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横尾忠則は、よく「橋の下で拾ってきた」と言われていたらしい。で、本当にに養子だった…とインタビューで話していた。
私たち姉妹も母から同じようなことをよく言われた。私は大師橋の橋の下、妹は某駅のコインロッカー。当時は「橋の下じゃ水の中だ」と、今ひとつその場所をイメージできなかったし、誰からも母ソックリと言われていた私には、確固たる自信があった。
でも、留守がちな父に似た妹は違っていた。ある日、「ほんとうのこどもじゃないの?」と尋ねたらしく、母はちょっと慌てていた。「あの子が本気にするから、もう言わないようにしよう」などと娘の私に言ってきたのだけど、言いだしっぺは自分じゃないか…と、ムッとしたのを覚えている。
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一衣舎さんの展示、明日からですね。それから…
倉敷本染手織会作品展
2008年11月18日(火)〜24日(月)9:00から17:00(最終日は16:00)
会場:倉敷民芸館 |