあるそう)。
加えて、昨今はコンバイン(藁は収穫時に粉砕される)主流なので、藁を入手すること自体がかなり大変。
ということで、うちの田圃からいくらか藁を差し上げたんですが、数ヶ月前のことなので、そんなことすっかり忘れていました。
そしたら、先日、お返しにと立派な注連縄をいくつもいただきました。
これで安心して新年が迎えられます。 |
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2007.12.30 [日] 5:06 pm |
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うちのあたりでは、昔から12月30日はもちつきの日。
うちも昔はやっていたが、今は家族構成的に無理(あれはかなりの体力と技術を要するのです)。
一方、同じ村内の母の実家では今も毎年、古い釜で湯を沸かし(しかも薪で)てもち米を蒸し、杵&石臼で餅つきをしている。
今年もするというので、もちつき見学(およびつきたての餅を食)すべく参加。
餅のつき手は、従姉の夫(50代)とその高校生の息子。体力のある男性でないと、なかなかできないらしい。
従姉の息子曰く「力もいるけど、リーチもないと、杵を振り上げた時バランスが・・・」と、一人前のコメント。でも、自分でもできるようになったという自覚があるのは、この一、二年だとか。
12、3年後にうちの息子に餅つきの指南してくれるように頼んでおく。
餅つきの出来る若人って、なかなかいいと思う。 |
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2007.12.29 [土] 6:06 pm |
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フィギュア・スケート日本選手権、楽しかった〜。
めったにテレビを見ないのに、これは釘付けでした。
我が家(というか見ているのは母と私)で応援しているのは鈴木明子選手、武田奈也選手、澤田亜紀選手。技術とか皆目わからないけど、なんだか、がんばれ〜、と声援を送ってしまう。
そして昨夜のエキシビジョンで水津瑠美選手も応援したくなってしまった。インド風の選曲も衣装もプログラム構成もすてき。天女の舞のようでした。
(ところで曲名が「ナディア」となっていたのは、ナジマ(NAJIMA)という歌手名の間違いではないかと思うのですが…) |
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2007.12.28 [金] 11:14 am |
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ところで24日に着ようと思っていたもの。
(結局、かぜが長引いていて、着付けをする元気もなく、洋服で行ってしまったけれど)
今年の初め、タカシマヤのセールでキヨブタした千總の小紋(何をトチ狂ったか、十二支の柄で赤系統の地色…何回着られるというのでしょうか?)
若松華瑶の白地の唐織の帯。
そう、クリスマスコーディネートにしたかったのに・・・
会場には、いつもにまして着物の方が多かったようです。
中でもツボだったのが、琉球絣らしき地でつくった道中着のおばあちゃま。見とれてしまいました。 |
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2007.12.28 [金] 11:01 am |
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24日は乱能を見に、名古屋能楽堂へ。
乱能はプロの能楽師がふだんと役を変えて行うもの。
プロは、自分の役以外の稽古もしているので、こういうことができる。
でも、自分の役以外の稽古をしているからといって、それが上手とは限らない(爆)
能楽協会名古屋支部長・梅田邦久師(狂言・末広狩の果報者に扮しつつ)の挨拶。
「アマチュアよりもずっと下手、という場合もある」
「そんなものをどうして有料にするのか、というご意見もある」
「これは名古屋城本丸御殿再建のためのチャリティとして、収益は寄付します」
ということだそうです。
でも、うまい人はほんとうにうまかった。
感動的にうまかったのが、石井流大鼓方の河村総一郎師と眞之介師。二人とも能でシテを舞っていたのだけれど、とても上手。
眞之介師の「海士」前シテなんて、ぐっときて、泣けそうになるくらい(海士のシテは、子どもの出世のために自分の命を捨てる母)。
総一郎師は、他の地区の乱能では三番叟を踏んだこともあるそうで、すごすぎ。 |
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2007.12.28 [金] 10:49 am |
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昨日仕事納め。
当分町に出ないので、その足でお正月用品(といっても、たいした事しないけど)そろえに行く。
今年もよくがんばった自分へのご褒美は、成城石井のキムチ(笑)。お酒はお歳暮(だけでなくお中元)でいただいたものがたんとあるので、買い控え。
帰宅後、いろいろ片付けて、フィギュアスケートを見ながらキムチさかなに晩酌。
あ〜、幸せ(なんて安上がりなんだ!でもここのキムチはかなり美味しかった)
最近のフィギュアを見て思うこと。
コスチュームの素材も進化してるんだなあ。伸縮性あって、丈夫で薄い布でないと、あんな衣装はつくれないだろう。
また、三回転、四回転が可能になっている背景には、もちろん個人の才能は努力があるはずだけど、それだけでなく、解剖学や指導法、靴などの進歩も貢献してるんだろう。
そういう面について、昔と比較しながら説明してくれる特集番組とかないかしら。 |
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2007.12.16 [日] 11:47 am |
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三越で竺仙の江戸小紋と紅型特集を覗く。
ちりめんの染め帯が充実していて、こころときめく。松竹梅や三番叟、鶴などなどの、お正月向きの柄に、うっとり。お値段も十万円代の初め〜半ばあたりで、わりと現実的なお値段・・・いやいや、お財布の紐は締めてますけど。
つづいて名鉄百貨店へ。
10階の紬・博多織コーナーが、エレベーター脇で特別セール中。ちょっとB反から正規品までいろいろ。
「むら田」でもセール。川島の唐織の名古屋帯にかなりぐぐっとくる。ああかわいい・・・
ここでも江戸小紋を見る。千筋がセールで5万円代。
七緒に、その価格帯でシルクスクリーンのものが載っていた。が、私が見たのは型染めで、作家ものではないので、そのお値段ということだった。 |
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2007.12.16 [日] 11:44 am |
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映画「やじきた道中 てれすこ」をやっと見る。
面白かった〜。
プロの仕事です。
もう一度みたい!
やじきた道中 てれすこ公式サイト
http://www.telesco-movie.com/ |
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2007.12.13 [木] 5:23 pm |
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和泉流狂言師の野村又三郎師が亡くなられた。
戦争に行き、シベリアにも抑留され、その間に師匠であるお父上は亡くなり、貴重な装束や狂言面は戦火に遭ったという。
帰還後、東京での活動を経て、名古屋に移り、活動されていた。
又三郎師の舞台は、飄々として、おもしろく、そこはかとない色気やかわいらしさもあり、上品で、大好きだった。
数年前の国立能楽堂の開場二十周年記念での三番叟では、80歳を過ぎていたのに、すごい跳躍だった。月並みな言い方だが、何かが降りてきたようだった。
休演が続いていて、心配しつつも、きっとまた舞台を見られると信じていた。
とても残念だ。
ご冥福をお祈りします。 |
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2007.12.9 [日] 10:50 am |
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息子(二歳九か月)が七五三に着たきものを片付ける。
(オットの実家方面で着て、そこから宅急便で送ってもらったのが、週末に届いたので)
「お正月にも、も一度着て、おかあちゃんとお出かけするか?」
と息子に尋ねると、
「ばんじゃーい、ばんじゃーい」
着物が着たいわけではなくて、お出かけが嬉しいんだろうな(苦笑)
ところで、腰揚げしても、着丈がちょっと長く(女の子なら大丈夫だったろうけど)、袴を穿くとき苦労した。
男の子のきものの揚げをするとき(特に袴を穿くとき)は短めにしないとな、と思った。 |
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2007.12.8 [土] DMいろいろ |
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【竺仙・江戸小紋と知念貞夫琉球紅型展】
名古屋三越八階きものサロン
12月11日(火)〜24日(月)
【むら田・年末謝恩奉仕の会】
名鉄百貨店本店10階
12月12日(水)〜18日(火)
【栄メルサ市(大改装前の売り尽くし)】
12月13日(木)〜12月31日(月)
【栄メルサ市(最終売りつくしメルサ市スペシャル)】
1月2日(水)〜14(祝・月)
※栄メルサは1月15日〜3月5日改装休業です。 |
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2007.12.8 [土] 9:45 am |
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探しに探して、「談志絶倒 昭和落語家伝」(立川談志著)をやっと入手。
2,600円と少々値がはりますが、買ってよかった。
いい写真、いい文、いい本です。
Mさん、独演会!うらやましいです。 |
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2007.12.8 [土] 9:15 am |
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「ちりとてちん」
一週間に一度しか見られませんが、いいですよね。
主人公が大阪にやってくる展開を見ていると、尊敬する、とある先輩を思い出します(噺家じゃないけど)。人は好意や善意でつながることも出来ると思わせてくれた人。
「ちりとてちん」でもう一つ思い出しました。
先週、おばあちゃんがスペインに旅立つ前に、大阪にやってきて「寝床」で踊ったりして、草若師匠が「久しぶりに本物の芸妓さんの芸を見た気がしますわ」とか言ってました。
それで思い出しました。
米朝師匠と竹内駒香さん(唄・上方唄演奏家。北新地芸妓。大正2年生)の対談です。
なんだかよくわからなくなっていく部分もある対談ですが、とろとろ〜、とした雰囲気が伝わってきて、好きです。
桂米朝×竹内駒香
http://www.log-osaka.jp/... |
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2007.12.8 [土] 8:44 am |
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地下鉄で、娘さん方が振袖着用時の防寒について話していた。
「やっぱりあの白いふわふわかな」
「普通のショールで」
などなど。
池田重子さんの本で「振袖羽織」なるものの存在を知る。
林真理子さんの本にも「振袖用コート」について書いてあった。
実際に着ている人を、私は見たことがないけれど、確かにすてきだろうと思う。
ところで、私が今、若かったら、一枚ほしいな、と思うのが洗える振袖。
自分の過去を振り返ると、振袖を着るのは披露宴に招かれた時が大部分だった。
で、直前に空模様を見て洋服に変えたこともあった。
でも、洗える着物だったら、そのまま着物で出席できただろう。 |
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