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2007.11.30 [金] しっかりしなくちゃ

用事に遊びに忙しい10月の後は、予定少しでノンビリできる11月だったはずなのに、
何故か、やっぱり忙しい11月になってしまった。
観能を2日追加したところに、のうのう講座:能装束の解説の切符を譲ってくださる話に乗って、
更に真楽のご近所懇親のお誘いで2日ご一緒させていただいたし..
それぞれ楽しんだので、それはそれでよかったけれど.. 問題なのは、予定のない他の日。

後半の予定は教室1回と、観劇1回だけで他は何にもないので、
本当にそろそろ片付けなくっちゃ正月が来ない(笑)と思っていたのに、
結局用事ができて一日出かけたり..
そして、そして、他の日はすっかり寝て曜日というか寝て週間になってしまった。
全く頑張れないというより、当たり前の生活のできていない困った私..
しっかりせいと自分に掛け声をかけるばかり.. 

2007.11.28 [水] 慌しい一日

今日は朝のうちに済ませてしまいたい用事があって、
そのプレッシャーのせいもあったのかまたも眠れないまま、一日飛び歩く。

朝、久しぶりにラッシュアワーの電車に乗り、銀座に出て用事を済ませてから、
三越の歌舞伎衣装展に寄る。 無料の展覧会だけあって(笑)、数は少なく、
少し寂しかったけれど、今の舞台の派手派手の衣裳と比べ、地味めでアレッと思う。
派手になったのは、歌舞伎ブームと関係あり? でもブームの前も派手めなのは..?

次に青山みともの沖縄染織館・つむぎ館の閉館セール会場へ。
資金があれば、欲しいもの、お買い得品がいっぱい。
見るだけの予定で、我慢していたのに、最後の最後でしょうざんの生紬無地染に引っかかる。
もう本当にこれで打ち止めと、単衣に仕立ててもらうことにする。
確かにお買い得ではあるが、我ながら呆れ果て、いい加減にしなさいと、自分にいささかウンザリ..

見れば、いい物・欲しい物が見つかるし、何も買わないのも悪いようで..と、つい買ってしまう。
見るからいけないので、これから数年は意思を強くして、見るだけでも..という誘いの電話も
しっかり断り、展示販売会には行かないことに決め、堅く守る決心をした。
これからの私の生活がかかっているのだから(爆)、頑張るわぁ〜

宝町駅前から無料巡回バスで日本橋三越に行き、いつものように来年のカレンダーをもらい、
高島屋まで歩く。美の壷展を見て、ひと息ついて、東京駅の大丸へ。
連絡のあった、手持ちの着尺で仕立ててもらった緯双の大島紬の塵除けを受け取る。
早く着たいけれど、仕立を頼んだのが遅すぎて、着るのは来春までお預け.. 残念..

帰宅後すぐに、短歌の添削を受け取りに清澄庭園近くの教室まで、自転車で出かける。
受け取ってから、ふと思い立って、森下の「京金」で蕎麦を食べようと更に自転車を走らせる。
うろ覚えで通りを間違え、清澄通りでなく新大橋通りを探してしまって、走り回る。
そんなに遠いはずはないともう一度戻って、今度は直ぐに見つけて、ホッとする。
にしんと、そばがきのつけ焼きを肴に黒龍を1合、あとは田舎そばで〆。

大分疲労度が強く、帰り道がきつかった。 股関節痛?で上りは自転車を引いて上がる始末。
それにしても、歩きと自転車と、同じ時間かかったら自転車の運動量が大きいことを忘れて、
そば休憩をはさんで、正味2時間もいい気に乗ってしまったのがいけない。
でも、途中で自転車を放り出したくなったものの、最後まで乗って帰ってきたので、よしよし..
今日はよく眠れそう..

2007.11.26 [月] シルバー部 あったらいいなぁ..

祝♪2回目の成人式オフ のBBSを読んでいて思いついたこと。
特に、 >3回目の成人式(それは還暦!)オフにはぜひとも(笑

3回目や、2と2分の1回目もいいわねーと思いました。
 ↓
シルバー会とかプラチナ会とか、あってもよさそう..
あるといいなぁ.. シルバー部できないかしら..
プラチナ部の方がいいかしら..

若い人と話すのも楽しいけれど、共通の話題の多いシルバー世代の部もいいのでは..
人生50年というのは大分前の話だけれど、折り返し点を過ぎ、少し時間に余裕のできた者通しで、
ときどきお洒落して集まって、ワイワイ..ガヤガヤ..も楽しそう...

自分では動かないで、あれこれ考えるだけの困った私。

2007.11.25 [日] オペラ

新国立劇場に新演出のオペラ「カルメン」を聴きに行く。
開場以来、カルメンは既に2人の演出で上演されていて、今回が3人目の新演出。
今度はどんな演出かと期待と不安(笑)と半々で行ったが、今までの演出よりは、
日本人好み?のスタンダードな演出で、違和感なく楽しめた。 カルメンらしい!
歌の良し悪しとは別に役柄とは少し印象が違う歌手もいたが、それぞれ楽しめた。

人気のオペラだし、日曜日の今日が初日だったためか、大盛況! ギッシリ入っていた。
私はうっかり切符を取り忘れて、一般発売も大分過ぎて気が付いて慌てて、
舞台が半分見えないので通常は販売しない席ということを了承するならという条件で
やっと取れた席だったので、舞台は身をのりだしても辛うじて3分の2くらいしか見えなかった。
でもオーケストラピットが真下に見える感じで、いつもとは少し違う面白さがあった。

この頃、新国立のオペラ鑑賞時に着物の方が少し増えたような気がする。
私は江戸小紋の小豆色のよろけ縞に、同系色の袋帯で初めて今風の色合わせに挑戦。
この秋にせっせと締めている袋帯の「蔦葉霞」で、地味な灰紫の地色だが、
銀糸が入っていて光のぐあいでは少しきらびやか。 もうそろそろ今年はおしまいかしら..
着物と帯を同系色にしたので、帯締めと帯揚げは渋めの緑で色を注した。
生成り色に片方に渋い緑の入った五嶋紐の帯締めと、暈しの入った鶯色の帯揚げ「幻雪」。
シルバーの台に藤・白・金色の五嶋紐の鼻緒の草履、お茶席バッグ。物入れに古代裂のバッグも。
深紫に刺繍が飛び柄で入った道行コートに、黒地に灰青色の刺繍が全体に入ったショール。
友人も遠くからだと無地に見える濃い灰色の極毛万筋の江戸小紋に、名古屋帯と枯葉色の長羽織。

終演後はまた友人に誘われて、小田急のなだ万賓館で一緒に食事をしながら、
オペラの話、歌舞伎の話、着物の話など、あれこれおしゃべり。
私はエンゲル係数が高すぎるので、少し慎ましくと和遊膳にしたが
飲みながらなのでやっぱり結構かかってしまう.. 気をつけねば.. 

2007.11.24 [土] 大徳川展、インドカレー

大徳川展の夜間延長公開に行って来る。
気になりながらも、ノンビリしてつい忘れたりしていたら、
長い待ち時間と当然付随する大混雑の会場という情報があちこちで目に付くので、
待つのも混雑も嫌いだし、それでも頑張って行こうか諦めようか迷っていた。
大盛況に応えて今週と来週末は7時まで時間延長すると知って、急に4時頃行くことに決め、
バタバタと飛び出して、博物館に5時到着。 10分待ちで入れた。
それにしても私みたいな人が多いらしく、あの時間に並んで待つ人、人、人..
それでも昼の混雑はとてもあんなものではないらしい..ウーム..

着ていった半コートをロッカーに預けて、体勢を整え(笑)、5時15分には会場内に..
ごった返すような人ごみに、根性なしの私は第1会場に入ってすぐにめげそうになる。
第2会場に回ってみたら、少しは混雑状態がゆるいものの、50歩100歩..
中ごろまで行ってホッとして、第2会場後半から見始め、第1会場、第2会場前半と回る。
最後になった第2会場の前半は急ぎ足になったけれど、もうすっかり空いていて見易かった。

権力・威光を示すためには当然といえば当然だけど、それにしても財力に任せた見事な品々..
もう少しゆっくり、できれば空いている状態で見たかったとは思うけれど、
茶道具は駆け足になってしまったものの、着物も小面もじっくり見たし、行ってよかった。
途中でミュージアムショップを覗いて、印籠を模した付箋(最後の1袋だった)も買ったし..
でも、付箋って使う予定はないのよね〜

あんみつでも食べようかと、暗い上野の森をすたすた歩き、みはしに着いた頃には
お腹が空いてきたので予定変更。 カレーを食べることにして更にデリーまで歩く。
カレーのほかにラッシーも飲みたいし、サラダも欲しいし..で、スープもついたセットにする。
チキンはダメなので、肉をマトンにしてもらう。
熱く辛いスープを飲み終わる頃には、身体がほかほかしてきて、大きめの小鉢いっぱいのサラダ、
カレーでお腹いっぱい.. ラッシーで舌も落ち着いて、満足して帰路についた。

2007.11.22 [木] 展示会「赤」展、ご近所懇親会・ミニ相撲部会?

近くにお住まいのちといちさんからお誘いいただいて、
ヨーガンレール本社1階のババグーリの「赤」展に行く。
すぐ前の深川図書館には何度か行ったことがあるのに、
蔦の絡まるこの建物に気づかなかったのが不思議なくらいの素敵な建物だった。
待ち合わせの図書館で、前を歩いている着物姿の方に声をかけさせていただくと、
やはりかんからさんで、しばらく話をしながらちといちさんを待つ。
初対面で年齢差もあるのに親しく話ができるのが何故か少し不思議..着物仲間のおかげ?
着物の人は私達以外にはいないだろうと思っていたら、
ババグーリで数人の着物姿のグループが入っていらしてちょっとビックリ..
ノンビリ、ユッタリ、拝見して、少しだけ服・布ならぬ菓子・石垣島ラー油を求める。

その後、門仲に移動して居酒屋で飲み会とあいなった。(と言っても飲み会は組み込み済み)
門仲に行くならと何箇所か私の行く店の前を通ってご紹介する。
居酒屋開店まで時間があるし、相撲部長・副部長のちといちさん・かんからさんが
ご覧になったことがないというので、お二人を富岡八幡宮の横綱碑と大関碑にご案内する。
ミニ相撲部会?を楽しんでいただけたようで、私もうれしかった。

居酒屋の「魚三酒場」では、居酒屋体験があまりないので、好奇心いっぱいで、
楽しく飲んで・食べて・おしゃべりして、会計時には安さにビックリ..
居酒屋でも結構するのねと一瞬思った額が1人分でなく3人分なんて、スゴ〜イ!
うれしくなってしまう。
そして洋菓子のペリニィヨンでケーキと飲み物をいただき、少し酔い冷ましとおしゃべり..
ここは銀座1丁目のフランス料理店のケーキ部で、前はよく来ていたが暫くぶりだった。
居酒屋の後で行ったので、ケーキは殆ど売切れだったのが以前と同じ..
長い時間を楽しく過ごさせていただいて、どうもありがとうございました。

お二人が着物でいらっしゃるというので、私も藍色の松坂木綿を久しぶりに着る。
赤・茶色系のイカットの名古屋帯と、緑みの入った灰色の帯締めに、灰色の帯揚げ、
普段着物に時々履く青の鼻緒に赤の前坪の畳表の下駄と、これも普段着用の矢絣のバッグ。
紺色に紫色の菊模様の道中着と、刺繍のショール。(慌てて出したらこれだった。)
松坂木綿は1年ぶりで、着付け時に正絹とは違う着難さを思い出した。
イカット帯は初おろしで、いつもの調子で着たら垂れが長くて慌てて入れ込む。気をつけなければ..
普段着物に合うコートがないわ〜と思うものの、もう買いたくない。
たまのことなので、まあ、よしとしましょう。

2007.11.20 [火] 近所でフランス料理

今日も体調がイマイチだったので、食事は外でしっかり食べることにする。
近所のジヴェルニーで、フランス料理の遅めのランチ。 本当に久しぶり..
外食が多いので、家にいるときぐらいは自分で..と思うもので、
近所なのに他の店よりかえって間遠になってしまう。

スパークリングと突き出し?のオリーブのサービス、 久しぶりなのにスミマセン。
オードブルはタスマニアサーモンのマリネにする。
スープはきのこの田舎風スープ。きのこタップリで、ジャガイモも入っているのが田舎っぽい!?
メインは肉は止めて魚、すずきを選ぶ。 デザートのプディンとエスプレッソで〆。
ワインはヌーボーを勧められて、先日家で飲んだけれど、白を止めてヌーボーを飲む。
近所のレストランとしては、なかなかグー!
仕事を辞めてからは、ここには昼ばかりになっている。
いつも勤め人の食事が済んだ1時過ぎか1時半頃に行くのだが、
今日は10人〜12人の女性グループが会食中。 近くのテーブルも女性2人。
他のテーブルには私より年配の女性が1人ずついらして、
私も他所に出かけるのが億劫になっても、ここがあるわ! と思った。

その後、近くの図書館まで行って、古い着物雑誌をじっくり見て、着物本を3冊借りる。
後でパラパラっと見たら1冊は既に見ていた..
この頃は、おいしい物を食べに行くのと、観劇と、あとは着物だけになっている。
ウーム.. 散財ばかり.. 再考が必要..

2007.11.19 [月] また欠席

今日の朗読教室、また欠席.. あ〜あ..
今月は2回とも欠席..(涙)
折角、夕べ漸く思いついて自転車の鍵を見つけたのに..

この2〜3日、また不眠症で2時間ちょっとしか眠れないで動いていたから、
若くないんだし、無理も無い..とは思うけれど..
1日が何もしないうちに過ぎていくのは、ストレスだわぁ..

2007.11.18 [日] フランス料理 等

ランチに行きたいといつものように昼過ぎに麹町の1号店?に電話したら、ラッキーなことに、
オーナーの岡部さんが電話を取ってくださって、できるだけゆっくり来てとのことで、入れてもらえた。
今日もサービスのシャンパンをご馳走になりながら、料理のチョイスを決める。
オードブルはフォアグラときのこのパイにした。
今日の魚料理は、あいなめで古代米を敷いて、きのこと野菜の付け合せ。
肉料理はスペインのイベリコ豚を選ぶ。これも野菜の付け合わせがタップリ..
デザートにプディンを初めて選んだら、白いプディンでビックリ.. 味は確かにプディン..
オードブルの前にカリフラワーのキッシュもサービスしてくださったし、
ワインを飲みながらの食事で、お腹もいっぱい、おいしいお昼で満足満足♪
昨日は家できのこ汁をタップリ食べたし、きのこづいている。秋を実感。

その後、銀座に出て、先日も電話をもらった呉服店に寄ったら、
前から気になっていたグレーの絞りの絵羽訪問着がまだあった。
色目が地色のグレーと絞りの白だけで総柄小紋のように気楽に着られそうだし、
またもエイヤッと.. こんなに舞台から飛び降り通しでどうしたらよいやら.. 満身創痍の感じ。
私のわずかな老後資金がどんどん着物に化けていく。
これ以上使って哀れな老後にしないように、本当にこれで打ち止めにしたい。

もう1軒のショーウインドーになんと信じられない価格で、ひなやの組帯がでていた。
持っているのに似ているのでパスしたけれど、探している人がいたら教えてあげたい価格。
通常の5分の1? でも、もともとがとっても高いので、それでもそこそこするけれど..

次に日本橋まで行って、三越で 越後屋由縁の名店舗のきものと帯の大競演 を覗く。
千總で気に入った訪問着が驚くほどお薦めになっていて、ちょっと羽織らせてもらったものの、
幸い?私にもまだ少し地味だったし、いくら安くなったと言っても私には大変な額..
流石に自制心が働いて、素敵ね〜 で、無事おしまい。

仕立てたものの着ていない着物も帯もあるのだから、ともかく暫くは自重したい。
でも、来週には青山みとものつむぎ館と沖縄染織館の閉店セールがあるんだわ〜

2007.11.16 [金] きもの呉盟会、能狂言 等

今日は国立能楽堂で観能予定だが、昨夜、友人からの電話で、能楽堂に行くなら、
その前にきもの呉盟会の秋の奉仕市に寄らないかと誘いがあった。
私はパスするつもりだったが、一応時間を決めて、体調がよければ向こうで落ち合うことにした。
きもの呉盟会の市は春も行かなかったし、今回が初めてなので勝手がわからない。
担当者はこの会場でなくお店の方に居たので、こちらに急いで向かっていますと言われた。
もう買うのは自重して見るだけのつもりだったので、来なくていいとちょっと焦る。
そもそも友人と私は別々の呉服店からの案内だし、ざっと見ながら友人を探すが見つからない。
大幅に遅れて友人が到着した頃には、急いで駆けつけてくれた担当者が見つけてくれた
特別コーナーのお買い得な名古屋帯にほぼ陥落状態。
結局、懐状況は全く無視してお買い上げ.. 気に入った帯ではあるけれど.. あ〜あ..

友人の大幅遅刻(昨日のヌーボーの飲みすぎ!?)で、時間が迫って開演近くに能楽堂に行く。
因幡堂(大蔵)と実盛(観世)。
因幡堂は七五三、逸平の親子で演じる。 逸平君はのびのび(しすぎ?)と楽しそう..
七五三さんは、狂言の因幡堂の際と、能の実盛のアイの際としっかり演じ分け.. いい演者!
実盛のシテの九郎右衛門氏が、座した姿勢から立ち上がるときにふらつき、しりもちをつくのでは
ないかとビックリ.. 後シテの舞もあるし、と思ったが、舞はキチンとされていたよう..
人間国宝と言っても、まだ77歳でお若いのだが、立ったり座ったりはキツイ様子。

休憩時間に高島屋コレクション−華麗なる能装束−展の第3期展示を見る。
毎回素晴らしいが、前に見たものと似ている印象のものもあって、アレッと思ったりもした。
先週、矢来能楽堂で能装束の解説を聞いたのに、もう分からなくなっている自分にガッカリ..

終演後、友人のお馴染みの新宿のワインと食事の店に行く。
彼女に誘われて何度か行っている店だが、今日は大変な盛況で、ぎっしりの客。
常連さんの席をつめて、そばに私たちの席を作って入れてもらった。
友人は昨日1人でほとんど1本飲んだと言うのに、あっぱれな飲みっぷり・食べっぷり..
私はしっかり飲んで食べても、彼女とはスケールが違い、直に出来上がり..
彼女に引き止められているうちに遅くなって、終電一本前の電車で辛うじて帰宅。 慌しい一日。

着物は、茶泥の総柄の大島紬。
帯は、焦げ茶の地色に金と白で柄が入っている組帯。
帯締めは、焦げ茶に金と白で柄が入っている組紐作家の松山好成氏の伊賀組紐。
帯揚げは薄茶色(ベージュ)に瓢箪柄の絞りの入ったもの。
草履は黒の台に黒と白の五嶋紐の鼻緒。
灰みの濃紺・緑色の細かい地紋入りのロング道中着。
結局、帯・帯締め・帯揚げとも先月この着物をおろした時と同じ組み合わせになった。
呉盟会の会場でも誉められたほどピッタリな組み合わせで、他の組み合わせを考え難い。
でも、時には変化が欲しいから、今度は少し変えてみたい。

友人は一つ紋の万筋にミーシャの絵柄を織り込んだ洒落帯。 目を惹く帯だった。
コートも素敵で、紬の軽い絵羽ものを道中着に仕立てたもの。 ううっ、贅沢..

2007.11.15 [木] ボージョレヌーボー解禁

今日のボージョレヌーボー解禁日に届くように、
ボージョレヴィラージュヌーボーと生ハムのセットを頼んであった。
他の店で購入のいつものベーグルは朝早く届いたのに
時期物のヌーボーが届かないので、少しヤキモキ..
漸く昼過ぎに到着。 ホッ..

今晩は、ヌーボーと、生ハムと、ベーグルと..後は何にしましょう..
ヌーボーはワインとしては、若いし、特においしいというわけではないが、
これも1年に1度のお祭り、ちょっと祭りに参加して..

そう言えばこのところ家では飲んでいない。久しぶりだわぁ!

2007.11.13 [火] イストグラフ、芭蕉記念館、蓑助さんの履歴書 等

短歌教室の日だが、まだ自転車の鍵が見つからないまま..
雨は降らないという予報なので、教室の後で芭蕉記念館に行こうかと思うが、
朝からずう〜っと速歩で40分余の歩きは、少しキツイ!
で、往きは地下鉄メトロに乗って、準備運動がてら都営1駅10余分だけ歩くことにする。
やはり、教室で皆の提出短歌の添削を聞くと勉強になる。
自分のものも、ただ赤を入れてもらったものを読むのとは違い、直しかた・理由が分かる。
来月からは是非つづけて出席したいものだが..

終了後、芭蕉記念館に行く途中で、松坂木綿のイストグラフに寄る。
自転車とは違い、徒歩だと通りから意外と遠くて、道を間違えたかと一瞬戸惑う。
目当てのペットボトル袋が3種類の生地でできていた。
期待していたものもあって待ってよかったとニコニコ.. 鍋敷きも気に入って柄も直に決まる。
あと、しおりが楽しくて、自分用だけでなく、ちょっとしたプレゼント用に買い込む。 少し買いすぎ?
思ったより結構いい金額になってビックリ! 小物って集まると結構してしまうのだわぁ..

今日の散歩の目的地、芭蕉記念館、芭蕉庵史跡展望庭園、芭蕉稲荷神社、採茶庵跡と、
芭蕉関係の施設をまとめて一度に見て回る。 どれもこじんまりとしている。
採茶庵跡の芭蕉像に防火週間の襷がかけられていたのが何だかおかしかった。

帰る途中で歩き疲れた頃に深川図書館の近くになったので、休憩がてら寄ることにする。
日経新聞の9月の履歴書の書き手が文楽の人形遣いの蓑助さんだったことを思い出して、
まとめて一気読み。苦労や心構えが今更ながらよく分かる。本を読んだような気分..
数年前の、カーテンコールの話も載っていて、文楽でもやるの!? と驚いたことを思い出した。
ラッキーなことに、たった1度のあのカーテンコール!あの日観に行っていたのですよね♪♪
きもの本で読んだことの無いものがあったので3冊借りる。

芭蕉記念館の後で、昼食に花梨さんが言ってらした「みや古」に行ってみた。
広間に座卓を並べて、大勢が入れるようになっていた。 2階はどうなっているのか..
深川飯にお吸い物、小鉢、漬物がついた、平日ランチ限定のセットを頼む。
他の客も皆、セットを食べていた。 味は.. 
帰りはメトロにも乗らず歩いて帰ることにして、
その前に門仲の駅近くのいり江で白玉クリームあんみつ。
よく歩いた自分に褒美とこれから歩く元気付け。 これだから痩せない..

2007.11.11 [日] 天麩羅 いけばな展 洛趣展

きょうも体調がいいので、1ヵ月ぶりに茅場町のみかわのてんぷらで昼食。
季節のものは、はぜと白子になっていた。晩秋を実感。
みかわの早乙女氏の動きは、いつ見ても無駄の無い流れるような感じがする。
天麩羅のおいしさだけでなく、あの動きを見るのも楽しみ。

展覧会の招待券をもらっていたので、日本橋の高島屋まで歩いて、いけばな展を見る。
混み合う時間帯だったのか大変な人数の入場者で、場内は人、人、人..
いいわぁと思う好きな作品もあれば、ちょっと..と思うものもあったけれど、
勢いのある流派の展覧会は活気があって楽しい。
着物姿の方も、多くは無いが、結構いらした。

次に洛趣展に再度行こうと、三越までまた歩く。
呉服売り場と1階中央ホールとで西陣織展をしていて、ホールでは十二単の着付けをしていた。
行ったのが遅く着付けは見られなかったが、着姿と、
最終的に紐は1本だけで着付けていて脱ぐのは一度にさっと脱げるという実演は見られた。
西陣帯人気柄コンテストとクイズに答えて、参加賞と景品の和菓子をいただく。
その後、洛趣展会場の長久堂でまた求肥等を求める。
先日もいただいたと言ったのにまたくださったお茶席券で、おいしい休憩。
お茶席の担当は先日は裏千家だったが、今日は表千家。
お菓子はともに鶴屋吉信の、先日は山づと(栗)、今日は竜田(紅葉)だった。
その後、着物・和小物のコーナーをゆっくり見て歩く。
先日素通りしてしまった店で素敵なショールを見つけたが、今回はパス。

夕食に洛趣展で買えた森嘉の嵯峨豆腐、食後に先日買った栗蒸羊羹の山の幸をいただいて、
和の一日になった。

2007.11.10 [土] 超フレンチ

久しぶりに銀座の大渕座でフランス料理のお昼。
先月は行き損なってしまったので、もう終わってしまったかと思っていた松茸の特別コースが
まだあった。この季節にしか食べられないので、ちょっと奮発して松茸をタップリいただく。
アミューズは牡蠣のショーフロワ。
2年前の開店時にビックリした1品で、牡蠣なのに牡蠣でないみたいな、何ともいえないおいしさ。
以来、オードブル盛り合わせに出てくるたびにニコニコしてしまう。
次が松茸入りのウフブイエ。 松茸の香りいっぱい! 卵もまろやかでおいしい!
前回オードブルにでてきて、少し食べ足りなかったものが、今回はタップリでうれしい。
そう言えば去年もおいしくいただいたのだと思いながら堪能する。
そして、アマダイにカナダ産の白松茸がタップリの1品。
最後が、松茸のパスタ。
ほろほろ鳥と松茸のパスタだったのだけれど、苦手の鳥はなしにして松茸だけで作ってくださった。
あと、デザートとエスプレッソで、ランチを堪能。 しあわ〜せ♪♪

フランス料理と言っても、オーナーシェフの大渕さんが、フランス料理の枠にとらわれないで、
シェフの顔の見える、魚をメインにご飯もパスタもありの店をやりたいと、
評判の高かった代官山のラ・ヴィーナスを閉めて銀座に出した超フレンチの御魚大渕座。
焦ることなく、ゆっくりとやっていけばいいとおっしゃっているけれど、
それにしてもアッという間に人気店になるかと思っていたのだが..
最近出版された山本益博氏のグルメ本でも推奨されているようで、
本を見たという2人連れが来ていらした。
一度ブレークしたら、それこそ入れない店になりそうだが..
自分が好きな店は、他の人にもよさを知って欲しくなるが、
あまり人気が高くなって入れなくなるのもツライ.. 難しいところ..

おいしい物をいただいて満足したところで、かんからさんの日記で知った銀座たくみに行ってみた。
外堀通りにはあまり行かないので、銀座にあんなお店があるのを知らなかった。
ゆっくり見せていただく。 2階の倉敷本染手織会作品展も覗く。
普段着物の方だったら欲しいもの一杯で堪らないだろうと思った。
心惹かれるものもあったが、私の着物は基本的に外出用で雰囲気が違うので、拝見だけ。

帰りに大丸でちょっと買い物をしようとしたら、あまりの混雑振りに驚いて、早々に退散。
そう言えば、グランドオ−プン後初めての週末だから、当然なのでしょう。
八重洲地下街の千疋屋で、先日友人に薦められた白玉ぜんざいを食べながら休憩。
果物もアイスクリームもタップリ入っていて、和菓子屋や甘味屋のものとは一味違う。
昼をタップリいただいてまだ時間も経っていないのに、カロリー過多?
そう言えば出かけるときに久しぶりに穿いたパンツがきつかった。
春から3キロ増えているのだから当たり前..少し減らさなければ..

2007.11.9 [金] のうのう講座 能装束の解説

ちといちさんが行かれなくなってチケットを譲ってくださった のうのう講座の能装束の解説に行った。
最近、能狂言も頻繁に観に行くようになって能装束にも興味があったし、
国立能楽堂の特別展示で高島屋コレクションの能装束の第1期と第2期を見たばかりだし、
国立能楽堂資料展示室でもらった能装束の説明ちらしを持って、
どんな解説なのか、どれくらい見せていただけるのか、と楽しみに出かけた。
正面席1列目の中央に陣取って、文字通りかぶりつき状態で(笑)、楽しい時を過ごせた。

長絹、直垂・素襖、法被、水衣、厚板、唐織を見せてくださった。
私はちらしの説明で確認しながら解説つきでの拝見なので、見せていただいた装束については、
ある程度分かった気がする。
来週のお能観劇の際は今まで以上に装束が気になりそう..

夜は雨になりそうとの予報だったし、仕事帰りの人が多かったのか、着物の方はいなかった
みたいで、能に詳しそうで質問をいろいろなさったご高齢の方も洋服だった。

雨が心配で東レシルックの小紋に変更したものの、私は着物で出かけた。
灰みの茶色(ミルクチョコレートの色?)で、黄色・灰色の花菱が入っている飛び柄小紋。
正月に1度着たらどうも地色の顔映りが悪かったので、それから着ていなかったが、
今日は思いついてクリーム色の重ね衿をつけてみたら、顔映りが気にならなかった。
帯は白地に縞が多色で入っている紋博多八寸帯の「恵比寿細工」。
黄色に薄緑・肌色・金線入りの帯締めと、灰色の帯揚げ。
灰みの濃紺・緑色の細かい地紋入りのロング道中着。

重ね衿をつけたのは初めてで、帯を締めかけてから、重ね衿をつけたら袋帯でないと
格が合わないのかしら..?と、行き先が能楽堂だし、気になって慌てて姉に電話で確認。
染め帯だと柄によるので難しいけれど、飛び柄小紋に織りの帯ならOKと言われて、
選び直さなくてもいいとホッとした。
ブランクが長いので着物の約束は分からないことがまだまだあって、つい姉を頼りにしてしまう。
若い人と違って、好きに着ると言っても、分かった上での判断ならOKでも、
知らないで着るのはマズイと思っているので..

2007.11.8 [木] 歌舞伎

午後ゆっくり、国立劇場に歌舞伎を観に行く。
11月は「摂州合邦辻」の通し上演で、4時開演の夜公演は今日1日だけ。
前半は観たこと無いので楽しみにしていたが、なんと完全通しは39年ぶりとのこと。
筋が分かるので、私は通し公演が好きだが、客席は空席が目立って、ちょっとガラガラの感じ。
私も今日は途中から何だか疲れてきて、集中できなかった。
芝居のせい? 単に私の体調のせい?

今日は国立劇場にしては着物の方が多かった。紬、小紋が多いが、訪問着の方もチラホラ..
私は、ベージュ色の地色の萩柄のシルクウールの小紋。
萩は10月までかしら..とも思うものの、もう一度着たくて..
帯は、黒地に華段等の入った博多帯。
帯締めは青白橡色の冠、帯揚げは薄灰緑色の地色に麻の葉?の模様入り。
草履は墨色の台に黒色の地でレトロっぽい鼻緒のもの。
正絹の鼻緒だが、前に一度履いた時は色落がひどく、足袋が大分ひどく汚れたので、
それ以来履いたことが無かった。
今日は前坪あたりに少し色落ちがあったが、前回のようなスゴイ汚れ方ではなかった。
コートは黒色の地に青紫の菊柄の入った道中着にしたが、袷はやはりまだ少し暑い。

2007.11.8 [木] 藤田大五郎氏休演ショック

国立能楽堂の12月公演の切符の会員先行申し込みに、また公衆電話まで出かける。
今日も割りに早く電話が繋がって、結構いい席が取れてニコニコしていたのだが、
そこにドカーンとショック..
2日間の特別企画公演の新作狂言と復曲能の初日と、定例公演の1回を取ったのだが、
定例公演のお目当ての笛の藤田大五郎氏が休演と言う。切符を取る前に言って欲しい。
切符が取れてホッとしているところに言われると、ショックが大きいではないですか..

今春、大五郎氏の笛を初めて(多分)聞いたときは、
笛のよさ・力を初めて知った衝撃でいっぱいだった。
橋掛りを歩いて出てくるときの足元の不安、心許なさ、支えてあげたいと思ったほど..
その印象が一変するのに時間はかからず、笛の音に引き込まれて、ただただ感動..
それまでは笛の印象は薄く、特にいいと思ったことが無かったのに、
笛って大切な囃子方の一員だとまざまざと知った気がした。
それから漸く笛に大五郎氏の名前を見つけて飛び上がらんばかりの気持ちで切符を取ったのに、
休演とは..
またの機会に聞けるといいけれど、ご高齢だけに心配。

文楽の人形遣いの玉男さんの1周忌追善公演が9月にあったばかりだし、
趣味に時間を使えるようになったこの10数年だけでも、いろいろな方があちらの世に移られた。
高齢の方々の芸は機会のあるうちに楽しまないと観(聴き)損なってしまう。
芸の凄さは分からなくても、今のうちにせいぜい楽しませていただきましょう!

2007.11.7 [水] 能狂言 洛趣展 等

歩いたお陰か夕べは時間は長くないものの熟睡できたので、今朝は体調よく、ニコニコ..
一昨日のダウンで取り損なった12月の文楽の切符を一般発売で取ろうと公衆電話まで行く。
ナビダイヤルのほうが回線数が多く繋がり易いのに、IP電話からかけられないのは不便だわ〜。
覚悟していたより早く繋がって、平日だがまあまあの席が取れて、またニコニコ..

午後は国立能楽堂で能を観る。
お目当ての禰宜山伏(和泉流)と、松虫(喜多流)が今日の演目。
禰宜山伏は万作、萬斎、裕基の3代が揃って出たが、そのせいか万作さんの和み方!
先月の狂言の会とは大分違う雰囲気で、楽しそう!! 観ているこちらまでなんだかニコニコ..
依然として能はわからないが、狂言は落語と同じで?理屈なしに楽しい。

今日は天気も良かったせいか、着物の方が結構多かったように感じた。
紬の方も柔らか物の方もいろいろ見かけたが、友人に会ったので話をしたりしていて、
他の方の着物姿を楽しむ時間がなかったのは少し残念。
友人は午前中に他の用があったとかで、洋服だった。

私は着物で、黒地のお召しをおろした。いろいろの江戸小紋柄が横段に入っているもの。
気に入ったものの百選柄の江戸小紋を持っているので迷ったが買うことにした着物で、
八掛けを渋めの鶸色のような色にして、雰囲気を変えた。
帯は銀鼠色の荒磯の袋帯を合わせる。よく見ると灰色と青みの灰色が段になっていて、
使い易そうな帯だと思って買ったのに、今まで使っていなかった。
締めてみると締め易いし、やはり着物にも合わせ易そうなので、もっと使いたい。
帯揚げを着物の八掛けに近い黄土色に薄緑・薄灰等の入ったものにしたら、
年齢を考えても地味めなので、帯締めを変えて松山好成氏の臙脂色に白が入ったものにする。
黒色の台に黒白の五嶋紐の鼻緒の草履。
コートは袷はまだ暑いだろうと、変わり織の単衣のコートを持っていったが、
季節感が違うようで結局着なかった。明日は袷のコートにしましょう。

友人と喫茶店で大分話し込んでもまだ時間があったので、帰りに日本橋三越の洛趣展に寄る。
案内の来ていた長久堂で和菓子を買って、もらったお茶席券で和菓子と抹茶をいただく。
お運びの方が、なんと同じマンションのしかも同じ階の方で、ビックリ!
彼女は、家から近いし誰かに会うかと思っていたら、誰も来ずに何だか拍子抜けだったとか..

帰ってくると、ちといちさんから譲っていただいた のうのう講座の切符が届いていた。
ちといちさんは行かれなくなって残念だったでしょうけれど、私はラッキーで楽しみ♪

2007.11.6 [火] 長〜い散歩

短歌教室の宿題提出締め切り日なので自転車で届けに行こうとしたら、悲しいかな、鍵がない!!
引き出しに入れることにしているのに、いつもの定位置にない!!(涙)
少し探したが見つからないので、出かける気力がなくならないうちにと、ともかく出かけることにする。
そもそも昨日の朗読教室にちゃんと行って、ついでに提出すればよかったのだから、
自業自得? それでもやっぱり自転車では行かれなかったのだし..

運動不足解消になると思い、歩いて行くことにするが、ちょっとした距離なので、
疲れたら帰りは電車に乗ることにして、テクテク歩き始める。
遊歩道など散歩道なら歩く楽しみもあるが、道路沿いに歩くのはあまり楽しくない。
ただひたすら歩いて30分経った頃、よく行くラーメン屋こうかいぼうに辿り着いたが、
待っている人が大分いるので、諦めて更に10分、合計40分で無事到着。
提出後、また来た道を戻ると、今度はラーメン屋に待たずに入れそうなので、
一休みがてら食事にする。
結局ここまで休みなしで一気に50分、私の散歩にしては少し長い。
まだ帰り着くまで30分かかるし..
元気付けに、途中のホテルイースト21のベーカリーでケーキを買う。
ホテルのパンもケーキも全部ここで作っているそうだが、普段ここまでは買いに来ないので、
いいチャンス!

日頃1時間を超える散歩などしないので、1時間半も歩いて帰り着いた頃には、流石に足が重い。
でも、2〜3日分の運動をしたのだからOKでしょう。
それにしても、あ〜あ疲れた。

2007.11.4 [日] 歌舞伎

今日は歌舞伎座の顔見世歌舞伎の夜の部を見る。
その前にグランドオープンに先駆けてのご招待会の案内の来ていた大丸を覗く。
日にちだけでなく入場時間も午前10時〜午後2時と指定されているので、
どんなに混んでいるかと思ったが、1時半頃に行ったらスーと入れた。
店内の混み方もそこそこで、思ったよりひどくなかったが、私の指定時間帯の方は、午前中の早い時間に行った方が多いらしく、呉服売り場の方が結構売れているような話をしていらした。
呉服売り場はコーナー別のゆったりした展示で見易くなっていた。
なお、催事場で着物などを特別展示販売をしていて、染帯もいろいろあったが、
小菊という小さな菊の花がいっぱいに染められた江戸小紋に惹かれた。

今月の歌舞伎座は昼の部より夜の部を楽しみにしていたのだが、やはり良かった。
だんまりの代表みたいな「宮島のだんまり」の次に忠臣蔵九段目の「山科閑居」。
幸四郎の加古川本蔵、吉右衛門の由良之助、染五郎の力弥という兄弟・親子競演に、
芝翫、魁春、菊之助という豪華配役で、見応えのあるいい芝居だった。
去年の秀山祭以来、幸四郎と吉右衛門の兄弟競演が復活して、うれしい。
次が菊五郎の「土蜘」だが、共演の役者の豪華なこと! 
仁左衛門、梅玉、東蔵の番卒なんて、顔見世ならではで、普通は観られない。
あと、富十郎に左團次、芝雀、菊之助も出るし..
最後の若手の「三人吉三」まで、おなじみの演目で、全体に役者振りをタップリ楽しめた。

今日は季節に合わせて、萩柄のシルクウールの小紋。
ベージュ色の地に灰・茶・白色で萩のような柄と流水が入っている。
帯は明綴。紫色の地全体に金が散らしてあり、金・空色などの山にかかる雲のような柄。
帯締めは中央で藤色と灰色に分かれているもので、藤色?に空色等が斜めに段のように入っている帯揚げを合わせた。シルバーの台に藤色と白色・金色の五嶋紐の鼻緒の草履。
コートは邪魔なので、いろいろな色がグラデーションで入っている草木染の大判ショールにした。

着物は色・柄が気に入って購入したシルクウールだが、シルクとウールが半々で、
シルクの光沢のためか、今日もあちこちで大島紬と思われた。
初めて言われたときは驚いたが、今は他人の反応には慣れたほど毎回のように言われる。
萩柄なので、長くは着られない。もうそろそろ終わりにしないと..あと1度くらいは着たいけれど..
帯は今年の正月に一度締めたきりだったので、出番があってよかった。
ショールは、以前、洋服用に購入したものだが、和服にも使い易い。

2007.11.3 [土] 歌舞伎、志村ふくみ・洋子展、書展

歌舞伎座の昼の部に行く。
今月は顔見世で、入り口の屋根の上に櫓が出ているが、脇の字が読めなかった。
顔見世というだけあって、大勢の幹部どころが顔を見せに少しずつ出るので、
楽しいと言う人と、贔屓の役者の出番が少なくて寂しいと言う人がいるようだが、
私は特に贔屓もないので楽しい!けれど、1幕ずつの見取り公演よりはやはり通しが好き。

序幕は紫綬褒章をもらったばかりの梅玉の出る「種蒔三番叟」。
前から気になっているのだが、序幕の三番叟って梅玉が凄く多いような..
梅玉と孝太郎はよかったものの、地方の唄がそろわず、アレアレアレッ...
でも、いつもは太鼓の傳次郎が珍しく小鼓を担当していて、ちょっとうれしいような..
傳次郎が硬い感じがするのは、慣れていないせいか、ヒドイ清元のせいか..??
次が吉右衛門の「ども又」で、先月の三越よりは当然期待してしまう。
三越の澤潟屋の若い少し子供っぽい(笑)ども又に比べると、こちらは大人のども又。
吉右衛門の又平は、以前、歌舞伎座か国立劇場かで見た時に、あまりピタッとこなくて、
アレレと思った印象が残っていたが、それよりは今回の方が良かったようには思えるものの
はまり役とは言い難く、これはもう見なくていいから(笑)他の役で見たい。
幸四郎の太郎冠者での「素襖落」って、少し無理があるのではないかと思っていたが、
その割にはOK。でも、幸四郎は太郎冠者の感じじゃないでしょう..
素襖落の太鼓は傳次郎で、小鼓と太鼓が三番叟と交代していた。 フーン..
昼の最後は「御所五郎蔵」。仁左衛門は、こういう粋ないい男振りの役にはピッタリ。
土右衛門の左團次が少しダルそうに見えたときがあったのは..?
福助の皐月も結構よかった。遠からず襲名がありそうとの話しも聞くし、
このところ大きな役をあれこれ演っていて、いい役者になっていくような..
菊五郎の留め男はご贔屓へのご祝儀かしら?

着物の方も多かったが、いつも程度で特に顔見世だからというほどでは無い。
京都の南座の顔見世は着物がスゴイ!!と聞くけれど、東京は落ち着いたもの。
雨の心配は無いし、私も着物で行く。
黒と青色の地色の大島紬。私のもっている大島紬では青の印象が一番強い。
絣は少し大きめだが、七宝文に赤い花が入ってアクセントになっている。七宝華文。
帯は青と白色の組紐帯。いろいろ合わせてみたものの、
結局、黒に藍の絣の入った泥大島紬にもよく合わせる組紐帯になってしまった。
帯締めは注し色にしようと先月買った松山好成氏の撚り房のもの。臙脂に白が入っている。
帯揚げは薄いチョコレート色?に青灰色?とベージュ色?が暈しの斜め段に入った
地紋入りのものにする。色違いで3枚あるが、今までは藤色系の1枚しか使っていなかった。
草履は黒色の台に黒と白の五嶋紐の鼻緒のもの。
11月なのでコートを着ていったが、やはりまだ暑いので、帰りは着ずに腕にかけたまま。
袷のコートはとても着る気にならず、
季節的にどうかと思ったが、シックな薄緑色・薄黄緑色の透かし織の単衣のコート。

帰りに青山みともの志村ふくみ・洋子展に行く。
一昨日までは作家も来場とのことだったが、今日になってしまい会えなかったものの、
落ち着いてゆっくり見られたのでOK。
訪問着を中心に素敵な色合いのものがいろいろあったが、私は当然ながら眼福、眼福で終わり。
売約済みのシールがあちこちについていて、私の目を引いたものも売れていた。
買える人があれだけいるのは、あるところにはあるのだわぁ と再認識。

次に高島屋で、書家の村上三島展を見る。
いろいろな字体の作品で、それぞれに独特の魅力があって、ハア〜と溜息。

2007.11.1 [木] 懇親 蕎麦とおしゃべり

ご近所ということで伝言でお誘いいただいた花梨さんと着物で懇親会!!
同じくお近くにお住まいのちといちさんはご都合が悪く、取り敢えず2人で会うことになった。
働いていらっしゃる方々の予定合わせって結構難しく、私も会おうと言いながら会えない友人もいる。
私の体調次第でドタキャンOKと言ってくださったが、
まさか初デート(笑)で、それはないでしょう とちょっと緊張(爆)。
昼前から体調が悪くなってダウンしたものの夕方には復活して、どうにか間に合った。

まず室町砂場でお蕎麦をいただく。
蕎麦好きの私は前々から行ってみたいと思いながら行かないままだったので、
いいチャンス!で、お話しながら楽しくいただく。
年齢差もあるし、初対面だし、初めはお互いに緊張気味..
その後、場所を移してコーヒーを飲みながらのおしゃべり。
その頃には緊張も解けてきて、気楽にあれこれ話しつづけて、なんと2時間半の楽しい懇親会!
花梨さんも楽しんでくださったのならいいけれど..
真楽でこうしてご縁ができていくなんて、とてもうれしい♪

天気予報が雨だったし、蕎麦を食べるにも気を使わないでいいし、気楽にポリで..
結局雨は大したことなく、蛇の目傘はさしたものの雨コートは着ないで済んだ。
花梨さんは花柄の小紋で、若々しく華やかで素敵♪
若い方の華やかな着物姿は、もうそういう着物とは縁の無くなった私にはとても素敵に映り、
どんどん着て欲しいといつも思っている。

私はポリの着物を殆どもっていず、こういう場向きの袷は選択肢が2つしかないので、
先月も着た撫松庵の小紋。 もう1枚はどうも顔映りが悪く、失敗かな?と思っている。
黒色かと思うような深緑色に飛び柄。ちょっと粋な感じがする(?)ところが気に入っている。
帯は伝統工芸士の吉翔の和紙箔の異国彩露草という袋帯を合わせる。
着物の柄の色と同じような渋い薄緑色で、柄が緑色と紫色で入っている。
落ち着いた色合いだが光沢があるのであまり地味になりすぎず、合わせ易い。
帯締めは先月買った松山好成氏の撚り房のもの。落ち着いた黄緑に茶色と渋めの緑色入り。
帯揚げは小紋に時々合わせる渋めの黄緑に黄色の変わり縞の入ったもの。
今日は黄緑の帯締めをアクセントに全体を同じ緑系統でまとめる。 洋服感覚かしら?

2007.11.1 [木] 10月の着物着用備忘録。

10月の着物着用備忘録。袷。

10月2日 歌舞伎座(歌舞伎) ポリ小紋(撫松庵、黒緑色、飛び柄) 袋帯(菊花良園、青灰色地、菊・桐・垣柄)
10月3日 歌舞伎座(歌舞伎) 泥大島紬(黒に藍絣、赤い花模様入り) 組紐帯(青・白)
10月6日 江戸小紋二千柄展 江戸小紋(黒色、百選柄) 袋帯(蔦葉霞、灰み紫)
10月8日 新国立劇場(オペラ) 織・絵羽小紋(銀古都、段入り) 袋帯(蔦葉霞、灰み紫)
10月10日 三越劇場(歌舞伎) 白大島紬(白地、) 袋帯(蔦葉霞、灰み紫)
10月16日 新橋演舞場(歌舞伎) シルクウール小紋(ベージュ色地、萩柄) 博多帯(黒地、華段入り)
10月17日 国立劇場(歌舞伎) 泥大島紬(茶泥、総柄) 組帯(焦げ茶色地、金・白入り)
10月18日 新国立劇場(オペラ) 江戸小紋(小豆色、よろけ縞) 袋帯(菊花良園)
10月28日 割烹(母率寿祝) 塩沢紬訪問着(黒字、草花柄) 袋帯(菊花良園)

10月の着物着用は9回。 今までの最多。
着物の予定だったうち、3回は着物をパスして洋服で出かけた。 もう1回は外出中止。
上旬は単衣にしようかと思っていたが、急に涼しくなったので暦通りに衣替え、袷にした。

着物は毎回違うものを着た。
この季節に気持ちのいい大島紬を3枚着ている。江戸小紋も2枚。
大島紬と江戸小紋、全然違うけれど、やはり両方とも好きだわ!
この季節にピッタリの萩柄のシルクウールは1度しか着ていない。来月も着なくちゃ..
大島紬の1枚は1年余経って、漸く着られた茶泥の総柄。
この着物に合わせた組帯も1年半経って漸く締められた。両方とも、もっと着用したい。
帯は季節感に合う菊花良園と蔦葉霞という袋帯をそれぞれ3回締めているが、
着物は毎回異なるものを合わせていて、着物との組み合わせで気分が違って楽しい。

10月初めての着物着用が、年間目標だった50回目の着物。
雨でポリを着ているのが、拘らない私らしくてちょっとおかしい。
着物着用目標を早々に見事クリアしたので、何回になるか楽しみ♪
それにしても、趣味の観劇をタップリ楽しんだのが分かる。
着物をやめて洋服で行った日もあるし..まあ、たまには趣味三昧もOKでしょう。

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