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2008.2.29 [金] 2月の着物着用歴

2月の着物着用備忘録。

2月11日 日影茶屋(新年会) 訪問着(辻が花模様、灰藤色) 袋帯(寿草繁栄文、引箔)
2月14日 国立劇場(文楽) 結城紬(亀甲模様総柄、松煙染) 袋帯(太子間道、臙脂)
2月22日 新国立劇場(オペラ) 訪問着(絵羽江戸小紋柄、甘茶色)名古屋帯(総疋田絞り、黒地)
2月28日 国立能楽堂(能狂言) 訪問着(絞り、灰色地) 袋帯(加賀浪漫・南天に鳥、墨色地)

2月の着物着用は4回。
先月下旬からの体調の悪さが続いて、今月も上旬は外出中止も多く、着物は全く着られず。
新年会からはどうにか着られて、4回になったので、まあまあ..
1回は季節ものの結城紬を着たが、他の3回は訪問着ばかりになった。
1昨年に再度着物を着始めてからは、紬やお召しが主で、柔らか物はあまり着ていないのだが、
このところ、柔らか物の「絹を纏う」感じを思い出し、そのよさを見直し(感じ直し<笑)ている。
訪問着は着ようと決めないとなかなか着る機会がないので、真楽の新年会で着てから、
意識的に訪問着を着てみた。 訪問着ばかりになったのは、単に、他の着物を予定していた日に
着物を着られなかっただけでもあるけれど..(苦笑)
新年会では正に訪問着という感じの着物にしたが、あとの2枚は淡彩の少し気楽な絞り訪問着と、
絵羽になっているお洒落訪問着といっても要は江戸小紋の裂取りで、気軽に着られるものを着た。
作ってから着る機会がなかったものから、作ったばかりのものまで、どれも初めての着用。
これからも紬とお召しを着ることが多いだろうけれど、時々は柔らか物も着たいと思った月だった。

2008.2.28 [木] 観能

国立能楽堂の企画公演で、女性能楽師による能を観に行った。
女性能楽師には舞台で演じる機会が少ないと聞いたことがあったので、
機会を与えようということかしらと思いながら、どんな方々がなさるのか興味もあった。
巻絹(宝生)と夕顔(観世)の2曲のみで、狂言はなし。

宝生流の巻絹は、ワキとアイ、大鼓と後見は男性だったが、あとの、シテ、ツレ、地謡、
笛、小鼓、太鼓まで全員女性で、ホホーと少し驚いた。
しかも、シテと地謡のうちの1〜2名以外は、年齢も結構若かった。
逆に、観世流の夕顔は、シテと笛だけが女性で、他は男性。 シテの女性の声のよさ。感嘆!

でも、やっぱり能は分からないまま..なのだけれど..

今月は着物をあまり着ていないので、今日はしっかり着物を着て行った。
着物に復帰してから紬などを着ることが多く、柔らか物は殆ど着ていなかったのに、
正月以来、柔らか物の「絹を纏う」感じを思い出してしまって、今日も柔らかものにした。
絞り訪問着を初下ろし。灰色地なので、灰色と絞りの白のモノトーン。少し気楽に着られるかしら?
帯は先月1度締めた、墨色地にけぶる銀霞のような独特の印象の橋本織物の壱千八百織の
「加賀浪漫・南天に鳥」。 南天、菊、椿、桔梗、萩などの花と、小鳥たちが織り込まれている。
友人と話している時に近くにいらした方に素敵な帯ですね!とお褒めいただき、ちょっと嬉しかった。
この歳になって帯を誉められて嬉しいがっているのが、我ながらおかしい。
帯締めは、極薄桃色の片方に臙脂と金が入ったセミフォーマル向きの五嶋紐で、漸く出番到来。
着物と帯がモノトーンなので、帯締めに入っている臙脂色をアクセントにした。
帯揚げは、地紋の入った灰みの空色と肌色で、少し柔らかい色めのもの。
銀色の台に藤と白・金色の五嶋紐の鼻緒の草履。
青・緑地紋入りのロングコートに、黒地に青灰色の刺繍ショール。
絞りの着物とロングコートの相性が悪いのか、静電気が凄かったのだけは大問題!

2008.2.26 [火] 残念見つけられず −拝見:素敵です

辛夷さんが書いていらした、きものサロンへのデビューを拝見しようと、
本屋で立ち読みしたが、見つけられず、美しいきものの方だったかと、更に立ち読み。
買わずに、立ち読みが悪かったかしら..(汗)
明日にでも、再度見てみようと思うけれど..

+++++++
拝見してきました。
凛として、でもにこやかな、親しみやすいお人柄を思わせる素敵な写真ですね〜

2008.2.24 [日] 落語

国立演芸場の国立名人会に落語を聞きに行った。
前座の初音家左吉から始まって、柳家福治、初音家左橋、柳家小さん、そして休憩を挟んで、
三遊亭小金馬と続き、色物で一息ついて、トリは三遊亭金馬と、6席の落語を聞いた。
色物の操り人形もよかったし、何より落語をタップリ聞いて笑って楽しく過ごして、満足!!

小さんの噺を聞くのは、襲名興行千秋楽の新橋演舞場以来で、噺は「笠碁」。
相変わらず、派手さのない地味な噺家の感じで、堅実?な話っぷりだが、それがいい。
小金馬の「一人酒盛」では、酒好きらしく、酒飲みの調子よさがよく出ていて、
誘われながら飲ませてもらえず、飲み損なった友達に同情してしまった。
金馬の時に講談の演台が出て驚いたら、膝が悪く正座が出来ないので椅子を使うためとか..
噺は「ねずみ穴」。 実際のお人柄は知らないながら、金馬の人の善さを感じるような..
福治は「やかんなめ」、左橋は「紙入れ」。
色物は、あやつり人形のニューマリオネットだったが、コミカルな動きも楽しく、
大いに笑いを誘って、終了時には盛大な拍手だった。

チケットは売り切れのはずなのに、空席が結構あったのは、強風で交通が止まったりしていた
せいかと思ったが、年配者にも若い人にも着物の人がいて驚いた。
私は着物で行くつもりで昨日のうちに選んで出しておいたのに、風が強いと言うので、
昨日のこともあるし、着物姿で風に抵抗するのはキツイから、急遽洋服に変更して出かけた。

終演後は、演芸場近くの「可否道」がやっていたので、久しぶりに寄って、
珈琲とチーズケーキを頼み、珈琲のおいしさにお代わりまでして、大満足♪
日曜日は定休日なのだが、文楽の上演期間は日曜日も営業しているのを忘れていて驚いたが、
ラッキーだった。 文楽の話から、歌舞伎、落語、等々、大分おしゃべりしてしまった。
その後、日本橋の三越に出て「北斎−富士を描く展」を観てから、呉服売り場を覗くと、
またも、いい着物がいろいろ.. 宝くじが当たったら(笑).. で、目の保養のみ。 
全国寿司展で押し寿司を、更に高島屋で和菓子等を買って、帰る。

2008.2.23 [土] 春一番

午後から教室の発表会で、朗読教室が最初なので、12時に集合して小一時間ほど最後の練習。
いつもの練習より皆一様に緊張気味ながら、発表も無事終了。
それから講師の朗読までの間に、教室のお仲間3人で昼食を取り、急いで戻って拝聴。

外が暗くなってきたので、雨でも降るかしら? と急いで自転車で帰宅したが、
途中から風が凄くなり、砂埃等が目に突き刺さるようで、目を開けているのが大変になった。
3分の2くらい来た所で向かい風に自転車が全く進まなくなって、危ないので降りかけたら、
風に煽られて転んで、そのまま1〜2m風に流されてビックリしたが、怪我もなく、
その後も風との戦い(笑)に苦戦しながらしばらく牽いて歩いて、どうにか帰宅。
あんな凄まじい風に遭遇したのは初めてで、本当に驚いたが、春一番だったとか..
歩くどころか、立ち止まっているのも難しく、風の大変な威力にただただ感嘆するばかり。

2008.2.22 [金] オペラ(黒船)

山田耕筰のオペラ「黒船−夜明け」を観に、新国立劇場に行った。
観に行ったので、聴きに行ったのでないところが、ミソだけれど..
日本のオペラは、どうも日本語がオペラの旋律に乗り難いのかしら?と思うことが多く、
このところあまり行く気にならないのだが、日本オペラの草分け時期の山田耕筰の作となれば、
やはり観ておきたいと思いチケットを取ったので、期待感と少しの不安感を持って行くことなった。

懐かしいような旋律も随所にあり、歌詞とメロディーの違和感もなく、結論として、
今まで観た日本人作曲のオペラの中では、一番気持ちよく聴けた。 観たと言うべきか..(笑)
カーテンコールでも一部ブーイングもあったけれど、総じて好意的な反応だった。

栗山昌良演出で、キチンと和服を着た出演者が一杯で、日本語という言語事情以外でも、
蝶々夫人とは異なり、時代や場所を変えるなど演出の大幅変更なしでは、
海外ではまず上演できないだろうと思われる。
歌舞伎役者や日舞の人の動きと比べるのは無理だけれど、着付け・動きには??もあって、
歌手の中には、あきらかに着物に慣れていない人もいるようだったし、
裏では間違いなく何人もの着付師が大奮闘だったろうと、想像してしまった。

今日は訪問着から紬までいろいろな着物の人が結構いらして、アラッ!と少し嬉しかった。
私は、江戸小紋柄が絵羽になった千柄集という甘茶色のおしゃれ訪問着を着て行った。 
帯は、黒地の総疋田絞りの名古屋帯。 帯揚げは薄紫と水仙色に華柄が染められたもの。
帯締めは五嶋紐で、中央が茶紫で上下に幅の異なる白が入っていて端は茶みの肌色のもの。
帯締めは先日に続いて同じもの、他の、着物・帯・帯揚げは今日がお初。
着物は先日受け取ったばかりのものだが、帯が合わせ易いと思っていたのに、意外に難しく、
決めるまでに時間がかかって、少し慌ててしまった。 白でも黒でも合うだろうと思っていたが、
白の唐織だと帯ばかりが浮いて、黒でも???で、結構難しい。

行ってみたら、終演が、事前告知されたのより1時間も遅く10時過ぎで、
友人と軽く飲みならが食べているうちに、終電近くなって、慌ててお開きにして、急ぎ帰った。

2008.2.21 [木] 何もしない日

数日アレコレ出かけていたら疲れたのか、今日はどうもだるくて、ノンベンダラリの一日になった。
今月の歌舞伎がもうじき終わるので、パスしてしまった昼の部に出かけようかと思っていたが、
朝起きたものの気力が出ず、結局止めて寝なおして、今日は何もしないまま過ぎてしまった。
チケットを買っていなかったので、まあまあ..
でも、片づけを少しくらいはしたい.. あと確定申告の書類を作らなければ..

2008.2.20 [水] 天真庵、和楽庵、久がや渋柿庵

浅草橋の和楽庵と久がや渋柿庵で受け取る着物があるので、その前に天真庵に伺うことにした。
明日にしようかと思っていたら、天真庵は休みらしいので、急遽今日に予定変更。
先日のプチ新年会でバスの便があると教えていただいたので、今回はバスを利用してみた。
行き先も停留所名も分からないので昨日電話で問い合わせたのだが、錦糸町での乗換えに、
駅の南と北の両方にターミナルがあるのを知らず少してこずったものの、1時過ぎに無事到着。

お酒一合・香のもの・酒肴・ざるそば・珈琲という文膳をお願いしたが、今日は蕎麦がなく
蕎麦ガレットになるとのこと。 酒肴は先日もいただいておいしかった蕎麦雑炊だった。
蕎麦ガレットは先日も食べたくて、土産にいただいて帰ったのだが、冷めた状態と温かい状態とで
見た目も食感も随分異なっているのに少し驚いたものの、違いがちょっと楽しい。 
文膳だけでお腹はよかったのだけれど、更に、そばがきぜんざいと黒豆茶のセットもいただく。
まだ食べていないものが気になって、食べずにいられない呆れた食いしん坊ぶり躍如。
カウンター席に腰を据え、先客の女性とあっちとこっちで話しながら、ゆったり飲んで食べて、
その方がお帰りになった後も庵主の野村さんと話しながら、結局2時間余もお邪魔してしまった。

その後は浅草橋に行って、和楽庵の本社で、洗いをお願いしていた琉球紬を受け取る。
真楽の五周年パーティでいただいた券でお願いしたのだが、出来上がったとご連絡を受けながら、
行こうとすると天候が悪かったりで、気になりながら今日になってしまった。
店でまず目に入ったのが、正面の衣桁にかかっていた見事な総絞り訪問着。赤で裾は黒。
あまりの見事さにじっと眺めてしまったが、値段の安さにもう一度ビックリした。
長襦袢付きで6桁未満で買えるという。購入時の10分の1以下らしい。ウソみたいと思うけれど、
家で箪笥に眠らせておくよりは着る方に譲ろうという気持ちなのかしら? 潔い方がいるものだわ。

次に久がや渋柿庵に寄って、仕立てあがった江戸小紋の総絵羽柄のおしゃれ訪問着を受け取る。
晒餡のような色合いの甘茶色で、はぎれに錐彫型千柄集と説明が染めこまれている。
江戸小紋型より750余柄を選び、肩から裾にかけて柄を少しずつ大きくして組み合わせ、
縫い合わせも柄が合う様に柄付けして、小紋師が染めたとかで、名前・落款入り。
驚くようなお買い得価格で、見るだけのつもりが堪えきれなかった着物。今見てもやはりお買い得。 諸々を無視すれば、買ったのは正解なのだけれど..
買い過ぎで、いい加減にしないと先々どうするの? と自分でも重々承知はしているけれど、
気に入って買った着物だから、しっかり楽しく着れば、それでOKと思いましょう。

2008.2.19 [火] 今日もフランス料理

新年会の前に髪を切りたかったのだが、予定した日は雪で中止して、切りそこなったので、
漸く今日切ってもらうことにしたが、夕方しか予約が取れなかった。
予約まで時間があるので、日曜日にちょっと覗いて気になっている高島屋の春のきもの祭典に
再度行くことにして、オーグードゥジュールで食事しようと電話したら、麹町はダメで、
日本橋のメルヴェイユに入れることになった。ここは本当にいつも混んでいて、昨夏以来になる。

オードブルは海老のムースにしたが、海老の味がしっかり出ていて、なかなかおいしい。
海老の肌色の丸いムースに海老・雲丹をのせ、周りが緑のアドガボのソースで、春らしい色合い。
次はやりいかを選んだ。くすくす等をつめ軽くソテーしたやりいかに野菜がタップリ。
バルサミコソースもいいし、何より一目であらっ素敵!という皿。メニューは店によって違うのに、
オーグードゥジュール全体にこの華やかさが共通していて、女性に人気があるのが納得できる。
メインは子羊のソテー。豚の一口ハンバーグもあり、散らした野菜も楽しい。
デザートは苺のコンポート風?にしたが、上に載せたクリームとの色合いもよくて嬉しくなる。
サービスシャンパンをいただいたのに、更にいつものようにワインも飲みながらの食事になった。
選んだデザートの前に、アーモンドのブラマンジェに塩アイスクリームを載せたプチデザートも
いただいて、今日もしっかり食べて、ホクホクと次の目的地に..

高島屋の催事の川嶋織物の帯に目を引かれるものがアレコレあり、
宝くじでも当たったら買いたいわと思うけれど、宝くじを買わないことにはチャンスなし(笑)
バッグ等を買って、ヘアカットに間に合うように帰った。

2008.2.18 [月] 朗読教室、フランス料理、着物

朗読教室もいよいよ終わりに近づいてきたので頑張って出席したら、驚くほど出席者が減っていた。
今週は教室作品展とかで教室毎に参加者の作品展示をしていて、
展示作品のない教室は、土曜日の成果発表会で皆の前で発表することになっている。
今日は専ら担当毎にその練習で、皆、随分上手になってきているのに感心した。

行きは朝9時半頃に自転車で飛ばしていったら、寒さがきつく、頬も鼻も悲鳴状態だったが、
帰りは昼頃だったのでポカポカ暖かく、陽の力を実感。

帰宅後、もとじの悉皆にガード加工をしてもらう着物を持っていこうと準備しているうちに、
どうせ銀座まで行くのだからと、今日のお昼を大渕座でいただくことにした。
先日は入れなかったけれど今日は入れてよかったものの、OSに近い時間になってしまったら、
今日の昼は客の引けが早かったようで、他の客がいず、申し訳ないような..

メインを和牛のいちぼの薄切りステーキにして、
デザートは今日から新しく出したばかりという苺のタルトを選んだ。
オードブル盛り合わせが今まで食べたことのないものばかりで、楽しかったし、
オニオングラタンスープは初めて行った時に食べてから、いつ食べてもおいしいし..
ワインも昼にしては少し多いかしら? と思いながらも1杯で済まず、
少し赤い顔になったが、ニコニコと気分よく、昼過ぎの銀座を歩くことになった。

もとじの悉皆は、他店の品物も同じように受けてくれるとは聞いていたけれど、
本当に気持ちよい対応で、信頼感が持てる。
つづれ屋で大島紬に2種類のスワトウ刺繍をした訪問着を見つけてしまい、ウーム..
特別値下げ品だそうで、本当にお買い得.. 買って買えない事もない値段.. マズイ..

2008.2.17 [日] てんぷら デパートの呉服

久しぶりのちゃんとした(笑)外食で、茅場町のみかわに行く。
季節物のしらうおがタップリなのはうれしかったが、白子は小さいのが一つだけ..
もうそろそろ白子はおしまいなのかしら?
以前は白子が終わってからしらうおになっていたので、両方食べられることが贅沢なのだけれど..

忙しい時は、あちらも揚げることに集中しているし、こちらも遠慮して話し掛けないけれど、
今日はあまり忙しくなかったので、旦那の早乙女氏と久しぶりにアレコレの話題に話が弾んだ。
ぐい呑みから始まって焼き物の話をアレコレ、そして料理人の心構えや、その他アレコレ..

10年くらい前に、年齢的に油物はあまり沢山食べてはいけないと医者に言われてから、
ここの天麩羅を食べるために、他では基本的に揚げ物を食べなくなった。
時々、根岸のはん亭の串揚げが食べたくなるのだけれど、たまにはいいかと思いながらも、
今のところは我慢できている。 みかわには以前のように頻繁には行か(け)なくなったし、
先日の2次会でNOMADを教えていただいたことだし、そのうちにまた行きたいけれど..

帰りにまた日本橋まで歩き、高島屋、三越、大丸の呉服売り場を覗いて回った。
高島屋では呉服売り場だけでなく催会場の「春のきもの祭典、同時開催リサイクルきもの特集」、
三越の特選呉服でも、千總、川島織物、等の逸品物がズラッとあって、やはりあれこれ目に入る。
けれど、いいと思う物は流石に価格も高く手が出ないので、眼福眼福で無事終わり。(笑)

高島屋の地下の叶匠寿庵に寄って、久しぶりにクリームあんみつを食べる。
寒天が秀逸で、白玉も滑らかで、時々無性に食べたくなるおいしさなのよねぇ..
疲れも取れたところで、近為で漬物を買って帰る。

日本橋に行ったときには、まだ東京マラソンの走者がいるようで交通規制されていたが、
あちこち回っているうちに終了したようだった。この寒い中、長時間走る一般ランナーは
どれくらいの人が完走できたのかしら? とふと思った。 心地よい疲労でありますように.. 

2008.2.17 [日] 今日は快調スタート

昨日は午後の数時間起きていただけで、殆ど動かずじまいの一日だった。
食事に どの店に行こうかしら? 入れるかしら? と思っていたのに、
動き出して外出できる服に着替えるのもどうも億劫な感じで、
結局家にあるもので適当に済ませて、家からは出ずじまい。 あらっ、郵便も取らなかったわ。
で、夕方にはもう寝てしまったので、さすがに今朝は早くから動き出した。

早い朝食を済ませて、少しボーっとしているうちに、急に先日の快さを思い出して、
急いで風呂の準備をしたけれど、お湯が溜まるまでの時間の長く感じること..
身体も温まり、活力もあり、今日は何をしようかしら?
珈琲でも飲んで..と湯を沸かしながら豆を挽いているうちに、
9時前だというのにゆうパックが届く。 寒い中をごくろうさま。

久しぶりの快調スタート、したいことはいろいろあるし..
しなければいけないことは今日も後回しになりそうだけれど.. まあ、いいかしら..

2008.2.15 [金] 陽射しが暖かい

朝一番に、昨日の残りの道明寺でお薄をいただき、気持ちよく一日をスタートした。
暖かい陽射しに誘われ、布団を干したり、洗濯をしたり、植木にタップリ水をやったり、
珍しく少し動いた。 普通はもっともっと動いて当たり前なのでしょうけれど..

そして、夜は仕事帰りに寄った息子と、一昨日の続きで京都の丹山酒造の嵐山を飲んだ。
息子は秀剛氏の織部の大ぶりのぐい呑み、私は高橋紘氏の紅白梅の盃で..

息子は殆ど物に執着しない。物は必要なだけあればよく、不必要にあっても邪魔だと言う。
いい物、気に入った物をその日の気分で選んで使うのが楽しい私とは対極かと思うほど、
着る物も、家具も、什器も、物は何でも、できるだけ少ない方がいいと言う。

私がつい買い込んだアレコレはどうなるのかしら? と時々考える。
きっと気にせず、でもぐい呑みくらいは使ってくれそう.. と思いたい。

2008.2.14 [木] 文楽(第一部)

文楽の第一部を観に国立劇場に出かける。
先週の初日に第二部・第三部は観たけれど、全通しは体力的に?で、第一部だけは今日。
先週はあれこれパスが多かったので少し心配していたけれど、無事に出かけられた。

第一部は「冥土の飛脚」。淡路町の段、封印切の段、道行相合かごで、新口村はなし。
同じ国立劇場で数年前に演ったときも、同じ組み合わせだった。
歌舞伎とは違い、八右衛門が友達思いの男気のある善人なので、前回はビックリしながら、
文楽のこちらの方が、ホッとできて好きだわぁと思ったものだが、今回も同じ感想。
恋におぼれた忠兵衛が一人でいわば空回りして、お馬鹿ぶりを発揮して回りも不幸にしてしまう。
役者中心の歌舞伎では、主役一人がお馬鹿では舞台にならないので、主役の行動の必然性、
つまり、忠兵衛の悲運を際立たせるために、悪役が欲しいのでしょうね。

開演前に伝統芸能情報館に寄って、「能楽と歌舞伎」の比較展示を見た。
能楽と同じテーマを扱った「能取物」と呼ばれる歌舞伎演目があるが、結構違っていて、
混乱したりするので(笑)、こういう機会に能楽と歌舞伎の装束等を一緒に見られると、分かり易い。
終演後は、国立劇場の前庭の紅白梅を観に行く。先週は寒く、まだ咲いていていなかったが、
今日はしっかり咲いていて、例年2月の文楽鑑賞+観梅ができて、ニコニコ..
鶴屋吉信の麹町店に寄って和菓子を買おうとしたら、なんと見事売り切れで、道明寺だけしかない。
選択の余地なしで、道明寺を2個買って、京ぜんざいを食べて、ホクホク帰る。

今月は先週4日連続の着物予定が全滅だったので、今日は朝から頑張って着物を着て出かけた。
寒い季節に着なければと、結城紬にした。モダンな亀甲模様の総柄。松煙染した灰みの茶色。
帯はまた臙脂色地に金・肌色等の太子間道の袋帯を合わせた。合いそうな他の帯を探さなくちゃ..
帯締めは五嶋紐で、中央が茶紫で上下に幅の異なる白が入っていて端は茶みの肌色のもの。
楽しそうと買ったまま、意外に使い難くてしまいこんでいたのだが、漸く締められた。
疋田絞り入りが飛び柄で入った鶯色の帯揚げ。
墨色の台にレトロ柄の鼻緒の草履。初めて履いた時に鼻緒の色落ちに驚いてしまいこんでいたが、
久しぶりに履いてみたら、前坪当たりに微かに色落ちがあったけれど、まあ履けそう。
黒・赤の亀甲花紋の瑞鵬織の道行コートに、黒地に茶色の濃淡のカシミール刺繍のショール。
手刺繍で花丸がある煤竹色の正絹帆布バッグにした。 少し小ぶりで使っていなかったので、
荷物入れ用のバッグ(お召黒系横縞柄と黒地絞りとの組み合わせ)と一緒に使ってみた。。
どうも大ぶりのバッグばかり使い勝ち..

2008.2.13 [水] 寒い日

夕べは早々に上手い具合にダウンした(笑)ので、今朝はスッキリ目覚めたら、寒いこと寒いこと。
外は暗いし、何時かとおもったらまだ5時。 一番寒い時間帯だわ。
少し経っても暖かくならないので、暖を取るため朝風呂にはいる。 極楽極楽..
これで、昨日飲み損なったお酒を飲んだら、庄助さんになってしまう..(爆)
でも、あのぐい呑みで飲みたいわぁ〜  どうしよう..

−−−−−
流石に朝酒は憚られて、でも、秀剛氏のぐい呑みで早く飲みたい.. で妥協..
昼は蕎麦にして、1杯..では済まずに2杯だけ.. あとは夜に..
そう言えば、最近ぐい呑みが大きくなってきたのは、何故なのか?
あまり飲めない私には以前の小ぶりサイズの方がいいのだけれど..

食後に、豊福誠氏のこの季節向きの紅白梅の湯のみでお茶を飲んでいたら急に思い出して、
高橋紘氏の色絵磁器金彩の紅白梅風酒盃を出す。 夜はこれで..
絵柄が梅なので、この季節専用にしているけれど、去年は忘れて出しそこなってしまった。
ここ数年、家では殆ど飲まないので、季節ものは意識していないと忘れてしまい、
後で残念に思ったりしていた。 今年は思い出せてよかった!!

−−−−−
真楽落語部 できるのかしら? 楽しみ〜
落語を聞きに行く時の主流は木綿きものです〜 あ、それと、ウールも..
と言っても寄席には行ったことがなく、国立演芸場ばかり(笑)、あと新橋演舞場(爆)

2008.2.12 [火] 短歌教室、ぐい呑み、油単、バレンタインチョコ等

今日は今年度の短歌教室の最終日なので、頑張って出席。
なんと、この教室は今年度で終了して来年度はないとのこと.. 今日出席できてよかった。
でも、頭の体操というか脳の刺激に、来年度も続けたいと思っていたのに..
今度は何をしたら、習ったら、いいかしら?

雨天のため自転車でなく電車で出かけたので、終了後に日本橋まで行くことにして、
駅までの途中で少し遠回りして、昼食に久しぶりにこうかいぼうのラーメンを食べる。
小降りと言えども雨の中、店内だけでなく外でも少し待ったが、いつも通りのおいしさ!
多少の待ち時間なら、充分に待つ甲斐がある。 せっかちで長時間は待つ気にはなれないが..

日本橋の三越本店で、箱ができたと先日連絡を受けた高内秀剛氏の織部ぐい呑みを受け取る。
展覧会初日に頼んだものの、どんなぐい呑みだったかしらと思っていたが、やはり好み♪
このぐい呑みで、早く飲むたいわぁ! 楽しみ〜  忘れずに、日本酒を買って帰らなければ..
三上亮氏のぐい呑みが2つ出ていて、強く心惹かれたものの、以前より随分高くなっていて、
もうこれ以上はいらないでしょう。 自重自重..

次に高島屋に回り、先月頼んだ桐箪笥用の油単を注文する。
箪笥を開けるたびに、いちいち油単を上にあげなければならないのは面倒だが、
折角のいい箪笥に染みや汚れをつけることを考えたら、やはり油単はあった方がいい。
箪笥と一緒に頼めばよかったのに忘れていたが、箪笥ができるまでにまだ日数があるので、
今のうちに油単も頼んで箪笥と一緒に届けてもらう方がいいと遅まきながら気がついた。
家具売り場に寄ったら、箪笥を頼んだ時の担当者がいたので、話が早く、
紫色のシャンタンで作ってもらうことにした。 これで箪笥が届くのを待つだけ..
ただし、それまでにどうにか家を片付けて、箪笥の置き場を作らなければ..(汗)

バレンタインデー直前なので、平日なのにデパートのチョコレート特別売り場は混んでいた。
ノイハウスも出ていたので、自分用に好きなハート型のチョコを買ったが、
ユーロ高のせいか、随分高くなっていて、沢山は買えないわと、少しだけにする。
大好きで家から欠かしたことのなかったグッドナイトチョコ(1口板チョコ)も
随分高くなっているようで.. ウーム..
それに、日本から完全撤退してしまったノイハウスが戻って来てくれたのはうれしいけれど、
銀座等の直営店だけで、通常はデパートなどでは買えないのが不便なのよね〜

最後にいつもの飛良泉の純米大吟醸を買おうと酒売り場に行ったら、ないではないか(涙)
京都・亀岡の丹山酒造が試飲販売中だったので、京都限定純米大吟醸という雪月花嵐山を選ぶ。
小規模酒造のため、固定客の注文とデパートでの試飲販売が主体だそうだ。
新しいぐい呑みで、初めての酒を飲む.. うん、いいじゃない.. 楽しみ〜

2008.2.10 [日] 新年会

真楽の新年会に初参加!
心配されたお天気も申し分なく、楽しい時間を過ごして、ニコニコ帰宅。
葉山って、小学生の頃の夏の臨海学校だったか海水浴だったか以来で、遠い印象だったけれど、
横須賀線を利用すると家から2時間あまりで、遠いような思ったより近いような..
それにしても、横須賀線って、あんなに飛ばすとは..
しかも、東京駅から横浜駅を過ぎる頃までの揺れ具合の激しいこと.. ちょっとビックリ..

入会直後の昨年の五周年記念パーティとその後のオフ会でお知り合いになれた方々と、
楽しくお話ししているうちに、気が付いたら、もうお開き..
で、新しくお知り合いになれた方が少なかったのだけが、少し心残り..
まあ、デンと座り込んで、パクパク食べて話していたせいなので、自業自得ではあるけれど..

これからも、いろいろなイベント、オフ会の計画があちらこちらであるようで、楽しみ〜
日程が他の予定と重ならないように願っている。

新年会だし、天気もよくなったので、作ったまま着ていない訪問着にしようと、
十日町の桐屋・翠山工房の、裂取の中に手絞りの辻が花模様が入ったものをおろした。
金彩加工と銀通しと絞りで華やかだが、地色が灰藤色で渋めなので、長く着られそうと購入したが、
柔らかものの、しかも訪問着はなかなか着る機会がなく、今回、漸く着る機会があって、嬉しい。
帯はとみやの寿草繁栄文という引箔袋帯を合わせた。 やわらかく締めやすいのだが、
寿の字が入っていて、お祝いにしか締められない。新年会なので寿もOKとこれにした。
帯締めは伝統工芸作家の松山好成氏の白・灰・金色の伊勢組紐。 手が込んでいて、
よく着る紬には到底合わないのに、ほぼ一目ぼれで購入したもので、1年余経って漸く締められた。
帯揚げは、この着物と白地の訪問着の両方に合いそうと購入した灰藤色。
バッグと草履は沙織の銀色に金色も入った幾何学模様のセット。
小さな刺繍が飛び柄で入っている紫の道行きコートと多色のカシミール刺繍のショール。

2008.2.8 [金] 文楽(第二部、第三部)

今年の国立劇場での文楽公演初日に、第二部、第三部を観に行った。
これ以上のパスは自分でも赦せないし(苦笑)、今日で観劇は一区切りで、
次は来週後半の第一部までないので、全く眠れないままだったが、気合を入れて出かけた。

第二部は、「二人禿」、「ひばり山姫捨松」、「壷坂観音霊験記」の3本立て。
「二人禿」はよく演るけれど、「ひばり山姫捨松」と「壷坂観音霊験記」は初めてだと思ったら、
国立劇場では1991年以来の久しぶりの上演だそうだ。 
「壷坂観音霊験記」は歌舞伎では観ているので筋は分かっていたが、「ひばり山姫捨松」は
継母継子ものらしいけれど筋が分からないまま観たのだが、結構分かり易い話だった。
休演者の代役もあって千歳太夫が「ひばり山姫捨松」と「壷坂観音霊験記」両方に出てきて、
ビックリした。 「ひばり山姫捨松」の前と「壷坂観音霊験記」の最後の段を連日語るのでは
喉がきつそう.. 半月余も持つのかしら? と心配になってしまう。
去年、亡くなったりいろいろあって太夫が減ってしまったので、
代役をできる太夫もそうは居ない状況だろうし..
千歳太夫は、文楽の将来を背負っていって欲しい太夫だし、頑張って欲しい。 
住太夫、蓑助、文雀と、人間国宝の太夫、人形遣いが第二部に勢ぞろい。綱太夫だけは第一部。

第三部は、「義経千本桜」の狐忠信の話。 歌舞伎とはあちこち違っていて、
人形であることが生かされていて、狐を遣ったり人間の姿になったりで、楽しい。
河連法眼館の段の狐忠信は、歌舞伎でも感じるけれど、技だけでなく体力・機敏さも必要で、
歌舞伎役者のようには普段動かない人形遣いには、特に大変だろうと思う。
勘十郎が、第二部の「壷坂観音霊験記」で師匠の蓑助の相手役で座頭沢市を遣った後に
続いて狐忠信を遣うので、一層体力的にキツイだろうと思うが、見事な大奮闘!
玉男亡き後、勘十郎が師匠の蓑助の相手役として、すっかり定位置?になっているが、
一人でもどんどん重い役が増えていて、これからの文楽を背負っていく勘十郎の姿が見える。
三味線の人間国宝の寛治、清治が2人とも第三部に出ていた。

太夫も三味線も人形遣いも、随分若手が多くなっていて、見始めた頃の若手が中堅になっている。
15年近く経てば、当たり前かしらとも思うが、感慨深いものがある。

着物を着るどころか、出して準備するのが億劫で、今日も着物は止めて洋服で行った。
今月の着物始めは、日曜日の新年会になってしまった。
着ないままになっている訪問着を着ようと思っていたけれど、天気次第になりそう。
それより、しっかり朝から動いて、着物を着て、時間までに会場に行けるか、少し心配..(汗)

2008.2.7 [木] 歌舞伎(歌舞伎座 夜の部:後半のみ)

歌舞伎の夜の部の後半を観に、歌舞伎座に行く。
もちろん後半のみのチケットな訳はなく、前半をパスしてしまっただけだけれど..(苦笑)
今日もどうも体調が悪く、出かける時間になっても動けず、またもパスかと..
でも、後半だけでも観たいと、結構必死に動いて(爆)出かけた。
観られたのは、幸四郎の直実で「熊谷陣屋」。 共演は芝翫、梅玉、魁春、段四郎、等。
そして、染五郎の「春興鏡獅子」、の2幕のみ。

両方とも、年がら年中観ているような印象の人気の演目だが、それなりに楽しい。
芝翫の相模、やはり上手いわぁ! と思って、今更ながら再確認。
染五郎は、前半の小姓弥生の女形も結構よかったし、後半の獅子の精も元気充分でOK。
獅子は、先月の連獅子の仔獅子に続いて..と思いながら、観ていた。

見損なった今月の歌舞伎座の4分の3をどうしようかしら?
諦める? 幕見ででも少しずつ観る? 結構空いていたので席は取れそうだけれど、財布が..

2008.2.6 [水] 能狂言

今月初めての本格的な外出で、能狂言鑑賞に国立能楽堂まで出かける。
今日は朝から風花のようにちらほらと雪が舞っていたが、1週間余も家の中ばかりなので、
いつまでもお篭り状態でいるのもいい加減にしなさいと自分に喝を入れて、
ギリギリになって漸く飛び出した。 間に合うと思ったのに、少し遅れてしまって申し訳なかった。

狂言の末広がり(大蔵)と能の屋島(観世)。
「末広がり」は、茂山千五郎、宗彦、逸平と、伯父と兄弟で、息も合っていて楽しい。
千五郎がいい♪ 気が入って、うまく力の抜けた様子に、観ているこちらも楽しくなってくる。
この家には千作という、洒脱で可愛くて、出てくるだけでジワのおこる手本がいるのだし..
逸平も上手くて、人気のあるのが分かる。 若手では、萬斎ファンと逸平ファンなのかしら?
でも、私は一目では、宗彦と逸平の兄弟の区別がつかないみたいな..
遅れて入った時に、千五郎と舞台にいた宗彦を逸平だと思ってしまった。二人揃うと随分違うのに..
「屋島」のアイが七五三でタップリと那須語(なすのがたり)。 いつもながら上手いが、
友人によると、いつもより歯切れが悪く、風邪でも引いているのかと心配していた。
能は依然として分からないものの、弓流(ゆみながし)は筋が分かる分、観易かったような..

天気も悪いし、漸く飛び出したので、着物でなく洋服で出かけた。
先月はあんなに着たのに、今月はまだ1度も着物を着ていない。 
週末の新年会に着る着物もまだ決めていない。 天気も悪そうだし..どうしようかしら..

2008.2.5 [火] 風邪なのかしら

どうも先月中旬以降の体調の悪さを引きづったままで、いつまで経っても回復しない。
先月後半の予定のない日々に少しは片付けたいと思ったまま、殆ど手付かずだったが、
今月になっても、相変わらず、グタグタ、ゴロゴロ状態のまま..
気持ちの持ちようかとも思うものの、それにしても、
風邪というほどの症状はないけれど、洟も出るし、やっぱり風邪なのかしら?

昨日の午前中の朗読講座を欠席してしまい、今日は歌舞伎の昼の部をパスしてしまった。
今日の歌舞伎は見取り公演だし、途中からでも出かけたいと思ったものの、
動くのが辛いというか、要は億劫で、動き出す気力に欠けて、ダラダラと..
今週は他にも観劇予定がいろいろあるし、週末には真楽の新年会もある。
明日はまた天気が悪いらしいけれど、気合を入れて動き出したい、と切に思う。

自分のダメさ加減を愚痴ってばかりいるみたいなのに気づいたけれど、
愚痴というよりは、自分に気合を入れるために書いているような..
書いてもダメかな、実行あるのみ..

2008.2.3 [日] マンション寄席

今日は住まいの集会室で、寄席気分を楽しむ贅沢な午後を過ごした。
マンションに噺家さんが住んでいらして、何年か前から年明けに自治会主催で、
その噺家さんとお弟子さん達の落語の会を開催してくれている。
期日の広報があまり早くないので既に予定が入ったりしていて、私は今回初めて聞くことができた。
どれくらい集まるのかと思いながら集会室に行ったが、多分50名前後の参加だったようだ。

洋室に仮舞台を作っての寄席だから、噺家さん達は演り難いかも..と思ったが、
前座、二ツ目、真打、そして師匠の噺と、当然出来には差があるが、楽しい2時間だった。
師匠は天狗裁き、真打さんは短命、あと鈴が森と道灌、そして新作?の遺産?と盛り沢山。
と言っても、お題は多分そうだろうと思うだけだけれど..

雪だったが、エレベーターで降りるだけなので天候も関わりなく、気楽に楽しめた。
木戸銭はお志ということなのでマチマチだろうから、自治会からも支出しているのかどうか、
いずれにしても、師匠・お弟子さんたちは、多分ご近所づきあいでしてくださっているのだろう。
聞き手も皆、気軽ながら楽しそうに聞いていて、笑いの溢れた、いい会だった。
鬼に笑われそうだけれど、来年以降もできるだけ参加して楽しませてもらいたいと思った。

−−−−−
新作?落語は、遺産ではなく、財産騒動というようだ。

2008.2.2 [土] 蜂蜜と天候

京都府商工会連合会主催の「京都”食”と”健康”のふるさと市」が、今年も住まい近くの
産業会館であったので、毎年楽しみにしている蜂蜜を目当てに出かけた。

なんと、蜂蜜が取れずに今年は持って来られなかったという。 天候のせいらしい。
確かに花から蜂が蜜を取ってきてくれなければ始まらないのだから、致し方ないが、
こんなところにまで天候は影響することを改めて実感。
それにしても、もう何年もここの稲垣養蜂の蜂蜜ばかりを食べてきたので、これからどうするか..
ほんの少ししか取れなかったけれど、直接依頼すれば送ってくれるとのこと。
送料をかけても送ってもらうか、他のところで薦められているのを買ってみるか、迷う。

無いものは仕方ないので、かぶせ茶と有機栽培のほうじ茶と、漬物などを買って帰る。
食の安全、天候の栽培への影響と、食について考えさせられることが多い。

2008.2.1 [金] 食の安全

食の安全という極めて基本的なことが脅かされている実態が次々に出て来る。
今までもあったものが、たまたま今いくつか表面に出てきたのだろう、と思うと一層怖い。

日本の農家でも、自家用と販売用は分けて栽培すると聞いて驚いたのが、もう○十年前。
その考え方を極端にしたのが、この中国の餃子なのか?

もちろん少しでも安い方がありがたいが、安全が気になって、何年か前から、
多少高めでも有機栽培や無・減農薬等の安全なものを購入するようになってきた。
ただ今回も、安全と思われていた生協の品物にも含まれていたと聞く。
どう安全を確保するか、難しい。

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