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2010.11.20 [土] いざ、日本橋三越

母が上京し、祖母の大島を仕立て直すことになり、日本橋三越の呉服売場で待ち合わせ。
三越になったのは、単に母の買物カードの関係である。
ならば、銀座でもいいじゃん、と話たのだが、母によると、地元の三越で頼んだ時、八掛などは小さな見本しかなく、日本橋から取り寄せたのだそうだ。
在庫があるから日本橋がいいとのことだった。

そしていざ、日本橋三越へ。
呉服売場のお手入れ処で、洗張りした反物を見てもらい、仕立てをお願いする。
店員さんが、手馴れた感じで、てきぱき反物をチェックし、私の寸法を測って伝票を作っていく。

八掛は青系にしたいと思っていたので、濃い青磁っぽい色がいいと言うと、
ぱぱっと見繕って3色ほど出してくれた。
さすがぁ。

母は臙脂色を推していた。最もポピュラーな色らしいが、私が却下。
大島には寒色系の方が合うと思うのだけど。
しかしながら、私が言った青磁もさすがに渋すぎたよう。
えー、そうかなあ。色の感覚は洋服と違うからよく分からないが、店員さんも母も言うので、
そうなんだろう。
結局、落ち着いた濃い青に決定。

店員さんによると、2〜3回は洗い張りに出されているそうな。
確かに、私も触ったときに、大分柔らかくなってて着心地いいかも〜と思ったのだった。
やっぱり気に入って着てたんだね、おばあちゃん。

母は、日本橋三越のてきぱきとした対応に大満足。
お値段も、母と二人、高いんじゃないかとびくびくしていたのだが、それほど高くなくて、
なんと言うか、ふつーだった。
地元のお店も安心するけど、仕事の帰りや土日にも立ち寄れるデパートでお手入れをお願いするのも、私の生活には合っているかもと思った。

出来上がりは年末とのこと。
楽しみ、楽しみ

2010.11.14 [日] 阿園の庭

北鎌倉へ「阿園の庭」を見に行く。

北鎌倉には多くの警察官が交通整理を行っている。
その時はオバマさんが来ているとは知らなくて、
でも、もう帰ったあとなんだなって感じだった。

阿園の庭は、とても繊細で、私の好きな世界だった。
天井からつりさげられたキャンドルホルダーも、
昔の帯留めのようなブローチも、
すごーくすごーく迷ったけど、
またいつか・・・と思って目に焼き付けて帰る。

教えていただいたあがり羊羹を、味見用に購入し、
さらに、「歐林洞のモンブランが食べたいぃぃ」と
思って
北鎌倉から鎌倉までお散歩がてら、てくてく歩くことにする。

途中までは、今日は人が少ないなと思っていたが、
鶴岡八幡宮に入って、間違いだったと気付いた。

ちょうど七五三で、可愛い着物に頭を結い、お化粧をした小さなお嬢さんたちがたくさん。

おお、この着物可愛えぇ、この髪型いいねぇ、女の子もほんのり嬉しそう・・・
などと、それでもここまではまだ、楽しく見物する余裕があった。

最後に小町通りに入った途端、ぬかった!!と大後悔。
朝のラッシュのような大混雑にくたびれながら、何とか電車に乗って帰宅しましたとさ。

2010.11.11 [木] 同窓会の打ち合わせ

高校の同窓会、来年幹事期ということで、
同窓会の関東支部長さんと先輩とで、会場の下見に行ってきた。

私の中では、幹事は無意識に"仕事"の位置づけになっているらしく、
考え方や動き方が、仕事モードになってしまい、
主婦を中心とした会話と、どうもテンポがずれてしまう。
なので、昨晩資料を作り、打合せもそれでかっ飛ばす。
ありがたいことに、先輩も支部長さんも慣れているのか判断が早く、話がしやすかった。
(なぜ、同期の打合せではあんなに物事が決まらないのか、逆に疑問がわいてきたよ・・・)

下見の後、お昼になったので、先輩方とそのまま昼食。
少し余裕が出てきて、来年の同窓会で特別に講演いただく理事長の話になる。
理事長は結構有名な方で、講演録や書籍も多く出ているのだが、
先輩のお子さんが学校生活になじめず苦しんでいたときに、
理事長の著書に出会って、とても救われたのだというお話を伺う。
そういう話を聞いて、講演会付きの同窓会はちょっと楽しみになった。

同窓会、とくに幹事は、普段会わない人と会ったり、話を聞いたりする機会。
以前、大学の同窓会もお手伝いしたけど、そういう時に、知らず知らずに自分の世界が固まり、新しい情報がはいりにくくなってしまっていることにハッとする。

先輩にお奨めの書籍を教えてくれたので、私も読んでみることにした。

2010.8.29 [日] 2010夏 着物あれこれ

前の日記から、忙しく過ごすうちに、ほぼ3カ月経過してしまった。
転属の話など、ずっと前の話のようだ・・・

この夏の着物に関する雑記

6月下旬
桐箪笥屋さんが、クローゼットに入らない私の箪笥の調整に来てくださった。
少し下駄をはかせて持ち上げ、やっとクローゼットにぴったりハマった。
桐箪笥屋さんの親切な対応に感涙。

7月頭
雑誌の浴衣特集などに触発され、どうしても浴衣が欲しくなって、松屋にて浴衣を購入。
ご満悦。むふ

7月中
実家から主に普段着系の着物と帯が届く。
その中に、絞りの浴衣が。
マジっすか!浴衣買っちゃったよ!

しかも絞りの浴衣は、裄と袖幅がいずれも短く、手首にょっきり。
着用の形跡は見当たらないのだが、お母上、これは誰の寸法で作ったのよ?

7月末
着物と帯を整理して桐箪笥に収める。
クローゼットだからと、中にオープン棚を作ることも考えたのだが、着物を整理すると意外と湿気ていたので、箪笥を買って良かった。

8月頭
綿麻の片貝木綿地をネットで購入。
昨年作った片貝木綿がとても気心地が良買ったためである。
購入を迷っているうちに、夏のセール時期に入って、少しお得に入手できた。
この仕立てはまたいつか。

8月中
実家に帰省。
浴衣について確認すると、母の若い時の浴衣で、母の寸法だということが判明。
おーまいがっ!母、そんな細かったんですかっ。
母上は心なしか得意げであった。

母の手紙に、
「おばあちゃんの大島地があるので、今度仕立ててあげます」と書いてあったので、
それについても確認。
浴衣の寸法で不安になっていたし、好みもあるので、「仕立てるときは一緒に行こうね〜」と
猫なで声でお願いしてみる。

母が見せてくれた祖母の着物地は、洗張りをした大島だった。
形見分けをした時、裏地が擦り切れていたため叔母達が見向きもしなかったのを、
母が引き取って洗張りに出したとのこと。
「おばあちゃん、気に入ってたんだと思うわ」と母。
それは確かに、いかにも祖母に似合いそうな、モダンな柄の大島だった。
おかげで、粋でおしゃれだった祖母を懐かしく思い出した。

ちなみに、お仕立ては「またいつかね〜」だそうです。

2010.6.7 [月] 新しい波

今日、いきなり緊急で上司から呼び出しがあった。

何の話かと思ったら、転属の話だった。
7月に、10ん年過ごした今の職場から、新しい職場に移ることになった。

移りたいという話は常々していたので、上司は陰で色々と調整してくれたらしい。
希望が通ったという嬉しさ反面、長く過ごした職場を移る不安もある。ごね得だったかなという良心の呵責もちょっぴり。
とっても複雑な気分。

とにかく、新しい波はやってきた。
その波に乗ってみよう。

2010.6.6 [日] 桐箪笥が届いたものの・・・

今朝、着物用の桐箪笥が届いた。

しかし・・・クローゼットに入らねー!!

なぜなぜ?と寸法を測ってみると、クローゼットの奥と手前で寸法がちがーう!!
結局、クローゼットと家具の寸法差5mm。
涙、涙でござる。

配達中のおじさんは職人さんでもあるらしく、今度近くに寄ったついででも、少しかんなで削ろうかと言ってくださる。
しかし、せっかく砥粉で仕上げしてくださっているのを削るのも悔しい。

そもそもこの箪笥を注文したのは2月。
出来上がったのは4月末。
しかし配達中に破損があり、作り直しに。
それで改めての配達で、ここまで4か月ちょっと、ずっと待ってたのに。
よほど相性が悪いのか・・・

部屋に置くか/クローゼットに収めるか、削るか/そのままにするか。
せっかくの爽やかな天気なのに、絶賛悶絶中。

2010.5.22 [土] 新しい京染店開拓

葉山芸術祭の時、着物にお茶をこぼしてしまったので、洗いにだした。

前に行っていた鎌倉のお店は、お店をたたんでしまったので、WEBやタウンページで悉皆屋さんを探したのだが、結局家から一番近い京染店に相談に行くことにした。
買い物に行くたびにお店の前を通ったりして、気になっていたところだ。

着物をもってお店に行くと、ちょうど相談に来た人がいて、お話を聞きながら横で待たせていただく。
単衣の紬を出されたその方は、踊りをやっていらっしゃる様子。
直して着るほどのものでもないと言いつつ、気に入っているので、ほどき直して徹底的に直す←→ほつれだけ直すを3回ほど繰り返しておられる。
わかるなぁ、その気持ち。

その方が帰られた後、私の着物を見てもらって、結局丸洗いに出すことにした。
快活なお店の方と地元の話などをおしゃべりし、これからも相談できそうだし、何より家から近いし、ホッ。

お店の方が私の着物を見て、「この着物は、いずれ道行なんかにしても素敵ですね」と言ってくださる。
その途端、道行にした時のイメージが頭の中にぱあっと広がって心が暖かくなった。

その着物は古着でとても安く手に入れたもので、丈も対丈でしか着られないけれど、とても気に入っている着物なのだ。

そうね、それもいいね。
そうしたら、ずっとずっと着られるね。

2010.5.19 [水] 高校同窓会の幹事

来月になるが、高校の同窓会がある。
実は、同期会ではなく関東全体の同窓会なので、これまで行ったことがない。
しかし今年は事情が違い、期代表から「来年幹事なので手伝いをしてほしい。そのために今年感じをつかんでおいてほしい」という連絡が方々に入っていた。

お手伝いせんといかんよなあ、と思いながら、昨日、出欠連絡の締切を過ぎてしまった。てへへ

そしたら、夜、別の友人からメールが入る。
期代表から、出席率が悪いため泣きの電話が入ったらしい。

いやー、ごめんごめん。幹事って大変なんだよね。
不安な心中、お察しします。

残業帰りに、あわてて同期たちにハッパを掛け、期代表に連絡を取る私であった。

2010.5.15 [土] 葉山芸術祭2010

今年も葉山芸術祭に参加。
ゴールデンウイークに、昨年作った割烹着と同じデザインを生地違い(綿麻/紺のタータンチェック柄)で作成したのだが、直前に何とかもう一着デザイン違いを作りたいと思い、深夜残業でギリギリ間に合った。

今年は私が参加してから初めてピーカンのお天気。
これは絶対着物で行かねばと意気込んで出かける。

お店番の後、Sさんと一緒に車でKURAさん家に向かう。
海がキラキラと輝いて、気持ちいー!

KURAさんのご自宅兼ギャラリーは、古い日本家屋ならではの落ち着いてひんやりとした空間。
そこに暖かく、少し凛としたとしたKURAさんの器や、温かみのあるよっちゃんの椅子(そしてミキオさん)が並ぶ。
他にも真楽メンバーが来ていて、みんなで腰を落ち着けてしまう。真楽メンバーで嫌いな人はいないんじゃないかしら。
心ほぐれるゆったりした時間を過ごしし、また時々ゆったりした気持ちになりたくなったら、お邪魔しようとおもった。
素敵な貝の帯留めを購入。夏に涼しそう。

芸術祭会場に戻って散策→engawaでの美味しい&楽しいお食事。
「こしあぶら」を初めて食す。
山菜の女王。知りませんでした。
寒いところで採れるっぽい。広島(実家)で採れるのかなあ。聞いたことがない。
ほんのり苦く美味しかった。
いくつになっても、知らない食べ物ってあるんだなぁ。

一日動き回ったので、お家に帰ったらバタンQ。
来年も頑張って作ろう!!

今日の着物
 ・紫の格子柄の着物(お召っぽい)/対丈
 ・クリーム色の半幅帯
 ・さくらさん製作の帯締め

2010.4.18 [日] 誕生日と母の着物Part2

実は、昨日は私の誕生日であった。
何気なくWEBを見ていると、ムツゴロウさんと同じ誕生日であることが判明。
そうか、私も動物好きだしな。わしゃしゃしゃしゃ。

そろそろ実家から宅配便が届くかなあと思っていたら、案の定送られてきた。
中身は誕生日祝い=お小遣いと母の着物Part2。
アラフォーになってもお小遣いをくれる母・・・
母とは本当にありがたいものだ(涙)

そして、箱のほとんどを占めたのが着物。
たとう紙の包みが6本位。
ありがたいのだが、ウォークインクローゼットに入れる桐箪笥はオーダー中で、まだ届いていない。
仕方がないので、段ボールのまま、しばらく収納することにした。
こうなると、ありがたさも半減である。
(なんと贅沢な・・・母、すみません)

また、日を改めて、中身をじっくり検分しよう。

2010.4.11 [日] ぷち同窓会@自宅

中高時代の友人が集まり、ホームパーティ。
場所は、駅から近くて集まりやすいという理由で私の家で開催。

料理は持ち寄りにしたので、あまり手間をかけずに料理を準備する。
・鎌倉「フェリーチェ」の食事のブリュレ。
 フォアグラ、ポルチーニ茸、かぶなど甘くないブリュレ。
 一個食べるには濃厚なので、パンにつけてワインのおつまみに。
・鶏、肉団子と春キャベツのお鍋。
 お酒を飲まない私はつゆだくの食事が欲しかったので。
・ケーキ:アカピュルコ
 フランボラーズジャムをはさんだスポンジとオレンジムース。チョコムースの3段重ね。
 これに一番手間かかったね・・・

その他友人たちがワインや、サーモンのマリネ、自家製パンチェッタ(これでパスタを作った)、サラダ、炊き込みご飯のおむすび等を持ってきてくれた。
女子で集まると、料理が充実するね〜。

ワインにこれらのつまみで、とくにイベントもなくワイワイおしゃべりする。
キャビンアテンダントのHちゃんは、北京からの仕事帰りにNRTからうちに直行し、途中参加。相変わらず全身上品なオーラに包まれた美女。
途中でKちゃんが「重い赤ワインが飲みたい!」と叫んで隣のワイン屋にほろ酔いで買いに行く。食事とお酒のバランスを考える、こだわりやのキャリアウーマンである。
Aちゃんは、派遣を切られてしばらく仕事がなかったが、失業保険が切れるギリギリで仕事が見つかり、みんなで乾杯!
Sちゃんは、このメンバーの中で唯一子持ち。長男の中学受験が終わり、ほっと一息したところ。持って来てくれたルピシエのさくらんぼの紅茶は食後のまったりした舌をさっぱりしてくれた。美味しいね、これ。

同じ高校を出ても人生はさまざま。
それでも集まると、故郷の料理で盛り上がり、高校の思い出事件に花が咲く。
まだまだ子供だった素の自分を知っている人たちには、カッコつけてもしようがないしね。

ここのところまた仕事も忙しくなってきて、自宅で開催するのは、ちょっと疲れる部分もあったのだけど、でも時々はこうして集まりたい。
次はいつごろ開催しようかなあと思いながら。片づけをしたのだった。

2010.3.14 [日] ミモザ

まだ結構寒いというのに、一足早くミモザが満開である。
ミモザは割と環境を選ぶのだが、うちでは私のスパルタ育成法にめげず、毎年こんもり花が咲く。
真っ黄色なミモザは、正直なところ、うちのベランダの風情には少し合わないのだが、あの明るい色は心を明るくさせ溌剌とした気持ちにしてくれる。
時々バッグや、帯も見たことがあるが、それもウキウキさせる楽しいモチーフだ。
半襟なんかもいいねぇ。

今日は久しぶりに暖かい日だったので、ベランダの植木の世話をして、アイビー、ラベンダー、ゼラニウムのさし木をした。
これらはすべて、フラワーアレンジのレッスンで使ったもの。
どれも驚くほど強く一ヶ月経っても元気なので、根がつくかもしれない

2010.3.13 [土] 横浜そごう 京都老舗の会

京都気分を味わいたくて、そごうの京都老舗の会(催事)に行った。
毎年やっているのだが、行くのは初めて。

和装関係は置いておいて、まずは食べ物関係をぐるっと見て回る。
大好物のみたらし団子を買う。ちょうど焼き時間の切れ目で行列が途切れたところで、お得だったらしい。

和紙のお店で花柄と無地和紙を買う。
漆塗りの手文庫に心惹かれたが、箱は家にたくさんあるので、ぐぐっと我慢・・・

版画のお店は、季節の花々の版画のポストカードにときめく。
これを小さな額に入れて、和室に季節ごとに飾ったら素敵だろうなあ。

松榮堂さんの防虫香でも迷う。
私は祇園の豊田愛山堂の防虫香と匂い袋を愛用していて、香りを確認したかったのだ。
う〜ん。豊田愛山堂の方が少し甘い感じ。

和装小物のお店をぐるりとみて小物を物色する。
ゑり正さんで、まず、小花を刺繍してある可愛い裾除けを購入。裾除けが古くなっていたので、もう一つ欲しかったのだ。
上は、同じく古くなっていた肌襦袢にしようか、夏に良く使う半襦袢にしようか迷って、半襦袢の方を購入。

それから、半襟をいくつか。
柄や色の入った半襟に挑戦したいのだが、どんなものを選べばよいのかよくわからない〜。
お店の人に相談しながら、袷用に織模様の入ったものと、夏用に麻に刺繍をしたものにした。

その後は、刃物のお店 菊一文字へ。
ちょうど剪定鋏が切れなくなってきていたので、ついつい物色。
軽さに驚く。鋼がいいものは刃が薄くて軽くなるそうだ。
お値段に悩んだものの、軽さと、研ぎなおしができるということで、お買い上げしてしまった。
ホントはホームセンターで安いのを買おうかと思っていたんだけどさ・・・

最後はみすや忠兵衛で、ほつれのんと半襟用の針を買ってお終い。

この日は他の買い物もあったので、まさに旅行から帰ってきたような大荷物で帰宅。
あ〜。3時間で京都を旅行した。

2010.2.14 [日] うろ覚え新年会

今年も葉山 日影茶屋での新年会に参加。
そのあと風邪をひいてしまって、つい日が経ってしまった。

今年もお食事やら余興やら建物見学やら大いに楽しむ。

二階の部屋は、間取りや雰囲気が祖母の家の居間によく似ていた。
(あそこに桐の整理箪笥があって、こっちに仏壇があって…)と記憶を引っ張り出す。懐かしいなあ。

今年も皆さんとお話して、素敵な着物姿を拝見する。

竹さん
華やかな緑のお着物(訪問着?)
「派手な着物が好きなの!」と仰っていた竹さん。私も結構そうです。
華やかな着物は、着るのも見るのも心をぱーっと明るく元気にしてくれます!

あかねさん
クリーム色の地にピンクの洋花のお着物。
少しレトロにも感じられる着物が、元々ふんわり柔らかい雰囲気のあかねさんによくお似合いでした。

こぶしさん
都会的なジオメトリック柄の地紋の色無地(だったかと)。
こぶしさんは、いつも都会的で現代的、シャープな装い。着物だけでなくご本人のキャラクターあっての装いで、誰でもそうなるわけではないと思う。(森田空美さんの本には出てくるが、あの着こなしを実際にできる人は少ない・・・)

こうしちさん
こうしちさんも都会的な色無地。
でも、こちらのは地紋と色の組み合わせがとてもモダンなのだと思った。
ご本人の明るい髪の色とも、とてもマッチしていていらしてオトナの装い。

菊姐さん
いつも変わらぬ着こなしの菊姐さん。都会的だけど、姐さんのは「江戸の粋」
着物と半襟の重ねの色合いと刺繍がさりげないけどステキですぅ。

せさん
淡い茶(ベージュ?)の江戸小紋。
江戸小紋というと、グレイや紫の、どちらかというと寒色でお堅いイメージなのだが、せさんのは、とても暖かく柔らかい雰囲気で、自分の中では少し驚きだった。
こういう色もいいな。

みにひつじさん
品川恭子さんの友禅。
(友人が漢字まで同じ同姓同名なので、名前を聞くとドキッとする)初めて作品を拝見したが、ステキでした。渋い色の紬地なので、友禅なのに少ししゃっきりした感じがあり、かつ友禅の優しさもあるという…作家さんは個性的なのだなあ。

他にも皆さんの素敵な着物を拝見して、勉強になる。やはり百聞は一見にしかず、なのである。

この日の私のお着物は、以下の通り。
・濃紺(一見黒だが違うらしい)に蝶柄の紬
・朱地に白の木蓮がかかれた塩瀬の名古屋帯
・獅子の柄の長羽織

この着物と帯は、私が一番最初に買った袷で、最もよく着ている。それ故着付けも失敗がまずない。
今年はラクが一番ってかっこにしてみた。

2010.1.31 [日] 母の着物

昨年末に、母から電話がかかってきた。
「新年会に着物着るんだったら、あげるわよ」

ということで、お正月に帰省した時に母がピックアップした着物を見せてもらい、今日、宅配でそれが届いた。

お正月に見せてもらったのは、
付下げ、紬、江戸小紋、帯、道行やコートなどなど。

付下は、母が出産のお宮参りの時に来たりしたもの。
出してみたら、襟が退色していたので、もらうのは延期して呉服屋さんに相談することに。
本当は、これを新年会にと母は思っていたのだが。

江戸小紋は、淡いグリーンの菊菱で紋入り。
私も一度だけ友達の結婚式に着たことがある。

母「他の子はピンクで作っちゃってねえ。(私は3人姉妹)あんたは着ないと思ってグリーンにしといたの。」
えぇ、ママン、その判断正しかったです。

結城紬は母の叔母にもらったのだが、一度も来ていないらしい。これは明るい色でカワイイ。

その他、私の喪服も作ってあるとか、祖母が父のために作って、一度も袖を通してない大島紬があるとか(うしし、いつかもらってしまおう)、母に着物を色々くれた母の叔母の話だとか、着物談義をした。

そしてそれらの一部が第一弾として、今日届いた。

送られた着物を見て、改めて思う。
母は数年前まで、「手入れも自分でロクにできないんだから、ダメ!」と一切着物をくれなかった。
その母が着物をくれるということは、そろそろ人生の身仕舞いを考え始めたということだ。
そう考えるととても切なくなってきて、涙がでてきた。

2010.1.16 [土] 世田谷 ボロ市

明けましておめでとうございます。
今年も細々とですが、日記を更新したいと思います。

さて本日は、骨董市に行くのが趣味のYちゃんと、世田谷のボロ市に行った。
朝9時にボロ市に到着。
逗子を出た時はそれほど寒さを感じなかったが、東京は、さ、寒い・・・。

ボロ市だけあって、古着物や骨董のお店が並ぶ。その他リサイクル品や手作り品、
また甘酒や焼きそばなどの出店もあり、どちらかというと「お祭り」の雰囲気である。

Yちゃんと目に留まるものを物色しつつ、市の立っている通りを歩いていく。
私は、お正月に帰省した際、母に着物や帯、道行をもらう約束をしたこともあり、
残念ながら着物には手を出さなかった。
できれば帯留めを見たかったのだが、見当たらなかったなあ。
なので、カトラリーなどの雑貨を中心に物色。
本当のアンティークて素敵なものは、やっぱり値段もよろしいようで・・・
Yちゃんは、アンティークの缶に惹かれるらしい。米軍の放出品と思しき救急箱に悩む。
しかし、米軍の放出品はその道のマニアがおられるそうで、これまたお値段が少し高いのであった。

とにかく寒いので、途中、代官屋敷で一休み。
こんな街中に、立派な茅葺屋根の屋敷と、かなりの樹齢と思われる松や桜、くすのき等の樹が
残されている、少しほっとする空間である。
これを街中で保存するのは大変だっただろうなあ。
保存してこられた方々の気持ちが素晴らしい。

そこからボロ市の端までぶらぶらして、甘酒飲んで、日向でまた休憩。

折り返して来た道を戻ると、ぐっと混雑が増し、お祭り感が増している。
それに人の波で冷たい風が遮断され、行きとうって変わってかなり暖かい!

結局、買ったもの。
・アフリカの布を使った、ちょっと珍しい柄のバブーシュ(安かった!)
・防虫、防臭剤になるくすのきの端切れと木くず
 (紙やすりで削ると香りが復活するそうで、やすりもくれた。一生もつな、これは)
・鉄の作家さんが作った鉄のフック。
 (作家さんが「朝作ってきたーー!」と言ってた。)
お店の人ともおしゃべりして、少しお安くしてもらったり、おまけをつけてもらったり。
これぞ市だね。

ボロ市の後は、表参道に行って昼食を食べ、「ラ・ドログリー」という手芸屋さんへ立ち寄り、
家路についた。

朝早くから、一日歩いたなあ。
盛りだくさんの一日。あ〜楽しかった。

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