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2007.9.26 [水] |
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過ぎてみればこの夏は、襦袢比べなど悠長なこといってられない暑さで
一番きたのは浴衣でした。それさえ数えるほど。
ウェルキィが単衣の襦袢より涼しかったのは確認できたけれど、
絽目なんだから当たり前といっちゃ当たり前。
そして秋。袴が気になるこのごろ。
観月祭にいっても神主や巫女の袴ばかり凝視しております。
行灯袴に馬乗袴、仕舞袴に謡袴。縞、無地、ラメ(?!)。
十文字結びに一文字結び。神主や巫女は斜めほわほわな蝶結び。
そして半幅、細帯、錦の角帯!
腰そのものをぐっと締め上げるのはかなり気持ちよく、
何をきていてもすぐ胸苦しくなる私のような人間に
対丈細帯は案外いいかも。 |
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2007.5.22 [火] |
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麻襦袢到着。
居敷当てがついてるけどさらに肌着を着るとなると暑いだろうなー。
これとウェルキイ襦袢で今夏は襦袢比べ。 |
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2007.4.6 [金] |
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今日は名古屋帯が二つ到着。
一つは仕立て替え。
全通鹿の子柄なので気軽にしめたかったのに、
袋帯ゆえとてつもなく重たかったものをなごやにしてもらいました。手にとると...軽い〜。
季節は過ぎた感もあるのだけどこれでようやく使えそう。
もう一つは散々迷って買った名古屋帯。
クリーム地だったことさえ忘れていたのだけどやはりよかった。こちらは都をどりにしていこう。 |
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2007.4.5 [木] |
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着物を着るまで、畳の部屋で立ち居するまではいいのだけど、
着物で立って動くのになると本当に不慣れだと思うこのごろ。
まず歩き方。
○上前がめくれてしまう。
○雨コートを着ていると間から着物がすり出てきてしまう。
○後ろの裾がめくれてしまう。
○かかととつま先の減り方が尋常じゃない。
椅子も苦手。裾が割れる。
ただおしとやかにしとけばいい、という話でもなさそうな気が。
基本的な体の動かし方がぶれてる感じです。 |
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2007.3.11 [日] |
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一日中、目の保養な帯をたくさんみたことでした。
なんとなく自分の好きな感じが分かってきた気もします。 |
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2007.3.8 [木] |
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京都タカシマヤで「第50回記念 春の銀座名店会」開催中です。
今月10日(土)午後5時まで。
道明、大野屋總本店、大和屋等々が出店中。
で、足袋には全く頓着ない私でも(え、万事そう?)
一度買ってみたかった大野屋総本店の足袋。
ほ、細く見える〜。そうか皆これを履いていたのか。
だいたい縦にたたんだ時の幅が全然違うし。
足になじむかな。足首が気になるところ(←既成サイズ)。
でも気に入ったら誂えてしまいそうな勢いです。
次に道明。実は初めて。
冠組がよいときくので是非一本頂きたい、春の寒色を、と言うと、
白緑色をすすめて下さった。
あの和菓子でも入っていそうな勢いの包み具合は
人様に差し上げる時にも全く恥ずかしくないものだが
家使いには過剰包装じゃないかと思いつつも
組み具合の美しさと可憐な細さに、これまたノックアウト。
最後はベニヤでガーゼハンカチを買って帰りました。
はー楽しかった。 |
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2007.2.1 [木] |
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そうかあ一衣舎...そうかあ。
裄が短めの分、袖が長めにできている着物があります。
腕が長いから、ちんちくりんが気になるほうだったのに
初めて「裄が短くてかわいい」と思えた着物です。
そのまま着たい、それ故の襦袢探しなのでした。
しかし現代サイズの襦袢では...袖丈が短すぎ。
しかも私の着慣れている一部式長襦袢とは、身頃が晒のうそつき長襦袢。
ただ一つ、袖丈は時代ごとに案外統一されていることに気がつきました。
つまり一つ「その時代用の長襦袢」を用意するのも手なのかもしれない。
というわけで、いつも着るうそつき長襦袢の袖をとってしまい、
自作の袖を縫い付けて「その時代用うそつき長襦袢」を一つ作る、という案が急上昇中です。 |
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2007.1.31 [水] |
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それで、お下がりだったりアンティークだったりして、サイズが微妙な着物にあわせる襦袢は、どういうのが一番楽なんだったっけ。真楽内検索せねば...。
袖が付け替えられるものはほとんど二部式。二部式は苦手。袖が替えられる一部式襦袢が欲しいなあ。 |
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2007.1.11 [木] |
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袴をよくはく男の人の長着は、
横のスリットを隠す程度の丈しかないなんてしらなかったー。
日常使いの袴って何になるのだろう。 |
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2007.1.7 [日] |
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最近見つけた古布団のうち二枚には、紺絣の生地が使われていたので、
打ち直しに出してしまう前に切り取ってみました。
ら、なんとこの布団、手縫い。祖母が作ったのでしょうか。
一枚は麻布団、もう一枚は綿。
どれも子供用で、麻のほうは額縁仕立てに、木綿のほうは柄の違うはぎを少しいれて袋にしてあります。
切り取った生地を洗濯してみました。
よく見るとはぎ方が妙な感じ。
反物の幅のまま横に並べてあるのだけど、
同じ柄でも途中から幅をさらに半分にはいである箇所があります。
もっとよく見るとかけつぎをした跡も。かけつぎした後で布団にしてあるもよう。
着物を解いて布団にしたんですね、多分。
洗うと、麻にも綿にも、きれいにかすれて鮮やかな藍の色があらわれました。
今まで絣にはまーったく興味がなかったのですが、
普段着にできるこんな藍染の絣が欲しい、と初めて思いました。
まずはかなり弱っているこの布達、一体何につかおう...。 |
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2007.1.1 [月] |
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北陸経由関東にて年越し新年。
そして「根引きの松マイナス根っこ」を各地で目撃。
水引をかけた対の松枝が門に縛ってあるのですが、下は切り枝になっています。
ふしぎだったのは東京都下で見た、「根引きの松ー根っこ」の枝に
輪〆(輪にした細いしめ縄+ゆずり葉や裏白)がひっかけてあるもの。
そういえば切ったままの長竹を門松にするのはどこだったっけ。
夏に行った高野山では「宝来」をもらいました。
昔から米が育たず藁も手に入りにくかった高野山では、
しめ縄の代わりに、半紙を干支や寿や宝珠に切り絵した「宝来」を床の間に飾るのが習慣なのだとか。
そして新年そうそう女紋話。
関西の家にあるのは知っていたのだけれど、
関東の家族にも女紋(替え紋)があることが判明。気がつくの遅すぎ。 |
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