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2008.6.30 [月] 浴衣着付け教室 他

なんちゃって着付け教室2回目(笑)
着物好き女子留学生に、私の浴衣を貸して着方を教える。
前回、半巾帯で文庫を教えたときもそうだったのだけれど、たいへん覚えがいい。
二度自分で着る練習をさせたところ、一度目はあんどんだったけれど、二度目にはかなり上手に着られていた。前回教えた帯もしっかり覚えていた。すごいぞ!
ぜひ覚えていって、故郷でも着てもらいたい。

 ※

雑誌は極力購入しないようにしているのだけれど(廃品回収がなかなかなくて、古新聞の山に苦しむ日々をすごしているので)、つい買ってしまうのが『メロディ』。白泉社の隔月刊雑誌です。
成田美名子『花よりも花のごとく』とか、清水玲子『秘密』とか、よしながふみ『大奥』とか載っていてつい…
最近の楽しみは勝田文がP.G.ウッドハウスの小説を漫画化したもの。
そして今号からもう一つ楽しみが。西炯子『兄さんと僕』。落語修行中の10歳の兄弟子と25歳の弟弟子の話。やりとりがそのまま落語でたのしい。

2008.6.29 [日] 雨の週末

土曜日なら天気がぎりぎり持つか?と、きものででかけることにする。
今年つくった板締めのゆかたをおろしましょう…と、ユニクロのサラファイン(夏用下着、すずしい)、綿クレープステテコ(伊勢由にて。又にマチがついていて、穿きやすい)、爽竹長襦袢(すずしー!)まで着て、畳紙を開いたところで愕然とする。
あー…しつけ糸をとるの忘れてた。
どうしようかと迷うまでもなく、息子にせかされて、洋服に着替える。
残念。

 ※

合唱をする人に頼まれて、「万葉恋歌」の歌詞の(か〜な〜り)簡単な解説レジュメをつくる。
「万葉恋歌」は作曲家・信長貴富氏が万葉集から5首(春・夏・秋・冬・春の恋の歌)を歌詞に合唱曲にしたものという。
検索してみたら、作曲家の信長氏は有名な若手作曲家だそう。「万葉恋歌」は聴いたことがないけれど、作品リストには門外漢の私でも耳にしたことのある歌の名があった。

さてその五首。

 春の苑くれなゐにほふ桃の花 下照る道に出で立つをとめ  大伴家持
 夏の野の 繁みに咲ける 姫百合の 知らえぬ恋は苦しきものそ  大伴坂上郎女
 君待つと我が恋ひ居れば我がやどの簾動かし秋の風吹く   額田王
 君が行く 道の長手を繰り畳ね 焼き滅ぼさむ 天の火もがに   狭野弟上娘子
 あしひきの山桜花一目だに君とし見てば我恋めやも  大伴家持

和歌も万葉集も得意じゃないんだけどなー、と思いながらも調べていたら、学生時代に学んだことを思い出したり、当時気づかなかったことを発見したりして、おもしろかった。

2008.6.28 [土] おめでとうございます

KIMONO真楽6周年、おめでとうございます。
見ていたときも、入れていただいてからも、こちらがあって本当にうれしいです。
末永く続きますように。

2008.6.28 [土] 浴衣セットその他

お土産浴衣の件、アドバイスくださった方、ありがとうございました♪

仙台屋にて、無事予算内のものを発見・注文。
男物の綿麻ゆかた+綿角帯+下駄+きんちゃく袋で4700円なり。
実際におとーさんが着てくれるかは不明だけれど、下駄と袋は使うかも。

 ※

「聖☆おにいさん」を顔見知りのお坊さんsにお見せする。反応様々。「きっと自前でも買う」という意見も。

 ※

待ちかねた「錦」(宮尾登美子)が手元に届く。
ご本人があとがきに書いていたように、伝記と小説は違う、という苦心がなんとなく伝わってくるような…
そういえば、某展示会でこの小説の話をしたら、社員の方も読んでいる、とのことだった。

2008.6.26 [木] 茶漬えんま

「聖☆おにいさん」を知人に教えたら、返礼(?)に枝雀師匠「茶漬けえんま」を教えてもらいました。
CDを探して聴いてみました。おもしろいです。
あっさりしたものが好きなえんま。イエスんちで肉を食わされ辟易し、精進料理食べにブッダを訪ねたらカレーを出された...という...

2008.6.26 [木] 海外お土産

↓の関連で、日本から故郷(仏国田舎)へのお土産の相談を受ける。
50歳代のお父さんに浴衣を、5,000円未満で。
柄は日本らしいのがいいという。吉原つなぎとかカマワヌとかだろうか?

で、探してみたけれど、けっこう難しい。
コレ、というものを見つけても、値段が折り合わない。
それに浴衣だけじゃなくて、帯もいるんだよね?
やっぱりユニクロかな。
和柄というリクエストからはそれるけど...

お土産って難しいですね。

2008.6.23 [月] 着付け教室

というか、半巾帯結び方講座開講(笑)。
浴衣を着たいという留学生(日本語上手)に教えることになったのだけれど、まだ浴衣の用意がないという。
それで、私の帯を貸して、帯だけ先に練習することに。
前で結んで、クリアファイルをはさんで、くるりん、と後ろに回す。
着物が好き!という女子だけあって、何度かやった後には一人でできるようになった。
好きこそものの上手なれ、ってホントだと思う。

でも、その後、「兵児帯ってのもあるんだよ」と教えたら、「そっちがいい!」となったけど...

2008.6.21 [土] Mamma Mia!

劇団四季「Mamma Mia!」を観て来ました。
ABBAの曲も、70年代風コスチュームも、分かりやすいストーリーも楽しかったです(とはいえ、ちょびっとエッチなシーンもセリフもあるので、お子様連れでどーぞ、とはいい難いかも)。
あ、あと、劇場係員の方の接客態度がよくて、プロの仕事という感じ。こういうのって嬉しいですね。

で、四季を観るのは十年ぶり二度目。前回も今回も頂き物チケット、とゆー私が言うのはおこがましいのですが、昔見た時よりも訳詞が音楽に乗ってるような気がしました。

2008.6.21 [土] 七月第一週の週末に

能の会があります。

7月5日(土)
【長田驍師古希祝賀 喜多流長袖会 能の会】
10時半〜
名古屋能楽堂
○素謡『翁』長田驍、長田郷
○能『隅田川』
○能『葵上』
○能『猩々 二人乱』長田驍、長田郷 他
○入場無料
※素人会がメインですので無料ですが、『猩々 二人乱』は玄人の舞台です。『二人乱』はしょっちゅうでる曲でもありませんので、ご興味ある方、ぜひ。
こちらは午後2時過ぎに始まると思います。

7月6日(日)
【名古屋能楽堂定例公演7月公演<市民能楽セミナー> 〜尾張の殿様が観た能・演じた能〜<二代・光友>】
14時開演
名古屋能楽堂(名古屋城正門前)
○解説「囃子の世界」  藤田六郎兵衛(笛方藤田流宗家)
○能「船弁慶 真之伝」(ふなべんけい)長田 驍(喜多流)
○狂言「因幡堂」(いなばどう)松田高義(和泉流)
○指定席3,000円、自由席一般 2,500円、学生1,500円 (当日券は500円増)
※解説受信機を無料貸し出し(日本語/英語)
※市民能楽セミナーにつき、通常の定例公演よりもお得料金です。

2008.6.21 [土] セピア色の肖像

「セピア色の肖像—幕末明治名刺判写真コレクション 」(井桜直美著、トーリン・ボイド英文、日本カメラ博物館監修)

気になっていたこの本を探しに図書館へ行った。
蔵書にないということで、他の図書館からかりてもらって、やっと見られることに。

おもしろいです。
掲載写真には、西洋人が日本人のコスプレ(ちょんまげのかつらや付け髭!)というもものあったり。
女義太夫や芸者さんの写真、象(の絵?)に乗った少女とか、褌姿の漁師とか。海外旅行者のお土産用だろうなあ。

また、時代が下って、一般の人が記念に撮影したらしい写真もあった。

この本、残念なことに、写真についての解説が載せられていないこと。
328ページ中、写真は70ページ、あとは写真史功労者リスト(日本語/英語)や、名刺判写真解説(一枚いくらで撮影できたか、とか)。これももちろん貴重。
でも、写真そのものについての解説(袖に手を隠すポーズが多いのはなぜ?とか)も読みたかった。

 ※

この本の著者の所蔵していた写真に関する新発見(龍馬の妻・お竜の新しい写真発見)が5月に報じられたのだけれど、そのネットニュースが消えてしまっていた。
代わりに、坂本竜馬記念館に関連ページができていた。
今までお竜さんのものと確認されていた写真と、今回確認された写真の比較がされていて、おもしろい。
こちらでみられます。

2008.6.20 [金] 121回

某呉服店展示会を見せてもらう。
入り口では都をどりの振袖がお出迎え。きれいですねー。
肩の辺りは同じで、裾模様は毎年変更されるんだそうだ。田畑喜八作。
都をどり中舞妓さんたちはこのそろいのきものを、のべ121回着るんだそう。

その他、たくさんの着物があったのだけれど、ハートを射抜かれたのが、一反の鳶八丈。
細かい格子、渋い色。好みだ。かっこいい!
札を見たら、山下八百子さん作。なるほど…(お値段的にもなるほど)

もう一枚。黒地に紫、ブルーの植物の絞り染めの入った訪問着。木原明氏作。
特徴があって、一目でそれとわかる木原氏の作品。私の生活シーンでは、こういった系統の着物は着られない。それでもこの人の作品には惹かれてしまう。いいなあ。

そして私のトーテム・うさぎ〜
紬地に、草むらを駆けるうさぎが辻が花で表現されている。
辻が花でうさぎ、とくれば、やはり小倉淳史氏作。ああかわいい!

いつかいつか、という妄想手帳にいろいろリストアップして、現実問題としては紗の帯揚げ(探しても、なかなか見つけられなかった)を購入して、帰ってきました(笑)

 ※

その場でいただいたお菓子がおもしろかったので、メモ。
あくまき
○日向夏の羊羹「黄娘」
花供曽
など。

いずれもおいしゅうございました。みんな食べたんかーい!?と、書いてて自分でも思いましたが、一口ずつですよっ(笑)
「花供曽」…はなくそ…いえいえ語源は「花供御」で、京都真如堂の行事に由来するそうです。

2008.6.20 [金] 4:31 am

報道番組を見ていたら、正藍染のための川が濁流になってしまっているとか。
またいろいろと不安があるので、今年の藍染め体験はほぼ不可能とか。

水が来なくなって、地面がひび割れた田圃の映像も流れていた(農政局から給水車がくるということだったけれど、充分行き届いたかな)
田植えがひと段落した直後にこんな光景…

ほんとうに、はやく落ち着きますように。

2008.6.19 [木] 

某店に寄ったところ、竪絽や絽縮緬の蛍ぼかしを見せてくれた。
おお〜、憧れの蛍だ!
竪絽も、絽縮緬も、欲しいと思って幾星霜のもの(大袈裟な・笑)
しかも少し難ありということで、かなりお得。
かといって無い袖は触れぬゆえ、眺めるだけにしましたが。

ところで、以前は竪絽(6月上旬)、絽縮緬(6月半ば以降)、絽、という順序で着たそうだけど、今は一緒になっているとか。
なるほど習わし通りでは、現代にあわないことも多く。
とはいえ、昔風に時期を分けて着るというのにも憧れる。

2008.6.15 [日] 都をどり用振袖

某呉服店で展示会のDMをもらう。
特別展示として都をどりの振袖(田畑喜八作)もみられるそう。
フーさん・ぼたんさんの日記で知った「巾着」の話を思い出した。
店長によると、都をどりの衣装は期間中に百数十回も着ることになり、消耗が激しい。きものとして残せば、という人もいるそうだけれど、それには傷みもあり、巾着にするのは有効利用なんだそうだ。
百数十回…
プロの凄みを感じました。

2008.6.14 [土] 日本一古い屋上観覧車

って、どこかというと、名古屋三越の屋上にあるものです。
1956年生だそうで、てことは、このデパートが「オリエンタル中村」という名前だった頃からあるわけよね(その後、三越になった)。

今日、所用があって息子と出かけた帰り、これに乗ろうと、三越屋上へ行ってみました。
んが!

えらく小さいな。
そして、土曜の昼下がりというのに、遊園コーナーは空いてます…
観覧車周辺なんて、人影ゼロ。
係員の姿もなく、代わりに「関係者以外立ち入り禁止」のプレートと鎖が。

や、やってないのかな・・・?

代わりにアンパンマンの車に乗って(一回百円)帰ってきました。

でも、さっき検索して、こちらの記事を読んだら、動いてはいるらしい。
ただ、乗りたいときには、係員のおじさんに頼まなくちゃいけなかったのね…
でも、おじさんたちは、私たちが観覧車の前でたたずんでいるのを観たはずなんだけどなー(苦笑)

いつかリベンジ!
これが動いているうちに、乗ってみるぞ。

 ※

更に検索をかけたところ、今は運転はしておらず、「保存」されているだけだそう。
リベンジ断念…

2008.6.14 [土] 6:04 pm

たいへんなことになっていますね、地震。
被害にあわれた方、心よりお見舞い申し上げます。
早く落ち着きますように。

2008.6.13 [金] 10:39 pm

長襦袢が仕立てあがってきました。

少なくとも60年は放置されていたのに、洗い張り、染み抜きして仕立ててもらったら、かなりきれい。
関東衿→関西衿の変更で、絵羽がずれるという話だったけれど、そういうこともあまりなく。
ああ、うれしい。
大切に着なくては。

 ※

今読んでいる本。
『服装から見た源氏物語』(近藤富枝・文化出版局)

私は図書館で借りたのですが、検索したところ、後に朝日文庫、更にPHP文庫(『服装で楽しむ源氏物語』と改題)で出ているようです。
でも今は絶版なのかな?

おもしろい!
当時の服装のあれこれが書かれています。
「くける」ことはなくて、「ひねる」(こよりをつくるようにひねって、糊付け)だったとか。
また、源氏物語のいろんな場面での衣装について、解説もしてあります。
いい本です。

で、読んでいて、腹帯についての記述にいきあたりました。
妊娠すると、「腰のしるし」「しるしの帯」というものを締めたんだそう。
そして『源氏』の『宿木』にも出てくるとか。
え?そうだっけ?読み直さなくては。

2008.6.12 [木] 7:01 am

薄物の羽織が欲しいと思って数年。
祖母(羽織マニア)のものから自分サイズに直せばいいと思っていたけれど、古い反物ではどーにもこーにも裄が出ず、断念することになった。
と、先日、某百貨店で、絽の、値下げされた反物に出会った。ちょーっと長くお店にいたそうだが、それ以外には傷もなく、物もよく、いい色。
これを羽織にしてもらい、昨日受け取ってきた。
出来上がりをみると、うん、いい感じ・。
ただ、残布が大量。
ちょっと工夫したら名古屋帯ができそう。
でも無地の絽の帯って、寂しいよなあ…
どうしたものか。

皆さん、羽織作った時の残布って、どうされてるんでしょう?

2008.6.10 [火] 長襦袢

祖母の古い衣装箱がある。
昔、嫁入り道具によく使われたらしい、びろうど張りの箱だ。
(今もあるかな?以前、デパートのブライダルコーナーの片隅で見たことがある。もしや名古屋地方のもの?)

その奥底から、絽の着物が出てきた。
竹にすずめが墨描きされた、絵羽のもの。
洗い張りすべく解かれて、そのまま忘れていたらしい。汗じみもちょっとある。
でも、生地はまだしっかりしている。

これは着なくちゃ!
と、まず某アンティークショップにて相談(実物なし・話だけ)。
返事「いつ着るの?!かなり目立つよ」「反物巾が、花兎さんには、ぜーったい足りないと思うよ」
は、はい…ごもっとも…

でも、諦めきれず、先日デパートでの催事に来名された「やゝ」のオーナーさんに見てもらう。
すると、それはきものではなく、長襦袢だということが判明。
絵羽だからきものだと思い込んでいたのだけれど、実はおくみがなかった!
その他ありがたいアドバイスをいろいろいただき、使い方をもう一度考えることにする(長襦袢で着るか、帯なんかにリメイクするか…とか)。

そして、先日やっと、メインでお世話になっている某店へ持ち込んで、長襦袢にしてもらうことにしたのだが…
なんと、関東仕立てになっているという。

私「あっ、それ聞いたことがあります!細身の人に向いているっていう仕立て方ですね!」
礼儀正しい番頭さんはじめ、ベテラン店員さんたちを思わず噴出させてしまった。

はい、細身の人に向いている→ワタシには不向き、という仕立てだったのです(笑)

着られなくては仕方ないので、関西仕立てで作ってもらうことにする。
絵羽はちょっとずれるそうだけれど、できるだけ着易いほうがいいし。
できてくるのが楽しみ。

2008.6.8 [日] 徳川園

山車揃えへ行くつもりだったのだけれど。
はっ!息子が熱いぞ。
お祭りと聴いて、智恵熱がでてしまったらしい(息子は大のお祭り好き)
私も着るものをそろえていたけれど、これはムリかな・・・

  ※
結局行けませんでした(涙)

2008.6.8 [日] 銀座で思い出した

覚書

越後屋
東西きもの工房展
日時:6/19〜6/21
場所:銀座2丁目メルサ7階

出店工房
・久呂田明巧(江戸友禅)
・最上(江戸友禅)
・上野為二(京友禅)
・秀粋(京友禅)
・たち花(京友禅)
・野口(京友禅)
・小袖屋(縫・絞り)
・江戸小紋(江戸小紋)
・龍村(帯)
・紫紘(帯)
・洛風林(帯)
・唐織(帯)
・馬下助左衛門(つむぎ)
・太田和(つむぎ)
・大沢石雄(阿波藍染)
・夏物(きもの・帯)

2008.6.8 [日] 志ま亀

志ま亀移転?!>nekomamaさん日記を読んで

えーっ…
地方の催事や展示会しか知らないので、一度はお店に足を踏み入れてみたかった(ウィンドウに張り付いた経験はあり・笑)

2008.6.6 [金] 聖☆おにいさん

きゃー!
おっもしろーい!
地下鉄で一ページ目を見た瞬間、噴出してしまいました(向かいに座っている男子高校生たちにどんびきされた…)

ところでタイトルの読み方を忘れて、書店で、
「えーと、ブッダとイエスがルームメイトという漫画を探しているんですが…」と告げたら、
お姉さんが「あっ!知ってます!中村光の本ですね!!」とノッてくれた。
なんかちょっと「聖☆おにいさん」に似合った感じで、思い出してはうれしがったりしている。

こんなおもしろい漫画を紹介してくださって、ありがとうございます〜>みずえさん

2008.6.5 [木] 

みなさんの日記に反応して。

万歳、近所のおじいちゃんがやってます。
でも門付けはしてなくて、イベントなどで時々披露してます。

三十年くらい前までは、まだ、お正月の門附けにもまわってきたかな。その場合はちょっと離れた町から来ていたようです。
でも、もうその頃にはあまり「歓迎!」というムードはなくなってきていて(現在は伝統文化の見直し、みたいな感じになっているけれど、あの頃は「古臭いもの」扱いだった)、ちょっとさびしい風情があったなあ。
装束のまま、路肩に腰掛けて一服していたおじさんの姿が記憶に残っています。

  ※

ショパンコンクール。
見たかった…
私にとってショパンコンクールといえば、ツィマーマン
テレビだかラジオだかで聴いて、あまりにかっこよくて、でも題名も演奏者もわからず町のレコード屋で「有名なコンクールで優勝した人が弾いてて〜、こんな曲で〜、ちゃん、ちゃらら〜」と歌ったものの、店員さんは困惑(苦笑)
そしたら、他のお客さん(若い男性)が「これじゃないですか?」と恥ずかしそうにLPを差し出してくれたのでした。
あのお兄さんには一生感謝(でも私の歌でよく曲名がわかったもんだ)。

  ※

「聖☆おにいさん」って、そんな話だったんですね!
表紙を見て気になっていたんだけど…読まねば。

2008.6.2 [月] 町の染物やさん

名古屋のとある町に、ときどき行く。
そこで染物屋さんの看板を見つけた。
気になりつつも、今まで道路の向かい側から眺めるだけで、覗いたことはなかった。
先日、やっと寄ることができたのだけれど…

ウィンドウの染め見本は、かなり好み。いいぞいいぞ。
ただ、かなり、古くなり、変色している。
ガラス窓越しに、店の中を覗いてみる。
うーん…店には人気がなく、棚に商品もない。
おそるおそる戸を開けると、奥からおばあちゃんが出てきた。
「白生地を持ってきたら、染めてくれますか?」
たずねると、できるという。
ただ、無地は色見本があるけれど(一万五千円くらいから)、小紋や付け下げ、訪問着だと染め見本のブックが他所に行っている。必要なら取り寄せるので、予約がいるとか。
値段は
「いいのもあるけど、高くなるわねー。でも、あんまり高くなってもなんだから、3万5千円くらいみといて」
なるほど。

さらにおばあちゃんが言うには、
「今はみんなきもの着ないものね。あなたも作っても、そうそう着ないでしょ」(い、いや着ますよー!)
「問屋さんが廃業するって言ってて…でも、あと二年ぐらいは続けて、って頼んでるの。私もそれくらいでやめるからその間は続けてもらわないと」
「高級品を作るところは続いているけど、普通の品を作るところは、みんなやめていくわねえ」

うーん…
それが現状なのだろうけど、ちょっとさびしくなってしまった。

店先に、とってもかわいい座布団が置かれていた。
ワンちゃん用に、昔の染め見本から作ったそうだ。
いくつかの布が組み合わせられたそれは、超高級でなくても、いい感じの染めで、着てみたい柄だった。

あのおばあちゃんが仕事をしているうちに、箪笥の奥の白生地を一反お願いしようかな。
そしてそのときには、着物を着て行こう。
おばあちゃんに、きものを好きな人がまだまだいる、と、ちょっとでも思ってもらえたら、いいな。

2008.6.1 [日] 井戸覗き

熱田神宮の摂社 高座結御子神社(たかくらむすびみこじんじゃ)の例祭でした。
こちらは子供の神様として有名。
ちょうど日曜日でもあり、息子と着物デートとしゃれこみ(?)ました。

最寄り駅から出ると、参道には屋台がならび、綿あめやおめん、射的、金魚すくい…と、懐かしい感じ。
また、このお祭りは「名古屋一早い夏祭り」だそうで、子供や娘さんたちのゆかた姿がちらほら見られました。

ところで、ここには井戸があり、覗くと、子供のかんしゃくの虫封じになるといいます。
今日も赤ちゃんがたくさん、井戸を覗かされていました。
私も息子に覗かせるつもりだったのですが…
拝殿におまいりし、巫女さんのお払い(‘お志’を収めて、巫女さんの振る鈴でお払いしてくれる)を受け、お摂社、お末社をお参りしていたら・・・忘れて帰って来てしまいました・・・
あああ、何しに行ったんだー
虫封じじゃなくて、ボケ封じのお参りに行ったほうがいいのか、自分。

2008.6.1 [日] 

いえいえ、とんでもないー。
というより、すみませぬ〜、お名前間違ったりして。
底抜けに粗忽者なのをさらして、冷汗三斗の思いです。
こうめさん、こゆきさん、ほんとうに失礼しました…

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