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2008.9.30 [火] 用事で外出、日本伝統工芸展に回る

今日は合唱を楽しみにサントリーホールに行くつもりだったけれど、
演奏会の間ずっと気力・体力が続くかまだ心許ない。 ここで無理すると明日からの予定が心配。
で、楽しく聞かせていただけそうな、もっと体調がよい時に伺うことにして、
残念ながら、次の機会まで繰り延べ。

日曜日の外出を止めたので、ついでに済ませるはずだった用事が残ってしまった。
今日までなので、止む無く、夕方になって雨が小止みになった時に外出。
体調は大分よくなったけれど、まだまだキツイ。
と言っても、ついでに三越の第55回日本伝統工芸展を覗くくらいには回復。
以前は陶芸を中心に見ていたけれど、着物に復帰してからは一番の関心はやはり着物類。
それでも着物関係をざっと見ただけで、疲れてしまった。

賞をもらっていた花織の帯! とっても素敵!! だったけれど、
体調が悪いと感度が鈍るようで、素敵なものはいろいろあるのに、感動が薄い。
楽しく暮らすには健康が大切で、体調管理をもっとちゃんとしなければと強く実感した。
会期中にもう一度、今度はしっかり見たいと思うけれど、行かれるかしら?
疲れたので、気楽に鼎泰豊のチャーハン・小ろんぽうなどで食事を済ませて帰宅。

*****
中旬から体調が悪くなっているのに、予定の観劇だけには頑張って殆ど行ったけれど、
出かけない時は、大体寝ていたという情けなさ。(涙)
体力・体調を考えずに予定を入れすぎなのよね〜
でも、チケットは早く取ってしまうので、その後の体調は予測できないし..
それに出かけなければ、ダウン状態ばかりになってしまいそうな気もするしと自己正当化。(苦笑)
明日からもう10月。 やはり予定は沢山あるし、体調維持にもっと気をつけなければ..

2008.9.29 [月] 漸くどうにか復調の兆し!

土曜日からますます体調悪化。
軽い頭痛に眩暈に吐き気までして、すっかりダウン。 風邪????
土曜の夜から日曜の昼頃までが最悪で、薬を飲んでも一向に良くならず、
頭もお腹も抱え込んで眠れないまま床に入っていると、どんどん気弱になって、
考えなくてもいいことをあれこれ考え始めて、更に落ち込んでしまう。
少し元気になれば、現金なもので、そんなことはさっぱり忘れてしまうのだけれど..

*****
日曜の午前は自治会の動員で、町会の防災訓練に引率・参加予定だったけれど、
動くのさえ大変で、外での活動などまるで無理。 どうにか電話して、パスさせてもらう。
午後は太鼓奏者の林英哲氏と国立劇場のコラボの特別企画で、
TAIKO3部作の完結編「人智千響」を国立劇場に聴きに行くはずだった。
楽しみにしていたし、体調もいくらかよくなってきたし、他の用事もあることだし..出かけたい。
でも、いくらなんでも太鼓の音を楽しめるほどに回復しているとは思えないし、
太鼓の音は多分頭にもお腹にも響いて体調がまた悪化しかねない..と常識?が働いて、諦めた。

*****
月曜日も出かけず動かず..じっとお篭り中。
辛さは峠を越したようで、どうにか復調の兆しを感じて、少しホッとしている。
急な秋に身体がついていかなかったみたい。

皆様もお風邪など召しませんように、お気をつけ下さいね。

2008.9.26 [金] 狂言の会(国立能楽堂 記念公演 5日目)、富山料理(五万石)

国立能楽堂の開場25周年記念公演の5日目に出かけた。
初日から4日目までは能が主体のいつもの能楽公演だったけれど、
5日目の今日は狂言の会で、間に素囃子をはさんで、狂言だけ3曲。
最初が大蔵流の「福の神」、次に和泉流の「武悪」、
そして素囃子の「獅子」から続けて、大蔵流競演の「唐相撲」。

「福の神」は短いけれど、茂山千作氏の福の神が素晴らしい!
出の笑いで、幕の向こうから元気な笑い声が響いてきた途端に、場内に期待感が満ちた。
福の神の高笑いで終わる「笑い留」の演出がめでたい気分を盛り上げると言うけれど、
本当に、何とも言えない笑いの素晴らしさ、千作氏の至芸!! を堪能。
それに、共演が千五郎、七五三のお二人だし、いうことなし!

三宅右近、井上菊次郎、野村万蔵氏の「武悪」も面白く、
最近まで知らなかった名古屋の菊次郎氏が毎回素敵で、これからも期待してしまう。
休憩後は、迫力のある素囃子を楽しく聴いた後に、期待の「唐相撲」!!

「唐相撲」は、大蔵流の名家3家が揃っての競演で、とても楽しみにしていた。
国立能楽堂の主催公演としては初演の大曲だそうで、顔ぶれが、こういうイベントならでは..
本舞台と橋掛りに狂言師がずらっと並ぶだけでもすごいのに、
茂山家の若者達がつぎつぎと繰り出す怪しい相撲の技!?の数々に、楽しい謡の迫力も..
唐人の謡ということで詞は意味不明なのに、時々聞き取れる怪しい単語に、笑いが漏れて..
帝王の後ろで後見のお一人がずうっと一緒に謡っていらして、それもちょっと楽しかった。

それにしても、動きの少ない忠三郎さんは兎も角、千之丞さんもあのお年で立ったり座ったり、
いくらかはお若いとはいえ日本人(相撲取り)役の東次郎さんのお元気なこと..
若い方々の相撲技でも思ったけれど、狂言師の身体の鍛え方はすごいわぁ!と、それも感動もの。
筋があって無いような..でもとっても楽しくて、狂言がますます好きになった

千作さんの「福の神」も競演の「唐相撲」も期待通りで、「武悪」も含め私には初めてだったけれど、
2列目の目付柱寄りが取れて久しぶりの正面席だったので観易かったし、本当に堪能!

*****
帰りに友人とまた富山料理の「五万石」で食事。
先日ミニ会席をいただいたばかりなので、今日は刺身御膳に、鰤茄子の煮物を付けたが、
小鉢は前回と同じだったし、刺身も同じようなものだけれど、いつもおいしい!
揚げ物の白海老のかき揚も、お薦めの鰤茄子もうれしいお味で、
話に熱中しながらも、お酒を少し飲みながら、ペロッといただいた。

*****
着物は昨日と同じ、単衣の泥大島紬。
帯は組帯にした。久しぶりの袋帯。 金色も使われているが、全体に緑みの灰色の感じ。
夏に閉店セールで出会ってつい買ってしまった(汗)ひなやの組帯をおろした。
帯揚げは草木染(竹染)で、薄い竹色。
帯締めは合わせる時間が無く、昨日も締めた白色の冠。 私の好きな撚り房。

昨日眠れないまま動いた反動で、今日はすっかりダウン状態のまま、漸く午後遅く動き出せた。
時間は無いけれど、着て行く洋服を考えるのも億劫で、着物にしてもどうにか間に合うだろうと、
昨日のまま吊るしてあった着物を大慌てで着て出かけた。
以前だったら、とても無理だったけれど、着るのも随分早くなったものだわ。
でも、能楽堂に着いたのは開演のほんの2〜3分前で、汗が大変だった。(涙)

2008.9.25 [木] 芝居(近代能楽集−綾の鼓、弱法師)

またも殆ど眠れず、しかも訳の分からない夢まで見て、まだ薄暗い早朝に諦めて起きたものの、
身体は正直に? 動けない。 と言うか、少し眩暈もする感じで、動くのが辛い。
で、グタッ、ドテッ..と座り込んでいた。
でも、ほんの少しだけだけれど珍しく朝から洗濯をし、減農薬・肥料の産直野菜を買いにも行って、
問い合わせの電話もして、しかも、午後は動員のかかった交通安全運動のテントまで出かけて..
と、夜の観劇までに、ボンヤリしながらも、結構いろいろな用事をこなした。

それにしても、テント内の折り畳みのスチール椅子に2時間座りっぱなしは、やっぱりキツイ。(涙)
もしかしたらと本と眼鏡を持って行ってはみたけれど、とても読める雰囲気ではない。
と言っても、座っている以外な〜んにもすることがない.. 何かすることがあれば、いいのに..
四方山話をしているお二人以外は、お隣の席の方と時々少しお話しをしながら、
皆さん苦行僧の如く(笑)、時間が経つのを待っている状態。
僧は修行の一環だろうけれど.. 私達は..
時間が来て開放されると殆どの方はお茶に.. 私は急いで帰宅して、夜の観劇の準備。

*****
三島由紀夫の「近代能楽集」の「綾の鼓」と「弱法師」の初日公演に、新国立劇場まで出かけた。
どんな舞台になるのか興味があって、事前の会員予約でチケットを取ったけれど、
小劇場での公演は、公演毎に座席配置が違うので、チケットの席番では位置が分からない。
前の方の席だろうとは思っていたが、1番前の列でサイドブロックのセンター寄りの通路側。
中央ブロックより見易かったかも.. 居眠りし難かった(爆)以外は、いい席だった。

「綾の鼓」、「弱法師」ともに、単純さと複雑さが混じりあったような.. 奇妙な分かり難さ..
「綾の鼓」も額面どおりに取る訳にはいかなそうな.. 特に「弱法師」は..
そのうちに原作を読まなければ..
夏前?に観た「オットーという名の..」の方が、考えさせられたものの分かり易かった気がする。

演出家は殆ど知らないのだけれど、「綾の鼓」が前田司郎、「弱法師」が深津篤史。
俳優も、両方に出演の、十朱幸代、多岐川裕美、国広富之くらいは、流石に知っているが、
「綾の鼓」の綿引勝彦、「弱法師」の木村了、など..は初めてで、知らない人が多い。
最近は演劇もTVドラマもあまり観ていないことが明白だわね〜

それにしても、「綾の鼓」で踊りの師匠(男性)が、雪駄でなく女物の草履を履いていたのが、
気になって堪らなかった。
あれは、何かの象徴だったのか..

*****
2週間近く着物を着ていなかったので、着物を着ることにしたが、
大通りに面したテントに2時間居たので多分埃まみれ.. 大急ぎでシャワーで埃を流した。
着物を着ようとしたら、半衿が.. 慌てて買ったままのビーズ半衿を掛けたが、忙しない。

単衣の泥大島紬。 いろいろの柄が段取りで織り込んであるもの。
つづれ織の名古屋帯を下ろした。 青みの銀鼠色地に、斜め格子に華柄のお太鼓柄。
小物は選ぶ時間がなく、前回のものが出し易かったので、そのまま今日も使ってしまう。

2008.9.23 [火] 出会い

お茶部の投扇興! 楽しそう〜 
写真だけでも楽しさが伝わってくる感じで、次の機会には是非是非..と思いながら拝見。
きっと楽しくもあり難しくもあり..なのでしょうねぇ。
それにキイさんの扇のお話にも..

*****
>本当の出会いには本気と覚悟か。
>と、人生半分くらいをきてしまった今さらながらですが
>考える次第でございます。

>人生のチャンスをどうとらえるかということにも 大きくかかわってきますね。
>受けての能力、感度、純粋度、熱意、機が熟すことの大事さなど、もろもろありますね。
>いろんなことに当てはまると、深く深く考えるなり。

人生残り少なくなってきた私も、来し方行く末を考えました。 >みにさん、ぼーさん

2008.9.22 [月] 秋の交通安全運動

秋の全国交通安全運動が9月21日から30日までの10日間全国一斉に実施されるようで、
今まで交通安全週間だと思っていたら、1週間でなく10日間も続くのですね〜
今年度の自治会役員なので動員がかかって、25日の午後に出向かなければならなくなった。
特にすることもなくテントの中で座っているだけで、
居る意味があるの? 時間の浪費では? と今までずうっと思っていたので、疑問を呈したら、
無駄ではないですよ! と教えていただいた。

>交通安全運動、運転者にとってはものすごいプレッシャーです。
>街角にテントが立つとアクセルをゆるめがちになりました。
>というわけで、お役目はムダではないですよ。

こゆきさん、ありがとうございました。
無駄でないと分かって、出向く元気が出ます。

*****
今日の午後も朗読サークルだったのに、動けず..またもパス。(涙)
次の児童館でのお話ボランティアに向けて、役割分担が決まるはずだったのに..
観劇だけは大体は予定通りに、どうにか行っているものの、後の時間はグッタリ、ダラダラ..
本当にもう少し当たり前に、キッチリ動けるようにならないと..
しっかりしろと自分を叱咤。

2008.9.21 [日] 文楽(第二部)

今日は文楽の楽日。 第二部を観に午後遅く国立小劇場に行った。
今回は、初日に第一部、楽日に第二部という観劇日にしてみた。
第二部は「奥州安達原」で、「朱雀堤の段」、「環の宮明御殿の段」、「道行千里の岩田帯」、
「一つ家の段」、「谷底の段」の半通し。
「朱雀堤」、「環の宮明御殿」は2、3度観ているし、歌舞伎でも演るので馴染みの話だが、
「一つ家」も「谷底」も知らないと思ったら、18年ぶりの上演だそう。
私が文楽にすっかり嵌ったのは(笑)15年前の1993年だから、観てないわけだわ。

咲太夫さんが休演だったのは残念だったけれど、中堅・若手が頑張っていて、いい舞台だった。
特に太夫と三味線は人が減ってしまっているので、益々頑張ってもらわないと..
既に観た友人の評で気になっていたところも気にならず、大いに楽しんで、観て・聴いて来た。
日を重ねて改善されたのか、楽日で頑張ったのか.. それとも単に私の見方が甘いのか..

袖萩が三味線を弾く場面で、「朱雀堤」では三味線と人形の手が合っていず気になったけれど、
「環の宮明御殿」ではよく合っていたのは、人形遣いの問題ではなく三味線弾きの問題なのかしら?
千歳太夫の語りがやっぱりいい!
でも、他の太夫も以前より良くなった気がした方が何人かいらして、これからが楽しみ!
紋寿の袖萩、その親を遣う玉也と文雀のけん仗と浜夕夫婦の情愛が辛く哀しい。
和生と清十郎の傾城恋絹と生駒之助の優しい道行き、そして勘十郎の老女岩手の怖さ..
終演時の拍手も盛大で、皆さんも私同様楽しまれた様子。

*****
楽日のせいか雨にも拘らず着物の方が結構いらして、着物を止めてしまったのを少し後悔。
こういう日用に洗えるシルックを折角用意しているのに、どうもあまり着たいと思わなくて..
これで、お能と文楽と3回続けて着物を着なかった。
今週後半の観劇には、是非着物を着たいものだけれど、どうなるか..
ところで、振りから覗く長襦袢の袖丈がまるで合っていない方がいらして、気になってしまった。
私は持っていないけれど、うそつき襦袢や替え袖は優れものかも..と思う。

2008.9.20 [土] ボランティア祭り終了

今日はボランティア祭り。 
区のボランティア連絡会や社会福祉協議会などが主催して行う年に1度のお祭りだそうで、
私の入っているサークルも参加して、先日の児童館と同じ演目で発表した。
子供たちもいたけれど大人の方が多いところで、人形劇も無事終了。
私のできはイマイチ。睡眠不足で声が出にくかった。
他の方も少しとちったりもあって、皆上がり気味?
でも、まあ悪くはなかったでしょう。 そう思うことにしましょう。
この人形劇は今日で終わり。 来週からは、新しい話を別のキャストで練習するはず。

今回参加した中に朗読のグループが他にも2つあったので、古くからのメンバーに聞いたら、
区内に数グループはあるらしい。
私も存在を知っていた1グループは発表時間が私達とドンピタリで、聞けず。
2箇所でやるから仕方ないけれど.. 他のグループは気がついたときには終わっていた。
それぞれの特徴など、情報収集をしたいけれど、誰に聞いたらいいのやら..

2008.9.19 [金] 能狂言(国立能楽堂 開場25周年記念公演 4日目)

ついに、国立能楽堂の記念公演4日目で、お能最終日。
狂言・和泉「川上」、能・喜多「三輪−神遊」。

狂言「川上」は味わい深い曲で、ああ、こういう狂言もあるのかと楽しんで観ていた。
シテが万作さんで、アドの石田幸雄さんと、演者はこの夫婦2人だけ。
狂言にしては長い40分が、殆どシテの万作さんの1人芝居の感じとでもいう展開で、
万作さんの芸を堪能した。 やっぱり素晴らしい狂言師だわぁ!
終わり近くで、アドの妻が怒って地蔵を罵るところが狂言らしく楽しい。
それにしてもお地蔵様も、何とかもう少し優しくしてくれても..

能「三輪−神遊」は、私にもいつもよりは少し分かり易い感じで、うれしかった。
シテは今春人間国宝になられた友枝昭世氏で、この方の舞台は多分初めて拝見した。
素敵な舞とは思うものの、まだまだ分からない。早く分かるようになりたいと思うけれど..  
前場と後場のシテの装束替えを舞台上の狭い作り物の中でするのが、
シテは無論だが、後見がさぞ大変だろうと余計なことを思ってしまう。
亀井六郎氏の大鼓がいつもながら素晴らしい!
御髪が一層白く、見事な銀髪で.. 初めて舞台を拝見した時からどのくらい経ったのか..

*****
夜の公演なので、公演の前に寄りたいと思っていた展覧会に行き損なったのがとても残念。
案内をもらった職人の技・老舗の匠展はグズグズしているうちにとっくに終わってしまい、
祝嶺恭子染織展は明日までだし、白洲次郎と白洲正子展にも会期中に行かれるかしら?
体調はまだ好転せず、今日もどうにか開演に間に合ったという状態だし、
予定をパスしてしまうこともあるのだから、追加は無理なのかもしれないけれど..

2008.9.18 [木] すっきり、すべすべ

夜、みずえさんのセルフエステ講座に参加。

参加した回はたまたま少人数だったこともあって、キチンと受講できた(つもり)。
家に帰って来てからも、肌の調子もいいし、気持ちよさが持続している。 ニッコリ!
あとは日々の手入れの持続だろうが、毎日は多分無理と、初めから自分のズボラ承知で、
できる範囲で、気をつけていきたいと思っている。

エステの予約を入れた頃は、体調もよく、余裕で行かれそうと思っていたけれど..
午前中と午後に、家の近くで用事があって、夜のエステ講座でトリプルヘッダーのはずが、
このところの体調の悪さで、午前中はまるで無理、
午後も結構遠いし1時間半の声出しは少しキツイので、両方パスしてしまった。(涙)
午前中の講座は今日が最終日で、行きたかったのだけれど..
10月からの後期も、切り口を替えて続くけれど、残念ながら落選してしまった。
定員70名で87名の申込だというから、落選者の方がずっと少ないのに、なんとも残念。

エステ講座で目白に行くなら花想容にも行きたいと思っていたけれど、ここは6時半で閉店!
エステは早い回は満員で8時半からのクラスだから、時間が中途半端で、
花想容でのお茶の後では、2時間近くの時間をつぶすのは大変そう.. 断念した。
もっとも、今日の昼間の体調では、無理だったわぁ.. 無駄な考え..だったみたい。

エステ講座だけでも気持ちよく参加できて、
顔がすっきり、肌がすべすべしただけで、今日はよしとしましょう。

2008.9.17 [水] 自治会の役割

調子の悪さは依然として変わらず、眩暈も続いていて、今日も1日グッタリ..
でも、いくらかよくなってきたので、夜の自治会役員会に出かけて行ったら、
いろいろな活動提案やら動員やら..

防災訓練への参加・引率はともかく、交通安全週間のテントへの動員(座っているだけ)って、
意義の分からぬ時間泥棒!と言ったら言い過ぎでも、時間の浪費でしかないと思うものの、
人数の割り当てがあるというし、勤務中の人には無理なので、午後のみ1日出る約束をした。
見かける度に、あれはなんなんだろう..居る意味があるの?と思っていたことに、
自分が出向かなければならないとは..

運転者に心理的効果があって、全国的に実施すると言うけれど..
歩行者より速度が速い運転者が、大体、気づくのかしら? 疑問..とっても疑問。

2008.9.16 [火] マッチ調達に失敗

ダウン状態のまま、一日が過ぎてしまった。(涙)
絶不調の中どうにか出かけた昨日、帰宅後は直ぐ横になるつもりが、
来ていた息子に、コーヒーを淹れたり、果物を切ったり、茶菓子があったのでお薄を点てたり..
当然私もお相伴していたら、リズムが狂ってまたも眠れずに.. 今日も不調のまま..
コーヒー豆が切れてしまったので、夕方になってから下まで降りて、
ドトールでコーヒーとミラノサンドとやらを食した。 今日初めての食事..(苦笑)

行った主目的はマッチの確保(笑)なのに、以前あったマッチを入れた籠がなかった。
トイレの臭い消しにお香(線香)を焚くのでマッチが要るのだけれど、売っている所が分からず、
ちょっと恐縮しながらも、ここで調達していた。
コーヒーはブラックで飲むので、砂糖もミルクも使わないから、
代わりにマッチをもらってもいいか(爆)と..
喫煙コーナーは前と同じにあったけれど、マッチは見当たらず、聞くのはさすがに恥ずかしく、
マッチはコストもかかるだろうし、禁煙・嫌煙時代には合わないかもしれないから、
なくなったのも不思議ではないけれど.. これからどこで調達しようかしら..

2008.9.15 [月] 能狂言(国立能楽堂 開場25周年記念公演 3日目)

今日は、国立能楽堂の開場25周年記念公演の3日目。
能・観世「高砂」、狂言・大蔵「夷毘沙門」、能・金春「舟弁慶」。

「高砂−翁ナシ・八段之舞」は初日に「翁」があったためか翁ナシで始まり方に興味があるし、
何よりシテが梅若六郎氏! 特に後シテの「神舞」がたっぷり楽しめそうで、
それに「舟弁慶−遊女ノ舞・替ノ出」も歌舞伎との違いを観たいし..と、
初日とともに、とても楽しみにしていた日だった。
なのに、絶不調!(大涙)
それでも昼近くにはどうにか動けるようになったので、必死の思いで慌てて出かけた。
我ながらよく頑張って出かけられたと思う。 威張れるようなことではないけれど..(苦笑)
目を閉じて謡だけを聞く合間に、できるだけ頑張って目を開けて舞台を観るという哀しい状態!
でも、体調不調にも拘らず、狂言の「夷毘沙門」だけでなく、
お能の「高砂」も「舟弁慶」も、結構楽しく拝見できて、無理しても行ってよかった!!

「高砂」の囃子方・後見・地謡の装束が初日同様の素襖上下に侍烏帽子で、
翁ナシではワキ(宝生閑氏)が出ない翁に代わって礼をするのも他の人の動きも少し分かったし、
六郎氏の舞いも素敵だったし.. 少なくも目を開けて観ることのできた時は堪能できた。

「舟弁慶」では、あまり観る機会のない金春流のお能が観られて、シテの本田光洋氏も初めて。
アイがあんなに長く舞台で活躍する能は初めてだったし、
後シテの独特の登場・退場も観られたし、義経役の子方が頑張っていたし..
アイが高齢の茂山千之丞氏なので少し心配したり、
子方の抑揚・発声には未だに違和感があったりもしたけれど.. 観られてよかったと思う。

*****
よく言われるお能のヒーリング効果を享受できたのか、
必死に行っただけのことはあったようで、終演後は友人と軽く食事ができるほどになっていた。
富山料理の「五万石」で、お酒を少しだけ飲みながらミニ会席をいただいた。
敬老の日だけれど三連休の最終日のせいか、
予約で満席の日が多い店で、珍しく空いていたのには少し驚いた。

*****
友人は灰藤色のお召しに白地に爽やかな緑・黄色がかった花倉織りの単帯。
先日は本塩沢の200色の小紋だったし、いつも素敵な装い!
私は、残念ながら着物どころではなく、洋服になった。
折角用意していたのだけれど.. 行くことができただけでもよかったのだから..

*****
今日は敬老の日で母に電話する予定だったのに、出かける前はとてもそんな状態でなく、
帰宅後は来ていた息子に気を取られ、気づいた時はもう遅く、連絡しないまま..
昨日会ったし、プレゼントも渡してはいるけれど..後で電話してみましょう。

2008.9.14 [日] 月が見えない

中秋の名月! 皆さんには月がよく見えて楽しんでいらっしゃるご様子。
こうめさんのお宅からも、見えていて、雲はかなり早く流れているとのこと..
それなら家からも見えるだろうと、うれしくなってベランダに飛び出したけれど、やっぱり見えない..
まさか!と思いながらも、玄関から出て逆方角も見たけれど.. やっぱりダメ..
長くお月見もしなかったから、家からは見せてくれないのかしら?
とても残念! ちょっとひがんでしまいそう。

+++++

中秋の名月! が見えない。
我が家からは曇り空の向こうになって..全く月の影もなし。

姉は例年どおり、団子(今年は時間がないので頼んだそうだが)も、花も、果物も、
小さな机に載せてベランダに出して月を愛でると言う。
最近は花屋で薄が手に入らなくなっているとの話だった。

私は忙しさに紛れて、季節毎の習慣をなくしてから久しい。
というより、実家を出てから習慣があったかしら? したのはほんの何度かだけ..

2008.9.14 [日] 墓参り

父の命日で、お墓参り。
最近は護国寺にも滅多に行くことがないので、墓地の様子が年々変わるのを実感した。
心配していた天気もよくて、草取りにもよさそうと思っていたのに、
私はダウンしてしまい、動き出せたのが出かけようと思っていた時間で、
大分遅くなって慌てて出かけた。

母は毎年お墓参りをしていて、姉もよく付き添っていたが、私は退職後の参加。
今年は休日で姉の連れ合いも一緒にお墓参りしてくれると言って、
横浜から車で来て母を送迎してくれたので、本当にありがたかった。
お墓参りの後のミニ直会の店を予約できたのが2時からで、いつもよりゆっくりの墓参なのに、
思った時間に出かけられない、草取りなどまるでダメな自分が情けなかった。
去年は大分キレイにしたので今年も準備していたけれど..
義兄も少し手伝ってくれたそうで、姉が頑張ってできるだけはしてくれていた。
ありがとうございました。

ミニ直会は池袋の東武デパートのレストラン街スパイス15階の美濃吉。
開けてくれた障子の向こうは竹を植えた小庭の落ち着いた雰囲気の部屋で楽しく食事。
長月の月懐石をいただいた。
小付けのいちじくの風呂吹きが珍しく、椀替りの紙鍋の名残の鱧ときのこ鍋も楽しく、
向付のかつをの刺身も脂がのっていて..子持鮎の塩焼きも子(卵)がたっぷり..
部屋への入り口の小部屋で釜で炊いてくれた松茸ご飯も、最後の果物・菓子もお薄も..
特に贅沢ではないし、これと言って凄い!というわけではないけれど、
とてもおいしく思えて、久しぶりにゆっくり話をしながら、頂戴した。

*****
第1回沖縄列島大工芸展「手くま肝清らさ杜ぐすく展」の最終日で、スペース銀座の杜まで
行くつもりだったが、食事が終わったのが遅く、時間ギリギリになるので、体調的にも諦めた。
NPO法人を作ってまで工芸産業の活性化を図る状態なのが心配だし、
共催のみともで店長から職人さんたちは消費者の声を聞きたがっているし、
是非行ってくださいと言われていたのに、残念でもあり、申し訳なかったような..

2008.9.13 [土] 能狂言(国立能楽堂 開場25周年記念公演 2日目)

午後から国立能楽堂の開場25周年記念公演の2日目を観に行った。
今日は、能・宝生「大原御幸」、狂言・和泉「蜘盗人」、能・金剛「泰山府君」。

「大原御幸」は舞がなく謡のみで演じられる珍しい曲で、「三婦人」の一つだそうだが、
謡を聞き取れない超初心者には、舞のないお能は難しい。
装束をつけていなくても、舞のある舞囃子の方がまだしもと思うくらいのわからなさ..
でも、分からないなりには、結構楽しかったような..
観ながら何故か、晩年の歌右衛門が歌舞伎座でやった「建礼門院」を思い出していた。

「泰山府君」のシテは金剛流宗家の永謹氏がなさったが、前シテは天女で、後シテは泰山府君。
同じ天女が後場ではツレで他の方がなさるのが変わっていて、少し驚いた。

お能は時々居眠りつきになってしまったが、狂言は、いつものように楽しく拝見。
演者が知らない方々だったが、後で筋書きを見ると名古屋在住の方。
いつだったかも名古屋の方が出ていらしたが、この頃名古屋の方の出演が増えているのかしら?

*****
今日も着物を着たが、暑くて体調もイマイチだし、中正面席なので気楽でいいだろうと、
木綿の琉球絣を着てみたら、やっぱり木綿は木綿で能楽堂には場違いの感がして、
着替えたので大慌て.. どうにか開演には滑り込めたが、暫くは汗が..
微塵格子の綿薩摩なら平気だったかも..

火曜日に着た単衣の塩沢絣にした。 藍色地に黒と鼠色の縞で、黒の四角の飛び柄入り。
帯は、一昨日の木曜日と同じ「恵比寿細工」という博多の紋八寸名古屋帯。白地に多色で縞入り。
小物は今日から袷用にして、白色で撚り房の冠の帯締めに、青色の濃淡染め分けの帯揚げ。

*****
これから日舞のお稽古という友人と早々に分かれて、日本橋に寄った。
午前中はダウン状態だったので、満足な食事をしていず、
太り気味だったから丁度よいかと思うものの、お腹の虫が今にも騒ぎ出しそうなので、
北海道展をしていた三越で、うに・いくら・ほたて丼(3種入り)を食べて、一息ついた。
高島屋の叶匠寿庵で多分今年最後のカキ氷を頼んだら、冷たくて口の中が痺れるような..(笑)
明日の手土産用にお菓子を少し買って帰宅。
自分用にも当然買ってきたお菓子を、早速食べてしまう。 これでは痩せられない..(苦笑)

2008.9.11 [木] 歌舞伎(新橋演舞場 昼の部、夜の部)

新橋演舞場で新秋歌舞伎の昼の部と夜の部を通しで観て来た。
昼夜通しで観るのは久しぶり。
今月は予定が多くて、ここは1日で観ることにしたのだけれど、やはり通しはきつかった。
芝居は楽しく観て来たけれど、腰痛が出てしまったし、体力不足もあるし、通しはやはり避けたい。

昼の部が「源平布引滝」と踊りの「枕獅子」で、夜が「加賀見山旧錦絵」、踊りの「色彩間苅豆」。
昼夜とも、長めの芝居に、踊りの組み合わせで、
踊りは、「枕獅子」が時蔵に、禿2人は松也と梅枝、「色彩間苅豆(かさね)」が亀治郎と海老蔵。

昼の「源平布引滝」は、「義賢最期」、「竹生島遊覧」、「実盛物語」と続く。
「義賢最期」と「実盛物語」は単独でも演るけれど、私はやっぱり通し上演が好きだわ!
木曽義賢と斎藤実盛の2役を海老蔵が演じているが、どちらも立派な武将を好演。
夜の「加賀見山旧錦絵」は、中老尾上に時蔵、召使お初に亀治郎、局岩藤が海老蔵、他。
時蔵の尾上がニンに合っている感じだし、3人ともに、なかなかよくて、いい芝居だった。

それにしても、「枕獅子」以外は出ずっぱりの海老蔵が大奮闘!
亀治郎も歌舞伎座で昼の序幕に出てから、こちらに移動して夜の部にずっと出ているが、
やはり上手くて、いい役者だと思う。 そう言えば今月は女方ばかりなのに気づいた。
出演者が比較的少人数だったのは、劇場のせいか、今月は公演が多くて役者が足りないのか..
公演が多いわりには、空席もあるけれどあまり目立たず、人気があるのが分かる。
新橋演舞場は若手の公演やスーパー歌舞伎などの新しい試みが多いが、
少しずつ世代交代というか、若手の活躍の場が広がっているような気がする。

ただ、通しで観たので気づいたのだけれど、「義賢最期」の奴折平と
「加賀見山旧錦絵」の「塀外鳥啼の場」の奴伊達平の表着が同じだったようなのは..
公演が多いせいなのか、多い色柄なのか?

*****
夜には雨の予報が出ているが、降られないことに勝手に決めて(笑)、着物で出かけた。
昼間、劇場にいる間に降られたが、行き帰りは雨も降らず、帰りの道も余り濡れていず、
着物の方も結構いらしたし、私も着物にしてよかった。
もっとも昼の部と夜の部の間に外に出る予定は変更して、場内で過ごすことになってしまった。

着物は、伝統工芸士の木村竜之氏が染色した「花浪漫」という上代お召し。単衣。
花織り風の普及版?で、鼠色地に黄土色などの縞入り。
帯は、「恵比寿細工」という博多の紋八寸名古屋帯。白地に多色で縞入り。
小物は、選ぶのをサボって火曜日と同じ物。

2008.9.10 [水] 自転車で天真庵へ

最近すっかりお馴染みになって来た天真庵だが、我が家から直線距離だと結構近くて、
殆ど真っ直ぐに北に行けばいいのだけれど、直接行かれる交通網がなく、
バスを乗り継いで行くか、大回りして地下鉄を乗り換えて行くしかないので、
前々から自転車で行ってみたらどうかしらと思っていた。

大分涼しくなってきたし、今日の午後は家から北東方向で用事があり自転車で行くので、
家からよりは近そうだし、物は試し!と、用務先から天真庵まで自転車で一走りすることにした。
どうも北に行って天真庵に近づいた分だけ東に遠ざかったようで(笑)、
結局、用務先からも真っ直ぐ帰って来た時と同じく30分前後かかってしまったものの、
自転車をとばせば、公共交通機関で行くのと同じか早いことが分かった。
自転車をとばすと言っても、歩道に歩行者がいる時は、余程のことが無ければ、
ベルは鳴らさないことにしているので、徐行を含めて30分前後だから、十分に自転車圏内。
更に交通費もかからないし、運動不足解消にもなって、言うことなし!
ただ、坂が多いので、天候と、私の体調(特に脚力)との相談になりそう。

天真庵では今日も夜の集まりがあって、蕎麦もまだあると言う。
2日に続いての幸運にニッコリ.. そう言えば今月は2度目だわ〜
1合だけなら自転車の酔払い運転で捕まることも無いだろうし(笑)、
お酒つきの文膳にしていただいた。 今日のお酒は兵庫県産の山田錦で作ったという米宗。
蕎麦があったため2日と同様、チーズケーキは食べそこなってしまったが、
今日はお気に入りの「もち麦入米と麦」というパンを忘れずに持ち帰った。
早速夜食に食べたいけれど.. このところ太り気味なので、どうしようかと迷っている。

家→用務先→天真庵→家 と1時間半くらい自転車で走ったし、
それくらいのカロリーは消費できるだろうと、結局、軽く焼いて1枚食べてしまう。
しかも、イデミスギノのいちごと赤すぐりのジャムまで載せて..
帰って来てからデザートに果物をタップリ食べたのに.. 本当に食いしん坊なんだから..

2008.9.9 [火] 歌舞伎(歌舞伎座 夜の部)

歌舞伎座に秀山祭歌舞伎の夜の部を観に行った。
富十郎親子の「鳥羽絵」を挟んで、吉右衛門主演の「盛綱陣屋」と「河内山」だから、
正に吉右衛門の奮闘公演の趣で、吉右衛門は初日同様、気合が充実している感じ。
祖父であり養父である初代追善の秀山祭3年目だから、当たり前といえば当たり前だけれど..

「盛綱」は、5月に観た文楽と違って、歌舞伎では今回も陣屋しかやらないので、
子供が親の犠牲になる(切腹する)話そのもので、その健気さに伯父の盛綱が応える筋立て。
子役が大役!で、その大役を橋之助の三男・宜生がやっていて、子供の成長の早さに驚いた。
今回の盛綱は、随分豪華な顔ぶれだと思っていたが、やはり見応えがある。
まるで11月の顔見世かお正月のような配役で、三婆のひとつ微妙を芝翫がやって、
母親は玉三郎と福助、他も左團次、歌六、歌昇、松緑と、驚きの豪華版。
実は、こういう筋立ては好きではないのだけれど、でもやっぱりいい舞台!で、感動もの..

2時間近い「盛綱」の後は、富十郎親子の「鳥羽絵」が15分だけ。
初めて見た(覚えている)のは三津五郎親子ので、鼠の可愛らしさが印象的だったが、
今回の鷹之資の鼠の大きなこと.. ここでも子供の成長の早さを実感した。

最後の「河内山」は、左團次、歌六も出るものの、他は染五郎、芝雀、錦之助などで、
あの顔ぶれの「盛綱」に比べると、当たり前だろうが、全体に軽い感じがしたけれど、
吉右衛門が気持ちよさそうに演じていて、
最後に「ぶぁかめっ」と高笑いして終わるのが、歌舞伎らしくていつもながら楽しい。

なかなかいい舞台だったのに、結構空席があった。
今月は文楽もあるのに、歌舞伎の公演が多いので、分散したのか、
公演によって偏りが激しいのか.. 少しもったいない感じがした。

*****
着物は、単衣の塩沢絣。 藍色地に黒と鼠色の縞で、黒の四角の飛び柄入り。
帯は、今日も八寸帯で「風紗」という紗博多。 灰白地でお太鼓柄。
青鼠色と黒のような濃い焦げ茶の縞の五嶋紐の帯締めに、渋い青色の帯揚げ。

今日は、家と歌舞伎座の往復だけだったせいか、暑さの一段落した夕方から夜だったせいか、
余り汗もかかず、気持ちよく着物を楽しめたのがうれしかった。

2008.9.8 [月] 無事終了

そうなんですか〜 米朝さんはもう噺はしないのですか!? 残念です。
桂米團治襲名披露公演が来月東京でもあるけれど、米朝さんは口上だけですものね〜

+++++

児童館でのボランティア=お話の会が、無事に終わってホッとしたら、
帰り道ではドッと疲れが出てきて、開放感もあって、少し放心状態のような..(笑)

私の出る人形劇は群読の後なので、子供達は少し慣れてきて、見ながらちゃちを入れる子もいて、
もともと緊張気味のところに、幕の向こうから子供の反応が聞こえてくるので、
上がり性の私としては、ますます緊張度が増してしまって、疲れたわぁ〜
外からは落ち着いて見えるらしく、上がらないでいいわねぇ〜と言われたが、
とんでもない.. しっかり上がりましたよ〜(爆)

対象は、児童館の学童クラブなので、小学1年生から3年生までだし、
始まる前から覗きに来る子も居たりして、楽しみにしてくれていたようなのに、
何故上がるのかしらねぇ〜 自信のなさの反映かしら?

次回は20日の区のボランティア祭り。 それでこの劇は一応終わり。
今度の観客は大人が多いらしいし.. どうなることやら..
まあ、なるようにしかならないと腹を括って、楽しみたいけれど、
楽しめるようになるのはまだ当分先になりそう。

2008.9.7 [日] のんべんだらりと

先週の日曜日からの調子の悪さが続いてしまい、今日もダラダラと過ごしてしまった。
まあ、その割には、先週の外出予定は大体クリアしたし.. 無理しても仕方ない。
先月行き損なったフランス料理店でランチを食べる心積もりだったけれど、
とても出かけられる状態ではなく、昨日のように夜に出かける気力も出ず、止む無く諦めた。

雷鳴を遠くに聞きながら、何を作ろうかと、ボンヤリ考えているうちに時間が過ぎていく。
ラタトゥイユもどきがまだあるし.. 他は、あるものを見繕って.. 何とかしましょう。

*****
明日は児童館でのボランティア活動というか、お話の会。
私は初めての出演予定。 役割分担に従って練習してきたので、行けなかったりしたら大変。
雨の後は少し涼しくなって、大分過ごし易くなってきたし、
他の方々のご迷惑にならないよう、キチンと出かけられますようにと、自分に気合を入れて、
さあ寝ましょう。

2008.9.6 [土] てんぷら@みかわ、展覧会

夜は、茅場町のみかわで天麩羅を堪能した。
早い時間に1人ならOKとのことで、夜の営業開始の5時に入れていただいた。
急に刺身も食べたくなって、10年以上通っていて初めて刺身もお願いした。
刺身もおいしそう!と前から思っていたものの、いくら大食!?の私でも、量的に???で、
刺身と天麩羅を秤にかけると、ここでは当然天麩羅が優先だし..と、
今まで刺身は食べたことがなかった。 念願が叶った!ような..(笑)

刺身を肴にお酒を1合だけいただいて、あとは天麩羅をタップリ..
刺身は、予想通りのおいしさ♪ 多分、生半可な鮨屋より余程おいしい!
季節ものの松茸も文句なし♪
それに、イカが墨イカだったのが夏らしくてうれしかった。
お盆休みの後から墨イカになったそうだが、墨イカの時期は短くて、
8月初めはまだいつもの煽りイカだったので、この季節の墨イカを食べられてニコニコ!
懐には少し厳しいけれど、でも行かずにいられない。

*****
食後はいつものように日本橋まで歩いて、招待券をいただいたデパートの展覧会に行った。
まずは高島屋の「絹谷幸二展」。 強烈な色彩は好みが分かれそう。
会場に行く途中で、大マイセン展をやっていたので覗いたら、本当に素敵!
展示即売会だから見るのは無料だし、見応えがあって、特に陶板画に好きなのを見つけた。
磁器だから、店では陶板画ではなく、ドイツ語のままプラークと言っていた。
着物より高額で、購入は当然考慮の外だから、かえって気楽に拝見。

次に大丸の『荒木幸史「秋櫻」の世界』展に滑り込んで、来年のカレンダーをいただく。
コスモスだけを題材に描かれた画が、いつも通りずらっと展示されていて、
可憐で、でも華やかでもあり..

2008.9.5 [金] 創作結城展

文楽の第一部が終わっても、今日は雨の心配が無さそうなので、銀座に回って、
今日が初日の結城紬「工房龍田屋 創作結城“手つむぎ・手織り展”」に伺った。

えりりんさんとニアミスだったようで、今帰られたところとのこと。 残念!
でも、しょうさんにはお目にかかれて、素敵な着姿に、眼福!!
えりりんさんも、今日は取り敢えずご挨拶だけでもと足を運ばれたしょうさんも、
真楽の管理人さんたちの、作り手に優しく、作り手を大事にする気持ちが伝わってくるようで、
いい方々だわぁ! と今更ながらうれしくなった。

作り手の思いのこもった、心がグラグラするような反物が..
先日自分で購入禁止令を出したばかりなので、当然見せていただくだけだけど、
今も目の前にちらついたりして..
会場内でいろいろ拝見し、お話しているうちに、気づいたら随分長時間お邪魔してしまった。
龍田屋の藤貫さん(社長さん)、おちゃばなさん、ありがとうございました。

*****
銀座ついでにらくやにも寄って、お勧めくださった産地フロアを覗かせていただいた。
今日は、産地から、丹波ちりめん、博多織、大島紬の3人が居らして、
ご説明いただきながら、こちらでもいろいろ拝見させていただいた。
大島紬好きな私には、さつまゆうきが印象深く、むかし大島というネーミングも楽しい。
着ていた大島をお褒めいただいたが、本場の作り手に誉めていただけて、とてもうれしかった。
しかも、締めていた博多織帯が、来ていらした工房で作られたものだと思うとのこと。
何かとご縁を感じた日だった。

*****
白地の沙献上博多帯に、着物の泥染めの黒色がうっすらとだけど、少し移ってしまった様子。
帰ってから着替えたら、帯まくらの後、背中に当る部分に色移りを感じて、ちょっとショック。

2008.9.5 [金] 文楽(第一部)

今日が初日の文楽の第一部を観に国立小劇場に行った。
第一部では、人形遣いの吉田清之助が、入門時の師の名の豊松清十郎を継いだので、
襲名披露口上と、三味線と人形遣いの人間国宝3名が彩る襲名披露狂言もある。
どうせなら初日に観たいと今日のチケットを取ったが、
いつもの初日の緊張感だけでなく、襲名披露初日の華やかさもあって、楽しんだ。
人形遣いに豊松姓があるのを知らなかったら、清十郎襲名による久しぶりの復活だそうだ。

第一部は「口上」を挟んで、「近頃河原の達引」と「本朝廿四孝」。
初めて文楽の襲名披露口上を聞いた時は、歌舞伎とは随分違うので驚いたものだが、
最近あった、やはり人形遣いの桐竹勘十郎や三味線の鶴澤燕三の襲名で、慣れたみたい。(笑)

「近頃河原の達引」は、「四条河原」と「堀川猿廻し」。
「堀川猿廻し」は、まず住太夫、次に綱太夫と、人間国宝2人で切を語る重厚さ。
そして、猿回しの猿たちが可愛らしい!

襲名披露狂言の「本朝廿四孝」は、「十種香」と「奥庭狐火」。
清十郎が八重垣姫と狐を遣い、「十種香」には人形遣いの蓑助と文雀、
「狐火」には三味線の寛治と、3人の人間国宝が出演して、襲名披露狂言らしい華やかさ!
しかも「狐火」の後半は、3人出遣いで「十種香」で勝頼を遣った勘十郎が左手を遣うし、
本当に贅沢な顔ぶれで、「狐火」の楽しさもあって、終演時は拍手が続いた。

現師匠の蓑助が、「近頃河原の達引−堀川猿廻し」、「口上」、「本朝廿四孝—奥庭狐火」と
全部に出ているので身体が大丈夫か心配だったが、第二部には出ないようで少しホッとした。

*****
襲名披露初日のせいか、柔かものをお召しの方がいつもより多い気がした。
今日も暑くなるというので、私は泥大島紬にした。 黒地でいろいろな柄が段に織ってある。単衣。
帯は、少しは涼しくと、博多八寸帯。 白地の紗献上。
帯締めは、青鼠色と黒のような濃い焦げ茶の縞の五嶋紐。
帯揚げは、白色の絽。 黒で松葉柄入り。

2008.9.4 [木] 一日経っても

一日経っても、昨日のお能は素晴らしかった♪ と、感動持続中。
今回の特別公演はいつもより高いのが難点と思いながら、
曲と出演者の顔ぶれが高いチケット代以上に魅力的で、見始めた初期に格好の機会と、
全部拝見することにしたのだけれど、昨日は何の何の、高いどころか安いと思ったほど..
あとの4日間への期待が膨らんでくる。
最後の5日目は狂言の会で狂言だけだけれど、それもそれで楽しみだし..

*****
「絵馬」の前ツレをなさっていた柴田稔氏が、密偵おまささんのお師匠様とは..
いいお師匠様に習っていらっしゃるのですね〜

*****
今日も始動できたのが遅く、午後の講座をパスしようか迷ったものの、
遅刻覚悟で行くことにして自転車を飛ばしたら、幸い滑りこめた。
1時間半、殆ど声を出しつづけ..できは関係なく(笑)、気持ちよい疲れ。

いい気分ついでに、帰りに家とは少し逆方向のオーガニックカフェに行ったら、満員。(涙)
折角行ったのだからと、しばらく待ってケーキとコーヒーをいただいて、気分よく帰宅。

帰ったら、夕べ洗った海島綿の長襦袢も汗取り肌襦袢もよく乾いていて、これも気持ちいい。
運動にもなったし、動き出してからは気持ちのよい時間ばかり。 うれしい!

*****
明日は文楽の初日で、第一部に行く予定。
人形遣いの吉田清之助が師の先代の名、豊松清十郎を継いだ襲名披露もある。
先日母と話していたら、母は初日と知らずに明日のチケットを取ったそう。
私も行く話をしたので、行かないと心配をかけてしまう。
2日の歌舞伎座の昼の部のこともあるし、朝からちゃんと動けるかしら? 頑張らなくちゃ..

2008.9.3 [水] 能狂言(国立能楽堂 記念公演 初日)

今日は、国立能楽堂の開場25周年記念公演の初日。
開場25周年記念公演が数ヵ月に亘って続いて、曲も演者も様々で、どれも魅力的。
今月は飛び飛びに5日間で、全部通うことにしたのだが、一番観たかったのが今日の「翁」。
観世の「翁」の他、観世・能「絵馬」、和泉・狂言で「末広かり」、そして喜多・能「湯谷」。

「翁」は「能にして能にあらず」と言われるそうで、筋書きの説明によると、
『劇としての狭い意味での能ではなく、「式三番」とよばれる古風で独自の様式を持った祝言・祝舞』。
その「翁」を、観世の宗家・観世清和氏が務めるというので、是非拝見したいと思っていた。

「翁」は期待通りというか、期待以上というか、ただただ素晴らしい! というしかない。
場内が水を打ったようにシーンとして、観る方にも緊張感のようなものが漂って..
観に行ってよかった♪ 観られてよかった♪♪
観世のご宗家の翁は、私が言うのはおこがましいけれど、品格も素晴らしく、
息を詰めて観入った感じで、これが翁か!!と、拝見した。

何故か今まで比較的短いイメージを持っていたので、
千歳、翁、そして三番叟の舞と続くと、1時間以上掛かるのに驚いたけれど..
三番叟も、「鈴ノ段」は観た記憶があるけれど、その前の「揉ノ段」は覚えていなかったが、
舞い手が声を発し、勢いよく足拍子を踏んだり、飛び上がったりして、躍動感のある舞が力強い。
この部分は舞うと言わずに「三番叟を踏む」と言うと後で解説を読んで納得した。
「鈴ノ段」で振った鈴が壊れて散らばったハプニングにはビックリしたが、
演者(野村万蔵氏)も驚きはしただろうが、少しも動じず見事に舞いつづけたのは流石。
後見が、準備した代えの鈴を渡す機会を伺っているのが、
後見は動いたりしたわけではないのに、交換するまで気になってしまった。(笑)

「絵馬」のシテは、観世銕之丞氏。
面白い?筋立てで、アイの鬼たちも、とても楽しかった。
「末広かり」は、野村萬さん他。
結構最近観たはずだが、今日はまた別な印象があって..
高齢の萬さんが飛び跳ねるのには、ちょっとハラハラもして..(爆)

「翁」、「絵馬」、「末広かり」まで、休憩無しで3時間半連続して演じられたので、結構きつかったが、
寿ぎというか厳かな祝いが心にズシーンときて、感動的だった。
出演者の装束も、囃子方、地謡、後見まで、全員いつもとは違い、こちらも印象的だったし、
経験の浅いこの時期に、こういう素晴らしい能鑑賞体験ができたことを喜んでいる。

連続3時間半で疲れてしまい、休憩後の「湯谷」は、時々居眠り付きの鑑賞になってしまった。
歌舞伎座で玉三郎の「熊野」を観ているので、筋にはついていけたものの..
とは言え、疲れたけれど、お能を堪能した、いい1日だった。

*****
今日も体調がイマイチで動き出すのが遅かったけれど、大急ぎで着物を着て、辛うじて滑り込んだ。
記念公演の初日なので少し敬意を払って、でも暑くて、柔かものの単衣は着たく無いので、
本塩沢の単衣の訪問着を着た。
「雪の中のきれ200色」という「やまだ織」の本塩沢の訪問着で、織り手は関なつ子さん。
薄クリームがかった白色で、200色?で少し濃い色目のグラデーションの経縞が入っている、
帯は、絽綴れ帯。 銀鼠色地に空色・桃色入りの市松秋草柄。
帯締めは、薄浅葱色に白色の入った単衣・夏用の五嶋紐。
帯揚げは、浅葱色と薄空色の大きな市松に蜻蛉柄入り。

2008.9.2 [火] 歌舞伎(歌舞伎座 昼の部)、天真庵

歌舞伎座の昼の部を観に行った。 初代=先代の吉右衛門の俳名を冠した秀山祭も今年で3回目。
序幕の染五郎、亀治郎などの「竜馬がゆく」は、体調悪く見損なったが、
次の「ひらかな盛衰記−逆櫓」と「日本振袖始」を楽しんで来た。

「逆櫓」は、吉右衛門、東蔵、歌六、芝雀等に、最後に富十郎が出演。
初日だし、吉右衛門は気合が入っている! 感じ。
主役の松右衛門実は樋口次郎兼光を、気持ちよさそうに演じていたし、
富十郎のいくつになっても張りのある声に感服しながら、舞台が引き締まるのを実感。
人気のある演目でよく演るが、他の役者もそれぞれによく、いい芝居だと思った。
初日のせいだろうが、黒衣が2度、出を間違えて何もせずに引込んだのがご愛嬌。

「日本振袖始」は、玉三郎の世界! あと、稲田姫に福助、素盞鳴尊に染五郎。
岩長姫実は八岐大蛇の玉三郎が、すっぽんから出てきて、本舞台に移った時の
舞台上の滑るような動きが蛇体のようで、思わず息を飲んだ。
玉三郎の10年前の舞台でも、他の役者でも、特に記憶にないけれど、
今まで気づかなかったのは、要はよく観ていなかったということなのかしら?

*****
序幕をパスしたくらいで、着物を着る時間など無く、今日は洋服になったが、
歌舞伎座は初日のことでもあり、着物姿も多く、殆どの方は単衣をお召しだった。
今日は暑かったし薄物の方もいらしたが、単衣の着物の中では透ける着物はやはり違和感があり、
同じ夏物でもあまり透け感のない絽のような着物の方が、まだよさそうに思った。

*****
終演後は、暫く行けなかった天真庵に伺った。
先月は伺おうとすると雨になって、着物で駅から歩くのは躊躇してしまい、伺い損なったが、
今日は洋服なので、急に雨になっても支障ないと、漸く伺うことができた。
しかも、まだ蕎麦があるというので、ニコニコと、お酒と蕎麦、コーヒー等の文膳をいただいた。
夜の教室があるため多めに打ったということだったが、
時間的に蕎麦は品切れ覚悟で、チーズケーキにコーヒー狙いだったので、うれしい予想外れ。
お酒は秋田の福小町。 特別純米酒と書いてあったけれど.. 特別と言うのは..??
おいしくいただきながら、庵主の野村氏と話したりしながら、ユッタリと時間を過ごして、帰宅。

2008.9.1 [月] 一日晴れなのに

一日中、久しぶりの好天で、洗濯日和というのに..ダウンしてしまった.. 残念..
昨日は朝から調子がよくなかったのだから、休めればよかったのだけれど..
頑張ったつけがきたみたい。
今日の午後のサークル活動は休むと迷惑をかけてしまうので、30〜40分遅れで辛うじて参加。
参加すれば、一番若手としては動かざるを得ないし..

帰宅後は、とても家事をする元気がなく.. 最低限だけで..
検診の結果だけは聞きに行ってきたけれど、コレステロールが大分高くなっていて、
これ以上高くなると治療を考えなければならないらしい。 悩みが増えてしまった。

体調が依然として回復していないのに、遊びすぎなのよね〜
遊びまわるのを減らして体調回復と家の片付けに力を入れるべきとは分かっているものの、
今月も予定をギッシリ入れてしまって.. 少し反省。
でも、反省は少しだけ.. あと何年と思ったら、やっぱり人生楽しまなくちゃ..
 

2008.9.1 [月] 8月の着物着用録

今月も、自分の覚えに、8月の着物着用備忘録をまとめた。 夏物。
暑さにもめげず、我ながら驚くほどの回数を着物で外出した。
我が家でも着る時だけは冷房を入れるし、交通機関も行き先も冷房が効いているので、
外を歩いている時以外は却って気持ちよいような気がすることもあって..
ただ、行き帰りに外を歩き回った時だけは暑さが辛いし、家に戻ると汗が一度に吹き出す。(苦笑)

8月1日 芝居(宝塚BOYS、シアタークリエ)他 夏大島紬(黒地、華柄)八寸名古屋帯(櫛織、生成り)
8月4日 演芸(上席、国立演芸場) 阿波しじら(木綿、青地、縞) 八寸名古屋帯(羅、紺暈し)
8月6日 金春祭り(金春通り) 小千谷縮(麻、白地、黒縞) 名古屋帯(小千谷、麻、生成り、無地)
8月9日 音の会(国立小劇場)展覧会 明石ちぢみ(灰白、夏蔦柄) 名古屋帯(夏紬、茄子紺)
8月12日 歌舞伎(第二部、歌舞伎座)絹芭蕉(藍色絞り小紋)染め名古屋帯(絹芭蕉、オフホワイト) 
8月13日 歌舞伎(第一部,歌舞伎座)小千谷縮(麻、白地)八寸名古屋帯(博多、紗献上、白地)
8月14日 演芸(中席、国立演芸場) 夏大島紬(黒地、華柄) 八寸名古屋帯(櫛織、生成り)
8月15日 能狂言(国立能楽堂)  明石ちぢみ(灰白、夏蔦柄) 名古屋帯(麻、藍紅型、藍色)
8月17日 真楽・深川祭りオフ 浴衣(竹柄、生成りに青で柄) 半幅帯(綿麻、黒地、白の燕柄)
8月19日 歌舞伎(第三部,歌舞伎座) 小紋(絽、白地・藍滝縞) 博多八寸帯(紗、灰白地)
8月20日 長唄(国立大劇場)京友禅付下げ(紋紗、灰紫色)袋帯(絽綴、白地、垣根蔦柄)
8月24日 歌舞伎(国立小劇場)夏大島紬(黒地、華柄) 博多八寸帯(紗、灰白地)
8月27日 能楽鑑賞講座(国立能楽堂) 絹芭蕉(藍色絞り小紋)染め名古屋帯(絹芭蕉、オフホワイト)
8月31日 能狂言(東京芸術劇場 中ホール) 明石ちぢみ(灰白、夏蔦柄)名古屋帯(夏紬、茄子紺)

8月の着物着用は14回。 今までで最高の着用回数!
今まで2桁着たのは今年の1月だけで、夏にこんなに着るとは、自分でも少し吃驚している。
長〜いブランクの後でまた着物を着だしたのが、一昨年の7月なのだから、
私の着物着用と季節は関係なく、むしろ観劇の多寡や体調などとの関係が深い。(笑)
それに大変な汗っかきで季節に関係なく汗をかいて、いつも汗には悩まされている。
大体、洋服の時も、Tシャツ1枚でも、ひどい汗なので、結局何を着ても同じ..
それなら、夏も楽しく着物を着たほうがいい!

浴衣を入れると全部で8枚着たが、去年までと違って、今年は夏も正絹が中心になった。
麻(小千谷縮)を2回、木綿(阿波しじら)と、ごく普通の木綿の浴衣を着たが、他は正絹。 
夏大島紬と明石ちぢみを3回ずつ、絹芭蕉を2回着ていて、さらっとしたものが中心。
あとは、紋紗の京友禅付下げと、絽の小紋を1回ずつ。
特別なイベントもなく、正絹は、7月末に決めたとおり、7月に着たものだけを今月も繰り返し着た。

帯は、浴衣に締めた半幅帯1回に袋帯1回の他は、名古屋帯8本を代わる代わる締めている。
ざっくりした手織櫛織、羅、紗献上博多、紗博多の八寸帯4本を、計6回締めた。
他は、麻を2回(藍紅型と小千谷)に、絹芭蕉の染め帯と夏紬を2回ずつで、計6回。
やはり締められなかったものが..
特に袋帯は、柔かものを殆ど着ないこともあって、なかなか締める機会がない。
去年は着損なった着物を今夏は2枚着られたけれど、この着方だと袋帯の出番が殆どないので、
来夏の課題になりそう..

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