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2007.10.31 [水] |
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今度は、みずえさんご紹介の、自己紹介工場 やってみました。
「本は読まない むかし桜です。よろしく。」
⇒ドキッ! キツイ
かな表記の本名:
「パンを落としたらいつもマーガリンを塗っている方である ○○です。よろしく。」
⇒うわぁ! ツライ..
ローマ字表記の本名:
「プラッチックと言う ○○です。よろしく。」
⇒クックッ.. |
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2007.10.29 [月] 10:58 pm |
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石蕗さんの日記で紹介してらしてから、一時、皆さんの日記にしきりに登場していた
あれを、私もしてみました。
夢華死坐倶裸
男勝りは生まれつき!
タバコは体に悪いんだよ!
好きなものは豆腐!、嫌いなものは納豆!
テレビは明るい部屋で少し離れて見やがれ!
私に惚れるんだったら、ハンパは許さないよ!
ヤンキー指数: 41.7%
若干のヤンキー要素を持っていますが、どちらかといえばヤンキーというかヤングでしょう。
時代に流されながら楽しく生きていきましょう。
楽しい物好きでは人に負けない私は 本名でも..
マヨラーなのは生まれつき!
タバコは体に悪いんだよ!
好きなものは芋焼酎!、嫌いなものは玄米!
天は私の上に人を作らず!
でも、私に勝ったら付き合ってやるよ!
ヤンキー指数: 63.3%
あなたは昔気質のヤンキーです。ヤンキーだったらヤンキーです。
でも怒っちゃ駄目。いい意味でのヤンキーですからね!
ムムム、41.7%と63.3%と、どっちなの? 足して2で割れば、丁度良いかも..
でも、ヤングではないからHNの方は??かしら..
ところで、両方で言われた タバコは体に悪いんだよ! って、吸わないんだけど〜 |
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2007.10.28 [日] 母の誕生日(率寿) 他 |
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今日は母の90歳の誕生日、率寿。
ちょうど日曜日なので、率寿のお祝いに私たち子供と孫とで一緒に食事をする。
会社の旅行や学会等で来られなかった人がいて、9人のこじんまりした会になった。
そう言えば2年前の米寿のお祝いも全員はそろわなかったし、早めに日にちを決めても、
全員がそろうのはなかなか難しい。
店はいつも通り兄達が家に近い店を選んで、池袋東武のレストラン街の魚がし割烹だった。
母も以前一人で海外旅行に参加していた頃はフランス料理もイタリア料理もOKだったのに、
最近はナイフやフォークは日頃使わないので面倒とかで、お箸で食べる日本料理がいいと言う。
私たちの年齢になると、和食がいいという方が増えてくるから、いずれ私もそうなるのかしら..?
皆で集まって一緒に食事しながらお祝いすることが主だが、
料理はそこそこ..というところで、料理がもう少しよかったらもっと良かったのに..
2年前の米寿のお祝いの時のメトロポリタンホテルの日本料理のほうがはるかに良かった。
食べることにあまり興味がなく普段外食をしないらしい兄夫婦がいろいろ考えて
探してくれたのだから、ありがたいことではあるものの..
今日はお祝いだけれど、柔らか物の訪問着では場所に合わないようなので、
少しくだけて、黒地の塩沢紬の訪問着にした。塩沢物語というラベルがついていた。
胸に模様は無いし、付け下げ?とも思うけれど、買った所でも他でも訪問着と言っている。
塩沢に多い黒の縦縞(?)で、袖と身頃に垣の草花の感じで、黒で草花の模様が入っていて、
身頃は絵羽になっている。
去年の春に買ったまま、袷でも塩沢は寒い時期には着る気にならず、今まで着ていなかった。
帯は青みがかった灰色地に黄・白・紫色の菊・桐・垣の柄の入った菊花良園。
紫色に金色と空色が少し入った五嶋紐の帯締めと、ベージュの瓢箪柄の絞りの入った帯揚げ。
草履も迷って螺鈿入りのシルバー(白→グレー)のぼかしにしたけれど、
すこしカジュアルかしらと止めた黒台に黒・白色の五嶋紐の鼻緒のものでよかったみたい。
柔らか物の訪問着・付け下げと違い、紬訪問着・付け下げに合わせる帯や小物は難しい。
会場で姉に確かめたら今日の装いでOKとは言われたが、少し考えておく方がよさそう。
姉も着物で、縫い紋の一つ紋を入れた江戸小紋(角通し)に、
松がいくつも入っていて、その松の中にいろいろなおめでたい柄の入った帯をしていた。
着物は地紋を織り込んだ生地に柔らかい緑の細かい角通しが染められている。
地色が白でなく薄い緑に見えるほど細かい角通しで、遠目には本当に無地に見える。
袋帯は、勧めてくれる人がいて芯なしで仕立ててもらったが、形が崩れやすく難しいとのこと。
芯なしは洒落帯で角だしにでも結ぶなら楽でいいだろうが、
キチンとお太鼓で決めたい時には向かないと言っていた。
終了後、東武デパートの呉服売り場にある工房でやっている牛首紬の会の、
のべびき(繭から糸を引き出す作業)実演を見に行く。昨日偶然見つけたのだが、
食事が昼過ぎゆっくり開始だったため、残念なことに今日の実演はもう終わっていた。
来年2月に2週間くらい伝統工芸センターで実演の予定だそうで、そちらに来てくださいとのこと。
仕方ない。またの機会を楽しみにしていましょう。
次に、昨日見た大島紬がどうにも気になるので、売れてしまっているだろうがまだあったら..と
有楽町線一本で銀座まで行ったら、なんとまだあるではないか...
ああダメだわと私の自制心は崩壊して、結局単衣に仕立ててもらうことにしてしまった。
仕立てを頼んだ時、デパートの呉服部の方が反物の価格に驚いたくらいの掘り出し物だが、
そうは言っても、古代染色の手織の大島紬なので結構な出費。
まあ仕方ないでしょう..と思うものの、ああ!どうしよう..というのも実感で、
無論楽しみな反面、本当に頭が痛い。 |
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2007.10.27 [土] 三響会 |
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年に1日の三響会で新橋演舞場に行く。
能大鼓方の人間国宝亀井忠雄を父に、歌舞伎鼓方の人間国宝故田中傳左衛門を祖父に
その娘佐太郎を母にもつ亀井3兄弟の演奏会で、長男の亀井広忠は能の大鼓方、
次男は歌舞伎囃子方の田中流の家元で現田中傳左衛門として小鼓を演奏、
三男は田中傳次郎として兄と一緒の舞台で多くは太鼓を受け持っているが、
その3兄弟、つまり能と歌舞伎の囃子方が一緒に行う会で共演者も多岐でファンも多い。
どちらかと言えば夜の部に行きたかったのだけど、売り出し初日なのに、
電話がなかなか繋がらず、かかった時にはもう見難い席しか残っていなかったので、
それなら安い席で充分と安い席のまだあった昼の部にした。
友人はすっかり忘れていて数日前に電話したら、なんと1階桟敷のしかも東が1席売りで取れた
というウソのような話。
きっと贔屓筋か何か用に一応抑えていた席が残って戻ってきたものでしょう。
思わずズルイ!と言ってしまったが、運のいい方・いい時はありますねぇ。
序は能楽五変化、シテの梅若晋矢など5人が神・男・女・狂・鬼を順番に舞ったが、
舞に違いがあるのだけはいくらか分かるものの、演奏の違いは殆ど分からない。
笛は違っているなあ..とちゃんと分かった部分があったし、よい音色だった。
能にしても歌舞伎にしても楽しむだけで勉強しないので、見る回数の少ない能が
分からないのは仕方ないとはいえ、少し分かるように勉強が必要かしら..とこの頃しきりに思う。
次は月見座頭で、藤間勘十郎の舞に歌舞伎の勘太郎と狂言の茂山逸平がからむ趣向で、
囃子は能から歌舞伎音楽に代わった。昼の部では愛之助がちょっと参加。
最後が、能と歌舞伎のコラボレーションの獅子。
梅若晋矢・観世喜正、亀治郎・七之助が舞って、両方の獅子を同じ舞台で見られて楽しかった。
歌舞伎の獅子は見慣れているせいか、能の獅子の方が印象的で目がひきつけられた。
時間は短いが総じて満足な会だった。
台風接近とかで雨の中、着物の方が多いのにちょっと驚いた。
着物だけでなく、帰り道には雨コートもいろいろ見られてこれもちょっと楽しかった。
が、コートなしの帯出しの方々を見かけて、ポリかもしれないがちょっと心配してしまう。
私は無理せず、洋服。
帰りに流石にお腹が減って銀座三越の地下の美濃吉のイートインコーナーで食事。
3卓しかないが、ここでは弁当とは違い、暖かいものは暖かく冷たいものは冷たくいただけて、
さっと食事するには好都合なので、よく利用する。
その後、松屋のきもの市を覗く。
掘り出し物の江戸小紋柄のようないろいろの柄を織り出した大島紬を見つけるが、
先日着た百選柄や同じような柄行きのお召しに似ているし、懐事情を考えて我慢、我慢。
でも、あれで単衣にしたら..と今も少し心残り.. 困ったものだわ。 |
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2007.10.26 [金] 狂言の会2日目 特別展示の華麗なる能装束第2期 |
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国立能楽堂の狂言の会の2日目の公演があり、今日も開演直前に飛び込みました。
昨日は少しビックリするほど着物姿の方が多かったのですが、
今日は雨のせいか殆どいらっしゃいませんでした。
私は見に行くだけで精一杯なので洋服でしたし、昨日は着物だった友人も今日は洋服でした。
演者は2日とも同じ方々で、(囃子方は代わっていましたが、)
演目は大蔵流の居杭の他は異なっていて、2日間でいろいろ見られてよかったです。
居杭の他は、昨日は腰祈(大蔵)、比丘貞(和泉)と素囃子の樂、
今日は孫むこ(和泉)、庵梅(大蔵)と、素囃子の神楽。
比丘貞と庵梅は狂言方の大曲で、枕物狂と合わせて三老曲と呼ばれているとのこと。
三老曲のうち2曲も続けて見られたのはラッキーでした。
居杭はシテが昨日は千作さんで今日は千乃丞さん、
アドの2人は千五郎さんと七五三さんが役割交代で演じられました。
2日間で印象が少し違いました。
言葉や動きで異なっているところがあったのは、きっと千作さんの年齢を労ってでしょう。
千作さんは若い方のような動きは無理でも、かわゆい♪と言う方が多く、
その存在感はスゴイものがありますね。
万作さんは今日は孫むこの祖父で、昨日の比丘貞の老尼とは全く異なった役柄でしたが、
今日の方が困った(笑)老人の頑固さが楽しかったです。
お能は分からないことの多い私ですが、狂言はいつ見ても楽しめます。
休憩時間に高島屋コレクションの華麗なる能装束の特別展示の第2期を楽しみました。
昨日も拝見したのですが、思い出すのが遅く半分で時間切れのため、今日も見に行きました。
終演後は昨日も会った友人と駅までの途中でコーヒーを飲みながらおしゃべり。
今日はもっぱら着物の話しでした。
彼女はお母様が着物道楽だそうで、ご本人も踊りをなさっていることもあって、
着物に詳しいので、ブランクの長い私には参考になります。
着物の相談事は姉にするのですが、姉はお茶をしていて、季節など約束事をしっかり守るので、
気楽に自分風に着るのとは少し違っていて、その点、友人の話は日頃の着物着用に実際的です。
つい話し込んで、帰りがまた遅くなってしまって、明日の三響会にキチンと行いけるか心配。
昨日今日と6時半開演に飛び込んだのに、明日は昼の部で1時開演、どうにか頑張らなくちゃ.. |
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2007.10.25 [木] 狂言の会 富山料理 |
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国立能楽堂の狂言の会に行く。 明日と2日連続の狂言の会。
またも体調悪くパスしようかなと思ったものの、千作さんと万作さんを観られるのに
それはないでしょう!と間際になってバタバタして開演直前に飛び込みました。
でも、頑張って行って大正解! 楽しかったです。
千作さん、かわゆいわぁ!って思いました。
今日は初めての中正面席。観にくいかと思っていた程には柱が気にならず、
安いし、お薦めかしら..と思いました。
いつもの友人に会って、終演後の食事に誘われて、
体調がいまいちなので遠くはいやよ!と言ったら駅までの途中で気になっている
富山料理の店に行きたいというので、私も気になっていた店だし、ご一緒しました。
富山料理って初めてです。五万石という店ですが、富山は5万石の小大名だったのかしら..
昔、当時は富山に住んでいた祖母の家に行ったことがあるはずなのに
幼かったので殆ど何も覚えていません。
時間的に滑り込みセーフ! だったので少し忙しなかったけれど、
かぶら漬けならぬ大根漬けもよかったし、味付けも具も違うのにお隣の石川の冶部煮に似た
お椀も、白海老のかき揚も楽しくて、2日連続の和食にも満足してニコニコ。
今日は2人で一本(一升瓶ではなく4合瓶ですけれど)空けてしまった。
いつもワインを空けてしまうのだから、同じことでしょうかねぇ。
後で、外食は止めるんじゃなかったの、と自分に突っ込み。
でもおいしく楽しい時を過ごせばOK、OK。
因みに別々に切符を取っているのに今日も明日も明後日も同じ所に行くことが判明。
以前よく会った歌舞伎座や国立劇場には平日に行くことも多く、会うことが少なくなったけれど、
観るものも好みが似ているので、まあ、そんなものでしょう。
2人とも食べるのが好きで会うとついおいしいものを食べて散財してしまう。
日曜日は母の卒寿の誕生日で一緒に食事なのに、明日と明後日がちょっと怖いかも..
彼女は赤/桃? 系のやわらかい色合いの総柄小紋。
私は着物の準備もしていなかったし、飛び出したので洋服。
彼女の話では明日は天気が悪いとか..着物にするかどうしよう.. |
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2007.10.24 [水] 岩盤デトックスカプセル体験、日本料理 |
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数年前にしばらく通ったことのあるエステ(っていうのでしょうか、あれも) から
10月末までの岩盤デトックスカプセルの優待券が来ていたので、
眠れないまま急に思い立って、体験してみようと午後になって銀座まで出かける。
岩盤浴で使うマットを敷いたカプセルに入るというものだった。
最高82℃だそうだが、氷枕のおかげでのぼせもないし、
身体が冷えていた割にはそこそこ汗も出て気分よし。
その後、少しは散歩でもしようと、東京駅へ、更に日本橋駅へと歩く。
歩いてちょっとお腹も空いてきたので、本当に久〜しぶりに門仲の志づ香に電話したら入れるという。すぐに行ったら、ラッキーなことに今日で松茸は終わりになりそうとのこと。
今年は松茸の出始めが遅かったのにもう終わりで、これからは普通の店では高くて扱えないと言う。いつも通りお任せで、土瓶蒸し(松茸がいっぱい!)もつけてもらい、しあわ〜せ!
1合しか飲まないのに、寝てないせいか酔いが少し..
でも、これで今月の外食は終わりにしなければ...
漸く秋になったばかりなのに私の財布は肺炎になりそう〜
まだ7時半だったので、先刻の散歩で弾みがついて、今日は歩けると家まで歩く。
ノンビリ屋なのにせっかちな私は結構なスピードで歩くので、いつもは大分汗をかくのに、
もう秋ですねぇ、今日は気持ちよく風を切って(オーバーかしら) 30分も歩いたのに、
汗なし、汗ばみもせず.. もっとも家に着いてしばらくしたらジワッと.. |
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2007.10.23 [火] 無料着付け教室 |
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私が懇意にしてもらっている(?)ネット展開もしている呉服屋さんのメルマガで
無料着付け教室がテーマになっていたので、体験の感想を書き込みました。
もしかしたら真楽の会員にも参考になる方がいるかしら..?と思ってここにも載せてみます。
体験者です。着物に復帰して自分で適当に(笑)着てはいましたが、
どうせならちょっと習ってみようかと思い昨年度後半に参加しました。
特に帯は若い頃はふくらすずめなどを母に結んでもらっていましたので、
この機会に帯結びをしっかりマスターしてしまおうと思ったわけです。
結論として、着付け習得にはいいけれど、
販売会に対する考え方次第で、功罪ともども、というのが感想です。
因みに私は功のほうが断然多かったです。
最近は着付けの本・雑誌の特集も多いし、ネットでもいろいろな情報があって、
充分に自習できると思いますが、それはもしかしたら、ある程度着られる人で、
全く着たことのない方には難しいかしら?と思いますので、私はお薦めだと思いました。
でも、店長さんも書いていらっしゃるように、教え方も販売に関しても
講師による差が大きく、当たった講師次第とも言えそうです。
ただし、あのセミナーは確かに曲者です(笑)。
セミナー自体は何も知らない方には結構勉強になって、いい経験だと思いますし、
決して悪くないどころか、結構よかったですが、
問題はその後の販売タイムです。(販売の方が時間が長かったです。)
あんな経費を負担して、しかも大変な収益を上げているようですから
着物・帯の販売に関するマージンは相当大きいのでしょう。
でも私が経験した限りでは、いろいろ批判されているので、
最近は以前よりは少し強引でなくなっているようです。
買いたくないと思っている人は、はっきりさせておくとよさそうです。
私は、着物も帯も既にいろいろ持っているのでもう何も買えないと
初めからしっかり意思表示をしておきました。
それで試着は遠慮していたのですが、折角のチャンスだからと進められて
牛首紬を含めていろいろ試着させてもらいました。
一方、着物を買いたいけれど、どういう着物を買ったらいいのか分からないという人には、
むしろいいチャンスだと思います。
よく分からないままデパートや呉服店(いろいろありますが..)で買うよりは
講師も含めていろいろ助言してもらいながら試着できるし、価格も別に高くはありません。
着物・帯・長襦袢をセットで買った人がいましたが、むしろ安めでした。
と言っても、ネットやオークションの安さとは全く別物で、ある程度はしますから、
買う気がないのに無理やり買わされたような感じで買うはめになると
印象は全く違ってくると思います。
事前に、買いたいのか、買わないのか、いいものがあったら買うのか、
等々を考えて、買わないならその旨の意思表示をしておくことを勧めます。
長くなりましたが、経験談です。
なお、販売で利益を上げて、それで着付け教室を実施しているのに、
本来の目的を隠して無料教室として勧誘するという行為がイヤだ、許せないという意見があります。
私も、この意見には全面的に賛成です。
無料と言いながらのセミナー・販売会は気持ちのいいものではありません。
その意味で、こういう会社はいい会社だとは思えません。
ただ、今はネットなどの情報で、セミナーと言いながら、実情は販売会だということが
知られているようで、私が参加した教室では、人数は少ないクラスでしたが、皆さんご存知でした。
それに、説明会と称する第1回教室には会社の人が出席していて、
セミナーについても説明して、承知の上で参加するように言っていました。
また、他の生徒さんが着物を買われた利益で自分が無料で習えると言うのは、
同じ立場の生徒のはずなのにと、納得出来ないものがあり、月謝を払って教室に通っている
という方もあるようです。
この考え方も分からなくもありませんが、
着物を買われた他の生徒さんも、少なくとも私の参加した教室では、
納得して、むしろ喜んで、いい買い物をしたと言ってらしたので、
私は他の方の犠牲の上で無料で参加できたという風には思っていません。
無論買う方がいるので、教室が成り立っているのは事実でしょうが..
でも、もしお買いになった方が、買いたくなかったのに買わされてしまったと言われたら、
私の意見は違っていたかもしれません。
無料着付け教室に参加なさろうかどうしようかと思っていらっしゃる方は、
セミナー・販売会への対応だけでなく、考え方もご参考になさっていただけたらと思います。
追記:
既に何年か前に真楽で討論がされていることを教えていただきました。BBSとKWにあります。
KWにリンクさせようと思ったのですが、やり方が分かりません。スミマセン..
着付け教室で検索できます。 |
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2007.10.22 [月] イタリア料理で元気付け |
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今日も情けないことにまたもやダウンのまま。
夕方から漸くエンジンがかかったが料理する気までにはなれず、
やはり食べさせてもらおうと門前仲町のパッソアパッソに電話する。
8時からならOKというので、昨夜作ったラタトゥイユ風の野菜で取り敢えずお腹をもたす。
歩いて行きたいとは思うもののエンジンがかかったばかりではちょっと遠い。
対馬で捕れたあらの前菜から始まって、マグロと鮭の茄子包み、南瓜とチーズのリゾットの生ハム包み、白トリュフ入りパスタ、津南の豚の肩ロースステーキ、等々で今日も堪能、満足満足!
これだから自分で作る気にはなれない。できっこないのだから..
でも、つつましく暮らすはずの私のエンゲル係数の高さは一向に改善されない。
医者に払うよりはおいしいものに払ったほうが良いといつも自己弁護..困ったものだ。
帰りも10時過ぎに一人で歩くには少し遠過ぎるし、暗い夜道は心配だし、で結局歩かないまま.. |
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2007.10.21 [日] フランス料理で栄養補給 |
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2日間もすっかりダウンしていたら、今日は大分調子がいいので、
ランチで栄養補給(笑)しようと麹町のオーグードゥジュールまでフランス料理を食べに出かける。
電話したら遅めの時間なら入れそうなので、待つこと覚悟で出かけたが、
いつものサービスのシャンパンを飲んでいるうちに席が空いて、ラッキーだった。
いつも通り、おいしいものをたっぷり食べて満足満足! ちょっと食べ過ぎ!?
その後は有楽町でファミリーセールを覗いてから、腹ごなしも兼ねて、日本橋まで歩く。
歩けば歩けるのに、日頃の怠惰ぶりは何なのだと自分で自分を叱る。
出かけない日は、それこそ家から一歩も出ない日も珍らしくもない。
足腰の衰えが我ながら恐ろしい。
出かける用事のない日は、散歩しないと..と思いながら、ズルズル先延ばし..
実行あるのみ..なんですけれどねぇ.. |
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2007.10.20 [土] 琳派百図展に行き損なう |
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今日一日だけという琳派百図展を楽しみにしていたのに、残念なことにダウン..
行き損なってしまった。
頑張って行けば行かれたとは思うが、着物を着て出かけるだけの気力がなく、
最後まで逡巡しながら諦めた。
やっぱり体調回復にもっと気をつけていかなければ.. |
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2007.10.19 [金] 寝て曜日 |
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今月は趣味の観劇予定がギッシリで、自分でも持つかしら..?と心配だった。
歌舞伎もあちこちでやっているし、オペラも新国立だけでも2演目、
国立能楽堂の狂言の会も2日連続だし、三響会もあるし..
それに、なにより母の卒寿のお祝いもある。
その上、着物の見た〜い展示もいろいろあることをKWで教えていただいて、
先日の江戸小紋二千柄展は本当に楽しかったし、明日の琳派友禅の展示も是非見たい。
今日は強引に誘われた展示会があって、体調がよければ..と言っておいたが、
やはり休みたいと昨日断っておいて大正解!!
すっかり寝て曜日となってしまった!!
来月は休息月?で予定は極僅か、それまで頑張って乗り切りたい。
それにしても、趣味で一杯の予定なんて2〜3年前までは考えられなかった。
長〜く働いてきたのだから、たまにはいいでしょうと思いながらも、
体調が回復していないところで、いい加減にしなさいという自分がいる。
自重しながら、楽しみましょう! |
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2007.10.18 [木] オペラ |
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新国立劇場にオペラ「フィガロの結婚」を見(聞き)に行く。
前回の公演よりは少し工夫もあったようだが、あの演出・舞台装置には馴染めない。
それで、あんなに動いて、よく歌える! と歌手に同情してしまう。
友人は、だから音がずれたと言っていたし、彼女もあの演出には批判的。
初めの演出の次にこの新演出になったが、再度の新演出版が望まれる。
有名なオペラのためか、入りはよく空席は少なかった。
友人は引越しなどでバタバタしているようで洋服だったが、着物の方もチラホラ..
私は3日連続の着物。安い上の階の席にしたので、地味めの小豆色の江戸小紋(よろけ縞)。
帯は「菊花良園」。灰みの青緑地に白・黄・灰色の菊と桐と垣の模様。
模様的には秋向きと思うが、菊が小さいのでこの柄なら季節選ばずOKかも..
帯締めは今日も伝統工芸作家の松山好成氏の伊賀組紐で、灰みの薄紫に紫と小豆色。
帯揚げは濃緑の「幻雪」にした。
終演が10時と遅かったので、一緒に食事しようとオペラシティタワーに行ったが、
もう終わっている店が多く、まだOKだった和食(しゃぶしゃぶ等)の店に入る。
閉店まで1時間ないので、せっせと食べたが、少し話していると時間オーバー。
いわば追い出されたのだが、最後の路線は終電近く、却ってよかった。 |
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2007.10.17 [水] 歌舞伎、帯締め購入と刺繍実演拝見 |
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国立劇場の歌舞伎に行く。
今月はここと歌舞伎座以外にも新橋演舞場の昼の部と三越劇場の三越歌舞伎、等があるせいか、
いつもにも増して空席が目立った。 演舞場と三越は、懐事情からも月を変えて欲しかった。
幸四郎の俊寛。 幸四郎の歌舞伎は、合ってない..と思うことも多いが、
昨日観た勘三郎の俊寛よりはいいと思う。 世話物は全然合わないけれど..
あと、染五郎のうぐいす塚。
昭和初期までは演っていたのにその後上演が途絶えた芝居だそうだが、結構楽しかった。
着物の方もいくらかはいらしたが、歌舞伎座に比べると人数は本当に少ない。
私は久しぶりにいい席にしたので、茶泥・総柄の大島紬をおろす。
作ってから着ないままだったが、着てみたらやはりいい♪♪ これからも時々は着たいと思った。
ひなやの組帯を合わせたが、これも初。 焦げ茶の地色に、金と白で柄が入っている。
昨年の春に買った帯で着物への復帰を決定的にした記念すべき帯だが、
紬には合わせ難いような気がして、今まで締めていなかった。 漸く締められて、うれしい!!
帯締めは伝統工芸展に何度も入選している組紐作家の松山好成氏の伊賀組紐。
焦げ茶に薄茶色と黄色が入っていて、この着物に合わせようと購入したもの。 これも初。
着物と帯締めを決めてから、帯を決めたのだけれど、色合いもよく、いい感じ♪♪
着物と帯と帯締めまで、お初だったが、いい取り合わせで気持ちよく着られた。
帯揚げは薄茶色(ベージュ)に瓢箪柄の絞りの入ったもの。
草履は黒の台に黒と白の五嶋紐の鼻緒。
終演後は、帯締め購入と刺繍実演拝見のため、半蔵門線一本で日本橋三越へ行く。
まず三重展で松山好成氏の帯締めを求める。
日本橋店では呉服売り場には登場なしで、この三重展で1年に1度だけご本人が直接販売なさる。
直接販売のためか、入選作品などの特別なものでなければ、思いのほか高くないし、
作られたご本人とお話ししながら選べるので、1年間じっと待っていた。
好きなのにあまり持っていない青系の色めのものと、さし色として使いたいものなどを選ぶ。
次に呉服売り場に回って、百花さんのお師匠様の伝統工芸士の竹内功氏の刺繍実演を拝見する。
私のイメージの刺繍のほか、説明なしでは織かと思うような刺繍もあった。
奥様がいらして、説明してくださって、少〜しは刺繍のことが分かったような..
実演は黒帯に金で竹の刺繍をしていらして、とても素敵!!
竹の線を真っ直ぐに刺繍するのは難しく、どうしても曲がってしまいがちだそうだし、
機械刺繍なら真っ直ぐ刺せるけれど、ただ真っ直ぐなだけで味がないとのこと。
真っ直ぐ刺した縦の糸はそのままだと引っかかり易いからと、
竹内功氏はスイスイ止めていらしたが、あの速度であれだけの精度で刺すのは大変だそう..
でも、やはり少々お値段は張る。仕上がったら展示するので、又来て下さいと言って下さった。
素敵な刺繍入りの着物も何枚かあったし、帯ももう少し安いものも展示されていたが、
場所が狭く、たくさんは置けないというのが残念。
私が着るのは紬が中心なので、繊細な刺繍の帯にはあまり興味がなかったが、
これからは見方が変わりそう..
それから、お話していて分かったことに、竹内氏と帯締めの松山氏は友人で、
先日の江戸小紋二千柄展の松綱の砂川氏との3人展を福岡で毎年されるそうだ。
なんだか、うれしい輪があるのですね! |
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2007.10.16 [火] 歌舞伎 |
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新橋演舞場の昼の部の歌舞伎を観る。
勘三郎が全てに出演、大奮闘!
序幕は俊寛。明日は国立で幸四郎の俊寛を観るので、違いが分かりそうで興味深い。
勘三郎は弱っているはずの俊寛にしては、元気過ぎ!?!
次の連獅子は期待通りのよい出来!! 勘太郎が凄くいい♪♪
踊っていても身体の線がキレイなのは基本通り丁寧に踊っているということでしょうねぇ!
最後の文七元結は、前に観た時にチガウと思ったので期待していなかったが、
前よりはよかったかしら? それとも期待度の関係??
山田洋次監督が映画に撮るので演出も担当したそうで、いつもと少し違うところも..
でも、文七も芝浜も魚屋宗五郎も、やっぱり菊五郎が断然いいと再確認した。
終演後は細い雨が少し降っていた。洋服なら傘なしでOKだが、着物なので折り畳み傘をさす。
折り畳みって、やっぱり便利。
雨が降りそうな予報だったせいもあるのか、着物の方は少なかった。
私は、シルクウールの着物。ベージュの地色に灰・茶・白の萩っぽい柄の総柄小紋。
柄からいって10月にピッタリの着物。
シルクが半分はいっていて光沢もあるので、去年は大島かと思った方が何人かいらしたが、
今回も素材が分からない人がいた。
華段入りの黒地の博多帯。博多帯は軽くて暑くなくてうれしい。
黄土色に薄緑の入った帯締めに、黄土色の帯揚げ。帯締めと帯揚げの色が似ているのは久しぶり。 |
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2007.10.15 [月] 朗読講座、イストグラフ、富岡八幡宮の縁日 |
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朗読講座に行ったが、参加者がまた減っていて定員25名のところ半分の13名。
私も欠席したこともあるし、次回は増えているといいけれど..
日頃声を出さないので、大きな声が出し難い。 昔はよく響く声だったのだけれど..
前々回、前回と2回も声を張って、と注意されたので、今日は気をつけて読む。
全体はよいが、地の文と台詞の部分との差をはっきりするように、
発声練習の際に高い音と低い音を連続して出すといいと指導していただいた。
家で練習なしでぶっつけ本番はやはりマズイのでしょう、しっかり練習している方もいたし、
いずれボランティアができるようになりたいのだから、私も少しずつでも練習しなければ..
教室の後で、ちといちさんがKW登録していらしたイストグラフを探して寄る。
松坂木綿の着物も持っているし、楽しみにしていたのに、メモを持って行くのを忘れてしまったが、
自転車だったので多少遠回りでも、その当たりを探せば見つかるだろうと思っていたら、
すぐに見付けられた。
着物になる反物はなく、1メートルずつの松坂木綿のいろいろな柄の布があった。
自分でいろいろ作る方にはうれしいだろうと思うけれど、私は無理..
小物が、ランチョンマット、文庫カバー、名刺入れ、等々いろいろあって、楽しい。
携帯の楊枝入れが欲しかったが、私が普段持ち歩く楊枝は長くて入らないので諦めた。
ボトルカバーは1種類だけだったが、私の好きな柄のものも含め
今週中にあと2種類できてくる予定とのこと。次回に寄れるまで残っているかしら..
あと、ミニティッシュ入れがあったら欲しかったのだけれど、置いてなかった。
帰りに、こうかいぼうでラーメンで昼食を済ませ、富岡八幡宮に寄り縁日を覗く。
いつもの無農薬・減農薬の野菜のテントで、あれこれ野菜を買う。
新鮮で安全なものがいつも安くて、うれしい。
もう新米が出ていたが、まだお米は残っているので残念ながら今日はパス。
暗くなって雨粒が少し落ちてきたので、急いでまっすぐ帰宅したが、天気はどうにかもっている。
イストグラフで、随分遠くから自転車で..と言われたが、やっぱり少し疲れた。
大体、日頃の運動不足というより、運動以前の動かなさ加減がひどすぎる。
働いていた頃は出勤の往復その他で否応なくある程度は歩いたのに、今の私の怠惰さは..
スポーツを始めるか、せめて、できるだけ散歩でもするか、.. |
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2007.10.10 [水] 歌舞伎 |
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午前中にいつもの通販のベーグルを受け取る。
推薦してくださる方があって5月末に買ってから殆ど毎月購入していて、
ベーグル通になる(?)。 でもその前に、ベーグル疲れになるかも..(笑)
午後は三越劇場の三越歌舞伎に行く。
三越劇場では1年に1回歌舞伎を演るが、今年は澤潟屋一門の傾城反魂香。
笑也も出て、一門の皆がそろっているのを見るのは、何故かうれしかった。
笑也を観るのは本当に久しぶり.. この頃歌舞伎以外の出演が多いようだし..
傾城反魂香の将監閑居の場はよく演るが、その前の段は観たことがないので楽しみにしていた。
今まで疑問だった場面のつながりが分かってよかった。
三越劇場は前にも行ったことがあるのに、改めてこじんまりした劇場だと思った。
客席はともかく、舞台の幅も奥行きも狭く、役者は動きにくいだろうが頑張っているよう..
舞台が狭くて客席が近い分、迫力はあるが..
今日は大向こうがいず、声がかからないので、いつもと雰囲気が違って、少し寂しい。
役者もやりにくいだろうと思った。 客層も違うし..
でも、劇場の雰囲気はちょっとレトロで楽しい♪
着物姿の方もチラホラいらしたが、歌舞伎座に比べると少ない。
雨も降らなそうなので、私も今日は頑張って(笑)、着物にした。
白大島紬を着る。 大島紬は好きで冬でもお構いなく着ると思うけれど、
白大島は来月半ばくらいまでで、その後は来春まで着ないと思う。
今秋もう1度くらい着たいけれど.. 着られるかしら..
帯をまた先日の「蔦葉霞」にしたので、帯締め・帯揚げも怠けて先日と同じ。
着物は違うけれど、帯は3回も続けて同じ。
でも、季節ピッタリ感があって11月まで大いに使いたいのでOK。
草履はシルバーの台に藤・金・白色の五嶋紐の鼻緒のものをおろす。
バッグはまたもやまぶどう籠。大きめでたくさん入るのでついこれにしてしまう.. |
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2007.10.9 [火] 観劇 |
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また体調がイマイチで、朝の短歌教室はまたも欠席になってしまった。
添削だけはしていただいているが、教室に出て学べることもあるのに残念。
新橋演舞場の夜の部の森光子と中村勘三郎の芝居にはどうにか行けたが、
着物はやめて洋服にする。
予約初日に切符を取るはずで予定していたのにケロッと忘れて随分後になって取ったのだが、
いい席は無論ないので一番安い席で探して取れたのが今日だった。
どうしようかと思ったものの森光子を見ておくチャンスだしと思って行くことにしたのだが、
年齢を考えれば確かにすごいが、芝居としては観に行くほどのことがあったかどうかは疑問。
むしろ佐藤B作が印象に残った。
でも勘三郎ファンにはたまらない、うれしい舞台だろうと思った。 |
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2007.10.8 [月] オペラ |
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新国立劇場開場10周年の幕開け、2007/2008シーズン開幕初日、タンホイザーに行く。
音楽は分からないのでコンサートには縁遠くオペラくらいしか行かないし、
ワーグナーのオペラは新国立劇場で観る(聞く)だけなので、これは全くの初めてだったが、
引き込まれる感じで楽しめた。
目で観る歌舞伎、声を楽しむオペラ、両方同じ感覚で捉えていて、声を十分楽しめたせい?
タイトルロールのタンホイザーの歌手が初めの予定から他の方に代わっていて、
カーテンコールで一部ブーイングもあったが、全体として私は楽しかった。
今年も初日のシーズンシートを買ったという知人に当然会えるものと思っていたら、
席には知らない方が.. 少し長めの旅行にでも行ったのかしら..
雨で少し躊躇したものの、やはり着物で行った。
他にも着物の方が数人いらした。
シーズン開幕初日なので訪問着にするつもりだったが、雨の日におろす気になれず、
山岡古都さんのいわゆる銀無地にいろいろの柄の段が入った絵羽小紋にする。
帯は先日おろしたばかりの灰みの赤紫色(?)の「蔦葉霞」という袋帯。
柄と色が秋向きなので、今月と来月はこの帯の出番が多くなりそう..
帯締めはアクセントに黄色に薄い赤色と薄い緑色と金糸が少し入ったもの、
帯揚げは先日と同じ竹色の草木染を合わせる。
バッグは久しぶりにやまぶどう籠をやめて、伊と忠で気に入って買ったのに
しまったままになっていたお茶席バッグにする。
紫の無地の蛇の目傘(蛇の目はないけれど)、雨下駄は止めて草履にした。
袷の着物はまだ暑いと思う日もあるのに雨コートを着たのでやはり暑かった。 |
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2007.10.7 [日] 絵画展 再度の江戸小紋展 |
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1ヵ月ぶりにみかわで天麩羅。最近は月一になったので、おいしさの実感が強いみたい。
茅場町から東京駅八重洲口の大丸まで歩き、ちょっと覗いてから、
メトロリンクバスで三越に行き、印象派とエコール・ド・パリ展を覗く。
店内がいつもより混んでいるように思ったが、ジャイアンツ優勝セールのためらしい。
その後、シャトルバスで帝国ホテルに行ってセールを覗いた後、
昨日見損なった実演を見に、銀座までてくてく歩いて、江戸小紋二千柄展の会場に行く。
日比谷から銀座までの途中、数寄屋橋あたりで夏の薄物を着ている方とすれ違った。
素材は何だったのか透ける着物だったため、ちょっと驚いて見てしまった。
基本的には自分がいいと思うものを着ればよいと思ってはいるが、涼しい日だったので気になった。
季節感や見た人の違和感も考慮した方が..と思ったので、自分では気をつけたい。
江戸小紋、やっぱり好きだわぁ!と思いながら、今日もじっくり見て回る。
会場内で型紙作りの型彫りの実演をしていらっしゃるのを拝見し、お話も伺う。
いろいろ異なる文様の混ざった型ならミスも分かり難いが、
極鮫のような同じ柄の続くものはミスが一目で分かるので誤魔化しが効かないとのこと。
外の廊下でも染付けの前の糊付けを見せていただく。
簡単に柄を繋いで糊付けをしていくが、熟練とはいえ、
よくあんなに柄をパッと合わせられるものだと舌を巻く。
時間がかかると糊が乾いてしまってダメとの説明にご尤もと思うけれど、
それにしても職人技というのはお見事!
昨日着ていた江戸小紋の柄の名前を教えていただいたのに、うろ覚えで不確かなので、
再度お店によって、「百選柄」ともう一度教えていただく。
あの百選柄はいいもので大事に着てくださいね、と言われた。大事にしよう。
京橋まで歩いて、またメトロリンクバスに乗って、もう1箇所寄ってから帰る。
今日は結構よく歩いたが、無料バスもたっぷり利用した。
土産に買った恵那の寿やの栗きんとんで抹茶をいただいて、一息つく。 |
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2007.10.6 [土] 江戸小紋展 |
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KWで紹介されていた江戸小紋の松綱の創業百年記念の江戸小紋二千柄展を見に銀座まで行く。
会場全体どこを見ても江戸小紋というのは、やはり圧巻!
鮫、角通し、行儀、毛万筋、その他知っている柄も多いが、知らない柄もいろいろある。
遠目には無地に見えるものだけでなく、絵羽ものや小紋感覚のものもいろいろあって、堪能した。
水曜日からの体調の悪さが続いていて、少し躊躇したものの、
明日行けるかどうか心許ないので、頑張って行ってよかった。
午後遅くになって行くことにしたので、会場に着いたのはもう6時近かった。
もう少し早ければ、型彫り・染付けの実演が見られたのに、もう終わっていて残念。
実演は何度もしているようなので、明日行けるようなら、もう一度行って実演を見たいと思う。
江戸小紋好きの私には、欲し〜いと思うものも無論あったが、懐が許さず、自重..
会場で偶然お会いした百花さんのグッドタイミングな忠告のおかげもあり、自制できたのかも..
江戸小紋展なので、江戸小紋を着て行った。
いろいろな柄が段に入った黒地のものに決め、しつけ糸を急いで取って着て行ったが、
後で寄った呉服店(作った店ではない)で「百選柄」と言うものだと教えていただいた。
百種類の柄が入っているはずだそうなので、今度ゆっくり数えてみたい。
名前の分からない柄もいろいろあるし、改めて柄をみていくのも楽しそう..
このいろいろな柄の入った江戸小紋が好きで、お召しでも同じようなものを持っている。
帯は季節的に今まで締めそこなっていた「蔦葉霞」という灰みの藤色の袋帯。
小物は小倉淳史氏の辻ヶ花柄入りの灰みがかった薄緑の帯締めに、
同じような色合いの草木染の帯揚げを合わせる。
黒色の台に黒と白の五嶋紐の鼻緒の草履に、やまぶどう籠。 |
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2007.10.3 [水] 歌舞伎 |
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歌舞伎座の夜の部を観劇。
昨日の昼の部では初日というのに見始めた頃のようにちょっと心配なくらい(笑)空席が目立っていて
平日にしても..と思ったが、今日は結構入っていて何故か一安心。
別に歌舞伎座や松竹の関係筋でもないのに、この感じ方は何なんだろうと自分でも不思議..
今月は歌舞伎公演が多く、いつもの国立劇場の他、新橋演舞場の昼の部と三越劇場でも
演っているせいかとも思ったが、やはり役者、演目で違いがあるよう..
牡丹燈籠、終わりが尻切れのような中途半端な感じが残ったが、楽しめた。
役者も仁左衛門と玉三郎だけでなく、それぞれがニンにあっているというか、いい感じ!
三津五郎の奴道成寺も楽しい!
今月の歌舞伎座は、無論好き好きだろうが、私は断然夜の部の方が楽しかった。
今日も着物。
体調がイマイチでぐずぐずしていたが、3時頃になってやっぱり着物にしようと
慌てて着物を出して、帯と小物を選んでいたら、時間がドンドンなくなる。
大急ぎでシャワーと化粧をして、バタバタと着て出かけるが、
1年ちょっとの間に大分早くなってどうにか開演に間に合った。ホッ..
着物は泥大島紬。黒に藍の絣、赤と藍の絣の花模様入り。
帯は買ったもののまだ締めていないのにしようかと思ったがあれこれ合わせてみているうちに
時間切れ、結局、前にも合わせた藍と白の組紐の帯にする。
時間のあるときに他の帯も合わせてみて、合う帯を見つけておかなくちゃ..
帯締めは黒かと思うような濃紺に臙脂色の入ったもの、帯揚げの色は錆朱(?)
着物の八掛けが暈しとはいえ若向きの朱色なので、取り換えてもらおうと思ってはいるが、
着ないまま取り換えるのもちょっと癪でそのまま着たら、帯や小物を地味にすると
八掛けの赤いのもアクセントになるし..と、ちょっと無理にこじつけている。 |
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2007.10.2 [火] 歌舞伎 今年50回目の着物 |
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歌舞伎座の昼の部を観劇。
序幕の赤い陣羽織は初見だが、結構楽しめた。
錦之助は信二郎時代よりいい味を出しだしたように思う。
いい役もつくようになったし、今までの苦労が報われているような..
恋飛脚大和往来の封印切は人気があるのかよく演るが、
いつもあのじゃらじゃら加減にウンザリして、いい加減にしろと言いたくなる。
隣の席の方もそのお隣も同じようなことを言っていらしたから、
やはり東京人向きではないのだろう..
新口村は絵としてきれいなので結構楽しめるけれど..
羽衣は玉三郎ワールド.. 愛之助も端正でよかったが..
週末から急に涼しくなったので暦通りに衣替えをして袷を着る。
着替える頃にも雨が降っていたので、予定を変更してポリエステルにする。
帯と小物をあれこれ合わせているとすぐに30分くらい経ってしまい少し慌てる。
雨天用に買った撫松庵の小紋で、少し緑みの入った黒地に緑系の柄が入っている。
帯は渡文の袋帯。緑or青がかった灰色地に黄・白(金銀?)と紫系の色で菊や垣が入っている。
「菊花良園」というだけにこれからの季節にはピッタリ..
去年の秋に締めそこなったままになっていたのを初おろし。
帯締めは伝統工芸作家の松山好成氏の組紐。灰みがかった藤色に紫と臙脂が入っている。
帯揚げは鶯色の「幻雪」というのを合わせる。
紫の蛇の目傘に、藤色の爪皮をつけた雨下駄。
そう言えば、今年の着物着用50回目だった。年間着用目標回数を見事(笑)クリア..
あと3ヵ月.. 何回になるか、ちょっと楽しみ..
帰りに元同僚の夫君主催の書道展を覗く。
彼女は書は全くしないそうだが、会場にいらして暫く立ち話。
昨年5月から始めた長唄にすっかり夢中で、稽古も楽しくて仕様がないとか..
毎日最低2時間は稽古し、出かけるときもイヤホーンで聞いているとか..上手になりそう..
師匠の勝国氏は三味線の方が本職(?)で、今月は新橋演舞場の勘三郎の連獅子と
歌舞伎座の玉三郎の羽衣の立三味線だそう.. お弟子さんも彼女以外はプロばかりとか..
彼女は書道関係の皆を招待して明日演舞場の1列目で観劇とのこと。
そう言えば、今日の羽衣の笛はそらさんの師匠(雰囲気的には先生の方が合う?)だったような..
お顔をしっかり覚えていないので心許ないし、プログラムを買わないのでわからないが、
多分間違いないでしょう。
後で呉服店を覗く。
帯と小物をキチンとしていたためかポリとは思えないと言われた。してやったり..(笑) |
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2007.10.2 [火] 9月の着物着用備忘録 |
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9月の着物着用備忘録。単衣。
9月2日 歌舞伎座(歌舞伎) 塩沢絣(紺・黒色、飛び柄) 紗博多帯(灰白色、お太鼓柄)
9月15日 歌舞伎座(歌舞伎) 上代お召し(灰色地) 紋博多帯(白地、縞柄)
9月16日 池袋三越(大正ロマン展)と花想容 塩沢絣(紺・黒色、飛び柄) 紋博多帯(白地、縞柄)
9月21日 国立劇場(文楽) 塩沢絣(紺・黒色、飛び柄) つづれ帯(青みの灰色地、お太鼓柄)
9月24日 国立演芸場(落語) 阿波しじら(青地、縞) イカット半幅帯(白地、五曜太子)
9月29日 国立能楽堂(能狂言) シルック色無地(藤色)、博多帯(黒地、華段)
9月の着物着用は6回。
1回は着物をパスして洋服で出かけた。 もう1回は外出中止。でも6回着ればOKでしょう..
塩沢絣の涼しげな感触が気に入って半分の3回も着たが、帯は毎回違うものを合わせている。
6月にも着た上代お召し、今年の夏に着ていなかった阿波しじら、
そして初めておろしたシルックの色無地をそれぞれ1回着ている。
帯は紋博多を2度締めているが、あとはいろいろの帯.. 良し良し..
黒地の江戸小紋は6月よりは9月向きなのに、6月には着たものの9月には結局着ずじまい..
塩沢も白地の訪問着は着そこなってしまったし、暈し染めの付け下げも着なかった。
単衣の時期は6月と9月に1ヵ月ずつに分かれているので、着そこないやすい気がする。
10月も初めは単衣で過ごそうかと思っていたら、週末から急に涼しくなったので、
単衣はやはり9月でおしまいにして、季節どおり袷に衣替えすることにしよう.. |
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