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2008.4.30 [水] 4月の着物着用備忘録

自分の覚えに、4月の着物着用備忘録をまとめた。

4月2日 国立能楽堂(能狂言) 雅生紬(白地に黒の格子) 袋帯(黒地、鳥獣戯画)
4月15日 歌舞伎(歌舞伎座 昼の部) 大島紬(黒・青地、七宝華文) 組紐帯(青・白)
4月23日 銀座画廊、サントリー美術館(展覧会) 白大島紬 染め帯(紫色、丸円に藤文)
4月25日 国立能楽堂(能狂言)他 大島紬(薄い灰汁色、市松柄) 染め帯(鶯茶色、エジプト柄)
4月26日 国立演芸場(講談)他 琉球紬(青地に錆朱の格子、灰色の柄) 綴帯(灰みの裏葉色地)

4月の着物着用は5回。
今月は殆ど着物が着られないかと思ったが、下旬に結構着られて、結局5回着用できた。
着物も帯も毎回違うものを着ているのが、うれしい♪
着物は、大島紬を3枚に、琉球紬と雅生紬で、紬ばかりになってしまった。
染め帯は殆どもっていないのに、2本締めている。
1本は初めてで、もう1本も2度めなのに、1ヵ月に2本締めているのが珍しい。
1本は藤の季節なので忘れずに締めたのだけれど..
あとは組紐帯と綴れ帯に洒落袋帯と、いろいろな帯を締めている。
来月は、暑くなりそうなので天候次第だけれど、柔らかものも着たいような..

2008.4.26 [土] 講談、天真庵

落語は聞きに行くものの、講談は落語を聞きに行ったときにたまたま聞くぐらいだったので、
「宝井馬琴襲名二十周年記念公演」に、チャンスだから聞いてみようと切符を取った。
落語家の立川志の輔も出るので、それも楽しみに、午後から出かけたが、
落語もマジックの北見マキも今日は完全に馬琴の引き立て役。(笑)
志の輔の前に2段目の三笑亭夢花も出たが、二人とも聞かせる話ではなく軽い話のみ。
志の輔の座布団は、専用らしいのが出てきたが、あれは弟子が持って歩いているのかしら?

馬琴の孫弟子とやらの琴柑という若い女講談師が前座に出てきたが、元気一杯でかわいい。
でも、馬琴が出てくると、味のある講談と、一生懸命覚えて語っている段階の違いが歴然。
馬琴は、中トリと大トリの2回の講談で衣装が替わっていて、何故か少し驚く。
前が「細川茶碗屋敷」で、トリは「関ヶ原合戦余聞〜宇喜田秀家八丈島物語」。
細川茶碗屋敷が、落語の「井戸の茶碗」とは結構違っていて、驚きながら新鮮な思いで聞いた。

終演後、半蔵門線一本で押上まで行って、天真庵に寄った。
今月はなかなか行かれそうもないので、今日の帰りに行く心積もりにしていたが、
駅から歩くのに天気が悪いようで気になったものの、幸い大して降らずに助かった。
酒一合・香のもの・酒肴・ざるそば・珈琲の文膳に、珈琲韻(カフェイン)とチーズケーキと
今日もしっかりいただいた。 気になっていた珈琲韻だが、おいしいけれど..効くわぁ〜
「もち麦入米と麦」という丸くひらたいパンがうれしいことに今日もあると言うので、
先日の味を思い出し、またも即お持ち帰りとなった。
昨日いつもの通販のベーグルが大量に届いたばかりなのに、なんと食いしん坊なこと..

押上駅までのつもりが、酔いに任せて錦糸町駅まで歩いて、あとはバスで帰宅。
家に着いた頃に珈琲韻の酔いが回って早々に寝たら、真夜中に息子の訪問で起こされる。(涙)
迷惑ではあるけれど、寝ていたのなら帰るよと言われても、起きてしまったのだし、
折角来たのだからと招じ入れたものの、やはり相手をする元気はなく..

着物は琉球紬にした。青・藍色地に錆朱の格子と灰色で柄を織り込んである。
下に置くと錆朱が目立って、何故こんなの買ったのかしら?と、去年は一度も着なかった。
久しぶりに着てみると青みが割りに勝っていて思ったほどには朱が気にならなかった。
灰みの裏葉色の地の手織綴八寸名古屋帯を合わせた。
太鼓部分には「見ザル聞かザル言わザル」をちょっとかわいい意匠で織り出してある。
カジュアルな感じで、一時はよく締めていたのに、ここ暫く締めていず、これも久しぶり。
帯締めは、帯に色合いの似た、灰色で片側に薄い灰色の入った撚り房のもの。
柄が市松に入った渋めの青色の帯揚げをアクセントにした。大分前に買ったままで漸くの出番。
雨に備えて、久しぶりに前坪に赤の入った藍色の鼻緒の天が竹皮の下駄。
コートも雨コート兼用の黒色の大島紬の塵除け。

2008.4.25 [金] 四大浮世絵師展、狂言、五万石

昼からの用事の日にち変更を知らずに、自転車で往復30分余の無駄足になったが、
親水公園を通って行ったので、緑をたっぷり楽しめたし、運動にもなったのでOK、OK.。
時間があまったので、狂言の会を観に国立能楽堂に行く前に、大丸の四大浮世絵師展に寄った。
写楽、歌麿、北斎、広重の浮世絵がずらっと並んで一度に見られるのは、うれしい。
北斎が若い頃に役者絵や化け物などを描いていたのを初めて知った。
今まで、知らないことが結構多いのよねぇ〜。(汗) もっと関心の幅を広げたいものだと思う。

今日の狂言は、附子(大蔵)、濯ぎ川(大蔵)、博奕十王(和泉)。 間に早舞(素囃子)。
附子はお馴染みではあるが、宝を壊す段に少しハラハラもしながらも、楽しい。
シテの太郎冠者とアドの次郎冠者は、シテもアドもない感じで、いいコンビぶり。
濯ぎ川では、妻と姑にこき使われる入り婿のシテについ味方したくなるのが、我ながらおかしい。
茂山千之丞の人のよさそうな、でも、したたかさが見事。
それもアドの妻・姑を演じる千五郎とあきらの見事なわわしさ故だろうと思いながら楽しんだ。
博奕十王は、ありそうもない単純さながら、閻魔王のこだわりがおかしい。
シテの博奕打の石田幸雄がいつもながら達者。
野村萬斎がアドの閻魔大王。 そして、地謡に万作が出るのが贅沢。
何より、閻魔と鬼の面や持ち物が様々で、目にも楽しく、笑っているうちにお終い。

終演後に、友人とまた富山料理の五万石に寄ってみたら、今日は幸いなことに入れた。
予約で満員と何度か断られていたので、久しぶりに富山料理を堪能できた。
と言っても今日は少し慎ましく、ミニ会席にお酒も少なめ。
蛍烏賊の酢味噌和えが、富山らしくてうれしい。
海の幸のいろいろ入ったミルク蒸し?を、何が入っているか楽しみながらいただいた。
お代も先日に比べると大分慎ましく、お店に少し申し訳ないような..

都城の東郷織物の手織絣実篤という大島紬を漸くおろした。
五倍子染の薄い灰汁色で、絣と様々な柄が市松になっている。織人は高原さんという方。
灰色のつもりで選んだが、出来上がってきたら灰味の茶色で、1年寝かせてしまった。
着てみたら、ちょっと楽しい柄行きもうれしく、色目も柔らかで、白大島より気軽に着られそう。
帯は、エジプト柄が白で入った鶯茶色地の染め名古屋帯。
柄オン柄になったが、割にすっきり合ったと思う。 帯は昨年1度締めただけで、漸く2度目。
縮緬の染め帯で、先日の塩瀬とは違い滑り易いということもなく、無事(笑)に締められた。
帯締めは渋い緑色で半分が生成りに茶の線と緑の四角入りの五嶋紐。
少し変わった最近の柄らしい!? のをおろした。
帯揚げは、渋い若緑に、黄色と白の縞のもの。
パールシルバー色の台に、藤色と白・金色の入った五嶋紐の鼻緒の草履。
薄緑に薄い黄色の入った透かし織の単衣の道中着。

2008.4.24 [木] 青葉若葉 − 銀座の並木

桜を楽しんだ後、今は新緑を楽しんでいる。 まだ柔らかい緑が目に心地よい。
先日、銀座の中央通りを4丁目の交差点から京橋、日本橋へと歩いたら、緑が印象的だった。

さくら通りの桜は八重桜でも流石にもう葉桜になっていて、もうお終いの感じだが、
松屋通りのはなみずきが満開。白だけでなく、ピンクの花もあることに今頃気づいた。
マロニエ通りは、マロニエの緑の葉が大きくなっていて、青々と気持ちいい。
柳通りの柳は、マロニエに比べるとまだ少し弱々しいけれど、冬の葉のない時期を過ぎて、
細かい緑の葉がしっかりついて、しなやかに柔らかい。

そして、ミキモト本店前の今年の桜「御衣黄桜(ぎょいこうざくら)」もなかなか素敵!
新聞の写真やTVでも見たことはあるはずなのに、実物はやっぱり別の強い印象!!
20日に見たときは、一瞬葉ばかりに見えて、あら、花はまだ咲いていないの? と思ったが、
緑の花に気づかなかっただけで、よく見ると何ともいえぬ緑色の花がたくさん咲いていた。
緑色の花が開花につれて次第に淡黄色、そして紅を帯びた色へと変化するという。
展示は29日(火・祝)までだそうなので、もう一度行って見てみたい。
あの緑の花がどんな色になっているか、とても楽しみ!

2008.4.23 [水] 正藍冷染 千葉よしの展、ガレ とジャポニスム展 他

このまま家にいると、昨日のダウンを引きずりそうなので、急に午後から出かけることにした。
案内の来ていた青山みともの「正藍冷染 千葉よしの 白寿の祝い展」に行くことにして、
招待券をいただいた、サントリー美術館 開館1周年記念展 の「ガレ とジャポニスム」にも寄る。

ガレの花瓶、香水瓶などのガラス器は、見る度にいいわぁ! と思うので、
期待して行った「ガレ とジャポニスム」では、ガレにこんな日本趣味があったことを知って、
少し驚きながら、楽しく見て回った。

次に、今日の主目的の「正藍冷染 千葉よしの 白寿の祝い展」を見に、
銀座のメルサの東京銀座画廊・美術館に行った。
ああ、素敵♪ と思う何とも味のある正藍染めに心奪われながら、拝見した。
なんと読むのかと思っていた冷染は、「ひやぞめ」と読むと言う。
冷染は、藍を熱しないで常温で自然発酵する時期にのみ染めるため、
染められるのは年に2ヵ月だけだそうだ。
藍を作り、糸を紡いで藍で染め、機を織ることまで一人でするという見事さ!!
入って直ぐの、無地染玉繭紬の着尺が目を惹く。紬の風合いと表情のある色合いが何とも素敵!
これは売約済みだったので、安心して拝見できた。(笑)
そして、6種類の柄が染められた着尺に目がくぎ付け.. 
買えるはずもないものの、勧められて装着してもらったら、やはり似合うのよね〜
宝くじを買っても当らないけれど、つい心頼みにしそう..(爆)
協賛出品という紫根染と茜染もいい色合いで、素敵ながら、これも眼福でおしまい。(笑)

用事のある高島屋に行く途中で、京橋のイデミスギノに寄る。
残念ながら夕方にもうケーキがあるわけはなく、焼き菓子と苺ジャムを土産に買う。
高島屋では、久しぶりに特別食堂で三玄の竹の子御膳をいただいた。
筍は炊き込みご飯とメバルの煮付けについていただけで、少し物足りない。
煮付けの筍は、程々の大きさで3切れあったものの、もっと食べたい!!
来年は、是非とも京都で筍をいただきたいと強く思う。
ただ、GWとその前後は結構用事があることが多く、残念ながら今年はダメだったけれど、
来年はどうかしら? 行かれるといいけれど..

今月は着物をあまり着ていないので、着物で出かけた。
今年初めての白大島紬に、染めの北川の落ち着いた紫色の染め帯をおろした。
帯は、丸い円の中に藤文のため、去年はうっかり締めそこなったので、
今年はしっかり締めたいと思っていたもの。 あと何度かは締めたいものだわ。
塩瀬の染め帯はあまり持っていず、滑りやすくて意外に締め難く少し驚いた。
帯締めは、涼しげな極薄い肌色に極薄い竹色の入った五嶋紐を初めて締めた。
帯揚げも、竹染めの薄めの竹色というか若緑色のものにした。
パールシルバー色の台に、藤色と白・金色の入った五嶋紐の鼻緒の草履。
薄緑に薄い黄色の入った透かし織の単衣の道中着を着ていったが、
暑くて、途中で脱いで持って歩くことになってしまった。

2008.4.23 [水] 着物の仕立て

お問い合わせに、気になって初めて縫込みの長さを紬でチェックしたら、実に様々..
大島紬は12.32cm以上あれば、合格になるらしいことも分かったが、(勉強不足<汗)
ラベルが12.32cm以上となっていても、以上なので実際の長さはどうもマチマチらしい。
縫込みの長さ、残り布の有無等から、大分違うらしいことが分かる。

今まで着物について、作り手の思い、苦労に感服することはあっても、
基本的に着ることしか考えていなかったことを再認識した。(大汗)
まして、仕立てについては、柄合わせなどの見た目や着易さしか念頭になかったと反省も..
これを機会に、もう少し、いろいろなことに心をおいていきたいと思う。

2008.4.21 [月] 朗読サークル、チモールの布展

昨年通った朗読教室終了者で作っているサークルに初参加。
第1月曜の総会はパスしてしまったので、少し恐る恐るの参加になった。
朗読教室の最終日のミニ発表会で、皆さんの上達振りに驚いたけれど、全くレベルが違う。
経験年数も違うし無論個人差があるけれど、楽しく拝聴したいような上手な方々もいらして、
10数年続いているというサークルの底力をまざまざと実感。
しかも、皆さん私よりずうっとご年配なのに、若々しくお元気なこと!!
私も長く続けられれば、きっと.. と心強くも思った。 頑張って通いたい。
と言っても次回は5月5日だそうで、既に用事がありすぐに欠席になってしまうのが残念。

会合の前に、ヨーガンレール本社のババグーリに寄り、最終日のチモールの布展を拝見。
いろいろな表情豊かな布が掛かっていて、手仕事の味わいたっぷりの、独特な温かさ。
でも、欲しいと思ったのは丸太から作られたらしい椅子。
見事にくりぬき磨き上げられた1つずつ異なる椅子が置かれていて、色艶、まろやかさが素敵!
お持ち帰りしたいのが1つあったけれど.. 置く場所もないし、懐も許さない.. でも素敵!
手仕事のぬくもり、温かさは心に染み入る。
前回同様、布ならぬ菓子だけ購入。
今日は残念ながら2種類のショートブレッドだけしかなかった。
ちょっと硬くて、おもしろい? 食感!

2008.4.20 [日] ガード加工、超フレンチ、平良敏子氏の米寿記念展に再度

昼から銀座と日本橋を忙しく動き回った。
ガード加工の是否、好き嫌いはあるだろうし、多少風合いが気にならないでもないが、
白地や薄い色で、汚したら後が大変と思う物は、できるだけガードを掛けることにしている。
仕立ててもらった呉服店のパールトン依頼先では木綿の加工は受けてくれないというので、
もとじの悉皆で頼むことにして、先日受け取ったままになっていた綿薩摩紬を持って行った。
ついでに去年締めなかったフォーマル用の夏帯1本も一緒に頼む。
もとじのガード加工はパールトンではないそうだが、比べると随分安くて庶民向き? 助かるわぁ。

来週の心積もりを変更して、大渕座でランチを取る。
春のスペシャルコースが魅力的ではあったけれど、たんぽぽのミモザサラダは先月食べたので、
今日は普通のコースにして、メインの魚料理のほか、メインのご飯物を少量追加してもらった。
オードブル5品がいつもながら、材料の変化、味付け、彩とさまざまで楽しい。
野菜のディップのソースの販売を始めたとか..
皆で集まる時など、これがあれば、おいしい野菜のディップが簡単に用意できそう..
魚のひげだらが、銀だらとは全く違う食感で楽しい!
北と南で違っていて、ヨーロッパ南部では鱈と言ったら、このひげだらが普通だとのこと。
さらに、さごちのヅケを載せたご飯を軽〜く一膳、久しぶりのご飯物もおいしい。
デザートはまた苺のタルトにして、エスプレッソで〆。
ワイン2杯のせいで少し赤くなった顔を気にしながら、失礼した。

中央通りに着物の50〜60名くらいの集団がいて、いろいろの着こなしが見ていて楽しい。
和裁や着付け関係のグループとのことだが、それにしては、着付けにウッ..という方も..(笑)
他にもあちこちで着物姿の方々を見かけた。 銀座も日本橋も着物姿が珍しくなくなったわねぇ。

案内の来ていたフェイシャルトリートメントを久しぶりに受けたが、60分が終了する頃には、
気持ちよくて、このまま続けて眠りたくなるのがいつもながらの難点。(笑)

東京駅の大丸で、世界の酒とチーズフェスティバルを覗いて、イタリアコーナーで久しぶりに
シチリアのビアンカ ディ ヴァルガネッラの最後の一本をゲットした。
以前はケース買いをしたりもしたが、イタリアのインフレのせいとかで随分高くなっているので、
1本だけしかなかったのが財布に優しくて、むしろ幸い。(爆)

そして、昨日偶然気が付いた高島屋の「人間国宝 平良敏子 米寿記念展 〜喜如嘉に生かされて
芭蕉布に生きる〜」に行って、芭蕉布を再度じっくり拝見した。
見るだけでなく触らせてもらって、着尺、9寸帯、8寸帯で糸が異なることを実感できた。
アササ(蝉)という帯が2本あったが、縞も織り込んである方が堪らなく素敵♪♪
昨日見たのに、これをもう一度見たくて、今日もまた寄ったのだった。
見ていたら、和服姿の若い男の方が下ろして説明しながら見せてくださった。
とは言え、いくら素敵でも夏の2ヵ月だけの7桁の帯には手を出せない..
本当にいい目の保養をさせていただいた。
それにしても、昨日目を惹かれた着尺で見当たらないのは、売れたということかと感心する。
私にはとても買えるわけもなく、羨ましいというより、ス〜ゴ〜イ〜という気ばかり..

2008.4.20 [日] 機転

みにさんの機転に感服! お友達の花嫁さん、いい友人がいて本当によかったです。
実は、昨年の甥の結婚式では会場の美容室で着付けてもらったのですが、
家を出る前に荷物の最終確認をしたら足りないものがあって、慌てました。
聞くと、帯や草履そして長襦袢などを入れ忘れてしまう方は結構いらっしゃるそうで、
外で着付ける場合は要注意ですね。

ところで、困った時の対応に2通りある気がします。
立ちつくす人と、直ぐに対策を考え動く人。
まあ大抵は、一瞬立ち尽くした後は遅かれ早かれ動くのですが、
間に合うかどうか時間との勝負ですものね。
私はもしかしたらパニック状態になって頭真っ白になって動けなくなってしまうかも..
気をつけましょう。

2008.4.19 [土] てんぷら 呉服

てんぷらを食べたいと茅場町のみかわに行った。
季節物のしらうおがまだあって、すこし驚きながらうれしい。
桜の季節のものだから、まだあってもいいわねとニコニコいただく。これで今年の食べ納め。
あと稚鮎が前回より大きくなっていて、季節の動きを感じた。
ゴールデンオレンジが入ったとのことで、今日はうれしいデザートつき。
土産にもたくさんいただいて、ニッコリ、ホッコリ..
小雨が降ってきたそうで、傘もいただいた。 出る時には止んでいたが
他所に回るなら持っていった方がいいとおっしゃるので、ありがたく頂戴した。

日本橋まで歩き、高島屋で平良敏子氏の米寿記念展を見る。
帯が多かったが着尺も何反もあって、まとめてこれだけの芭蕉布を見たのは初めて..
本当に素晴らしい!! 着尺で特に目を惹きつけられたのが2反、帯も欲し〜い!のがあったが、
着尺など到底買える訳もなく、帯も贅沢すぎるので、眼福眼福♪♪ で、終了。

更に銀座まで歩いて、案内の来ていた「ふくもとしほこ 藍染のきもの展」を覗きにもとじに寄る。
土曜日のせいか、先客が大勢いらして、既に選んだ反物を当てている方、じっくり選んでいる方、
そして、お茶を飲みながら待っている方々も何人もいらしたので、
私は買う予定もないし、展示してあるのを一人であれこれざっと拝見しただけ..

次に仕立て上がった着物を受け取りに、連絡をくれた呉服屋に行った。
奥順のはたおり娘という普及版(笑)の結城紬。 結城は伝統工芸品は持っていず、普及版だけ。
無地だが紬なので、少し遊ぼうと裾回しは全く違う色にしたが、まあよさそう..に思える。
とは言え、着てみないと分からないけれど、結城はもう秋まで着ないので、少し気になっている。
着物を持って帰るのに、小雨が降ったり止んだりで迷ったが、ひどくならないでよかった。

2008.4.18 [金] 仮称プラチナ会 延期させてください

お誘いしたばかりの仮称プラチナ会ですが、
当日、住まいの自治会の当番でどうしても昼過ぎまで身動きが取れなくなりました。
唐突なお誘いだったせいか、幸か不幸か、まだ参加のご伝言を下さった方はいらっしゃらないので、
今回は延期させてください。
お騒がせしてスミマセン。 最敬礼、ペコリ..

*****
昨秋のつぶやき(大きな声でしたけど>笑)には多少ご伝言をいただいたので、
つい同好の方ありと思ったのですが、今回の反応というか無反応で再認識したのは、
プラチナ会には魅力がないのか、対象者が少なすぎるのか、たまたま日程が合わなかったのか..
いずれにしても、難しそうですねぇ〜

2008.4.18 [金] ストレート? 砂糖入り? それとも塩?

子供の頃の麦茶は砂糖入りでした。
菓子などのあまりない頃でしたから、砂糖入りにしてくれたのかしら?
今度、母に聞いてみようっと..
私は子供にも砂糖入りを作ったことはありません。

トマトとスイカには塩をかけることが多かったです。
そのまま食べることもありましたが、砂糖はかけたことがありません。
大人になってから、砂糖をかける話を聞いてビックリししたものです。
デザートとしては、砂糖かけもありなのでしょうけれど..

砂糖といえば、今でも不思議なのが砂糖入りの納豆です。
家ではからしと醤油が定番で、大根おろし入りまではOKですが、
砂糖は発想になく、大人になってから初めて聞いて、目がテンになったものです。
どうも、北日本では砂糖を入れる地域があるようですね。
地域差って、おもしろいことで実感したりします。

2008.4.18 [金] 脱脂粉乳

皆さんがいろいろ書いていらっしゃるむか〜しの給食の脱脂粉乳! アレ、私もダメでした。
低学年の時の先生が残してはダメ!という方で、給食の思い出は辛いことが多いです。
その中でも、あの脱脂粉乳は最悪!! でした。

今になればちょっと楽しい(ゴメンナサイ)ああいうエピソードこそありませんが、
辛夷さんの気持ちはよく分かります。

そのうちに、コーヒー牛乳と称した味つきも出て脱脂粉乳の味も匂いも
結構消してはいましたが、50歩100歩でした。
いつの間にか、牛乳になっていると聞いて、羨ましかったのを思い出しました。

それにしても脱脂粉乳世代(というのがあるのかどうか)って、長いのですね〜
15年か20年くらい続いたのかしら?

2008.4.17 [木] 東奔西走

同じ区内で午前中は東に午後は少し西に用事があって朝から出かけた。
まあ、東奔西走はいくら何でも誇大表示だけれど..(笑)

自転車で行く予定が、雨の予報に致し方なく歩いて行く。 たまには足を使わないと..
30分以上歩いて午前中の目的地に到着。プリントにそって話を聞きながらメモを取る。
1時間半の予定が長引いたので、急いで午後の目的地に向かい、ひたすら歩いて1時間弱で到着。
午後は、またもや初めてのことに挑戦。今度は1時間半声を出し続けることになったが、
声を出すのは気持ちいい! やれるところまで続けてみましょう。
雨が降り出していたが、交通事情の良くないところなので、またまた歩いて帰る。

久しぶりに万歩計をつけたら、今日は1万8千歩を超えていた。
歩かない日は、せいぜい2千〜3千歩だから、たまには大いに歩きたい。
ところで、寝貯めならぬ、歩き貯めはできるのかしら?

2008.4.16 [水] うらやましいので..プラチナ会などを

祝♪2回目の成人式オフにの時に、
 3回目や、2と2分の1回目もいいわねー
  ↓
 シルバー会とかプラチナ会とか、あるといいなぁ..
  ↓
 できないかしら..
 自分では動かないで、あれこれ考えるだけの困った私。

と書き込んだままになっているうちに、
「三丁目の夕日」世代の申・酉・戌の桃太郎オフが何やら動き出している様子。
既に4回目のトシオンナの会「ねのねのね」は秋に日にちも決まって盛装オフを行う予定とか、
それに、今年2回目の成人式の方は、どうも68人もいらしたらしい!?
真楽の女盛り世代のパワーに少し圧倒されている。

春に盛装で集まるには、急がないと暑くなってしまってキツイので、
今からだと、秋のほうが気候的に着物とは相性がよさそう。
それに、6月には6周年記念パーティーもきっとあるでしょうし..

とは言え、秋まで待つのは..
5月18日(日)頃のランチはどうかしら? とふと思い立ちました。(笑)

ねのねのねの会より上の世代は人数がぐっと少なくなりそうなので、
2と2分の1回の成人式以上の方を対象に、プラチナ会は如何でしょうか?
シルバーでなく、自称でも他称でもプラチナの方、なるわよという方、なりたいわぁという方、
まずは気軽に、ゆるゆると着物でお食事会でもしましょうか?
気が乗れば、半世紀を語り合うのなどは如何でしょう?
(半世紀の会→ 紀の会 というのもアリかしら?)

もうひと月しかないし、皆さんお忙しくて難しいかしら?
参加ご希望の方がいらっしゃったら、ご伝言ください。
当日はダウンしないように、無論頑張ります。です。(爆)

2008.4.15 [火] 歌舞伎(歌舞伎座 昼の部)

折角取ったチケットを無駄にした歌舞伎座の昼の部だが、夜の部の勧進帳がとてもよくて、
やはり昼の部も見たいものだと改めてチケットを取り直して、出かけることにした。

序幕は時蔵の八重垣姫で「十種香」。 橋之助の勝頼、秀太郎の濡衣、我當の謙信、他。
時蔵の八重垣姫は歌舞伎座では初役だそうなので、前に見たのは国立劇場だったらしい。
歌舞伎役者の寿命は長いが、時蔵ももう中堅、いい八重垣姫で、もっとやってもいいのにと思う。

次は能取りものの舞踊で「熊野」(ゆや)。 玉三郎の一人舞台。 玉三郎ワールド。
玉三郎は最近能から取った舞踊をいろいろやるが、はまっているような..(笑)
と言っても仁左衛門などがおつきあい。 二人が寄り添って立った姿は絵のように決まっていて
立ち雛みたいで、素敵! だけれど、仁左衛門が殆ど座っているだけなのは少し寂しい。
仁左衛門も出るのなら、二人の絡みがもっとあるとうれしい。

最後が「刺青奇偶」。勘三郎が主役の半太郎。玉三郎が相方のお仲。あと、仁左衛門など。
半太郎に病床のお仲が諌めの刺青を入れる見せ場ではジーンとくるし、泣いている人も少なくない。
なのに、死期の迫った女房のための金策に、また博打をしてしまう半太郎。哀しい博打うちの業。

それなりにいい舞台だったけれど、夜の部の勧進帳のあの見事さには及ばない。
あの勧進帳だけはもう一度観たい! ので、幕見にでも来ようかと思ったら、それも難しいらしい。
残っている席が本当に少なくて、高いのに見難い席しかないし、チケットが取れずに
幕見席でずっと観る方も結構いるらしく、座れないだけでなく、入れないこともあるとか..
今月の昼の部は短くて珍しく3時過ぎには終わったのに、4時開場4時半開演の夜の部に
もう結構な人数の客が待っていた。 スゴイ人気だわ!
1時間余の立ち見もキツイけれど、行って入れなければもっと辛い.. どうしようかしら?

今月は着物をまだ1度しか着ていないので、朝から頑張って(苦笑)着物を着て出かけた。
春だからやはり明るめにと思ったが、何となく青の気分(笑)で、青で揃えてみた。
大島紬の七宝華文。 黒と青色の地色に小さな赤い花が入った七宝文で、青い印象のもの。
青・白の組紐の創作帯を合わせた。 しなやかで締めやすい帯で、紬によく締めるお気に入り。
帯締めは伝統工芸作家の松山好成氏の伊賀組紐で、明るい印象の空色入りの青色。
帯揚げも中央で色が紺と青鼠色に分かれているもの。今日は明るい青鼠色の方を出した。
草履はパール味のある青磁色台に、黒地の鼻緒に真紅の小桜模様。 これで今年の履き納め。
バッグは焦げ茶の革に金と漆で模様付けした金泥バッグで、渋い金色の印象。 
天気がよく暖かそうなので、コートは薄緑色・薄黄緑色の透かし織単衣コート。

2008.4.14 [月] 見逃した展示会は魅力的!

釣り損なった魚は大きいというけれど、皆さんの日記を拝見するにつけ、
見逃した物の素晴らしさに臍をかむ思い。 残念至極。
一衣舎、うちくい展。 今回のように期間中にいつかと思っていると行き損なうので、
次回は見損なうことのないように、前以て予定を組んでおくことにしましょう。
予定変更にならないように、体調回復にもしっかり努まなければ..

2008.4.13 [日] 観劇(風林火山)

NHK大河ドラマは家のTVを故障放置したままで途中から見られなかったため、
主役の亀治郎が晴信と勘助の2役を演じるという「風林火山」を見に日生劇場に行った。
宙乗りもあるというので歌舞伎風かと思っていたら、歌舞伎役者が殆どいないせいもあってか、
ツケウチも見得もあるものの歌舞伎とは大分違い、母のお供で明治座で見るような芝居だった。(笑)
歌舞伎の亀治郎を期待していると違和感が大きいし、食い足りない感じがしてしまうが、
大向うは全くかからなかったし、歌舞伎とは異なる座頭中心のショー的な舞台と考えれば、
日生劇場で見ると違和感があるものの(爆)、これはこれでいいのかしらという芝居だった。
日曜の午後の公演のせいか、客も若い人から年配まで幅広く、結構ノッテいる感じで、
楽しんでいる方が多かったようだし、それなりに私も楽しんだけれど、やっぱり歌舞伎の方が好き。

終演後は、よく拝見するブログでご推奨のシャンテのひつじやというカレー屋で食事をした。
5時過ぎの中途半端な時間だったので殆ど客はいなかったが、なるほど安くておいしくて満足。

着物で行く予定だったのに、天候が悪いので洋服にしてしまった。
今月はまだ1回しか着物を着ていない。(涙) あと2回の着物予定日には着たいけれど..
劇場では着物姿の方も少しいらして、きっと亀治郎ファンでしょうねぇ!と拝見した。

2008.4.13 [日]  沖縄のウージ染め

日本橋の丸善の地下の催事コーナーで沖縄の「ウージ染め」の小物を扱っていた。
色は緑と黄色の濃淡で私の好み。
サトウキビを沖縄ではウージと呼び、葉と穂を煮出して染めた製品がウージ染めだそうで、
黄金色をはじめとする色合いで一つ一つ手作りで染め上げていると書いてある。
Tシャツ、ネクタイ、ハンカチ、財布、ペンケース等々があったので、前から新しいのに
買い替えたいと思っていたミニティッシュケースを探したら、綿、麻、絹といろいろの材質の
ものがあった。  レースがついていたりして私の趣味にピタッとはしない部分もあったけれど、
結構気に入って、綿のものを2種類購入した。 
どちらも豊見城市ウージ染め協同組合に所属の工房の作品だった。

ウージ染めというのは初めて聞いたと思ったが、着尺を見たことがあるのを後で思い出した。
色めが大分違ったので、同じ染め方とは気が付かなかったらしい。

日比谷で観劇の後で東京駅まで歩き、更に日本橋駅まで歩いたので、今日の散歩は終了。
明日体調がよければ、せめて新宿御苑ちかくの展示会には行ってみたいと思って帰宅したが、
ここは今日までだったそうで、建物・庭にも興味津々だっただけに、残念。
自由が丘は少し遠いので今回は無理せず次回期待になりそう。

2008.4.12 [土] フランス料理 呉服

このところダウン状態で必然的に食事情が情けないことになっているので、
おいしい料理を食べて英気を養い、かつ栄養を取りたいとオーグードゥジュールに出かけた。
日頃から禄に料理もしていないが、輪を掛けた怠け状態で料理らしいものを食べていない。(涙)
銀座の用事をこれ以上延ばせないので、大渕座でのランチを期待していたら、
今日は貸切で入れず.. 幸いオーグードゥジュールに入れたのでホッとして出かけた。

サービスシャンパンをいただきながら、料理を選ぶ。
オードブルで少し迷ったものの、やはりこの季節にホワイトアスパラは外せないので、
オードブルにホワイトアスパラ、魚も肉も食べたいし.. 肉は鴨の胸肉にする。
鱒のマリネのアミューズもサービスしていただくが、オレンジをのせて木苺のソース.. おいしい!
オードブルはフランスのホワイトアスパラにパルマの生ハム、ベビーリーフがタップリ載っている。
ニコリ♪  めだいのソテーにベビーアスパラ、蚕豆、エリンギ等、いろいろな野菜、
サフランのクリーム仕立てのソース。 ニコニコッ♪♪
肉にもブロッコリーなどの野菜がついていて.. ここの料理はいつも野菜タップリでうれしい。
デザートは久しぶりにアーモンドのブラマンジェにして、あとはエスプレッソ。
銀座で用事があるのでワインは一杯だけにしたけれど、顔に少し出てしまった。

堪能した後、今日は四番町から銀座までの散歩はきつそうなので止めて、地下鉄で銀座に回った。
歩行者天国に着物の大人数の一団がいて写真を撮っている。
気候がよくなったからか、今日は他にも着物の方がたくさんいらした。
横目で見ながら通り過ぎて、松屋のきもの市を覗いたら、素敵な絞りの着尺を見つけてしまう。
しかも、随分安くなっていて、魅力的なお値段!
でも、危険な呉盟会(笑)にも行くのを止めたし、今日は流石に自制心が働く。
用事を済ませ、呉服屋に回って、仕立て上がった夏帯を受け取る。
更に日本橋でもコートを受け取ったが、今日はどちらも担当者がいず、ちょっと拍子抜け。(笑)

桜餅など和菓子を土産に帰宅した。
できれば、皆さんご紹介の展覧会に行きたかったのだけれど、混んでいるとの情報に、
気力、体力ともに足りず、諦めてしまった。 でも、やっぱり残念だわ。

2008.4.10 [木] オペラ(魔弾の射手)

ウェーバーの「魔弾の射手」が新国立劇場で初上演されたので、初日に行って来た。
モーツァルトの魔笛を思い出すような音に、これがドイツらしさなのかと勝手に納得したが、
ジングシュピールのドイツ語の響が、言葉が分からないから同じような印象になるのかもしれない。
演出がドイツ人で、ドイツ人の森のイメージが少し分かったような気もしたが、
全体に少し暗い感じなのと、少し森らしからぬ印象もあったが、総じて分かり易い舞台だった。
それに、あの時代の宗教観が表れた筋らしいのが、何だかよく分かるような..
音楽がダメな私でも知っているような、懐かしいような気がする(笑)曲がアチコチにあって、
それなりに楽しんで聴いた。 音楽に強い友人には気になるところもあったようだが..

でも、2階の私の席の周りに空きが結構あって、このオペラは日本人好みではないらしい。(笑)
リバイバル公演だと演目によっては2階席に空きがあったりするが、
初上演なのに、何故? と少し不思議。
これと魔笛とどちらかと言われれば、私も魔笛を選ぶから、仕方ないのかしら?
それでも1階席はシーズンチケットの人も多いし結構ギッシリ入っていたようだが、
2階の様子には、これだから上演オペラの選択が難しいのだろうと、
レパートリー制を取っていて同じオペラの繰り返し公演が多い理由を変に納得した。

終演後、いつもの友人といつものように少し飲みながらタップリ食べたが、
私はいつもほどには飲めず食べられず.. と言っても、呆れるほどではなかっただけ。(爆)
イマイチの体調が続いていて、出かけるとき以外はゴロゴロ、グタグタしているのが悪いのかも..
それにしても、今日のオペラの話より勧進帳など今月の歌舞伎の話の方が多かったのがおかしい。

春先に一目ぼれした着物をおろす心積もりだったのに、体調と天候と両方が悪いので、
今日も洋服にしてしまったが、着物を着だしてからアクセサリーを使うことがグンと減ったので
たまには使わないとかわいそうだし、まあいいかと思うものの、着物を着そこなうのも心配。
あの着物はいつ着よう? 春のうちに着られるかしら?

2008.4.9 [水] 歯科診療の待ち時間

治療した奥歯の詰め物が先月半ばに取れてしまい、いつまでも放っておく訳にも行かず、
どうせなら気になっている溜まってしまった歯石も取ってもらおうと、1日から歯科通いをしている。

久しぶりの歯科診療なので、近所の歯科を調べて某クリニックを選んだ。
予約制なのに、初日は15分待ちの1時間診療。 この日は詰め物を嵌めてもらうだけでなく、
今後の診療のために歯のレントゲンを取ったり全体チェックがあったので、時間がかかった。
2回目は35分待ちの30分診療で、下の歯の歯石を取ってくれた。
3回目の今日は、なんと予約時刻を過ぎること1時間余! 15分!の上の歯の歯石取りだけ。

大病院並みよりはマシかもしれないが、こんなに待たされるとはただただ驚くばかり。
以前、自由診療の歯科に通っていた時は、予約時間に行けば直ぐに診療で、
時間どおりに終了したので、その意識でいたからちょっと呆然とする。
それに、今日は待たされてもいいように読むものを持っていったのに、眼鏡を忘れて役立たず。
次回は、忘れずに読み物と眼鏡を持参しようと、しっかり脳裏に刻み込んだ。

2008.4.8 [火] 歌舞伎(歌舞伎座 夜の部)

昨日からの雨の中、今日こそは..と歌舞伎座の夜の部を観に出かけた。
3階ながら中央1列目の通路側という滅多に取れない席に幕開き寸前に滑り込んだ。 ホッ..
昼の部もこの席が運良く取れたのに行き損なったので、今日は気合を入れた。
4時半開演に気合を入れないと行かれないのが、そもそも弛んでいるとは思うけれど..

目当ての「勧進帳」がやはりいい。 期待通りで、満足感一杯! 歌舞伎って好きだわぁ♪
またかの関と言われるくらい上演回数の多い勧進帳は、毎年のように観ている気がするが、
仁左衛門の弁慶に記憶がないと思ったら、歌舞伎座では21年振りだそうだ。
弁慶役者と言われる人もいるけれど、仁左衛門の弁慶は期待通りで、主に対する気持ちが
伝わってくる感じで、型もしっかり決まっていて、素晴らしく!! また観たいと思う。
玉三郎の義経は、白塗りの美形と小袖の華やぎがこの人らしくて、素敵な義経。
全体が暗めの落ち着いた色合いの中で、義経の小袖と弁慶の扇の赤が効いている。
勘三郎の富樫も仁左衛門と渡り合って、充実した人気役者の共演だった。
気になったのは、出の際の四天王が花道で関を破って通ろうという時に迫力がないような..
それにしても、人気役者が3人そろっての一幕に、観客の拍手が凄かった。

その前が、三津五郎の慶喜で「将軍江戸を去る」。橋之助の山岡鉄太郎とともに初役とのこと。
どうせ4月に観るなら、江戸を去ったという4月11日にしたかったと思うものの、
その日は既に予定があったので、致し方ない。
最後は井上ひさし原作の「浮かれ心中」。 勘三郎の主役で、時蔵、三津五郎などが共演。
幕切れの「ちゅう乗り」が初演と変わってサービス精神を発揮して「宙乗り」っぽくなっていると
思ったけれど、もしかしたら私の記憶違いで、初演もああだったのかもしれない??
勘三郎は楽しそうに演じていて、芝居としては楽しいし、勘三郎ファンにはいいけれど、
12年前の初演の時に思った通り、歌舞伎座で観たいかどうかには疑問がある。

こうなると、昼の部もやはり観たいものだが、今月の3階席は見事に売り切れで、
今更の一等席は懐に厳しいし.. 幕見にするか.. 諦めるか.. 思案のしどころ。
それにしても、チケットが取り難いのは分かっているのに、
折角取ったチケットを無駄にしたのがつくづく悔やまれる。(号泣)

雨の中、私はジーンズにセーター、カーデガンという極めてラフな格好で出かけたが、
着物姿の方も少なめながらいらした。
紬をお召しの方が多かったが、一つ紋付の色無地の方や小紋の方もお見かけした。
どなたのファンなのかしら?

2008.4.7 [月] 願! 体調回復

気持ちのふわっと明るくなることを書きたいと思っているが、
どうも体調が悪くなると、楽しいこと、うれしいことへの遭遇が減るような気がする。
単に気持ちが後ろ向きになり勝ちで、楽しいことへの感度が鈍くなるのかもしれない。

今日も今年度から参加を希望している朗読サークルの総会だったが、
やはり出席できずに、家で過ごす羽目になった。
朗読教室の終了者対象のサークルで、講座には3分の2しか出席できなかったのに
入れていただけるようでうれしく思っていたが、スタートから躓いてしまった。

やはり何といっても健康第一!
前向きに暮らすためにも、もっと意識的に体調回復に努めないと..

明日は歌舞伎座の夜の部を観劇予定。
雨らしいから、着物は止めても、ともかくしっかり出かけて楽しんで来たい。

*****
ちびまるさんのお父様のクラス会のお話に、ホンワカうれしくなる。
お供するちびまるさんやお姉さまなど、お子さん方の優しさも素敵!
いいご家族だわぁ!

母はお父様よりほんの少し年上で、女学校のクラス会は2〜3年前にこれが最後と言っていた。
会えるうちに会っておきたいと出かけていったけれど、毎年何人か減っていって、
それまで参加されていた方々も出かけるのが大変になっての終了とか..
高齢になるということは、いろいろなことがあるのだと思ったものだったけれど..

2008.4.6 [日] 歌舞伎座はもっぱら3階席

歌舞伎座のチケットを無駄にしてばかりいる情けない話を書くもので、
体調と懐事情の両方のご心配をいただいたりして、恐縮しきり..

基本的に昼夜両方のチケットを毎月取っているが、頻繁に行くようになった頃から、
しかもパスすることが結構発生するようになってからは一層のことに、
余程のことがなければ、滅多に一等席は取らなくなってしまった。
安い3階席が殆どなので、4回行き損なっても、1等席なら1回分の料金で済んでいる。
尤も、行きそこなった回のチケットを再度取って出かけて、倍かかったりすることもあるし、
もったいない話であることには変わりないけれど..

歌舞伎会に入会の翌年から特別会員で、区分が細かくなってからはゴールド会員なので、
退職してからは、基本的に3階席の一列目のチケットが取れた日に行っている。
背の低い方は手すりが邪魔で3階の1列目はイヤという方もいらっしゃるが、
少し乗り出せば花道の七三も見えるし、中背の私には一列目がやはり断然いい。

たまに行く姉は、折角行くなら絶対1等席に限ると言うし、
私もたまにいい席にすると、高いだけあるわぁ!と見易さを実感するけれど、
庶民としては、いい席と回数は両立しなくて、3階席を選択してしまうことが多い。

見易さだけでなく、椅子の大きさも、席の前の空きも、まるで違うので、
1等席だけにできたら本当にうれしいのだけれど、なかなかそうはいかない。
それに1等席を取ったのに行き損なったときのショックは、3階席の時の比ではなかった。

そのうちには、回数を減らしてもいい席で観たくなるかとも思うものの、
今の私は、2ヵ月に1回いい席で観るよりは、毎月昼夜行く方がいいので、
まだまだ3階席が分相応というか、いいだろうと思っている。
と言いながら、パスしたのでは形無しだけれど..

2008.4.5 [土] へこむ

今週はどうも体調が悪いので、いつものことながら無理をしないことにして、
家事は完全放棄、背中に火のついている片付けもせず、休養状態で観劇に備えていたのに、
今日もまたもや、歌舞伎座の昼の部をパスしてしまった。 本当にもう..

仕事を辞めた頃よりは多少は体調も回復してきたかと思っていたのに、
歌舞伎座の昼の部は今年に入ってから全滅なことに気づいた。(涙)
1月から4月まで全滅ってどういうことよ? と呆れて自分を叱るばかり..
残念だし、第一漸く取ったチケットがもったいないではないか..
こんな散財の仕方は早く止めたいと、へこみながら思う。
チケットを取るからには行くという強い意思が必要だと、自分に厳しく言い聞かせた。

*****
後で、アレッと思い確認したら、1月は歌舞伎座の昼の部にも行っていた。
ほんの少〜しだけ、ホッとする。

2008.4.2 [水] 能狂言鑑賞+車窓からの花見

書き込むのが遅くなったが、4月2日の定期公演に国立能楽堂に行った。
しびり(大蔵)と二人静(金剛)で、両方観たかったし、JRの車窓からの花見も期待。

週末にはすっかり満開だったし雨も降ったので心配していたが、まだまだ見事な桜を楽しめた。
見事に満開で、葉もまだ出ていないし、電車に乗ったままで観られるのが何よりうれしいと、
横着者の花見には最高だと喜んで、飯田橋から市ヶ谷あたりは外を見たまま堪能したが、
いつも乗っている人には当たり前の風景で、他に観ている人は殆どいなかった。

「しびり」は千作さんがやはり堪らない味! 短くて、15分では観足りないくらい..
立ち居がますますきつくなったようで、座ってから立ち上がる時に後見がしっかりついていた。
まだまだあの愛らしいおかし味を楽しませて欲しい!

「二人静」も1度観たかったので、うれしいけれど..やはりよく分からない。 トホホ..
でも、シテとツレの二人がシンクロで舞う見事さ! 
お面をかぶっているので互いがよく見えないだろうに、なかなかよく合っていて流石。
二人道成寺などで歌舞伎では時折観るけれど、お能で観るのは初めてだが、
わずかなズレ、差も却って趣があっていい。 分からないものの、楽しい時を過ごせた。

着物で出かけたが、腕が痛むので(一度のマッサージでは無理もない?)、
出し易い、先日の演芸部オフと同じ着物・帯で、済ませてしまった。
白地に黒のグラデーション格子の市三郎の煌という雅生紬に、黒地の鳥獣戯画の洒落袋帯。
パール味の青磁色の台に黒地に真紅の小桜の鼻緒の草履。
天気がいいので、コートは単衣の透かし織の道中着にした。
渋い薄緑に渋い薄黄色のもので、春の気分がいっぱいで、天候的にも、ちょうどいい感じ。
帯締めも、オフの際に求めた道明の波の緒という白・藤・紺・青に金の入ったものに変えた。

2008.4.1 [火] 3月の着物着用備忘録

3月の着物着用備忘録。

3月7日 国立劇場(歌舞伎)他 小紋(総疋田絞り、緑) 組紐帯(白に緑・金など)
3月10日 新国立劇場(オペラ) 色無地(薄灰緑) 刺繍袋帯(煌彩花瑞鳥、黒地・金、多色の刺繍)
3月11日 歌舞伎座(歌舞伎) お召し(緑色、縞) 名古屋帯(綿イカット、臙脂・茶系)
3月13日 新橋演舞場(スーパー歌舞伎) 泥大島紬(黒・藍地に赤入り) 組紐帯(青・白色)
3月14日 龍田屋、他(結城オフ) 結城紬(灰みの茶、亀甲模様) 袋帯(臙脂色地、太子間道)
3月21日 国立能楽堂(能狂言) 大島紬(黒・青地) 名古屋帯(赤城紬・板締め絞り、青・白)
3月28日 国立能楽堂(声明、能狂言) 泥大島紬(黒地) 袋帯(銀鼠色、荒磯)
3月30日 鈴本演芸場、他(演芸部会) 雅生紬(白地に黒の格子) 袋帯(黒地、鳥獣戯画)

3月の着物着用は8回。
上旬は体調が悪く外出中止などもあって着物も着られなかったが、
中旬からは結構着ることができて、8回は我ながらよく着られたと思う。
着物も帯も毎回違うものを着ているが、同じ月内に同じ物を着なかったのは初めて!?
単純なので、少しうれしいような..
暖かくなってきたので、漸く好きな大島紬の季節になったとばかりに、3枚着ている。
他にも、結城紬と雅生紬を着ていて、やはり紬が多い。
あとは、お召し、色無地、絞り小紋が1枚ずつ。
正月からの柔らかもの着用がまだ続いているのが楽しい。これからも月一くらいは着たいなぁ..
上旬に着た絞りと結城オフに着た結城紬は、これで一区切りで、秋まで暫くお休み。

帯は、紬の絞り帯や綿イカット帯も締めているが、あとは袋帯ばかりになっている。
でも、刺繍帯も締めたし、組紐帯も2本、他もいろいろな洒落袋を締めている。
持っている帯も、名古屋帯より袋帯が多いし..OKでしょう。

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