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2008.5.31 [土] 5月の着物着用録

自分の覚えに、5月の着物着用備忘録をまとめた。

5月3日 禅の声明(国立劇場) 大島紬訪問着(黒地、箔散らし) 袋帯(白地、唐花間道)
5月5日 オペラ(新国立劇場) スワトウ刺繍訪問着(縞大島紬、銀鼠色・墨色)
                    袋帯(唐織、淡い灰色・白色の間道、七宝・菊花菱文様)
5月8日 歌舞伎(歌舞伎座) 雅生紬(白地に黒の格子) 染名古屋帯(紫地、円の中に藤文)
5月10日 葉山青空市・打ち上げ会 小紋(ポリ、黒緑地) 袋帯(パールグレー、牡丹)
5月11日 文楽(国立劇場) 色大島紬(五倍子染、市松模様) 染名古屋帯(紫地、円の中に藤文)
5月12日 懇親(大渕座)他 色大島紬(同上) 染名古屋帯(同上)
5月16日 歌舞伎(新橋演舞場) 色大島紬(同上) 名古屋帯(南風原 花織、青灰色)
5月17日 懇親(櫻田落語会) 松坂木綿(藍) 名古屋帯(木綿、イカット)
5月27日 展覧会(日本民藝館)他 綿薩摩絣(微塵格子、極薄青磁鼠色) 袋帯(パールグレー、牡丹)

5月の着物着用は9回。
下旬は体調悪化のため着物は諦めたり外出を止めたりしたが、それでも9回着られたのはうれしい。
紬訪問着を含め今月も紬中心だが、色大島紬を続けてきた以外は違う着物を着ていて、7枚着用。
雨用のポリを1枚、木綿を松坂木綿と薩摩絣の2枚着ているが、今月も柔らかものは着ずじまい。
大島紬訪問着と縞大島紬のスワトウ刺繍訪問着と、訪問着を2枚着ている。初着用。
都城の東郷織物の色大島紬と綿薩摩絣も初着用で、似たようなものを着ていることが分かる。
帯は季節の花意匠のもの2本を、2回と3回の計5回、つまり半分締めている。
この時期に大いに締めようと意図的なのでOK。1本は去年締めそこなってしまい初おろし。
あとの4回は、木綿イカット帯を含め、いろいろなものを締めているのが、うれしい。

2008.5.31 [土] 健康は自分で作る

今日の午後は、立川流落語会に行くはずだったのに、体調悪くパスしてしまった。
チケットがあってもパスしてしまうのだから、そうでなければ尚更パスが多くなるのか、
そう言えば、今月は講座・教室を頻繁にパスしてしまったのが、とても残念。
退職してストレスも減っているはずなのに、緊張感も減ったせいなのか、
2年経っても体調回復しないのは、大いに問題あり。
先日会った時に母も言っていたように、健康は自分で作らないと..

2008.5.29 [木] 能狂言(国立能楽堂)

企画公演の「蝋燭の灯りによる」能狂言を観に夕方から国立能楽堂に行った。
「伯母ヶ酒」(和泉)と「通盛」(喜多)。
舞台の前・横にたくさんの蝋燭を並べ、その灯りで観る能狂言はいつもと少し異なる趣!
狂言の「伯母ヶ酒」は笑っているうちに終わったが、「通盛」は謡がまるで子守唄に聞こえて、
蝋燭の灯りなので当然いつもより暗いし、気が付くと時々ウツラウツラと居眠りつき(汗)。
能が分からないのはいつものことだが、でもいつもそれなりに何故か心地よいひとときで..(笑)

ここ2、3週間は見事なまでのダウン状態で、今日も午後の用事はパスして夕方から出かけた。
外出を減らして体調回復を図ろうかとも思うものの、予定があってもシャッキリしないので、
予定がなければ、結局グッタリ、ダラダラの日々を増やすだけの気がして、踏み切れない..
気力の問題!とも思いながら、私の体調回復にいい方法はないかと模索中。

2008.5.28 [水] 琴欧洲の優勝で思ったこと

カド番だった琴欧洲が、一転して好調→初優勝したが、新聞の解説によると、
五月場所では、両膝が十分に開き、腰も割れているし、体重が増えて、圧力も増したという。

琴欧洲について、以前の場所中「もう少し体重が増えるといいですね。」と言うアナウンサーに、
「そうなんだけど、本人が太りたくないと言っているので..」というような解説者の返事があって、
ああ、この人は強くなるより格好を気にする出稼ぎ気分なのかな〜 とガッカリしたことがあった。
その頃までは極めて順調に出世して、角界のベッカムなどと言われて人気も随分あったし、
格好悪いから太りたくないなどと言っていられる余裕があったのだろうが..

ところが先日読んだ記事では、今場所前は親方の体重を増やすようにという指導に素直に従って、
それまで軽く1杯しか食べなかったのが何杯もお代わりするようになって体重が増えたという。
すり足の稽古も随分したそうで、両脚がX脚になって、膝が内側に入り、
腰高のまま相撲を取っていると他の力士にも指摘された欠点も大分解消されているようだ。

今場所の好調は、無論、稽古の質・量や、体重の増加も大きな要因だろうが、
格好を気にするより強くなりたいという気持ちを持てたことが、なにより大きかったのかと思う。
それが、初心に戻った稽古にも表れたのだろうし.. 今後に期待できそう..

初心を忘れず、目標に向かって、自分に足りないこと・必要なことをしっかり理解して、
日々努力する意義・効果を、私も改めて認識した琴欧洲の優勝だった。

2008.5.27 [火] 琉球の織物(日本民藝館)、天真庵

「特別展 琉球の織物」を見に日本民藝館に行った。
行きたくてもらった招待券があるのに、2ヵ月余の会期ももうじき終わってしまうので、
午後になって急に行くことにして、俄かに始動..
天気がよくて暑そうなので、少しは暑さが弱まる時間にしたいと思い、
狭い民藝館だから1時間あればいいだろうと、4時到着の予定で家を出た。
日本民藝館にこの前行ったのはいつだったかしら? というくらい久しぶり.. だが、
民藝館は少しも変わっていないけれど、駅・駅周辺・行く道の変貌に行く度に軽いショックがある。

木綿、苧麻、芭蕉、絹..の、縞、格子、絣..花織.. それに紅型も..
桐板(トンビャン)って?? と思ったら中国渡りの生地らしい。 材料は??? 

渋谷に戻ってから、天真庵に行くべく半蔵門線に乗ろうとするのに、改札までの道が分からない。
むかし通っていた頃の面影など今は全くない街だし、あのころは半蔵門線もなかったし..
PASMOで回数券を買おうとして、またまた??? 結局、PASMOは使えないことが分かった。
渋谷のメトロの券売機はまだIC対応ができていないそうで、現金なら買えると言う。
(←そりゃ、あまりに当たり前!! 現金で買えないはずがないではないか..)

で、モタモタの結果、天真庵に着いたのは予定より大分遅く、6時15分になってしまう。
閉店時間は7時なので気持ちが急いたけれど、食べるのはいつも通りしっかり..(笑)
時間がないし、そばも売り切れなので、今日は甘味三昧で、
チーズケーキとコーヒーのセット、そして更に、そばがきぜんざいに黒豆茶をいただく。
庵主は今晩から出かけて、1週間余のお休みだそう。 今日行ってよかった♪

着物は雨で先日着そこなった東郷織物の薩摩絣をおろした。極く薄い青磁鼠色のみじん格子。
袷の琉球紬はもう暑そうで、単衣の琉球紬絣は色の強さが今日の気分に合わない..で、
綿薩摩にしたが、よく言われる通り木綿とは思えないような柔らかさ♪ 絹ほど暑くないし大正解!
パールグレーの袋帯。 柄は、菱形の中に牡丹のような意匠と蔓模様が入っている。
極薄い肌色に極薄い竹色の入った五島紐の帯締め。 灰青と灰緑色の帯揚げ。
エナメル加工した薄水色の草履。 銀鼠色の紬地の鼻緒。
藤色の絽の鮫小紋で仕立てた道行きコート。
バッグはやまぶどう籠。 今年初めてだが、これから暑い間はこればかりになりそうな気がする。

2008.5.25 [日] 大相撲五月場所千秋楽

大相撲五月場所の千秋楽に行って来ました。
と言っても、座って見られたのは、最後の横綱対決と表彰式だけ..(涙)
十両くらいから、遅くとも幕内の取り組みには間に合うように行きたいと思っていたのに、
体調が悪いままグズグズしていて、でも、三役には間に合うだろうと出かけたものの、
千秋楽は取り組みが早く終わることをすっかり忘れていたので殆ど終わっていて、
琴欧州・千代大海戦は廊下で放送を聞いただけ、魁皇・琴光喜も出口付近で立っての観戦、
辛うじて横綱戦だけは席で座って見られたけれど、
優勝から離れた2人の意地が見られるかと思っていたらアッという間に終わり..

でも、TVではやらない表彰式の全体像が見られたし、
最後に「出世力士手打ち式」という、あることすら知らなかった儀式など、
千秋楽にしか見られないものを見て、
取り組みは見損なったけれど、それなりに楽しい千秋楽観戦でした。

そして、優勝パレードもしっかり見ましたよ!
琴欧州のちょっと照れたようなうれしそうな表情がよかった♪ 初優勝の初々しさ?(笑)

*****
「出世力士手打ち式」という儀式について、ちといち部長から教えていただきました。
今場所の新弟子検査に合格し、前相撲で成績優秀だった、
生まれたてホヤホヤのひよこ力士を応援する儀式だそうです。
土俵上で、まわし姿で細さが目立つ、まだひょろひょろした力士のひよこ達が、
紋付袴の親方達と一緒に杯を回しながら酒をいただく姿はなかなか楽しかったです。
*****

自分で取ったチケットだったら、多分パスしてしまっただろうけれど、
部長にご足労いただいたので、行かないでは申し訳ないと、ギリギリになったけれど、
行ってよかった♪

帰りに門仲で、久しぶりに郷土料理三河で、麦とろ定食とでんがくを食べて、満腹したのに、
つい、サロンドペリニィヨンに寄ってケーキを買ってしまう。
でも、運動不足を補うために歩いて帰ったので、カロリーも少しは消費できたかしら?(笑)

*****
ふうままさん、富岡八幡宮の本祭りの際の食事処として、三河はお薦めかもしれません。
でも、混むのに決まっていますよね〜 三河は宴会予約ができるけれど、祭の間はどうかしら?

2008.5.24 [土] 落語(国立演芸場)

国立名人会の落語を聞きに、午後から国立演芸場に行った。
トリの小三治を生で聞くのは多分初めてで、期待感一杯だったが、他の噺家もなかなかよかった。
前座は三遊亭歌五で、あとは柳家禽太夫、桂ひな太郎、中トリが金原亭伯楽、そして柳家小袁治と、真打がずらっと揃っていて、大トリが柳家小三治なのだから、よくなければ困るけれど..
噺は、歌五が「転失気」、あとは「くしゃみ講釈」、「愛宕山」、「寝床」、「夢の酒」、そして「百川」と、
バラエティに富んでいて、噺家それぞれの個性が出ているようで、楽しめた。

小三治は、噺に出てくる四神旗・四神剣の説明をするため、まくらが長かった〜
でも、確かに説明無しでは四神剣の意味どころか、聞き取れないかもしれないし..
まくらから噺に入った途端、話っぷりが変わるところが、見事で、
更に、田舎出の百兵衛と河岸の若い者で顔つきまですっかり変わるのが、ただただ凄い!!

色物は奇術の花島世津子。前に見た時とネタはほとんど同じだけれど、客を楽しませるのが上手。
前後の女性の高らかな笑い声をはじめ、客全体がよく笑って、楽しい時間を過ごした。

今週はすっかりダウン状態のグッタリ週間で(涙)、水曜日の午後に辛うじて出かけた以外は、
予定を全てキャンセルというかパスしてしまったので、今日は頑張って出かけた。
と言っても、体調の悪さは持続して眠れないまま(持続したくないものだけは持続するようで..
本当に困ってしまう..)半分ボケッとしていて、雨の予想に、着物は止めてしまった。

明日は大相撲の千秋楽! 琴欧州の初優勝が決まってしまって、しまらないけれど、
逆に横綱対決は両横綱とも力が入るかも.. と、それを期待して出かけましょう。
天気予報は明日もやはり雨.. 残念ながら洋服になりそう..

2008.5.19 [月] 足りないのは気力..

体調がイマイチで、体力もないのに、遊び呆けているので、しょっちゅうダウンしてしまう。
ただ、どうしても..という時は、寝ないでも出かけるので、体力不足もあるけれど、
一番足りないのは多分、何よりも気力..らしいと、認識はしているのだが..

昨日は町会の環境美化デー!
当番で住まいの自治会の今年度役員の私はちゃんと出なければいけなかったのだけれど、
参加の皆様に申し訳ないけれど、どうにも動けずパスさせてもらった。 スミマセン。
その後のフロアの廊下掃除には一人だけの当番役員が出ないのじゃ話にならないので、
必死に参加。 無理して出て来なくてもいいと皆さん言ってはくださったものの..

今日の午後は、朗読サークルの日で楽しみにしていたのに、またも欠席..
ウーム.. 我ながら情けない..いい加減にどうにかしなければ..
気力、気力と、唱えている。 一体何度唱えればいいのか.. 本当にしっかりしなくちゃ..

2008.5.17 [土] 落語(櫻田落語会)

お誘いいただいて、浅草の炭焼きの店で隔月に行われている落語会に行って来た。
櫻田落語会は、常連さんも多いようで、落語の後は食べ物つき飲み放題の楽しい会。
ただ、どういう経緯か、落語家さんがお二人とも代わっていて、
お誘いいただいときの真打の桃月庵白酒、柳家三三が、二つ目の柳家三之助と三遊亭歌彦に..
アレッと思ったが、歌彦さんは9月に真打に昇進だそう.. 噺は、「佐々木政談」と「抜け雀」。
落語の後は着替えた落語家さんも席までいらして..
次の演芸部会にもお薦めかも..と2人で話す。

着物は究極の普段着(笑)の藍染めの松坂木綿。 好きな着物だが今年は初めの着用。
去年も一度しか着ていないし、もう少し着たいと思う。 合わせたのは、貴久樹の木綿イカット帯。
少し青みがかった鼠色の帯締めに、青鼠色の帯揚げ、畳表の普段下駄。
バッグも矢絣の普段用。

2008.5.16 [金] 歌舞伎(新橋演舞場、夜の部)

新橋演舞場の五月大歌舞伎の夜の部を観に行った。
夜の部は、通し狂言の「東海道四谷怪談」。
吉右衛門を座頭に、福助、段四郎、歌六、芝雀、染五郎、錦之助などが出演。
通しだと話が続いて分かり易いけれど、時間のせいでところどころ省略されている様子。
半日では、通しよりは半通しになってしまうのでしょうね。
思うような場面がなく、あれっと思うこともあったけれど、 まあ楽しく観て来た。
と言っても、主役の民谷伊右衛門って、あれほどまでに嫌な性格の役だったかしら?
と、今更ながら思って.. 好きでない話がますます..

着物は今日も色大島紬。 五倍子染の薄い灰汁色で、絣と様々な柄の市松模様。
帯は名古屋帯で沖縄の南風原の花織り。 青みがかった鼠色の地色。
帯締めは、緑みの青色の五嶋紐。 銀線や、片端には白色・極薄い桃色などが入っている。
帯揚げは、渋めの青色。 市松に柄が入っている。

2008.5.15 [木] 八雲という楽器、手持ちの着尺

昨日観た文楽の「増補大江山」の「戻り橋の段」で演奏された「八雲」という楽器、
気になってチェックしたら、以前の筋書きの文楽まめ知識にあった。

長さ3尺6寸・幅4寸の、桐か杉の蒲鉾型の胴に、同じピッチの2本の弦を張った琴です。31ケ所の徽(き)と言われる勘所を、左手ではめた円筒で押さえて、右手にはめた爪で、2本同時に弾きます。表現力は乏しいながら古雅な感じですが、文政期(1820年ごろ)に出来た楽器だそうで、明治の新作「良弁杉の由来・志賀の里」に出てきます。「戻り橋」にも。

という説明だけど..
「良弁杉」はよくやるけど八雲に覚えがないのは、「志賀の里」は観たことなかったのかしら?
それに、「戻り橋」だって初めて観るわけではないし..
文楽と歌舞伎と観たものがゴチャゴチャになり易いし..居眠り付きの鑑賞も少なくないし..(苦笑)
それとも、やっぱりボケ? と少し心配に..(爆)

*****

フーさんの日記で低農薬コシヒカリを塩野屋さんで分けてもらった話を読んで、
織道楽 塩野屋さんの無地暈しの御召訪問着を、うわあっ!素敵♪と買ったものの、
着尺のままになっているのを思い出した。 絵羽なので場所も取っているし..
どうにか秋には間に合うように仕立ててもらおう!!と思うけれど..

ついつい新しいものを買うのはもう止めて、
手持ちの着尺を順番を決めて仕立ててもらわないと.. マズイ..本当にマズイ..

2008.5.15 [木] 講座を欠席

今日は午前中に、〜資料からみる江戸〜 という話を聞きに行くはずだったのに、
3回目にして、もう欠席してしまった。
講師が資料を前に1時間半ずっと情熱的に話しつづける教室で、
定員70名のところ90名の申込という人気講座で、出席率も高い。
もっとも、合格しても手続をしなかった人もいたらしく、
不合格だったのに、補欠繰り上げで入れたと言う方がいらした。

楽しみにしているのに今日は本当に残念だけれど..
あまり無理をしても仕方ないし、行かれるときにしっかり行くということで..
今度行って資料だけでももらって来たい。

2008.5.14 [水] 文楽(第一部)、銀座

昨日は歌舞伎を見損なったので、今日は頑張って(笑)文楽を観に国立劇場に行った。
第一部は「鎌倉三代記」と「増補大江山」。

「鎌倉三代記」は、「入墨の段」、「局使者の段」、「米洗ひの段」、「三浦之助母別れの段」、
そして「高綱物語の段」と、通し上演(多分)で、「入墨の段」が珍しい。
前に観た覚えがないと思ったら、やはり前回(12年前)は、「入墨の段」はなかった。
「三浦之助母別れの段」と「高綱物語の段」は、少し違うものの「三浦之助母閑居の段」として
前回もあったし、歌舞伎でも「絹川村閑居の場」としてよく演るが、
今回のように、「入墨の段」と「高綱物語の段」があると、筋が分かりやすい。

それにしても、5月に続いて今回もまた休演者(綱大夫)がいて、
千歳大夫が代演で、「入墨の段」の奥と、「三浦之助母別れの段」を語っている。
切場語りの代演は千歳大夫にお任せ!?
本役と代演と頑張った千歳大夫の語りもよかったし、
勘十郎の遣った三浦之助がやはりよく、格好いいというか、とても素敵! 
やっぱりこの2人がこれからの文楽を担っていくのでしょうねぇ〜 
住大夫の語りで一気に惹き込まれた第二部の「心中宵庚申」には及ばないけれど、
今日の「鎌倉三代記」も文句無しによかった!!

期待していなかった「増補大江山」の「戻り橋の段」も結構楽しかったし、
やっぱり、文楽、好きだわぁ〜
「戻り橋の段」で演奏された八雲という楽器、今まで見たことがあったかしら?
四角い箱のような琴のような、ちょっと楽しい楽器だった。

天気予報で雷雨の注意をしていたが、思ったより着物の方が多く、洋服で出かけたのが少し残念。

終演後、昨日行きそこなった用事で、銀座に出た。
久しぶりにSONYビルの前を通ったら、角のコーナーに向日葵が一杯!!
25日までの展示(というのかしら?)で、3,000本あると書いてあったが、
間の通路を通ると、花畑に迷い込んだような感じで、楽しい!
晴海通りを挟んで斜め向かいのみずほ銀行がなくなって工事中だったのに、初めて気づいた。
銀座に行っても行くところが決まっていて、あの辺りは久しぶりだったので吃驚した。
銀座も随分変わったし、まだまだ変わっていくらしい。 少し寂しいような..

2008.5.13 [火] また..

3〜4日不眠状態で、合計睡眠時間が..  で、足りな過ぎ..
気がかりではあったけれど、ついに今日はドカンと..
新橋演舞場に歌舞伎公演の昼の部を観に行くはずだったのに、結局1日ダウンしてしまった。
観たくて取った切符なので、とても残念だし、見取り公演なので途中の幕からでもOKだけれど、
その気力も出ず、たかが芝居見物.. そんなに無理しても.. と自分を慰める。
明日の文楽の第一部は絶対行くぞ!! とちょっと気合を入れている。

2008.5.12 [月] フランス料理、伊那紬、日本の藍・日本の絣展

今回はご一緒の方が少なくて寂しいけれど、第2回相撲部会の大相撲の千秋楽の入場券を
ちといち部長からいただく時に、昼食をご一緒することになって、銀座の大渕座に行った。
オードブル、燻した鮭、そしてメインは海鮮のサフラン煮。
海鮮のサフラン煮はここでは初めていただいたが、ブイヤベース風でなかなかおいしい!
めばる、ひげだら等いろいろの魚に蛤も入っていて、タップリのサフラン..
ここ2〜3日寝不足のせいか結構満腹! で、デザートは重めのチョコレートケーキはやめて、
果物を載せたパンケーキにした。 少〜しベリーの酸味があって、これもおいしい。
二人でアレコレ話しながらの食事なので、気分がいつもよりユッタリしていたようで、
ワインをいつもより少し多く飲んでも、顔には少し出たけれど、酔いもなく、快適!快適!

次に直ぐ近くのらくやをちょっと覗いたら、初めて伺ったときに一目ぼれした伊那紬がない。
やっぱり売れたのね!とお話したら、なんと今4階で特別セール中で、これは50%引きだそう。
急いで飛んで行って無事ゲット(笑)。 取り敢えず、着尺のみ持ち帰り。
でも、帰宅してから落ち着いて考えたら、半額と言えども今の私には決して安くはない。(汗)
とは言え一目ぼれしたもののずっと我慢していたものだから、買わなければきっと後悔したし、
私が買えるように半額になって私を待っていてくれたみたいで、買って正解と思いたい。(大汗)

*私もカードを持ち歩くのを止めるべき..なのを実感! 防衛策が絶対必要!!

ここで、次の用事がおありのちといちさんとはお別れして、
私は急いで今日が最終日の「日本の藍JAPANBLUE・日本の絣展」に行った。
神谷町駅で終了時間間近なのに方向が分からず道を聞いたら、
2人目の方がご親切に遊歩道の入り口まで連れて行ってくださって、時間内に滑り込めた。
藍染めが好きで、着物は持っていないけれど、洋服はブラウス、Tシャツ、ベスト、スカーフ、
エプロン..といろいろ持っている私には、本当にうれしい展覧会。
堀内泉甫氏のコレクションも展示即売品も、全体をニコニコ見て回った。
ふうままさん、そして譲ってくださったちといちさん、招待券をありがとうございました。

出かける前に昨日の着物を畳んでしまおうとして、ちといちさんが着物なのを思い出し、
私も昨日の着物をそのまま急いで着て出かけた。
昨日と違うのは、天気に合わせ、薄緑色・薄黄緑色の単衣の透かし織単衣コートに、
パールシルバー台に藤・金・白の五嶋紐の鼻緒の草履にしたのだけ。

2008.5.11 [日] 文楽(第二部)

文楽の第二部を観に国立劇場に行く。
朝は、町の環境美化推進とかの「みんなでまちをきれいにする運動」に
住まいの自治会から駆り出される予定が追加になっていたが、雨で来週に順延。
時間が空いたのでついノンビリしてしまって、時間が迫ってから慌てて着物を着て飛び出した。

第二部は、近松門左衛門の「心中宵庚申」と、北條秀司13回忌追善の「狐と笛吹き」。
「心中宵庚申」が、すご〜くよかった♪
いつもは切場を語る住大夫が、「上田村の段」でまず登場して驚いたが、
やはり素晴らしい語りで、ぐいぐい引き込まれ、直ぐに没入した。
人形遣いの文雀、蓑助、紋寿、勘十郎が、そろったときが絵になって..
次の「八百屋の段」が嶋大夫の切で、これもまたよくて、姑の憎々しさが実に見事!
最後が「道行思ひの短夜」で、ここは掛け合いでの語り。 蓑助と勘十郎の息が合ってキマルこと..

休憩後に「狐と笛吹き」。 歌舞伎とどう違うのかも興味があったが、私は歌舞伎版の方が好き。
と言っても、文楽版も終わりが少し変わった舞台装置で、それなりに楽しんだ。
その1春のおぼろ で、三味線が合わない感じがして??? だったけれど、私の気のせい??

高原さんという方の織った都城の東郷織物の色大島紬。
五倍子染の薄い灰汁色で、絣と様々な柄の市松模様。
帯は、もう今年は終わりかと、また紫色地に円の中に藤文の入った塩瀬の染名古屋帯。
極薄い肌色に極薄い竹色の入った五嶋紐の帯締め。
薄桃色に薄黄緑色の入った帯揚げ。
地面は大分濡れているし雨が心配なので、パールグレー系の胡蝶履き。
コートは大島紬で揃えて、黒色の雨コート兼用の塵除け。

2008.5.10 [土] 葉山アート市

葉山芸術祭/青空アート市にさくら参加させていただいた。
最終日恒例とやらの雨で、青空ならぬ雨のアート市になってしまったものの、
さくら参加だけの私はノンビリ雰囲気を楽しませていただいた。
話に聞いていた玉すだれ団も初めてかぶりつきで拝見!
おみごと!! で、感心するばかり。
そして打ち上げも、おいしい料理と参加の方々との楽しい話で、いいとこ取りの1日!
忙しくいろいろしてくださった皆様方に申し訳ないような.. ありがとうございました。
あ、それからお薦めいただいた鴫立亭のケーキもおいしかったです。

雨情報に洋服のつもりだったのに、出かける仕度をする時間になっても雨にならないので、
急に予定を変更して着物で参加することにした。
でも家を出る頃にはやはり降り出してしまって、着いた頃には予報通りしっかり雨だった。(笑)

黒色のような深緑色に飛び柄の雨仕様のポリの小紋。
帯は少し明るい色合いにしたいと、パールグレーのお太鼓柄の袋帯。
半分に生成りに茶と緑が入った渋い緑色の五嶋紐の帯締めに、
薄桃色に薄黄緑色の入った帯揚げ。
雨下駄、雨コート、和傘。

2008.5.8 [木] 歌舞伎(歌舞伎座 昼の部)

團菊祭の昼の部を観に歌舞伎座に行った。
昼の部は、断然「幡随長兵衛」と思っていたし、その通りだったけれど、
序幕の「義経千本桜−渡海屋、大物浦」も、海老蔵がなかなかよく、楽しく観られた。
海老蔵は本当に華のある役者だと再認識!! 今後に益々期待が..
「幡随長兵衛」は、何といっても團十郎!
共演は、藤十郎、菊五郎、梅玉、三津五郎..等々。
周りも揃っていて全体によかったのだけれど、主役の長兵衛が格好よくなければ、
どうにもならない芝居だし.. それにしても今回の團十郎は本当に格好いい♪♪
それに、見始めた頃に気になった台詞回しが随分よくなったようで、耳障りでなくなっていて、
團十郎は上手とは思わないけれど、何ともいえない愛嬌も楽しくて好きなので、うれしい。
間が踊りで「喜撰」。 三津五郎の喜撰に、時蔵のお梶、所化に若者がずらっと出て、にぎやか。
私はどうも坊主踊りの良さが分からず、それなのに結構ちょくちょく演るので、
いつも何となく飽きて..終わってしまう。

市三郎の雅生紬。白地に黒のグラデーションの格子柄。
塩瀬の染名古屋帯。紫色地に円の中に藤文。
極薄い肌色に極薄い竹色の入った五嶋紐の帯締め。
薄桃色に薄黄緑色の入った帯揚げ。
銀色台に藤・金・白の五嶋紐の鼻緒の草履。

2008.5.6 [火] 筍

京の筍・友禅オフの写真を拝見しながら、
着物姿の皆さんが素敵で、おいしそうな筍料理に京友禅..
ああ! 行きたかった!! と今更ながらまたまた思う。

鬼に笑われるのなど何のその、来年こそは..と思うばかり..

2008.5.5 [月] オペラ(軍人たち)、息子の誕生日

ツィンマーマン作曲のオペラ「軍人たち」の日本初演に新国立劇場に行った。
音楽に疎い私は、ツィンマーマンって誰? 聞いたことあったかしら? 状態で、迷いながら、
20世紀オペラの最高峰の日本初演というので、これも体験!と聴きに行くことにした。
作品規模が大きく複雑で、破格の長期準備が必要で、今まで日本では上演できなかったとか..

ジャズや電子音入り、そして何より不協和音.. 現代オペラってこういうの? と驚きながらも、
徐々に慣れたのか(笑)、後半からは時々惹き込まれて.. 
演奏もだけれど、歌手にとって、あの音の飛び跳ねる曲を歌うのは大変だろうと思った。
でも、再演があってもまた行くかどうか? ちょっと微妙..(爆)

同じ日本初演でも以前nekomamaさんが日記に書いていらした「どろぼうかささぎ」の方を
聴きたかった・観たかったと思う。
大体、私でも題名くらい知っているのに、日本初演!というのが不思議だったのだけれど..

日本初演のオペラの初日に少しだけ敬意を払って(笑)、スワトー刺繍のお洒落訪問着をおろした。 
縞大島紬を銀鼠色と墨色に染め分けて、それぞれ異なる刺繍をした、少し個性的な総刺繍訪問着。
合わせる帯に苦労して、帯の格が上過ぎるかしら?と思ったものの、結局、
淡い灰色・白色の間道に、七宝文様に菊花菱文様が織り込んである唐織の袋帯にした。
唐織といっても多色でなく柄も大きくなく主張しないのでいいかと思ったけれど、格の問題以上に、
個性的な着物には少しおとなしすぎたようで.. 他の帯にした方が良かったみたい。
この帯は使い易いということだったけれど、今日がお初で失敗気味.. 逆に合わせ方が難しい。
帯締めは色を注したいと、藤色に金の入った五嶋紐をこれもお初に締めた。
帯揚げは帯締めと色を揃えて少し渋めの灰藤色。 草履はパールグレー系の胡蝶履き。
コートは、薄い藤色の絽の鮫小紋の道行き。 去年着尺を仕立ててもらったのに着なかっので、
まだ早いかしら?と思いながら着てみたけれど、まあOKかしら?

友人は泥藍大島紬に淡彩の手描き(多分)の帯。 どちらも私の好み〜で、いつもながら素敵♪

誕生日の息子が一緒に夕食を食べようと言っていたので、友人とはお茶を一緒にしただけで帰宅。
着物をハンガーに掛けて一息ついてから、近くの中華料理店に久しぶりに行った。
味がなかなかよい割に手頃なお値段の、下町らしくコストパーフォーマンスのよい店で、
老酒を飲みながら、2人用のコース料理に更に一皿追加して、気持ちよく満足して、
さあ支払おうとしたら、息子が払ってくれるというので、本当にビックリ!!

当然私がご馳走するつもりだったのに、自分の誕生日だからこそご馳走してくれると言う。
親がいるから自分がいるので、誕生日に親に感謝を表明するということらしかった。
こういう考え方をなさる方がいることは少し前に知って、自分と比べて感心していたのだけれど..
我が子もそう考えているなんて、知らなかった.. 知らぬは親ばかり..らしい。
去年までは私がご馳走していたのに、一瞬呆然!  子供の成長ぶりに少し眩しい気持ち..
うれしくご馳走になった。 ありがとう。 改めて、お誕生日おめでとう♪♪

2008.5.4 [日] フランス料理、日本伝統工芸染織展、エリック・カール展

日本橋のメルヴェイユのランチに、ラストオーダーの時間ならと入れてもらって、ニッコリ! 
オードブルは蟹の上にホタテなどを載せ、ホワイトアスパラもタップリで、
ムースより軽めのポタージュ風の ブリテ? ブルテ? というソースもおいしい!
魚はめだいのソテー。ソースはホワイトバルサミコとあと何だったか?忘れてしまったけれど、
おいしくて、魚に絡ませて食べて、残ったのもパンでしっかりいただいた。
霧島豚のグリル。小型の豚肉のパルマンティエと野菜添え。
デザートはマンゴー入りのメルヴェイユ風ティラミス。 パフェの感じで楽しい!

家でベーグルを食べたのが遅かったせいか、サービスシャンパンに続いていただいた
タップリのグラスワインに少し酔い加減..だったせいか、満腹になってしまって、
ちょっときつかったけれど、デザートの前にサービスしてくださったプチデザートも含め、
いつも通り完食。(笑) ギャルソンに僕より食べると言われてしまった。(爆)

次に、三越の日本伝統工芸染織展に再度行って、今日は少し丁寧に見た。
昨日気に入った大高美由紀さんの紬織絣着物がやはり素敵!
東京都教育委員会賞を貰っていた。
そして、築地則子さんの小倉縞木綿帯も文化長官賞をもらっていて、ああ!やっぱり!と思う。
あと、宮島一男氏の斜織名古屋帯も好きだわ〜 他にも、あれこれ目の保養をさせていただいた。

そして、銀座に回って、松屋のエリック・カール展に行った。
「はらぺこあおむし」だけでなく、随分いろいろな絵本を描いていることを知った。
どれも、気持ちがホンワカする感じで、絵本って心を癒すわよねぇ〜 と思いながら見て回った。
子供が多かっただけでなく、若い方が男女ともに結構いらして、年齢層が幅広いのが楽しかった。

他にもアチコチ寄って、今日はよく動いて、しっかり運動できた。はず。(笑)

2008.5.3 [土] 禅の声明、日本伝統工芸染織展

国立劇場の第44回声明公演、曹洞宗大本山總持寺「禅の声明」を聴きに小劇場へ行った。
毎回違う寺院の声明公演で、總持寺の声明は30年ぶりの披露だとのこと。
チケットは完売だそうで、第一部・第二部を通しで聴いている方が随分多いようだった。
檀家かと思う方々とご一緒の、僧衣の方も複数お見かけした。

3月に国立能楽堂の特別企画公演の《特集・祈り》で、高野山の声明を少しだけ聴く機会があり、
声明をもう一度しっかり聴いてみたいと、今回は第一部・第二部を通しで聴くことにした。
第一部は「總持寺の朝 振鈴〜暁天坐禅〜朝課」と「首座法戦式」、
第二部は「歎佛会法式」と「万燈供養会」。
寺院の修行空間、儀礼空間が再現されたような舞台で、本当に感銘深い思いで拝聴した。
能楽堂でも同じだったが、通常の公演と違い終了後の拍手もなく、舞台芸術鑑賞ではない
寺院の朝、法要、声明の場にそっと同席させていただいているような感覚に近い気がした。

夕べからの雨で迷ったものの、2日続いて着物を止めるのも悔しいし、
雨は午後には止むという天気予報を当てにして、出かける間際に急いで着物を着た。
公演チケットを取った時におろすのに丁度いいと思った「箔散らし」とか言われた大島紬訪問着。 
細かな微塵格子の生地に、黒色で箔散らしの柄を後染めした訪問着で、一目ぼれに近かったのに、
なかなか着られずにいた。 着てみたらやはり好きだし、似合う!気がする。(笑)
帰りに寄ったデパートの呉服部2箇所で誉められて、ニッコリ♪ 本当に単純!!(爆)
帯は、灰みの白地に、白茶の濃淡で唐花模様を織り出した洒落袋を合わせた。これもお初。
お初ついでに、帯締めも緑みの青色に銀の破れ線と片端に極薄い桃色入りの五島紐をおろした。
帯揚げは選ぶ時間がなく、先日おろした市松に柄の入った渋めの青色の帯揚げを続けて..
雨なので布の鼻緒の草履は止めて、パールグレー系の胡蝶履き。
コートは大島紬で揃えて、黒色の雨コート兼用の塵除けにした。

帰りに日本橋三越の日本伝統工芸染織展を覗いたら、素敵な着物・帯・組紐..
特に、着物1枚と帯1本に、うわぁ!好き〜!!というのがあった。
明日までらしいけれど、行かれたら明日もう一度ゆっくり見てみたい。 行かれるかしら?

2008.5.2 [金] 歌舞伎(歌舞伎座 夜の部)

今月は團菊祭で、今日が初日。 昼の部は希望のチケットが取れず、今日は夜の部にした。
今月は、年4回の文楽公演の月なのに、歌舞伎も歌舞伎座だけでなく新橋演舞場でも演る。
4月からいろいろ始めたので、観に行かれる日が限られてしまって、切符を取るのが結構大変。
公演が重なると、パズルみたい。(笑) でも、根性入れて必死に取ったけれど..

夜の部は、何と言っても「青砥稿花紅彩画」の通し狂言! 通称、白浪五人男。
菊五郎の弁天小僧♪ もう演らないのかしら? と思っていたので、ワクワク出かけた。
團十郎の日本駄右衛門、左團次の南郷力丸、時蔵の赤星十三郎、三津五郎の忠信利平に、
富十郎、梅玉、それに海老蔵なども出て、なかなか豪華な配役。
菊五郎は流石にもう小父さん(笑)だし、役のような若者では決してないけれど..
場面毎に違う設定で登場して、その見事な変化がやはり楽しい♪
殺陣が、初日のせいか、菊五郎劇団にしては、ところどころで合わなかったのもご愛嬌!

あとは松緑の短い踊りで「三升猿曲舞」。 三升を「しかくばしら」と読ませるのは???
イヤホンガイドを聞くか、プログラムを買えば分かったのかも..

團菊祭初日とあってか、夕方からは雨の予報にも拘らず、着物の方がいつもより多い。
しかも、訪問着を含め柔らかものが目に付いて、流石!! と感心したものの、
私は、着物の予定を止めて洋服にしてしまった。

2008.5.1 [木] 相撲部と言えば

日記で呟くようにそっと(笑)お誘いくださった4月27日の東関部屋稽古見学と、
部長の日記で知った29日の国技館の稽古総見。

特に、部屋の稽古見学なんて、一般人が見せていただける機会はまずないし、
本場所前の稽古状況が見られて、しかも、両方とも無料!! で、大変心惹かれたものの、
部屋の稽古見学は当然ながら朝早いし、国技館の稽古総見も見やすい席は早朝に行かねば
無理らしいと分かって、両方とも涙をのんで断念した私は根性無しです。 トホホ..

でも、千秋楽の観戦は今から楽しみです。
あ、チケット代金のお支払いと、受け取りのご相談をしなくちゃ..

2008.5.1 [木] 1周年

待機期間の後、昨年の5月1日に真楽に入会できてから、早いもので、もう1年経った。
あっという間の1年! というのが、正直な印象。
初夏の7周年記念パーティ、冬の新年会、始まった相撲部と演芸部の初会合にも参加でき、
結城紬見学、しの笛体験、プチ新年会にも参加させていただいたし、
ご近所会にお誘いいただいたりもして、盛り沢山の体験をさせていただいた。

入会時には遅すぎたので、今年を楽しみにしていた、京の筍・友禅体験オフだけは、
今年も参加できず、とても残念ながら、楽しみは全部一度に味わうよりは、
ひとつずつ楽しむ方がいいのかもしれないと、少し負け惜しみながら、来年に期待!!

メンバーの方々ともいろいろな機会にお会いできて、いろいろな着こなしを拝見し、
着物へのそれぞれの思いに感服したり..と、着物つながりというのは、なかなか楽しい♪

2年目のこれからも、どんな出会い(人とも、物とも)があるか、楽しみながら参加していきたい。

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