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2009.1.3 [土] 結納口上 |
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「本日はお日柄も良く、御両家の御縁談、相整いまして、誠に御目出度うございます。」
老舗料亭の凛とした空気のなか、仲人の口上を述べさせていただきました。なにぶん初めての事で緊張しましたが無事滞り無く結納の儀を済ませました。
私は色紋付羽織袴、家内は色留袖。
最近ではこの伝統的な日本の行事、婚約式である結納を簡素化する傾向があるそうですが、お見合いを設定し、両家への挨拶まで同行した手前、初めての大役を仰せ付かることになりました。
結婚情報誌ゼクシーによると、結婚披露宴で媒酌人を立てる割合は1994年には63.9%あったのが2006年は1%になったそうです。
結納での仲人なんてたぶん1万組に1組ぐらいなのかな。仲人が死語になりつつある今、とても貴重な体験をさせていただいたと感謝しています。
さぁ、次は披露宴での媒酌人挨拶。緊張感を楽しもう!
写真は宴での刺身のつま、大根の羽子板に衝羽根(つくばね)の実。日本料理は美しい。 |
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2007.6.29 [金] 空手昇級審査 |
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社会人のため夜9時半から和道流空手の昇級審査。
基本・形・基本組手・自由組手、この4つの試験があった。
基本は基本の動作、突いたり蹴ったりする動作を見る。
形とは、四方八方の敵を仮想し、
基本の動きの使い方、意味、目的を考えながら繰り返し稽古するもの。
今回、平安(ピンアン)初段と平安四段の形をやった。
基本組手は間合、気合を修得するために、
実際に相手を前に立たせて練習するもの。
攻撃即防禦,防禦即攻撃の攻防一体を学ぶ。
今回基本組手一本目と四本目をやった。
そしてメインイベント、一番盛り上がる自由組手だ。
これは基本、形、基本組手を応用して自由に組手するもの。
いわゆる試合形式で自由に戦うのだ。
試合と違うのは面やボディプロテクターを付けずグローブだけを付けて戦う。
なので試合より怪我しやすいのでより緊張する。
始める前にお辞儀をして殴り蹴飛ばし合う。
ど突き、蹴飛ばした後もお辞儀して敬意を払う。
ど突き合いでも一番大事なことは相手に対して礼を尽くすことだ。
今までは日本人と戦ってきたが今日の相手は中国の人とイギリスの人。
うちの道場もインターナショナルだ。
中国人・糖さんは餃子の作り方を子供たちに教えてくれたりして普段はとても優しい親爺だが
戦いとなると目の色が違い、カンフー仕込のような妙な動きで攻めてきた。
イギリス人トニーは琴欧州のような筋骨隆々立派なからだを持つ
年齢がちょうど私の半分、22歳の英語教師だ。
イギリスで空手を3年、テコンドウを3年の経験者。
練習で見かけた時、いつの日か戦わなければならないだろうなと思っていたが
いよいよ今日がそのときだった。
トニーが練習でサンドバッグを蹴飛ばす姿を見て
あんなんで蹴られたらからだ壊れちゃうよと思った相手だ。
でも試合が始まると恐怖心は微塵も無くなり
必ず勝つという気合だけで攻めていった。
もみ合っているうちに私の蹴りがトニーの金的に当たってしまい一時試合が中断。
わざと狙ったわけでは決して無く
至近距離でど付き合っているうちに偶然ヒットしてしまったらしい。
自分でも、えっ、当たったの?て感じで
いつどの足がそうしたのか試合後にトニーに聞くまで分からなかった。
それだけエキサイトして試合をしていたのだが
金的後の試合再開ではなんとなく少し遠慮してしまい
まともにトニーのハイキックを左胸に受けてしまった。
油断禁物である。
試合後トニーに I'm sorry、but very interesting match.と声を掛けたら
うん、すごく面白かった、と日本語で返事が来た。
白人と見るとついつたない英語で話しかけねばと思ってしまう。
これも遠慮orコンプレックスなのだろうか?
昇級審査はどうにか準六級から六級に昇級したが
試合から3時間以上たった今でも左胸が痛い。 |
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2007.6.27 [水] 受付親爺 |
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五周年イベント参加希望一番乗りを決めたことですし
この機会にメンバーの方々のお名前お顔を覚えさせていただければと思い
パーティー会場での受付係をさせていただくことになりました。
カミサンに受付をすることを話しましたら、
「一番似合わんもん、なんでそがんことせんばと?」
「いんにゃ、自分からゆうたとよ、受付ばさせてて。だいもいっちょん知らんけん、顔ば覚ゆうでさい。パーティーの始まっぎ、木村さんの隣でもじもじしよっだけやろうけん。」
「あんたは図体のでかかだけで威圧感のあって警戒さるっとよ、精一杯にこにこしとかんばいかんよ。」
ということで、受付嬢ならぬ受付親爺として
ニコニコ顔の特訓も受けました。
乞うご期待。 |
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2007.6.25 [月] のだめカンタービレ |
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「のだめカンタービレ」1〜18巻を買った。
いわゆる少女マンガを買ったのは
萩尾望都の「ポーの一族」以来だから約30年ぶり。
チェロの先生が仰ってました。
のだめのおかげで今春の音大受験生がすごく増えたんだって。
いいことだ。
ほとんどの人が食っていけない金にならないこと(音楽)に
青春の4年間を費やすなんて、本当にうらやましい。
人生でそんな時間があるのは学生のときだけだもんね。
チェロのレッスンはカプリチオーソ(気ままに)続けます。 |
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2007.6.24 [日] NINAGAWA 十二夜 |
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博多座で「NINAGAWA 十二夜」を観ました。
菊五郎、菊之助等の役者が素晴らしいので
鏡を駆使した舞台装置や
歌舞伎音楽とチェンバロの共演、
床一面を彩る花々など…
蜷川幸雄演出ならではの美の世界が生きてくるのだろうね。 |
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