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2008.9.14 [日] 歌舞伎座へ |
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たまたま転がり込んだチケットで歌舞伎座へ。
ラッキーなことに吉右衛門の「盛綱陣屋」。兄弟で敵味方に別れてしまい、その兄弟を生んだ母の苦しみ、敵方になってしまった孫とのやりとり、ああもう涙涙でした。子役がまたとってもお上手で。。
昔にも見ているんだけど、やっぱりこの辺の人間の心の機微って言うものは、大人にならないと判らないですねえ。ってまだまだですが、少なくとも10代20代では全然私の場合無理でした。
で、この間感動したお能も確か盛綱だったはず。と調べてみたら「藤戸」と主人公一緒だったんですね。(気づくの遅いぞ!)
「河内山」もこれまた惚れ惚れするずるいお坊さんで堪能しましたし、富十郎とぼうやの「鳥羽絵」は高尚な駄洒落オンパレードで面白かったし、とっても今月は良かった歌舞伎座でした。 |
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2008.9.7 [日] 初めての能 |
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お茶のお仲間主催で「初めての能」と銘打って、呈茶・お能・鼓の講義に参加しました。
お軸は「悠々天辺遊」(黄梅院小林太玄老子)、花入 舟(金井紫晴)、お菓子は羽衣(花園饅頭)
お茶の同門の方々は、ほんとにど根性の方々ばかりで、9月とはいえ蒸し暑い中、きっちり単の紋付で汗びっしょりで舞台を豆乳で拭くのからはじめ、よく働いてくださいました。
聞くだけの方も150人満杯の会場で冷房も効かず、かなり体力消耗したことと思います。お疲れ様でした。。
私個人としてはお囃子方のご講義は初めてだったので特に面白く、体験者にも好評でした。鼓も奥深いですね。
素人さんにお装束を付けたのには、みるみる天女になっていく様子に驚嘆でしたが、歩くと歴然で受けてました。
お能って面白そうね!の声は嬉しかったですね。
さてと、どろどろになった初おろしの単をどうしよう?? |
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2008.9.3 [水] 単の季節に |
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残念ながら今年は頂き物の上布を着ずじまい。
何でだろう??お天気のせいもあるし、師匠は「上布も旧盆過ぎると寒々しいわね」とおっしゃるし、そうすると期間がかなり限られてくる。丁度よい時期に台風みたいだったりまたは猛烈に熱かったりでやめてしまったからかな。
後もう一つの理由は真夏のお盆の頃って中々食事会とかってならないですね。バカンスか帰省で。
来年はそこのところよく気をつけて、せっかくの頂き物を大切に活用しなくては!!
着なかったけど、着ようと思い干していて、ハンガーから落ちたりしたので、霧吹きして寝押しして、しっかりお手入れして仕舞いました。来年よろしく。 |
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