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2007.9.29 [土] 能狂言 等

1月の相撲観戦日の予定についてちといちさんが伝言してくださったので、
ボエーム(オペラ)の切符はその日を除いて取ることができた。ありがとうございました。
これからも、相撲の日にち決定まで、重ならないように気をつけていないと..

昼からは国立能楽堂に能狂言を観に行く。
安宅(観世)、茫々頭(大蔵)、一角仙人(金春)。
能の安宅と一角仙人は、歌舞伎では勧進帳と鳴神になっていて人気があるよう..
本当に毎年演っている感じなので、能ではどうなっているのか前から興味があった。
切符を取るのに苦労したがどうにか取れて観に行った。
勧進帳の筋立ては能の安宅に似ているが、鳴神は一角仙人とは大分変わっている。
両方とも子方が出て、ちょっとほのぼの..
何はともあれ気になっていたことが分かって、スッキリした。

帰りに資料展示室に寄って、高島屋コレクション華麗なる能装束 を見る。
いろいろあって、なかなか見応えがある。
第2期の期間にも行く予定が2日あるし、第3期も行って60点全部見たいと思う。

土曜の昼なのに、久しぶりの雨のためか着物の人が思ったほどいなかった。
雨と言っても大した雨でもないので私は着物。 ただし、雨用のシルック。
単衣ももうおしまいなのでもう一度塩沢絣を着たいと思っていたが、雨で急遽予定変更。
雨天用に作ったものの着ていなかったシルックの藤色の無地にすることにして、
あわててしつけ糸を取る。
単衣だから1年間眠らせてしまうところだったのに漸く着られたのはよかった。 帯は黒地の博多帯。
帯締めは灰みの紫色で半分に柄の入ったもの、帯揚げは黄土色で秋らしく、アクセントにする。
着物と小物は初おろし。
草履にするか雨下駄にするかちょっと迷ったものの、蛇の目傘にはやはり下駄でしょう..と
下駄にしたけれど、あれくらいの雨なら草履の方がよかったような..
雨コートは透かし織りのスリーシーズンコート。 藤鼠色と薄い黄水仙色。
紫色の蛇の目傘に藤鼠色の雨コート、そして着物まで藤色で、今日は紫・藤色づくめ..
雨コートは傘の色に合わせて作っているのだが、着物までだとちょっとしつこい..?

2007.9.24 [月] 落語

国立演芸場に落語を聞きに行く。 国立名人会。
切符が見つからず、あちこち探して出かける前から少し疲れた。
送ってもらったまま封も切らずに、封筒の中で昼寝(笑)していた。
席が後ろの方だったこともあって、入船亭扇橋の声が遠い。
聞こうとすると結構疲れる。 フーーン..
トリは柳家小三治のお化け長屋。
二人とも枕が長く、終演予定時刻が大幅に伸びた。
今日の客は乗りのいい人が多く、後の席の人と2列前の席の人も大きな笑い声..

落語なので、今日は本当に久しぶりに木綿を着る。
9月下旬で少し涼しくなってきたのに阿波しじらはないかしら!?と思いながら、
今夏は着ていないので、やはり阿波しじらにする。 青地に白の太さいろいろな縞。
生地が軽いせいと思うが、裾が返り易く、あれあれっと思うこと数度..
イカット半巾帯を締める。 この帯は綿でなく正絹。
両面別々の柄だが今日は着物の色とコントラストのある五曜太子(白)の方を出す。
この頃は大体お太鼓にするので、半幅帯を締めるのは本当に久しぶり..
長時間椅子に座っているには、やはりお太鼓は邪魔にならず楽な気がする。

2007.9.23 [日] フランス料理

昨日のフレンチで味を占め、今日もう一日だけお昼にフレンチで元気をつけようと電話する。
今日はオーグードゥジュールのどこかに行きたいと思ったが、
麹町は満員で難しいと言うので、次は新丸ビル(ヌーベルエール)に電話。
ラッキーなことにマネジャーの大林さんが電話に出て、ゆっくり来てくださいとのこと。
ラストオーダー間際に行くと、今回は窓際の席に座れた。 見晴らしがいい。
大林さんは痩せていて、ちょっと心配なほど..
オープンから5ヵ月、やはり責任者は遣り甲斐もあるけれど、苦労もあるようだ。
大分いろいろ話したので、いい気分転換になるといいけれど..
話し相手が欲しかったのか、連れがいないのでサービスのつもりだったのか、
何だかちょっと疲れた。
料理にはすっかり満足.. 幸せ..

大丸と高島屋で着物を見てから、彼岸の中日だと思い出し、息子と一緒に食べようとおはぎを買う。
日本茶でおはぎを食べた頃には、眠気が襲ってくる。
このところ眠れずに睡眠不足だったので、これ幸いと一眠り..

2007.9.22 [土] フランス料理

久しぶりに外食で元気をつけようと、昼食は銀座の大渕座でフレンチ..
アンコウのカレー風味の煮込みを選んだが、しっかりしたお味で、おいしい。 ニコニコ..

その後、午前中に電話があった呉服店に寄る。
電話をくれた後で届いたと、仕立てを頼んでいた江戸小紋柄の西陣お召しを受け取る。
もうじき10月、着るのが楽しみ..
ここで作った絽の鮫小紋の塵除け長コート、結局着なかったわぁ..
暑い夏にコートを余分に着る気にならず.. 何故作っちゃったのかしら..

2007.9.21 [金] 文楽、伝統工芸展

国立劇場の小劇場の文楽公演の第一部観劇。
夏祭浪花鑑の半通し。
これは私が初めて文楽を観た演目で、あれからもう随分経って、今月で15年目?に入る。
初めて見るのには、筋が分かっている方がいいだろうと、
少し前に歌舞伎で観たこの演目で文楽初めをしたのだった。
玉男さんは既にもう高齢だったのに、あの大きな団七の人形を見事に遣い、
ポーズを決める時の人形の高さ、一層人形が大きく思えたものだった。

TVと違い、3人遣いでも人形遣いが気にならず、人形がしっかり目に入る。 スゴイと思って、
あれですっかり文楽にはまってしまい、それからは切符が取れる限り殆ど全部観ている。
歌舞伎もいい舞台は素晴らしいのだが、時にヒドイ舞台もないわけではない。
こんなヒドイもの見せて、金返せ..どころか、正に金寄越せと言いたいようなできだと
思ったこともあった。 たとえお金をもらっても時間がもったいない..
その点、文楽はいい舞台・素晴らしい舞台と、普通の舞台で、歌舞伎のようなヒドイ舞台はまずない。
だからからか、小劇場の客席数が少ないからか、
東京では文楽の切符は年々入手困難になってきている。
こんな素晴らしい文楽のよさを多くの人に楽しんでもらいたいと思う反面、
これ以上切符が取れなくなったらどうしよう..と思う。

着物の方も結構目に付く。夏よりは確実に多くなっている!?!

終演後、通路を歩いていたら声をかけられビックリ..勤務先で一緒だったIさん..
彼女も時間ができたのでよく来るとのことだが、会ったのは初めて..
二人とも後の予定もあり、駅まで歩きながら話し、立ち止まって更に少し話して、分かれる。
彼女は退職後に長唄を始め、去年の4月から1年半続いているそう〜 師匠は勝国さん? 

その後、半蔵門線一本で三越に伝統工芸展を見に行く。
前によく見ていた焼き物(陶磁器)より、今は着物の方が気になり、着物・帯締めをじっくり見る。
年配の着物の方が結構多かった。素敵な着こなしの方もいらして、ついつい見てしまう。

その後、手持ちの緯絣の大島紬で塵除けを仕立ててもらおうと、大丸に行く。
雨に強い大島紬なので、少しの雨なら雨ゴート代わりにもなるように裾までの丈にして、
衿は道行衿でなくこの間から考えていた衿で仕立ててもらうことにする。
着尺は安かったのに、仕立代が思っていたより高くて..キツイ..  仕方ないかしら..

また夏日だが、今日も単衣の着物。
先日着た紺地の飛び柄の塩沢絣。帯は青味がかった灰色地の綴れを合わせた。
この帯は去年の11月と12月にも締めて気に入っていたのに、今年は初めて..
帯揚げは帯と同系色の灰青・灰緑にして、帯締めを撚り房の白の冠でアクセントにする。
草履も夏物は止めて、でも灰みパールの台で涼しげに..、あとはやまぶどうの籠。

2007.9.19 [水] 映画

そう言えば水曜日は映画のレディスデイだったと急に思い立って、
見損なっていたハリー・ポッターと不死鳥の騎士団を見に行く。
軽く夕食を済ましてから一駅自転車を飛ばしてシネマコンプレックスまで..
封切りから2ヵ月近く経った平日の最終回なので、私しか居ない ..
オオッと思っていたら、始まる直前に若い女性がもう一人入ってきて、何となく、よかった..と思う。
久しぶりの映画だが、それにしても、こんなのは初めて..
まるで立派なホームシアターで映画鑑賞..の気分..

それにしても、ハリー・ポッターの最終巻、買ったままで積んどく状態のままになっている。
今までは、予約して発売初日に買って即読み終えるまで一気だったのに、
今回は少し読みかけたままで放ったまま..
最終巻なので読み終わったら おしまい なのも気の乗らない理由かしら??
いい加減に腰を入れて読んでしまわないと.. 結末も気になっているし..

2007.9.17 [月] 初KW登録

先日の桐生お召し工房見学で改めてお召しの生地に興味を持ったが、
KW登録されていなかったので、少し調べて、それをまとめて、初KWとして登録する。
内容は多分正しいと思うが、一部不安もあり..
「上代お召し」は御召緯(おめしぬき)と、そうでない糸を合わせて織られたもののようだが、
それが撚糸なのか紬なのかが分からない。
後で調べることにして、そうでない糸と逃げてしまった。
お分かりの方、教えてくださいませんか。
よろしくお願いします。

2007.9.16 [日] 大正ロマン展、花想容

時々読ませていただいている方のブログでお誘いのあった池袋三越の大正ロマン展という
展覧会・ファッションショーと、花想容という喫茶室と着物・小物の店に行く。

大正ロマン展では、雑誌の別冊昔きものを楽しむでも提供されている田中翼氏所蔵の
アンティーク着物も展示され、素人モデルさんたちによるファッションショーもあった。
その後、目白の花想容(かそうよう)に行く。
そこでなんと、先日伺ったばかりの桐生のお召し工房の社長さんにお会いする。

アンティーク着物より、どちらかというと その
目白の住宅地に大正時代からひっそりと佇む小さな庭を有した日本家屋で、落ち着いた空間、
おいしいお茶と和の小物や着物、本来、日本にあるべきはずの季節感を集めて.. という
花想容 の雰囲気を味わってみたくての参加だったが、
お茶をいただいてから着物を見せていただいた時に反物についている
絲都のそよ風工房のラベルに気づいて工房見学の話しをしたら、社長さんだとのことで、
いつもいらっしゃるわけではない(当たり前!)のに、本当に驚きの出会い!!

ご縁というのはどこにあるか分からないなぁというのが実感..

今日は着物のブログのオフ会なので、皆さん着物。 勿論私も..
昨日の着物を急いで畳んで、帯と小物は昨日のまま.. 着物だけ暑さを考慮して塩沢絣に変える。
家に戻って着替えたら、少し歩いたせいもあって、着物も少し背中が湿っぽかった。
あしべの汗取り肌着を着用しているのに.. 着物の後始末が怖〜い..

2007.9.15 [土] 歌舞伎

歌舞伎座の昼の部を観劇。
序幕の竜馬がゆくの染五郎は期待の若手のトップランナーの一人、面目躍如!
役柄のせいかアマデウスで観たモーツアルトの子供っぽさをちょっと思い出した。
桂小五郎の歌昇! 主役は演らないが、いつ観てもいい役者!!と思う。
昼食後の熊谷陣屋、昼の部のメインのはずだが、寝不足の食後はイケナイ..居眠り..
しょっちゅう演る演目でもあるし、観たいという意欲より眠気.. シュン..
あと、玉三郎と福助の舞踊、二人汐汲、踊りはよく分からないものの
二人ともいい踊り、楽しめた。

またも夏の暑さだったが、着物の方も結構多かった。
単衣の方が殆どだったが夏物(薄物)の方もいらした。
私も久しぶりの着物。9日に着そこなって2週間近く着ていなかった。単衣。
伝統工芸士の木村竜之氏の染めた花楼漫という花織風の上代お召し(灰色地)。
博多の恵比寿細工という題の白地に縦縞と横縞の入った紋八寸帯。初おろし。
薄浅葱色の五嶋紐の単衣・夏用の帯締め、ベージュ色の絽の帯揚げ、
アタ織の草履にやまぶどう籠。 小物はまだ夏用がいい!?
帰って着替えたら、あしべ織の汗取り肌襦袢にも拘らず、着物まで随分湿っぽい..
今月しっかり着てから、洗いに出さなくちゃ..

後で呉服店を覗く。
1店で、唐織なのに洒落袋という帯に出会い、その割に安かったので、ついゲット..
しばらく自重するはずがイケナイ.. 自制心カムバック..

2007.9.14 [金] 墓参り

父の命日で、母、姉、義妹と墓参り。
昨年は大分遅れてしまったので、今年は遅刻なしで早めに行くつもりだったが、
思ったほどには早くなく、母と姉はもう来ていた。
気になっていた雑草・枯葉を取ろうと、シャベル、袋、水を持っていく。
予報よりずっといい天気で、草むしりしているとジワジワ陽射しが暑い。
まあまあ少しはキレイになったところで、お参りして、お昼を一緒に食べようと移動。

デパートに入っているつきじ植村に行くが、店の中の待合も外の椅子にも人が待っている。
他の店も随分たくさん待っているところもあって、平日なのにと、皆でビックリ..
予約時間までちょっと待ってから、店に入る。
松茸御膳の土瓶蒸しをいただきながら、去年は松花堂弁当に土瓶蒸しを追加したことを思い出す。
1年って、あっという間に経ってしまう..

2007.9.12 [水] 桐生お召し工房見学

ネット展開もしている大阪の呉服屋さんが出張に合わせてセットしてくださった
お召し工房の見学に桐生まで行く。
製造工程を見せていただけて、気に入ったものがあったら勿論購入できるけれど、
特に買う必要はないということで、メルマガ・ネットで募集していた8月の西陣お召し工房見学に
東京から応募した常連さん(多分)に声を掛けてくださったもので、行ってみたら
見学者は私を含め6名。 (1名は急な海外出張に今晩発つとかで,少し早くお帰りになった。)
見学と、希望者は草木染体験ができるとのことだったが、結局化学染料での染め。
5色の原色から匙加減だけでいろいろな色を出す。熟練の技に溜息..
(白生地の帯揚げに各自で絞りを入れて、染めは汚れるからと職人さんがして下さった。)
費用は多分、生地代だけ..

桐生でも和服の着尺・帯を織っている工房は減っているとのこと。
絲都のそよ風工房(株式会社みさち)では、遊び心タップリの楽しい着尺・帯も作っていて、
見せていただいたが、言われなければ気が付かないような遊びもあちこちに..
好みの色のものもあって私がメロメロになりかけて自制心全開で漸く踏みとどまった
しろつめくさお召し は、三つ葉のクローバーの地紋を市松に織り込んであるが、
1枚だけ四つ葉のクローバーが入っている。
これを1枚入れるために、機を止めて約30キロの1000枚の紋紙を取り換えるという
職人泣かせな作業をすると言う。 ウーム..
100万円の着尺は、な〜んと500円玉、100円玉〜〜1円玉の硬貨で100万円織り込まれているという。 結構需要はあるそう..
ほかにも楽し〜い遊びの織り込まれたものがいろいろ..
展示会で桐生の着尺・帯といっても特徴があまりはっきりせずインパクトがないので、
通常の生地だけでなく、こういう遊びで関心をもってもらっているそう〜 
それに案外つぼに嵌ってお買い上げ..の方も少なくないらしい..

お召し(縮緬)と縮緬との違い、今までどう違うのか分からなかった風通お召し等、
見て触って説明していただいて、また触って、分かってきた。 うれしい〜

最寄駅に1時集合で6時過ぎの列車で帰るまで、本当にいい時を過ごさせていただいた。
自分で絞って好みの色に染めていただいた帯揚げをお土産に..
工房の方々、調整してくださったきくやの店長さん、ありがとうございました。

2007.9.11 [火] 

日曜日からのダウン状況が好転しない。 短歌教室も欠席。 クシュン..
明日は、桐生のお召し工房見学の日、ちゃんと起きて行かれるか、不安、不安、不安..
きくやさんが、西陣お召し工房見学に申し込んだ東京地区の人のために、
出張時に一緒に見せてもらえるよう頼んでくださったのだし、
他に行きたかった人が大勢いるはずなので、当日キャンセルは絶対したくない〜
最終的には、いっそ寝ないで行く手もあるけれど..

2007.9.9 [日] 文楽

国立劇場に文楽の第2部 菅原伝授手習鑑を観に行く。
吉田玉男1周忌追善興行で、弟子の玉女が菅丞相を遣う。
玉女も頑張ってはいたが、動きが少ないだけ、難しいのだろう。
今更ながら玉男の菅丞相は素晴らしかったと思う。
しかし、全体にいい舞台で客席も吸い込まれるような感じがあり、私も満足。
昨日の疲れかダウンしていたが、頑張って出かけてよかった。

着物姿が多い日だった。 単衣の方が多いが、暑かったので薄物の方も少し。
今日の公演は午後遅めからの部だったので、私も当然着物のつもりでいたものの、
残念ながらパス。
今月は2日に1度着ただけ。 これからの予定は午前中からなので着られるか..
でも、観に行っただけでよしとしましょう。

2007.9.8 [土] 江戸小紋展 等

体調がよいので張り切って案内の来ていた呉服店数軒の催事を覗くなど忙しい一日。

朝、来月25、26日の国立能楽堂の狂言特別公演の切符をゲット。
家のIP電話はなかなか繋がらないので、ナビダイアルにかけようと外の公衆電話まで出向く。
電話ボックスは暑くて堪らず、繋がるまではドアを開けていた。
あまりいい席ではないが兎も角2日とも予約できた。

昼食は茅場町のみかわの天麩羅で元気をつけて、銀座まで呉服屋回りに出発。
松屋の 日本の布展〜和の饗宴〜 を覗いてから、青山みとものコア店の 江戸小紋展 に行く。
日本工芸会正会員で伝統工芸士の小林義一氏ご本人がいらした。 まだお若い。
葉書にあった 極鮫小紋地縄暖簾に燕友禅(復元) がパッと目に付く。
粋で着こなすのが大変そうだが、縄暖簾の細かさ! フッと溜息が出る。
表だけで7桁するので、迷うことなく 眼福!眼福!
江戸小紋は大好きだが、将軍のお留柄だったというお召十は初めて見た。
少なくとも今まで見た記憶がない。
今回はお召十には素敵な八掛けをサービスでつけてくれるとのこと。
小林義一氏は六谷泰英氏の彫った伊勢型紙を使って染めているそう..
欲し〜い! とは思うけれど、着物に関してはこの1年半無理に無理を重ねているので、じっと我慢。型彫り体験コーナーで伊勢型紙のしおりを作る。 どうにかまあまあのものができ満足。
着物の型紙彫りの大変さがほんの少しだが分かった気がする。

同じコアの東京ますいわ屋に、白地に青の濃淡で模様の織られている珍しい色合いの読谷山花織の帯があった。 素敵で心が動くが、これも見るだけ..

次ぎはニューメルサの祇園屋に清左衛門個展の 唐織の着尺・帯 を見に行く。
唐織の袋帯は持ってもいるが、着尺がいろいろ見られるというので楽しみにしていた。
素敵な柄もあって(美智子皇后のローブデコルテに使用の生地を着物用に少し薄めにアレンジとのこと)心動いたけれど、自重自重とこれもパス。 自制心が少しは働き出した?かしら..

あちらこちらでゆっくりし過ぎで、もとじの 藍田正雄氏の江戸小紋展 には寄る時間がなかった。
会期中に行かれるかしら..?

2007.9.5 [水] 11:35 pm

例によってダウンのため、3日の朗読教室は欠席。次回は祭日で休みなので、1ヵ月空いてしまう。
朗読教室参加時に短歌の宿題提出予定だったが、提出できず。
締め切りの4日に自転車で届けようとしたら、強い雨。電話したら1日締め切りを延ばしてくれた。
でも、5日は接近中の台風のせいか、もっとヒドイ雨。
やむなく雨の中を地下鉄と歩きで届けるが、歩いている途中で一時だけだが強い雨。
Gパンも雨よけに着ていった上着も濡れてしまった。Gパンの膝から下が色が変わって冷たかった。
期限を守らなかったのがいけないと、ガックリ...

帰りは途中から雨も止み、ほっとしたついでに、服を少し乾かすためにと理由をつけて、
門仲の駅近くのいり江に寄って、カキ氷を食べる。 ノンビリ、ほっと一息ついて、落ち着いた。
いり江に行くのは本当に久しぶりで、内装が変わったように思ったが、
もしかしたら他の店と混同している? のかもしれない。

2007.9.2 [日] 歌舞伎

歌舞伎座の夜の部を観劇。
昨年に続く2回目の秀山祭で、吉右衛門は気合が入っている感じで、いい初日だった。
壇浦兜軍記の玉三郎の阿古屋は今回も素晴らしい。
初めて国立劇場で見たときは琴責めの演奏は上手寄りでしたように思うのだけれど、
歌舞伎座では下手寄りで演奏するのは、舞台の大きさの違い? 私の記憶違い?

今日は少し涼しくなったからか着物の方が多かった気がする。
やはり単衣の方が多いが、薄物の方もいた。遊びの場合は好きでいいと思う。

私は単衣の塩沢(藍色に黒・鼠の縞、黒で幾何学模様の小紋)に帯・小物は夏用を合わせた。
博多帯(紗、灰白色、お太鼓柄)に、五嶋紐の帯締め(藍色)、薄紫色と薄空色の帯揚げ、
アタ織の草履にやまぶどう籠。

2007.9.1 [土] 7月、8月 夏物着用暦

7月、8月の着物着用備忘録。夏物。

7月11日 歌舞伎座(歌舞伎) 小千谷ちぢみ(鉄紺色、無地) 八寸帯(手織櫛織、生成り色、お太鼓柄)
7月16日 国立劇場(歌舞伎) 絹芭蕉(総絞り、藍・白) 博多帯(紗、灰白色、お太鼓柄)
7月18日 国立能楽堂(能狂言)  絽小紋(滝縞、藍・白) 絽つづれ帯(白地、お太鼓柄)

8月1日 国立能楽堂(能狂言) 絹芭蕉(総絞り、藍・白) 絹芭蕉帯(オフホワイト地、紅型調)
8月5日 講師スタジオ(真楽篠笛) 小千谷ちぢみ(鉄紺色、無地) 博多帯(紗献上、白地)
8月11日 歌舞伎座(歌舞伎) 小千谷ちぢみ(白地、黒縞) 博多帯(紗献上、白地)
8月12日 歌舞伎座(歌舞伎) 夏大島(黒地、華柄) 博多帯(紗、灰白色、お太鼓柄)
8月17日 国立能楽堂(能狂言)  夏大島(黒地、華柄) 八寸帯(手織櫛織、生成り色、お太鼓柄)
8月31日 東京芸術劇場(能狂言)  夏大島(黒地、華柄) 八寸帯(手織櫛織、生成り色、お太鼓柄)

7月の着物着用は3回、8月は6回。
7月は着用予定も少なかったのに、1回は着物をパスして洋服で出かけた。
8月は急な京都行きが入ったのに、予定全てで着物着用。

8月後半は天気のせいもあって3回続けて同じ着物。
終わりの2回は帯も帯締めも同じ、帯揚げだけ変えた。
結局、麻(小千谷ちぢみ)2枚を6月末の真楽パーティも含めて各2回ずつ着用、
正絹は、絹芭蕉2回、絽小紋1回、夏大島3回で、他は着なかった。
着物だけでなく、帯も小物(帯締め・帯揚げ、草履・バッグ)も同じ物ばかりで、
着なかったものがあれこれ.. もっと計画的に着ないと着物がかわいそう..
去年着ずじまいだった絽小紋を着たのはよかったが、1回きりで、もっと着たかった。
そう言えば、真楽パーティで締めた琉球藍紅型の麻帯はあれっきりになってしまった。
帯はどうしても軽くて涼しい(比較すれば..)八寸帯が多くなってしまう。

9月でも暑ければ夏物OKと言う方も多いけれど、
そう言っていると単衣も着そこなうし、難しい。

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