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2009.12.24 [木] 

で、できた。

あげはシングルでどうにかなりそうですが(未試着)
厚手のネルなので、おなかまわりが胴着状態です。
腹巻きご無用。

使ったのは
***
布:厚手のネルの洋服生地 110cm x 200cm 弱
糸:ファイン手縫い糸(ポリエステル) 100m/1巻の半分ぐらい
針:小ちゃぼ
他は、へら、アイロン、待ち針、しつけ糸、裁ちばさみ、メジャー
***

確かに4日ぐらいでできました。
感覚としては和裁と洋裁を足して2で割った感じ。
途中、ちゃんと和裁本で一つ身を作ったほうがよかったかなあと
思ったりもしたのですが、
それはとても無理そうに思えたから
この本を選んだのだし、これはこれで。

一番の苦労は時間が取れないこと。
子どもの側での針仕事は気が張ります。結局、睡眠時間を削ったなあ。

2009.12.24 [木] 

1歳ちょっとの子どもの着物を、
3歳の着物の型でやろうとするのはやはり無理があったらしく、
揚げをとると身八ツ口がふさがるという事態に今なっています。
それにしたがい、形態も着物ってよりは
どこか中央アジアで着られていそうな上着に近づきつつあります。
むむむ。

2009.12.21 [月] 

子供のために、お正月用のネルの着物を縫いはじめました。
使っている本はこの本

洋服地が基本なのと、簡略化されているのと、
夏はじんべえを作りたいと思っていたのもあって。

きせで隠す魂胆で、縫い目はざっくざく。
5日でできあがると書いてあるけれど
はてさてどうなることやら。

2009.12.20 [日] 

People Tree のチョコレート!私も好きです。
もっぱらシナモンばかり食べてます。

2009.12.8 [火] 

別用で参加できなかった着物供養の会。
せめて、すきやき話に割り込んでみる(笑)
私は割下というものが存在するということを
5,6年ほど前まで知りませんでした。
すき焼きしよう、に、うん割下買ってこなきゃ、と言われた時は驚いたのなんの。
うちでは牛脂で焼きつつ、醤油、砂糖、お酒を足していきます。
実は、調味料・肉・野菜の順番を毎回忘れるので
絶大な信頼をおく土井善晴(愛称どいちゃん)の本でチェックしたりもします。
彼のレシピも関西風。
うちは、つい酒をいれすぎる傾向にあり。

2009.12.6 [日] 

お誘いして山口安二郎作能装束展@相国寺承天閣美術館へ。
たとえば着物や帯の展示だと、
着たいか着たくないかを判断基準にして見ていくのだけど
能装束は、どう見ればいいのかわかっていない、ということがよくわかりました(笑)
さすがに自分で着たい気持ちにはなりません。
かといって、これは舞台でよく映えるだろう、というところまでは
想像力がわかないのです。

気になったのが一緒に展示されていた若冲の床貼付。
あんなにきつい個性の貼付のある床の間には
どんな軸も物もおけなさそう。
あー禅語とかだといいのかな。

そのあとは好日居へ。草履と八掛にくらくらしました、花兎さん。

2009.11.25 [水] 

雨上がりの法然院まで散歩。濡れた苔がきれいでした。
石畳にはりついた赤い紅葉たちも。
枝にある葉はまだもうすこしといった風。
連休の余波か人出は多く、そのそれぞれが、カメラをかまえながら
アングルに入ってくる人々に向かって
「ちょっとはやく動いてよ...人多すぎ。」とぼやいていたのがおかしかったです。

真如堂にも足をのばしました。こちらは見事に赤色の景色。

2009.9.21 [月] 

キーワードにもある抱き着。
あかねさん、自作とは!すごい〜。

2009.8.15 [土] 

かずさんの日記からしてみた幸福の色彩気学。

自分色のみで、黒、黒、橙、紫。

...うーん協調性なさげ。いや、ないか。

2009.7.30 [木] 

今年の初夏、よくうたった子守歌の一つが
佐佐木信綱作詞、小山作之助作曲の「夏は来ぬ」でした。

茶箱の名前でしかしらなかった卯の花が垣根に咲くことや、
着物の柄にもある橘が咲くのはこの頃なのだということや、
やはりこの頃の月は涼しいと感じるのだと、歌いながら知りました。

この、橘。
今日、人に教えられ、
環境庁のレッドデータブックに掲載されている
絶滅危惧種(II類)だということを知りました。

現存は約1000個体。平均減少率は約30%、100年後の絶滅確率は約60%。
「森林の伐採、植生の遷移、ゴルフ場建設が減少の主要因」だそうです。

追記:ここでの絶滅危惧とは、野生生物として、のことだと、さらに教えられました。なるほど。

2009.7.25 [土] 

おひるね部、入部希望です!
子どもをおいておひるねしたい〜。

2009.5.24 [日] 

涼みがてら、ひっそりとした京都市美術館で、
京都市美術館コレクション展第一期「時空を旅するー美術にみる物語−」をみました。

まず思いもかけずに中村大三郎の「ピアノ」。
絵の中の楽譜は正確で、シューマンの「小さなロマンス」と「トロイメライ」。
弾き手の若い女性がしめたエキゾチックな帯が印象的でした。
この人の描く「婦女」でモデル・入江たかこが履いている草履が
私の草履の好みの原点です。

また沖縄の伝説の島を題材にしたという菊池契月の「南波照間」に描かれた女性二人。
どちらも絣の二部式の着物をきているのだけど、袖からみえる襦袢がつややかな紅型で、目をひきました。

さらにまつ本一洋の「鵺」。
こちらはあの鵺が題材で、ちょうどうつぼ舟で流されるというシーンのところ。
それが、血色をした袴をつけ、確かに鵺らしき動物の紋の袿をかけた女性が、
泣き崩れるお付き二人と小舟にのっている絵になっていました。

環境音楽も流れていて思いがけず楽しめた展示でした。

2009.4.3 [金] 

靖国神社の夜桜能、私も行った時は、ひざかけなんて
なまやさしいものではなく、「毛布」持って行きました...。

基本、薪能に行くときは一シーズン前の寒さを想定してます。
京都薪能は6月頭ですがそれでも寒くなるので春コート必須。
今年はいけるかなあ。

2009.3.25 [水] 

今日、寺町の古道具屋で柳行李を手に入れました。
縁は黒竹で四隅に茶の皮が張ってあり、
蓋には皮の名札入れがついています。内張の紙は虫食い。
行李としては小さく、行李鞄の取っ手・ベルト無しといった感じです。

実は寺町にテレビを買いにいくところでした。
途中こんなところあったっけと寄った店の
店先のこれが目に入り、手にとると
キューでも出されたかのようなタイミングであらわれた年配の女性がのぞきこみつつ
「あらめずらしい。行李やね。」
と言って通りすぎていきました。

中をのぞくと底には
『K. HAYAMIZU, SANJO-DORI TERAMACHI HIGASHI, KIOTO JAPAN
DEALER IN ALL KINDS. WILLOW BASKETS MANUFACTURER
各種柳行李製造販賣所 京都三條通寺町東ヱ入 速水吉平』
と古いラベルが張ってありました。

思いがけない寺町つながりに衝動買いです。

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