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今年の初夏、よくうたった子守歌の一つが
佐佐木信綱作詞、小山作之助作曲の「夏は来ぬ」でした。
茶箱の名前でしかしらなかった卯の花が垣根に咲くことや、
着物の柄にもある橘が咲くのはこの頃なのだということや、
やはりこの頃の月は涼しいと感じるのだと、歌いながら知りました。
この、橘。
今日、人に教えられ、
環境庁のレッドデータブックに掲載されている
絶滅危惧種(II類)だということを知りました。
現存は約1000個体。平均減少率は約30%、100年後の絶滅確率は約60%。
「森林の伐採、植生の遷移、ゴルフ場建設が減少の主要因」だそうです。
追記:ここでの絶滅危惧とは、野生生物として、のことだと、さらに教えられました。なるほど。 |