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過ぎてみればこの夏は、襦袢比べなど悠長なこといってられない暑さで
一番きたのは浴衣でした。それさえ数えるほど。
ウェルキィが単衣の襦袢より涼しかったのは確認できたけれど、
絽目なんだから当たり前といっちゃ当たり前。
そして秋。袴が気になるこのごろ。
観月祭にいっても神主や巫女の袴ばかり凝視しております。
行灯袴に馬乗袴、仕舞袴に謡袴。縞、無地、ラメ(?!)。
十文字結びに一文字結び。神主や巫女は斜めほわほわな蝶結び。
そして半幅、細帯、錦の角帯!
腰そのものをぐっと締め上げるのはかなり気持ちよく、
何をきていてもすぐ胸苦しくなる私のような人間に
対丈細帯は案外いいかも。 |