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2008.12.28 [日] 12月の着物着用歴 |
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12月の着物着用備忘録をまとめた。
年内にはもう着物を着る予定が無いので、珍しく早目に作成。
12月2日 歌舞伎(昼の部、歌舞伎座) 大島紬(黒と青に赤花、七宝華文)袋帯(野蚕紬、薄茶色)
12月3日 能狂言(国立能楽堂) 伊那紬(草木染、白地に青縞・茶格子) 袋帯(組紐帯、青・白)
12月4日 歌舞伎(夜の部、歌舞伎座) 泥大島紬(黒に藍絣、赤花入り) 袋帯(組紐帯、青・白)
12月10日 能狂言・狂言(国立能楽堂) 訪問着(江戸小紋千柄切羽嵌め、甘茶色) 組帯(紫紺色)
12月11日 文楽(国立小劇場) 色大島紬(五倍子染、市松) 名古屋帯(花織、青灰色地)
12月12日 歌舞伎(国立劇場) 泥大島紬(黒地、地空き) 京袋帯(經錦、花文暈繝錦)
12月19日 能狂言(国立能楽堂) 結城紬(無地、灰藤色) 名古屋帯(辻が花染、灰青色地)
12月の着物着用は先月に続いて7回。
着物は、江戸小紋訪問着1枚以外は、全て紬で、大島紬4枚に、伊那紬と結城紬を1枚ずつ。
毎回、違うものを着られたのがうれしい。
やわらか物をもう少し着たいと思うものの、やはり紬ばかりになり勝ちなのが如実。
伊那紬と結城紬を着たら、真綿紬の暖かさは冬には捨てがたいと再認識した。
帯は、袋帯1本を2日続けて締めていて、袋帯3本、京袋帯1本、名古屋帯2本の、計6本。
袋帯は、組帯、組紐帯、野蚕紬帯で、名古屋帯は、花織、辻が花染と、いろいろ締めていて、
それもうれしい。 持っているものはできるだけ着たい..着てあげたい。
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今年の着物着用回数は、合計99回。
100回にならなかったのは少し残念だけれど、何だか私らしいような気もして楽しいような..
目標の50回は控えめだったけれど、倍の回数着られたのは、大変うれしい♪
来年は、紬だけでなく、やわらか物ももう少し着たいとは思うけれど.. どうなるか? |
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2008.12.27 [土] 納めのてんぷら、今夜も夜回り |
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今月の独りおいしいもの会は、消化不良を起こしたせいもあって、天麩羅には行けないまま。
午後になって、いつもの茅場町のみかわに電話してみたら、やっぱり年内は明日が最後。
で、夜の部の2回目にもぐりこませてもらった。
年内最後の食べ納めに来た人ばかりだったようで、カウンターは全員がみはからい(=お任せ)。
季節物の白子が今日は2つで、思わずニンマリ。 冬の最中をこんなところでも実感。
はぜときすの違いを楽しみながら食べたが、めごちがないのは少し寂しい。
お酒は1合しか飲まないのに、胃がまだ弱っているらしく、顔にも出たし、少し酔い心地。(笑)
帰りに、思いついて、年越しそば用に揚げ玉をいただいて帰った。
ここの揚げ玉は流石においしい。
と言っても、15年以上通っていても、無料サービスなのにもらって帰るのは2回目。
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夜はまた10時から歳末防犯パトロールに参加。
土曜日のおかげか今日の参加は昨晩より多く、28名とか。
夜回りは30分くらいで終了したものの、その後は11時半まで自治会行事の打ち合わせ。
3種の印刷物作成を引き受けて家に戻る頃には、少し疲れて、本調子でないのを感じた。 |
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2008.12.26 [金] 歌舞伎鑑賞、夜回り |
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今月の国立劇場では復活公演で遠山の金さんの歌舞伎を上演していて、既に1度観ているが、
菊五郎劇団の千秋楽公演は、遊び心タップリでとても楽しい! と聞いていたので、
今回は千秋楽にも行ってみようと、チケットを取っていた。
が、2週間前の公演と左程変わっていず、千秋楽の遊びも無く、ちょっと拍子抜け。(笑)
無論、段取りはよくなっていて、何より立ち回りがキレイにまとまっていたし、
筋は他愛無く、楽しく観て、笑って、おしまい..だから、年の瀬にはいい芝居だけれど、
菊五郎は好きだけれど贔屓というほどでなし、2度観ることもなかったわぁと思った。
とは言え、立ち回りで捕り手たち(のへっぴり腰とまで言うほどではないが)に比べ、
菊五郎の腰の安定感、立ち姿の綺麗さに、踊りで鍛えた修練を改めて感じたし、
松緑の小悪党ぶりの造詣が前回よりはっきりしていて小憎らしさを増していたり、
松緑、菊之助のここ数年の成長を再認識したり、亀三郎も久しぶりに印象的だったり、
それなりに楽しく観て来た。
着物の用意をしていず、洋服で出かけたら、開始時刻を30分早く勘違いしていた。
チケットで確かめなかったのが悪いのだが、それなら着物を着られたので、少し残念に思った。
終演後、久しぶりに可否道に寄ってコーヒーを飲んだが、やはりおいしい!
まだ本調子でない胃が驚いて少しきつかったけれど、ここのコーヒーの今年の飲み納め。
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夜の10時から住まいの歳末防犯パトロールに参加。 参加者総数23名。
3日間行うので、1日くらいは参加しないと申し訳ないと、ともかく今晩参加してみたら、
理事会・自治会役員以外の出席も多く、役員でなければ出ようともしない自分を少し反省。
上階、下階、1階・周辺の、3グループに分かれて、回った。 集合から30分で終了。 |
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2008.12.25 [木] 無事に再検査終了 |
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再検査になって、紹介状をもらって行った病院で内視鏡検査を受けた。
20余年前に一度だけ他の専門医院で内視鏡でポリープを取ってもらったことがあるが、
それ以来の内視鏡検査だったので、事前準備も含め医療技術の進歩を実感した。
検査自体は医師にお任せだし小さなポリープ2個をつまんで処理してくださって、本日は無事終了。
ありがとうございました。
一応細胞検査をしてくださり、その結果は正月休み明けになるが、心配はないだろう、
なにかあれば、1年後くらいにチェックすればOKだろう、とのこと。 ホッ..
レーザーで焼き切ったりする必要もなかったので、今日明日過ぎれば、平常どおりでOK。
つまり、お正月にはお酒も飲めることになった。
普段なら2週間飲まなくても一向に平気だが、お正月には少しは飲みたいし、
やはり、とてもうれしい!
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日本橋に寄って、ランチにコレドの皆美で鯛めし御膳をいただいた。
5日間、前半は消化不良のため後半は検査前のため、食事らしい食事を取れなかったので、
鯛めしも焼き魚も他の料理も、とてもおいしく感じられ、お腹も気持ちも満足!
昨日寄り忘れた2008年報道写真展を見に三越に回った。
人の、動物の、自然の、その他諸々の写真が、見た記憶のあるのも無いのも、印象的。
半月遅くなってしまったヘアカットをしてもらい、気分も一層軽やかになって、
夜は新年会の参加申込み。 3番目かと思ったら4番目だった。(笑)
前回、帰宅までに満員になってしまうかと心配したのに比べれば、とても順調な申込み。
また着物姿の大勢の皆様方にお会いできるのがうれしい!! 新年会まで楽しみに待ちましょう。 |
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2008.12.25 [木] クリスマス |
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我が家は神道なので、八百万の神々を信じ奉る一環で、クリスマスも大っぴらに祝える。
はずだけど、この頃はツリーもリースも飾らず、
ほんの少しのクリスマス関連オーナメントが玄関に移動するだけ。
あと、買ってくるケーキ!
それでも、気分はどことなくクリスマス!
メリークリスマス!! |
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2008.12.24 [水] 遅かりし |
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今年中に処理しなければならないことを先送りしていたので、
ぎりぎりセーフの積もりで出かけたら、なんと15日が締め切りだそう。
どこにもそんなことは書いてなかったのに〜
それで、余分な手続がアレコレ必要になってしまった。(涙)
期間は長かったのに、ずうっと放っておいたのが悪いのだから仕方ないけれど、ちょっと悔しい。
気分治しに、帰りに日本橋のうさぎやに寄って、どら焼をゲット。 ついに買えた。(喜)
評判だけあって、なかなか美味! 夜、来年のカレンダーを持って来てくれた子供にも好評!
ケーキは昨日食べたし、クリスマスイヴにケーキならぬどら焼を食べるのも一興かしら!?(笑) |
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2008.12.23 [火] 漸く回復 |
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消化不良で寝込んだが、漸く回復して、ホッとしている。
子供じゃないんだから自分の状態をもっと認識して、体調に気をつけなくちゃと、強く自戒。
私よりはずっとお若いとはいえ、機会の多い皆様方は
忘年会シーズンを無事乗り切られましたように..
20日
このところよかった体調が朝から悪く、胃腸が重くて一日殆ど動けず。
今月一番の楽しみだったバレエ「シンデレラ」を観に行きそこなう。(涙)
夜に一気に悪化。(号泣) どうも食べ過ぎ・飲み過ぎではなく、消化不良らしい。
つまり量の問題ではなく、消化のよくない物を2日続けて食べたせいらしい。
最近は胃腸を目一杯働かせるような物を食べていなかったから、胃が疲れたのも無理ないかも..
水と野菜ジュースの他は、りんご半分しか食べられず。
21日
覚えの無いほどの消化不良から、胃腸はそう簡単には回復せず、酷いまま。
今年最後の天麩羅を食べに行く心積もりも、とても無理。(←当たり前・汗)
で、家でごく軽いものを食べることに変更。 なのに、湯豆腐でも胃に重いとは..
出かけたら回りたい所がいろいろあったのに、それも断念。
今回もキイさんとKURAさんの展示に出かけられず.. クシュン..
22日
依然として、胃腸は回復せず。 前日の食事のせいか、また少し悪化した気もした。
年内最後のサークル活動も欠席して、家でひたすら休養。
食欲など全くないし、絶食した方が早く回復するかと思って水だけで凌ぐ。
夜になると流石にお腹がすいたので、りんごを食べたら、やはり調子が悪い。
23日
胃腸は大きく回復! うれしい!! 3日も経ったからか絶食に近い状態がよかったのか..
空腹感が出てきて(って当たり前!?)、朝からバナナを食べるがお腹も痛まない。
先月末の検診の1回分に陽性反応が出たので、大病院で再検査になって、今日が予約日。
漸く取れた予約が2週間先の今日なので、体調回復が間に合って本当によかった。
休日のお陰で空いていたのかしら? 休日に診てくださる方々に感謝。
とは言え、今日は問診だけ.. 検査日は2日後の25日が取れた。
25日の検査だと、クリスマスに場合によっては正月にも飲めないことと関係がありそう。(笑)
医者も受付なども皆さん気持ちのよい応対で、聞いていたとおりの印象。
随分元気になったので、戸栗美術館の「青磁と染付展−青・蒼・碧−」を観に渋谷まで回る。
いただいた招待券があって会期が翌24日までなので、頑張って行くことにした。
青磁も無論いいけれど、染付けが大好きなので、ゆっくり拝見。
戸栗は久しぶり。 いつもゆったり見られるし、庭を見ながらラウンジで休めるのもうれしい!
久しぶりの渋谷の人ごみに、これが若者の街か! 銀座・日本橋とは違う! と驚いたら、
帰りに寄った銀座も同様で、歩行者天国の道路も両側の歩道も凄い人出。 まさに雑踏!
クリスマス前の休日の混雑らしいと遅まきながら気づいた。
で、イデミ・スギノのケーキは売り切れだろうと、デメルのケーキを買って帰ったのだけれど、
寄ってみればよかったかしらと思うものの、後の祭り。(笑) |
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2008.12.19 [金] 能狂言鑑賞 & 忘年会 |
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今年最後の能狂言を楽しみに夕方から国立能楽堂の定例公演に出かけた。
狂言・和泉流「内沙汰」と、能・喜多流「龍虎」。
「内沙汰」は、大蔵流では「右近左近」という曲名で上演されているそうで、
野村万蔵、野村扇丞で、楽しく鑑賞。
でも、シテの右近の1人芝居(思い込み)なのか真実そうなのかは分からなかったものの、
なんとも哀れ.. こういう筋立てはあまり観た覚えが無いけれど..
喜多流のお能を拝見できるのは珍しいし、お能で「龍虎」とは是非観たいと楽しみにしていた。
龍と虎の戦いは見応えあって、華やかで、とても楽しく拝見。
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終演後は、友人と忘年会。
私も何度かご一緒したことのある新宿の友人馴染みのワインレストランへ。
ここは料理はお任せで、今日は魚が無くて肉だけになるとのことで、
本当にじゃこ天以外は、肉ばかり。
赤ワインを飲みながら、私はじゃこ天と猪肉の煮込みやチーズをいただいた。
当然ながら鶏肉料理は友人に全部食べてもらった。(笑)
楽しく時間を過ごして帰宅。
2人で1本しか飲んでいないのに家に着いた頃には酔いが回っていて、
この頃は滅多に飲まないからか、弱くなったといいながら、
着物だけ吊るして、来ていた子供の相手もせずに、ダウンしてしまった。
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着物: 結城紬。 灰藤色、無地。
帯: 手描友禅名古屋帯。 灰青色地に刺繍辻が花。
帯締め: 灰・薄い紫のコンビ。
帯揚げ: 渋い灰青色。 市松模様。
草履: 銀色台に藤・金・白の五嶋紐の鼻緒。
バッグ: 金泥バッグ。 濃い茶色に、金と漆で模様。
コート: 道中着。 黒地。青紫色の菊花模様入り。
ショール: 洋服用の大判のカシミアマフラー。 紫色。
着物は結城紬といっても、文化財の本物ではなく、奥順のはたおり娘という普及版。
無地でも紬だから、八掛けは表地とは全く違う青みがかった墨色で、大いに遊んでみた。
着物が地味めなので、少し華やかな帯を合わせた。
去年の3月に締めたきりで、1年9ヵ月ぶり。 たまには締めないと.. |
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2008.12.18 [木] イタリア料理@パッソアパッソ |
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午後はまた着物の整理。
どうにか押し込んだけれど、それでも少しはみ出してしまったのをどうするか。
あと、自分でも驚いた反物の数!
どれもあるのは分かっていたが、集めたら今更のように愕然とした。(汗)
雨コート兼用の塵除けによさそうと買った反物も何本もあって、それにも呆れた。
柔か物は滅多に着ないのに、今月始めには付け下げも買ってしまったし..
本当に何を考えていたやら..というより、考えていなかったやら..
困ったものだわねぇ..と大きな溜息が出てしまった。
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夜はパッソアパッソでイタリア料理を堪能した。
8月の末に行ったきりで、ずっと行きそびれてしまって、本当に久しぶり。
冬はジビエのお任せコースだけで、いつもより少し高いけれど、それでもおいしさに文句なし。
豚肉から作るのが普通だけれど、今回は猪と熊で作ったという
確かリコネット(?と聞いたと思うけど)を小さな薄いフランスパンのスライスにつけて..
パンの量からすると倍くらいあったけれど、おいしくて全部食べてしまう食いしん坊ぶり。
前菜は様々な肉のカルパッチョ風で、鴨と兎(確か?)のカルパッチョ、
熊の頭から作った..に、2ヵ月熟成した但馬牛、それに、モッツァレッラチーズ、果物など添え。
見た目が綺麗でうれしいし、何よりそれぞれの違いが楽しい。
キャベツで包んだ熊肉。黒トリュフを贅沢なほどタップリ載せて、南瓜のソース。 おいしい〜
ニョッキ風の揚げた芋に猪のミートソース敷き。 楽しい食感!
メインは蝦夷鹿。 薩摩芋、白菜、葱などいろいろの野菜も存在を主張して、食べ応えあり。
更に、チーズにするかパスタも食べるか聞かれて、パスタを少し所望。
ペンネに烏賊の塩辛のクリームソース。自家製いかすみを散らしてある。
流石にもうチーズは入りそうも無い。(笑)
デザートは、作りたての温かいチョコレートケーキに白トリュフのジェラート。
中はとろける温かいチョコレートケーキがとてもおいしく、ジェラートの贅沢なこと..
どの皿もおいしくて、ついワインもすすんで、オリビエートの軽めの白、スロベニアの
少し濃厚な白(香草の香り)、サルディニアの赤と、いつもよりたくさん飲んでしまった。
更に、マダムがサービスしてくださった78年産のポートワインも飲んでしまう。
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今日は食事まで家から出なかったので、運動のために自転車で行ったため、
帰りのほろ酔い運転を心配したけれど、気をつけて安全運転で無事帰宅。
自転車でも道路交通法違反になるのかしら? 少し気になる。 |
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2008.12.17 [水] 忘れられていたなんて |
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昨日は前日の疲れが出たのか、1日ゴロゴロ.. 本当に体力無くて..ダラシナイったらない。
夜は雨が降らないうちにと、また着物箪笥の整理。 入りきらないものがアチラコチラに..
1棹増えれば大丈夫と思っていたのに、つい当てにして、それ以上に増えていたらしい。(汗)
1度も締めないままなのとか、1度締めてはみたがもう締めそうも無いのとか、
実店舗で見ていたら買うことは無かっただろうという、ネット購入の失敗の帯が何本もあるので、
それを始末するしかなさそう。
ちゃんとしたのが1本は買えそうな本数あって、自分でも愕然とした。
高い授業料! 本当に、安物買いの銭失い!!(涙)
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今日の午後は東京ガスのTES保守点検契約の点検作業。
1時から3時の間ということで2週間も前に決まっているのに、2時半になってもまだ来ない。
午後いちで来てくれたら、終わり次第、松屋に飛んでいけば、キイさん、KURAさんだけでなく、
ちといちさんにもお会いできるかと思っていたのに、 無理かも..
結局、点検作業は忘れられていたらしい。(怒)
作業担当者からの電話で日時を決めたのに、呆れた話。
あまり遅いので何時頃来るのかと私が電話してから、予定に漏れていたことが判明したらしい。
慌てて他の人が来たものの、恐縮して低姿勢のこの人に怒っても仕方ないし..
終った時にはもう遅くて、出かける気力もなくなってしまった。
こういうつまらないことがあると、気が抜けてしまう。
本当に馬鹿馬鹿しい..嫌になってしまう。
気を取り直して、今日はこれから何をしようかしら?
雨なので、着物整理は無理だし.. |
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2008.12.15 [月] 超フレンチ@大渕座 |
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吉岡幸雄氏が植物染料で再現した襲の色目にうっとりした後は、お腹を満たすべく銀座に移動。
昨日動かなかった分も動かないとと、日本橋から銀座まで歩いて、
大渕座に入れていただいた。
今日のオードブル盛り合わせは、毛蟹とセロリのサラダ、ひらすずきのマリネ、生蛸の..、
そして冬の定番の牡蠣のショーフロア、あとはフォアグラ。
毛蟹とセロリのサラダは、毛蟹がタップリ入っていて濃厚なのに、セロリのお陰で軽やか。
ひらすずき(確か?)は、この時期の魚だとか.. 食感が独特で楽しい。
どれもが主張しながらぶつかり合わずにおいしくできていて、ニンマリ。
これも定番のオニオングラタンスープを、猫舌のくせに待てなくて、ふうふうといただく。
メインはひげだらにした。シャンピニオンがたくさん入ったクリームソース。
ううっ、おいしい!
ご飯物はめだいのヅケで、これも食べたくて、ご飯を減らしていただいて追加。 ペロリ。
デザートは久しぶりの単純プディン。 いつものエスプレッソ。
ワインは一杯だけにしたけど、ほんのり紅くなってしまった。
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食後は、銀座をアチコチ覗いてからまた日本橋まで歩いて戻り、
(松屋のキイさん、KURAさんの展示は明日からだったのですね〜)、
以前かんからさんに教えていただいた東京松屋の江戸からかみを見に日本橋の三越に行った。
何度も三越には行っているのに寄り損なって、帰り道や家に着いてから思い出す始末。
今日こそ寄りたいと、しっかり予定に入れて頭に叩き込んで行った。
紋帳を2冊見せてくださったので、気になるのがいくつかあったけれど、目移りしてしまう。
それに、あの見本のサイズと大きく貼った状態では全く印象が違いそう。
リフォーム時には稲荷町のショールーム・ショップに伺う方がよさそう。
でも、大変でも選ぶのは楽しいでしょうねぇ〜
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大分歩いて疲れたので休みたかったけれど、もう夕方のラッシュの時間。
グズグズしていて混み合うと疲れが増しそうなので、家でのお茶受けに、うさぎやでもなかを購入。
どら焼は当然のように売り切れ.. |
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2008.12.15 [月] 襲の色目にうっとり |
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京都に200年続く染織工房「染司よしおか」の現当主のライフワークの一端を拝見できる機会。
「千年紀−源氏物語の色」(染織家吉岡幸雄の仕事)を氏の解説付きで拝見すべく、出かけた。
週末は混むだろうと少し及び腰だったこともあって行き損なってしまって、明日が最終日。
行き損なわないためには、明日送りにしないで今日行っておくのが安全(笑)と気を入れて、
解説が始まる11時ギリギリに滑り込んだ。
解説は3時にもう一度あるけれど、そちらの方が混むかと思ったが、朝も結構な人数。
デパートのギャラリーという会場の関係で、展示は一部だけになったそうだが、
展示されているのは、柔かな何とも言えない色の絹の重なり..で、ただただ、うっとり!
源氏ゆかりの女人に合わせて、展示されている襲の色目を1つずつ説明してくださった。
襲の色目に関心はあるものの、不勉強で全く分からない私には、
挨拶を含め40分近くの解説を伺いながら拝見する機会はうれしかった。
尤も、会場で既にゴチャゴチャになってしまって、やっぱりよくは分からないままだけれど、
素敵な襲の色合いを本で楽しもうと、著書の「源氏物語の色辞典」を購入。
購入者には会場内でサインしてくださったので、サイン本! ウフフ..
デパートらしく、帯締め、帯揚げ、ショールなども即売されていたけれど、そちらはスルー。(爆) |
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2008.12.14 [日] 11月の着物着用歴 |
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今日はBBSでご紹介した吉岡幸雄氏の仕事を拝見できる「千年紀−源氏物語の色」に行って、
同氏の作品解説もお聞きしたいと思っていたのに、予定は未定にして不定で、
展覧会もその前のランチにも行き損なって、引き篭もりの1日になってしまった。
このところ忙しかったし、片付けも少しはしたし、まあ、いいかと..
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11月の着物着用備忘録をまとめた。
遅くなったが、着用の参考に欲しいので、めげずに半月遅れで作成。
11月2日 日本橋きもの絵巻(日本橋) 色大島紬(五倍子染、市松)袋帯(野蚕紬、焦げ茶・生成り)
11月5日 歌舞伎(夜の部、新橋演舞場) 小紋(シルクウール、灰茶、小枝柄)名古屋帯(鼠色地)
11月13日 歌舞伎(昼の部、歌舞伎座) 紫根染紬(縞、菫色、灰茶他)袋帯(野蚕紬、多色、切嵌)
11月14日 バレエ(アラジン、新国立劇場) 白大島紬(地空き)染名古屋帯(鶯茶色に白、エジプト柄)
11月19日 中席(国立演芸場) 泥大島紬(黒・藍絣、赤花)八寸名古屋帯(胡粉色地、木立柄)
11月23日 盛装オフ(うかい亭) 訪問着(灰藤色、花模様) 袋帯(組帯、焦げ茶色地、金・白)
11月30日 国立名人会(国立演芸場) 綿薩摩(極薄青磁鼠色、微塵格子)名古屋帯(イカット、緑系)
11月の着物着用は7回。
着物に最適の季節・天候だったのに、外出中止や洋服にしてしまったりで、あまり着られなかった。
とは言え、7回着たので、まあOK。
何より、着物も帯も毎回違うものなのが、うれしい♪
着物は、正絹5枚に、シルクウールと木綿を1枚ずつの、合計7枚。
正絹5枚のうち4枚が紬で、盛装オフの地味めの訪問着以外は紬だけを着ている。
泥大島、白大島、色大島と、大島紬を3枚着て大島紬好きの面目躍如。 あとは、紫根染紬。
帯も、袋帯3本に、名古屋帯4本で、合計7本。
袋帯は、野蚕紬を2本に、組帯1本。
名古屋帯は、8寸帯を1本に、9寸帯を3本。 9寸帯も、染帯、イカット帯など多様がうれしい。
蔦柄でこの季節にしか締めない袋帯を締めそこなったのだけが心残り。
でも、10月に1度締めたし、紬には少しどうかなと思うので仕方ない。
この帯を締めるためにも、来年は柔か物も着なくちゃ.. |
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2008.12.13 [土] 久しぶりのエステ |
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珍しく身体を使った筋肉痛対策(笑)も兼ねて、久しぶりのエステ。
自分でも驚いたことに今年は1度も行っていず、何と1年ぶり。
今月のお勧めコースのリンパストレッチダイエットとクリスタルピーリングフェイシャル。
更に欲張って、顔の角質だけでなく足の角質も取ってもらうことにしてフットを追加。
カプセルを含め2時間以上お世話になって、すっきり、すべすべ..
気持ちい〜い!
みずえさんの教室で教えていただいたリンパの流れに沿ったセルフエステ..
時々は気にしながらやってはいるものの、毎日はできなくて.. |
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2008.12.12 [金] 2日連続で国立劇場 |
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今日は歌舞伎を観に国立劇場に行った。 2回しかない夕方からの公演の初回。
昨日は小劇場だったけれど今日は大劇場で、菊五郎劇団による「遠山桜天保日記」の通し上演。
明治26年初演で、歌舞伎では半世紀ぶりの上演だそう。
復活狂言なので久しぶりにプログラムを買ったら、筋がプログラム印刷後に変更になったと、
変更後の筋書きを印刷した紙が挟み込んであったのが、何とも楽しい。
稽古をしながら練り上げていく歌舞伎というか、いい芝居にしたいという菊五郎の拘りを感じる。
筋は遠山の金さんの話だから、まあ何でもありで、遊び心もたっぷり。
楽しく笑って帰宅。
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着物: 大島紬。 泥染め。 黒地。 様々な模様の地空き。
帯: 京袋帯 龍村の名物裂(經錦 花文暈繝錦)。
帯締め: 五嶋紐。 生成り。 片方に深緑入り。
帯揚げ: 薄いベージュ? 松葉柄入り。
草履: 墨色の台。 黒地にレトロ?な花柄の鼻緒
バッグ: 金泥バッグ。 濃い茶色に、金と漆で模様。
コート: 道中着。 黒地。青紫色の菊花模様入り。
ショール: 深緑色
着物は初めて買った大島紬で、大好きなのに今年は3月に1度着たきりだったので、これにした。
帯も1月に2日続けて締めたっきりで、今日の大島に合わせて買ったのだし、迷わずこれにした。
先月の着物着用歴を作っていなかったのを思い出して、前の記録を見ていて気づいたので、
備忘録の効用を再認識。 先月の備忘録を作らなくちゃ.. |
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2008.12.11 [木] 文楽に浸る |
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昼前から夜まで延々と国立劇場の小劇場で文楽鑑賞の一日を過ごした。
12月は文楽鑑賞教室と文楽公演があって、鑑賞教室はキャストの違うAプロとBプロがある。
鑑賞教室は今までは一方しか観たことが無かったが、今回は両方観ることにしたので、
文楽鑑賞教室と文楽公演と、文楽フルコース。(笑)
鑑賞教室は「二人三番叟」、解説「文楽の魅力」、「菅原伝授手習鑑—寺入りの段、寺子屋の段」。
12月の恒例教室だが、平日は学生団体の空きに入れてもらうので席が取り難いし、
土日は一般客が殺到するのでやっぱり席は取り難く、席が取れずに行き損なったこともある。
今日は両プロともどうにか取れたものの、今まで座ったことが無い最後列。(苦笑)
前はギッシリ学生で、殆どが高校生。昼前からのBプロには中学生もいた。
AプロとBプロとでキャストが違うし、予想通り結構異なる印象だった。
キャストのせいか、客層による反応の違いが反映したのか、Aプロのほうが好印象。
文楽公演は「源平布引滝」の「義賢館の段」から「九郎助内の段」まで。
「源平布引滝」は文楽でも観ているし、歌舞伎でもよく演るお馴染みの人気狂言。
「義賢館の段」は38年ぶりの上演だそうだが、最近歌舞伎で観たばかりで気がつかなかった。
12月はいつも人間国宝クラスは出ない中堅・若手の公演だけれど、
見始めた頃の若手が中堅になって舞台を引っ張っているのに、時の流れを感じる。
このところ入れ替わりが激しくて、若手をなかなか覚えられない。 歳のせい?(苦笑)
それにしても、この頃は歌舞伎も昼夜通しの観劇は滅多にしなくなったので、
流石に疲れて、2日に分けたほうがよかったと思ったけれど、
来月も浅草歌舞伎は通しにしてしまった。 覚悟して行かないと..(笑)
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着物: 東郷織物の色大島紬。 薄い灰汁色(五倍子染)。 市松模様。
帯: 名古屋帯。 南風原の花織。青灰色地。
帯締め: 伝統工芸作家の松山好成氏の伊賀組紐。 臙脂に白入り。
帯揚げ: 柿茶色? 露芝柄入り。
草履: 銀色台に藤・金・白の五嶋紐の鼻緒。
バッグ: 金泥バッグ。 濃い茶色に、金と漆で模様。
コート: 道中着。黒地。青紫色の菊花模様入り。
ショール: ワイン色 |
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2008.12.10 [水] 能・狂言鑑賞 |
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開場25周年記念特別研鑚公演の第一部と第二部を観に昼過ぎに国立能楽堂に出かけた。
1時からの第一部はお能、夕方からの第二部は狂言の会。
国立能楽堂の能楽三役(囃子・ワキ・狂言)の後継者養成研修修了者達が出演するので
研鑚公演と銘打たれているが、錚々たる顔ぶれに混ざっての多分緊張の舞台。(笑)
人間国宝の方々などの後見という贅沢は、あれはきっと師匠連だろうと思いながら拝見。
お能で大鼓の後見に亀井忠雄氏がついたのに驚いたら、
狂言「釣狐」では野村万作、石田幸雄のお二人がついて.. 特に石田氏のお顔の怖いこと..
きっとご自分がなさる方がずっと楽だったに違いないと思った。
第一部は、舞囃子・宝生流「邯鄲」と、能・観世流「望月」。
舞囃子「邯鄲」では、笛が存在を主張するが如く..
笛の会によさそうな曲だなどと、関係ないことを考えてしまう。
「望月」は、ワキとアイが研修修了者で、シテは観世流宗家の観世清和氏。
プログラムによると、台詞による舞台進行が中心で....初心者にも馴染み易い作品だそうで、
確かに私にも分かり易かった。(笑)
第二部は、狂言・大蔵流「鶏聟」、素囃子「中ノ舞」と、狂言・和泉流「釣狐」。
シテは両方とも研修修了者で、「鶏聟」は若松隆、「釣狐」は深田博治。
アドが「鶏聟」は山本東次郎、「釣狐」は野村萬斎。
「鶏聟」は実に楽しい曲!
東次郎さんが醸し出すなんとも言えない雰囲気の心地良さについて、友人と意見が一致。
「釣狐」は「猿に始まり狐で終わる」と言われる狂言の大曲。
確かにシテは大変だろうと、素人の私にも感じられた長さと動きと狐振りと..
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第一部の終了がチケット購入時より早くなっていて、第二部まで3時間半近くあった。
予定を立てていず、本も忘れてしまい、喫茶店でプログラムを読みながら時間をつぶしてから、
富山料理の「五万石」のミニ会席で早めの食事。 夜の営業開始が早くて助かった。
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着物: お洒落訪問着。 錐彫型千柄集という総絵羽柄の江戸小紋。甘茶色?
帯: ひなやの組帯。 紫紺色と薄黄色。金・黒など入り。 「縄文の畦」
帯締め: 伝統工芸作家の松山好成氏の伊賀組紐。 灰藤色。片側に白・薄緑入り。
帯揚げ: 竹色。 草木染(竹染め)
草履: 銀色台に藤・金・白の五嶋紐の鼻緒。
バッグ: 金泥バッグ。 濃い茶色に、金と漆で模様。
コート: 塵除け(雨コート兼用)。大島紬。黒地。
着物は、錐彫型千柄集というけれど、750余柄で千柄でないらしい。(笑)
肩から裾まで下にいくほど柄が大きくなる柄付けで絵羽になっているけれど、
訪問着というよりお洒落な小紋(江戸小紋)そのもの。
今回が2回目だけれど、どこにでも合う感じで気軽にもっと着たいと思った。
ひなやの組帯は締め易いので、すっかり気に入ってしまって、つい買ってしまうことに..
これは今日がお初だけれど、もう買ってはイケナイ。(爆) |
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2008.12.9 [火] 箪笥 |
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漸く桐箪笥が届いた♪
加茂の桐箪笥! 伝統工芸士の渡辺秀紀氏作の伝統的工芸品。
思い切って買うことにしてから、1年近く経ってしまった。
とっくに出来上がっていて、相変わらず何のかのと増える着物・帯が溢れているのに、
偏に私の都合で長〜く倉庫に留めてしまった。
要は、箪笥を置く場所を確保するには、○○年振りの大片付けが必要で、
私の重い腰がなかなか上がらなかったという情けない話。
背中に火がついてから漸くバタバタ動いて、バッタバッタと物を捨てて、場所を作った。
お陰で、全身筋肉痛! しかも日曜の餅搗きでも肉体酷使だったし..
午後の配送で1時から3時の間のはずだったのに、1時前に届いて驚いたものの、
雨の降り出す前に届いてよかった♪
漸く容れ物が出来たので、着物と帯を片付けようと、
出ているのを中に入れたり、他の箪笥から移したりし始めた頃には、
外は暗〜くなって、直きに降り出してしまい、整理は後回し。
どうせ、これだけ放っていたのだし.. 全部入るといいのだけれど..(苦笑) |
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2008.12.8 [月] 寒い〜い |
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朗読サークル活動日なので、昼過ぎに自転車を飛ばして出かけたら、
寒いこと、寒いこと..
一番暖かい時間のはずなのに、厚い上着だけではもう無理で、
コートを着て来なければダメだと思ったが、
何より辛かったのが手袋をしていなかった手! で、かじかむ感じ。
もう冬だわねぇ〜 と今更ながら思い知った。
昨日の餅つきはピロティで行ったので、風が通り抜けたりすると、
ホカロンを貼ってもまだ寒くて、特に髪をまとめた首筋がたまらなく寒かったのに、
今日はベランダや部屋の暖かさについ寒さを忘れて、
無防備に自転車に乗ってしまった。
これからは当分、冬仕様で出かけるように気をつけましょう。 |
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2008.12.7 [日] もちつき |
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自治会恒例の餅つき大会!
各戸にお餅引換券を配って、1時間半の交換時間の間に取りに来てもらう。
今年度の自治会当番役員の私も駆り出されて、朝から3時間余の立ち仕事!
搗き手は深川祭りの神輿担ぎ連を中心に有志の方々だが、今年は結構大人数いらして、
2つの臼から次から次と餅が搗き上がっていって、60キロが3時間しないで終了。
最初のは臼の色が微かについて茶色がかった餅になってしまうので、
有志および駆り出された自治会役員たちの味見用。
できたてのお餅は、やっぱり格別。
私達は住民の持ち帰り用に、餅に餡ときなこをからめてパックに詰めていく。
会場で食べる方には、餡ときなこの他に大根おろしと納豆も用意してあって、
それぞれ好きなものを食べてもらう。
引き換えだけの方と、いろいろ食べてからお土産に引き換えていく方と、いろいろいらっしゃる。
私達も仕事をしながら、試食を兼ねて食べていると、1日分の食事をしてしまった感じ。
食べすぎだわぁ!
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お餅をタップリ食べたので、夜は簡単に済ますつもりでいたのに、
久しぶりに息子と近所の中華料理店に行くことにして、夜もしっかりコースで食べて、
今日は完全に食べ過ぎの一日!!になってしまった。
動いて疲れたところに老酒をいつもより大目に飲んだので、酔いの回りがよくて、
家に帰って横になったら、子供をほったらかして、そのまますぐに眠ってしまった。 |
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2008.12.6 [土] 忘れ物 |
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夜やってきた子供が、玄関に入ってから「忘れ物をしたので取ってくる」と上がらずに出て行って、
直ぐに帰ると言っていた割には時間がかかったので、どこまで取りに行ったのかと思っていたら、
戻ってきたときは、花束を持って来た!
遅ればせながら、誕生祝♪ だそうで、バラの花束!
薄いピンクの薔薇と少し濃いピンクのスプレー薔薇!!
締まりかけた花屋で急いで作ってもらったらしい。
うれしくて、思わず二コリ♪ ありがとう!! |
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2008.12.5 [金] オペラ(ドンジョバンニ@新国立劇場) |
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オペラ「ドンジョバンニ」の新制作の初日公演を聴きに、夕方から新国立劇場に行った。
舞台がスペインで無くイタリアのヴェネツィアの設定らしくゴンドラまで出て来たのに少し驚いたが、
概ねスタンダードというか古典的な演出で、私にも馴染み易かった。
新国立劇場初登場の歌手が多かったが、皆よくて、馴染み易い演出と相俟って、楽しく鑑賞した。
特に今までと違う印象を受けたのがドンナアンナで、歌声が素敵というか印象的で、
このオペラの第1ソプラノはやはりドンナアンナなんだと初めて実感した。
今まではドンナエルヴィーラの印象の方が強く、ドンナアンナは霞んだ印象だったけれど、
いい歌手で聞けるかどうかで、これだけ印象が変わってしまうのかと驚くほど。
ルーマニア生まれのエレーナ・モシュク。
パスしてしまった6月の椿姫でヴィオレッタを歌ったらしい..うーん残念!
次はいつになるのかしら?
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3日続けて紬を着たので今日は久しぶりに柔かものを着るつもりだったが、
雨の予報に柔かものは諦めて、雨に強い大島紬に変更して準備していたら、3時過ぎに凄い音。
驚いて外を見ると強い雨が降っていた。 あの音は多分近くに落雷かと..
出かける準備をする時間になっても、まだ結構強い雨が続いているし、風も強そう。
結局、一転二転し、着物はやめてしまった。
柔かものを着る予定の日って、どうも雨になることが多い気がする。相性が悪いのかも..(笑)
友人も洋服だったが、会場には着物の方もちらほらといらして、感嘆した。
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先月、パスしてしまった狂言・お能が、やっぱり期待通りでよかったそう。
先月の能狂言で一番楽しみにしていた日に行き損なったのを残念に思っていたので、
話を聞くと、見損なったのがつくづく残念。
狂言もとてもよかったし、随分長かったそうで、お能には十分間に合っただろうと思うと尚更悔しい。
折角行きたくて取ったチケットを無駄にしないですむよう、心がけないと.. |
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2008.12.5 [金] 紅葉の中を |
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用事で一駅半自転車を走らせたら、途中の並木・公園の木々が色づいていて、とても綺麗!
時折強く吹く風に煽られながら、頑張って自転車に乗っていると、落ち葉で彩り豊かな道に、
昨秋作った短歌を思い出した。
「とりどりの色に落ち葉の敷く広場 天の箒か風が一掃き」
1年しか通わないうちに、3月で教室が終了してしまったのが残念。
もう少しいい歌を作れるようになりたかったけれど..
帰リ道の豆腐屋でおぼろ豆腐と五目がんもを購入しながら話していたら、店の名刺をいただいた。
名刺など無さそうな小さな店だけど、結構人気があって、売り切れのこともあるのでありがたい。
特に小さめの五目がんもは大量買いの方がいると、早々に売切れてしまう。
大きな商いを目指さず、地道に地元密着のいい店がまだ残っているのがうれしい。 |
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2008.12.4 [木] 歌舞伎(歌舞伎座、夜の部) |
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ご伝言ありがとうございました。
皆様の優しさにも支えられて、これからの1年も元気に楽しく過ごしたいと思っています。
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12月大歌舞伎の夜の部を観に、歌舞伎座に行った。
「名鷹誉石切」、「高坏」と、「籠釣瓶花街酔醒」。
通称「石切梶原」の「梶原平三誉石切」が今回は「名鷹誉石切」となっているのは、
梶原平三景時を演じる富十郎の息子の鷹之資が奴鷹平で出るための親ばかの風情。(笑)
他は、梅玉、段四郎、魁春、染五郎など。 なかなかいい芝居で楽しく観た。
富十郎の梶原がよくて、やはりいい役者だと再認識。
まだ3日目だからか段四郎は台詞が入っていず、プロンプターの声が何度も聞こえたのが
残念だったが、でも、いい青貝師六郎太夫だった。 これで台詞が入れば..
「高坏」では、酔った次郎冠者が高下駄を履いて陽気に踊る一番の見どころで、
片方の下駄の前歯が取れてしまうというハプニング付き。
もとからの1枚歯ならまだしも、2枚歯の歯欠けはバランスが取り難いだろうに、
染五郎は片歯のまま踊り続けて無事に幕。 お見事!
激しく踊るので歯欠けが時々あるのか、替わりの下駄が用意されていて、
後見が急いで取り換えようと機会を窺っていたのが、おかしいけれど印象的。(爆)
もう大分踊った後だし、リズムが中断するのは惜しいのでそのまま踊ることにしたのだろうが、
鍛錬を積んだ強靭な足腰、ハプニングに動じない役者魂がうれしかった。
「籠釣瓶花街酔醒」は、幸四郎の次郎左衛門、福助の八ツ橋。
あと、魁春、段四郎、染五郎、東蔵、彦三郎など。
染五郎は夜の部全てに出演の忙しさ。 夫々まるで違う役柄で頑張っている。
段四郎の下男治六がやはりいい。主役はしないけれど本当にいい役者だと思う。
ただ、筋があまり好きでないので、いつも楽しめないのが残念。
でも、しょっちゅう上演されるところを見ると、人気があるのでしょうねぇ.. 何故かしら?
平日だからか、初日の昼の部でも空席があったが、今日はもっと空席が目についた。
今月の歌舞伎はここと国立だけだけれど、先月まで歌舞伎公演が多かったので、
観疲れしてしまった人が多かったのか、少し寂しい感じがした。
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着物: 泥大島紬。 黒に藍の絣。 赤い絣の花模様入り。
帯: 袋帯。 組紐の創作帯。青・白。 (昨日と同じ。)
帯締め: 中央に薄紫、上下に白、端に肌色の五嶋紐。
帯揚げ: 薄紫。 薄緑・薄黄色入り。
草履: マットな墨色の台に、少しレトロな黒地の花柄の鼻緒。 |
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2008.12.3 [水] 定例公演鑑賞@国立能楽堂 |
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今日は、○○回目の誕生日♪
多分、私が単純なせいだろうけど、いくつになっても誕生日はうれしい!
どうにか元気にまた1年過ごして今日を迎えられたことに感謝!
今年も姉から電話をもらい、誕生日を覚えていてくれる人がいる幸せを感じる。
今日の定例公演は、狂言・和泉流「舟ふな」と、能・観世流「芭蕉−蕉鹿」。
狂言「舟ふな」は、シテが野村万之介さんで、アドが野村万作さん。
能「芭蕉−蕉鹿」は、シテが山本順之、ワキ宝生閑、アイ野村萬斎の方々。
大鼓が亀井忠雄氏で、子息の広忠氏が後見だったのが贅沢〜
後見しながらしっかり学んでいるらしい様子に、流石に若手のホープと思う。
「芭蕉」は動きの少ない曲で、初心者の私には難しく、2時間余がとても長かった。
これを楽しめるのはいつのことやら..
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着物: 伊那紬。 草木染(藍、りんご、など)。 白地に青縞や茶格子など。 伝統的工芸品。
帯: 袋帯。 組紐の創作帯。青・白。
帯締め: 伝統工芸作家の松山好成氏の伊賀組紐。 灰藤色。片側に白・薄緑入り。
帯揚げ: 藤紫の濃淡。花柄織り込み
草履: エナメル加工。薄水色の台。 紬地の鼻緒。
バッグ: 龍村錦裂地バッグ。 渋い群青色地。葡萄唐草文様。
コート: 道中着。黒地に青紫菊花模様。
ショール: 黒地に青灰色の刺繍。
誕生日祝いに(?)、伊那紬をおろした。
真綿紬なので暖かいし、一目ぼれした(笑)色合いで、着ていても楽しい! |
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2008.12.2 [火] 歌舞伎(歌舞伎座、昼の部) |
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歌舞伎座の12月公演の初日。 昼の部に行ってきた。
「高時」、「京鹿子娘道成寺」と、「佐倉義民伝」。
「高時」は梅玉が初役とか。
以前観た時は、烏天狗の印象ばかりが強くて、筋は殆ど覚えていなかった。
今日は筋も分かったが、やはり烏天狗の軽やかな飛び跳ねが楽しい。
「京鹿子娘道成寺」も、三津五郎が本公演で初めてというのが意外で、少し驚いた。
そう言われれば、前に観たのは奴道成寺の狂言師左近だったかも..
それにしても、三津五郎の白拍子花子の美しいこと!
女方は殆どしないので、今まで気がつかなかったけれど、本当に驚くほどの美しさ!
それに、これ見よがしなところは全くないのに、踊りの分からない私でも、いい踊りだと思う。
三津五郎の踊りの上手さを、今更のように再認識した。
坂東流の振付では「道行」に常磐津をつかう等、独特の特徴があるというが、
そこをたっぷり見せるので、本舞台に上がる前の花道での踊りの長さにも、少し驚くほど。
「佐倉義民伝」では、幸四郎の木内宗吾は久しぶりというが、前に観たのは誰のだったか?
他に、渡し守甚兵衛を段四郎、妻おさんを福助、幻の長吉を三津五郎など。
段四郎がとてもよくて、今日もいい役者だと思いながら観た。
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着物: 大島紬。 黒と青色の地色の七宝華文。 赤花入り。
帯: 袋帯。 野蚕紬。 薄茶色系(切嵌の裏面)。 こちらの面は初使用。
帯締め: 臙脂。片方に黒と生成りの斜め格子の入った五嶋紐。
帯揚げ: 黄土色。薄緑入り。
バッグ: 銘仙紬バッグ。 淡灰色と青紫の矢絣模様。
コート: 塵除け(雨コート兼用)。大島紬。黒地。
ショール: ワイン色。 |
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2008.12.1 [月] 展覧会@上野 & フランス料理@メルヴェイユ |
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一昨日の夜は丁度いい時間に眠くなって、やったぁ!と寝ようとしているところに子供が来て、
暫く相手をしてから、帰らない子供は放っておいて寝ようとしたら、あら大変..
もう寝付けなくて、そのまま朝.. 結局一日半余り起きていた。(涙)
夕べは寝そびれてはならじと、子供には早々にお引取り願った。(笑)
お陰でよく眠れて、今朝は早くから快適な寝覚め! 元気一杯!!
フェルメール展を観に、上野の東京都美術館に出かけた。
人ごみは苦手なので、混んでいるとの情報に行くのは諦めるつもりでいたら、
今日と来週は特別に月曜日も開くというので、出かけることにした。
休みと思っている人が多いだろうとの読みが当たって、切符売り場も入室も待たずにスムース。
会場内も、入り口付近とフェルメールの作品の前は少し混んでいたものの、左程の酷さではなく、
しっかり観ることができて、オランダ絵画の雰囲気を楽しく味わえた。
更に、招待券をいただいたレオナール・フジタ展を観に、上野の森美術館へ。
藤田の絵については、自画像と独特の女性の顔と裸婦の乳白色ぐらいの印象しかなかったが、
いろいろの作品に思いがけないほど先入観を覆されて、行ってよかったと思った。
「構図」の連作2点と「争闘」の連作2点の大作の力強さ、群像表現..
猫の群像も、それぞれの表情、動きの違いを楽しく鑑賞。
この猫、可愛い..こちらの猫の方が好きかしら..などと見てしまったが、
猫好きの方には堪らないだろうなぁ!と思った。
「平和の聖母礼拝堂」のために描かれた宗教画もまた違う印象で、
フランスでも高く評価されている画家なのが、初めて実感できた。
要は、私が無知だっただけなのだけど..(汗)
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銀座線で日本橋に出て、オーグードゥジュール・メルヴェイユにLO前に入れていただいた。
魚も肉も食べたいと、今日も食いしん坊の面目躍如。(笑)
オードブルは鮭を選んだ。 蟹と帆立を鮭で包んだもので、野菜のトッピングがやさしい感じ。
ああ!これ、好きだわ! と思いながら食べた。
魚はめだいで、俵形に丸めためだいに菓子用?の細かいパスタをつけて軽く揚げたもの。
周りをいろいろな有機野菜が取り巻いて、野菜が存在を主張している感じだが、
軽やかなパスタと合って、めだいのおいしさもなかなかのもの。
肉は鴨のミンチにフォアグラを入れたパイで、これも申し分なし。
デセールに洋梨を選んだら、薄くスライスした洋梨をずらっと載せた固めのアイスクリーム風。
洋梨の焦がしカラメルが効果的で、焦がした塩のソースも楽しく、見た目も味もとてもよかった。
サービスに出してくださったウェルカムシャンパンと一口のアミューズ、プチデセールもいただいて、
更に白ワインもしっかり飲んで、とても幸せ気分!
ここには久しぶりだったけれど、季節毎には来たいものだと、今更ながらの再認識。
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昨日買った和菓子のモンブランがおいしくて、追加購入に三越の新潟展に行ったのが運の尽き。
呉服売り場を覗いたら、「越後屋由縁の名店舗 きものと帯大競演」の最終日。
千總の「天橋立」という訪問着がとっても素晴らしく、羽織らせていただいた..けれど、
元が元なので安くなったといってもお値段も素晴らしく.. 庶民としては、我慢するしかない。
でも、近くにあった紫みの灰色地に暈しで連山のような柄の入った付け下げを見せられて、
これなら溜まった友の会の積立てで買えるので、つい..着尺だけ持ち帰ってしまう。
先日も、雨コートにしようと紬を買ってしまったばかりなのに..
もう買わない決心はどこに行ったのか.. 本当にダメな自分に、呆れかえってしまう。
再度着物を着始めるまで、こんなに自制心欠如とは自分でも知らなかった。
しかも、うれしくて少しウキウキして.. 救いようがないかも..(大汗) |
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2008.11.30 [日] 国立名人会@国立演芸場 |
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午後から、国立演芸場の国立名人会に出かけた。
定席や花形演芸会に比べ、持ち時間が長めなので、少しじっくり噺が聞けて、うれしかった。
出演の噺家もいいし.. やはりこちらがいいなぁ! と思ってしまう。
名人会は話す落語が予め発表されているけれど、トリの三遊亭遊三が噺変更。
どうも上手く入らなかったらしい。(苦笑) 「首提灯」を楽しみにしていたのに..(怒)
尤も、自信があるという「子別れ」(「子は鎹」)がよかったから、まあOK。
ご近所だからではないが、仲トリの柳家さん喬の「心眼」がいい。
独特の雰囲気のある人なので好き嫌いが分かれそうだが、語り分けがはっきりしていて聞き易い。
お隣の2人が休憩後は戻って来なかったけど、さん喬ファンなのかしら?
あと、春風亭小柳枝「金明竹」、三遊亭歌武蔵「子ほめ」、柳家喜多八「粗忽の釘」。
「金明竹」を聞くと、遣いのあの早口に、よく口が回るといつも感心してしまう。
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着物: 綿薩摩−東郷織物の薩摩絣(木綿)。 極薄青磁鼠のみじん格子。
帯: 名古屋帯。 イカット。 正絹で、渋めの緑系。 お初。
帯締め: くすんだ黄緑で、片方が色の違う4本に分かれたもの。
帯揚げ: 渋い若緑に、黄色と白の縞。
草履: エナメル加工の草履。 薄水色の台に紬地の鼻緒。
バッグ: 銘仙紬バッグ。 淡灰色と青紫の矢絣模様。
コート: 道中着。 黒地に青紫で線描の菊花模様。
ショール: 深緑色。
落語会なので木綿の着物。 全体を緑系で揃えて、長襦袢の中紫色で振りから覗く色を加えた。
9寸名古屋帯のイカット帯が、芯もないし、正絹のせいか、軽くて少し驚いた。
同じイカット帯でも木綿の8寸名古屋帯とはまるで違う。 9月に締めなかったのが悔やまれた。
帯揚げとお揃いの半衿の出番がない。 いつか使いたいものだけれど..
ショールは先日のオフ会のワイン色と色違いのもの。 |
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2008.11.29 [土] フランス料理@大渕座 |
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早く起きたので、何度か洗濯機を回し布団を干し..と、家事が捗ったので、
久しぶりにフランス料理が食べたいと、遅めのランチに銀座の大渕座に出かけた。
スロースタートの方ばかりだったようで、LO間近いのにテーブル席はまだ満席。
私はいつものカウンター席に入れていただいた。
オニオングラタンスープが始まっていて、うれしくなったら、
オードブルに牡蠣のショーフロアがあって、冬の料理になったのをますます実感。
オードブルは他に鮑(煮貝)、平目のカルパッチョ、マリネ、茄子。
メインは舌平目にして、おいしくいただいたけれど、早くから動いていたせいか、
もう少し食べたくて、追加に松茸のパスタをお願いし、ペロリと食べてしまう。
デザートも重めのチョコレートケーキを食べて、ワインもいつもより多めに飲んで..
睡眠をタップリ取ったので、快調、快調! でも、我ながら、本当に食いしん坊!
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私の着物には少し派手だけれど、雨コートによさそうなお買い得になった紬を見つけてしまう。
紺地に灰色や錆朱?などの格子柄で、山形の鈴源織のまほら紬とか。
そんな紬があるの!?と驚きながらも、
防水して雨コート兼用の塵除けにしようと、つい買ってしまった。
もう買わないはずだったのに、ダメじゃない!と、強く反省。 |
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2008.11.29 [土] 15時間睡眠 |
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不眠の挙句、不足している睡眠を一気に取って、15時間の連続睡眠!
自分でも呆れるばかり..
要はダウンして眠りつづけただけなのだけれど..それにしても呆れた話。
昨日は夕方から楽しみにしていた能狂言の鑑賞予定だったが、
目覚めたのが、飛び出しても開幕には間に合わず、休憩後のお能も始まってしまいそうな時刻。
動こうとしても、まだ大分きつくて.. 無理はよそうと諦めた。 残念無念!
国立能楽堂の会場25周年記念特別企画のひとつで、狂言「花子」と能「三笑」。
特別企画で当然ながら、出演の狂言師、能楽師も観たい方々ばかりだし、
歌舞伎ではよく観る「身替座禅」の元の狂言「花子」は観たことがないし、
お能の「三笑」は日本画の「三笑図」との関連で是非観たかったし..と、まだ未練一杯。(苦笑)
出かけるのを諦めたので更に寝てしまい、夜中に寄った息子も招じ入れただけで更に寝つづけて、
結局起きたのは15時間も眠ってから..
流石に夜明け前に起き出したけれど、この時間に起きているのはいつもは眠れないからで、
今日のように眠った後は、睡眠の効果あって、頭もすっきり、快調!
今日はいろいろできそう。
昨日のことは忘れて、今日はいい日にしたいもの。
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「きものサロン」のえりりんさん・ぬほりんさんの写真が素敵!
何よりえりりんさんの笑顔が素晴らしい!! |
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2008.11.27 [木] 日記に |
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拝見し損なって、気になっていた草履の写真アップをありがとうございます。
写真では分からない部分は、いつか実物を拝見出来る日を楽しみにしています。<ふうままさん
卵色の訪問着、とてもお似合いでしたよ。
<穏やかでやさしいヒトになれた気がして、なんだか嬉しい気分。
というなら尚更言うことなし。是非是非これからもお召しくださいね。<かんからさん
食べ物紹介が、いつも楽しくて、行ってみたい店が一杯!
知らない所には横着の出不精で、まだ行ったことがないけれど、行きたい店が溜まっていくので、
そろそろ、行ってみたいものだと思っているところです。 お多幸なら、寄り易いし..
ありがとうございます。 <さくまりさん
真楽新年会の候補日のリーク(笑)、ありがとうございます。
気になっていたのです。 これで空けておけます。 <しょうさん |
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2008.11.27 [木] 圓楽一門落語会、てんぷら@みかわ |
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3日連続の圓楽一門落語会の初日で、昼から国立演芸場に出かけた。
夜は雨との予報に、帰りを心配して雨に強い大島紬を準備していたのに、
早くから降り出して、着物を着る気力が失せてしまい、洋服にしてしまった。
でも、出かける気力までは失せず(笑)、無事に出かけた。
この春の一門会をパスしてしまったので、今回までパスするわけには行かないし..
一門会とあって、圓楽も登場。
暫く話して、鶴瓶が楽太郎に連れられて登場するというおまけつき。
口舌がよくないし言葉・記憶が飛ぶようで、残念ながら落語は無理だろうなぁと思ったが、
回復した顔を見られたのはうれしい。
口切の王楽の「鈴ヶ森」は、役の語り分けがはっきりしていて、分かり易い。
今年のNHK新人演芸大賞の落語部門で大賞をもらった期待の噺家なのが納得できる出来。
トリの鳳楽は「妾馬」。 大分短かったが、流石に上手い。
あと、兼好「蛇含草」、小圓朝「天狗裁」、栄楽「大師の杵」、竜楽「片棒」。
丸一仙翁社中の江戸太神楽が楽しかった。 仙翁の芸は見事! で楽しい。
日替りで今日は出演しない好楽、圓橘、楽太郎、楽之介の噺も、聞いてみたかったし、
持ち時間の制限のせいか、どうしても聞いたことのある同じ噺ばかりになるのが残念だが、
概ね満足な落語会だった。
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今月はどこにも食べに行ってないので、夜の開店時にてんぷらのみかわに入れてもらった。
いつも大満足のてんぷらで、うれしくなる。
尤も、最近ではそれが当たり前になってしまって、感動が薄くなった気がして、少し問題。
でも、てんぷらはここが基準になって、他店で食べることが殆どなくなった。
今日の季節ものは、白子。 まだ少し小さめなので、2つ出たのがうれしかった。
大きいほうがいいけれど、中まで熱くて注意しても火傷しがちなことを考えれば、
小さめだと熱さもそれほどではなく、小さいものにも利点があると思った。
2つでたのは、めごちがなかったせいもあるかも..
天麩羅にめごちがないと、やはり少し寂しいわねぇ〜 |
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2008.11.26 [水] 展覧会巡り |
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たいへ〜ん!! 行きたい展覧会の2箇所が今月で終了なのに、もう日がな〜い。
今日は家事を少しする予定だったけれど、急遽予定変更。
急いで洗濯だけして、他は全部目をつぶって、朝から出かけた。
まず、「ボストン美術館 浮世絵名品展」を観に、両国の江戸東京博物館へ。
何度か観たい展覧会がここであったのに行き損なって、行ったのは今日が初めて。
開館時刻頃には行きたいと思っていたものの、そう上手くはいかず、1時間遅れ。
並んで待たなければならないかと覚悟していたら、拍子抜けするぐらいの、軽〜い混み方。
期待通りに、なかなか見応えがあって、行きつ戻りつしながら楽しく鑑賞。
全部観てから、出る前にもう一度観たいものがあって戻ったら、
その頃には入り口付近は随分混んでいて、人を掻き分ける気力は出ずに諦めた。
初めてだし、特集「錦絵にみる忠臣蔵」も観たくて、常設展示室に行ったら、
特集もよかったけれど、常設展示全体も楽しくって、気がついたら脚が棒。
江戸資料館の庶民生活の展示もいいけれど、こちらはもっと大掛かりで全部観るのは大変。
終わりの方は次の機会に観ることにして、日本橋に移動。
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まず三越に寄って、新潟展のイートインコーナーで昼食を取った。
へぎそばよりは待っている人が少なかったので、加島屋で「長作丼」を食べた。
キングサーモンやいくら醤油漬などがのった丼で、加島屋本店でしか味わえない味とか。
それから、招待券をいただいた「茶人のまなざし 森川如春庵の世界」を観に、三井記念美術館に。
いつもより少し人が多い程度で、いつものようにゆったり拝見できた。
茶人でない私には猫に小判?と思いながらも、
あれでお茶をいただけたら..と妄想したくなる茶碗などもあって(笑)、楽しく拝見。
ありがとうございました。 <みにさん
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もう1箇所行けると、銀座線で3駅目の上野広小路から、池之端の旧岩崎邸庭園に行った。
前から洋館を見たかったところに、〈金唐紙のルーツを探る「幻の金唐革展」〉があるというので、
いよいよ行く予定でいたのに、先月から延びに延びて、漸く今日行くことができた。
金唐紙も金唐革も素敵だったけれど、凄〜い!と思ったのは、何と言っても、建物そのもの!!
外観も雰囲気があるが、内装の見事なこと!!
何度も部屋を行ったり戻ったりして、壁を、天井を、暖炉を..見比べて、溜息が出てしまった。
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上野に行くなら、鈴本の夜の部で締めようと思っていたら、
夜の部は今日から28日まで3日連続の貸切公演で一般客は入場できないという。
3日連続って、凄いわぁ! 贔屓客? ファンクラブ? 修学旅行生? .. 何かしら? |
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2008.11.25 [火] 色占い |
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先日のオフ会の楽しい趣向の一つが席に置いてくださっていた
「ねのねのね」らしさ溢れる 【江戸百鼠いろどり占い】
いただいたのは、 藤鼠 ふじねず
特徴:自分の存在を見つめるロマンチスト
色言葉:情熱・孤独・節度
そして、教えてくださった 【パントーンの色占い】
誕生月: Pagoda Blue
特徴:Wisdom, Truth, Vision
誕生日: Celestial
Private, Independent, Quick minded
感情を開放するように.. (←心します)
舞踊・音楽の才能に恵まれている人が多い。
(私の音楽の才の、貧弱と言うか、欠けていることは、哀しい例外!? なのよね〜)
藤鼠は好きな色だし、青色系も好き!
でも、Pagoda Blue って、どんな青?
日本語では何と言うのかしら? Turkish blue とも違うようだし..
OEDをざっと見ても見つけられず、詳細は不明。
Celestial Blue も具体的には、分からない..
占いは、自分の都合と気分で、心にかけたり、無視したり..(笑)
でも、思い当たることが多いと、うれしい♪ |
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2008.11.24 [月] サークル活動 |
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休日なのにサークル活動があるので、午後から出かけた。
まだ降っていないけれど午後からは雨という予報に、自転車は止めて地下鉄と歩きで行った。
休日のせいか天気のせいか、参加者は今までで一番少なく20名くらい。
年配・高齢者ばかりで私が一番若いサークルだから、気候・天気に左右される度合いも高そう。
「貴方はお若いから..」と言われるのが、日頃と違って、いつも実に新鮮!(笑)
今日から新しい題材に入って、平岩弓枝の「ちっちゃなかみさん」を皆で少しずつ朗読。
語りと老若男女の登場人物を語り分けるのが、難しい.. でも、楽しい!
私は、芝居より朗読の方が性に合うというか、ずっと楽しい気がしている。
でも、これも発表会では役割別に担当するらしい。
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降りだした雨の中を駅まで歩く10分ほどの間に、寒さで冷えてしまい、お腹も空いてきた。
で、久しぶりにお不動さんの前の「近為」で、粕漬・味噌漬の3点盛セットをいただいた。
お替りの漬物も、銀だら、鮭、カマスもおいしくいただいて、漬物も買って、
支払おうとしたら.. 大変! お金がない!!
昨日は荷物を減らすために、違う財布を遣っていたのに、
今日出かける前に小銭だけ入れ替えて、お札はそのまま忘れてしまっていた。
カード入れも持ってきていないし、食事代が払えない。
無銭飲食!?と、本当に慌ててしまった。
漸く、近所のスーパーでの買い物用にカードを1枚いつも入れていることを思い出した。
冷や汗ものの出来事に、何事もきちんと確認することが大事と痛感した。 |
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2008.11.23 [日] ねのねのね盛装オフ |
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「ねのねのね」主催の盛装オフに参加させていただいた。
今年の干支のねのねのねの方々のお祝い、スペシャルゲストの2度目の成人式の方々、
そして、素敵な着物姿を拝見しながら一緒にお祝いしようというメンバー達。
思い思いの盛装姿の30名は圧巻! 眼福、眼福♪
ひとり群を抜いて年齢が高かった私は、英気をいただいた気が..(笑)
早速アップしてくださった写真を楽しく拝見しながら、
今更のように年齢差を実感して、 少し場違いな感も無きにしも非ずだけれど、
またご一緒させていただけることを今から楽しみにして.. (爆)
おみくじなどの「子」に因んだ趣向も素晴らしく、
企画してくださったねのねのねの皆様方、楽しくご一緒して下さった方々、
本当にありがとうございました。
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着物: 山岡古都氏の訪問着で、「野に咲きあふるる」。灰藤色地に墨色の縞、灰藤色の花模様柄。
帯: 袋帯。 ひなやの組帯。 焦げ茶色地に、金色・白色。
帯締め:道明の唐組紐。 「波の緒」。 白・藤・紺・青に金入り。
帯揚げ:灰藤・灰紫。 雪輪に模様入り。
草履: 薄金色台に、白・金色の五嶋紐の鼻緒。
バッグ:金泥バッグ。 濃い茶色に、金と漆で模様。
コート:道行きコート。 紫色。 刺繍入り。
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散会してから、お誘いを受けてご一緒に愛宕山の萬年山・青松寺に寄った。
東京のど真ん中、聳え立つビルの間に、こんな空間が残されていたなんて..
思いがけない経験ができて、これも楽しかった! です。 |
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2008.11.22 [土] 楽しみ..だけれど |
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明日の盛装オフ会、とっても楽しみ!
ただ、このところエンジンがなかなかかからなくて、
夜中になっても、仕度が全くできていない。(涙)
着物も帯も、何もかも、これから..
考えている着物はあるものの、合う帯を探さないと..
でも、主役の方々の盛装を楽しむのが出席の主目的だから、
私はあまり悩まないでいいかと、体調に合わせトーンダウンというか..
まあ、それなりに..で、お許し願いましょう。 |
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2008.11.22 [土] お悔やみ申し上げます |
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<優しくて、楽天家で誰からも好かれていた母だった。
<皆に好かれて、陽気で楽天的で、歌が好きで、
辛いなんて言った事が無く、否定の言葉も言わない人。
相次ぐ訃報に驚くばかりです。
お二人ともお元気そうで、楽しそうな会食のご様子を拝見したばかりでしたのに..
私の母と重ね合わせて、喜んでもいたのですが..
よい思い出を残していってくださったお母様がたの
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。 |
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2008.11.21 [金] 能鑑賞、富山料理 |
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国立能楽堂の定例公演に出かけた。
夜の公演なのに、冒頭の狂言を見損なってしまった。(涙)
野村萬斎と野村小三郎という若手(狂言師としては)で、観たことのない「引括」。
和泉流では「引括」だが、大蔵流・茂山千五郎家では「延命袋」という名で上演されるという。
楽しみにしていたのに、残念。
パスしようかと思ったけれど、お能には間に合うだろうと慌てて出かけたら、
着いたのはやはり、短い狂言が終わって、ちょうど休憩に入ったところ。
まず食堂で柿の葉すしを食べてお腹を落ち着かせてから、席に着いた。
お能は、観世流の「融—舞返之伝」。
これが観たくて取ったチケットで、狂言は大当たりの付録みたいだったことを考えれば、
パスせず行ってよかった!
シテは木月孚行氏。 前シテの老人も後シテの源融も、楽しく拝見した。
特に後場の「早舞」は動きが大きく、楽しみながら、でも息を詰めて見入った。
前シテの面が見たことがないと気になっていたら、「笑尉」というようだ。
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友人も来ていたので、また一緒に富山料理の「五万石」でミニ会席をいただいた。
お能の前に食べた柿の葉ずしは2つだけだから、ここでも楽々完食。
小鉢がかぶらずしで、冬を実感。 日本料理はこの季節感が堪らない。
帰宅後、アレコレしているうちに小腹が空いてきて、
友人からいただいたサンメリーのぶどうパンに蜂蜜をタップリつけて、一切れペロリ..
本当に食欲の秋だわねぇ!
このところ太り気味で、少し痩せたいのだけれど.. 食欲のほうが勝ってしまうのが哀しい。 |
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2008.11.20 [木] ヌーボー解禁 |
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この頃は家で殆ど飲まなくなったので、溜まったワインもそのまま、眠らせている。
暑さで悪くならないかと心配しながらも、夏を過ごさせてしまう呆れた状態。
でも、ヌーヴォー解禁日には、年に1度のお祭りだし..と、毎年1本だけ通販で取り寄せている。
今年もプレミアムヌーヴォー1本+生ハムというセットを注文して、朝から届くのを待っていた。
ワインは、トリシャールのボージョレヴィラージュヌーヴォー。
夜に早速飲んだら、なかなかよくて、ニッコリ!
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仙台に出張の息子から土産の希望を聞いてきたので、笹かまぼこを所望したら、
日持ちしないそうだからと、家での用事も済んでから真夜中に持ってきてくれた。
そんなに日持ちしないはずは..と見てみたら、包みの賞味期限は1週間先!
気づかなかったそうで、もっとたくさん買ってくるのだったと言っていたが、
当然まだ残っているヌーヴォーに、2人でミスマッチと笑いながら、早速食べた。
阿部蒲鉾店の厚焼笹.. おいし〜い!
材料の魚肉が、たら、いとより、ぐち、吉次、真鯛、その他近海の魚と表示されていて、
成る程、おいしくて当たり前と納得。
それにしても、魚に疎くて、吉次なんて初めてで、読み方さえ分からない。
ワインに蒲鉾だけではちょっと楽し過ぎ?と、りんごも食べる。
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ノンビリしていて、ねのねのね盛装オフの準備は、着物も帯も何もかも、これから決めるところ。
着ようかと思っている着物が仕立てあがって、今日届いた。
つきそいらしく地味めのこの着物がいいかしらと思っているけれど、帯に迷いそう。
もう少し訪問着然としたのなら、帯はかえって楽だけれど..
お供の「子」も含め、少し頭の体操をすることになりそう。(笑) |
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2008.11.19 [水] 中席@国立演芸場 |
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今月の中席は、春風亭柏枝改め春風亭柳橋の襲名披露」公演。
半券割引でチケットを取ってあったので、昼から国立演芸場へ出かけた。
襲名披露公演は、2〜3ヵ月かけて各地・寄席を回るようだが、
1日だけの単発がいくらか残るくらいで、主なのはここで最後とか。
それにしても、今年の定席は襲名披露・真打披露が多いけれど.. 今年が特別なのか??
口上は、私も流石に慣れたけれど、専ら自分の宣伝をしているのではないかというのもあって、
激励しているのかちゃちを入れているか分からない感じで、楽しいというより、おかしい!
柳橋は「禁酒番屋」、仲トリは三笑亭夢丸で「かがみ」。
春風亭べん橋「時そば」、春風亭柳太郎「尻餅」、桂歌春「長命」、三遊亭右紋「都々逸親子」。
同じ噺でも、噺家によって違う印象なのは、歌舞伎やオペラと同じね〜と思いながら、
今日も気楽に笑っているうちに時間が過ぎていった。
漫談の新山真理は、踊りの姉弟弟子とかで、べん橋との寄席踊り「奴さんから姐さん」つき。
あと、曲芸。 若い女曲芸師のコンビ。 芸は、まだ..
*****
帰りに駅の近くのオーガニックハウスに寄ったら、食べたかったものは売切れ。
で、有機栽培の惣菜をあれこれ盛り合わせた。 重さで代金を払うシステム。
時間が時間なだけに、サラダ以外の本来は温かいであろう料理も全〜部冷えていたけれど、
どんな料理があるのか一度自分で取ってみたかったので、まあOK。
でも次回は温かいのを食べたい。(笑)
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着物: 泥大島紬。 黒に藍の絣。赤い絣の花模様入り。
帯: 八寸名古屋帯。 胡粉色地に赤・黄・緑で木立柄。 葉はないけれど紅葉の感じで秋の帯。
帯締め:くすんだ黄緑で、片方が色違いの4本に分かれたもの。 2年ぶりくらい?
帯揚げ:薄灰緑色。 麻の葉のような柄入り。 これも久しぶり。
草履: 墨色の台に、墨色地にレトロな花柄の鼻緒。
バッグ:銘仙紬バッグ。 淡灰色と青紫の矢絣模様。
コート:黒地に青紫の菊花模様の道中着。
着物の裾回しが朱色のぼかしで、流石にもう無理そうと思うし、
袖口と裾が返ったときの赤さに、自分でもたじろぐけれど、見なかったふりをして(爆)
まだ着ている。
大体、7マルキ一元の大島紬としては破格に安い気がして、
裾回しは替えるつもりで、仕立てあがりを買ったのだけれど、
しつけ糸がついたままのを一度も着ないで替えるのは..とケチンボ根性がむくむくと..(大爆)
で、替える前に少しは着ようかと..2年近く、思い出したように着ている。
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夜は、自治会役員会。
一緒の総務担当さんが欠席とかで郵便ポストに資料がいろいろ入っていて、少し慌てた。
夜中か朝の出勤時にでも入れていってくれたらしい。
今日の議事録は私が作らなければ..
12月初めの年末恒例の餅つき会、来年2月に予定のバス旅行..まだまだ行事がある。
寄席は1月?2月?.. 日にちだけでも早く決めて欲しいけれど.. |
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2008.11.17 [月] 児童館でお話の会 |
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9月に続いて、入っている朗読サークルが児童館でお話ボランティアをした。
「ばけもの寺」という話を、語り、坊様、化け物5人、村人4人で演じた。
今回は私は出演しないので、気楽にさくらというか観客になるはずだったのに、
急に照明係(というほどのものではないけれど..)になって、気忙しかったものの、
観客として見るのも、子供達の反応もよく見えるし、なかなか楽しい!
それにしても、朗読というより芝居だなぁ!と思う。
昨年度通った朗読教室の終了者たちの朗読サークルに今年の4月に入会したのだけれど、
朗読と思っていたので、少し違う印象が強くなってきている。
前回私も出演した人形劇でも台詞を言いながら指人形を遣うのが大変だった。
朗読だって芝居心は必要だけれど、今回は特に動きもあるし、芝居は不可欠。
それに、衣裳や小道具も自作しているし.. 高齢者パワーは、凄い!(笑) |
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2008.11.15 [土] バレエ「アラジン」鑑賞 |
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2008−2009シーズンのバレエ開幕公演を観に、昼過ぎに新国立劇場に行った。
英国バーミンガム・ロイヤルバレエのデヴィッド・ビントレーの「アラジン」で、世界初演!
久しぶりのバレエ鑑賞になった。
何年か前には、少しはバレエも楽しめるようになりたいと、
続けてシーズンチケットを取って、頻繁に観に行っていたのに、
そう言えば、昨年はバレエをどうも観に行かなかったらしいと、ふと気づいた。
バレエも観たいと思って、久しぶりにまたシーズンチケットを取ってみた。
勤務時代はいつもホリデーセットだったけれど、今回は初日のプルミエセット。
以前はいつも、1階中央の前の方のブロックが取れたのだけれど、
今回は申込多数とかでそこは取れず、脇のブロックになってしまった。
通路より前のセンター寄りならと、迷いながらも取ってもらったら、
今日の席は通路脇だったせいか、心配したよりは観易すかった。
公演毎にチケット申込をしないで済むのは、やはり楽だし、取ってよかったように思っている。
よく知っている「アラジン」の話を題材にしているので、展開が分かり易いし、楽しく鑑賞!
特に、第1幕3場の「財宝の洞窟」の宝石たちの踊りが楽しかった♪
宝石の色に合わせた衣裳も楽しく、踊りもそれぞれで変化があって、楽しめた。
プログラムに拠ると、イギリス人のアラジンの印象は、どうやら中国と関係が深いらしくて、
最後に、中国の旧正月に見られるような龍が出てきたのには違和感があったものの、
舞台装置も衣裳も好きで、久しぶりのバレエを楽しんだ。
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着物: 白大島紬。
帯: 染名古屋帯。 鶯茶色地に、白で「エジプト」柄が入ったもの。
帯締め:灰色で裏は深緑の五嶋紐。 両面使いの帯締めの裏側を初めて出して締めてみた。
帯揚げ:鶯色。 暈し入りで、「幻雪」。
バッグ:薄茶色の野蚕紬バッグ。
コート:黒地の大島紬の塵除け(雨コート兼用)。
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帰りに日本橋の高島屋に寄って、特別食堂で夕食。
名前に惹かれて、大和屋三玄の会席の「紅葉御膳」をいただいた。
お酒も、今月のお勧めという「磯自慢」の純米吟醸を1合。
帰宅したら息子が来ていたので、「飛良泉」の純米吟醸を2人で飲んだら、空になってしまった。
無論、息子が沢山飲んだのだけれど、私もいい気持ちで、少し飲みすぎたような.. |
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2008.11.14 [金] またも |
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またやってしまった。
午後から国立劇場の幸四郎・染五郎の新作歌舞伎に行く予定が..
皆さんのお元気なご様子、楽しそうな居酒屋体験などを、羨ましがっているだけでなく、
私も元気を出さなければと思う。
土曜のバレエは世界初上演とか..パスはしないぞ! と強く思っている。 |
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2008.11.13 [木] 歌舞伎(歌舞伎座 昼の部)、洛趣展 |
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歌舞伎座の顔見世興行の昼の部に行った。
うれしいことに、着物も着て、無事に出かけられた。
日曜から水曜まで殆ど動かずひたすら休養状態だったのだから、行けて当たり前でもあるけれど、
逆に休みすぎて昨夜はまた眠れず.. でも、気を入れて、行って来た。
趣味三昧で遊び呆けているのに、気合が必要とは.. トホホだけれど..
「盟三五大切」の通しと、「廓文章−吉田屋」。
「盟三五大切」は、仁左衛門、菊五郎、時蔵。 あと、田之助、左團次、歌昇、東蔵..など。
「吉田屋」は、藤十郎、魁春。 それに、我當、秀太郎..
顔見世興行の贅沢な顔ぶれ。
実は両方とも筋立てがどうも好きになれないのだけれど、
好き嫌いとは別に、やはり上手いわぁ! と、結構楽しく観劇。
ただし、昼食後はときどき居眠りつき..(汗)
*****
帰りに、洛趣展に行こうと、日本橋の三越に寄った。
いつもご案内をいただく長久堂で求肥やわさび餅を購入。
頂戴した茶席券で、お薄をいただく。 菓子は「柿の葉」。
その後、オフ会に連れて行けそうな「子」を求めて、会場内をアチコチ見て歩いたが、
犬、猫、兎などはあるものの、あとはもう来年の「丑」ばかり。
この時期には今年の干支の鼠はもうどこにもない。
聞いてみたら、ちょっと笑われてしまった..ような気がした。 クシュン..
見たいと思っていた投扇興や、芸艸堂に寄るのをすっかり忘れてしまった。
今日は遅くてできなかった西陣織展の綴れ織体験もしてみたいし、
明日の帰りに、できればもう一度寄りたい。
*****
着物: 米沢の中村工房の、みちのく紫根染紬。
帯: 野蚕紬の袋帯。 生成り色が中心で、多色のいろいろの縞・格子の切嵌。
帯締め:灰紫色で、両端に生成り色の入った五嶋紐。
帯揚げ:藤紫の濃淡の縮緬。 花柄が織り込まれたもの。
バッグ:薄茶色の野蚕紬バッグ。
コート:黒地に青紫の菊花模様の道中着。
着物は、すみれ色、オリーブ、灰茶などの、変化のある色・縞の組み合わせの、
素朴な風合の紫根染紬を、おろした。
紫色が気に入って買ったけれど、灰茶色の太い段の印象が強くて、少しガッカリしたところに、
紫系でと店に任せた八掛けの色が好みと違って赤紫で、なかなか着る気にならなかった。
私の色の好みを別にすれば、八掛けの色は着物に合っているようにも思うし..と、
ついに今日着てみたら、紬のすみれ色≒青紫色もしっかり主張していて、
心配したより、初めの印象に近く、ホッとした。 これからは時々は着たいと思う。
帯締め、帯揚げで、紫色を追加。 ともにお初。
バッグは野蚕紬で、帯に合わせた。 先日ついつい購入してしまったもので、軽くてうれしい!
寒くなったので、ついに今秋初めてコート着用。 でも、歩くと少し暑くて、汗をかいてしまった。 |
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2008.11.12 [水] 寒さに負けた? |
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寒い〜
昨日の11日は、新橋演舞場の花形歌舞伎の昼の部を観に行く予定だったのに..
残念ながらパスしてしまう。
先日の夜の部には行ったので、まあよしとしましょう.. どうしようもないし..
明日は11月恒例の歌舞伎座の顔見世興行の昼の部に行く..予定。
そして、明後日は国立劇場の歌舞伎、その次はバレエのシーズン開幕初日。
パスしないで済むよう頑張りたい と言っても、どう頑張るのか..(汗)
しっかりしてよね! と自分自身に言い聞かせている。 |
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2008.11.10 [月] 沈没 |
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昨日の9日の日曜日の朝は、地域環境美化で、まちをきれいにする運動日とか..
住まいの庭・周辺を掃除することになっていて、
自治会の動員がかかっていたけれど.. ダメ.. パスさせてもらう。
午後は自治会主催の敬老茶話会で、私の階からもお一人参加予定だったけれど、
動員がかからなかったので、人手は足りているのだろうと、これも失礼させてもらう。
*****
今日10日月曜日の午後はサークル活動日。
唯一の自分が動く趣味なのだけれど.. やっぱりパス..
先週ダウン状態の中を無理して出かけたつけもあってか、沈没状態が続いている。
まあ、いつものことなので、自分では仕方が無いかと軽く受け止めるようにしている。
とは言え、やっぱり困ったことで.. 早くどうにかしたい..
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のらくろくんたちの動画、かわいいですね〜
癒されています。
ときどき、のらくろでなく、ちびくろと勝手に改名してしまい、自分でアレッ?? と.. |
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2008.11.8 [土] 能狂言、天真庵 |
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能狂言を観に、国立能楽堂に出かけた。
無理せずパスしようかと思っているうちに、チケットを取ったのは、観る機会の少ない
金春流のお能だったからなのを思い出して、今日も大慌てで出かけた。
今日は開演に間に合わず少し遅刻したが、普及公演で最初に解説・案内があるので助かった。
講師には申し訳ないが、通路際の席だし周りの方にはあまりご迷惑をかけずにすんで、ホッ!
番組は、狂言・和泉流「横座」と能・金春流「清経」。
狂言の出演者は、佐藤友彦、井上菊次郎など、名古屋在住の方々。
最近は菊次郎氏の狂言を観る機会がよくあるが、好きな狂言師のお一人になって、
いつも楽しんで観ている。
狂言の牛を観たのは初めてだったが、面がはっきりと見えなかったのが残念。
お能の地謡に、今夏、銀座の金春祭りの講座でいろいろ教えてくださった方々が多く、
なんとなくうれしい思いで拝見した。
後見のお一人がご宗家の金春安明氏だったので、あらっと思ったけれど、
最後の刀を拾って入られる時まで動きがないのは、イザとの場合のための後見なのかしら?
アイが出ないし、開幕すぐにツレが舞台に出て控えてから囃子が始まるのが、珍しい。
解説つきでも相変わらず分からないことが多いけれど、ゆったりとした時間を楽しんだ。
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終演後は、都営地下鉄を乗り継いで、押上の天真庵へ行った。
今日も幸いお蕎麦があったので、文膳をお願いしたが、
今日のお酒は多治見の小左衛門、小皿はむかご。 あと、香の物に、コーヒー。
さらに、デザートにそばがきぜんざいと黒豆茶のセットをいただく。
そして、冷凍庫にギッシリのベーグルがあるのに、いつもの「もち麦入米と麦」というパンを購入。
本当に食いしん坊だわねぇ!
ノンビリしているうちに、みずえさんがいらして、少しお話しながら長居してしまった。
ここで偶然お会いしたのは初めてで、うれしくて.. |
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2008.11.7 [金] 顔見世大歌舞伎(夜の部、歌舞伎座) |
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11月恒例の歌舞伎座の顔見世興行。 7日の夜の部に出かけた。
パスしそうになったけれど、今月の歌舞伎の中では一番楽しみ! にしていたのを、
ギリギリの時間に運良く思い出して、大慌てで出かけて、開幕直前に滑り込んだ。
「菅原伝授手習鑑−寺子屋」、「船弁慶」、「八重桐廓噺−嫗山姥」。
「寺子屋」がとってもよくって♪♪、頑張って行った甲斐があった。
梅玉と魁春の源蔵・戸浪もよかったけれど、
何と言っても素晴らしかったのは、仁左衛門と藤十郎の松王丸と千代。
特に、藤十郎の千代から親の情愛がとてもよく伝わってきたし、
松王丸と千代が舞台を圧する存在感で、素晴らしい♪ と、感動しきり。
段四郎の玄蕃も、いばりくさった感じでなく、これもいい感じ!
上方風の演出は、見慣れたいつもの場面と少し違うところもあるのだけれど、
これだけでも、もう一度くらい観たいと思ったほど.. でも、無理でしょうねぇ〜
「船弁慶」は、菊五郎が静御前と知盛の霊を演ずる松羽目物。
あと、富十郎の義経、左團次の弁慶、芝翫の舟長に、舟子が東蔵・歌六・團蔵の3人..
顔見世ならではの豪華な顔ぶれ。
いい舞台ではあったけれど、最近観たお能の方が印象深かった。
歌舞伎では何度か観ているけれど、お能で観たのは初めてだったせいかしら?
3代目時蔵50回忌追善狂言の「嫗山姥」は、現時蔵の八重桐がよく、
特に、幕切れ近くに超人的な力を持ってからの変化が見事!
歌昇の女方は滅多に観ることが無いが、腰元お歌が楽しくて、いつもながら上手い。
梅玉の煙草屋源七実は坂田の蔵人時行は、孝太郎の白菊が最後に出てくるいい役なのに比べ、
どうも最後が情けない格好悪い役どころだと、いつもと同じ印象。
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着物を着る気力も時間もなく、出ていた洋服を適当に着て出かけたが、
着物の方も結構多く、着物でなかったことが少し残念だった。 |
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2008.11.5 [水] 花形歌舞伎(夜の部、新橋演舞場) |
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先週の遡り日記。
今月の新橋演舞場は若手の御曹司がずらっと揃っての歌舞伎で、5日は夜の部に出かけた。
「伽羅先代萩」の通しと、愛之助と獅童の踊りで「龍虎」。
「伽羅先代萩」は、菊之助の政岡に、愛之助の八汐、それに、海老蔵の弾正、獅童の男之助。
史上最も若い政岡という菊之助が、綺麗!
でも、「竹の間」はまあよかったけれど、「御殿」は観ている方が疲れてしまう感じで.. 難しい。
頑張っているのは分かるのだけれど、この役を演るには、やはりまだまだ若すぎて、
少し無理がありそう。 将来には期待できそうだけれど..
愛之助の八汐は仁左衛門そっくり! 一生懸命に仁左衛門写しだが、悪くない。
海老蔵の弾正はなかなかふてぶてしい悪ぶりに大きさも感じられて、結構好き!
若手が頑張っていたものの、若手より、竹の間の門之助の沖の井がとてもいい!
この人のおかげで舞台がしまって、流石!と思いながら観ていた。
それに、政岡の息子の千松を演った子役が鶴千代君より小さいのに実に上手くて、健気で感嘆!
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着物は、シルクウールの小紋。 灰茶色地に、流水に小枝模様。
鼠色地の名古屋帯。
臙脂色で、片方に黒と生成りの斜め格子の入った五嶋紐の帯締め。
薄小豆色に生成り色の入った帯揚げ。
黒地に青灰色の刺繍の大きめのショール。 |
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2008.11.4 [火] 10月の着物着用歴 |
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忘れないうちに10月の着物着用備忘録。 袷。 ウールと木綿は単衣。
着たもの着ていないものが分かって、次回着用の参考になって助かるので、
少し遅くなったが先月の着用歴をまとめた。
10月1日 オペラ(トーランドット、新国立劇場) 本塩沢訪問着(黒地、垣草花柄) 袋帯(青灰色地)
10月2日 笛の会(国立・小劇場) スワトウ刺繍訪問着(大島、銀鼠色・墨色) 袋帯(墨黒色地)
10月5日 歌舞伎(夜の部、歌舞伎座) 小紋(シルクウール、灰ベージュ) 名古屋帯(鼠色地)
10月7日 歌舞伎(国立劇場) 白大島紬(地空き) 袋帯(野蚕紬、焦げ茶・生成り)
10月11日 琵琶の会(国立・小劇場) 付け下げ(シルック、段暈し、灰青) 袋帯(青灰色地)
10月15日 演芸・中席(国立演芸場) 琉球絣紬(木綿、濃藍色地) 紋八寸帯(博多、白地、縞)
10月18日 花形演芸会(国立演芸場) 小紋(シルクウール、灰ベージュ) 八寸帯(博多、黒地、華段他)
10月19日 桂米團治襲名披露(新橋演舞場)薩摩絣(木綿、極薄青磁鼠、微塵格子)袋帯(薄緑地)
10月22日 能狂言(国立能楽堂) 白大島紬(地空き) 袋帯(墨黒色地、菱柄)
10月25日 オペラ(リゴレット、新国立劇場)大島紬訪問着(泥染め、黒地、箔散らし)袋帯(青灰色地)
10月28日 会食(メトロポリタンホテル) 風通お召し訪問着(吊り暈し、葡萄色地)袋帯(紅藤色、蔦葉霞)
10月の着物着用は11回。
外出中止や雨などで続けて着そこなったりもしたが、着物にいい季節になって、大分着られた。
着物は正絹は袷だけ5枚に、木綿を2枚と、シルクウールとシルックを1枚ずつで、合計9枚。
正絹5枚のうち4枚が訪問着。 滅多に着ない訪問着を、今月は4枚も着たのが画期的。(笑)
訪問着と言っても、1枚は吊り暈しで色無地風のさりげないもので、他は紬訪問着ばかり。
本塩沢、大島紬、大島紬にスワトウ刺繍で、いつも通りの着易さ重視。
あとは、白大島紬。 白大島紬はせいぜい11月半ばまでかしら?と思っているので、2回着た。
シルクウールも、この時期向きの柄かと、2回。
木綿は、琉球絣と薩摩絣の2枚。 どちらも普段着といってもちょっとした外出に着ている。
あとは、雨仕様のシルック。 天気の悪い日に着物で出かけたい時には、やはり重宝する。
帯は、8本。 5本が袋帯で、3本の名古屋帯のうち2本が博多帯。
袋帯を8回締めているのに、なんと3回も締めたのが1本あり、他にも2回締めたりして、5本だけ。
帯合わせを少し怠けたかしら? と少し反省。
(着物で外出したのだからOKと、反省は少しだけだけれど.. ・笑)
まだコートを着るには暑くて、でも半ば以降は帯出しではどうかしら?と、ショールにした。
小さめの軽いものから、月末は少し大きめのものへと移行。 |
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2008.11.3 [月] 文化の日 |
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文化の日なのに、何もせず寝て曜日になってしまった。
このところ、展覧会にも行ったし、まあいいかと..
ところで、ワンちゃんの話だったのですね〜
猫でも犬でも何か小動物を飼っている方には見当がついたらしいのに、
私ときたら..早とちりがお恥ずかしい..
それにしても、ワンちゃんなどというのは畏れ多いような高貴な雰囲気ですね。(笑) |
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2008.11.2 [日] 小吉 |
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2〜3日中ならいつでもいいのだけれど日本橋に行く用事があるので、
どうせなら「きもの・和・日本橋」の「日本橋きもの絵巻」大集合写真撮影会に行こうと、
午後から急いで着物を着て出かけた。
着物姿の大集合はさぞ壮観だろうから見てみたいし、
プロ写真家が着物姿を撮ってくれるという「フォトセッション」も楽しそうで、
何よりワクワクするような「きもの富くじ」もあるというし.. と今日出かけることにした。
2時過ぎには着いたけれど、5箇所の撮影場所はどこも予定数の整理券配布終了だそうで、
無料のプロ撮影写真はあえなく空振り。 昼から配布して直ぐになくなったとか..
呉服売り場などを覗いて時間をつぶしてから、集合写真撮影会場へ。
どうも1000人は集まらなかったようだけれど、あんなに大勢の着物姿を見たのは初めて。
いろいろの年代の方が様々な着物を着ていらして、見ているだけでも楽しかった。
撮影終了後、お会いした真楽メンバーと一緒にお茶をいただいて、
着物に詳しい方々の何気ないお話を楽しく拝聴。
お別れしてから、先日見つけてつい頼んでしまった野蚕糸のバッグを受け取りに行った。
野蚕糸の帯を締めて行ったので、ピッタリだと言われて、ニッコリ..
この帯を持っていたので、バッグも買うことにしたのだから、やっぱりうれしい。
そして、帰る前にクリームあんみつを食べようと叶匠寿庵に行ったら、
クリームのトッピングサービス中とかで、うれしいこと続き.. 明日までだそう。
そして更にうれしいことに、富くじに見事に当って、4等賞!
4等賞までかと思っていたら、当選発表では6等賞まで追加されていたので、
当りは5人に1人の割合くらいになるみたい。
くじ運が悪く、当ることなどまず無いので、4等賞でもうれしかった。
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五倍子染の市松模様の色大島紬。 都城の東郷織物のもの。
焦げ茶と生成りの野蚕紬の袋帯。
臙脂に白の入った伊賀組紐の帯締め。 伝統工芸作家の松山好成氏のもの。
薄小豆色の帯揚げ。 生成り色入り。
今日もコートは止めて、黒地に茶色のカシミール刺繍の大きめのショール。 |
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2008.11.1 [土] 落語と、展覧会のはしご |
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今日から11月。 天気もよく気持ちのいい日に、芸術の秋をまた体験しに出かけた。
まず演芸を楽しみに昼から国立演芸場に。 このところよく行く定席で、今日は上席。
国立名人会や花形演芸会に比べると小粒だけれど、若手の噺も少し聞こうかと出かけている。
チケット代がもともと安い上に、半券割引で更に安く済んで、うれしいし..(笑)
上席は5人の真打昇進襲名披露公演で、真打も他の出演者も日替り。
あ! 演芸は芸術でなく芸能?
でも、人間国宝の方々の芸は間違いなく芸術! よね〜
今日の真打は、三遊亭あし歌改め歌橘で、「井戸の茶碗」でトリを務めた。
師匠の圓歌は新作落語「?(題名は知らない)?」で、仲トリの金馬は「長短」、
それに、歌司の「替り目」と、若圓歌「鮑のし」、金兵衛「寿限無」。
真打襲名興行だけあって、出演者が小粒ということも無かったわねぇ〜
三味線漫談の小円歌はかっぽれ付き。もしかしたら、レパートリーはかっぽれと奴さんだけ?
漫才の笑組(初めて聞いた)も南京玉すだれ付きで、あとは奇術。
開演前の前座の噺には間に合わなかったけれど、開演時に滑り込んで、楽しく笑って過ごした。
持ち時間のせいか噺がいつも聴いたことのあるものが多くて、
今日も古典はお馴染みの噺ばかりなのだけが少し残念で、1つくらい知らないのを聴きたい。
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終演後は、六本木の展覧会回り。
国立新美術館とサントリー美術館の「巨匠ピカソ展」競演。
パリ・ピカソ美術館の大改修に伴って可能になった世界巡回展の一環として、
2館で同時開催する史上空前の回顧展だそう。
両館を連続して観たら、結構な展示数で、とても見応えがあった。
初めに行った国立新美術館で、閉館間際の人の減ったところをもう一度一回りして、
じっくり見せてもらったら少し疲れて、サントリー美術館では一通りでお終いにしてしまった。
そして更に森美術館の「アネット・メサジェ:聖と俗の使者たち」に回った。
普段はまず行かない現代美術展だが、招待券をもらったので行ってみたら、
分からないなりに印象的な作品もあって、時には現代美術もいいかもしれないと思った。
赤い布などを使った動きのある「カジノ」や、「ふくらんだりちぢんだり」が楽しかった。
展覧会にはあまり行かないのに、昨日に続けて行ったせいか、帰りには脚が痛いくらい。
日頃の、運動不足どころか、動不足(苦笑)を痛感した。
まだ行きたい展覧会がいくつかあるし.. 今月中に行けるかしら? |
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2008.10.31 [金] 「大琳派展」 |
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「大琳派展−継承と変奏」を観に午後遅く国立博物館まで出かけた。
金曜日で夜8時までなので、中途半端な時間に行くよりは、仕事帰りの人はまだ来ないけれど
観終わって帰る人が多くなる頃がいいかと、少し遅い時間に行った。
そのせいで、折角同じ日だったのにnekomamaさんにお会いし損なったのは、残念!
「風神雷神図」が、夏の「対決」展の時の宗達、光琳だけでなく、抱一、其一と、
4作並んでいるのが、凄い!
丁度あまり混んでない時間帯だったようで、宗達→光琳→抱一→其一の、
それぞれの変化を何度も見比べながら、楽しく鑑賞できた。
一回りした後で、もう一度行った時には宗達の屏風の前は沢山の人で、近づくのが大変。
ラッキーだったと、今回は時間の選択がよかったことを自賛!(笑)
他にも、副題の「継承と変奏」に納得がいくような展示が大分あって、
見比べながら、昔は今よりもっと模写から学んでいたのだろうと思った。
それに、光琳が深川の冬木屋のお内儀に描いたという白綾地秋草模様の小袖が素敵!
着物も展示されているとは知らなかったけれど、
前々から観たいと思っていたので、見つけたときは、とてもうれしかった♪
抱一の白綾地梅樹下草模様の小袖もよかったし、着物も観られて一層楽しい鑑賞になった。
「大琳派展」だけで大分足が疲れてきたのにもめげず、
「高野コレクション−浅井忠の作品」を見ながら企画展示室を通って本館に移動。
本館で2階への階段に向かう途中の部屋で、高村光雲の「老猿」を見つけ、暫く観入る。
そして、目当ての「能と歌舞伎」の特集陳列「安土桃山時代の能装束」を観に、2階へ。
素敵な小袖、狩衣等に、脚を引きずりながらも(爆)、来てよかったとニッコリ。
そして、隣室の「浮世絵と衣装−江戸」でも、衣装と浮世絵などを拝見。
更に国宝室にも行って、狩野秀頼筆という「観楓図屏風」を観る。
さあ、帰ろうと1階に降りて、正面出入り口に行くまでの部屋で、今度は仏像を拝見。
この部屋で展示の仏像はいつも素晴らしくて、素通りできない。 国宝や重文が多い。
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デリーでカレーを食べるつもりが、山を降りた頃には、店まで歩く気力が無くなっていた。
「大琳派展」をゆっくり観て本館も覗いていたら、すっかり疲れてしまったが、
寝ていないところに2時間半以上歩きづめだったのだから、無理も無い。
近いところで休みたくて、みはしでおでん茶飯を食べて、更に甘味も追加。
最近太り気味で、甘いものは減らしたいのだけれど、今日は歩いたので、よしとした。(笑) |
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2008.10.28 [火] 母の誕生日会食 |
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母の誕生日! お祝いに、姉と3人でお昼にミニ食事会。
母の家の近くがいいと、メトロポリタンホテルの日本料理店でのランチ。
8月末にホテルに行ってみたら、2階を全面改装中で9月中旬に再オープンとのことだったので、
池袋の和食の店を少し探してみたものの、脚の悪い母には椅子席がいいし、
他によさそうな店が見つからず.. 結局ここにした。
平日に少し遅めのスタートにしたせいか客も多くはなかったので静かだったし、
外の見える明るい席を用意してくれたおかげもあって、
3人でのんびり話しながら、気持ちよく、おいしくいただいた。
昼会席を予約しておいたのに、伝わっていなかったらしいのだけはいただけなかったけれど、
以前行った時より、使い勝手がよさそうな店になっていた。
母はいつものように、ご飯は少ししか食べなかったが料理は完食!
前菜、椀物、お造り、煮物、焼き物..どれも少量だけれど..
初めに頼んだジュースも、食後に頼んだコーヒーも全部飲んだし、
これだけ食べられるのが母の元気の元だろうと皆で話す。
私はジュースでなく、1合だけ冷酒をいただいた。
店を出てからもロビーのソファで更に少しおしゃべり..
気楽においしいものを食べて、母は楽しかった様子で、姉と私もうれしかった。
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母の誕生日のお祝いだし、一つ紋の風通お召し訪問着をおろした。 番國製。
氷割文様の浅紫に鼠がかった葡萄色地の吊り暈しだが、訪問着というよりは色無地の感じ。
帯は、灰みの赤藤色の「蔦葉霞」という洒落袋帯。 霞のような淡い色調の蔦葉模様に、
銀糸も少し使われていて、地味だけれど少し煌びやかでシック! この季節のお気に入り。
初めて同色系統で合わせてみたが、やはり少し地味な感じになった。
帯締めは、伝統工芸作家の松山好成氏の伊賀組紐。 灰藤色で、片側に白・薄緑の入ったもの。
帯揚げだけは、銀鼠色にした。 雪輪に模様入り。
銀色台に藤・金・白の五嶋紐の鼻緒の草履。
金と漆で模様を描いた茶色の金泥バッグ。
まだ、コートは着たくなかったので、ショールは少し大きめの、黒地で全体に青灰色の刺繍のもの。
姉も着物で、着物・帯ともお初だそう。
細かい市松風の黄色・薄茶色の経錦の一つ紋の小紋に、黒地の名古屋帯。
着物に艶があって、光の加減であちらこちらに紫色が見える感じ。
聞いたら、それが経錦の特徴とか.. とてもお洒落!
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帰りに日本橋の高島屋に寄って「江戸・東京の茶の湯展」をざっと観た。
長く茶道をしている姉の方が興味を持って見ただろうに、誘えばよかったと、
展覧会のことを忘れていたのを少し後悔というか残念に思った。
呉服売り場の伊と忠で、冬に暖かそうな草履と、野蚕糸のバッグに、遭遇してしまう。
堪らず.. 小物だから買ってもいいだろうと..自分を甘やかして..(汗) |
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2008.10.26 [日] 心積もりが狂う |
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今日は旧岩崎庭園に行って、旧岩崎邸の建物・庭園、
そして、〈金唐紙のルーツを探る「幻の金唐革展」〉を拝見し、
更に、金唐革収集家の白濱輝雄氏の茶話会を楽しんで、
その後、千代田線で新御茶ノ水に出て、KURAさんの展覧会にお邪魔する心積もりでいたが..
11:00からの庭園ガイドボランティアによるガイドツアーに参加して、次に茶話会、
そして展示を観て、それから御茶ノ水に行って..と、時間も考えていたのに、
11:00のガイドツアーからが、1:00の茶話会からになり、さらに..
朝から体がだるくて、ズルズル出かける時間を延ばしているうちに、
ついに諦めることになって.. 休養日になってしまった。
皆さんの画像の、お会いした時のKURAさんの雰囲気そのままの
ふんわり温かそうな小物たちが可愛かったけれど..
残念ながら次回の楽しみに.. |
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2008.10.25 [土] オペラ(リゴレット) |
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遡り日記 その2
オペラ「リゴレット」を観に、前日に引き続いて、新国立劇場へ。
もっとも、今日はオペラハウスだし客層も違うので、劇場の雰囲気は昨日とは随分違う。
開演前に友人と話していたら、くにえさんが声をかけてくださって、ちょっと驚いた。
ジャズにも詳しいようだし、音楽に強そうですものね..いらしていても不思議は無いけれど..
真楽の方と、展示会場以外で偶然にお会いしたのは初めて.. うれしいビックリ!
ここでのリゴレット上演は久しぶりの気がしたら、2001年2月公演以来らしく、ええっと驚いた。
何故なのかしら? 演出のファッシーニが亡くなってしまったから?
それとも、最低、リゴレット、ジルダ、マントヴァ公爵に歌手を揃えなければならないから?
キャストの問題は、アイーダより間隔が空いた理由にはならなそうで、やっぱり???
リゴレットのラード・アネッタリの声がいい!
新国には6月の「椿姫」に続き2度目の出演だそうだが、私はパスしてしまったので初めて。
でも、醜くく不幸を背負ったような感じはなく、脚を引きずる演技にも拘らず軽やかで若々しい感じ..
オペラ歌手は、歌は無論だが芝居心も必要で、大変だろうと思いながら観ていた。
ジルダとマントヴァ公爵役の2人は、新国立に初登場だそう。
友人が辛口の批評をしていたが、確かに私もジルダに透き通った天使のような声は感じず、
公爵役の高音は伸びやかさが少し足りない気もしたし、
カーテンコールでは一部ブーイングも出ていたけれど、
私は3人の声も日本人歌手の声も結構楽しく聴いて、満足。
音楽が苦手で分からないのも、基準が高くならなくて、いいのかも..(爆)
いつまで経っても、オペラ初心者というか初級者のままなのだけれど、
新国立劇場の開場以来10年以上聴いているし、その前には引越公演にも行っていたので、
友人にはそんなトウが立った初心者はいないといつも笑われてしまう。
でも、分からないのは一向に変わらない。
分からなくても、「声を楽しむ歌舞伎」の感じで、楽しめるからいいのよねぇ〜
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今日は頑張って、着物を着た。
黒地に箔散らしの、古代染色純泥染の大島紬訪問着。
帯は、青灰色地に、黄・白・紫で菊・桐・垣の柄を織り込んだ渡文の袋帯。
帯締めは、伝統工芸作家の松山好成氏の伊賀組紐。 灰藤色で、片側に白・薄緑入り。
帯揚げは、灰藤・灰紫色で、雪輪に模様入り。
久しぶりに、黒色台に黒・白の五嶋紐の鼻緒の草履。 |
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2008.10.24 [金] 芝居(山の巨人たち) |
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遡り日記
ピランデルロの戯曲「山の巨人たち」を観に夕方から新国立劇場の中劇場へ。
ピランデルロの未完の遺作で最高傑作とか..
フランス演劇界の鬼才ラヴォーダンの演出。
もっともラヴォーダン氏と言われても、私には知識がないのだけれど..
作品の知識はなかったものの、公演情報で興味を持って、随分前にチケットを取ってあった。
前日が初日で始まったばかり。 休憩無しの2時間。
平幹二朗、麻実れい、などが出演。
観ているうちに、ピランデルロの作品って、むかし観た時にも分かり難かったことを思い出した。
分からなくても嫌な訳ではないけれど..
でも、この作品の寓話性というか「大人のための高級なおとぎ噺」というのが、
どうもよく分からないというかあまり楽しめなかった。
私が即物的なのかしらねぇ〜??
観客全体に不消化とでもいうような雰囲気があって、終演時には戸惑いがちな拍手がパラパラと..
雨だし、体調がイマイチで、着物を着るのは止めてしまった。
上着を羽織って少しだけ外出向きにしたが、
ジーンズに藍染のシャツという芝居小屋向き?の普段着仕様。(笑) |
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2008.10.23 [木] 能楽−源氏物語千年紀の2日目 富山料理 |
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今日も夕方から能楽堂に行くので、午後から雨模様で夜は本降りという予報にめげず、
天気が悪いなら雨仕様の着物に変更して出かけるつもりだったが、それも昼過ぎまでのこと。
時間が近づいてくるうちに、着物を決めて帯を選んで..が段々億劫になってしまった。
雨仕様の着物は枚数が少ないのだから迷うことも無いのだけれど、面倒になったらもうダメ。
着物をやめたって着ていく洋服を決めなければならないし、それだって億劫なのだけれど、
今月は結構着物を着ているし、こんな日まで頑張って着物を着なくてもいいわよねぇ..と、
ドンドン気力低下して、出ている洋服を適当に着て出かけてしまった。
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今日の番組は、狂言・大蔵流「鬼ヶ宿」と、新作能「夢浮橋」の再演。
「鬼ヶ宿」は、井伊直弼作の曲で、彦根藩に抱えられていた茂山家に伝わる作品だそう。
井伊直弼は趣味人だとは聞いたことがあるが、狂言まで書いていたとは..
私は初見だったが、今月は国立劇場で歌舞伎「大老」を楽しく観たばかりで、
その記憶もはっきりしている時に直弼の狂言を観られるなんて、ちょっとうれしかった。
シテが千三郎、アドが七五三。
女役の七五三さんは久しぶりだが、声の出し方から少し違っているので、初めはアレッと思った。
狂言の時とお能のアイのときでも随分違うけれど、でも、いつも素晴らしい。
「夢浮橋」は2000年の春に、国立能楽堂の委嘱で瀬戸内寂聴氏が作り、
梅若六郎氏と山本東次郎氏の演出で上演された新作能で、コレが再演だそう。
初演当時は能狂言まで観に行く時間など取れず、当然ながら私は初めて拝見した。
新作能だけあって、アイが入らないどころかワキも出ず、シテ方3人の競演という珍しさ。
観世流の梅若六郎氏と梅若晋矢氏、それに金剛流宗家のお家元の金剛永謹氏という豪華競演。
地謡の場所もいつもの地謡座でなく、狂言のように鏡板の前に変更されていたが、
匂宮と浮舟のシテ方2人があの装束で相舞を舞うところで、もっともな変更だと納得した。
浮舟の剃髪のところから天台僧が声明をあげるのが何とも言えない雰囲気で、
阿闍梨の懊悩とも重なって.. シテ柱に絡みつくなんて.. 何という煩悩、苦悩..
さらに、南無阿弥陀仏とお念仏が始まって.. 阿闍梨だけでなく、観客も浄化されるような..
新作能なのだから、こういうのもアリなのよねぇ〜 と、拝見した。
また観たいと思うけれど、あれだけの演者の競演は、そうそうできないでしょうねぇ..
声明も今年は何度か聞いたけれど、場面毎に異なる声明が、それぞれ印象的で、
声明もとても好きになった。
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終演後は、友人とまた「五万石」で食事をしながら、今日の印象などのおしゃべり。
満席で何度も入れなかったこともあったけれど、このところは幸いに入れて、食事も堪能。
前回とは大分料理が変わっていて、季節の変化も感じた。
具だくさんの芋煮が楽しくおいしく、とろみが治部煮風? |
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2008.10.22 [水] 能楽−源氏物語千年紀 |
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先月から始まった国立能楽堂の開場5周年記念公演で、今月は今日と明日の源氏物語千年紀。
一昨日・昨日と、サークル活動以外は、の〜んびり休養日になってしまった余波なのか
怠け心が起きて今日の午後の予定はパスしてしまったけれど、夕方からは能楽堂に出かけた。
開演時間を勘違いしていて、始まる直前に辛うじて滑り込んだ。
今日は、狂言・和泉流「蝉」と、能・金剛流「野宮」。
狂言の「蝉」が、狂言なのに舞もあり、驚くほど能の雰囲気があって、
これ、狂言よね〜? こういう狂言もあるの? という感じでうれしくなった。
休憩時間に筋書きを買いに行って読んだら、舞狂言というのだそうだ。
シテが萬斎で、跳び上がる時の軽やかなこと..
むか〜し観たシェイクスピアのテンペストで演ったエアリエルを思い出した。
まだ能狂言に興味の無い頃で萬斎を観た最初の舞台で、狂言師の軽やかさに感嘆したのだった。
万作さんが地頭で謡い担当なのが贅沢..
「野宮」は2時間の大曲で舞いに入るまでが長くて、少し観疲れ?してしまったが、
私の周りに居眠り族が多かったのは、同じような人が多かったらしい。
舞になったら動きにつられたのか私も俄然元気になって(笑)、楽しく観られた。
シテは豊嶋三千春氏で、この方のお能を観るのは初めてだったが、特に後シテが素敵だった。
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資料展示室の特別展示は「住友コレクション 能面・能装束・能楽器展」で、
今は第1期が始まったところで、能面と狩衣が印象的だった。
小面、増女、深井..と能面を見比べられるので、違いが少しは分かるのがうれしかった。
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着物は、白大島紬を着た。
帯は、織楽浅野の袋帯で「菱遊」。 墨黒色地に光を抑えた金銀の菱模様。
帯締めは、伝統工芸作家の松山好成氏の伊賀組紐。 灰藤色で、片側に白・薄緑の入ったもの。
先日、一目ぼれで購入したものを早速締めたのだけれど、やっぱりいいわぁ!
帯揚げは、灰藤色で、雪輪に模様入り。
涼しくなったので、銀色台に藤・金・白の五嶋紐の鼻緒の草履。
ラベンダー色のビーズの半衿をつけた灰紫色の長襦袢を着て、
小物を灰紫・藤色系統で揃えてみた。 |
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2008.10.19 [日] 食欲の秋・芸術の秋を再度満喫 |
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今日も夕方から落語を聴きに行く予定で、楽し〜み!
その前においしいものが食べたいと、遅めのランチを「御魚 大渕座」でいただいた。
松茸三昧のコースにして、タップ〜リの松茸に、ニンマリ♪
プチオードブルは、炒り卵。 おいしくて、炒り卵?という食感がいつも感動的!
今日は松茸入りだが、トリフ入りの時などもあって、その時々の変化も楽しい!
次がピッツァで、松茸で覆われたピッツァがうれしく、贅沢気分でニコニコいただいた。
前回のガレットもとてもおいしかったのだけれど、
近くの席で食べていらしたこのピッツァが気にかかっていたので、食べられてとても満足。
ピッツァとガレットのそれぞれの味・食感が楽しく、その時々で好みが分かれそう..
できれば両方を一緒に食べられたら.. 言うこと無しなのだけれど..
そして、カプチーノ風スープもふんわりと柔かな味で、松茸の風味も憎いほど..(笑)
松茸とほろほろ鳥のスパゲッティは鳥がダメなので、シェフにお任せして変えていただいた。
昨日秋田で捕れたアマダイのソテー・松茸載せが、おいしくって..うれしくなった。
デザートは季節の洋梨のタルトにして、今日もすっかり堪能♪
ワインの軽い酔いもあって幸せ気分で失礼した。
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夕方の落語までまだ少し時間があったので、近くの呉服店を覗いて歩いた。
らくやさんでは、色・柄もそれぞれの絞りの入った長羽織に目が止まってしまい、
羽織は着ないことにしているのに宗旨替えしようかとさえ思うほどで、羽織らせていただいた。
生駒暉夫氏の展示会を覗いたら、伝統工芸展に出品の着物なども展示されていて、
素敵なものがいろいろあったが、着物はとても買えるはずも無く、
でも、春に我慢した青楓の染帯がやはり目を惹いて.. 他にも染め袋帯に好みのものが..
やはり素敵なものに遭遇したけれど、財布の紐を引き締めてというか、
もう買えないのだから見るだけと自分に言い聞かせながらで、無事に(笑)楽しく拝見した。
*****
そして、楽しみにしていた新橋演舞場の「桂米團治 襲名披露公演」。
口上が落語家の襲名披露の定番らしく、いつも通りの内輪話や暴露話のおかしさ、おもしろさ!
桂吉弥「時うどん」、小朝「??」、桂ざこば「肝つぶし」、
次の桂春團治の「高尾」は、「反魂香」の高尾バージョン?
口上の後は、柳家小三治「道灌」と、桂米團治の襲名披露噺の「四段目」
それぞれの噺家の人柄が出るような噺で、クスクス笑いながら楽しく聴いたが、
米團治の「四段目」の芝居っ気に、大銀座落語祭の鹿芝居で演った勧進帳の富樫を思い出した。
2日続けて、食と落語と..で、秋を満喫! 大満足!
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落語会だけれど襲名披露公演なので、着物は綿薩摩にした。
木綿の薩摩絣で、極薄青磁鼠色の微塵格子。 木綿とは思えないような柔かさで、とても着易い。
帯は、伝統工芸作家の吉翔氏の和紙箔袋帯。 渋い薄灰緑地に紫・緑色露草の葉柄。
帯締めは、伝統工芸作家の松山好成氏の伊賀組紐。 焦げ茶色に薄茶色・黄色入り。
黄土色に少し薄緑入りの帯揚げ。 深緑のショールで、緑尽くしのような..(笑) |
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2008.10.18 [土] 食欲の秋・芸術の秋を堪能 |
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まずは食の楽しみ!
ランチに茅場町の「みかわ」で、てんぷらをいただいた。
季節物はこの季節の定番の松茸の一本揚げ(多分、私は今年はこれで最後!?)と、はぜ。
キスとはぜを一緒にいただくと、いつも魚の食感・味の違いを強く感じる。
てんぷらを堪能したあとは到来物という京都の「緑寿庵清水」の金平糖を賞味!
今回はマンゴー味とか.. ちょっと変わっているけれど、相変わらずおいしい!
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食欲ばかりでは芸が無い.. 次は、芸術の秋を堪能すべく、展覧会へ。
東京駅まで歩いて、大丸の「ピサロ展」に行く。
何故か今までスーラとピサロが同じような印象があって区別がつかない事が多かったのだけれど、
こうしてピサロだけをまとめてみると、何故スーラと一緒になってしまったのか、
自分でも不思議なくらいで、全く違う印象。
違うでしょ!と前に誰だったかに言われたことを納得。(←遅い!)
*****
次は、兄の連れ合いの個展「水底のうた」に寄ろうと、表参道まで回った。
画廊の雰囲気と展示された絵画とが調和して、2年前の個展より印象的!
で、場所も大事だと思った。
兄も2人の娘たちも来ていて、家族全員で応援。
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今日の芸術鑑賞の締めは、夕方からの国立演芸場の花形演芸会。
落語を聴きに行ったのだが、一番の楽しみはゲスト出演の立川談春。 噺は「百川」だった。
期待にそぐわぬ上手さで、春に聴いた小三治の百川とはまた違う雰囲気なのも、楽しい!
古今亭菊之丞の「天狗裁き」もよかった!
ただ、仲トリの談春目当てが大分いたようで、休憩後は空席があちらこちらにあって、
トリの扇辰が少し気の毒に.. 扇辰は「妾馬」。
講談の一龍斎貞橘は「荒木又右衛門」、あとは時代劇コントのカンカラ、奇術、パントマイム。
終演が伸びて9時半になったので、家に帰ったら10時過ぎ..
楽しい一日だったものの、流石に少し疲れた。
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落語を聞きに行くので、着物で出かけたら、食事中も汗が堪らず..
(↑ 汗かきとしては、食事には今でも洋服が原則なのは正解!と思った程..)
義姉の展覧会場をしっかりチェックせずに歩き回ることになったので、汗びっしょり..
まだまだ暑いわぁ!
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着物は流水と小枝模様の、灰色?ベージュ?のような小紋。 シルクウール。
半分シルクなので光沢があって、気軽だけれど少しお洒落な感じ。
帯は、黒地に華段などの入った博多八寸帯。
帯締めは、伝統工芸作家の松山好成氏の伊賀組紐。 薄紫に臙脂入り。
灰色の帯揚げ。
10月も半ばなので、深緑のショールをして行ったが、持って歩くほうが多かった。 |
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2008.10.15 [水] 国立演芸場にリベンジ、帯締め |
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演芸部の自主活動(笑)で、中席を聞きに国立演芸場へ行った。
先週の上席をパスしてしまったので、今日は開演前の前座から聞こうと思って早目に出かけたが、
駅から演芸場への道でオーガニックハウスの前を通った時、お腹は空いていなかったのに、
つい魔が差して入ってしまい(笑)、昼食を取ったりして、やっぱり前座には間に合わなかった。
トリが五街道雲助で、日替りで廓噺。 今日の噺は「居残り佐平次」。
仲トリの蝶花楼馬楽は「替わり目」、あと、五街道弥助「子ほめ」、柳亭左龍「粗忽長屋」、
三遊亭歌る多「悋気の火の玉」に、講談の宝井琴調の「徂徠豆腐」。
そして漫才、津軽三味線、あやつり人形。
演芸で津軽三味線を聞くのは初めてだったが、太田家元九郎の三味線で弾く各国の曲の触りを、
こういうのもありなのか..と、楽しく聞いた。
あやつり人形のニューマリオネットは、年配の落ち着いた人形遣いと、操る人形の軽快さが、
いい対照でいつもながら楽しい。
「替わり目」が志ん生の人情噺への改作版というかで、それはそれでいいのだけれど、
短くてオチまでが少し物足りなかい気もして、元版も聞きたい。
とは言え、落語を楽しく聞いて、適度に笑って元気を注入した。
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着物は、濃藍色地に鳥や井桁などの文様の入った琉球絣紬。木綿。
野原義雄・トミ子さんの手織りの伝統工芸品で、木綿なのが気に入って購入したもの。
帯は、博多の紋八寸名古屋帯。「恵比寿細工」というシリーズで、白地に多色の縞。
帯締めは松山好成氏の伊賀組紐。臙脂色(白入り)で色を注した。
帯揚げは秋らしいふっくらした感じの灰色の縮緬。
しころ織草履。しころ織の紬の天に青色の鼻緒と台。 この着物用に購入したもの。
淡灰色と青紫の矢絣模様の、普段着物用の銘仙紬バッグ。
演芸場なので、着物を木綿にしたが、6月の有松オフ以来の2度目の着用。
帯は結局オフと同じになってしまったが、他の帯も合わせてみたいけれど..
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ご案内をいただいた松山好成氏の帯締めを買うべく、帰りに日本橋の三越の三重展に寄った。
新しい柄・色の帯締めが素敵!
日本伝統工芸展の常連入選作家の帯締めと思えない価格のものが多いのもうれしい♪
1本は既に何本か持っているような色合いなのに、一目ぼれ? やっぱり好きで即決。
見たことの無い楽しい組み方のものも、少し高いので迷ったけれど、つい頑張って購入。
あとは、茶屋で赤福を食べて、呉服売り場へ移動。
呉服売り場では百花さんのお師匠様の竹内功氏の刺繍の実演を拝見。
注文で刺していらした帯が独特で素敵!
竹内功氏と奥様のお話を伺いながらしばし見入った。
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夜は自治会役員会があるので、急いで帰宅して、出席。
交番から警官が来て、振り込め詐欺への注意。何かあったら連絡して欲しいとのこと。
その後の会議は、長時間かかって、少し消耗気味。 |
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2008.10.14 [火] 食欲の秋 |
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先月の初めにてんぷらを食べに行ったきりで、その後の一月以上どの店にも行かれず、
こんなことは初めてなので、食いしん坊の私は欲求不満状態。
仕立ての依頼をしに行くので、その後の食事をどこでしようかとワクワク♪ していた。
まずはお仕立ての依頼。
キイさんが前に日記で教えてくださったお仕立て屋さんに頼んでみようと、白山まで出かけた。
来月の盛装オフで着ようかしら? と思っている山岡古都氏の単彩のイメージの訪問着。
まだしつけのついたままの訪問着もあるのだけれど、華やかな着物は主役の方々にお任せして、
付き添いとしては地味めのほうがいいかと(笑)、仕立ててもらうことにした。
ついでに、塩野屋さんのお召し訪問着、そして伊那紬も頼んでしまうことにして、
疋物の胴裏と八掛けも2枚持ったら、重いこと.. 伊那紬の八掛けはあちらで選んだ。
古都染人の訪問着は、身頃は絵羽だけれど、胸から袖・衿に柄が繋がっていないので、
訪問着でなく付け下げの仕立代でOKと言ってくださる。
塩野屋さんのお召し訪問着も仮縫いされているけれど、柄合わせがないので、小紋価格。
もともと安めの仕立代がさらに安くなって、うれしくなった。
ご紹介をありがとうございました。 <キイさん
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ランチは麹町のオーグードゥジュールでフランス料理。
いつものように、サービスシャンパンをいただきながら、今日のチョイスを決める。
オードブルは温泉卵?を載せたきのこのソテー。 季節感タップリ。
その前にアミューズとして、ホタテのオードブルも出してくださったし、
それぞれの食感・味が楽しい!
魚はいさき。 カリッと焼かれた皮も、付け合せの野菜もおいしい。
肉は、フォアグラのソテーつきの鴨肉にした。 厚めの鴨の胸肉が食べ応えあり、
フォアグラのふんわりした柔かさと焼いた表面のパリッと感の食感の違いが絶妙!!
ソースが濃厚なのにしつこくなくて、たっぷりの豆もうれしいし、パンですくって完食。
デザートは、巨峰のテリーヌ。
今日でおしまいだが、ディナー用にあるとのことで、出してくださった。
季節物なので今年は食べそこなったかと思っていたから、とてもうれしかった! |
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2008.10.14 [火] 芸術の秋 |
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芸術の秋! なのか、このところ観たい展覧会が目白押し!
上野の「大琳派展」、「フェルメール展」に、
六本木の「ピカソ展」競演と、招待券をいただいた「アネット・メサジュ:聖と俗の使者たち」、
両国の「ボストン美術館 浮世絵名品展」、そして目白の「細川家の能面・能装束」..
どれも観たいので地域毎にグループ分けしたけれど、こんなに行かれるかしらと心配!
それにつけても、りこさんは凄い!
ひょっとして日曜日の1日だけで上野と渋谷を3箇所ずつ、合計6箇所も回られたのかしら? と
溜息がでてしまった。
そして更に、旧岩崎邸庭園で〈金唐紙のルーツを探る「幻の金唐革展」〉もあるなんて..
これもやっぱり観てみたいわぁ!
情報をありがとうございます。 <しょうさん
旧岩崎邸庭園には、行ってみたいとずうっ〜と思いながら今まで機会がなかったので、
庭園も明治期の建築文化の粋を集めて建てられたという邸宅も拝見したい私には
今回は、とてもいいどころか、絶好のチャンス!
財閥岩崎家の栄華の一端を伝える洋館の金唐紙の壁紙を辿ると金唐革に行き着くそうで、
今回は古い金唐革の展示なども観られて、しかもワークショップや茶話会もあるという。
5時間半のワークショップはきついけれど、1時間の茶話会がうれしい!
金唐革収集家の白濱輝雄氏の茶話会は26日(日)の午後。
この日の前は4日連続でお能やらオペラやらの観劇予定。
体調と相談しなければならないけれど、でも、是非行きたい!
忘れないように、早速、予定に組み込んだ。
かんからさんの江戸からかみに興味を惹かれたつながりかしら? 唐紙への興味驀進中。(笑) |
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2008.10.13 [月] お月さまの散歩 |
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月を賞でる皆さんの日記を読んで、私もベランダに出てみたけれど、
お月様が見えない!
見られなかった中秋の名月の再現かとガッカリしていたら、雲間からお出ましがあって、
暫くの間、雲に隠れたり、また出てきたりを、寒さを忘れて見入ってしまう。
動いているのは月ではなくて雲だというのは承知しているけれど、
見ていると、まるで月が動いているようで、
お月さまのお散歩だわ! と、うれしくなった。 (私って本当に単純!)
開いた飛良泉の純米吟醸が冷蔵庫にまだあるのを思い出して、
内側に月(半月だけど)の描かれている前田正博氏のぐい呑みに入れて、お月さまに乾杯!! |
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2008.10.11 [土] 初めての琵琶鑑賞 |
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琵琶の会(国立・小劇場)に出かけた。
国立劇場で何度か開催されていて、今回は「近代琵琶」に焦点を当てているそうだが、
琵琶というと私は平家物語とか耳なし芳一などを思い浮かべるくらいで、全く知識が無い。
近代琵琶などという範疇も、薩摩琵琶と越前琵琶があることも、知らなかったが、
座談もあって、聴き比べもできる丁度いい機会なので、一度聴いてみたいと楽しみに出かけた。
第一部《座談》音でたどる琵琶の系譜と、 第二部《演奏》琵琶歌 名曲聴き比べ。
薩摩琵琶の正派、錦心流と、錦琵琶、鶴田琵琶、それに越前琵琶の四弦琵琶と五弦琵琶。
それぞれの楽器を持った奏者が舞台に並び、説明に従って楽器・撥を見せてくれて、
音も聴いて違いが少し分かった気がした(笑)ところで、演奏を楽しんだ。
初めが鶴田「壇の浦」中村鶴城と錦「時雨曽我」水藤桜子、次が越前(五弦)「屋島」奥村旭翠と
(四弦)「小督局」山下旭瑞、そして正派「小敦盛」清川嵐舟と錦心流「実盛」山下晴楓。
多分それぞれの流派を代表するというか、日本のトップクラスの琵琶奏者ばかりらしく、
力強かったり華やかだったり、詞章(字幕つき)も大体聞き取れるし、どの曲も聴き応えがあった。
これからも機会があれば聴いてみたいと思う演奏で、楽しく拝聴。
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雨模様で迷ったものの、雨仕様に変更して、着物で出かけた。
演奏中には降ったようだが、外を歩く時には幸い雨も止んでいて、初めの予定でもよかったかも..
でも、下は大分濡れていたのでハネを心配しなくていい雨仕様はやはり気楽。
裾や袖が段暈しになった青灰色に青紫の付け下げ。 東レシルック。
シックでちょっとお洒落な付け下げだけれど、雨仕様で漸く2回目の着用。
黄・白・紫の菊・桐・垣柄の、青灰色地の袋帯。 「菊花良園」
紫に金・藤色入りの五嶋紐の帯締め。
柄入りの藤色の帯揚げ。
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帰りに日本橋の高島屋に寄って、美食の京都展で茶菓をいろいろ買い求めた。
長久堂で、京の秋(生菓子詰め合わせ)、吉備求肥、わさび餅。
生菓子はもう売り切れだろうと思っていたが、今日は何故かまだあって、うれしく購入。
柳櫻茶舗園で、炉開き抹茶。
更に、田丸彌で、白川路、白川路胡麻丹、みそ半月。
戻ってから家で作るのも億劫で、特別食堂の三玄の会席膳をいただいた。
このところ、いつもの店に食べにいかれない割に、ちょこちょこと外食が多くなっている。
ちょっと、問題かも.. |
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2008.10.9 [木] 着物好きと動物と |
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ちびくろ君たちの里親が決まって無事引き取られたそうで、本当によかった!です。
生まれたての犬の仔たちとの思いがけない出会い・仔育ては大変だったでしょうし、
それだけに、暫くは安堵感と一緒に喪失感もあるでしょうねと拝見しています。
こゆきさん、波平さん、ご苦労様でした。
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前から気になっていたことに、着物好きと犬・猫などの動物との関係がある。
真楽メンバーに限らず、読ませていただいている着物好きな方々のブログで、
犬・猫などを飼っていらっしゃる方が多くて..亀もいたし..真楽にはフェレットの飼い主の方々も..
ペットというより家族の一員になっているご様子が印象的。
着物と動物と、どこかで気持ちが繋がっているのかしら.. |
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2008.10.8 [水] 売り声を聞き損なう |
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落語の上席を聴きに国立演芸場に行く..はずだった..けれど、パス。(涙)
落語を中心にした演芸の定席で、いつもはもちろん落語を聞きに行くのだけれど、
今回は宮田章司氏の昔懐かしいさまざまな売り声を楽しみにしていた。
のに..残念ながら、諦めた。
2日ほど殆ど眠れなかったので、朝も遅くに少しウトウトしたら、もうダメ..動けなかった。
お元気なうちに聞かないと聞くチャンスを逸してしまいそうで、
次の機会があることを願っている。 |
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2008.10.7 [火] 歌舞伎(国立劇場)、ドアノー写真展 |
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国立劇場に歌舞伎を観に行った。
北條秀司氏の13回忌追善で、代表作の長編「大老」を、5幕9場で上演。
「井伊大老」を発表後に、大幅補充してこの「大老」を書いたのだそうで、
直弼があの時代をどう生きたか、勤皇攘夷派との対立などもあって、趣が異なる作品になっていた。
「井伊大老」は何度か観ているが、「大老」は多分初めてだろうと思うけれど、
下屋敷の場は「井伊大老」とほぼ同じだし、埋木舎の場も観たことがあるような..
他にも観たことがあるような場面があって.. 初めての気がしなかった。
長いけれど、なかなか分かり易く、場面も変わるので飽きさせないし、これからも上演されるかしら?
でも、出演者が結構多いので、そうそうは上演されないかも..
吉右衛門の直弼を中心に、梅玉の長野主膳、魁春のお静の方。
あと、東蔵、段四郎、歌六、友右衛門、芝雀、歌昇、ほか。
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いつもは席を確認してチケットを取るのだけれど、今月は別ルートでお任せだったら、
一等席とは思い難いような端の方の席で、ガッカリしてしまった。
1階と2階は殆どが1等席なので、端の席も後の席もあるのは仕方ないけれど、
今は土日祭日でなくても行かれるのだから、席をしっかり確認して、
いい席でなくても程々の席が取れる日のチケットを取らないと、つまらないと反省した。
*****
着物にして、白大島紬を着て行った。
帯は、焦げ茶・生成りの野蚕紬(確かインドのタッサーとギッチャ−)の袋帯。 お初。
帯締めは、伝統工芸作家の松山好成氏の伊賀組紐。 焦げ茶色に薄茶色と黄色の入ったもの。
帯揚げは、青海波しぼの薄いベージュ。 薄茶の瓢箪柄の絞りが入ったもの。
深緑ショールをかけて出かけたが、暑くて、結局持って歩くことになった。
*****
終演後は、半蔵門線一本で行かれる三越の「ロベール・ドアノー写真展」に行った。
約200点の写真だそうだが、何気ない日常場面でも印象的な写真が多く、
ゆっくり見て回ったが、なかなか見応えがあって、楽しく拝見した。
*****
高島屋に寄って、特別食堂で野田岩のうなぎのかさね重で夕食。
白焼と蒲焼の両方がついているかさね重が好きで、ここでは結構よく食べている。
まず白焼で冷酒を1合だけ飲んで、次に蒲焼重をペロリとたいらげた。
昼は国立劇場の食堂で和食弁当をいただいたし、今日の外ご飯は和食ばかりになった。
家では、国立劇場で土産に買ってきた彦根路という和菓子も.. |
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2008.10.6 [月] あれこれ |
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サークル活動日なので、まだ雨の中を昼過ぎに出かけたが、結局傘はささず持ち歩いただけ。
11月中旬の児童館でのお話し会と12月の年忘れ演芸大会とやらで行う芝居?の稽古。
休んでしまった前回の活動日にキャストが決まって、その方たちを中心とした練習主体で、
その他のメンバーは、簡単に一度ずつ練習しただけ。
前回は出演者として集中練習組だったので、他の方々の練習を見る立場を経験。
時々は出演しないとほとんど練習できないのがよくわかって、
大人数のサークル運営の難しさを垣間見たような気がした。
帰りは雨の心配もなさそうなので、歩いて帰宅。 速足で50分の散歩になった。
*****
のらくろ三兄弟が気になって、こゆきさんの日記にアクセスしたら、
長男くんは里親が決まったそうで、よかった!けれど、あとの2匹の行き先が気がかり。
見かねて拾って世話してくれる人がいたから生き延びられているけれど、
飼っている人はキチンと里親を探して欲しい。 本当に捨てないで欲しいものだわ。
お会いしたことはないけれど、波平さん・こゆきさんの優しさがうれしい。
それに、仔犬たちの画像、特に動画に私も心癒されている。
*****
前回アップされた時から、かんから邸の「江戸からかみ」に強い関心があって、
再度のアップを楽しみにしていたら、もう最終チェックまできたそうで、おめでとうございます!
自分の思うような空間・住まいって、気持ちいいだろうなぁ!
私もリフォームを考えていたのだけれど、
リフォーム資金が含み損で消えてしまっているので、どうするか逡巡しているところ..
着物を買わなければよかったのだけれど..(苦笑)
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2008.10.5 [日] 歌舞伎(歌舞伎座 夜の部) |
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5日も歌舞伎座。 夜の部を観に行った。 遡り日記。
「本朝廿四孝−十種香、狐火」、「雪暮夜入谷畦道−直侍」と、舞踊「英執着獅子」。
期待通りの華やかさ!で、楽しく歌舞伎を満喫♪
一番楽しみにしていたのは、何と言っても菊五郎の「直侍」。
夜の部の中では一番華やかではないけれど、でも楽しみに待っていた甲斐あって、
御家人くずれの遊び人が悪事を働き追われるという、本来は格好よくない話なのに、
菊五郎の直次郎は、それぞれの所作が決まっていて、実に格好いい!
ほんの20日来ないからと、売れっ子花魁の三千歳が気病みで出養生するというのだから、
格好いい男ぶりが不可欠の役だが、菊五郎の直次郎だと抵抗無く納得できてしまう。
以前観た時は、ぼけっ〜と観てしまったが、その後、他の人の直次郎も観てくると、
この役はやはり菊五郎が断然いい! と期待していたが、本当に期待通り!!
三千歳は、菊之助が初役で演っていて、若くてきれいで、一生懸命さがいい!
2人の色模様が実の親子とは思えないくらい素敵に決まっていて、役者菊五郎の若さを実感。
それにつけても、若い頃の菊五郎の三千歳を観られなかったのが残念。
もう演ることはないのでしょうねぇ〜 相手役の直次郎をする役者も問題だろうし..
「本朝廿四孝−十種香、狐火」の玉三郎の八重垣姫は、流石にとても華やかで見応えあり。
あと、福助の濡衣、菊之助の勝頼、その他。
赤姫の八重垣姫と黒い着物の濡衣という色彩の妙はいつものことだけど、
玉三郎の八重垣姫と福助の濡衣の組み合わせがとてもよくて、いい絵柄になっていた。
9月に文楽で観たばかりなので、つい無意識のうちに比べてしまったが、
「十種香」は今日の歌舞伎も、綺麗で華やかで少し切なくて、とてもよかったけれど、
「狐火」は狐の扱いが.. で、文楽の凄さを今日も再確認したような..(笑)
文楽「奥庭」のあの生き生きした見事な狐の動き観た後で、比べるのが少し可哀想かも..(爆)
最後の「英執着獅子」は、福助。
前半は傾城姿で華やかだし、後半の獅子の精も短いし装束が鏡獅子などと違っているけれど、
飽きが来ないうちに精一杯演って終わる感じで、とても楽しかった。(笑)
今月の夜の部、もう一度くらい観たい気がするけれど、無理でしょうねぇ..
*****
着物は、どうも萩かしら?という柄行きで専らこの季節に着るベージュのシルクウール小紋。
濃いめの灰色地の名古屋帯。
紬に合わせ易そうと買ったものの今回がお初。 西陣の竹本正典製で、結構締め易かった。
薄緑の入った黄土色の帯締めに、黄土色の帯揚げ。
昨日の昼の部は洋服で行ってしまったし、今日は夜の部なのでゆっくりでいいし、
天気もいいので着物にしようと準備してから、着る前に天気予報をチェックしたら、
なんと夜から雨になると予報が変わっていた。
今月の夜の部は終演時刻が早いから大丈夫だろうと思ったものの、正絹は止めた。
終演後、外に出ようとしたら雨が音を立てて降っている。
正絹でないし多分降る前に帰れるだろうと、雨コートを持たずに出かけたのを後悔したくらい。
でも念のためにと折り畳み傘を持って行ったのが、大正解!
歩く距離は殆ど無いおかげで、はねも上げずに無事帰宅。
脱いだら直ぐにチェックして、大丈夫らしいとホッとした。 着物のときの雨は本当に嫌。 |
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2008.10.4 [土] 歌舞伎(歌舞伎座 昼の部) |
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歌舞伎座の昼の部を観に行った。 久しぶりの週末の歌舞伎見物。
昼の部は、福助の「恋女房染分手綱−重の井」、松緑の舞踊「奴道成寺」、
菊五郎・玉三郎の「新皿屋舗月雨暈−魚屋宗五郎」、そしてもう一つ舞踊で芝翫の「藤娘」。
菊五郎の「魚屋宗五郎」が一番の楽しみだったし、あの酔いっぷりと、
酔って乗り込む勢いと醒めた後の消沈振りとの差も、いつも通り見事だったけれど、
今日は、「恋女房染分手綱−重の井」がとてもよかった。
子役が上手くないとどうしようもない芝居だけれど、三吉を演る小吉が実に上手い!
先々月にも感心したけれど、本当に達者で、重の井の福助と見事なアンサンブル!!
「藤娘」を踊る芝翫の年齢を忘れさせる若さもお見事!
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涼しくなってきてためか着物の方が大分多くなった。 隣席のお二人も小紋をお召しだった。
またも眠り損なった私は着るのが億劫で洋服にしてしまったけれど、やはり残念。
高島屋に寄って叶匠寿庵で久しぶりにクリームあんみつを食べて、少し元気付け。
起きているのが辛い状態だったので、帰宅後は直ぐに就寝。
夜に息子が来て起こされるまで数時間眠って少し元気になったものの、
また睡眠ペースが狂ってしまい、夜は相変わらず眠れないまま、気がついたら朝になっている。
不眠症なので、眠れる時に眠るしかないのだけれど.. 早くこの状態を脱したい。 |
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2008.10.2 [木] 笛の会(国立・小劇場) |
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お誘いいただいた笛の会で、夕方から国立劇場(小劇場)に行った。
一門会とは言え、家元継承の襲名披露演奏会という大舞台で、
こんな会に出演されるとは、凄〜い!! と感服しながらも楽しみに伺った。
そらさんの笛、素敵でしたよ〜
>今回のわたしの笛の役目は、霧と風と月光。
>どのように演じ分けられるか、いまからとても楽しみなのだ。
と前に書いていらしたので、私に分かるかしらと実は少し心配していた。
3本の笛を取り替えて演じ分けていらしたが、それぞれ音色・表情が異なっていて、
特に風は私にもよく分かって、うれしくなってしまった。
同じお社中の14歳の少年の笛が素晴らしかったが、
他にも小中学生が出て、それぞれ頑張っていたのが印象的だった。
朝から夜までの会なので、そらさんの曲を聴かせていただければいいと思っていたこともあって、
伺えたのが少し遅く、着いたのは襲名挨拶と襲名披露の曲が終わってからだったけれど、
最後の曲の、先代家元の娘で新家元のご母堂の笛まで聴かせていただいてから帰宅した。
和楽器の中では、笛はなかなか存在をアピールできない気がしていたけれど、
今日の曲はどれも、選曲のおかげもあってか、立派に存在を主張していて、
笛の素晴らしさも少しだけは分かったように思いながら、聴かせていただいた。
お誘いいただいて本当にうれしかったです。
ありがとうございました。 <そらさん
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スワトウ刺繍訪問着を着た。
銀鼠色と墨色に染め分けた大島紬全体に、色別に異なる模様のスワトウ刺繍がされたもの。
帯は、織楽浅野の「菱遊」という袋帯。 墨黒色地に、金銀の菱模様が入っている。
薄桃色に臙脂と金色入りの五嶋紐の帯締めに、灰みの空色と肌色の染め分けの帯揚げ。
滅多に訪問着を着ない私にしては珍しく昨日に続いての訪問着だが、少し粋な感じがするので、
多分柔か物をお召しの方が多いであろう会場の雰囲気に合わないかと迷ったけれど、
縮緬はまだ着たく無いし、黒地の紬訪問着では地味すぎかとこれにした。
前回は帯選びを失敗したので(涙)、今回はこの帯を合わせてみた。
名古屋帯の印象があった織楽浅野だが、この袋帯を見つけた時にちょっと楽しい感じがして、
しかもいろいろな着物に合わせられる気がして、つい買ってしまったものだけれど、今日がお初。
着終わってみたら帯締めの色がどうも春向きだと、慌てて替えたが、
今更ながら小物で雰囲気がすっかり変わることを再認識した。(←遅い!のよね〜) |
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2008.10.1 [水] オペラ(トーランドット 新国立劇場) |
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今日は新国立劇場のオペラ2008−2009シーズン初日。
トーランドットを聴きに、新国立劇場に行った。
昨シーズン(2007−2008)最後の6月の椿姫を、ダウンしてパスしてしまって以来のオペラ!
しかもトーランドットの新演出版というので楽しみにしていた。
最後に観た・聴いたのは5月初旬だから、ほぼ5ヵ月ぶり? 本当に久しぶり!
体調も大分回復してきたし、夕方からだし、行き損なってはならじと出かけた。
音楽は苦手であまり聴かないけれど、私にも声のよさは分かるようで、
ソリストたちの声もコーラスも、それぞれ楽しく聴ける。
声を楽しむ歌舞伎!の乗りで、新国立のオペラは開場以来10年余り聴きに行っていて、
今日も、声を、さらにオーケストラの音も、楽しく聴いて来た。
もっとも、新国立ばかりで、引越公演を含め、他での公演に行かなくなってしまった。
演出は新解釈によるそうで、設定を変えていて、そのため特に始めと終わりの扱いが独特だし、
舞台上の動きも少し煩かったりして、オペラ初級者としては、ウーム..と思ってしまった。
トーランドットは新国立以外でも観ているけれど、オーソドックスな方が私は入り易い。
楽しい部分もあったし、新演出の好きな方にはいいのかもしれない。
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単衣か袷か迷ったものの、大分涼しくなったので、暦通りに袷を着た。
縮緬の袷はまだ暑そうで、塩沢紬にしたが、それでもやっぱり暑かった。(苦笑)
シーズン初日なので少しあらたまって、塩沢物語という普及版?の訪問着にした。
黒の縞に、黒で垣の草花の感じの模様入り。
帯は袋帯で、青灰色地に、黄・白・紫色で菊・桐・垣の柄が入っているもの。
帯締めは、藤色に金色と灰紫色が入った五嶋紐。
帯揚げは、少し模様の入った灰藤色。
螺鈿入りのシルバーのぼかしの草履に、茶色に金・黒色で模様を描いた金泥バッグ。 |
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2008.10.1 [水] 9月の着物着用録 |
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自分の覚えにまた、9月の着物着用備忘録をまとめた。 単衣。
9月3日 能狂言(国立能楽堂) 訪問着(本塩沢、白地) 袋帯(絽綴、銀鼠色、市松秋草柄)
9月5日 文楽(第一部、国立小劇場)他 泥大島紬(黒地、段取り) 紗献上八寸帯(博多、白地)
9月9日 歌舞伎(夜の部、歌舞伎座) 塩沢絣紬(藍、飛び柄入り) 紗八寸帯(博多、灰白)
9月11日 歌舞伎(昼夜、新橋演舞場) 上代お召し(花織り風、鼠色地) 紗八寸帯(博多、灰白)
9月13日 能狂言(国立能楽堂)塩沢絣紬(藍、黒・鼠縞、飛び柄入り)紋八寸帯(博多、白地、縞)
9月25日 芝居(近代能楽集、新国立劇場)泥大島紬(黒地、段取り)八寸帯(綴、銀鼠、格子華柄)
9月26日 狂言(国立能楽堂) 泥大島紬(黒地、段取り) 袋帯(組帯、緑みの灰・金色)
9月の着物着用は7回。
外出中止や、続けて着そこなったりもしたが、観劇予定が多かったので、結構着られた。
着物は正絹の単衣ばかり、全部で4枚。
泥大島紬を3回に、塩沢絣を2回、あとは本塩沢訪問着と上代お召しを1回ずつ。
6月には着たのに今月は着損なった着物が2枚あり、
そのうちの1枚は、6月に着た時に春より秋単衣向きだと思ったのに、着損なったのが何とも..
6月にも着なかった付け下げはともかく、新たに作った南風原の花織を着損なってしまったのが、
秋単衣向きと思った着物を着損なったのとともに、とても残念。
帯は、上旬は夏帯で、中旬以降は秋冬用というか夏以外の季節用。
ともに単衣向きの八寸帯が中心で、始めと終わりが袋帯。
袋帯は絽綴れ帯と組帯、八寸帯は綴れ帯1本と、博多帯を紋、紗、沙献上の3本で、全部で6本。
着物と違って、同じ帯は1回だけで結構いろいろ締めたのが分かる。
それにしても、9月の初旬・中旬の暑さと言ったら、出かける度に大分汗をかいてしまった。
着物は洗いに出さなければならなそう.. 夏物は覚悟していたけれど、単衣までとは..
着物を着るのを楽しんで、せっせと着ているけれど、後のお手入れ代が、辛いぃ〜 |
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2008.9.30 [火] 用事で外出、日本伝統工芸展に回る |
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今日は合唱を楽しみにサントリーホールに行くつもりだったけれど、
演奏会の間ずっと気力・体力が続くかまだ心許ない。 ここで無理すると明日からの予定が心配。
で、楽しく聞かせていただけそうな、もっと体調がよい時に伺うことにして、
残念ながら、次の機会まで繰り延べ。
日曜日の外出を止めたので、ついでに済ませるはずだった用事が残ってしまった。
今日までなので、止む無く、夕方になって雨が小止みになった時に外出。
体調は大分よくなったけれど、まだまだキツイ。
と言っても、ついでに三越の第55回日本伝統工芸展を覗くくらいには回復。
以前は陶芸を中心に見ていたけれど、着物に復帰してからは一番の関心はやはり着物類。
それでも着物関係をざっと見ただけで、疲れてしまった。
賞をもらっていた花織の帯! とっても素敵!! だったけれど、
体調が悪いと感度が鈍るようで、素敵なものはいろいろあるのに、感動が薄い。
楽しく暮らすには健康が大切で、体調管理をもっとちゃんとしなければと強く実感した。
会期中にもう一度、今度はしっかり見たいと思うけれど、行かれるかしら?
疲れたので、気楽に鼎泰豊のチャーハン・小ろんぽうなどで食事を済ませて帰宅。
*****
中旬から体調が悪くなっているのに、予定の観劇だけには頑張って殆ど行ったけれど、
出かけない時は、大体寝ていたという情けなさ。(涙)
体力・体調を考えずに予定を入れすぎなのよね〜
でも、チケットは早く取ってしまうので、その後の体調は予測できないし..
それに出かけなければ、ダウン状態ばかりになってしまいそうな気もするしと自己正当化。(苦笑)
明日からもう10月。 やはり予定は沢山あるし、体調維持にもっと気をつけなければ.. |
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2008.9.29 [月] 漸くどうにか復調の兆し! |
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土曜日からますます体調悪化。
軽い頭痛に眩暈に吐き気までして、すっかりダウン。 風邪????
土曜の夜から日曜の昼頃までが最悪で、薬を飲んでも一向に良くならず、
頭もお腹も抱え込んで眠れないまま床に入っていると、どんどん気弱になって、
考えなくてもいいことをあれこれ考え始めて、更に落ち込んでしまう。
少し元気になれば、現金なもので、そんなことはさっぱり忘れてしまうのだけれど..
*****
日曜の午前は自治会の動員で、町会の防災訓練に引率・参加予定だったけれど、
動くのさえ大変で、外での活動などまるで無理。 どうにか電話して、パスさせてもらう。
午後は太鼓奏者の林英哲氏と国立劇場のコラボの特別企画で、
TAIKO3部作の完結編「人智千響」を国立劇場に聴きに行くはずだった。
楽しみにしていたし、体調もいくらかよくなってきたし、他の用事もあることだし..出かけたい。
でも、いくらなんでも太鼓の音を楽しめるほどに回復しているとは思えないし、
太鼓の音は多分頭にもお腹にも響いて体調がまた悪化しかねない..と常識?が働いて、諦めた。
*****
月曜日も出かけず動かず..じっとお篭り中。
辛さは峠を越したようで、どうにか復調の兆しを感じて、少しホッとしている。
急な秋に身体がついていかなかったみたい。
皆様もお風邪など召しませんように、お気をつけ下さいね。 |
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2008.9.26 [金] 狂言の会(国立能楽堂 記念公演 5日目)、富山料理(五万石) |
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国立能楽堂の開場25周年記念公演の5日目に出かけた。
初日から4日目までは能が主体のいつもの能楽公演だったけれど、
5日目の今日は狂言の会で、間に素囃子をはさんで、狂言だけ3曲。
最初が大蔵流の「福の神」、次に和泉流の「武悪」、
そして素囃子の「獅子」から続けて、大蔵流競演の「唐相撲」。
「福の神」は短いけれど、茂山千作氏の福の神が素晴らしい!
出の笑いで、幕の向こうから元気な笑い声が響いてきた途端に、場内に期待感が満ちた。
福の神の高笑いで終わる「笑い留」の演出がめでたい気分を盛り上げると言うけれど、
本当に、何とも言えない笑いの素晴らしさ、千作氏の至芸!! を堪能。
それに、共演が千五郎、七五三のお二人だし、いうことなし!
三宅右近、井上菊次郎、野村万蔵氏の「武悪」も面白く、
最近まで知らなかった名古屋の菊次郎氏が毎回素敵で、これからも期待してしまう。
休憩後は、迫力のある素囃子を楽しく聴いた後に、期待の「唐相撲」!!
「唐相撲」は、大蔵流の名家3家が揃っての競演で、とても楽しみにしていた。
国立能楽堂の主催公演としては初演の大曲だそうで、顔ぶれが、こういうイベントならでは..
本舞台と橋掛りに狂言師がずらっと並ぶだけでもすごいのに、
茂山家の若者達がつぎつぎと繰り出す怪しい相撲の技!?の数々に、楽しい謡の迫力も..
唐人の謡ということで詞は意味不明なのに、時々聞き取れる怪しい単語に、笑いが漏れて..
帝王の後ろで後見のお一人がずうっと一緒に謡っていらして、それもちょっと楽しかった。
それにしても、動きの少ない忠三郎さんは兎も角、千之丞さんもあのお年で立ったり座ったり、
いくらかはお若いとはいえ日本人(相撲取り)役の東次郎さんのお元気なこと..
若い方々の相撲技でも思ったけれど、狂言師の身体の鍛え方はすごいわぁ!と、それも感動もの。
筋があって無いような..でもとっても楽しくて、狂言がますます好きになった
千作さんの「福の神」も競演の「唐相撲」も期待通りで、「武悪」も含め私には初めてだったけれど、
2列目の目付柱寄りが取れて久しぶりの正面席だったので観易かったし、本当に堪能!
*****
帰りに友人とまた富山料理の「五万石」で食事。
先日ミニ会席をいただいたばかりなので、今日は刺身御膳に、鰤茄子の煮物を付けたが、
小鉢は前回と同じだったし、刺身も同じようなものだけれど、いつもおいしい!
揚げ物の白海老のかき揚も、お薦めの鰤茄子もうれしいお味で、
話に熱中しながらも、お酒を少し飲みながら、ペロッといただいた。
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着物は昨日と同じ、単衣の泥大島紬。
帯は組帯にした。久しぶりの袋帯。 金色も使われているが、全体に緑みの灰色の感じ。
夏に閉店セールで出会ってつい買ってしまった(汗)ひなやの組帯をおろした。
帯揚げは草木染(竹染)で、薄い竹色。
帯締めは合わせる時間が無く、昨日も締めた白色の冠。 私の好きな撚り房。
昨日眠れないまま動いた反動で、今日はすっかりダウン状態のまま、漸く午後遅く動き出せた。
時間は無いけれど、着て行く洋服を考えるのも億劫で、着物にしてもどうにか間に合うだろうと、
昨日のまま吊るしてあった着物を大慌てで着て出かけた。
以前だったら、とても無理だったけれど、着るのも随分早くなったものだわ。
でも、能楽堂に着いたのは開演のほんの2〜3分前で、汗が大変だった。(涙) |
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2008.9.25 [木] 芝居(近代能楽集−綾の鼓、弱法師) |
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またも殆ど眠れず、しかも訳の分からない夢まで見て、まだ薄暗い早朝に諦めて起きたものの、
身体は正直に? 動けない。 と言うか、少し眩暈もする感じで、動くのが辛い。
で、グタッ、ドテッ..と座り込んでいた。
でも、ほんの少しだけだけれど珍しく朝から洗濯をし、減農薬・肥料の産直野菜を買いにも行って、
問い合わせの電話もして、しかも、午後は動員のかかった交通安全運動のテントまで出かけて..
と、夜の観劇までに、ボンヤリしながらも、結構いろいろな用事をこなした。
それにしても、テント内の折り畳みのスチール椅子に2時間座りっぱなしは、やっぱりキツイ。(涙)
もしかしたらと本と眼鏡を持って行ってはみたけれど、とても読める雰囲気ではない。
と言っても、座っている以外な〜んにもすることがない.. 何かすることがあれば、いいのに..
四方山話をしているお二人以外は、お隣の席の方と時々少しお話しをしながら、
皆さん苦行僧の如く(笑)、時間が経つのを待っている状態。
僧は修行の一環だろうけれど.. 私達は..
時間が来て開放されると殆どの方はお茶に.. 私は急いで帰宅して、夜の観劇の準備。
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三島由紀夫の「近代能楽集」の「綾の鼓」と「弱法師」の初日公演に、新国立劇場まで出かけた。
どんな舞台になるのか興味があって、事前の会員予約でチケットを取ったけれど、
小劇場での公演は、公演毎に座席配置が違うので、チケットの席番では位置が分からない。
前の方の席だろうとは思っていたが、1番前の列でサイドブロックのセンター寄りの通路側。
中央ブロックより見易かったかも.. 居眠りし難かった(爆)以外は、いい席だった。
「綾の鼓」、「弱法師」ともに、単純さと複雑さが混じりあったような.. 奇妙な分かり難さ..
「綾の鼓」も額面どおりに取る訳にはいかなそうな.. 特に「弱法師」は..
そのうちに原作を読まなければ..
夏前?に観た「オットーという名の..」の方が、考えさせられたものの分かり易かった気がする。
演出家は殆ど知らないのだけれど、「綾の鼓」が前田司郎、「弱法師」が深津篤史。
俳優も、両方に出演の、十朱幸代、多岐川裕美、国広富之くらいは、流石に知っているが、
「綾の鼓」の綿引勝彦、「弱法師」の木村了、など..は初めてで、知らない人が多い。
最近は演劇もTVドラマもあまり観ていないことが明白だわね〜
それにしても、「綾の鼓」で踊りの師匠(男性)が、雪駄でなく女物の草履を履いていたのが、
気になって堪らなかった。
あれは、何かの象徴だったのか..
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2週間近く着物を着ていなかったので、着物を着ることにしたが、
大通りに面したテントに2時間居たので多分埃まみれ.. 大急ぎでシャワーで埃を流した。
着物を着ようとしたら、半衿が.. 慌てて買ったままのビーズ半衿を掛けたが、忙しない。
単衣の泥大島紬。 いろいろの柄が段取りで織り込んであるもの。
つづれ織の名古屋帯を下ろした。 青みの銀鼠色地に、斜め格子に華柄のお太鼓柄。
小物は選ぶ時間がなく、前回のものが出し易かったので、そのまま今日も使ってしまう。 |
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2008.9.23 [火] 出会い |
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お茶部の投扇興! 楽しそう〜
写真だけでも楽しさが伝わってくる感じで、次の機会には是非是非..と思いながら拝見。
きっと楽しくもあり難しくもあり..なのでしょうねぇ。
それにキイさんの扇のお話にも..
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>本当の出会いには本気と覚悟か。
>と、人生半分くらいをきてしまった今さらながらですが
>考える次第でございます。
>人生のチャンスをどうとらえるかということにも 大きくかかわってきますね。
>受けての能力、感度、純粋度、熱意、機が熟すことの大事さなど、もろもろありますね。
>いろんなことに当てはまると、深く深く考えるなり。
人生残り少なくなってきた私も、来し方行く末を考えました。 >みにさん、ぼーさん |
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2008.9.22 [月] 秋の交通安全運動 |
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秋の全国交通安全運動が9月21日から30日までの10日間全国一斉に実施されるようで、
今まで交通安全週間だと思っていたら、1週間でなく10日間も続くのですね〜
今年度の自治会役員なので動員がかかって、25日の午後に出向かなければならなくなった。
特にすることもなくテントの中で座っているだけで、
居る意味があるの? 時間の浪費では? と今までずうっと思っていたので、疑問を呈したら、
無駄ではないですよ! と教えていただいた。
>交通安全運動、運転者にとってはものすごいプレッシャーです。
>街角にテントが立つとアクセルをゆるめがちになりました。
>というわけで、お役目はムダではないですよ。
こゆきさん、ありがとうございました。
無駄でないと分かって、出向く元気が出ます。
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今日の午後も朗読サークルだったのに、動けず..またもパス。(涙)
次の児童館でのお話ボランティアに向けて、役割分担が決まるはずだったのに..
観劇だけは大体は予定通りに、どうにか行っているものの、後の時間はグッタリ、ダラダラ..
本当にもう少し当たり前に、キッチリ動けるようにならないと..
しっかりしろと自分を叱咤。 |
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2008.9.21 [日] 文楽(第二部) |
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今日は文楽の楽日。 第二部を観に午後遅く国立小劇場に行った。
今回は、初日に第一部、楽日に第二部という観劇日にしてみた。
第二部は「奥州安達原」で、「朱雀堤の段」、「環の宮明御殿の段」、「道行千里の岩田帯」、
「一つ家の段」、「谷底の段」の半通し。
「朱雀堤」、「環の宮明御殿」は2、3度観ているし、歌舞伎でも演るので馴染みの話だが、
「一つ家」も「谷底」も知らないと思ったら、18年ぶりの上演だそう。
私が文楽にすっかり嵌ったのは(笑)15年前の1993年だから、観てないわけだわ。
咲太夫さんが休演だったのは残念だったけれど、中堅・若手が頑張っていて、いい舞台だった。
特に太夫と三味線は人が減ってしまっているので、益々頑張ってもらわないと..
既に観た友人の評で気になっていたところも気にならず、大いに楽しんで、観て・聴いて来た。
日を重ねて改善されたのか、楽日で頑張ったのか.. それとも単に私の見方が甘いのか..
袖萩が三味線を弾く場面で、「朱雀堤」では三味線と人形の手が合っていず気になったけれど、
「環の宮明御殿」ではよく合っていたのは、人形遣いの問題ではなく三味線弾きの問題なのかしら?
千歳太夫の語りがやっぱりいい!
でも、他の太夫も以前より良くなった気がした方が何人かいらして、これからが楽しみ!
紋寿の袖萩、その親を遣う玉也と文雀のけん仗と浜夕夫婦の情愛が辛く哀しい。
和生と清十郎の傾城恋絹と生駒之助の優しい道行き、そして勘十郎の老女岩手の怖さ..
終演時の拍手も盛大で、皆さんも私同様楽しまれた様子。
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楽日のせいか雨にも拘らず着物の方が結構いらして、着物を止めてしまったのを少し後悔。
こういう日用に洗えるシルックを折角用意しているのに、どうもあまり着たいと思わなくて..
これで、お能と文楽と3回続けて着物を着なかった。
今週後半の観劇には、是非着物を着たいものだけれど、どうなるか..
ところで、振りから覗く長襦袢の袖丈がまるで合っていない方がいらして、気になってしまった。
私は持っていないけれど、うそつき襦袢や替え袖は優れものかも..と思う。 |
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2008.9.20 [土] ボランティア祭り終了 |
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今日はボランティア祭り。
区のボランティア連絡会や社会福祉協議会などが主催して行う年に1度のお祭りだそうで、
私の入っているサークルも参加して、先日の児童館と同じ演目で発表した。
子供たちもいたけれど大人の方が多いところで、人形劇も無事終了。
私のできはイマイチ。睡眠不足で声が出にくかった。
他の方も少しとちったりもあって、皆上がり気味?
でも、まあ悪くはなかったでしょう。 そう思うことにしましょう。
この人形劇は今日で終わり。 来週からは、新しい話を別のキャストで練習するはず。
今回参加した中に朗読のグループが他にも2つあったので、古くからのメンバーに聞いたら、
区内に数グループはあるらしい。
私も存在を知っていた1グループは発表時間が私達とドンピタリで、聞けず。
2箇所でやるから仕方ないけれど.. 他のグループは気がついたときには終わっていた。
それぞれの特徴など、情報収集をしたいけれど、誰に聞いたらいいのやら.. |
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2008.9.19 [金] 能狂言(国立能楽堂 開場25周年記念公演 4日目) |
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ついに、国立能楽堂の記念公演4日目で、お能最終日。
狂言・和泉「川上」、能・喜多「三輪−神遊」。
狂言「川上」は味わい深い曲で、ああ、こういう狂言もあるのかと楽しんで観ていた。
シテが万作さんで、アドの石田幸雄さんと、演者はこの夫婦2人だけ。
狂言にしては長い40分が、殆どシテの万作さんの1人芝居の感じとでもいう展開で、
万作さんの芸を堪能した。 やっぱり素晴らしい狂言師だわぁ!
終わり近くで、アドの妻が怒って地蔵を罵るところが狂言らしく楽しい。
それにしてもお地蔵様も、何とかもう少し優しくしてくれても..
能「三輪−神遊」は、私にもいつもよりは少し分かり易い感じで、うれしかった。
シテは今春人間国宝になられた友枝昭世氏で、この方の舞台は多分初めて拝見した。
素敵な舞とは思うものの、まだまだ分からない。早く分かるようになりたいと思うけれど..
前場と後場のシテの装束替えを舞台上の狭い作り物の中でするのが、
シテは無論だが、後見がさぞ大変だろうと余計なことを思ってしまう。
亀井六郎氏の大鼓がいつもながら素晴らしい!
御髪が一層白く、見事な銀髪で.. 初めて舞台を拝見した時からどのくらい経ったのか..
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夜の公演なので、公演の前に寄りたいと思っていた展覧会に行き損なったのがとても残念。
案内をもらった職人の技・老舗の匠展はグズグズしているうちにとっくに終わってしまい、
祝嶺恭子染織展は明日までだし、白洲次郎と白洲正子展にも会期中に行かれるかしら?
体調はまだ好転せず、今日もどうにか開演に間に合ったという状態だし、
予定をパスしてしまうこともあるのだから、追加は無理なのかもしれないけれど.. |
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2008.9.18 [木] すっきり、すべすべ |
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夜、みずえさんのセルフエステ講座に参加。
参加した回はたまたま少人数だったこともあって、キチンと受講できた(つもり)。
家に帰って来てからも、肌の調子もいいし、気持ちよさが持続している。 ニッコリ!
あとは日々の手入れの持続だろうが、毎日は多分無理と、初めから自分のズボラ承知で、
できる範囲で、気をつけていきたいと思っている。
エステの予約を入れた頃は、体調もよく、余裕で行かれそうと思っていたけれど..
午前中と午後に、家の近くで用事があって、夜のエステ講座でトリプルヘッダーのはずが、
このところの体調の悪さで、午前中はまるで無理、
午後も結構遠いし1時間半の声出しは少しキツイので、両方パスしてしまった。(涙)
午前中の講座は今日が最終日で、行きたかったのだけれど..
10月からの後期も、切り口を替えて続くけれど、残念ながら落選してしまった。
定員70名で87名の申込だというから、落選者の方がずっと少ないのに、なんとも残念。
エステ講座で目白に行くなら花想容にも行きたいと思っていたけれど、ここは6時半で閉店!
エステは早い回は満員で8時半からのクラスだから、時間が中途半端で、
花想容でのお茶の後では、2時間近くの時間をつぶすのは大変そう.. 断念した。
もっとも、今日の昼間の体調では、無理だったわぁ.. 無駄な考え..だったみたい。
エステ講座だけでも気持ちよく参加できて、
顔がすっきり、肌がすべすべしただけで、今日はよしとしましょう。 |
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2008.9.17 [水] 自治会の役割 |
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調子の悪さは依然として変わらず、眩暈も続いていて、今日も1日グッタリ..
でも、いくらかよくなってきたので、夜の自治会役員会に出かけて行ったら、
いろいろな活動提案やら動員やら..
防災訓練への参加・引率はともかく、交通安全週間のテントへの動員(座っているだけ)って、
意義の分からぬ時間泥棒!と言ったら言い過ぎでも、時間の浪費でしかないと思うものの、
人数の割り当てがあるというし、勤務中の人には無理なので、午後のみ1日出る約束をした。
見かける度に、あれはなんなんだろう..居る意味があるの?と思っていたことに、
自分が出向かなければならないとは..
運転者に心理的効果があって、全国的に実施すると言うけれど..
歩行者より速度が速い運転者が、大体、気づくのかしら? 疑問..とっても疑問。 |
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2008.9.16 [火] マッチ調達に失敗 |
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ダウン状態のまま、一日が過ぎてしまった。(涙)
絶不調の中どうにか出かけた昨日、帰宅後は直ぐ横になるつもりが、
来ていた息子に、コーヒーを淹れたり、果物を切ったり、茶菓子があったのでお薄を点てたり..
当然私もお相伴していたら、リズムが狂ってまたも眠れずに.. 今日も不調のまま..
コーヒー豆が切れてしまったので、夕方になってから下まで降りて、
ドトールでコーヒーとミラノサンドとやらを食した。 今日初めての食事..(苦笑)
行った主目的はマッチの確保(笑)なのに、以前あったマッチを入れた籠がなかった。
トイレの臭い消しにお香(線香)を焚くのでマッチが要るのだけれど、売っている所が分からず、
ちょっと恐縮しながらも、ここで調達していた。
コーヒーはブラックで飲むので、砂糖もミルクも使わないから、
代わりにマッチをもらってもいいか(爆)と..
喫煙コーナーは前と同じにあったけれど、マッチは見当たらず、聞くのはさすがに恥ずかしく、
マッチはコストもかかるだろうし、禁煙・嫌煙時代には合わないかもしれないから、
なくなったのも不思議ではないけれど.. これからどこで調達しようかしら.. |
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2008.9.15 [月] 能狂言(国立能楽堂 開場25周年記念公演 3日目) |
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今日は、国立能楽堂の開場25周年記念公演の3日目。
能・観世「高砂」、狂言・大蔵「夷毘沙門」、能・金春「舟弁慶」。
「高砂−翁ナシ・八段之舞」は初日に「翁」があったためか翁ナシで始まり方に興味があるし、
何よりシテが梅若六郎氏! 特に後シテの「神舞」がたっぷり楽しめそうで、
それに「舟弁慶−遊女ノ舞・替ノ出」も歌舞伎との違いを観たいし..と、
初日とともに、とても楽しみにしていた日だった。
なのに、絶不調!(大涙)
それでも昼近くにはどうにか動けるようになったので、必死の思いで慌てて出かけた。
我ながらよく頑張って出かけられたと思う。 威張れるようなことではないけれど..(苦笑)
目を閉じて謡だけを聞く合間に、できるだけ頑張って目を開けて舞台を観るという哀しい状態!
でも、体調不調にも拘らず、狂言の「夷毘沙門」だけでなく、
お能の「高砂」も「舟弁慶」も、結構楽しく拝見できて、無理しても行ってよかった!!
「高砂」の囃子方・後見・地謡の装束が初日同様の素襖上下に侍烏帽子で、
翁ナシではワキ(宝生閑氏)が出ない翁に代わって礼をするのも他の人の動きも少し分かったし、
六郎氏の舞いも素敵だったし.. 少なくも目を開けて観ることのできた時は堪能できた。
「舟弁慶」では、あまり観る機会のない金春流のお能が観られて、シテの本田光洋氏も初めて。
アイがあんなに長く舞台で活躍する能は初めてだったし、
後シテの独特の登場・退場も観られたし、義経役の子方が頑張っていたし..
アイが高齢の茂山千之丞氏なので少し心配したり、
子方の抑揚・発声には未だに違和感があったりもしたけれど.. 観られてよかったと思う。
*****
よく言われるお能のヒーリング効果を享受できたのか、
必死に行っただけのことはあったようで、終演後は友人と軽く食事ができるほどになっていた。
富山料理の「五万石」で、お酒を少しだけ飲みながらミニ会席をいただいた。
敬老の日だけれど三連休の最終日のせいか、
予約で満席の日が多い店で、珍しく空いていたのには少し驚いた。
*****
友人は灰藤色のお召しに白地に爽やかな緑・黄色がかった花倉織りの単帯。
先日は本塩沢の200色の小紋だったし、いつも素敵な装い!
私は、残念ながら着物どころではなく、洋服になった。
折角用意していたのだけれど.. 行くことができただけでもよかったのだから..
*****
今日は敬老の日で母に電話する予定だったのに、出かける前はとてもそんな状態でなく、
帰宅後は来ていた息子に気を取られ、気づいた時はもう遅く、連絡しないまま..
昨日会ったし、プレゼントも渡してはいるけれど..後で電話してみましょう。 |
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2008.9.14 [日] 月が見えない |
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中秋の名月! 皆さんには月がよく見えて楽しんでいらっしゃるご様子。
こうめさんのお宅からも、見えていて、雲はかなり早く流れているとのこと..
それなら家からも見えるだろうと、うれしくなってベランダに飛び出したけれど、やっぱり見えない..
まさか!と思いながらも、玄関から出て逆方角も見たけれど.. やっぱりダメ..
長くお月見もしなかったから、家からは見せてくれないのかしら?
とても残念! ちょっとひがんでしまいそう。
+++++
中秋の名月! が見えない。
我が家からは曇り空の向こうになって..全く月の影もなし。
姉は例年どおり、団子(今年は時間がないので頼んだそうだが)も、花も、果物も、
小さな机に載せてベランダに出して月を愛でると言う。
最近は花屋で薄が手に入らなくなっているとの話だった。
私は忙しさに紛れて、季節毎の習慣をなくしてから久しい。
というより、実家を出てから習慣があったかしら? したのはほんの何度かだけ.. |
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2008.9.14 [日] 墓参り |
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父の命日で、お墓参り。
最近は護国寺にも滅多に行くことがないので、墓地の様子が年々変わるのを実感した。
心配していた天気もよくて、草取りにもよさそうと思っていたのに、
私はダウンしてしまい、動き出せたのが出かけようと思っていた時間で、
大分遅くなって慌てて出かけた。
母は毎年お墓参りをしていて、姉もよく付き添っていたが、私は退職後の参加。
今年は休日で姉の連れ合いも一緒にお墓参りしてくれると言って、
横浜から車で来て母を送迎してくれたので、本当にありがたかった。
お墓参りの後のミニ直会の店を予約できたのが2時からで、いつもよりゆっくりの墓参なのに、
思った時間に出かけられない、草取りなどまるでダメな自分が情けなかった。
去年は大分キレイにしたので今年も準備していたけれど..
義兄も少し手伝ってくれたそうで、姉が頑張ってできるだけはしてくれていた。
ありがとうございました。
ミニ直会は池袋の東武デパートのレストラン街スパイス15階の美濃吉。
開けてくれた障子の向こうは竹を植えた小庭の落ち着いた雰囲気の部屋で楽しく食事。
長月の月懐石をいただいた。
小付けのいちじくの風呂吹きが珍しく、椀替りの紙鍋の名残の鱧ときのこ鍋も楽しく、
向付のかつをの刺身も脂がのっていて..子持鮎の塩焼きも子(卵)がたっぷり..
部屋への入り口の小部屋で釜で炊いてくれた松茸ご飯も、最後の果物・菓子もお薄も..
特に贅沢ではないし、これと言って凄い!というわけではないけれど、
とてもおいしく思えて、久しぶりにゆっくり話をしながら、頂戴した。
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第1回沖縄列島大工芸展「手くま肝清らさ杜ぐすく展」の最終日で、スペース銀座の杜まで
行くつもりだったが、食事が終わったのが遅く、時間ギリギリになるので、体調的にも諦めた。
NPO法人を作ってまで工芸産業の活性化を図る状態なのが心配だし、
共催のみともで店長から職人さんたちは消費者の声を聞きたがっているし、
是非行ってくださいと言われていたのに、残念でもあり、申し訳なかったような.. |
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2008.9.13 [土] 能狂言(国立能楽堂 開場25周年記念公演 2日目) |
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午後から国立能楽堂の開場25周年記念公演の2日目を観に行った。
今日は、能・宝生「大原御幸」、狂言・和泉「蜘盗人」、能・金剛「泰山府君」。
「大原御幸」は舞がなく謡のみで演じられる珍しい曲で、「三婦人」の一つだそうだが、
謡を聞き取れない超初心者には、舞のないお能は難しい。
装束をつけていなくても、舞のある舞囃子の方がまだしもと思うくらいのわからなさ..
でも、分からないなりには、結構楽しかったような..
観ながら何故か、晩年の歌右衛門が歌舞伎座でやった「建礼門院」を思い出していた。
「泰山府君」のシテは金剛流宗家の永謹氏がなさったが、前シテは天女で、後シテは泰山府君。
同じ天女が後場ではツレで他の方がなさるのが変わっていて、少し驚いた。
お能は時々居眠りつきになってしまったが、狂言は、いつものように楽しく拝見。
演者が知らない方々だったが、後で筋書きを見ると名古屋在住の方。
いつだったかも名古屋の方が出ていらしたが、この頃名古屋の方の出演が増えているのかしら?
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今日も着物を着たが、暑くて体調もイマイチだし、中正面席なので気楽でいいだろうと、
木綿の琉球絣を着てみたら、やっぱり木綿は木綿で能楽堂には場違いの感がして、
着替えたので大慌て.. どうにか開演には滑り込めたが、暫くは汗が..
微塵格子の綿薩摩なら平気だったかも..
火曜日に着た単衣の塩沢絣にした。 藍色地に黒と鼠色の縞で、黒の四角の飛び柄入り。
帯は、一昨日の木曜日と同じ「恵比寿細工」という博多の紋八寸名古屋帯。白地に多色で縞入り。
小物は今日から袷用にして、白色で撚り房の冠の帯締めに、青色の濃淡染め分けの帯揚げ。
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これから日舞のお稽古という友人と早々に分かれて、日本橋に寄った。
午前中はダウン状態だったので、満足な食事をしていず、
太り気味だったから丁度よいかと思うものの、お腹の虫が今にも騒ぎ出しそうなので、
北海道展をしていた三越で、うに・いくら・ほたて丼(3種入り)を食べて、一息ついた。
高島屋の叶匠寿庵で多分今年最後のカキ氷を頼んだら、冷たくて口の中が痺れるような..(笑)
明日の手土産用にお菓子を少し買って帰宅。
自分用にも当然買ってきたお菓子を、早速食べてしまう。 これでは痩せられない..(苦笑) |
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2008.9.11 [木] 歌舞伎(新橋演舞場 昼の部、夜の部) |
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新橋演舞場で新秋歌舞伎の昼の部と夜の部を通しで観て来た。
昼夜通しで観るのは久しぶり。
今月は予定が多くて、ここは1日で観ることにしたのだけれど、やはり通しはきつかった。
芝居は楽しく観て来たけれど、腰痛が出てしまったし、体力不足もあるし、通しはやはり避けたい。
昼の部が「源平布引滝」と踊りの「枕獅子」で、夜が「加賀見山旧錦絵」、踊りの「色彩間苅豆」。
昼夜とも、長めの芝居に、踊りの組み合わせで、
踊りは、「枕獅子」が時蔵に、禿2人は松也と梅枝、「色彩間苅豆(かさね)」が亀治郎と海老蔵。
昼の「源平布引滝」は、「義賢最期」、「竹生島遊覧」、「実盛物語」と続く。
「義賢最期」と「実盛物語」は単独でも演るけれど、私はやっぱり通し上演が好きだわ!
木曽義賢と斎藤実盛の2役を海老蔵が演じているが、どちらも立派な武将を好演。
夜の「加賀見山旧錦絵」は、中老尾上に時蔵、召使お初に亀治郎、局岩藤が海老蔵、他。
時蔵の尾上がニンに合っている感じだし、3人ともに、なかなかよくて、いい芝居だった。
それにしても、「枕獅子」以外は出ずっぱりの海老蔵が大奮闘!
亀治郎も歌舞伎座で昼の序幕に出てから、こちらに移動して夜の部にずっと出ているが、
やはり上手くて、いい役者だと思う。 そう言えば今月は女方ばかりなのに気づいた。
出演者が比較的少人数だったのは、劇場のせいか、今月は公演が多くて役者が足りないのか..
公演が多いわりには、空席もあるけれどあまり目立たず、人気があるのが分かる。
新橋演舞場は若手の公演やスーパー歌舞伎などの新しい試みが多いが、
少しずつ世代交代というか、若手の活躍の場が広がっているような気がする。
ただ、通しで観たので気づいたのだけれど、「義賢最期」の奴折平と
「加賀見山旧錦絵」の「塀外鳥啼の場」の奴伊達平の表着が同じだったようなのは..
公演が多いせいなのか、多い色柄なのか?
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夜には雨の予報が出ているが、降られないことに勝手に決めて(笑)、着物で出かけた。
昼間、劇場にいる間に降られたが、行き帰りは雨も降らず、帰りの道も余り濡れていず、
着物の方も結構いらしたし、私も着物にしてよかった。
もっとも昼の部と夜の部の間に外に出る予定は変更して、場内で過ごすことになってしまった。
着物は、伝統工芸士の木村竜之氏が染色した「花浪漫」という上代お召し。単衣。
花織り風の普及版?で、鼠色地に黄土色などの縞入り。
帯は、「恵比寿細工」という博多の紋八寸名古屋帯。白地に多色で縞入り。
小物は、選ぶのをサボって火曜日と同じ物。 |
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2008.9.10 [水] 自転車で天真庵へ |
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最近すっかりお馴染みになって来た天真庵だが、我が家から直線距離だと結構近くて、
殆ど真っ直ぐに北に行けばいいのだけれど、直接行かれる交通網がなく、
バスを乗り継いで行くか、大回りして地下鉄を乗り換えて行くしかないので、
前々から自転車で行ってみたらどうかしらと思っていた。
大分涼しくなってきたし、今日の午後は家から北東方向で用事があり自転車で行くので、
家からよりは近そうだし、物は試し!と、用務先から天真庵まで自転車で一走りすることにした。
どうも北に行って天真庵に近づいた分だけ東に遠ざかったようで(笑)、
結局、用務先からも真っ直ぐ帰って来た時と同じく30分前後かかってしまったものの、
自転車をとばせば、公共交通機関で行くのと同じか早いことが分かった。
自転車をとばすと言っても、歩道に歩行者がいる時は、余程のことが無ければ、
ベルは鳴らさないことにしているので、徐行を含めて30分前後だから、十分に自転車圏内。
更に交通費もかからないし、運動不足解消にもなって、言うことなし!
ただ、坂が多いので、天候と、私の体調(特に脚力)との相談になりそう。
天真庵では今日も夜の集まりがあって、蕎麦もまだあると言う。
2日に続いての幸運にニッコリ.. そう言えば今月は2度目だわ〜
1合だけなら自転車の酔払い運転で捕まることも無いだろうし(笑)、
お酒つきの文膳にしていただいた。 今日のお酒は兵庫県産の山田錦で作ったという米宗。
蕎麦があったため2日と同様、チーズケーキは食べそこなってしまったが、
今日はお気に入りの「もち麦入米と麦」というパンを忘れずに持ち帰った。
早速夜食に食べたいけれど.. このところ太り気味なので、どうしようかと迷っている。
家→用務先→天真庵→家 と1時間半くらい自転車で走ったし、
それくらいのカロリーは消費できるだろうと、結局、軽く焼いて1枚食べてしまう。
しかも、イデミスギノのいちごと赤すぐりのジャムまで載せて..
帰って来てからデザートに果物をタップリ食べたのに.. 本当に食いしん坊なんだから.. |
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2008.9.9 [火] 歌舞伎(歌舞伎座 夜の部) |
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歌舞伎座に秀山祭歌舞伎の夜の部を観に行った。
富十郎親子の「鳥羽絵」を挟んで、吉右衛門主演の「盛綱陣屋」と「河内山」だから、
正に吉右衛門の奮闘公演の趣で、吉右衛門は初日同様、気合が充実している感じ。
祖父であり養父である初代追善の秀山祭3年目だから、当たり前といえば当たり前だけれど..
「盛綱」は、5月に観た文楽と違って、歌舞伎では今回も陣屋しかやらないので、
子供が親の犠牲になる(切腹する)話そのもので、その健気さに伯父の盛綱が応える筋立て。
子役が大役!で、その大役を橋之助の三男・宜生がやっていて、子供の成長の早さに驚いた。
今回の盛綱は、随分豪華な顔ぶれだと思っていたが、やはり見応えがある。
まるで11月の顔見世かお正月のような配役で、三婆のひとつ微妙を芝翫がやって、
母親は玉三郎と福助、他も左團次、歌六、歌昇、松緑と、驚きの豪華版。
実は、こういう筋立ては好きではないのだけれど、でもやっぱりいい舞台!で、感動もの..
2時間近い「盛綱」の後は、富十郎親子の「鳥羽絵」が15分だけ。
初めて見た(覚えている)のは三津五郎親子ので、鼠の可愛らしさが印象的だったが、
今回の鷹之資の鼠の大きなこと.. ここでも子供の成長の早さを実感した。
最後の「河内山」は、左團次、歌六も出るものの、他は染五郎、芝雀、錦之助などで、
あの顔ぶれの「盛綱」に比べると、当たり前だろうが、全体に軽い感じがしたけれど、
吉右衛門が気持ちよさそうに演じていて、
最後に「ぶぁかめっ」と高笑いして終わるのが、歌舞伎らしくていつもながら楽しい。
なかなかいい舞台だったのに、結構空席があった。
今月は文楽もあるのに、歌舞伎の公演が多いので、分散したのか、
公演によって偏りが激しいのか.. 少しもったいない感じがした。
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着物は、単衣の塩沢絣。 藍色地に黒と鼠色の縞で、黒の四角の飛び柄入り。
帯は、今日も八寸帯で「風紗」という紗博多。 灰白地でお太鼓柄。
青鼠色と黒のような濃い焦げ茶の縞の五嶋紐の帯締めに、渋い青色の帯揚げ。
今日は、家と歌舞伎座の往復だけだったせいか、暑さの一段落した夕方から夜だったせいか、
余り汗もかかず、気持ちよく着物を楽しめたのがうれしかった。 |
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2008.9.8 [月] 無事終了 |
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そうなんですか〜 米朝さんはもう噺はしないのですか!? 残念です。
桂米團治襲名披露公演が来月東京でもあるけれど、米朝さんは口上だけですものね〜
+++++
児童館でのボランティア=お話の会が、無事に終わってホッとしたら、
帰り道ではドッと疲れが出てきて、開放感もあって、少し放心状態のような..(笑)
私の出る人形劇は群読の後なので、子供達は少し慣れてきて、見ながらちゃちを入れる子もいて、
もともと緊張気味のところに、幕の向こうから子供の反応が聞こえてくるので、
上がり性の私としては、ますます緊張度が増してしまって、疲れたわぁ〜
外からは落ち着いて見えるらしく、上がらないでいいわねぇ〜と言われたが、
とんでもない.. しっかり上がりましたよ〜(爆)
対象は、児童館の学童クラブなので、小学1年生から3年生までだし、
始まる前から覗きに来る子も居たりして、楽しみにしてくれていたようなのに、
何故上がるのかしらねぇ〜 自信のなさの反映かしら?
次回は20日の区のボランティア祭り。 それでこの劇は一応終わり。
今度の観客は大人が多いらしいし.. どうなることやら..
まあ、なるようにしかならないと腹を括って、楽しみたいけれど、
楽しめるようになるのはまだ当分先になりそう。 |
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2008.9.7 [日] のんべんだらりと |
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先週の日曜日からの調子の悪さが続いてしまい、今日もダラダラと過ごしてしまった。
まあ、その割には、先週の外出予定は大体クリアしたし.. 無理しても仕方ない。
先月行き損なったフランス料理店でランチを食べる心積もりだったけれど、
とても出かけられる状態ではなく、昨日のように夜に出かける気力も出ず、止む無く諦めた。
雷鳴を遠くに聞きながら、何を作ろうかと、ボンヤリ考えているうちに時間が過ぎていく。
ラタトゥイユもどきがまだあるし.. 他は、あるものを見繕って.. 何とかしましょう。
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明日は児童館でのボランティア活動というか、お話の会。
私は初めての出演予定。 役割分担に従って練習してきたので、行けなかったりしたら大変。
雨の後は少し涼しくなって、大分過ごし易くなってきたし、
他の方々のご迷惑にならないよう、キチンと出かけられますようにと、自分に気合を入れて、
さあ寝ましょう。 |
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2008.9.6 [土] てんぷら@みかわ、展覧会 |
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夜は、茅場町のみかわで天麩羅を堪能した。
早い時間に1人ならOKとのことで、夜の営業開始の5時に入れていただいた。
急に刺身も食べたくなって、10年以上通っていて初めて刺身もお願いした。
刺身もおいしそう!と前から思っていたものの、いくら大食!?の私でも、量的に???で、
刺身と天麩羅を秤にかけると、ここでは当然天麩羅が優先だし..と、
今まで刺身は食べたことがなかった。 念願が叶った!ような..(笑)
刺身を肴にお酒を1合だけいただいて、あとは天麩羅をタップリ..
刺身は、予想通りのおいしさ♪ 多分、生半可な鮨屋より余程おいしい!
季節ものの松茸も文句なし♪
それに、イカが墨イカだったのが夏らしくてうれしかった。
お盆休みの後から墨イカになったそうだが、墨イカの時期は短くて、
8月初めはまだいつもの煽りイカだったので、この季節の墨イカを食べられてニコニコ!
懐には少し厳しいけれど、でも行かずにいられない。
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食後はいつものように日本橋まで歩いて、招待券をいただいたデパートの展覧会に行った。
まずは高島屋の「絹谷幸二展」。 強烈な色彩は好みが分かれそう。
会場に行く途中で、大マイセン展をやっていたので覗いたら、本当に素敵!
展示即売会だから見るのは無料だし、見応えがあって、特に陶板画に好きなのを見つけた。
磁器だから、店では陶板画ではなく、ドイツ語のままプラークと言っていた。
着物より高額で、購入は当然考慮の外だから、かえって気楽に拝見。
次に大丸の『荒木幸史「秋櫻」の世界』展に滑り込んで、来年のカレンダーをいただく。
コスモスだけを題材に描かれた画が、いつも通りずらっと展示されていて、
可憐で、でも華やかでもあり.. |
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2008.9.5 [金] 創作結城展 |
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文楽の第一部が終わっても、今日は雨の心配が無さそうなので、銀座に回って、
今日が初日の結城紬「工房龍田屋 創作結城“手つむぎ・手織り展”」に伺った。
えりりんさんとニアミスだったようで、今帰られたところとのこと。 残念!
でも、しょうさんにはお目にかかれて、素敵な着姿に、眼福!!
えりりんさんも、今日は取り敢えずご挨拶だけでもと足を運ばれたしょうさんも、
真楽の管理人さんたちの、作り手に優しく、作り手を大事にする気持ちが伝わってくるようで、
いい方々だわぁ! と今更ながらうれしくなった。
作り手の思いのこもった、心がグラグラするような反物が..
先日自分で購入禁止令を出したばかりなので、当然見せていただくだけだけど、
今も目の前にちらついたりして..
会場内でいろいろ拝見し、お話しているうちに、気づいたら随分長時間お邪魔してしまった。
龍田屋の藤貫さん(社長さん)、おちゃばなさん、ありがとうございました。
*****
銀座ついでにらくやにも寄って、お勧めくださった産地フロアを覗かせていただいた。
今日は、産地から、丹波ちりめん、博多織、大島紬の3人が居らして、
ご説明いただきながら、こちらでもいろいろ拝見させていただいた。
大島紬好きな私には、さつまゆうきが印象深く、むかし大島というネーミングも楽しい。
着ていた大島をお褒めいただいたが、本場の作り手に誉めていただけて、とてもうれしかった。
しかも、締めていた博多織帯が、来ていらした工房で作られたものだと思うとのこと。
何かとご縁を感じた日だった。
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白地の沙献上博多帯に、着物の泥染めの黒色がうっすらとだけど、少し移ってしまった様子。
帰ってから着替えたら、帯まくらの後、背中に当る部分に色移りを感じて、ちょっとショック。 |
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2008.9.5 [金] 文楽(第一部) |
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今日が初日の文楽の第一部を観に国立小劇場に行った。
第一部では、人形遣いの吉田清之助が、入門時の師の名の豊松清十郎を継いだので、
襲名披露口上と、三味線と人形遣いの人間国宝3名が彩る襲名披露狂言もある。
どうせなら初日に観たいと今日のチケットを取ったが、
いつもの初日の緊張感だけでなく、襲名披露初日の華やかさもあって、楽しんだ。
人形遣いに豊松姓があるのを知らなかったら、清十郎襲名による久しぶりの復活だそうだ。
第一部は「口上」を挟んで、「近頃河原の達引」と「本朝廿四孝」。
初めて文楽の襲名披露口上を聞いた時は、歌舞伎とは随分違うので驚いたものだが、
最近あった、やはり人形遣いの桐竹勘十郎や三味線の鶴澤燕三の襲名で、慣れたみたい。(笑)
「近頃河原の達引」は、「四条河原」と「堀川猿廻し」。
「堀川猿廻し」は、まず住太夫、次に綱太夫と、人間国宝2人で切を語る重厚さ。
そして、猿回しの猿たちが可愛らしい!
襲名披露狂言の「本朝廿四孝」は、「十種香」と「奥庭狐火」。
清十郎が八重垣姫と狐を遣い、「十種香」には人形遣いの蓑助と文雀、
「狐火」には三味線の寛治と、3人の人間国宝が出演して、襲名披露狂言らしい華やかさ!
しかも「狐火」の後半は、3人出遣いで「十種香」で勝頼を遣った勘十郎が左手を遣うし、
本当に贅沢な顔ぶれで、「狐火」の楽しさもあって、終演時は拍手が続いた。
現師匠の蓑助が、「近頃河原の達引−堀川猿廻し」、「口上」、「本朝廿四孝—奥庭狐火」と
全部に出ているので身体が大丈夫か心配だったが、第二部には出ないようで少しホッとした。
*****
襲名披露初日のせいか、柔かものをお召しの方がいつもより多い気がした。
今日も暑くなるというので、私は泥大島紬にした。 黒地でいろいろな柄が段に織ってある。単衣。
帯は、少しは涼しくと、博多八寸帯。 白地の紗献上。
帯締めは、青鼠色と黒のような濃い焦げ茶の縞の五嶋紐。
帯揚げは、白色の絽。 黒で松葉柄入り。 |
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2008.9.4 [木] 一日経っても |
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一日経っても、昨日のお能は素晴らしかった♪ と、感動持続中。
今回の特別公演はいつもより高いのが難点と思いながら、
曲と出演者の顔ぶれが高いチケット代以上に魅力的で、見始めた初期に格好の機会と、
全部拝見することにしたのだけれど、昨日は何の何の、高いどころか安いと思ったほど..
あとの4日間への期待が膨らんでくる。
最後の5日目は狂言の会で狂言だけだけれど、それもそれで楽しみだし..
*****
「絵馬」の前ツレをなさっていた柴田稔氏が、密偵おまささんのお師匠様とは..
いいお師匠様に習っていらっしゃるのですね〜
*****
今日も始動できたのが遅く、午後の講座をパスしようか迷ったものの、
遅刻覚悟で行くことにして自転車を飛ばしたら、幸い滑りこめた。
1時間半、殆ど声を出しつづけ..できは関係なく(笑)、気持ちよい疲れ。
いい気分ついでに、帰りに家とは少し逆方向のオーガニックカフェに行ったら、満員。(涙)
折角行ったのだからと、しばらく待ってケーキとコーヒーをいただいて、気分よく帰宅。
帰ったら、夕べ洗った海島綿の長襦袢も汗取り肌襦袢もよく乾いていて、これも気持ちいい。
運動にもなったし、動き出してからは気持ちのよい時間ばかり。 うれしい!
*****
明日は文楽の初日で、第一部に行く予定。
人形遣いの吉田清之助が師の先代の名、豊松清十郎を継いだ襲名披露もある。
先日母と話していたら、母は初日と知らずに明日のチケットを取ったそう。
私も行く話をしたので、行かないと心配をかけてしまう。
2日の歌舞伎座の昼の部のこともあるし、朝からちゃんと動けるかしら? 頑張らなくちゃ.. |
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2008.9.3 [水] 能狂言(国立能楽堂 記念公演 初日) |
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今日は、国立能楽堂の開場25周年記念公演の初日。
開場25周年記念公演が数ヵ月に亘って続いて、曲も演者も様々で、どれも魅力的。
今月は飛び飛びに5日間で、全部通うことにしたのだが、一番観たかったのが今日の「翁」。
観世の「翁」の他、観世・能「絵馬」、和泉・狂言で「末広かり」、そして喜多・能「湯谷」。
「翁」は「能にして能にあらず」と言われるそうで、筋書きの説明によると、
『劇としての狭い意味での能ではなく、「式三番」とよばれる古風で独自の様式を持った祝言・祝舞』。
その「翁」を、観世の宗家・観世清和氏が務めるというので、是非拝見したいと思っていた。
「翁」は期待通りというか、期待以上というか、ただただ素晴らしい! というしかない。
場内が水を打ったようにシーンとして、観る方にも緊張感のようなものが漂って..
観に行ってよかった♪ 観られてよかった♪♪
観世のご宗家の翁は、私が言うのはおこがましいけれど、品格も素晴らしく、
息を詰めて観入った感じで、これが翁か!!と、拝見した。
何故か今まで比較的短いイメージを持っていたので、
千歳、翁、そして三番叟の舞と続くと、1時間以上掛かるのに驚いたけれど..
三番叟も、「鈴ノ段」は観た記憶があるけれど、その前の「揉ノ段」は覚えていなかったが、
舞い手が声を発し、勢いよく足拍子を踏んだり、飛び上がったりして、躍動感のある舞が力強い。
この部分は舞うと言わずに「三番叟を踏む」と言うと後で解説を読んで納得した。
「鈴ノ段」で振った鈴が壊れて散らばったハプニングにはビックリしたが、
演者(野村万蔵氏)も驚きはしただろうが、少しも動じず見事に舞いつづけたのは流石。
後見が、準備した代えの鈴を渡す機会を伺っているのが、
後見は動いたりしたわけではないのに、交換するまで気になってしまった。(笑)
「絵馬」のシテは、観世銕之丞氏。
面白い?筋立てで、アイの鬼たちも、とても楽しかった。
「末広かり」は、野村萬さん他。
結構最近観たはずだが、今日はまた別な印象があって..
高齢の萬さんが飛び跳ねるのには、ちょっとハラハラもして..(爆)
「翁」、「絵馬」、「末広かり」まで、休憩無しで3時間半連続して演じられたので、結構きつかったが、
寿ぎというか厳かな祝いが心にズシーンときて、感動的だった。
出演者の装束も、囃子方、地謡、後見まで、全員いつもとは違い、こちらも印象的だったし、
経験の浅いこの時期に、こういう素晴らしい能鑑賞体験ができたことを喜んでいる。
連続3時間半で疲れてしまい、休憩後の「湯谷」は、時々居眠り付きの鑑賞になってしまった。
歌舞伎座で玉三郎の「熊野」を観ているので、筋にはついていけたものの..
とは言え、疲れたけれど、お能を堪能した、いい1日だった。
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今日も体調がイマイチで動き出すのが遅かったけれど、大急ぎで着物を着て、辛うじて滑り込んだ。
記念公演の初日なので少し敬意を払って、でも暑くて、柔かものの単衣は着たく無いので、
本塩沢の単衣の訪問着を着た。
「雪の中のきれ200色」という「やまだ織」の本塩沢の訪問着で、織り手は関なつ子さん。
薄クリームがかった白色で、200色?で少し濃い色目のグラデーションの経縞が入っている、
帯は、絽綴れ帯。 銀鼠色地に空色・桃色入りの市松秋草柄。
帯締めは、薄浅葱色に白色の入った単衣・夏用の五嶋紐。
帯揚げは、浅葱色と薄空色の大きな市松に蜻蛉柄入り。 |
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2008.9.2 [火] 歌舞伎(歌舞伎座 昼の部)、天真庵 |
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歌舞伎座の昼の部を観に行った。 初代=先代の吉右衛門の俳名を冠した秀山祭も今年で3回目。
序幕の染五郎、亀治郎などの「竜馬がゆく」は、体調悪く見損なったが、
次の「ひらかな盛衰記−逆櫓」と「日本振袖始」を楽しんで来た。
「逆櫓」は、吉右衛門、東蔵、歌六、芝雀等に、最後に富十郎が出演。
初日だし、吉右衛門は気合が入っている! 感じ。
主役の松右衛門実は樋口次郎兼光を、気持ちよさそうに演じていたし、
富十郎のいくつになっても張りのある声に感服しながら、舞台が引き締まるのを実感。
人気のある演目でよく演るが、他の役者もそれぞれによく、いい芝居だと思った。
初日のせいだろうが、黒衣が2度、出を間違えて何もせずに引込んだのがご愛嬌。
「日本振袖始」は、玉三郎の世界! あと、稲田姫に福助、素盞鳴尊に染五郎。
岩長姫実は八岐大蛇の玉三郎が、すっぽんから出てきて、本舞台に移った時の
舞台上の滑るような動きが蛇体のようで、思わず息を飲んだ。
玉三郎の10年前の舞台でも、他の役者でも、特に記憶にないけれど、
今まで気づかなかったのは、要はよく観ていなかったということなのかしら?
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序幕をパスしたくらいで、着物を着る時間など無く、今日は洋服になったが、
歌舞伎座は初日のことでもあり、着物姿も多く、殆どの方は単衣をお召しだった。
今日は暑かったし薄物の方もいらしたが、単衣の着物の中では透ける着物はやはり違和感があり、
同じ夏物でもあまり透け感のない絽のような着物の方が、まだよさそうに思った。
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終演後は、暫く行けなかった天真庵に伺った。
先月は伺おうとすると雨になって、着物で駅から歩くのは躊躇してしまい、伺い損なったが、
今日は洋服なので、急に雨になっても支障ないと、漸く伺うことができた。
しかも、まだ蕎麦があるというので、ニコニコと、お酒と蕎麦、コーヒー等の文膳をいただいた。
夜の教室があるため多めに打ったということだったが、
時間的に蕎麦は品切れ覚悟で、チーズケーキにコーヒー狙いだったので、うれしい予想外れ。
お酒は秋田の福小町。 特別純米酒と書いてあったけれど.. 特別と言うのは..??
おいしくいただきながら、庵主の野村氏と話したりしながら、ユッタリと時間を過ごして、帰宅。 |
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2008.9.1 [月] 一日晴れなのに |
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一日中、久しぶりの好天で、洗濯日和というのに..ダウンしてしまった.. 残念..
昨日は朝から調子がよくなかったのだから、休めればよかったのだけれど..
頑張ったつけがきたみたい。
今日の午後のサークル活動は休むと迷惑をかけてしまうので、30〜40分遅れで辛うじて参加。
参加すれば、一番若手としては動かざるを得ないし..
帰宅後は、とても家事をする元気がなく.. 最低限だけで..
検診の結果だけは聞きに行ってきたけれど、コレステロールが大分高くなっていて、
これ以上高くなると治療を考えなければならないらしい。 悩みが増えてしまった。
体調が依然として回復していないのに、遊びすぎなのよね〜
遊びまわるのを減らして体調回復と家の片付けに力を入れるべきとは分かっているものの、
今月も予定をギッシリ入れてしまって.. 少し反省。
でも、反省は少しだけ.. あと何年と思ったら、やっぱり人生楽しまなくちゃ..
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2008.9.1 [月] 8月の着物着用録 |
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今月も、自分の覚えに、8月の着物着用備忘録をまとめた。 夏物。
暑さにもめげず、我ながら驚くほどの回数を着物で外出した。
我が家でも着る時だけは冷房を入れるし、交通機関も行き先も冷房が効いているので、
外を歩いている時以外は却って気持ちよいような気がすることもあって..
ただ、行き帰りに外を歩き回った時だけは暑さが辛いし、家に戻ると汗が一度に吹き出す。(苦笑)
8月1日 芝居(宝塚BOYS、シアタークリエ)他 夏大島紬(黒地、華柄)八寸名古屋帯(櫛織、生成り)
8月4日 演芸(上席、国立演芸場) 阿波しじら(木綿、青地、縞) 八寸名古屋帯(羅、紺暈し)
8月6日 金春祭り(金春通り) 小千谷縮(麻、白地、黒縞) 名古屋帯(小千谷、麻、生成り、無地)
8月9日 音の会(国立小劇場)展覧会 明石ちぢみ(灰白、夏蔦柄) 名古屋帯(夏紬、茄子紺)
8月12日 歌舞伎(第二部、歌舞伎座)絹芭蕉(藍色絞り小紋)染め名古屋帯(絹芭蕉、オフホワイト)
8月13日 歌舞伎(第一部,歌舞伎座)小千谷縮(麻、白地)八寸名古屋帯(博多、紗献上、白地)
8月14日 演芸(中席、国立演芸場) 夏大島紬(黒地、華柄) 八寸名古屋帯(櫛織、生成り)
8月15日 能狂言(国立能楽堂) 明石ちぢみ(灰白、夏蔦柄) 名古屋帯(麻、藍紅型、藍色)
8月17日 真楽・深川祭りオフ 浴衣(竹柄、生成りに青で柄) 半幅帯(綿麻、黒地、白の燕柄)
8月19日 歌舞伎(第三部,歌舞伎座) 小紋(絽、白地・藍滝縞) 博多八寸帯(紗、灰白地)
8月20日 長唄(国立大劇場)京友禅付下げ(紋紗、灰紫色)袋帯(絽綴、白地、垣根蔦柄)
8月24日 歌舞伎(国立小劇場)夏大島紬(黒地、華柄) 博多八寸帯(紗、灰白地)
8月27日 能楽鑑賞講座(国立能楽堂) 絹芭蕉(藍色絞り小紋)染め名古屋帯(絹芭蕉、オフホワイト)
8月31日 能狂言(東京芸術劇場 中ホール) 明石ちぢみ(灰白、夏蔦柄)名古屋帯(夏紬、茄子紺)
8月の着物着用は14回。 今までで最高の着用回数!
今まで2桁着たのは今年の1月だけで、夏にこんなに着るとは、自分でも少し吃驚している。
長〜いブランクの後でまた着物を着だしたのが、一昨年の7月なのだから、
私の着物着用と季節は関係なく、むしろ観劇の多寡や体調などとの関係が深い。(笑)
それに大変な汗っかきで季節に関係なく汗をかいて、いつも汗には悩まされている。
大体、洋服の時も、Tシャツ1枚でも、ひどい汗なので、結局何を着ても同じ..
それなら、夏も楽しく着物を着たほうがいい!
浴衣を入れると全部で8枚着たが、去年までと違って、今年は夏も正絹が中心になった。
麻(小千谷縮)を2回、木綿(阿波しじら)と、ごく普通の木綿の浴衣を着たが、他は正絹。
夏大島紬と明石ちぢみを3回ずつ、絹芭蕉を2回着ていて、さらっとしたものが中心。
あとは、紋紗の京友禅付下げと、絽の小紋を1回ずつ。
特別なイベントもなく、正絹は、7月末に決めたとおり、7月に着たものだけを今月も繰り返し着た。
帯は、浴衣に締めた半幅帯1回に袋帯1回の他は、名古屋帯8本を代わる代わる締めている。
ざっくりした手織櫛織、羅、紗献上博多、紗博多の八寸帯4本を、計6回締めた。
他は、麻を2回(藍紅型と小千谷)に、絹芭蕉の染め帯と夏紬を2回ずつで、計6回。
やはり締められなかったものが..
特に袋帯は、柔かものを殆ど着ないこともあって、なかなか締める機会がない。
去年は着損なった着物を今夏は2枚着られたけれど、この着方だと袋帯の出番が殆どないので、
来夏の課題になりそう.. |
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2008.8.31 [日] としま能 |
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住まいの自治会活動で、フロアの廊下掃除が11時からあったが、天気がよくて幸いだった。
午後からは、池袋の東京芸術劇場中ホールの「としま能の会」に行って来た。
横浜能楽堂館長の山崎有一郎氏の構成・監修で、薪能から始まり、形態を変えて21回目という。
母に誘われて3年前から毎年続けて観ているが、普段の能楽堂とは違った楽しさがある。
舞台は、橋掛りが大分短いし、屋根がなく、目付柱とワキ柱は下から1メートルくらいだけ。
観客は区民が多いようで、お知り合いのグループがそこかしこに和気藹々と..
でも、番組も演者も能楽堂並みに、しっかり楽しめるようにできている。
番組は、舞囃子「放下僧」(宝生)、狂言「六地蔵」(和泉)、能「恋重荷」(観世)。
演者は昨年同様、舞囃子が近藤乾之助、狂言が野村萬、能が観世喜之、他の方々。
囃子方は、大鼓が亀井広忠、小鼓が大蔵源次郎、笛が一噌隆之、能の太鼓は小寺真佐人の各氏。
区長の挨拶に続いて、山崎氏の簡単な解説・見所紹介があるのだけれど..
やっぱり、能は分からない.. まして舞囃子はもっと分かり難い。
それでも楽しくもあるのだから、まあいいかとも思っている。
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終演後、母と別れてから全国伝統的工芸品センターに寄ったら、
「本場大島紬伝統工芸士 田畑安之助の世界」の展示があって、田畑氏が来ていらした。
夏大島をお召しで、私が着物だったこともあってか、話しかけてくださり、ご説明下さった。
田畑安之助さんは、確か銀座のもとじのプラチナボーイでも大島紬を織っていらしたはず。
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着物は夏紬で 灰白色の明石ちぢみ。 夏蔦柄。
帯も夏紬で、茄子紺色の名古屋帯。 お太鼓と前帯に灰みの紺の暈しの丸。
帯締めは、紫・白色で編んだ盛夏用。
帯揚げは、白色で、黒で松葉柄入り
アタ編の草履にやまぶどう籠。
住まいの廊下掃除があって時間がないので、洋服で出かけるつもりが、
あまりに天気がよいし、8月末日の今日で夏物は終わりかと思って、頑張って着物にした。
掃除が正午過ぎまでかかったし、汗を落とさないと着物は着られないし..で
池袋に開演の2時までに行くために大慌てで準備したら、交通事情もよくスムースに到着できた。
でも、帰りにはまたも雨で、本当にこのところの天気はどうなっているやら..
折り畳み傘を持って行ったからいいものの、傘は必需品になっている。 |
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2008.8.30 [土] 単衣を受け取る |
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ランチを堪能してから、呉服店で今日の銀座行きの目的の南風原の花織の単衣を受け取った。
単衣にするのは勿体無かったかと今でも思うけれど、青の色合いが冬のイメージではないので、
単衣にしてよかったのだと前向きに考えて、来週から精々着ましょう。
と言っても、天候との相談もしっかりしなければ..
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その前に、時事通信ホールの澤屋重兵衛コレクション(新作展示販売会)に寄ってみた。
電話で誘われたのに、行くとは思っていなかったらしく、少し驚かれたみたい。(笑)
心の動いた帯もあったし、着尺もよかったけれど、柔かものは滅多に着ないし、
それに、もう買わない! という覚悟も新たに、見せていただくだけのつもりだったし..
着尺と帯を着付けていらっしゃる方も数人.. 流石にそれぞれよく似合っていらした。
着付けたままで、購入の相談をしていらっしゃる方も..
私も気になった着尺と帯があったものの、一番気になったすくいの帯は200万円!!
昨日の誓いを頑張って守ろうとするまでもなく、買えるはずもない金額なのを幸い(爆)、
却って気楽に拝見できた。 もっとも、もっと安いものの方が断然多かったけれど.. |
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2008.8.30 [土] フランス料理@大渕座 |
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水が出たり山が崩れたりした各地の被害に比べれば、穏やかなものの、こちらも連日の異常気象。
皆様のお宅にも被害がなければいいけれど..
今週は月曜日から観劇の予定がなく、片付けでもしたいと思っていたが、またも全くできず。
一時期少し涼しくなった後の暑さがひどく堪えた感じで、ボケッと過ごしてしまった。
予測のできない雷雨も多くて、大きなものの洗濯も躊躇してしまい、本当に何もしなかった。
料理する気力も不足して、いつもに輪をかけた手抜き料理ばかりだし、銀座に行く用事もあるので、
先月初めに伺ったきりの大渕座に、ランチのOS間際に入れていただいた。
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アミューズに松茸入りの炒り卵。 私の作る・思う? 炒り卵とは全く別物で、
これも炒り卵なのね!? と、いつものように思いながら、おいしく頂戴する。
次が松茸のガレット!! どのように出てくるのかしらと期待しながら待っていたら、
薄切りの松茸が幾重にも載った大きな一輪の花のような、贅沢なガレットで、おいしいこと♪
近くの席に時々お会いする方がいらして、召し上がっていられた松茸のピザもおいしそうで、
両方食べられたら、もっと言うことがなかったのだけれど..(笑)
そして温かいホワイトアスパラガスのスモークサーモン載せ。 前回とソースが違っていた。
ここで、少しでいいからと追加をお願いしたヴィシソワーズをいただいて、一息ついて、
次がメインの魚。 アレッ! 何だったか思い出せない..(汗)
おいしくいただいたから、いいけれど.. 時々思い出せなくなるのは.. やっぱり老化..??
デザートに月光と言うスモモをいただいて、今日も大満足で、ニッコニコ♪
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通りの数張りのテントとフェニックスホールでイベントをしていたので、
有機栽培、減農薬・肥料の米や野菜を少しだけ買ったら、やはり重くて、少し後悔も..
銀座の蜂蜜もあって迷ったけれど.. 買わないでよかった! |
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2008.8.29 [金] もう買わない! |
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他のことのついでに、ちょっとチェックして、吃驚暁天!
自重しなければと言いながら、今年になってから着物関係に費やした金額の凄さ!!
これくらいなら買えるかしら?買ってもいいかしら? と買ったものが
塵も積もれば何とやら..で、自分でも驚くほどの額になっていた。
もちろん一つ一つは承知して買ってはいるのだけれど、
高いものはほんの少し、それも、あまり高いものは買わなかったので、
油断していたら、本当に呆れるほどの額。
あの着物・帯としてはお買い得でも、洋服ならとても買わない金額だし、
冷静に考えれば、この驚愕の額も何の不思議もないのだけれど、
その時々で支払って済ましてしまい、分かっていなかった。
こんなになっているとは.. 青くなった。
当分の間は、手許に溜まった着尺をゆっくり順番に仕立てていただくだけで、
新規購入はしない、できない! できるはずもない!! と心に誓った。
守らなければ.. |
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2008.8.27 [水] 写真展「里山」 |
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能楽鑑賞講座の帰りに、今森光彦写真展「里山」を観に大丸ミュージアムに寄った。
今日は天真庵行きを予定していたのだが、第4週の水曜日は休みなのを運良く思い出して、
他の日に見るつもりでいたこの写真展に予定変更。
日本人の(少なくも私の年代には)原風景とでもいうような、懐かしい景色の写真がズラリ..
森、原、川、棚田..自然と、そこに住む生き物.. 懐かしさもあって、見入った。
大津生まれで今も琵琶湖のそばに住むという写真家の視線が、伝わってくる。
会期中(9月1日まで)に行かれたらもう一度行ってみたいと思うけれど.. 無理かしら?
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更に、大丸、三越、高島屋の呉服売り場を久しぶりに回って、
特選売り場で素敵な着物と帯を拝見したが、買えそうもないものは安全(笑)で、眼福、眼福!
三越と高島屋で話し込んでしまい、昨晩はまた眠れなかったので、流石に少し疲れて帰宅。
食事も買ってきた近為の漬物などで簡単に済ませ、早々にダウン..爆睡(爆)。 |
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2008.8.27 [水] 能楽鑑賞講座(国立能楽堂) |
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国立能楽堂で行われる「9月の能と狂言」という能楽鑑賞講座に行って来た。
最近知ったばかりだが、翌月の公演の演目を中心に、能楽鑑賞講座を毎月1回やっている。
往復はがきでの申し込み制で、応募多数の場合は抽選というが、幸い当選して聞くことができた。
定員160名と言うのに、無料のためもあろうが、ギッシリの老老男女。
若は殆どいなかったけど、それでも来ていらした方々は、学生さん? 研究者?
来月は国立能楽堂の25周年記念公演が5日もあって、演目も演者も当然魅力的で、
能狂言をまめに見始めてからはまだ1年半くらいの初心者なので、5回とも行くことにした。
魅力的でないのは、いつもより大分高いチケット代だけ..(涙)
と言っても、流派主催の他の公演ほどではない。
話は、配られたレジメに従い、来月の記念公演の初日から4日目までの能を各1曲ずつ。
「湯谷−三段之舞」、「大原御幸」、「舟弁慶−遊女ノ舞・替ノ出」と、「三輪−神遊」。
シテとワキの関係や、小書きについての説明もあって、あっという間の2時間だった。
いくらか見所も分かったような気がするし、来月は、いつもよりは少しは能が分かるといいけれど..
今まで分からなくても、それなりに楽しい時を過ごしているが、
どうせなら、分かって楽しめたら、もっといいに違いないと思うので、期待が膨らんでいる。
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雨というので洋服のつもりだったが、出かける準備をする頃には陽も射して、降りそうにもない。
で、急遽着物にしたが、予定していなかったので大慌て.. 開始時間に滑り込めてホッとした。
着付けにかかる時間がいくらか短縮されてきたので間に合ったのだと思うと、それもうれしい。
絹芭蕉の総絞り小紋。 白地に藍色の絞り。
絹芭蕉の染め名古屋帯。 オフホワイトに淡彩の東京染めとかの紅型調の芝文・花丸文。
生成りで、裏と端が黒い五嶋紐の帯締め。
薄藤色・薄桃色の杜若の柄入りの絽ちりめんの帯揚げで、ほんの少し色を注した。
夏の私の定番のアタ編の草履にやまぶどう籠。 |
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2008.8.27 [水] 継承された着物 |
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辛夷さんとこゆきさんのおばあ様やお母様から譲られた着物についての記述が、とても興味深い。
そして、それだけの着物が、好みが、継承されていく素晴らしさを思う。
見たことのない母の着物はどんなだったのかと思いながら読ませていただいた。
戦争中に疎開させた母の着物・帯は無事だったものの、いい帯を入れた行李は、
戦後のどさくさで途中で失くなってしまい手許に戻ってこなかったと聞いたことがある。
戻って来た物も、食べ物に換わってしまったという。
そうやって農家に渡っても、田舎では着る機会がないまま眠りつづけた着物も多かっただろう。
そういう着物・帯が都会周辺の農家に結構残っていると聞いたことがあるけれど、
今はどこに、どうなっているのか?
捨てられたりせずに、誰か着る人の許に渡っているといいけれど.. |
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2008.8.26 [火] TV |
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オリンピックの閉幕で、マスメディアにも日常が戻って来た感がある。
スポーツ好きだった私は、
オリンピック期間中は受験勉強を放り出して、テレビから離れられなかったのに、
今回は物理的に見ることができなかったら、嘘みたいに関心低下で、
新聞の見出しで、ふ〜ん!ということも多々あった。
昨年テレビが壊れたまま、オリンピックまでには
修理するかデジタルTVを買うか決めようと思いながら、長らく放置してしまった。
ないのに慣れてしまうと、時には見たい番組があるけれど、大して不便も感じず、
遊び呆けていてTVを見る時間もないしと、結局TVなしの生活を継続している。
TVって便利で楽しくもあるが、あればつい時間を取られるし..
でも、オリンピックからこんなに離れたのは初めてで、少し寂しくもある夏だった。 |
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2008.8.25 [月] イタリア料理 |
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今月は遊び呆けていて、食べに行くこともままならず(苦笑)、気がついたらあと1週間しかない。
ここ数年は、まともな料理と言えるものは殆ど作らず外食頼りなのに、
今月はまた天麩羅と和食だけで、フランス料理もイタリア料理も食べていない。
これは大変と(爆)門仲のパッソアパッソに行って、イタリア料理をご馳走になって来た。
どうも今週も予約で満席らしいけれど、いつものカウンターの補助席に入れていただけた。
シェフもイタリアのヴェネチアでヨット競争と料理コンテストを合体させたイベントに参加して
優勝して来たり、軽井沢のフードフェスタで料理を作ったり、深川祭りで神輿を担いだり、
随分充実した生活を楽しんでいられるご様子.. ちょっと羨ましいくらい。
アミューズは牛肉の小さな肉団子、オリーブより若干大きいくらいの小さな一口サイズ。
しっかりした味で、文字通り一口でパクパクパクッとなくなってしまう。 もっと食べたいような..
それに、すっぽんと冬瓜のズッパ。 冷たさと喉ごしのよさ! 元気も出そうな気がする。
アンティパスタは、筑波?だったかの鴨のカルパッチョ。
レバーと、野菜を使った2種類のソース?がついていて、異なる食感、味が楽しい。
一切れ添えられていた都城のマンゴーもとても濃厚なおいしさで、彩りも素敵。
魚は2品あって、まずは、のどぐろのソテーに、茶豆やおくらの緑が爽やかで食感も楽しい。
更に、ふんわりした食感ののどぐろの魚卵もそえられていて、これが堪らないおいしさ!
次の千葉(東京湾)の穴子には、殻のついたまま調理したという小麦と、茄子が敷いてあって、
これも味と食感が、素敵!
この頃には、ワインも効いてきて、ニコニコ、ほくほくと、ひたすら食べる。
そして、とうもろこしの手打ちパスタには、サマートリュフがたっぷり載っていて、
チーズソースを絡めながら、あっという間にお腹に入ってしまった。 幸せ気分一杯!!
メインは但馬牛のとんび(とうがらし とも)とかいう肩のよく動くところのソテー。
ドライマンゴー(都城の)が添えられている吉田牧場のリコッタチーズを堪能したのに、
デザートの、焼いちぢくにアイスクリーム添え、バルサミコのソースもおいしくて..
これだけ食べられるように、どの一皿も少し軽めになっているのだけれど、
それにしても、おいしければいくらでも入る私のお腹はちょっとしたものだと我ながら呆れ気味。
帰りは、運動不足対策と、カロリー消化のため(笑)、小雨の中を歩いて帰ってきた。 |
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2008.8.24 [日] 歌舞伎(稚魚の会歌舞伎会合同公演、国立小劇場) |
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歌舞伎を下で支えている歌舞伎俳優達の研修公演に久しぶりに行って来た。
国立劇場の歌舞伎俳優研修修了生と名題下の既成俳優の合同発表会。
歌舞伎特有の名跡中心公演のため、普段は滅多に役らしい役がつかないにも拘らず、
歌舞伎俳優になって、いわばその他大勢組みで歌舞伎の舞台を支えている俳優達の晴れの舞台。
暫く行っていなかったが、応援の気持ちで出かけることにしてチケットを取った。
「菅原伝授手習鑑−車引」、「釣女」、「番町皿屋敷」と、「勢獅子」。
硬さが残っている人もあるが、皆の一生懸命に演じている気持ちが伝わってくる舞台で、
それになかなか上手いし、頑張ってね! と思いながら観て来た。
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午後遅くからの公演にしたので、もう雨は終わりかと思って、着物で行くことにしたが、
出かける時には雨がまた降り出してしまい、と言って洋服に着替え直す時間はないので、
雨コートを着て行ったら、少し涼しくなってきたと言っても、まだまだ暑く、汗が..
夏に雨コートを着てまで着物で出かけたくはなかったし、
こういう天気の時はせめて家で洗える麻か何かにしておくべきだったと思った。
夏大島紬。 黒地に華柄。
紗の博多八寸帯。 灰白地。
五嶋紐の帯締め。 緑がかった藍色で、淡い緋色等入り。
絽ちりめんの帯揚げ。 薄藤色・薄桃色で、杜若の柄入り。
雨下駄に、スリーシーズン用の雨コート。
観客は出演俳優のご家族やお知り合いの方が多いのかしら?という感じだったためか、
天気が悪いにも拘らず、少し不思議なくらい着物の方が多かった。 |
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2008.8.23 [土] 新作歌舞伎(新・水滸伝、ル・テアトル銀座) |
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夕方から「新・水滸伝」を観に、京橋のル・テアトル銀座に行った。
市川猿之助の演出で、澤潟屋一門の二十一世紀歌舞伎組による新作歌舞伎。
実はうっかりチケットを取りそこなって、気づいた時が遅すぎたので残っている席がちょっと..と
行く意欲が減退していたところ、幸い今日のチケットを頂戴したので、母を誘って行って来た。
猿之助のスーパー歌舞伎の小型版、言わばミニスーパー歌舞伎のような、澤潟屋一門らしい舞台。
主な役が演ずる役者の個性を発揮させるような役になっていて、楽しく観た。
笑也も出ていて、澤潟屋一門が揃う時には、やはり居て欲しい人だと思った。
もっとも段治郎は膝関節の慢性的な炎症治療のためとかで休演だったけれど..
7月の歌舞伎座と9月の赤坂歌舞伎の間に、膝を休ませたいということなのでしょうね..
予報どおり天気がよくないので、着物はやめてしまったが、
少ないものの、着物の方もチラホラいらして、着るのを止めたのを少し残念に思った。
明日は更に天気が悪いらしいし、やっぱり着物は止めかしら? |
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2008.8.22 [金] 健診 |
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今日は涼しいを通り越して寒いくらいの一日。
半袖長ズボンのパジャマをいつも通り着ているのに、朝は寒さで目が覚めて、驚いた。
昼間は依然として手足を出した格好をしているから、それで寒いくらいなのかもしれないけれど、
涼しくなったと喜んでいて風邪など引かないように気をつけないと..
皆様もご注意くださいね。 (自戒と○○心からのつぶやき..)
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区の国保加入者などを対象にした、成人健康診査の3ヵ月の期間が終わりそうになって、
慌てて実施の医療機関名簿を見て、一番近い医院に一昨日行って来た。
採尿は帰りでもOKということだったのに、これで終了で結果は1週間後と受付に言われて、
私もすっかり忘れて帰って来てしまった。
唯一の検診の機会だから、やってくれることは全部調べてもらおうと、慌てて再度行って来た。
昨日も行ってみたら、休診日.. 土日と木曜日が休診とは?
ごく簡単な検査だけなのに、近いとはいえ、3日がかりになってしまった。
働いていた頃は、健保組合で人間ドックばかり受けていたので、検査項目が結構多く、
しかも、脳ドックや骨検診なども合わせてやっていたので、半日がかりの検査だった。
比べる方が無理とは言え、今回はあまりに簡単な検診に驚いた。
血液と尿の検査、心電図、レントゲン、医師の診察はごく簡単な問診に聴診器を当てるだけ、
計測はなし! と言うか、身長・体重を自己申告!!
段々故障の多くなる年齢になって来て、今までに比べて、
検査とも言えないような内容に、ちょっと不安を感じたりして..
でも、人間ドック料金を全額自己負担するのはキツイし.. 迷ってしまう。 |
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2008.8.21 [木] 夏も終わりに |
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午前中の用務先に自転車で親水公園を通って行くと、
陽射しは夏なのに風が心地よく、秋の気配を感じた。
用務後に、2ヵ月近くご無沙汰したラーメン屋に自転車を飛ばして、区内を東から西に一走り。
丁度昼時で待っている方が多く、暫く外で資料を読みながら待っていたら、
昼時の夏の陽射しそのもので、大きな帽子を被っていても、堪らず汗が..
ラーメンに限らず、並んで待つなんて、私にしては珍しいけれど、
この店で食べようと思ったら、待つしかない。
家に戻ってシャワーで汗を流したら、日頃の寝不足と今日の自転車乗りのせいか、
少しのつもりが、しっかり午睡。 目覚めたらもう夕方。
買い物に行ったら、蝉の合唱の賑やかなこと、夏が終わるのを分かっているような..
帰りに途中から大粒の雨が降り出して、その後は雷も鳴りだし雨になった。
地下鉄も止まったらしく、夜になって、動き出したというマイクの声が聞こえてきた。
一日のうちに夏と秋を感じる日だった。
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夜になったら、開けてある窓からの風が、涼しい! を通り過ぎて、寒い!
もう夜は夏とは言えないほどで、季節の移り変わりの早いことを実感した。
このまま涼しくなって欲しいけれど、残暑のぶり返しはあるのかしら? |
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2008.8.20 [水] 長唄(国立劇場) |
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芸の真髄シリーズ第2回の「長唄 〜伝える心 受け継ぐ力〜 杵屋勝三郎 杵屋勝国」を聴きに、
退職後に勝国氏に長唄を習っている元同僚の誘いで、夕方から国立劇場に行った。
やはり誘われた元同僚が他にも2名来ていて、退職後会うのは初めてなので、互いの近況を話す。
家元の勝三郎と、勝国をはじめとした社中が出演しての、大劇場での大舞台。
聴き応えのある勝三郎、勝国の三味線を中心に、唄は禄三を中心とした方々。
囃子に堅田喜三久氏とその社中が出演。
歌舞伎の囃子方は、笛だけは別だが、太鼓、大鼓、小鼓は何でもできるという通りで、
曲によって担当の楽器が替わっていたのも、楽しかった。
始めのうちは、長唄の詞を聞き取ろうと無駄な努力をして(笑)、イマヒトツ楽しめず(涙)、
食事休憩後は、詞は余り気にせず単純に楽しむことにしたら、大正解!
長唄のよさは分からないままでも、惹きこまれるように、とても楽しく聴き入った♪
文楽の人形無しの素浄瑠璃も楽しいのだから、唄・三味線だけでも楽しくて当然だけれど、
文楽の太夫の語りは聞き取れるのに、長唄を聞き取るのが大変なのは何故かしら?
長唄の会だけあってか、流石に着物の方が多く、それも盛夏なのに柔かものの多いこと..
あんなに沢山の着物姿を国立劇場で見たのは初めてで、歌舞伎座でだって見たことがない。
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着物は、紋紗の京友禅付下げ。 灰紫色で、桔梗・ススキ・笹などの柄入り。
白地に垣根と蔦の柄の絽綴れ帯。
薄萌黄色で、片方に茶色の入った五嶋紐の帯締め。
草木染作家の堤木象氏の梅染めの帯揚げ。濃淡の灰紫?で蜻蛉柄が織り込まれている。
草履とバッグは、白色のシザール。 |
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2008.8.20 [水] 今度の日曜日 |
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私も今度の日曜日の午後は予定があって.. 残念!です。
最近はバレエも新国立しか行かなくなってしまったので、
折角のチャンスだったのですけれど.. |
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2008.8.19 [火] 歌舞伎(歌舞伎座 第三部) |
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歌舞伎座の納涼歌舞伎の最後に、第三部を観に行った。
第三部は、「紅葉狩」と「野田版 愛陀姫」。
今月は第一部から第三部まで3回とも、「三人連獅子」、「大江山酒呑童子」、「紅葉狩」と
舞踊があって、華やかな感じがする。
第三部の「紅葉狩」は、更科姫実は戸隠山の鬼女を勘太郎が、あと橋之助など。
「愛陀姫」はオペラのアイーダの翻案もので、野田秀樹作・演出、勘三郎主演。
中村屋贔屓には堪らない舞台かもしれないなぁと思いながらも、
翻案ものということで、つい十二夜と比べてしまって、シェイクスピア劇とオペラの違い、
蜷川と野田の違い、菊五郎と勘三郎の違い、等々、いろいろ考えながら見てしまう。
「研辰の討たれ」、「鼠小僧」と同様に、野田秀樹の世界(多分)が広がっていて、
他の劇場だったら、もっと楽しく観られたと思うものの、
歌舞伎座で観たいかどうかと言うと、ちょっと微妙で..
どうも歌舞伎座で観たい歌舞伎に少し思い込みがあるのかもしれない。(苦笑)
途中で席を立たれた方がいらして、好みに合わなかったのかしらと思った。
アイーダのメロディを邦楽でどう表現するのか興味があったが、ラッパの印象が強くて..
オペラのアイーダの素晴らしさを再認識してしまった。(爆)
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着物は、絽の小紋。 白地に藍色の滝縞。
博多の紋紗八寸名古屋帯。 灰白色地。
帯締めは、緑がかった藍色に淡い緋色等の入った五嶋紐。
帯揚げは、濃藍色。
いつものアタ編草履にやまぶどう籠。 |
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2008.8.18 [月] 朗読サークル |
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今月1回だけのサークル活動日で、暑い最中でお休みの方がいつもより少し多かったが、
それでも、私が群を抜いて若い!という高齢者グループなのに、参加率の高いことに驚いた。
9月に児童館で行うお話し会と、下旬のボランティアまつりのための練習を行った。
先月も1回だけだったし、前回のことを忘れている方々も多かったが、
続ける意欲があって、暑い中でも出かけていらっしゃる気力・体力にはいつもながら感心する。
霧雨で涼しかった昨日とは違い今日の昼時は大分暑く、少し躊躇したが、やはり自転車で往復した。
昨日のお祭り見物の疲労が出てきたのか、足腰がくたびれ状態で、少しきつかったが、
日頃は間違いなく運動不足だから、運動を兼ねて、できるだけ自転車で行きたいと思っている。 |
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2008.8.17 [日] 深川八幡祭り |
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今日は深川八幡祭りの3年に1度の本祭りのクライマックス。 連合渡御の日。
富岡八幡宮の氏子町内のはずれに引っ越してきて20余年経つのに、
今までキチンと見たことがなかったので、今年はしっかり見ようと思っていた時にお誘いがあり、
まあ!うれしや!!と参加させていただいた。
立って、時に背伸びして見るので、流石に疲れて、途中で見物終了してしまったが、
あれだけ次から次に神輿が続いてくるのは壮観で、神輿深川と言われるだけはあると実感した。
その後の食事会も和気藹々と楽しく過ごさせていただいた。
参加者があまり多くなかったので、却っていろいろ伺えて、それも楽しく、更に、
剥ぎ取りたいくらい素敵な、好みのお召し物の方もいらして..無論そんなことはしないけど(爆)、
他の皆さんの浴衣姿もそれぞれ素敵で、それも楽しませていただいた。
ふうままさん、お世話様でした。
ご一緒くださった皆様方もありがとうございました。
またご一緒できる機会を楽しみにしています。
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着て行ったのは、先日閉店セールで見つけて、間に合うように仕立ててもらった竹柄の浴衣。
注染の「ツバメの飛翔」という黒地に白のツバメが飛んでいる綿麻の半幅帯。
浴衣用の下駄に、竹の籠。
燕は柳で、竹なら雀でしょ! と思いながら、
この半幅帯は買ってから2年経つのに締めていないので、色合いでこれにした。
半幅帯を締めるのは久しぶりと言うか1年以上締めていず、結び方を思い出しながら締めたが、
浴衣は着るのも楽だし、着ていても気遣いがなく、気分的にも楽なのを実感。
今日はしょっちゅう生憎の霧雨が降っていたが、浴衣なので気にせずにいられたし、
浴衣を着るのは子供時代以来だったけれど、浴衣も悪くないと思った。 |
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2008.8.16 [土] 落語(志の輔らくご) |
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今日は祭りの神輿が各町内を回っていて、朝からわっしょい!の掛け声が聞こえてくる。
通りを挟んで町会が違うので、両方の神輿の声が聞こえて、祭り気分が盛り上がってくる。
3時過ぎに少し涼しい風が入って来てホッとしたら、俄に熱帯のスコールのような雨!
走って行く人の姿が浮世絵のような夏らしい雨で、一頻り降って、パッとあがった。
深川祭りは水掛祭りなので、天も参加したような感じで、家で見ている分には少し楽しかった。
明日は、神輿の連合渡御で、皆さんとご一緒に見物の予定。
神様も雨の大判振る舞いは無しに、いい見物日和にしてくださいますように祈っている。
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夕方から、お誘いいただいた「志の輔らくご ひとり大劇場」を聞きに国立劇場に行った。
小劇場でなく大劇場での3回の1人落語会が満員になる人気ぶりに今更ながら感心するばかり。
若い方、特に若い女性が多いので、いつもの寄席の、年齢層の高い客席とは大分雰囲気が違う。
1人落語というより、1人芝居、1人語りの趣で、高座というより舞台の感じの楽しさ!
噺は、「生き返り」、「三方一両損」と、「中村仲蔵」。
花道が作られているので、どのように使うのかと思っていたら、
「中村仲蔵」で、思いがけない、でもお見事な使い方。 フーム..
準備を始めるまでノンビリしていたら急に強い雨が降ったので、天気予報をネットでチェック。
私の地元も会場の千代田区でも、夜もまだ雨の予報。
バテ気味でもあり、強い雨だとちょっと..と、着物で行くつもりが気が萎えてしまって、
昨日まで4日連続で着たからもういいかと急遽洋服に変更して、気楽な格好で出かけた。 |
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2008.8.15 [金] 能狂言(国立能楽堂) |
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暑くて堪らないのに、冷房を入れないで団扇で扇ぐだけで.. 少しへたり気味。
家では結局、何もする気にならずに、何もせず、何もできずに、日が過ぎていく。(汗)
冷房も扇風機すらなく過ごしていた昔の人々を敬服してしまう。
昔の日本は今ほどの酷い暑さではなく、もう少し暑さがゆるかったと思うものの、
軟弱になってしまった私は、気がついたら汗疹が.. ツライ..
我慢大会ではないのだから(笑)、冷房を、せめてドライで入れればいいものを..
変なところで強情張って.. 呆れたものだわ。
30度超えた暑さで着物を着るのは流石に汗が心配で、ドライをつけて、着るのだけれど。
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夕方から国立能楽堂の定例公演に行った。
「無布施経」(和泉流)と「天鼓—弄鼓之舞」(観世)。
「無布施経」は狂言にしては長いが、野村万之介のシテがなんとも言えない味で、
万作のアドとの息も合っていて、楽しんでいるうちに時間が経った。
「天鼓」は、分かり易い能で、相変わらず能の分からない私にもそれなりに分かって、
引き込まれるように拝見した。
ワキは舞わないものだと思っていたが、この曲ではカケリらしい舞?動き?があって、
一瞬アレッと驚いて、こういうのもありなのかと、知らないことばかりなのを実感した。
今日もいつもの友人が来ていたので、終演後に一緒に飲んで食べて.. ほろ酔い加減で帰宅。
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暑さにバテ気味で、少し億劫だったけれど、やはり着物にした。
着物は、明石ちぢみ。 灰白色で、夏蔦柄。
藍紅型の名古屋帯。 麻。
小物を選ぶのを横着して、全部昨日と同じ。
藍紅型の帯は去年は1度しか締めなかったし、今年もまだ1度だけなので、これにした。
締めてから、薄い色の着物なので色落ちが気になったものの、選び直して締め直す時間がなく、
そのまま出かけたが、家で着替えるまで気がかりだった。 幸い色は落ちていない様子。ホッ。
友人と話していて気づいたのだけれど、藍紅型の柄が椿と桜で、夏用とは思えぬ組み合わせ。
多少季節には拘る方だけれど、買った時にも雰囲気の気に入った藍紅型というだけで、
柄は気にならず、今まで知らなかったというか、柄を考えたことがなかった。 いい加減なものだわ〜 |
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2008.8.15 [金] 終戦記念日 |
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広島、長崎、そして終戦記念日.. 戦争のない平和がありがたい。
私の子供の頃は、今日は夏休み中の全校登校日で、校長先生のお話を聞いた(はずだ)が、
戦後60余年が経って、最近は学校でも戦後は遠くなってしまったみたい。
戦後生まれで戦争を知らない私達だが、戦争を経験した教師から
戦争の酷さ、戦争反対を教えられ、いつの間にか心に刷り込まれたようだ。
今は、教師も親も戦争を知らない者ばかり.. 語り継ぐのは難しくなっている。
敗戦の日でなく終戦記念日なのは何故かというのも、よく話題になったけれど..
それから20余年前の航空機事故。 多くの人命が失われた事故も暑いこの時期だった。
網膜剥離で緊急入院・手術中という自分の大事件の真っ最中だったので、忘れることはない。
戦争、紛争、テロ、事故.. 今も多くの方が亡くなっている。
戦争も事故もない平和な時代であって欲しい。 |
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2008.8.14 [木] 演芸(国立演芸場 中席) |
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今週は趣味三昧で、今日も昼から国立演芸場の中席に出かけた。
お目当てはトリの桂歌丸の「江島屋怪談」。 三遊亭円朝作。
あとは、三笑亭夢吉の「めがね泥」、桂米多朗の「権助魚」、雷門助六の「??」とかっぽれ、
春風亭柳好の「町内の若い衆」。 助六のかっぽれが何度見てもお見事!
「権助魚」以外は、どれも寄席で聞くのは初めて。 ただ、前座は何度も聞いた「転失気」。
何度聞いても、少しずつ違うし、それなりに楽しいからいいようなものだけれど.. 少し多すぎ..
ほかは、ものまねの江戸家まねき猫、漫才のWモアモア、曲芸のボンボンブラザーズ。
大いに笑って、暑気払い! それにしても今日は暑かった!!
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コーヒーを飲みに可否道に寄って、でも昨日決めた通りケーキは止めてコーヒーだけ。(笑)
他に客がいなかったので、劇場や芝居それに京都の話など、あれこれしながら少しノンビリした。
半蔵門線一本で三越に行って「絵で読む宮沢賢治展」の後で呉服売り場に回ったら、
東京友禅の伝統工芸士が染め帯の実演中。 藤柄に色を注していた。
紫〜藤色の濃淡で、本当に綺麗! 地色は黒に染めるという。 素敵な帯になりそう。
他に桜の帯もシックで素敵! 桜柄の染め帯を探していたのだし..
でも地色が、もう少し若い人ならシックだろうが、私には却って少し地味めみたい。
何より、着物関係の買い物はもうしない(できない!)はずだし..
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着物は、黒の濃淡に華柄の夏大島紬。
生成りの手織櫛織の八寸名古屋帯。
生成りで片方に浅葱色の入った五嶋紐の帯締め。
白色で、黒で松葉柄が入った帯揚げ。 |
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2008.8.13 [水] 歌舞伎(歌舞伎座 第一部) |
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今日も歌舞伎見物で、歌舞伎座に第一部を観に行った。
演目は、「女暫」、舞踊の「三人連獅子」と、「らくだ」の3つ。
「女暫」は、歌舞伎18番の「暫」を殆どそのままに、主人公を女方が演じるもの。
「暫」の筋は他愛ないというか、筋ではなく歌舞伎らしさを楽しむ芝居だけれど、
主人公が女だと、一層ありそうもない展開な気がして、初めて見たときは少し違和感もあったが、
初役という福助がとてもよくて、今回はいい「女暫」だと思った。
「三人連獅子」は、橋之助の親獅子に橋之助の長男の国生の子獅子、それに扇雀の母獅子。
舞台装置が少し変わっていて、それに、国生が頑張っていて、楽しい連獅子だった。
それにしても国生が大きくなっていて、子供の成長には驚くほど..
「らくだ」は今は筋が分かっているし、以前観た時のショックはなく、笑いながら楽しく観た。
勘三郎、三津五郎、そして、らくだ=死者の亀蔵の息が合っていて、楽しい。
*****
銀座で用事を済ませてから、暑い中を京橋まで行って、イデミ・スギノに寄った。
いつもながら、ここのケーキは秀逸!! で、幸せ気分♪
でも、昨日は、銀座のぶどうの樹でデザートを食べたし、ケーキ・デザートの食べ過ぎ?
明日からは暫くケーキは無しにしないと..
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外さえ歩かなければどこも冷房が入っていて、家にいるより涼しいのだし、
今日も暑さにめげず、着物で出かけた。
着物は、白地に黒で縞の入った小千谷ちぢみ。 麻。
帯は、博多の八寸帯。 白地の紗献上。
帯締めは、灰みの生成りで、裏と端が黒い五嶋紐。
帯揚げは、浅葱色と薄空色の大きな市松に、蜻蛉の柄入り。 |
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2008.8.12 [火] 歌舞伎(歌舞伎座 第二部) |
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今月はいつもの昼夜2回制でなく、3部制。
納涼で多くの客が観易いように、いつもの月よりチケットを少し安くして..というけれど、
通しで観るといつもより高くなって、前からずうっと、能書きに偽りあり! と怒り気味。
でも、何はともあれ、今日は第二部に行った。
第二部は「つばくろは帰る」と「大江山酒呑童子」。
川口松太郎作の「つばくろは帰る」は三津五郎、福助ほかで、人情もの。
出てくる人が殆ど皆いい人ばかり!で、本当に嫌な奴は出番の少ない憎まれ役1人だけ!
なにかしんみりしながら、頑張れ!と応援したくなる話。
子供の安之助を演っている子吉が健気だけど、動き、特に手足をもてあましている感じがご愛嬌。
「大江山酒呑童子」は勘三郎に、扇雀、橋之助、それに福助など。
美術が串田和美で、幕開きからオオッという感じ。
もっとも、前の舞台を知らないので、前はどうだったのか..
松羽目ものでも、一風変わった舞台で、なかなか楽しい! お能を強く意識したとでもいうか..
でも、鬼ヶ城がまるでおもちゃみたい..いくら何でもあまりにちゃち..
それと、「つばくろ〜」でとても綺麗な芸妓だった福助が、
ここでは少しも綺麗に見えなかったというより、どうしたの?という感じなのが..
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着物は、絹芭蕉の総絞り小紋で、白地に藍色の絞り。
帯も、絹芭蕉の名古屋帯で、オフホワイト色地に東京染めで紅型調の芝文・花丸文。
帯締めは、緑がかった藍色に淡い緋色等の入った五嶋紐。
帯揚げは、薄藤色・薄桃色で、杜若の柄の入った絽ちりめん。
あとは、いつものアタ編の草履にやまぶどう籠。
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帰りに寄った銀座の馴染みの呉服屋にあった、蛍暈しの絽ちりめんが素敵!だったけれど、
余程のことがなければ、夏物は特に、もう作らない。 お茶会に行くなら別だけれど..
そこで担当者に、絽縮緬の季節について聞いたところ、
昔は、確かに単衣の時期に着たものだけれど、
今は、6月から9月まで長く着られる単衣・夏物の扱いになっているという。
更に、同じ絽縮緬でも、昔のものに比べ今は、
夏を意識した薄手・透け感のある生地で、絽に近くなっているそうだ。
確かに、夏に着ないのは着物が可哀想!な感じだった。
着る方の事情に合わせ、同じ生地名でも、織りが変わってきているというのが印象深かった。
これも着物業界の努力?なのかしら.. |
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2008.8.11 [月] 展覧会巡り |
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今日は展覧会巡り。
まずは「対決—巨匠たちの日本美術」と「六波羅蜜寺の仏像」を観に国立博物館に行った。
会期末近くになってしまったので、普段は閉館の月曜日なら混み具合が軽いかと期待し、
それに今日から宗達と光琳の「風神雷神」を一緒に展示するし..と、今日行くことにした。
開館時刻頃には行っているつもりが、ラッシュは嫌だな〜と思ったり、
別に今朝やらなくてもいいことを何故かしたりして(笑)、結局出かけたのが開館時刻近く..
アチコチ周るつもりなので、メトロの一日券を初めて購入して、いざ出発。
特別展「対決」に待たずに入れたものの、会場内は予想通りの混雑で(苦笑)、ややウンザリ気味。
特にお目当てだった宗達と光琳の「風神雷神」の前はガラスの前からギッシリ人、人、人..
で、比べて見ることなどは到底出来ず、宗達を見たり光琳を見たり、人ごみを縫って右左..
人がガラスに張り付けないようにしておいてくれたら、もう少し見比べやすいのに..と思った。
でも、今までに見たことのある作品もあったが初めての作品もあり、
当然、これ!好きだわ〜!というものもあって、それぞれの比較展示を楽しく拝見した。
六波羅蜜寺の仏像は数年前に母と姉と京都に行った時に見ているけれど、やっぱり素晴らしい!!
特別展の運慶、快慶の地蔵菩薩像の前も大勢の人がいたのに、重文がズラッと陳列されている
「六波羅蜜寺の仏像」に人がまばらだったのが、何故か不思議で..??
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次の展覧会に周る前に、まずは腹ごしらえ(笑)と、公演中の都公認の大道芸人たちを
横目に見ながら上野公園を通り、不忍池に出て蓮を見物しながら歩いて、伊豆榮に行った。
うざくを肴に飲みながら待って、少し大きめのうな重を食べて、とても満足!
あれなら、一番大きいのでもよかったかしら? と食いしん坊な感想。
7階の部屋の壁に飾ってある大きな絵(中嶋千波氏の版画?)が3枚とも桜だったのが、
統一は取れているし素敵ではあるけれど、暑いこの季節にはどうも違和感を感じてしまった。
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次は、京橋のINAXギャラリーの「オコナイ」展に寄った。
こんな祭りも展示も全く知らなかったけれど、行く前に読んだ日記で知って、急遽追加。
五穀豊穣、村内安泰を祈る祭りで、滋賀では神と人の絆が今も息づいていると言う。
古から伝わる土の香りのする、日本人の心をゆさぶる祭りとでも言うか..
関心を持っても行けないことも多いけれど、今回は行くことができてよかった!
情報をありがとうございます。 >かんからさん
*****
そして六本木一丁目駅から泉屋博古館分館の「明治の七宝」展に行った。
数は多くないけれど、これだけまとまって七宝を見たのは、多分初めてで、印象的。
帰りは遠回りだけれど、蝉の鳴く木立の下を歩きたいと城山ガーデンを抜けて神谷町駅に出た。
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脚が反対し始めたので、今日の展覧会巡りはお終いにして、母のところにご機嫌伺い。
年齢の割には元気なのだけれど、長〜く健康そのもの、実に元気だった人なので、
今の自分の疲れ易さや、以前のようには覚えられなくなったこと、直ぐには思い出せなかったり
することが増えたことなどと、気持ちの折り合いをつけるのが難しいらしい。
別所帯だけれど2階に兄家族が住んでいるので、つい安心感があって、
精々顔を出して話し相手になろうと思いながら、なかなか行けないで反省するばかり。 |
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2008.8.11 [月] 0:35 am |
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円朝まつりのプラチナチケットが当って、楽しまれたご様子、何よりです。
なかなか当らないと承知はしていても、やはり当らなかった私めは羨望と若干悔しさも..(笑)
当った方の幸運を次は分けていただきたく..(爆) <モーリーさん |
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2008.8.10 [日] 家で花火見物 |
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東京湾大華火祭を(少しだけ)家で見物した。
音が聞こえたので思い出して、食事を中断して、ベランダで暫く花火見物!
高〜く上がったのはよく見えるけど、低いのは全然見えず、中間は上の方だけ部分的に見える。
引っ越してきた頃は結構よく見えたのに、その後視界を遮るビルが続々と建って、
高〜く上がったのしか見えなくなってしまった。(涙)
でも空腹には勝てず、花(火)より団子で、花火見物はお預けにして、
久しぶりに作った料理(とも言えないかな?)を急いで食べてから、
再度、これも久しぶりに開けたワインを手に、花火見物の続きを楽しんだ。
ベランダの窓を開けて、気持ちのよい風に吹かれながら、ワインを飲みながら、
椅子に座って見る花火は、(イマイチ見えなかったりしても、)楽でなかなかいい!
どんどん、横着者の花火見物ばかりになっていくような気がするけれど.. |
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2008.8.10 [日] 間が悪い |
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今朝10時に発売開始のチケットをネットで取ろうとしていたら、
正に見計らったかのように、その時刻ピッタリに宅配便が届いた。
無視すればいいのに、つい出てしまって、急いで受け取ったが、
慌ててアクセスしても全然繋がらず、15分〜20分くらいは全くダメ。
日曜日だから仕事をしている人もアクセスしやすいし、覚悟して準備していたのに、
本当に間が悪い。 出なければよかった〜
漸く繋がっても、希望の日の期待する席は取れるはずもない。
遊びだから、まあいいのだけれど.. 頑張らなければ遊ぶこともできない。(笑)
まだまだ頑張るつもりだけれど、、こういうのが続くと、段々にチケットを取るのが億劫になって、
いい席で数少ない舞台をユッタリ観る方に傾いていきそう。
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気を取り直して、今日は家の片づけの続きを少ししたいと思うので、
(情けないことに、思うばかりで実行できないことが多いのだけれど、)
あまり暑くならないでくれるようにと、願っている。
じっとしていても暑い状態だと、動くのはきつくて..怠け心が肥大してしまう。(汗)
今は少し風が通って、うれしいことに涼しささえ感じるほど.. このままの状態が続いて欲しい。 |
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2008.8.9 [土] 音の会(国立小劇場)、「小袖」展 |
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国立劇場では歌舞伎の研修を行い、歌舞伎を支える人材を養成していて、
毎年8月にその既成者発表会をしている。
今年は音の会(歌舞伎音楽既成者研修発表会)が第10回なので、久しぶりに行ってみた。
今日と明日の2回だけの公演で、チケットは完売。
満員御礼の立て札も出ていて、客がよく入ってはいるものの、空席もポツポツあって..??
鳴物・長唄「神田祭」、歌舞伎「御所桜堀川夜討−弁慶上使の場−」と、舞踊「供奴」。
「神田祭」と「供奴」の長唄は協力出演、歌舞伎と舞踊には歌舞伎俳優研修修了者・既成者が出演。
「神田祭」の鳴物を尾上菊五郎劇団音楽部所属者が担当、「御所桜堀川夜討−弁慶上使の場−」は
竹本(浄瑠璃と三味線)、そして「供奴」の鳴物は田中傳左衛門社中。
音楽担当は無論のこと、歌舞伎俳優も頑張っていた。
特に歌舞伎俳優は、本舞台では到底出来ない役だし、力が入って当たり前でしょうねぇ〜
「供奴」の脇鼓の2人目がいやに傳次郎そっくりと思ったら、プログラムには1人だけ..
やっぱり傳次郎だったらしい。 皆の仕上がり状態から自ら出演することになったのかしら?
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終了後は、サントリー美術館の展覧会「小袖:江戸のオートクチュール」を観に行った。
着物割引があるので着物で出かけた今日寄ることにしたのだが、着物姿が思ったほど多くない。
友人らしい5人連れ、浴衣の若い2人連れ、あとはほんの何人かだけ..
展示の小袖は、枚数も多く、さまざまな意匠で、楽しく拝見した。
それにしても、江戸時代の女性は小柄だったと再認識。
もっとも、昭和になっても結構小柄で、大きくなったのは終戦以降だった..ような..
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着物は夏紬で 灰白色の明石ちぢみ。 夏蔦柄。
帯も夏紬で、茄子紺色の名古屋帯。 お太鼓と前帯に灰みの紺の暈しの丸。
帯締めは、紫・白色で編んだ盛夏用。
帯揚げは、絽ちりめん。 杜若の柄の入った薄藤色・薄桃色。
夏の定番の、いつものアタ編の草履にやまぶどう籠。
着物と帯の組み合わせが7月に着た時と同じになってしまったのに後で気づいた。
帯締め・帯揚げは違うからまあいいかしら? |
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2008.8.8 [金] 立秋過ぎ |
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立秋過ぎが、昔から本格的な夏!の感があったのを思い出した。
本当に、アッツイィ〜
その暑い最中、それも一番暑い午後1時過ぎに自転車で出かけた。
先方で1時間半近く動いて、3時過ぎにまた自転車で帰宅。
道路沿いは避け少し遠回りして親水公園を通ったので、
木々のお陰でいくらかは陽射しも遮られてはいたものの、堪らない暑さ!
こんな時間帯に自転車に乗るのは間違い!(笑)と思った。
しかも2日続けてで、体力消耗が甚だしく.. いつもの寝不足もあって..
帰ってからダウン状態..夜遅く息子が来たけれど、相手もせず(出来ず)..
年齢的に、夏の昼時の自転車は自粛すべきかも.. |
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2008.8.7 [木] 立秋に和三昧 − 能楽金春祭りと和食で締め |
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今日は立秋! 秋ってウソでしょう〜 という猛烈な暑さの1日をさまざまな和で過ごした。
まず、先月2回ともパスしてしまった午前・午後の用事に赴いた。
午前は、資料を参照しながら江戸のお話を伺って、午後は別の和事。
午前はひたすらお話を伺い、午後は逆にひたすら声を出すという、好対照。
午後は、ついて行かれるか心配だったが、休んだ割には、まあまあ!で少しホッとした。
そして能楽金春祭りの最終日、路上能を拝見すべく、整理券獲得のため、猛ダッシュで移動。
自転車で午前・午後の用務先を走り回って汗だくになったのに、今度は金春祭りへ行くために、
更に最寄の駅まで、後で脚がガクガクするほど自転車を飛ばして、またも汗だく..
でも、交通の便の悪いところなので、自転車がいちばん確実だし、覚悟の自転車乗り。(笑)
地下鉄を降りてから今度は全速力で歩いて(爆)、配布場所に到着。 本当に暑〜い〜..
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能樂番組は、「延命冠者」、「父尉」、「鈴之段」と、「弓矢立合」。
「弓矢立合」は、12月の奈良の春日大社の祭礼行事として古くから演じられてきたもので、
「延命冠者」と「父尉」は、5月の興福寺薪能で演じられるものだと言う。
演者は「父尉」が宗家の金春安明氏で、「弓矢立合」は金春憲和、高橋忍、金春穂高の各氏、
狂言方は「延命冠者」が大蔵千太郎氏、「鈴之段」が大蔵吉次郎氏。
「弓矢立合」を能楽堂で観る機会はまずなさそうで、これが観たさに多少の無理を押して、
今日来ることにしたのだったが、3人で同じ舞を舞って見応えあり。
「延命冠者」から「弓矢立合」まで厳かな雰囲気で、神事というのが納得の能だった。
お能の始まる頃から風が吹いて気持ちよく、暑さも和らぐ感じだったし、
ベンチでお尻が痛くなったのを除けば(笑)、なかなか得がたい体験を楽しんだ♪
前の方の陰で演者の足元が見えないのが少し残念だったが、頑張って来てよかった♪ と思った。
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朝から江戸の昔や和事の世界を覗き、更に路上能を拝見して、今日はすっかり和の気分♪
で、和食を食べたくなって、久しぶりに門仲の志づ香に入れていただいた。
この前来たのは、多分、去年の秋? 本当に長くご無沙汰してしまっていた。
いつものように少し飲みながら、お任せでタップリ食べた。
カニサラダ、粒蕎麦入りのとろろ、茶豆、そして、お造り、穴子の白焼、
蓮根とカニしんじょの挟み上げ・オクラのアンかけ、鱸のから揚げ、茄子の海老味噌焼..
締めは稲庭うどんを、今日は生姜で.. 本当によく食べたわぁ!
自転車を置いていった所まで1駅歩き、自転車をほろ酔い運転(笑)して帰宅。
今日の運動量は十分だから、カロリー消費できているといいけれど..(爆)
そう言えば、整理券をいただいてからお能が始まるまでの時間つぶしと涼を取るために、
立田野でカキ氷をいただいたし、伊勢由でひざ掛けを購入したし.. 本当に和の一日だった。
昨日の帰りにも、馴染みの店で堤木象氏の染めた草木染(梅染め)の夏用帯揚げもいただいて、
1日の能楽金春祭りの講演から、ずうっと和が続いているんだわ.. |
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2008.8.6 [水] 能楽金春祭り−能の型〜仕舞の実演を交えて〜 |
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今日もまたまた能楽金春祭りの無料能楽講座に出席。
「能の型〜仕舞の実演を交えて〜」で、 講師は金春流八十代宗家の金春安明氏。
秩序だった説明・解説ではなく、取り留めなく?アレコレ話してくださる感じ..
と言っても、適当に話すと言うのではなく、予め考えていた項目を話してくださったらしい。
ただ、話が忙しなくアチコチに跳ぶので、なんとも言えない印象がした。
多分言いたいことが沢山あって、話しているうちに関連の他の話に跳んでしまうための
印象なのだろうが、その度にキチンと前の話に戻ってきて、続きの話になるので、
頭の中の膨大な知識がつい溢れ出す感じとでも言ったらいいか..
仕舞の実演は、本田芳樹・布由樹氏の「小袖曽我」と、中村一路氏の「高砂」。
両方とも、謡をご宗家と舞を担当しない方(々)がしてくださったが、
目の前の赤毛氈を3枚敷いただけの空間での体験は、とても印象的!
しかも、私は足を延ばしたら赤毛氈を踏んでしまいそうな1列目で拝見したから、一層強烈!!
仕舞の実演後も、拝見した舞に出てきた型についてのお話が、
やっぱりアチラコチラに跳びながら、ご宗家自らの実演つきで続いて..
終わってみれば、参加する前より確実に分かったこともいろいろあって、
本当にいい体験をさせていただいた。
金春流八十代宗家というので、私が勝手に何となく思っていた印象とは随分ちがって、
実に気さくと言うより、どうも、べらんめえな江戸っ子に近い感じの方なのかも..!?
でも、謡や舞になると、話している時とは全く違う顔つき・声・動き!!
見事に能楽師そのもの.. で、その落差もちょっと楽しかった。
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今日は、できれば会期末までもう日にちのない展覧会にも行きたかったのだけれど
2日続けてのラッシュ時の外出はきつくて、つい先送りしてしまった。
で、急遽、着物にしたが、昨日の豪雨の印象があるので、降られてもいいようにと、麻になった。
着物は、小千谷ちぢみ(麻)。 白地に黒の縞。
帯は、小千谷の名古屋帯(麻)で、生成りの無地。
8寸帯の方が涼しくていいけれど、去年締めそこなったので、同じ小千谷どおしにした。
帯締めは、茶色と白色で編んだ盛夏用。 茶が強い。
帯揚げはベージュ。 無地だが、露芝・撫子・桜?柄が織り込んである。
同じような色合いで合わせたので、薄緑色の日傘で色を注した。 |
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2008.8.5 [火] 能楽金春祭り−装束体験講座 |
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朝に用事があって、正にラッシュの真っ最中に出かけることになった。
数年、もしかしたら10年ぶりくらいのラッシュのど真ん中は、やはり凄い!!
でもフレックスのせいか、覚悟したよりは厳しくなかったような.. だって乗れたもの..(笑)
用事が終わった後、展示を見ていて気づいたら、物凄い雨!! こんな土砂降りは久しぶり!!
天気予報を確認していず、雨は全くの想定外!
びっくりしながら後悔したが、傘は日傘しか持っていず、足もサンダル履き..
とても外に出られる状態ではない。
1時間あまり雨宿りして、漸く午後の用務先に向かうことができた。
途中でまた降ってきたので日傘を差してみたが、傘の中に雨が降ってくる。(笑)
ないよりはましだろうが、防水していない麻の日傘は、雨傘の代わりにはならないことを体験。
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午後はまた能楽金春祭りの無料能楽講座に出席。
今日は「装束体験講座」で、講師は、金春流能楽師の高橋忍氏。他に4名の能楽師がアシスト。
まずは、わざと間違って着付けた中年の里女の装束を見て、間違い探し。
間違いを指摘できた上位者は、講師がご用意くださった賞品をいただけるという。
このところ能鑑賞には行くものの、不(無)勉強で、装束は(も)殆ど分からない..(汗)
すぐに分かる間違いもあるけれど、何か変だとは思うものの何故か分からないものもあって..
次に、若い女の装束を着付けていきながら、先程の中年女の装束の間違いをチェックしていく。
変だと思ったのがやはり正しい感覚だったとホッとしたり、更に正しい姿も分かって納得したり、
気づかなかった間違いも多々あって、今後の能鑑賞の助けになりそう!
しかも、指摘できた間違いは少なかったものの、うれしいことに3名同点の1位。
芸そう堂の色紙を賞品に頂戴した。 私のは「井筒」の場面。
とても分かり易く、ためになった上に、思いがけないお土産つきの、うれしい講座になった。 |
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2008.8.5 [火] 絽縮緬の季節 |
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<竪絽(6月上旬) -> 絽縮緬(6月半ば以降) -> 絽 という順序で着るそうです。
*言われれば、この順番、確かに私も聞いたことがあるような気も..
<でもそれは昔ながらの話で、今はそこまで区別することも少ないから、
<竪絽、絽縮緬とも夏に着ても大丈夫..
*つまり、竪絽や絽縮緬は、本来は実に期間の短いものだったということですね!?
でも、今は2重紗が単衣の期間OKと言われているのと同じように、
竪絽や絽縮緬も、本来の時期だけでなく、夏もOKになってきた..
少し分かってきました。 ありがとうございます。<花兎さん & 密偵おまささん
*****
「絽縮緬は単衣と同じ扱い」で、『夏には着ない』ように呉服屋で聞いたとの書き込みが..
「意外にご存じない方もいらっしゃいますけど、単衣と同じなんですよ」と言われて、
「(夏に着てしまって、)知らぬ事とは言いながら、恥ずかしいことでした。」
と書いていらっしゃるけれど、
夏だけでなく単衣の時期にも着られるので、着られる時期が長いと聞いたことはあるような
気がするけれど.. 夏には着ない?? 着るものではない???
絽縮緬は、単衣と同じ扱いで夏には着ない?
単衣の時期にも着られる夏物? それともやっぱり夏物?
真実を知りたい!! って、オーバーだけれど、どなたか教えてくださいませ。
深夜なのでネットで少〜しだけ調べてみたら、やっぱり夏物で7月、8月の着物と出てきますね〜
色柄によって、単衣の季節にも..というのがあるけれど、
単衣の季節限定で夏はダメというのは、今のところ見つからない。
「地直し屋」の若手職人のきものサイトで、
「絽ちりめんは、6月から9月まで着られると呉服屋さんに勧められて買いましたが..」
という質問に関し、次のような記述が..
●絽ちりめんの季節って?
おおざっぱに言うと、夏物(絽)を着るのは7月・8月ですが、その前後でも着られることはあります。
きものの季節感は生地だけでなく、色目や柄によって表れるところもあるし、
また、お襦袢などは5月ぐらいにから絽を召される方も多いのではないでしょうか。
その呉服屋さんはおそらく、きものの柄や色目、生地の質感などから、
「これなら6月〜9月ぐらいまで着られますよ」とアドバイスしてくださったのではないかと思います。
ウウッ.. やっぱり夏物!? とも思うけれど..
好きに着るにしても、一応ルールを知った上で、判断したいし..
どなたか、知恵袋の登場を切に望みます!!! |
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2008.8.4 [月] 演芸場上席、花火 |
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佃祭も、大祭は3年毎なのですね!
行ってみたかったけれど、体力を考えて、今回は我慢..
でも、次は3年後ですか〜 それもやっぱり深川祭と同じ年だし..
−−−−−
朝10時にしっかりアクセスして、9月の文楽のチケットを取った。
8月、9月と2ヵ月続けて予定が多く、歌舞伎座の9月のチケットもこれからだし、
通しで取ろうかとも思ったものの、体力を考えて、やはり別々の日にした。
9月は能楽堂の記念公演が5日間もあるので、赤坂大歌舞伎と三越歌舞伎はパスしたし、
これで、歌舞伎座も昼夜を別の日にできれば、忙しいけれど、体力は持つだろうと..
新橋演舞場の歌舞伎だけは通しにしたが、それにしても9月に歌舞伎の公演が多過ぎる。(怒)
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昼過ぎの暑い最中を、上席を聞きに国立演芸場に出かけた。
トリの金原亭馬生は日替り口演とかで毎日演目が違い、今日は「庖丁」。
仲トリが柳家喜多八で、真打はあと五明楼玉の輔、隅田川馬石。
それに、二つ目の金原亭馬治と、前座が三遊亭たん丈。
そして奇術のマギー隆司、コントのチャーリーカンパニー、紙切りの林家正楽、それに内海桂子。
高齢の内海桂子の元気なことと都都逸に脱帽!
「動物園」と「牛ほめ」は、他の人で聞いたばかり。 前座の「出来心」もよく聞く噺。
時間のせいか、どうしても同じ噺が多くなるようだ。
あと、「鰻の幇間」と.. 何だったかしら?
忘れるのがすっかり上手になってしまい、全部思い出すのは難しい。(涙)
*****
着物は、気楽に落語仕様(笑)で、阿波しじら織(木綿)。 青地に青・薄い生成り等の縞入り。
羅の名古屋帯。紺暈し(紺色〜白)。
緑がかった藍色の夏用の五嶋紐の帯締め。淡い緋色等が入っている。
杜若の柄の入った薄藤色・薄桃色の絽の帯揚げ。
亜麻の草履に、麻の抹茶色の横縞柄巾着付きのペコペコの(笑)大型竹手編み籠。
*****
終演後、可否道に行って、チーズケーキとおいしいコーヒーとで一息ついて、帰宅。
最近、花火のある日は、浴衣姿の若い方々を見かけることが多くなったが、
今日も帰りの車中に、2人とも浴衣のカップルが居て、今晩は江東花火だったのを思い出した。
駅の周りでも、浴衣姿の若い女性が歩いていて、これからお出かけらしい。
浴衣だけで終わらないで、着物も着るようになってくれるとうれしいけれど..
私もマンション最上階の非常階段への踊り場に行って、花火見物。
4000発とかで多くはないが、いろいろな種類が上がって、結構楽しい! 何より楽だし..(爆) |
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2008.8.3 [日] てんぷら、「NIPPONの夏」展 |
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午前中に懸案の片づけに少しだけ手をつけたものの、これだけ長〜く放置していると、
少しくらいやっても、やったかどうか効果はあまり見えない。(涙)
覚悟はしていたものの、キツイ.. 自業自得とは言え、ちょっとツライ気分。
でも、めげずに、できる時に、少しずつやるしかない。
*****
また暑さが厳しくなったので栄養を取ろうと自分に理由つけして(笑)、
てんぷらのみかわに行った。
いつものように満足して、英気も養ったから、暑さの中を出かけた甲斐もある。
季節ものは、稚鮎と松茸。
もうないかしらと思っていた稚鮎がまだあったのが、うれしかった。
でも、昼の真っ盛りの一番暑い時間で、駅から数分歩くだけで辟易..
しかも、日本橋に寄るのに、みかわを出てから、いつものように歩いてしまったら、暑〜い〜
今日の陽射しでは、日傘が本当にありがたかった。
*****
日本橋では、三井記念美術館の「NIPPONの夏」展を観に行った。
実は、この美術館に入るのは初めてで、今まで行きたいと何度か思いながら行き損なっていた。
重厚な内装にユッタリとした展示で、観客も少なく、ゆっくり観られるのがうれしい!
展覧会で、大勢の人で疲れてしまって、展示を観る気力が減退することが結構あるから、
混んでない展覧会は本当にうれしい!!
あと半月の会期中に是非とも行きたいと思っている国立博物館の
「対決—巨匠たちの日本美術」展は、きっと混んでいるのでしょうねぇ.. |
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2008.8.1 [金] 芝居(宝塚BOYS、シアタークリエ)、能楽金春祭り |
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今日は、昨年の初演を見損なって悔しく思っていた芝居の再演初日。
夕方から「宝塚BOYS」をシアタークリエに観に行った。
今週は日曜日から昨日の木曜日まで決まった予定はないので、
展覧会に行って、あとは片付けと考えていたのに、我ながら甘〜い〜..
結局、またも、何にもしないで(睡眠不足は大分補えたけれど..)過ぎてしまった。
展覧会、会期中に行かれるのかしら? 不安..とっても不安..(汗)
で、少しはしっかり活動しなければ..と、
芝居の前に、花兎さんがKWにしてくださった能楽金春祭りにも行ってみることにした。
昨年、終了後に知って残念に思っていたから、今年こそと少し気合を入れて(笑)出かけた。
今日は無料能楽講座の初日で、講演「能の見方、楽しみ方」というので楽しみにしていたが、
明日の金春流定例能の内容の説明が中心で、それなりに参考になったが、少し拍子抜け..
でも、定員20名の広くない部屋が満席!
若い方が多かったが、高齢の方もいらして、皆さん熱心に聞いていらした様子。
講師は、金春流能楽師の山井綱雄氏と金春憲和氏。
山井は講演・解説が多いのか慣れた感じだが、金春氏は不慣れ?苦手?な感じ..
一番興味のある能楽体験講座(楽器編)に、既に予定があって行かれないのが残念だが、
能楽体験講座(装束編)と講演「能の型〜仕舞の実演を交えて〜」に申し込んできた。
最後の路上能(これも無料)は、当日、座席券配布開始時に行かないと観られないらしい。
普段の能楽堂では演らない曲を舞うと言うので、是非観たいものだけれど、
午前・午後と用事があり、配布時間までに行かれるかどうか心許ない。 まあ、頑張りましょう。
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能楽講座を申込んでから開始まで時間があるので、空也に行ってみたら、
うれしいことに、売り切れの張り紙がなく、ニコニコと店に入って1箱購入。
ここのもなか、香ばしくて、おいしい♪ 小さいので、一度に2つ、時には3つ、パクッ、ペロリ..
久しぶりに立田野に行って、あなご釜飯もいただいた。
暑い中、デザートについていた小豆アイスがおいしい♪
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「宝塚BOYS」は、宝塚調のフィナーレが何より楽しい!!
シアタークリエは、改装して今春オープンしたはずだが、入るのは今日が初めて。
昔の芸術座も小さめの劇場だったけれど、新しいシアタークリエも同じような大きさみたい。
席がまあまあ前の方だったこともあるだろうが、大劇場より観易くて、好きな規模の劇場。
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着物は、黒地の濃淡の段に華柄の夏大島紬。
暑いので少しは涼しくと、手織櫛織の八寸名古屋帯を合わせた。 生成りで、お太鼓柄。
帯締めは、灰みの生成りで、裏と端が黒い五嶋紐。
帯揚げは、蜻蛉の柄の入った浅葱色と薄空色の大きな市松で、色を注した。
いつもの、アタ編草履とやまぶどう籠。 |
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2008.7.31 [木] 7月の着物着用録 |
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今月も、自分の覚えに、7月の着物着用備忘録をまとめた。 夏物。
7月4日 演芸上席(国立演芸場) 小紋(絹芭蕉、白、藍色絞り)名古屋帯(夏紬、茄子紺色地)
7月12日 6周年イベント(オアシス) 小千谷縮(麻、鉄紺色 無地) 八寸名古屋帯(羅、紺暈し)
7月15日 歌舞伎(歌舞伎座)等 夏大島紬(黒地、華柄) 袋帯(絽綴、白地お太鼓柄)
7月16日 能狂言(国立能楽堂) 京友禅付下げ(紋紗、灰紫色) 袋帯(絽綴、白地、垣根蔦柄)
7月19日 邦楽へのいざない(国立小劇場) 小紋(絽、白地・藍滝縞) 袋帯(絽綴、白地お太鼓柄)
7月21日 落語(国立演芸場、新橋演舞場) 明石縮(灰白、夏蔦柄) 名古屋帯(夏紬、茄子紺)
7月25日 狂言(国立能楽堂) 小千谷縮(麻、白地、黒縞) 八寸名古屋帯(博多、紗献上、白地)
7月の着物着用は7回。
初旬に何度か着そこなったが、葉山の6周年記念イベントからは大体順調に着られた。
年間目標の50回の着物着用も無事に達成! 早かったわぁ!
50回目に着たのが、紋紗の京友禅付下げだったのが、偶然だけれど、お祝いみたいでうれしい♪
麻の小千谷ちぢみを、鉄紺色の無地と、白地に黒で縞の入ったものと、2枚着た。
夏大島紬と明石ちぢみ、そして絹芭蕉は、正絹でもさらっとした感触が涼しく、紬はやはり着易い。
あとは薄物の、紋沙の付け下げと、絽の小紋とで、正絹の着物を5枚着ている。
紋沙の付け下げと明石ちぢみは、昨年は着損なってしまったので、着られてよかった。
袷は色の薄いものや汗をかいた時くらいしか洗いに出さないけれど、汗をかく夏はそうもいかない。
あとのお手入れ代が恐怖!なので、他の着物はもう着ずに、来月も同じ着物を着るつもり。
今年も着損なってしまう着物は、来年こそは着てあげないと.. と今から気の長い話。(笑)
帯は、夏紬とお太鼓柄の絽綴れを2回ずつ締めている。
他は絽綴れをもう1本と、普段用の羅の帯、そして紗の博多帯で、5本の帯。
絽綴れは袋帯なのに3回も締めているのが、暑さに強くなったのか、単に鈍くなったのか??
でも、八寸帯の羅帯と博多帯が、やはり涼しい!
来月は八寸帯が多くなるのかな〜 ? |
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2008.7.30 [水] 夕方からの涼風 |
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昼間は毎日暑くて、夏真っ盛り! 茹だるみたいなのに、
この数日は風が通って結構気持ちよく、つい惰眠を貪ってしまった。
睡眠不足が大分解消できたような気がする。
特に、夕方から夜に涼風が入ってくれると、息がつける感じで、うれしい!
今日はこの時間(夜10時過ぎ)に南北の窓を開けていると、涼しいというより寒いくらい..
東京の気候は、どうなっているのでしょうねぇ?? |
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2008.7.29 [火] 親子の日 |
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書き終わったと思ったら、私の根性無しのPCが突然ブログを終了してしまった。(涙)
また同じことは書けないけれど.. 気を取り直して、もう一度トライ!
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えりりんさんが紹介されている親子の日! とってもいい!!
オズボーン氏の公式ページの親子の写真! どれも素敵な写真ばかり..
構図の素晴らしさ! そして、それぞれの親子の表情に、飽きることなく、見続けてしまう。
親子って、難しい。 居て当たり前で、あまり考えることもない。
子供時代も親になってからも、立場は変われど、あらためてキチンと考えることは少ない。
子供時代は、親は保護者で、時には邪魔な壁で..
親もいろいろな思いを持つひとりの人なのだとも気づかずに..
自分も大人になって大人どおしの話ができる頃には、忙しさに紛れて、機会を持てないまま..
そして気づいた時には、親は高齢になっていて、こちらが気遣う立場になって、
相手が感情を害するかもしれないような場合には、本音で語り合うことは結構難しい。
自分の子供が、もう子供とは言えない、いい歳の大人になっているのに、
しっかり相対して、本音で語り合うことなど、やっぱりない。
他人様に迷惑さえ掛けなければ、好きに暮らしてくれれば良い、親は見守っていたい、と
思っているせいもあるけれど..
親子の日! 何も語り合わなくても、相対さなくても、
縁あって親子であることをしっかり受け止める日があってもいい。
決まった日でなくとも、時々は、自分で自分の親子の日として、
親への、子への、思いを新たにしようかな.. |
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2008.7.28 [月] ハリーポッター最終巻 |
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時間はタップリあるはずなのに、週末に2日ほどアクセスできなかったのは、
発売初日の23日に買いながら、片付けの方が優先事項だと、できない片付けに義理立てして(笑)
読まずに先送りにしていたハリーポッターの最終巻を土曜日の夜から急いで読むことになって、
他のことは全て後回しになったため。
第1巻が出てから大分して、たまたま訳者が知っている方だと分かり興味が湧いて、購入・読破。
ゲーム感覚の話?と思いながらも見事に嵌って、先が読みたくて第2巻まで出ていた原書も買って、
それからは、原書も、翻訳書も、出版されれば直ぐに買って読んでいたが、
昨年買った最終巻の原書は、少し読んだだけで何故か放置プレイ..
それまでは買ったらともかくまず読んでいたのに.. どうしてかしら?
今回、重い腰を上げて、翻訳書を急いで読んだのは、
土曜の夜にやって来た息子が、予想通り、買ったのなら貸せと言う。
私が読んでから..というと、自分は買わないくせに、ケチと言う。(怒)
これも予想通りとは言え、少しムッとして、でも、週末に読みたいのだろうから協力するかと、
真夜中から夜を徹して読み上げた。(笑)
で、寝不足が重なってしまったところに、入ってくる風も涼しいくらいで、
日曜日は殆ど気持ちのいいダウン状態。
本当に年齢の割にすることが若いというか、ちょっとどうかと思わなくもないけれど..(爆) |
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2008.7.26 [土] フランス料理、呉服 |
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ちょっとアクセスできなかったので、2日遡りの日記。
ご一緒にと誘ってくださった来月の公演チケットをそらさんからいただくのに、
オーグードゥジュールでランチをご一緒した。
いつもは当日入れていただくので、前以て予約したのは、多分初めて。
動けなかったらマズイと少し緊張気味だったが、殆ど眠らなかったので無事出かけられた。(笑)
眠らない・眠れないのはいつものことで.. 早く不眠症から抜け出したいものだけれど..
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後のご予定があるので、少し軽めの方がいいとのことで、メインが1品のコースになった。
オードブルは、生春巻きのカルパッチョ風を選んだ。
ここで、こんな料理が出てくるとは..と少し驚いたが、いろいろ工夫している様子。
冷たいトマトソースとも合って、暑いこの時期にはなかなか美味!
メインの肉は鶏だったが、私は鶏がダメなので、イベリコ豚に替えてくださった。
(葉山で、シュウマイに鶏が入っていたのに、海老の味に隠れて気づかず、
ペロリ、ペロリと食べてしまったのが不思議!
でも、宗教上の問題でも、アレルギーでもない、単なる好みの問題なので、
食べても別に構わないのだけれど、いつもは気づいてしまってダメなのに..)
チョイスのオードブルの前に、とうもろこしの冷スープもカップでサービスして下さったが、
これもオードブルの1品だったので、1品は軽めとは言え、オードブル2品いただいたことになる。
飲み物も、サービスシャンパンの他に、肉に合わせて赤ワインも少しサービスしてくださって、
白ワインもいただいたし、少〜しだけほろ酔い加減!?
いつもサービスしていただいて少し恐縮しながら、でもうれしくペロリと食べてしまうのよね〜
今日は、オードブルからデザートまで2人とも同じチョイスで、違ったのは後の飲み物だけ..
2人で話しながらいただくと、ユッタリした気分の中で一層おいしく、満足至極!
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半蔵門線で銀座1丁目までご一緒して、後のご予定のあるそらさんとはお別れし、
私は、大分前に仕立てあがっている大雨用のシルックの雨コートを受け取りに行った。
でも、その前にあちらこちらの呉服屋を覗いたのが..いけない。(涙)
来月半ばで閉店というニューメルサの店で、ひなやの組帯があまりに安くて、つい我慢できず、
ついでに、浴衣まで買って仕立てもお願いしてしまう。
更に、案内の来ていた店で、南風原の花織の着尺を勧められ、色も青で好みのものだし、
少し色めが強く、私には長くは着られないかしら? と思うものの、
これも随分安くて、ついつい..単衣に仕立てていただくことにしてしまった。
安くなっていると言っても、もともとが大分するので、結構な散財になってしまった。
老後資金をこれ以上は着物に費やしてはいけないと、重々分かっているはずなのに、
何で着物に関してはこうなのかと.. 我ながら、ただただ呆れるばかり。(号泣) |
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2008.7.25 [金] 狂言、日本の絹展 など |
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午前中に用事があって、ラッシュの尻尾の頃に出かけたが、帰宅が昼の真っ盛り..
で、暑〜い〜 地下鉄から地上に出たら、途端に汗が噴き出した。 やっぱり、き・つ・い。
朝の用務先に割に近い所で午後遅くにまた用事があるのだけれど、
5時間あるので一度帰って来たら、2度も一番暑い最中に出歩くことになってしまった。
営業などで外回りの方々の大変さに、今更ながら思いが..
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午後の予定は国立能楽堂での狂言鑑賞。
「夏休み親子のための狂言の会」と銘打って午後2回の公演があるので、後の回に行ってみた。
役柄を交代したりしているが大体同じ演者で、素囃子を挟んで、二人大名、腰祈、首引の3番。
腰祈はつい最近?観たけれど、他の2番は初めて。
子供が楽しめそうな曲を選んでいて、笑い声が結構上がっていた。
対象は小学生以上らしいのに、幼児を連れて来た方もあったようで、時折泣き声やら何やら..
それにしても、空席が多いのに驚いた。 あんな能楽堂を見たのは初めて.. 販促の失敗?
折角の公演が少し残念.. あれなら一般向けにも、もっと宣伝すればよかったのに..
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昨日の土用の丑の日にさくまりさんが日本橋の玉ゐにいらっしゃった話を読んで、
久しぶりに食べたくなったので、土用に鰻を食べないへそ曲がりの私も真似しっぺ。(笑)
狂言に行く前に、少し遅めのお昼を食べに寄った。
箱めしの中箱で煮上げと焼上げの合いのせにしてもらい、締めはやっぱり茶漬け。
たっぷり穴子を食べて、穴子はおいしい! と再確認。(爆)
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狂言の帰りにまた日本橋に寄って、「日本の絹展」に行ったけれど、、
キイさんにはお会いできず.. キイさんのコーナーにはどなたもいらっしゃらなくて..
あまりの暑さに、地下の匠寿庵のカキ氷で涼を取ってから伺ったので、遅すぎたのかしら?
閉店時間近くなったので、私も残念ながら帰宅。
そう言えば、博多帯のコーナーに、締めていた帯と同じ色・柄の利休バッグがあって、
組合の方がうれしそうに見せてくださった。
でも私には小型すぎて荷物が入らないし、お値段もそこそこするので、無事にパス。(笑)
あちらこちらのコーナーで、着物が涼しそうとお褒めいただき、ニッコリ..
今日は暑いし雷雨の心配もあるらしいので、涼しそうに見えて、雨に降られてもいいようにと
着物・帯を選んだので、涼しそうと言っていただいたのがうれしかった。
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着物は降られてもいいようにと、家で洗える麻の小千谷ちぢみ。 白地に黒の縞。
帯は、博多八寸帯の紗献上。 これも白地で、縞・献上柄は青など。
着物も帯も、白・白の涼しげな組み合わせ。
帯締めは、灰みの空色。 帯揚げは、渋い青色の絽。
パールトン加工してある亜麻の草履。 いつもの、やまぶどう籠。 |
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2008.7.24 [木] お祭り気分 |
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深川八幡祭りが、昨日23日の朝日新聞の東京マリオンのふるさと芸能めぐりに、
写真入りで載っていた。
ご注進しようと思いながら、忘れてしまっていた。 >ふうままさん、ご覧になりましたか?
これで、人出がまた多くなるのかしら?
富岡八幡宮の氏子町内に引っ越して来ても今まで見に行かなかったくせに、
今年は深川祭りを大いに楽しもうと思っていると、祭が近づいてくるに従い、
段々とお祭り気分になってくるのが、我ながら何だかおかしい。
どうも、先日の花火見物の影響も多少あるようで..(笑)
それに、それに、葉山での6周年記念イベントで、本当に久しぶりに夏の海辺も楽しんだし..
今年はすっかり 夏気分!?
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今日も風がよく通り、気持ちいい..
で、惰眠を貪ってしまった..
こういう日にこそ、気になっている片づけをしなければならないのに..(汗) |
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2008.7.24 [木] 地震 |
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東北でまた地震があったと、ラジオで言っているうちに、家も強く揺れ始めた。
東京の我が家の揺れなど、比較にならないくらい軽いのだろうが..
強い地震が続く地域の方々の不安は如何ばかりかと思う。
この頃、地震が多くなったような気がするけれど、どうなのかしら?
地球が怒っている? ような気も.. |
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2008.7.23 [水] 風が気持ちいい |
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毎日暑くて辛いけれど、昨日も今日もいくらか風があって、暑さが少し和らぐ感じで、うれしい。
でも、今日は夜になって風が通らなくなって、耐えがたい気もしてきた。
風は偉大なり。(笑)
その割に、昨日、今日と、何もしないまま休息だけで、日が過ぎてしまうのは..
今日の午後は近く(2駅先)で、名作サロンという月に1回の朗読会に話を聞きに行くつもりが、
やはりパスしてしまった。
予約の必要がなく、心積もりだけだと、パスしてしまことが多い。
予定していてもパスしたりするのだから、キチンと予定に入れておかないとダメだわ! |
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2008.7.22 [火] 昨日のつづき |
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半蔵門から東銀座への移動だが、時間があるので、夕食調達に銀座で途中下車。
銀座に着いても時間があったし、空腹感もあったので、食べてしまうことにして、
三越の地下の美濃吉のイートインコーナーへ行った。
結構混んでいたりもするが、幸いに入れた。 出る頃には外の腰掛にお待ちの方が..
ここでは手軽にさっと食べられるので、時間の無い時に重宝している。
しかも、温かいものは温かく、冷たいものは冷たくて、お吸い物もお茶もつき、お弁当よりお薦め。
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食後に、らくやで購入した帯を締めているしと、らくやに寄ったら、
白たか織(置賜紬)の素晴らしい七宝柄の絣を見せてくださって.. とっても素敵♪
色合いもシックで着易そうだし、さらっとしていて、しかも、しなやか!
言ってみれば、手織りの博多織のあのしなやかさを思い出させるような、しなやかさ。
いくら気に入っても、もうあの値段のものを買う余裕は無い..
で、眼福、それに触福(笑)..
それにしても、この頃いいものとの遭遇の多いこと.. 物欲との戦いも厳しく..(汗)
でも、無理は無理..(涙)
素敵な品を見せていただくことに感謝し、眼を楽しませることを喜びに.. でも、ツ・ラ・イ..
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着物は、夏紬の明石ちぢみ。 灰白色で、夏蔦柄が入っている。
とても気に入って仕立てたのに、昨夏は結局着損なってしまったが、漸く着られた。
伝統工芸士の白川貞夫氏の織られた、伝統的工芸品の十日町の明石ちぢみで、
経糸緯糸とも強撚糸なので、さらっとした感触が気持ちいい!
帯は、茄子紺色に灰みの紺の暈しの丸が入った夏紬の名古屋。
帯締めは、緑がかった藍色に淡い緋色等の入った五嶋紐の夏用。
帯揚げは、灰色の絽。 あと、アタ編の草履に、やまぶどう籠。 |
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2008.7.21 [月] 落語のはしご |
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昼から国立演芸場で国立名人会、夕方から新橋演舞場で大銀座落語祭のグランドフィナーレと、
今日は、前から落語の予定がふたつあり、どうにか、はしごを楽しんだ。 ホッ..
昨日は帰りが遅かった上に、来ていた息子が全然帰らず、つい私も話したり飲み物を作ったりで、
漸く帰った頃にはすっかり目が覚めてしまって.. 寝たのは朝の8時過ぎ。(涙)
流石に起きるのが辛くて.. でも、11時半頃に幸い目が覚めて.. それから大車輪!
去年着損なった夏物を今夏はもう1枚おろそうと、しつけを取って大急ぎで着て飛び出した。
あとで、着丈がもう少し長いほうがよかったとか..いろいろ着付けの悪さが気になったが、
着物を着て出かけたことだけで、今日は、よくやった! と思いたい。
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国立名人会は、トリが桂米丸で「旅行カバン」。この人の噺を落ち着いて聞くのはお初かも..
仲トリが古今亭志ん輔で、「船徳」。
あと、橘家蔵之助の「ちりとてちん」、柳家〆治の「天災」、三笑亭夢太朗の「たがや」。
殆どの噺が高座で聞くのは初めてだった。
そう言えば、「ちりとてちん」が「酢豆腐」のことだとは、つい最近知ったばかり..(汗)
色物は漫才のWモアモア。
今日は、始めの前座はまだまだ聞かせる噺とは言いがたかったが、
蔵之助以降の噺家は皆、流石に上手い。
楽しく聞いて、笑って、気持ちよく次の会場に移動。
ただ、後の席の、私より年配の女性の笑い方が見事というか..見事すぎて(笑)、少しうるさい..
自分が楽しむのと、他人の邪魔にならないようにするのと.. 両立がちょっと..
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大銀座落語祭は今年の2008でファイナル。 (六人の会は別のプロジェクトを始めるらしい。)
そのグランドフィナーレで、鹿芝居の「勧進帳」と、桂三枝・笑福亭鶴瓶二人会。
鹿芝居の「勧進帳」は、林家正蔵の弁慶、桂小米朝の富樫に、林家いっ平の義経.....
無論、普段観る歌舞伎とはまるで異なる芝居ではあるけれど.. 結構楽しい!
小米朝は、なかなか見事な芝居こころ!
長袴に苦労した場面もあったが、それにしても、大したもの!!
正蔵は上手くはないが、大分省略されていても、あれだけの台詞と動きを覚えこんだのは、お見事!
売れっ子たちが忙しい時間の合間に頑張って練習したのだろうと、努力に拍手!!!
第二部の二人会は、2人でなく、三遊亭金時、鶴瓶、柳家花録、三枝で、4人。(笑)
鶴瓶の「死神」が、鶴瓶ヴァージョン? で、知っているのとは大分違って..
他の噺は.. 出て来ない(汗).. そのうちに思い出すだろうけれど..
でも、皆、聞かせる噺! 当たり前よね〜
ラストは、六人の会のメンバーが全員集合!
それに大トリの三枝と、鹿芝居の小米朝といっ平が加わって.. 大団円!
落語を楽しんだ、いい一日だった♪ |
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2008.7.20 [日] 花火を満喫! |
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お誘いいただいて、横浜港の海上から、みなと祭花火を満喫! 堪能した。
涼しい海上から、邪魔なものの殆ど無い状態で、6000発の花火をタップリ見て、
満足! 満足!! 大満足!!! で、帰って来た。
花火の煙が白く(灰色に?)ただよって、次に上がる花火を少し遮った時があったり、
見やすい場所を求めて移動してきた他の船で、発射地点が時折見にくかったりしたものの、
打ち上げの瞬間から、上空で開いて消えるところまで、余すところ無く全部見られて、
いやー、よかった よかった〜
金沢八景の先の野島公園から出港して花火会場の横浜港まで、釣り船で往復したが、
東京湾内だし風も弱かったので、波が穏やかで船はあまり揺れず、お陰で船酔いもせず、
潮風に吹かれながらの乗船にも、花火とは別の楽しさがあった。
クルーザーなどで船上の時間も楽しみたい方には向いていないかもしれないが、
花火見物には申し分無く、船で水上から花火を見てみたいという、前からの願いが実現して、
私は大いに楽しんだ。
お誘いいただいて、ありがとうございました。 >ふうままさん |
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2008.7.20 [日] 着物姿が涼しそう |
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昨日出かけた時に、何人かの方に、着物が涼しそうで素敵! と言っていただいた。
Tシャツや夏の袖なしブラウス姿の方から、涼しそう!と言っていただくのは、
うれしいものの、少しおかしな気がして..楽しかった。
これだけ暑くなってくると、何を着ても..何も着なくても..(笑)、暑いのだし、
夏に着物を楽しむ者としては、一番うれしい誉め言葉かしら!?
透ける着物では無かったのに涼しそうに見えるのなら、透け感のある着物なら尚更だろうと、
着物というのは不思議なものだと今更ながら思う。 |
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2008.7.19 [土] 邦楽へのいざない(国立小劇場)、天麩羅 |
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昼から、国立小劇場の「邦楽へのいざない2 打つ・叩く・吹く −囃子の世界−」に行った。
邦楽を気軽に楽しんでもらおうと、昨年始まって今回が2回目とのこと。
今回のテーマは囃子で、解説「囃子の魅力」と、囃子組曲「鷹」、長唄「俄獅子」。
開演1時間前に開場し、ロビーの体験コーナーで太鼓、大鼓、小鼓の体験もできるというが、
体験希望者が多く、10分近く遅くなってしまったら整理券の番号は40番。
どの楽器も2人ずつ一緒に体験するのだが、小鼓の希望者が一番多く、待ち時間が長い。
私も音が出るものかどうか知りたくて空くまで待って、漸く順番が来たら、希望者が多いので
捲いてくださいと担当者が言いに来て、ええっと思ううちに5分もしないで交代。(涙)
でも、微かに音が出ると、指導してくださった方が上手に誉めてくださる。(笑)
難しさが分かっただけでも上出来? かしら..
解説は人間国宝の堅田喜三久氏。
失礼かもしれないが、お名前(きさく)どおりの気さくなお人柄のようで、(笑)
分かるようになって欲しいというお気持ちの伝わるような説明だった。
解説の後に実演があって、分かり易かったものの、私には全部分かるような素養が全く無く..
前よりはいくらか分かったかしら..というくらい。 でも、親近感は強くなった。
演奏も聞き応えがあった!
そして、あまりに当たり前ながら、どの方も体験指導や解説時とは全く違う、
演奏時の集中、顔つきの変化が見事。
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終演後は、仕立てあがった夏用のコートを受け取りに銀座に寄って、
夕食に久しぶりに天麩羅をいただきたいと、茅場町のみかわ(の補助席)に入れていただいた。
季節ものは稚鮎(もう、そろそろおしまい?)と松茸(こちらは、早くなった!)。
松茸は前は国産しか使わなかったが、去年から外国物も使うようになって時期も長くなった。
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楽器体験したかったので、着物は紬を止めて柔かものにした。
洋服でもOKだし、紬でも無論いいのだけれど、私の気分の問題で..(笑)
絽の小紋で、白地に藍色の滝縞。
お太鼓柄の絽綴れの袋帯で、白地に、空色・緑・金で柄が入っているものを合わせた。
灰みの生成りで、裏と端が黒い単衣・夏用の五嶋紐の帯締め。
黒に近い濃紺の絽の帯揚げ。
アタ編草履に、やまぶどう籠。 |
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2008.7.19 [土] チケット獲得競争 |
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私の記憶にあるのは、
You might think but today's hot fish. です。>nekomamaさん
いろいろなversionがあるのかもしれませんね。
地域の違いか、年代か.. ちょっと興味が湧きますね〜
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国立能楽堂の開場25周年記念公演が9月〜12月、3月とある。
特に9月は、初日、2日目.. 5日目まで、5回もの公演があって、今日が会員先行予約日。
電話がなかなか繋がらないので、最近はインターネット予約が多いのだが、
今日のネット予約の凄まじさ!!! 多分10分しないくらいで売り切れたみたい。
予約は公演1回毎に完了させて、また次の回の予約を始めからするようになっていて、
初日の席をどうにか取ったころには、他の日はネット販売分は終了ばかり..
アクセスできても、最終手続が終了していない人がいるだけらしく、席がありませんと表示がでる。
結局、他の4日分はどれも取れない..(涙)
電話予約分の席と、ネット予約分の席は、別々と聞いていたので、
回線の多いナビダイヤルにかけてみようと、ダメ元で暑い中を公衆電話まで出かけた。
(家のIP電話からはナビには掛からず、かけられる番号は回線がとても少ないらしい。)
電話が繋がらないことも多いのに、今日は私の熱気に電話が反応したのか、(笑)
思ったより早く繋がって、席の希望は無理でも、どうにか4日とも席を確保♪
つまり、5日間の公演全てのチケット獲得に成功! (歓喜!)
★一般の電話・インターネット申込みは、明日が初日。
いつもの公演より、チケット代が高いけれど、演者は粒揃いというか大物ばかり。
この機会に能を観てみたいと思っている方がいらしたら、チケット取りには気合が必要です。(爆)
頑張ってくださいね。 |
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2008.7.18 [金] 暑いぃぃ |
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我が家のクーラー(初めからついていた!)は、着物の着付け時専用。(笑)
クーラーは、好きでないので、ひと夏に何度つけるか?だったのに、
着物を着るようになって、汗をかくのが嫌で.. ついつい..
でも、それ以外のためにつけるのは本当に珍しい。
扇風機は去年壊れてしまったまま.. 買おうとは思いながら横着してそのままになっている。
ベランダに水を撒き、南北の窓を開けて風を通して、しのいでいる。
あとは、薄着.. 他人様にはお目にかけられないような手足を出した状態で..
鉄筋住宅は熱がこもってしまうので、風のない日は本当に辛い..
で、どうしても我慢できないときにはドライのお世話になるけれど、年にほんの何度かだけ。
そう言えば、我が家は昔から、エコですね〜
電気料金は、可愛いものです。(爆)
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またも2日続けてダウン状態で、予定は全部パス.. 家の中に閉じこもってしまった。
木曜の午前と午後、金曜日の午後と、予定があったのに..
どれも前回もパスしたし、これで2回続けてパスしてしまった.. ついていかれるかしら..
もしかしたら金曜日は3回連続パスだったかしら? (涙)
次回が不安.. でも、これ以上休んだらついていけそうも無い.. 必ず行かなければ..
明日の午後の邦楽公演は、早く行けば楽器の手ほどきを受けられるはず..
鼓に触り、できれば打ってみたいと思ってチケットを取ったのだし、頑張ろう! |
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2008.7.16 [水] 能狂言(国立能楽堂) |
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今日は今月唯一の能鑑賞で、夕方からの定例公演に国立能楽堂に行った。
「太子手鉾」(和泉流)と、「松風」(宝生流)。
お能の「松風」を観たくて行ったのだが、相変わらず分からないものの、本当に堪能した。
久しぶりに正面1列目の席が取れて、中央ではないけれど目付柱より内側だから
まあよさそうと思っていたら..とんでもない.. 今日の曲に限っては、最上席だった♪
中央の階の前に作り物の松が置かれ、中央の席はかえって見難そうなのに、
私の席の真正面で、シテが謡い、舞い.. それに曳きこまれるように見入った感じで..
亀井忠雄氏の見事な大鼓に引っ張られてか、地方全体が印象的で、能の地方の重さも感じた。
BGMなどではない、能の主要な担い手だとの思いが強くなった演奏だった。
力強いとでも言ったらよさそうな地方と、シテ、ツレの謡に、地謡.....
それにしても、2時間近くのこの曲の、依然として能の分からない私さえ引きずり込む魅力!
分かる分からないを超えて、直かに訴えかけてくるような、強い印象!!
いい時を過ごしたと心から思えた至福のひとときだった。
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狂言と能の間の休憩時間に友人とコーヒーを飲みながら話をしたのに、終演後はまた一緒に食事。
五万石は予約で満席で入れず、前に入ったことのあるうどん屋で、
飲みながら、おまかせセットでいろいろの料理をいただいて、更に締めにうどんを食べる健啖ぶり..
前回に続いての女2人の見事な食べっぷりに、しっかり覚えられて..
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着物は、灰紫色の紋紗織の京友禅付下げ。
帯は、西陣の絽の袋帯。 白地に、銀糸などで垣根と蔦が織り出されているもの。
帯締めは、薄萌黄色で片方に茶色が入っている五嶋紐。
帯揚げは、薄藤色・薄桃色に杜若の柄の入った絽ちりめん。
夏物のシザールの草履とバッグ。 白色で、バッグの両側と草履の天にシザールを張ってある。
着物は、破線状の縞文様が紋紗織で織り上げられた灰紫の地色に、白っぽい色目で細かな文様を
斜めに描き、染め抜きの丸文に金彩で桔梗・ススキ・笹などの模様が染められ、
更にところどころの刺繍がアクセントになっている大好きな着物で、友人にも誉めてもらったが、
気軽に着られる着物ではないので、去年は着そこなってしまい、今回漸く着用できた。
他は着物に合わせて、帯揚げ以外は全てお初の着用になった。
シザールは涼しげでよいと去年買ったものの、バッグが小型で使い勝手が悪く
結局使わないままだったが、今日は流石に山ぶどう籠は合わないので、漸くの出番。
紬や麻ばかり着ていると、やわらか物向きの帯や小物を使うことが無いので、いい機会だった。 |
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2008.7.16 [水] ウワバミ草、海上からの花火見物 |
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ウワバミ草の話にビックリ!
落語好きな方も結構いらっしゃるようで、皆さんの日記にも落語が結構登場するけれど..
「そば清」を聞いても、ウワバミ草などという草があるとは思いもしなかった。
着物のことだけでなく、いろいろなことを知ることができて、うれしい。
ありがとうございます。 >花兎さん
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花火大会を海上から見ませんかと
ふうままさんが日記でお誘いくださっているのが、うれしい!
確かに屋形船より釣り船のほうが見やすそう!!
それに、屋根の無い釣り船は、雨なら船も出ないでしょうから、
花火中止になっても花火無しの舟遊びになる心配せずに済みそう..ですよね!? >ふうままさん |
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2008.7.15 [火] 安藤宏子展、歌舞伎(歌舞伎座 夜の部) |
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歌舞伎座の夜の部に行くので、その前にミキモトホールに寄って、
今日が最終日の「安藤宏子展ー日本の色・藍・茜・紫と木綿の花嫁衣裳」を拝見した。
藍好きな私には堪らない素敵さ♪ で、いろいろな絞りの布が展示されているのもうれしくて、
会場を何度も回ってしまった。
藍だけでなく、茜と紫の染めも素敵で、行ってよかったと、幸せ気分で会場を後にした。
帰る直前、会場にいらした方に着ていた着物について声をかけられて、少しお話しているうちに
先程持っていらして、気になっていた着尺について伺ったところ、ご覧下さいと見せてくださった。
じっくり拝見させていただき、触るだけでなく、肩に掛けさせてまでいただいて、とても幸せ♪
愛知万博後に先生が体調を崩された後に、絞られた藍染めの着尺とのこと。
先生によれば、絞りが不揃いだとのことだが、これを絞れたので、まだ続けられると思われたと
いう復帰のきっかけになった思い出多い絞りで、体調的に藍は2度しか染められなかったが、
雰囲気のあるいい色になったとのお話もお聞きできた。
あ、そろそろ失礼しようかと言う頃にしょうさんが来ていらっしゃるのに気づいたのに、
軽くご挨拶だけで殆どお話できなかったのは、少し残念。
洋服姿のしょうさんも独特の雰囲気でとても素敵でしたよ〜
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三越の地下の美濃吉でお弁当を調達して、歌舞伎座へ向かった。
ここでも、顔馴染の店員さんに着物姿をお褒めいただき、単純な私は、またもニッコリ..
今月の歌舞伎座の夜の部は、泉鏡花の「夜叉ヶ池」と「高野聖」。
玉三郎は泉鏡花の世界が好きらしく、いろいろ歌舞伎化している。
「夜叉ヶ池」は、2年前に玉三郎の指導で澤潟屋一門で演ったものの再演。
前回、春猿が1人で演った百合と白雪姫のうち、今回は白雪姫を笑三郎が演じたが、
その方が無理が無い感じ.. 流石に前回より、話にまとまりがある感じで、楽しんで観た。
「高野聖」は玉三郎と海老蔵の共演に、歌六などが出演。
近くの席の方の「よく分からない話の終わりかたね〜」という声が聞こえてきたけれど、
確かに独特の筋立て・雰囲気の芝居で、好き嫌いが分かれそう..
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着物は、夏大島紬を着た。
と言っても、本場物ではなく、越後夏大島物語という、伝統工芸士の白川貞夫氏の本絣夏大島。
花の意匠を絣のグラデーションで織り出してあり、黒地だが色が濃淡の段に見える。
経糸緯糸とも強撚糸で手織りのためか、さらっとした着心地で、透け感が涼しげだし、
昨年の8月に続けて3度も着てしまったが、今夏は何度着られるかしら..
帯は、白地の絽綴れで、空色・緑・金で波頭のような柄が入っているものを合わせた。
帯締めは、生成りで片方に浅葱色が入っている五嶋紐。
帯揚げは、勿忘草色と薄藤色の絽で、市松・流水・杜若文が入っている。
草履は、履き心地がいくらか涼しくて昨夏重宝したアタ編みの草履を今夏初めて履いた。
台が梅茶色のアタ編みで、台周りは白革、白黒格子の鼻緒。
バッグは今日もまた、やまぶどう籠。 |
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2008.7.14 [月] 朗読サークル |
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今月は朗読サークルの活動日。
人形劇の自主練習のため、30分前に集合がかかっていた。
9月のボランティア公演が終わるまでは休む訳にはいかないのに、またも眠り損ねて
少し心配はあったものの、天気がいいので自転車で出かけた。
動き出してしまえば、特に問題はなく、順調に到着。
人形劇はしたことどころか見たこともろくに無い.. 四苦八苦の連続..
台詞と人形の動きを両立させるのが依然として大変で、
人形に気を取られると、台詞の読んでいる場所が分からなくなってしまう。
しかも、途中で、地域の停電などというハプニングがあって、しばらく電灯なし。
覚えていない台詞がますますゴチャゴチャに..
グループ音読の「祭り」も、1ヵ月空いたせいか、皆さん忘れてしまっていて、
こちらも合わせるのが大変..
中心メンバー以外の、わっしょいの掛け声グループは割にスムースに声が出て一安心。
担当の王様の服に少し工夫をすることになって、持って帰って来たが、
忘れないうちにやっておかないと.. |
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2008.7.13 [日] 悉皆 |
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残念なことに、「もとじ」から悉皆(の店舗)は今月で閉店するとの案内が来た。
今までは、もとじで購入したものでなくてもOKだったのに、
8月からは、各店舗内での営業になり、もとじでの購入品のみを対象にするとのこと。
仕立てを頼んだ店では木綿のガード加工は受けてくれないとのことで、
今年の春?初夏?に、もとじで、木綿の薩摩絣と琉球絣のガード加工を頼んで、
その後立て続けに、加工してなかった正絹も何枚かガードしてもらった。
これから、洗い張り・仕立て直しもお願いしようかと思っていたところで、ちょっとショック!
場所も行き易く、うれしかったのに、また他を探さなければ.. |
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2008.7.12 [土] 6周年イベント |
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遡って、12日のこと。
6周年記念イベントに参加して、夏の葉山の海をたっぷり楽しんで来ました。
えりりんさん、今回も受付を担当してくださったかおかおさん、お世話くださった皆様のお陰で、
楽しく過ごせました。 ありがとうございます。
あ! BBSでかおかおさんと書いたつもりでかんからさんと書いてしまった!
かおかおさん、勝手に名前参加させてしまったかんからさん、失礼しました。
ご一緒いただいた皆様方も、どうもありがとうございました。
夕陽も見られたし、久しぶりの夏の海が楽しくって..
何より、参加の皆さんそれぞれの浴衣姿が素敵!
食事も飲み物もおいしく、おしゃべりしながら、たっぷりいただいた。
かずさんの野点で、お茶部を少し齧らせて(笑)いただけたのも、楽しく、うれしく..
今年は、冬(新年会)、春(アート市)、そして今回の夏と、各季節の葉山を体験!
秋の葉山も楽しめるのか? 秋の葉山を楽しむイベントは??
幹事さんのご苦労をよそに、勝手なことを考えてしまう私..
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電車で葉山まで行かれるような浴衣を持っていないので、
鉄紺色の無地の小千谷ちぢみ(麻)を着て行った。
羅の紺暈しで紺から白のグラデーションの名古屋帯。半幅帯は最近締めていないので..
帯締めは、緑がかった藍色に淡い緋色等の入った夏用の五嶋紐。
帯揚げは、絽の綸子で、白色に黒で松葉柄の入ったもの。 |
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2008.7.11 [金] 歌舞伎鑑賞教室(国立劇場) |
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午後の予定を例の如くパスしたものの、夜の予定はしっかり実行。
国立劇場の歌舞伎鑑賞教室に行ってきた。
高校生中心の昼間の公演でなく、2回だけ夜に実施する社会人のための教室に行ってみたら、
驚くほど大勢の方が来ていらして、特に2階・3階は昼間よりギッシリ入っている感じ..
そして、観客の皆さんの熱心なこと!
驚きながらも、学校行事で来る学生さんより自前で来る大人の方が熱心で当たり前と思い直した。
「解説 歌舞伎のみかた」は、昨年までの様々な工夫に比べ実にオーソドックスで、
初めて観る方を対象の感が強かったが、最近始まった社会人対象だからか、昼も同じなのか..
「義経千本桜」の「川連法眼館」は、今月の歌舞伎座の昼の部でも観たばかりだが、
あちらが澤潟屋型のケレンで宙乗りもあるのに比べ、こちらは音羽屋型の云わば古典派?
海老蔵の若さ一杯のやんちゃな狐忠信もそれなりによかったし、海老蔵の華を実感したが、
初役という中村歌昇のこの忠信が、身の軽さはないが、落ち着いた情感ある狐忠信でとてもいい!
それに武士の忠信の重厚さは、年齢的に当たり前かとも思うが、海老蔵になかったもの。
国立の舞台は、歌舞伎座に比べると出演者が少し小粒で人数も少ないことが多いが、
今日はまだ10代の中村種太郎(歌昇の長男)が初役の義経を頑張って演じていたし、
法眼の妻の飛鳥もプログラムで名前を確認したくらい(中村京蔵だった)のいい演技で、
客席の熱気が伝わったこともあるのか、全体になかなか見応えのある「四の切り」だった。
最近の鑑賞教室では久しぶりにいい舞台だと思った。
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雨が降り出していたし、雷雨もありそうとのことで、着物はやめて洋服にしたが、
大した雨ではなく、着物にすればよかったと、少し残念。 今月はまだ1度しか着ていない。
明日の葉山の6周年イベントの着物・帯等を考えなければ..
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サミット中の厳戒態勢が終了したようで、警官や警備員の姿が駅などから消え、
駅のロッカーや飲み物などの販売機のシールが外れ使用できるようになっていた。 |
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2008.7.10 [木] 履物 |
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ふっちゃんさん(さんは省略?・笑)、しょうさんの下駄が素敵!で、
更に、下駄より草履派の私は、ふうままさんの草履に強く反応、素敵!!
キイさんの展示会を逃したのがつくづく残念と拝見していたら、
今度はnekomamaさんの草履!! ツボにはまって..
皆さんの履物が、本当に素敵♪ です。
みにさんのも拝見したいです。 そのうちにアップしてくださるのを楽しみにしていますよ〜
*****
朝の用事は1時間くらい遅れてしまい、他の方に迷惑を掛けるわけではないけれど、
当然ながら思う結果は出せず、少しへこたれて、後はダラダラ..
でも、夕方思い出して慌ててヘア−カットに行った。
これで、すっきり葉山に行かれそう。(笑)
帰りに久しぶりにインド人がやっているカレーの店の前を通り、
夕食は作るつもりが、ついついイヴニングセット(5時〜7時限定)をいただいてしまう。
2種類のカレー、ナン、小サラダ、ラッシー、そしてほんの少しだけデザートもついて.. |
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2008.7.10 [木] 日記から |
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私も談志・談春親子会に行きたいと思っていたのですが、
チケットは直ぐに売り切れてしまって、取れませんでした。(涙)
1回だけの公演だから、チケット取るのは難しいかしら?とは思っていましたが、本当に難しくて..
ところで、談志は声が出なくなっていますねぇ〜
噺を通してやるのは少しキツイのではないかしら?と思うくらい..
それから、有楽町線に急行ありって、私も知りませんでした。
そんなに長〜く行っていないとは思わないけれど、この前、実家に行った時は気づかなかったです。
今度行く時には、気をつけなければ.. 情報をありがとうございます。 >みずえさん
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<削除した文章は、果たして無かったことになるのか。
<…ならんだろうなぁ。
<何を書いたかは自分自身がいちばん覚えてるし。
<見ててくれたひとなら尚更だろうし。
はい、アレッと思って気になって、アレコレ理由を勝手に想像していましたよ。(笑)
それまでも日記の内容が独特で興味深く読ませていただいていたので、
葉山でお会いしたらお話するのが楽し〜みです。(爆)
*****
<七夕が男の子のお祝いだとは、こちらに来てから知った。
私は、日記を読ませていただいて、今頃初めて知りました。 地域差もあるのでしょうね。
少し賢くなってうれしいです。(笑) ありがとうございます。 >若葉さん |
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2008.7.9 [水] 上席(国立演芸場)、天真庵 |
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今日も、国立演芸場の上席に行った。
先日、講談のひまわりさんと落語の遊馬さんの真打昇進公演に行ったので、
一緒に昇進披露をしている古今亭今輔さんの真打昇進襲名披露公演にだけ行かないのは
イケナイ気がして(笑)、後でチケットを追加購入したのだった。
今日の出演者は先日とガラッと変わっていて、先代今輔がらみ。
またも寝そびれて眠れたのが遅く、しかもこのところの寝不足で、動き出せたのが遅くて、
前座と二つ目は聞き損ない、次の三遊亭右左喜の噺も終わろうと言う頃に漸く着いた。
でも、古今亭今輔だけでなく、春風亭小柳枝、桂米丸(仲トリ)、古今亭寿輔の噺を聞けたし、
曲芸の鏡味健二郎、紙切りの林家今丸も初めて見られたので、OK。
ただ、紙切りの今丸の時に、はじめに切り絵を貰った人のお題を頂戴してしまい、
貰いに立った人を見て私も驚いたが、やはり、ダメだよ!2枚目だぞ!との声がかかった。
1列目中央の客だったし、芸人は顔を確認しておかねばいけないと思うけれど、
お題を出す方も出す方で、普通は遠慮するものなのに、マナー違反よね! と思った。
数人しか貰えないのに、2枚も貰えてラッキー!という発想なのかしら?
*****
終演後は、天真庵にまっしぐら。(笑)
文膳をいただきたいが、空きっ腹にお酒は怖い!と、まずは食べるものから..
蕎麦と蕎麦ガレットと両方いただければと思っていたけれど、残念ながら蕎麦は売り切れ。
蕎麦雑炊があるというので、喜んだら、丁度あったという鰻を載せて下さって、ラッキー♪
でも、待ちきれずに、先に出してくださったお酒を飲み始めてしまった。(汗)
今日の文膳の肴は蕎麦豆腐で、これも美味♪ ニコニコ..
香の物もガレットもいつも通りおいしいし、お酒がすすむ。
それは多すぎるのでは!? と言われていたのに、蕎麦ぜんざいに黒豆茶もいただいて、
我ながら、本当に食いしん坊。 ちょっと恥ずかしいくらい..
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自治会の役員会出席のため、帰りは急いで、でも酔いに任せてつい錦糸町まで歩いてしまった。
ところが、集会室に行ったら、役員は居ず、サークル活動の方々ばかり..
来週に変更になっていたのを、先月の会議欠席で知らなかった。
先月は何度も自治会活動に参加していたのに、一言教えてくだされば..
来週は夜に予定を入れてしまったので、会議は欠席の旨、副会長の留守電に入れておいた。
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今日も着物を着そこなってしまった。クシュン.. |
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2008.7.8 [火] ランチデート |
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門仲でふうままさんとランチをご一緒した。
ふうままさんが企画してくださっている深川祭オフの食事処の下見のはずが、
な〜んと今日は定休日で、止む無く、魚のおいしそうな店を探してのランチとなったが、
焼き魚定食をおいしくいただいて、私は満足!
前にニシンを食べたのはいつだったのか思い出せないくらい久しぶりだし、
なんと言っても安かったし、家では普段作らないので、かえってうれしかった。
しかも、サロン・ド・ペリニヨンで食後のケーキとコーヒーもいただいたし..
近所の私には楽しいランチデートだったけれど、
ふうままさんはわざわざ来て下さったのに、用事が半分しか済まないというか、
肝心のチェックが出来ず、申し訳けなさで一杯..
今週は(も?)私の予定が結構多く今日になったのに、定休日は全く頭に浮かばなかったとは..
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深川八幡祭りは、赤坂日枝神社の山王祭、神田明神の神田祭と並ぶ江戸の三大祭の一つ。
江戸時代から 「神輿深川、山車神田、だだっ広いのが山王様」 と言われてきたそうで、
今年は三年に一度の本祭り。
富岡八幡宮の氏子町内毎の神輿数十基の連合渡御を楽しめるはず..
私は見たいと思いながら見損なっていたので、今年はいい先達を得て、大いに楽しむつもり。
なお、最近は、江戸三大祭に浅草の三社祭を入れて、
3年に1度しか本祭りのない深川祭を抜く説もあるとかいうけれど???
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8月17日(日)に、ご一緒に楽しもうという方がいらしたら、
ふうままさんのBBSにどうぞ書き込んでくださいね。 |
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2008.7.7 [月] ショックの連続 |
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家に帰ったら留守電が入っていたので、こちらからかけ直したら、
昨日頼んだ夏のコートのお仕立代が2割増とのことで、初めのショック!
6000円も高くなると言う。
でも、今風の長めの丈にしたから仕方ないのかと、このショックは飲み込んで、了承した。
続くショックが直ぐに..
アクセサリーをはずそうとしたら、イヤリングが片方ない!!
選りにも選って、1つ石のダイヤのイヤリング!
一瞬血が引くような感じがしたくらいのショックが..
今日は銀座・日本橋のアチコチに行ったので、どこで落としたのか捜しようがない。
随分前に、奮発して買ってから何度着けたか.. 数えられるくらいしか着けていない。
諦めるしかないのに、諦めきれない.. このショックは尾を引きそう..
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分不相応のものは身につかないということかしら?
そして、物質的な喜びを追うなとの教えかなぁ!? とも思う。
でも、もう少し穏やかな教え方をして欲しいものだけれど.. |
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2008.7.7 [月] 歌舞伎(歌舞伎座 昼の部) |
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七夕なのに、今年も七夕には無関係に、歌舞伎座に歌舞伎の昼の部を観に行った。
「義経千本桜」の忠信の編で、「鳥居前」、「吉野山」、「川連法眼館」。
今月の歌舞伎座は少し変則的で、今日が初日。
昼夜とも上演時間が短く、遅く始まり早く終わるのに、チケット代はいつもと同じ。(笑)
にも拘らず、昼の部は、見事に売り切れ!!
海老蔵人気のせい!? 歌舞伎座では初めての忠信で、宙乗りもするし..
「吉野山」、「川連法眼館」の静御前は、玉三郎だし..
「吉野山」は、いつもと装置がガラッと違い、玉三郎ワールド!
同じく玉三郎ワールドだった数年?前の「藤娘」を思い出してしまった。
でも、玉三郎と海老蔵の美女美男ぶり! 絵になるわぁ!!
この「吉野山」、大分端折られている気がしたが、結構好きだわ!と思った。
「川連法眼館」は、宙乗りがあるケレンたっぷりの澤潟屋型というか、要は猿之助型。
海老蔵が、元気に、若々しい狐忠信を演じていたが、初めの武士の忠信がよかった。
うっかりしてチケットを取るのが遅くなってしまい望む席は取れなかったが、
宙乗りを見るのには多分いいだろうと取った席が大当り! 特等席だった。
隣の2席は宙乗りの真下になるので、宙乗りの前に全員席を立って(立たされて・笑)、
狐忠信の海老蔵が、私の方に向かって宙乗りでやってくる感じ!!(爆)
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昼の部は、全日チケット売り切れ! なので、行き損なったら大変と、
昨夜から気合を入れていたら、入れ過ぎたのか、またも眠れず、
人の起き出す朝6時頃に漸く眠れたので、起きるのがきつくて.. でも、頑張って出かけた。
ただ、昨夜用意しておいた着物はやはり諦めることになってしまった。 クシュン.. |
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2008.7.6 [日] きもの狂想曲? |
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久しぶりの銀座なので、ランチの後でつい呉服店を覗いたら..
素敵なもの、欲しいものに、次から次に遭遇! 恐ろしいほど..(笑)
やっぱり、迂闊に覗いてはいけませんねぇ〜 (爆)
まずは、本間とめ子さんの手蜘蛛絞りの正藍染め!
先月の有松オフで、ぼたんさんの着姿に、いい物はやっぱりいいわねぇ〜と実感した後だけに、
欲しいけれど.. 懐事情から、2、3日冷静に考えて..と、取り敢えず回避。
あの手間を思い出せば無理はないけれど、もう少し安いとうれしいのよね〜
次は、もとじで案内の来ていた東京友禅・生駒暉夫氏の染め帯に、クラクラ..
私も気になった青葉の帯を、出ていらした作家さんご本人に勧められた。
光沢のある鼠色の濃淡暈しに、緑と白で描かれた柄がとっても素敵♪ で、欲しいなぁ..
でも、この春から欲しくなって今探している染め帯は、桜の柄のなんだし..
なにより、日本工芸会正会員の生駒氏の友禅は、今の私には少し高くて..
ああ、ボーナスのあった頃だったら..と..
その次は、江戸小紋で、伝統工芸士の小林氏が150以上の柄を段染めしたもの。
この手の江戸小紋が大好きな私には、とても魅力的で、その割に価格もまあまあ..
でも、今の私には高すぎる。
それに、同じようなのを持っているでしょうと言う冷静な自分が居て..
そして、松屋に寄って、銀座きもの底値市を覗いたら、お薦めと見せてくれた着尺の中に
薄くて軽くて、夏のコートによさそうな、墨色の丹後の絽ちりめんがあって..
真夏の塵除けが欲しと思っていたところだし、友禅染めの帯より、有松絞りよりも、
安かったので.. つい陥落。 お仕立てまで頼んでしまった。
コートのお仕立てが上手な仕立て屋さんに超特急で仕立ててもらってくれるとのこと。
喜びと涙と両方で、悲喜こもごもというか、複雑な思い。
となると、染め帯はとても無理だし、有松絞りにも迷いが深くなってしまった。
買うべきか、諦めるべきか..
背中を押して欲しいのか.. 引き止めて欲しいのか.. (爆)
本間さんのお歳を考えれば、次のチャンスはあるかどうか.. 最後の出会いに近いかも.. |
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2008.7.6 [日] フランス料理 |
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銀座に行く用事もあるので、大渕座で遅めのランチをいただいた。
先月は近所のフレンチレストランには行ったけれど、いつも行く2店には行き損なったので、
なんだか久しぶりにフランス料理を食べるような気が..
まずは、野菜のディップ。 このソースがおいしくて、いつもうれしくなる。
オードブルは、フレッシュトマトのソースを敷いた赤ピーマンのムース。
まるでデザートみたいな盛り付けで、楽しい。
そして、温アスパラのスモークサーモン載せ。
アスパラをおいしく食べるために、ほんの少しサーモンを添えた感じで、アスパラが本当に美味♪
自分でも作れそうな錯覚を覚えるくらいシンプルだけど、レモン風味のソースが素晴らしい!!
ムール貝の出汁を使っているという。 なるほど..
ソースを全部食べたくてパンをお代わりした。
メインは、ホタテのムースを詰めた舌びらめ。
上に載った赤い小海老と緑のソースで、きれいな彩り。
ムースも舌ひらめも滑らかで、これもソースがおいしくて、うれしくソースまで完食!
デザートは、別腹を信じて、久しぶりにチョコレートケーキにした。
やっぱり、おいしいわぁ! 他の客も帰られたので、満足して私も失礼した。 |
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2008.7.4 [金] 上席(国立演芸場) |
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国立演芸場の上席に行った。
ここの国立名人会(落語)と花形演芸会には結構よく行くのに、定席は初めて。
実は昨日も午前午後の予定を両方ともパスしてしまう情けなさで、
行かれるか心配していたが、気合のおかげか、今日は無事に行くことができた。
毎日気合を入れられれば、問題ないのだけれど..(汗)
今月の上席は、かんからさんご贔屓の講談師の日向ひまわりさんと、
落語家の古今亭今輔さんと三遊亭遊馬さんが、日替り出演でトリを務める真打昇進襲名披露。
今日だけは昼と夜と2回の公演で、昼にひまわりさんが出演。
ついでに、夜の遊馬さんの回の切符も取って、昼・夜通しで聞くことにしたのだった。
(ついで..などと、遊馬さん、ごめんなさい。)
噺家2人と曲芸が昼夜連続出演なので、曲芸はともかく、同じ日に、同じ人の、同じ噺だったら、
ちょっと楽しくないかと迷ったけれど、出演者が多いので1人当りの時間が短いだろうし、
噺というよりはまくらに毛が生えたくらいだろうから、まあいいか..と..
ひまわりさんも遊馬さんも、ときどき噛んでいたが、今までの披露興行で慣れたようで、
慌てることなく、落ち着いた語り・話しっぷり..
他の噺家も、予想外に、短いけれど結構ちゃんとした噺をしてくれて、うれしかった。
小遊三は同じ噺だったが、細かいところがアチコチ違っていた.. でも流石に聞かせる。
それにしても、転失気、青菜、子褒め、御神酒徳利.. 今日も、よく聞く噺が多かった。
特に、転失気、青菜はこの1年で何度聞いたやら.. 短いのが丁度いいらしい。
仲トリは、昼は桂歌丸、夜は三遊亭遊三。 仲入り後に口上つき。
落語の口上は初見(初聞?・笑)かと思ったら、小さんの襲名千秋楽で聞いたのを思い出した。
でも、小さんの時より更に内輪っぽい、落語家らしい?笑い一杯の楽しい挨拶ばかり。
こちらは落語芸術協会だし、落語協会との違い?
それとも、真打昇進披露と名跡襲名披露との違い?
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昼の開始が1時(前座はその前から)、夜の終了が9時過ぎで、10時帰宅。
間の待ち時間は、近くの「可否道」に行って、おいしいコーヒーで休憩したけれど、
やっぱり少し疲れ気味。
でも、あれだけ落語に浸るのも、なかなか楽しい!
*****
真打披露興行だし、夜からの雨が止んだので、夜はまた雨という予報にめげず、着物で出かけた。
絹芭蕉の総絞りで、藍色。 緯に白色の縫い締め絞り、経に紬地と同色の板締め絞りという。
先日おろした夏紬の名古屋帯。 茄子紺色で、お太鼓と前帯に灰みの紺の暈しの丸が入っている。
帯締めは、緑がかった藍色に淡い緋色とオフホワイト入りの夏用の五嶋紐。
帯揚げは、渋い青色の絽で、お初。 草履は、雨になってもいいように、パールトン加工の亜麻。
着物は、去年仕立てあがってきたら、どうも左右の裄が違う! でも着たら同じで、??
結局、背縫いがズレていた!! (←こんなの初めて..)
仕方がないのでそのまま着て、夏が終わってから仕立て直してもらった。
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ひまわりさんの出演は、今日が最初で、あと6日(日)と7日(月)。 (←誰にともなく・笑) |
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2008.7.2 [水] 6周年イベントを楽しみに |
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どうも週末の頑張り(あくまで私にしては..笑)がたたったのか、昨日からどうにも..
で、今日も午後の予定をパスしてしまった。
5月から開始の5回の講座で今日が最終回だったのに残念。 結局3回しか出席できなかった。
せめて気になっていることを片付けようと、午後遅くなって急いで銀行と郵便局を回った。
すっかり忘れていた真楽の6周年イベントの会費も支払えたし..
でも、新年会の時には無料だった手数料が今回は80円かかったのは??
ゆうちょ銀行になって口座間振替えは1年間限定で無料になっているのに、
こちらは???
なにはともあれ、
夏の葉山・オアシスで皆様にお会いできることを楽しみにしていましょう。
参加の皆様、よろしくお願いしますね〜 |
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2008.7.1 [火] 6月の着物着用録 |
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自分の覚えに、6月の着物着用備忘録をまとめた。 単衣。
6月7日 真楽・有松絞り祭りオフ(有松) 琉球絣紬(木綿、濃藍) 八寸名古屋帯(紋博多、白)
6月9日 歌舞伎鑑賞教室(国立劇場) 塩沢絣紬(藍、飛び柄入り) 八寸名古屋帯(同上)
6月10日 芝居(細雪、帝国劇場) 訪問着(本塩沢、白地) 袋帯(絽綴、銀鼠色、市松秋草柄)
6月12日 歌舞伎(歌舞伎座) 江戸小紋(黒、小桜柄) 八寸名古屋帯(博多紋沙、白)
6月14日 能狂言(国立能楽堂) 泥大島紬(黒、段取り) 名古屋帯(麻、藍紅型)
6月20日 能狂言(国立能楽堂) 生紬(深緑 無地) 染名古屋帯(絹芭蕉、オフホワイト、紅型調)
6月21日 演芸(国立演芸場) 色無地(東レシルック、灰藤) 名古屋帯(夏紬、茄子紺)
6月22日 踊りの会(国立劇場) 色無地(同上) 袋帯(絽綴、銀鼠色、市松秋草柄)
6月25日 能楽鑑賞教室(国立能楽堂) 上代お召し(花織り風、鼠色) 袋帯(絽綴、白)
6月の着物着用は先月に続いて9回。
初旬は着そこなったりしたが、有松オフからは順調に着られた。
1月からの半年で46回着ている♪ 我ながら見事!と自画自賛(笑)
年間目標の50回は問題なくクリアできそう。(←できなかったら、それこそ大問題!)
木綿の琉球絣紬とシルックの色無地を含め、着物は全部単衣。
あと、本塩沢訪問着、塩沢絣、泥大島紬、生紬に、上代お召し、江戸小紋。
シルックを雨の日に2日続いて着たが、あとは違う着物で、8枚の着物を着られたのがうれしい!
去年、着損なったのが残念で、持っている単衣を総動員(爆)。
でも、今年作った生紬は、色合い的に春よりは秋単衣向きだった。
あとは今回も着そこなった付け下げだけだが、去年の春に単衣が少ないのでネットで衝動買いを
してしまったものの、届いたら好みとまるで違って.. 死蔵中.. 着ることあるかしら..
帯は、2度締めたのが2本で、結局7本を締めている。
中旬以降は夏帯にして、単衣・夏用と言われた帯締めと、絽の帯揚げで、合わせた。
博多帯を、単衣向きの紋博多と夏帯の紋沙の2本締めている。
絽綴れ帯も、盛装用と少し気軽なのとで2本締めた。 これだけが袋帯で、あとは名古屋帯。
他は、麻の藍紅型、絹芭蕉の紅型調染め帯、夏紬の3本。
結構いろいろな着物と帯を着ているのが分かって、ニコニコ..
長襦袢は、単衣仕立てでも流石に正絹は暑いし、汗取り肌襦袢を着てはいても汗が怖いし..
で、洗える長襦袢にした。 汗っかきな私には洗える長襦袢がうれしい!
涼しい日はからむし(麻)で、暑い日・柔か物には海島綿を着た。
去年も思ったけれど、からむしは少し厚手で、特に腰周りが、もこもこする気が..
7月、8月の真夏は去年と同じく、からむしは止めて、
麻の着物には麻でも薄めの紋沙、他は海島綿の長襦袢を着るつもり。 |
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2008.6.30 [月] 税金と保険料 |
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買い物のついでに近くの銀行で預金を下ろして、残額の減り具合に吃驚!
慌てて今度は通帳を持って行って、記入した。
判明した犯人は、税金と保険料!!!
自動引き落としの、固定資産税と住民税の四半期分と今月の国民健康保険料が、
グググッと、引き落とされていた。(涙)
勤め人時代には明細にはあまり関心がなかったけれど..
通知が来たときにも、住民税と、何より国保の金額に驚いたのだが、
実際にまとまると、あらためて、税金と保険料の高額なことに、ただただ溜息..
3ヵ月毎にこれだけの額が、そして合間のふた月も高い国保の支払いが続くのだから、
着物関係には本当に自制心を総動員しなければ..と、またまた強く思う。
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着物といえば、しょうさんが日記に載せてくださったキイさんの素敵な色合いの帯揚げ..
予定が多くて無理と諦めていたものの、どうにか伺いたい..けれど.. |
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2008.6.30 [月] サークル参加 |
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朝遅く動き出したら(笑)、 腰が痛い! 脚も痛い!
どうやら昨日の後遺症(?)が出てきたらしい。
動いただけでなく珍しく力仕事もしたし.. 仕方ない。
ぎっくり腰にならないように気をつけながら、ギクシャク動く。
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昼には、痛みにもめげず、朗読サークル活動に出かけた。
自転車を風を切ってとばすのが楽しい! 運転免許がなくてよかったといつも思う。(汗)
児童館とボランティア祭りでの人形劇に役がついたので、休むわけにはいかない。
迷惑をかけてはいけないと、強い動機付けになって、出席率が上がりそう。(笑)
人形劇の練習は、人形を使ったことなどないし、台詞と人形の動き..が、難しい。
人形を動かしていると、読んでいる台詞の場所が分からなくなってしまう。
覚えた方がいいという訳が分かったけれど、覚えるの〜〜 う〜ん..
もうひとつの皆でする音読の「祭」は、台詞部分担当の数名以外は、
全員、人形劇出演者も含め、わっしょいの掛け声で参加することになった。
リズムにのせて大きな声で、わっしょい、わっしょい..と声を掛けるのが楽しい!
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帰りにこうかいぼうに寄ってラーメンを食べたいと思ったが、休憩時間中なので、
夕方の開店時間まで時間をつぶして待った。
たかがラーメンなのに、我ながら我慢強さに感心するわぁ!
短気のせっかちなのに、ほ・ん・と・に 珍しい!(爆) |
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2008.6.29 [日] 自治会のあじさい祭 |
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住まいの自治会の新企画で、昼からあじさい祭をした。
役員は開始1時間前に招集がかかっていて、更に電話まで貰い、早々に出かけた。
中庭の紫陽花を愛でながらの親睦のはずが、雨のため庭ではできず、場所をピロティーに変更。
皆でエッチラオッチラと机と椅子を運び、並べて、30分で準備終了。
役員として出席するのは概ね女性なので、数少ない男性は力仕事に大活躍。
参加者には、お弁当とお茶と、ビンゴカードを渡して、好きな席に座ってもらった。
参加申込をしていない人の飛び入り参加がやはりあって..
お弁当はないので、数に余裕のあるお茶だけ渡すことで..
ビンゴゲームで、な〜んと、番号読み上げをしていた私が最初にビンゴ!!
ビンゴで商品をもらえないことも多いのに、今回は1等賞!
アラッ! ビンゴになってしまったわ! と当惑が先に立って..
私がビンゴを回したわけではなく、商品は主に女性陣が決めた慎ましいものだから、
まあいいかと思うものの、ちょっとそれはなかったかも..と自分でも思ってしまった。
ちょっと白けたかな〜 (汗)
でも、何はともあれ、初回としては無事に楽しく終わって、よかった。
これから、もちつきと落語会に並ぶ自治会の恒例行事になりそう..な気配が.. |
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2008.6.28 [土] 自治会イベント準備 |
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今日は何もないはずだったが、夜になって電話が入り、集会室まで出向いて、
明日のイベント準備に急遽加わった。
体調が悪く今日も1日ゴロゴロ休んでいたのだし、私は行事担当ではないけれど、
そうも言っていられず..
私は持ち回りの当番役員だが、役員は結構大変!
新しい行事をするというので、今月4回目の自治会の仕事。 明日の本番で5回..
少し多すぎない!? 当番でもないのに自発的に役員をしてくださっている方々に感謝!! |
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2008.6.28 [土] 真楽 |
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真楽ができて、なんともう6周年なのですねぇ〜
私が長い眠りから覚めて(笑)着物に復帰して早2年。
復帰準備!を始めたのはその4〜5ヵ月前で、
直に真楽を知って、現代着物事情?等、いろいろ教えていただいてお世話になりました。
そして、入会させていただいてからの1年余りで、多くの出会いもあり、
着物の楽しさ、年齢を超えたお仲間の楽しさを満喫しています。
2002年6月28日に、真楽発足..
ところで、語呂合わせの好きな私は、この日を選んだ理由がちょっと気になっています。
何か理由があるのか、たまたまこの日になっただけなのか..
ともあれ、真楽があって、よかった♪ です。
6周年おめでとうございます!! |
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2008.6.27 [金] おいしい肉を食べに |
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午前中の用事で、私にしては、とっても早く家を出た。
とは言え、勤め人にとっては遅い時間で、ラッシュのピークは過ぎてもう大分落ち着いた後..
3時間しか寝ていなくて、しかも途中一度電話で起きたりしたけれど、
珍しくこの用には連れがあったこともあり、頑張ってどうにか動けた。
でも、午後の用事は殆ど動き詰めなので、とても無理そうでまたまたパス。(涙)
3回連続してパスして、前回ようやく4回目にして初参加できたのに..
パスすることにしたら、急ぐ必要はないので、日本橋に立ち寄った。
本当に久しぶりに、おいしい肉を食べたいと「誠」に行って、
コールスローに、軽く揚げたカツ、大根おろしでいただくうす焼、そして締めのコーヒー!
私のいつものお決まりコースながら、ここの肉のおいしさは格別!
うす焼で十分満足しているし、ステーキよりうす焼の方が好きと言う方もいらっしゃるけれど、
いつか一度くらいは大奮発してステーキも食べてみたいような..
それに、シェフの高山さん拘りのコーヒーも飲まずにいられない。 食後用のカクテル風(笑)。
あ! ミニシチューを食べ忘れている..
そのおかげで? 普通のご飯でなく、おかかご飯も食べたから、まあいいか..(爆)
三越の沖縄展で、大きなレイシと黄色のパッションフルーツを買ったのに、
更に、アイスクリームコーナーにウベがあったので、うれしくなって食べてしまった。
食い意地の張っていること.. 我ながら少し呆れ気味。
うさぎやは今日も行列で、欲しかったどら焼が売り切れだったのは、幸か不幸か..
丸善に回って日曜日の住まいのイベント用の図書カードをあれこれ買うついでに、
覗いた文具売り場で、ちょこちょこっと、つい買い物をしてしまった。 |
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2008.6.26 [木] ノンビリと |
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今日もな〜んにもせずノ〜ンビ〜リしているうちに、一日が終わってしまった。
やりたいこと、やらねばならないことは、いくらでもあるのに..(涙)
その中の最たるものというか、待ったなしというかは、整理整頓、片付けで、
早く要るものと要らないものを分けて、要らないものを処分して場所を作らなければ..
具体的な必要に迫られながら、もう半年経ってしまった。
いつでもOKと言われてからも待ってもらったまま、もう3ヵ月が無為に.. (号泣)
はや数年ずうっとこのままという、年季の入った怠け状態が大問題で〜 (汗)
整頓の神様、掃除の神様、是非ともご降臨くださいませ。 祈るばかり。
って、やっぱりこんな神頼みはダメかしらねぇ.. (大汗) |
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2008.6.25 [水] 能楽(鑑賞教室、国立能楽堂) |
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午後から能楽鑑賞教室の能狂言を観に国立能楽堂に行った。
月曜の昼頃からまたまたダウンしてしまって昨日などは予定もパスして家の中に篭りっきり..
これではいけないと、今日は少し自分に喝を入れて出かけた。
能楽鑑賞教室は昼と午後と1日2回の公演だが、月曜から金曜までの平日だけのため、
勤め人時代に行くのは無理で、第25回という今回が初めて。
毎回のように行っている歌舞伎鑑賞教室と同じように、高校生を対象に、
若者に能楽に興味を持ってもらおうという趣旨で、前の席はずらっと高校生で、
他にも大学生かと思われる人も結構多く、その後が一般観客。
解説「能楽のたのしみ」に続いて、「呼び声」(大蔵流)と「土蜘」(宝生流)。
「土蜘」が歌舞伎とどう違うか知りたくて、いい席は取れないけれど行くことにしたのだった。
私は狂言向きらしく(笑)、狂言はいつもながら楽しく観て、笑って..
「土蜘」は違いは分かったけれど、期待ほどには.. 他の演者でもう一度観てみたい。
それにしても無料配布のプログラムが秀逸!
同じ鑑賞教室でも歌舞伎とは大違いで、力の入れ方が違う! のかと..
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着物は、伝統工芸士の木村竜之氏染色の花楼漫というお手頃な上代お召し。 花織り風の鼠色地。
帯は、お太鼓柄の絽綴れ袋帯で、白地に空色・薄緑・金・銀で波のような模様入り。
薄緑の単衣・夏用の帯締めに、蜻蛉柄入りの浅葱色と薄空色の大きな市松の帯揚げ。
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帰りに日本橋に寄って、高島屋の特別食堂で野田岩のかさね重をいただいた。
土用の日に先んじて、栄養摂取。(笑)
蒲焼重に白焼きがついていて、食いしん坊の私好みで、結構ちょくちょく注文してしまう。
今月は名古屋でひつまぶしもいただいたし.. うなぎと仲良し月。(爆) |
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2008.6.22 [日] 踊りの会(国立・小劇場) |
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友人に誘われて彼女の習っているお社中の踊りの会を拝見しに国立劇場(小劇場)に行った。
午後からの会だが、彼女の踊りに間に合えばいいと少しゆっくり出かけた。
国立劇場での会ということで、彼女が一番下くらいで上手な人しか出ないとの話だったが、
録音でなく生まの地方つきで、本当に上手な方ばかり。
ただ他の曲の方が合うのではないかという感じの方も若干いらしたが..
あれだけ踊れれば、プロの歌舞伎舞踊に厳しくなるのももっともで、
私がのほほんと観てしまう踊りでも、彼女がダメだしすることがあるのもむべなるかなと納得。
自分でも弟子を取って教えている方や、師匠、特別出演の方の踊りなど、
これから佳境という時に、夜の仕事に間に合わなくなるので、残念ながら失礼した。
夜の仕事と言っても、アブナイ仕事や粋な仕事などではなく(笑)
住まいの自治会の仕事なのが少し哀しい。
出演で相当なかかりらしいのに、お土産までいただいて..
私ときたら、お菓子を用意しておいたのに、玄関に置いてきてしまった情けなさ。
彼女へのお菓子と一緒に、自分用にも少し買ったので、結構な量のお菓子が手許に..
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着物は昨日と同じで、雨仕様のシルックの灰藤色の無地。
帯は、まいづるの「羽衣」という絽綴れの袋帯。 銀鼠色地に空色・桃色入りの市松秋草柄。
去年締めそこなったのに、今月だけでもう2回め。
帯締めは、生成りに片方に浅葱色の入った五嶋紐。 これだけお初。
帯揚げは、杜若の柄入りの薄藤色・薄桃色。
雨の中、雨下駄というわけにもいかず、草履に雨カバーを掛けて出かけた。
雨草履を買ったほうがいいかしら? あまり好きではないけれど..
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舞の終わった友人は名取りの揃いの着物で、黒地に藤。 藤間流の名取りユニフォーム?(笑)
藤の柄の夏帯に、紫色の利休バッグで、藤揃え。
初めてお会いできた着物道楽という優しそうなお母様の装いのお洒落なこと!!
結城縮に綴れ帯。 友人が狙っているという着物と帯で、聞いている通りの素敵な着道楽!! |
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2008.6.21 [土] 花形演芸会スペシャル(国立演芸場) |
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午後から、国立演芸場の特別企画公演「花形演芸会スペシャル〜受賞者の会〜」に行った。
昨年度の花形演芸会に出席した人・グループの中から大賞・金賞・銀賞が選ばれて、
その表彰式と、受賞者の芸を見られるというので、切符を取った。
落語家が、三遊亭遊雀、古今亭菊之丞、林家たい平、春風亭一之輔と、今日欠席の桃月庵白酒。
あと時代劇コントのカンカラ、そして曲芸の翁家和助。
将来性のある期待のある人を選ぶことにしているとの選考委員の説明があったが、
確かに皆達者で、これからが楽しみ! な 印象だった。
噺は、「宿屋の仇討ち」、「唐辛子屋政談」、「青菜」、「夏どろ」..
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雨の中、やはり雨の予報の明日も着るのだからと、雨仕様の着物で出かけた。
シルックの灰藤色の無地。
手触り等風合いと着心地はやはりポリだが、柄も織り込んであり、結構お洒落。
少し演芸会向きではないものの、表彰式もあるし、いいだろうと..
帯は少し軽めを狙って、夏紬の名古屋帯をおろした。
茄子紺色で、お太鼓と前帯に灰みの紺の丸が暈しで入っているもの。
青鼠色と黒色のような濃い焦げ茶色の縞の五嶋紐の帯締めと、紫色の帯揚げは、昨日と同じ。 |
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2008.6.20 [金] 能狂言(国立能楽堂) |
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定例公演を観に、夕方から国立能楽堂に行った。
「棒縛」(和泉流)と「安達原−黒頭、急進之出」(観世流)。
両方とも歌舞伎では何度も観ているし、「棒縛」は狂言も観たことがあると思うが、
「安達原」と歌舞伎の「黒塚」の違いを観たくて、行くことにした。
「樋の酒」もそうだし、狂言には主人の留守に太郎冠者・次郎冠者が酒を飲む話が多いのかしらと
思いながら「棒縛」を観たが、筋は分かっていても楽しい。
縛られていた紐を途中で解いてしまうのが、いつもと違うと思ったら、名古屋の台本らしい。
演者も見たことがないように思ったら、名古屋在住の方々だった。
「安達原」のアイも名古屋在住の方で、今日の狂言は名古屋の担当らしい。
楽しんだけれど、酔いっぷりは先週観た「素襖落」の七五三さんのが秀逸だったと今更ながら思う。
歌舞伎の「黒塚」を何度か観ているおかげか、「安達原」は能でも分かり易い気がした。
シテの長山禮三郎氏の能を拝見するのは初めてだと思うが、
後シテの鬼女が鬼にしては憂いを含んだように観えて..
そういう面なわけはなく、これが芸の力か!と感服。
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しょうざんの生紬の深緑色の無地に、絹芭蕉の名古屋帯を合わせた。
しょうざんの生紬は薄めの生地なので単衣仕立てにしたが、出来上がったときの印象どおり、
色が色見本の反物より灰みが強いのか渋い感じで、私にも地味めだった。(涙)
色見本では顔映りがよかったのに、染めは同じ色合いを出すのが難しいのだから仕方ないけど、
そうは言っても残念。 9月ならもう少しいい色合いに思えるかしら?
着物が地味なので、帯は明るくしようと、白地に東京染めの絹芭蕉に予定を変更した。
帯締めは青鼠色と黒色のような濃い焦げ茶色の縞の五嶋紐。 帯揚げは、紫色。
帯以外は全部お初になった。
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いつもの友人も来ていて、彼女の踊りの社中会のチケットを2枚いただいた。
明後日の日曜日(22日)の午後、国立劇場(小劇場)で、彼女も出るという。
ランチを食べに行く心積もりだったけれど、まだ予約していないので、予定変更して、
彼女とお社中の踊りを拝見しに行くことにした。
雨だったら洋服でもいい? と聞いたら、やっぱり着物でしょう! との返事。
まあそうでしょうねぇ.. 柔らかものでなくてもいいと言うから、さあ何を着るか..
教えているような方も多い、結構ちゃんとした社中会らしい。(← 友よ、ゴメン!)
急だけれど、一緒に行ってみたいという方がもしもいらしたら、ご伝言くださいませ。 |
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2008.6.19 [木] イタリア料理 |
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夜は久しぶりに門仲のパッソアパッソに出かけた。
2ヵ月続けてカウンターの補助席も満員で入れず、その後は私の体調が悪く間が空いてしまった。
アミューズはモッツァレッラチーズにカルパッチョを載せ、蛸と昆布の2種類のジュレをかけたもの。
どれも味がはっきりしていて、でも喧嘩せず.. おいしい!
オードブルはトマトのテリーヌ。 トマトの赤と野菜の緑で、絵のような彩♪
水茄子、いんげん、えんどう、アスパラなどの野菜がタップリ載っている。
モッツァレッラチーズのシャーベットも載っていて、合わせて食べる。 ニコニコ..
次は、米粒より小さそうなパスタ! 名前を教えていただいたのに、忘れてしまった。
夏野菜にあん肝ととこぶしも入っていて、あん肝が少し主張するけれど、パスタの食感も楽しく、
これもおいしくペロッと..
そして、鱧とジャガイモを包んだパスタ。 とっても好み♪ の味。
焼いた蕪、あぶった鱧の皮も載っていて、鱧の皮にぬめり感があって、おもしろい食感!
メインは鳩。 鶏はダメだけれど、鳥でも赤みはOKらしいことが分かっているので、
シェフが今日のお薦めの材料で作ってくださった。
脚は骨から身をはずすのが少し大変で、しゃぶってしまおうかと思ったものの、
ナイフとフォークで我慢強く削ぎ取ったので、苦労もあって一層おいしいような..(笑)
脚と胸とで、食感も随分違うのが、楽しかった。
デザートもおいしくて..果物タップリの.. アラッ..これも名前を忘れた。
でも、名前はどうでも、おいしければOK!
ワインもしっかり飲んで、今日も堪能!! カロリー消費に歩いて帰宅。 |
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2008.6.19 [木] パンク |
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自転車がパンクした。(涙)
選りにもよって、午前・午後とも用事があって、自転車で移動したい日におかしくなった。
午前の用事に向かう途中で異常を察知..
パンク〜?と恐れながら、そのまま用務先へ行って、終わってから確認したら、
やっぱり、後のタイヤがぺちゃんこ(涙)。
近くの交番で空気入れをお借りして、入れたらパンパンになって、全く異常なし.. の感じ。
もってくれよと、祈る気持ちで走り出したが、直にまたガタガタが始まってしまった。
自転車って、とても便利だけれど、乗れずに曳いて歩くことになれば、邪魔でしかない。
仕方ないので、午後の用務先に直接行くのは諦めて、家に自転車を置きに戻った。
一息ついて軽く昼食を済ませてから、午後の用務先へ向かったが、急ぎ足でも30分余かかる。
交通の便のよくない所なので、どうしても自転車か徒歩かで行くことになる。
運動だと思わなければ行くのが辛い距離..
帰りは散歩のつもりで急がなかったら40分以上かかった。
でも、ゆっくり歩くと、自転車では気がつかなかったものが目に入る。
いつもと違う道を通ったら、昔からの桶屋さんがあるのに初めて気づいた。
今日は店先に人影が見えなかったけれど、今度、伺ってみようかしら.. |
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2008.6.18 [水] 背縫い |
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フーさんがお茶のお稽古中に背縫いが切れた話を書いていらっしゃったけれど、
先日能楽堂の舞台上でシテの背縫いが切れたのに遭遇しました。
上半身なら見えずに済んだのでしょうけれど、膝の後の中央がパクッと空いてしまって..
それで、私も気をつけようと思ったところでした。
シテも当然気が付いたでしょうが(多分)、何もなかったかのように、
舞い続けて、無事舞い納め、橋掛りを通って退場されました。
舞台上ではどうしようもないので当然と言えば当然でしょうが、
動じない(ように見えた)姿は見事でした。
観ている私のほうが、何故かハラハラ..
でも、私だけでなく誰も何も言わず、何もなかったかのようで、
思い出すとそれも少しおかしくて..というと不謹慎な気がするけれど、
不思議な感じがします。
能の本筋には全く関係ないし、礼儀・思いやりもあるだろうけれど、
話題にしている人はいませんでした。 少なくも私は気づかなかったです。
間の悪いことはなかったことにしてしまう癖・習慣もあるかしら?
尤も、つい先日のことなのに、すっかり忘れていたくらいです。
能衣装は古いものも多いので、糸が弱っていたのだろうと思いましたが、
その前に片袖を切る場面があるので、ハラハラしながらもなにか関連を感じてしまいました。
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こゆきさんのご説明がとても分かり易いですね。
こゆきさんの日記を読ませていただいていて、一度お会いできたらと思っていましたが、
今回の集いは、お知り合いの方々が旧交を温めるためだろうと手を挙げるのは自粛しました。
6月30日〜7月5日のキイさんの展示会に伺えれば、
前から拝見したいと思っているキイさんの作品も拝見できるし、
こゆきさんにもお会いできるのでしょうが、予定が立てこんでいて、少し難しそうです。
次の機会を楽しみにしています〜
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8月の亀井忠雄・田中佐太郎主催の囃子の会のチケットの一般売り出しだった。
東京では三響会は人気があるし、亀井忠雄・田中佐太郎ご夫妻も出演されて、
囃子方が充実しているだけでなく、舞い手も揃っていて、人気のある人ばかり..
頑張って電話したら松竹で扱うのは3階席だけで、
繋がった時にはそれももう後の席しかなく、涙を呑んで諦めるしか..
関係者で席は埋まってしまうのでしょうねぇ.. |
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2008.6.17 [火] ご近所でフランス料理 |
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久しぶりに近所のフランス料理店のジヴェルニーに行って、ランチをいただく。
本当に久しぶり.. 何ヵ月ぶりかしら? もしかしたら1月に行ったきりかも..
電話を受けてくださったオーナーにも、シェフにもギャルソンにもお久しぶりと言われて、
近いのに申し訳ない気分。 無論あちらはそんなつもりで言ったのではないでしょうが..
いつでも行かれるので予定に入れないものだから、気が付くといつも時間が..
で、この時間では申し訳ないと自粛してしまっていた。
お味はいいし、値段もそこそこ.. もっと頻繁に伺いましょう.. って前にも思った気が..
とは言え、行きたい処が多くて、懐とも相談しなければ..
魚か肉か選択のメインに、オードブル付きと、スープ付きと、両方付きの3コースがあるが、
食いしん坊の私は、いつも両方付きのコースをいただく。(笑)
今日のオードブルは、雲丹に甲殻類のジュレをのせ、アスパラガスのクリームを敷いたもの。
どうもこれはディナー用のオードブルらしい! ランチのメニューの3品にはなかったのに、
ギャルソンがあと2品追加説明してくれて、これが食べたいと思ったら、やはりお薦めと言う。
ちょっと恐縮しながら、心遣いに甘えてしまった。
雲丹もおいしいし、甲殻類の味がしっかりしたジュレもアスパラガスのクリーム仕立ても、
とてもいい♪ 甲殻類が苦手でなければ本当にお薦め。
スープはセロリのポタージュ。セロリの味がしっかり出ていて、スッキリしているし、おいしい。
セロリが苦手な人にも食べられるようにポロ葱で味をマイルドにしているというが、
苦手な人には、それでもきついかもしれない。
セロリが好きな人なら、というか苦手でなければ、すっきりしてこの季節にお薦め。
メインは霧島豚かひらめ。 霧島豚はわりに最近食べたし、魚にした。
ひらめのソテーのアンチョビソース仕立て。
中国野菜の金針菜という百合のつぼみやホワイトアスパラなどの野菜の付け合せで、
食感もそれぞれで楽しい♪
今日の選択は、ボリュームの欲しい方には物足りないかもしれないが、
雲丹も甲殻類もひらめも野菜も好きな私には、とてもうれしい味だった。
スパークリングをサービスしてくださったのに、更に白ワインをいただき、
昼は顔に出るのよねーと思いながら、郵便局と銀行に寄って帰ってきた。
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ここが日曜日にもやっていれば、
ふうままさんが検討してくださっている深川祭オフの食事処にいいのだけれど..
残念ながら日曜定休で、ダメなのよね〜
でも、門仲で人数が多くても入れそうな店(フレンチ)をしっかり聞いてきて、
早速ご注進.. 祭り期間の予約は受けているかしら? |
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2008.6.17 [火] 年齢・年代限定オフ |
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楽しそうな桃太郎オフ、干支に因んだ12人の参加見込みが、少し減りそうですね。
私も参加したかったのですが、ターゲット年齢とあまりの差で、
入れて! とは流石に言えなくて..
まあ、その後住まいの総会があることが分かったので、すんなり諦められましたけど..
以前お声がけした途端に住まいの行事で直ぐにキャンセルしたプラチナ会(仮称)も、
キャンセルまでの2日弱の間では手を上げてくださった方がなく(涙)..
年齢別は難しいのかも..と思いましたが、今回の様子を拝見して、
ターゲット人数が少ないプラチナ会(仮称)は、ほぼ断念の方向です。
それにしても、長く続いているらしい ねのねのね が羨ましい。
桃太郎オフも長く続きますように.. エールを送ります。 |
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2008.6.17 [火] 糞害に憤慨 |
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オヤジギャグの表題で、歳が分かる〜
でも、おおっぴらに、年齢をぺらぺら言ってしまっているのだから構わないでしょ?
ベランダに鳩の訪問が頻繁で、落し物が多くて閉口している。
いろいろの対策を講じてみたが効果がなくて、
布団干しに支障はあるけれど、止む無く、ベランダ中といっていいほど、テグスを張り巡らせた。
おかげで、この頃は鳩も前ほど来ないが、まだ隙間を縫って侵入しては、落し物をしていく。
今日も昼前に気づいたら大変な糞の跡。
水を撒き撒き、糞落し専用になった箒の残骸で擦り落とした。
テグスのせいで、前にはよく訪問してくれた可愛い小鳥も少し中型の鳥も来てくれなくなって、
楽しみが減ってしまったというのに、大きな鳩が入り込むのは何故なのよ! と憤慨している。
いい対策はないものかしらねぇ〜 |
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2008.6.16 [月] 朗読サークル、花菖蒲.. |
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午後からの朗読サークルに出席した。
初回は参加したが、2回目は日程を知る以前からの予定があってパス、
前回も体調不調のため当日パスで、今日は4回目なのに漸く2度目の参加。
題材がすっかり変わっていて驚いたが、楽しく、元気に、参加してきた。
9月に児童館と文化センターのボランティアまつりの2回、ボランティア参加があるとかで、
役を割り当てられ、30数人のサークルで、超新人なのにと吃驚。
いろいろの人を参加させようということらしい。
ダウンしないように心がけないと..
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自転車だと少しの遠回りは気にならないので、
帰りは花菖蒲を見ようと少し回り道をして、親水公園を走ったが、
往きの道路沿いと比べると、親水公園を走るのは気持ちがいい♪
菖蒲園では自転車を降りてゆっくり花を楽しんで歩いた。
もう枯れた花もあったが、まだまだ見頃で、見事に咲きそろっていた。
日当たりのよい脇の紫陽花ももうすっかり盛りの様子。
係りらしい方が3人で花菖蒲の枯れた花を取って世話していらして、
きれいになっていくのを見るのは気持ちよかった。 お世話様です。
私のように花を楽しんでいる方が結構いらしたが、写生をしている方も3人ほど、
更に、シートを敷いてピクニックを楽しんでいるご家族らしい方々もいらしゃった。
花っていいわぁ!と再度思った。
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このところ行き損なっていた、こうかいぼうのラーメンを食べたいと、往きに久しぶりに寄った。
サークルの開始時間を気にしながらもじっと待って食べたが、ここのはやはりおいしい。
たかがラーメン、されどラーメン.. |
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2008.6.15 [日] |
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富岡八幡宮の本祭りの見物のお誘いを考えてくださっているふうままさんから
お電話をいただき、門仲まで出かけた。
お食事会の候補になるかしらと思ったお店で一緒にお昼をいただいたけれど、
やはり祭の期間は予約を受けないと言うし、
ほかにまとまった人数で入れそうなよさそうな店を知らないし..
大体、富岡八幡宮の氏子の地域の端っこに越して来て20余年経つのに、
今まで祭りに行ったことがない。(汗)
祭りの宮出しは苦手な早朝だし、人ごみも苦手だし、
いつでも見られると思うので、却って今までろくに見ないまま..
ふうままさんのお誘いで、いよいよ今年は見ようかと思っているけれど..
*****
夜は、住まいの自治会の臨時役員会に出席。
敷地内に紫陽花が結構あるので、懇親のため、あじさい祭をしようということになったが、
今年が初めての企画なので、準備や買出しや、いろいろすることがあって.. |
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2008.6.14 [土] 能狂言(国立能楽堂)、 天真庵 |
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昼から能を観に国立能楽堂に行った。
「素袍落」(大蔵流)と「善知鳥−組落シ」(金剛流)。
曲名はよく知っているのに観たことが無かった「善知鳥」を観たくて出かけたのだが、
普及公演とかで始めに「解説・能楽あんない」があって、「能の描く地獄」の解説つき。
解説者が急に変更になったそうで、地謡で出演の方が解説してくださったが、
学者でない演者の立場からの解説が、ユーモアもあり、分かりやすかった。
「素袍落」は茂山七五三、逸平、網谷正美。
歌舞伎でも人気があってよく観るが、狂言を観るのは多分初めてで、それも楽しみだった。
歌舞伎との違いも楽しく、七五三さんが絶妙!!
最近、七五三さんの狂言を観る機会が多いが、いつも楽しい。
「善知鳥」は殺生戒の話で、「阿漕」と最近観た「鵜飼」とで3曲と呼ばれているとのこと。
能はいつも分からないまま、それでも結構好きでよく観るようになったのだが、
今日は解説つきだったのでいつもよりは分かり易かった。
「組落シ」も分かったし.. 要は勉強も必要..ということかしら..
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終演後、天真庵に回った。
夕方からのセルフエステ教室に真楽の方がいらしているはずなので、
ご一緒できるといいなぁと伺ったら、これから教室が始まるところ。
文膳をお願いして飲みながら蕎麦などをいただきながら待っていて、合流。
更にお酒と蕎麦ガレットを楽しみながら、楽しく話がつづく..つづく..
皆さん、和裁などをなさっていらっしゃって、
半衿付けがネックなどと言っている自分に赤面.. 反省すれど..
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単衣仕立ての大島紬をおろした。黒地にさまざまな柄が段に入っているもの。
大島紬は軽くて単衣には合わないと友人に聞いて心配していたけれど、
確かに軽くて裾捌きが難しい。
袷にすればよかったかしら?もったいなかったかしら? でも、軽くて楽..
麻の藍紅型の名古屋帯を合わせた。 琉球紅型「藍風」という伝統工芸品。
昨夏の5周年記念パーティで1度締めたきりなので、今年はもっと締めたいと思っている。
端と裏が黒の生成りの五嶋紐の帯締めに、灰色の帯揚げ。 ともにお初。 |
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2008.6.13 [金] 花菖蒲 |
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近くの親水公園の花菖蒲がとてもきれい。
今が盛りみたい。
先週はまだ早かったのか、つぼみもたくさんあったが、
もう盛りを過ぎたのもあったし、いつが見頃かと思っていたが、
用事で今日の午後出かけたときに花菖蒲園の脇を通ったら、
どうも今が盛りらしく、見事に咲き誇っていた。
いろいろの種類の花菖蒲が植えられていて、色も風情もさまざまで、楽しくなる。
自転車で通りながら見ただけなので、明日にでも歩いて見に行こうかしら..
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ご紹介のあった納音占いを私もしてみたら、
結果は釵釧金(さいせんきん)で、髪に挿すかんざしのことだそう。
でも、ラッキーアイテムは、着物とは関係なく、ブルー、黄色、ニュース、ジーンズ、ジャズ。 |
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2008.6.12 [木] 歌舞伎(歌舞伎座 夜の部) |
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朝からの雨が止みそうでまだ止まない中、歌舞伎座に夜の部を観に出かけた。
今月は昼の部に行った時も雨だったけれど、梅雨だからしかたないのでしょうねぇ。
夜の部は「義経千本桜」のすし屋、「身替座禅」、「生きている小平次」、「三人形」の見取り。
「生きている小平次」は初めてだし、「三人形」も多分初めて観る舞踊。
「義経千本桜」のすし屋は人気があってしょっちゅう上演されるけれど、
吉右衛門のいがみの権太は観たことないような気がしたら、やはり歌舞伎座では初めてらしい。
なかなかいい権太だった。
あと、芝雀のお里、歌六の弥左衛門、染五郎の弥助実は維盛、段四郎の梶原..
最近の歌六は以前気になった癖のようなものがいつの間にか気にならなくなって、
役毎に随分違う雰囲気を醸し出していて、結構好きな役者になってきたような..
「身替座禅」は、仁左衛門、段四郎に、錦之助、そして、巳之助、隼人。
これも毎年のように上演される人気狂言で、團十郎の右京が愛嬌があって好きだが、
仁左衛門の右京は、随分雰囲気が違うが、違う楽しさがあった。
腰元千枝、小枝を、巳之助と隼人が演っているのが、もうそんな年齢になったのかと感慨深い。
巳之助って、今いくつだったか..線もキレイで期待が大きくなる。
幸四郎、福助、染五郎の3人しか出ない「生きている小平次」が、
短い話だし、怪談物といっても悲惨さは少なく、気楽に(?)観られた。
「三人形」も、芝雀、歌昇、錦之助の3人しか出ないし、短い舞踊だが、華やか!
歌昇はいつ観ても芸達者ないい役者だし、錦之助もさわやかないい男振り。
錦之助襲名後は以前よりいい役をもらって、どんどんいい役者になっていくような期待がもてる。
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夕方には雨が止むという予報なので、着物で出かけた。
黒地の江戸小紋の単衣に、白に近い薄灰色地の紋沙八寸名古屋帯を合わせた。
帯は、伝統工芸士の黒木政幸氏の「風紗」という紗博多帯で、軽くて涼しい。
単衣・夏用の薄浅葱色の五嶋紐の帯締めに、
浅葱色と薄空色の大きな市松に蜻蛉柄入りの帯揚げ。 |
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2008.6.11 [水] さぼり |
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またやってしまった。
夜に住まいの自治会の役員会があったので、出席すべく他の予定は入れずにいたが、
朝からまた洗濯などで珍しくバタバタしていたせいか、気づいたらひどく体調が悪い。
夕方には我慢できないほど..
で、会議まで時間があるし、少し休もうと横になったのが敗因。
眠れたのはうれしいけれど、気が付いた時は会議が終わる頃..
諦めてそのまま寝てしまった。
他の役員さんにご連絡して、必要事項のチェックをしなければ.. |
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2008.6.10 [火] 芝居(細雪) |
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夕方、谷崎潤一郎原作の「細雪」を見に帝国劇場に出かけた。
あまり行かない種類の芝居だが、出演の女優達が舞台で着る着物を見たくて切符を取った。
着物を見るのが目的の観劇なので (← こういう動機はちょっと違う? 笑)、
オペラグラスも忘れずに持参したけれど、前の方の結構見易い席だったので、
うれしいことに殆ど使わないで済んで、舞台上の柔らかい着物姿を肉眼で十分に楽しんで来た。
観客も着物の方が結構いらしたが、華やかな着物は少なく、紬や落ち着いた着物姿が多かった。
天気もいいし、着物を見に行くのだから(←違うって! 爆)、私も着物で出かけた。
本塩沢の訪問着(単衣)に絽綴れの袋帯。
「雪の中のきれ200色」という「やまだ織」の本塩沢の訪問着で、織り手は関なつ子さん。
少し濃い色目のグラデーションの経縞が入っている、全体に白っぽい印象の色目で、
白いし、塩沢のサラッとした触感を楽しみたくて、単衣仕立てにしたもの。
気に入って作ったのに、仕立てあがったら思っていたより白さが際立って、
ちょっとした外出には少し着難くて、去年は着損なってしまった。
今回、丁度いい機会とこの着物をおろした。
帯を袷用のにするか夏用にするか迷ったものの、今日は涼しげな方がいいかと絽綴れにした。
まいづるの「羽衣」というブランドの市松秋草柄で、銀鼠色地に空色・桃色入りのもの。
昨夏は柔らかものも紬訪問着も着なかったせいで、これも締めそこなったので、今回がお初。
帯締めは、薄浅葱色に生成りの入った、レース組単衣・夏用の五嶋紐。
帯揚げは、絽の勿忘草色と薄藤色のグラデーションで、市松模様・流水・桔梗などの柄入り。 |
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2008.6.10 [火] 忘れたー |
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つかの間の梅雨の晴れ間というので朝から洗濯に精を出したり、PCしたりしているうちに、
なんということ、歌舞伎座の来月のチケットを取るのをすっかり忘れていた。(涙)
カレンダーにも手帳にも書き込んであるのに.. 気づいたのは昼食も済ませた午後2時過ぎ..
で、慌てたものの、思うような席はもう取れるはずもない。(号泣)
後悔しても今更どうなるものでもないし、でもやはり観たいので、泣く泣く取れる席で諦める。
前々から切符を取ることは予定に組み込んでいるのに、何故忘れるのかしら?
年のせい? それとも..
前にも一度忘れて、その時は夜中になって思い出したっけ.. それに比べればまだまし? |
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2008.6.9 [月] 歌舞伎鑑賞教室(国立劇場) |
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午後から国立劇場の歌舞伎鑑賞教室に行った。
鑑賞教室は高校生を中心に短大生や専門学校生などの団体を対象に行っているようだが、
今日は高校生の団体が入っていたものの、結構空席が多かった。 学生は試験中なのかしら?
「解説 歌舞伎のみかた」と、「神霊矢口渡」の頓兵衛住家の場。
解説が、ネタ切れのせいなのか工夫もなく、いつもより短いような気がしたのは..??
頓兵衛娘のお舟を演った孝太郎が頑張ってはいたものの、あと市蔵、亀寿、宗之助などで、
やはり全体に小ぢんまりした感じがした。 結構省略もされているようだし..
今まで観た神霊矢口渡と比べると、印象が大分弱い。
雨の予報の中、着物で行ったが、家を出たら結構降っていたので、慌てて雨下駄に履き替えた。
藍色地で黒色と鼠色の縞柄に黒の飛び柄が入った塩沢絣。
今年初めての単衣着用。 (先日の有松オフの琉球絣は木綿だから単衣だけれど..)
帯、帯締め、帯揚げは先日の有松オフと同じにしてしまった。(←怠け者?な私) |
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2008.6.7 [土] 有松絞り祭・食事会オフ |
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朝、有松に向かう前に、評判の名古屋のモーニングを経験したいと、駅で喫茶店を探す。
本当に名古屋のモーニングって、す・ご・い!
コーヒーに、ちゃんと1人前あるサンドイッチにポテトサラダとヨーグルトがついて、500円!!
朝からこんなに食べるのは久しぶり..で、お腹一杯。
有松絞り祭!
暑かった! 人が一杯! でも、とても楽しかった!!
企画・お世話くださったぼたんさん、ずずさん、どうもありがとうございました。
ご一緒くださった皆様方もありがとうございました。
張正さん見学では、外出中の先生のお帰りが遅かったため、
待たせていただいている間にしてくださった説明が分かり易くて、うれしかったし..
先生の染めの前の締め方!! ウーム.. すごい..
絞り実演会場では、あの手の早さ!確実さ! に感服。
午前中に手拭で絞り体験をしたあとなので、
殆ど見ないでも着実に絞っていく手のすごさを一層感じる。 本物のプロ!!
でも、年齢が高いのだけは、後継者は? と将来が少し心配になる。
最後の竹田嘉兵衛商店では、欲し〜い! 正絹の絞り着尺を見つける..
が、有松絞り400年記念の特別価格と言っても.. 懐が許さず、迷いながらも自重自重!
もう1日いたら、また戻って、無理を承知で買ってしまったかも..
ここで着ていた琉球絣を誉めていただいたのが、少しうれしかった。 単純な私..
夜の食事会では、有松には参加されなかった名古屋メンバーにもお会いでき、
和気藹々、楽しく、おいしく.. 時間が経つのが早く..
花兎さんにご足労いただいた芳光のわらび餅、おいしかったですよ♪
新幹線で1つ食べて.. もっとたくさんお願いすればよかったと思うほど..
でも、もう1つは家に来ていた息子に泣く泣く提供した、いい親でした。(笑)
土曜のホテルが取れず着物のまま新幹線で帰宅するので、着物選択に迷って、
結局、琉球絣紬を着た。 木綿なのが気に入って、仕立ててもらったもので、初おろし。
野原義雄・トミ子さんの手織りの伝統工芸品。 濃藍色地に、鳥や井桁などの伝統の琉球文様。
帯は、紋八寸の博多帯で「恵比寿細工」。 白地に、色糸で経・緯に縞の入ったもの。
緑みの空色に、破れ銀線、片端に極薄桃色の入った五島紐の帯締め。
青色の濃淡染め分けの帯揚げ。 淡色の方を出した。
草履は、この着物に合わせようと買った、しころ織の紬の天に青色の本皮の鼻緒・台の草履。
東北のやまぶどうの籠バッグ。 |
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2008.6.6 [金] 有松絞り祭オフ前夜: ひつまぶし |
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7日は有松駅に朝10:30集合なので、着物を着て出かけるには何時に起きれば..と
当日東京から参加の皆様に感服しながら、私は前泊を選択。
翌日は有松と食事会だけの参加なので、駅の近くのビジネスホテルにした。
ホテルにチェックインして荷物を置いてから、夕食に向かった先は、あつた蓬莱軒の松坂屋店。
名古屋名物ひつまぶしを食べに、ぼたんさんのご推奨の店へ一直線。(笑)
久しぶり(四半世紀ぶり)の名古屋なので、栄で地下鉄を降りて久屋大通を一駅歩く。
すっかり賑やかな繁華街で、隔日の感がしきり..
あつた蓬莱軒では少し待っただけで直に入れて..
アレッ! メニューにひつまぶしが載っていない。でも、めげずに注文(笑)。
もずく酢と鱧の湯引きで飲みながら待っていたら、
な〜んとお櫃いっぱいのひつまぶし! 多いわぁ!!
でも、最後の一杯は茶漬けにして、またまたしっかりいただきましたよ〜(爆)
出て来たら、私の時の倍以上の席待ちの人々が.. ラッキーでした。 |
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2008.6.6 [金] 出かけます |
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明日の有松絞り祭と夜の食事会を楽しみに、もうじき名古屋に出かけます。
晩ご飯は教えていただいたひつまぶしで元気をつけて、
明日の有松に伺いたいと思っています。
では、ぼたんさんをはじめとして、ご一緒の方々、よろしくお願いします。 |
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2008.6.5 [木] トリプルヘッダー崩れ |
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今日は午前中、午後、夜と、トリプルヘッダー! のはずだった。
昼間の用事は両方とも前回はパスしてしまったので、今日は是非行きたいと思っていたが、
またも眠れないままながら、午前中の用事には行くことができ、少しホッとした。
雨の予報で自転車は止めてバスで出かけたし、午後の用務先までは交通の便が悪いので、
雨は止んでいたし時間もあるしと、午後の場所まで運動に小一時間歩いて移動。
一度欠席するとついて行くのが大変なことを実感しながら、どうにか終了。
時折強くなる雨の中を、またまた歩いて帰る。 交通の便の悪い所は雨の日はキツイ。
少し濡れながら早足で30分歩いて帰宅した頃には、寝ていないこともあって、疲労困憊。
で、夜の予定まで少し時間があるので、一休みしたのが間違いの元..
時間が来ても動けず、結局、今日のメインの予定をパスしてしまった。
新国立劇場の今シーズン最後のオペラで、「椿姫」を聴きに行くはずだったのに..
これでオペラは秋の来シーズン開幕まで暫くご無沙汰。
とても残念。(涙) それに、もったいなかったし..
オペラに行けないなら急ぐことはないので、もう少し休もうと、また一眠り..
起きたのはもう夜中だったが、これから明日出かける用意をしなければ..
有松は暑いらしいし、絞り体験では汚れる心配もあるらしいし、夏の襦袢の半衿つけもまだだし、
着物は止めて洋服にしようかしら?
いえいえそれでは..とまだ迷っている。 |
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2008.6.4 [水] 芝居(オットーと呼ばれる日本人) |
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木下順二の戯曲「オットーと呼ばれる日本人」を観に新国立劇場に行った。
今日も午後の予定はパスしてしまったが、これは観ておきたいと夕方から出かけた。
今までこの芝居は見たことも読んだこともなかったが、題名とゾルゲ事件を題材にした作品と
いうことだけは知っていたので、今回上演されると知って直ぐにチケットを取ったため、
中劇場の中央ブロックの前から3列目という絶好の位置での観劇になった。
短い休憩をはさんで3時間40分の長い芝居で、こんなに長いとは知らなかったので、
行って吃驚したが、長いけれど長さを感じない密度の濃い芝居で、いい芝居を観たという印象。
俳優陣も、回り舞台を使った装置も、照明も、よかったし、
外国人の役者による英語・ドイツ語の会話も、特に上海を舞台にした第1幕ではとても効果的。
しかし、日本での上演に、字幕つきとは言え、こういう演出がよかったかどうかは疑問でもある。
言葉の細部にまで拘る木下順二の書いた台詞で聞きたい・観たい気もした。
それにしても、いろいろ考えさせられる芝居というか、ある意味、考えさせられることが多くて..
ところで、主役の吉田栄作を舞台で見るのは、多分初めてだが、オットーという役にピッタリに見え、
スパイと言われようとも、日本を愛する日本人としてのオットーが一層浮かび上がったように思う。
他の全く異なる役を演ずる芝居も見てみたい気がした。
それから、第2幕の東京の場面で家で寛ぐ時の着流し姿が格好よかったですよ〜
長身で、あれだけ和服が似合ったら.. 素敵過ぎ.. 私的にも着ているのかしら?
今日は洋服の中に混ざっても気にならない着物を着ていくつもりだったが、用意するのがだるく、
やっぱり洋服になってしまった。 もっとも会場では着物姿はひとりも見かけなかったけれど.. |
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2008.6.3 [火] 歌舞伎(歌舞伎座 昼の部) |
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雨の中、歌舞伎座に昼の部を観に出かけた。
昼の部は「新薄雪物語」で、花見、詮議、広間、合腹の通し上演。
出番は長くなくても多様な人物が登場するので、顔ぶれが揃わないとできないと言う。
確かにあまり観ていない。 この前演ったのはいつだったか、大分久しぶりの気がする。
芝翫、富十郎、幸四郎、吉右衛門、芝雀、魁春、福助、錦之助、染五郎、歌昇に段四郎..
なるほど、凄い顔ぶれだわ!
切腹しているのを隠して演じる幸四郎と吉右衛門の「蔭腹」、
芝翫も加わっての「三人笑い」、
色奴役の染五郎の華やかな立ち回りもあるし..
通しで筋が分かり易いし、見所が多く、楽しい!
敵役の悪人と捌き役の異なる二役を演じている富十郎も、いつもながら闊達で場が締まる。
あと、福助と染五郎の舞踊で、「俄獅子」。
初日と言うのに結構空席があったのは、先月の團菊祭と新橋大歌舞伎で客が観疲れたからか、
それともやはりコクーン歌舞伎に客を取られてしまったからか..
1日中、熱帯低気圧による雨で時間によっては傘が役に立たないというので、洋服で行ったが、
初日のせいか着物の方も結構いらして、私も着物にすればよかったと少し後悔.. |
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2008.6.2 [月] 手作りの箱、籠.. |
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皆さんの日記を拝見していて、さまざまな手作り品に溜息..
フーさんの葛篭が素敵!
これは流石に、フーさん手作りではなく、職人さんの作られたもの..
前から欲しいと思いながら、自重しているけれど..
というより、せっかちな私は予約してずうっと待つのが苦手で..
そして、ご自分で作られた柿渋塗りの箱のあれこれ..がとても素敵ですね。
自分で作ると言えば、菊姐さんの籠バッグの数々.. 凄いです。
アート市出品作の色違いから始まって、つぎつぎに..
私が行ったときには多分売れてしまっていたのでしょうね。
実物を拝見したかったわ。
ちくちく部だけでなく、皆さんすごいわ!と感心しきりです。
いろいろ作っていらっしゃる画像を拝見するたびに、私も..と思うけれど、
高校から大学時代にレース編みが大流行だったのに、しなかったくらいで..
器用さと根気が必要ですね。 |
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2008.6.1 [日] てんぷら 有松行き手配 など |
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5月後半は悲しいことにすっかりダウン状態で、食生活も当然のように、ヒ・ド・イ・ことに..
で、今日は延び延びになってしまった週末の有松行きのホテル・切符の手配に行くのに、
その前に、天麩羅で栄養補給!!に、いつもの茅場町みかわへ行った。
季節ものは、ぎんぽうと稚鮎。
ぎんぽうは天麩羅でしか食べられないのに、5月から6月半ば頃までの季節限定の魚で、
しかも日によっては市場に入荷しないこともあるけれど、今日はうれしいことに食べられた。
火を通すと、ぎゅっと身が締まって、お・い・し・い♪ のです。
5月に行き損なってしまったので、あと一度くらいは食べたいものだけど、間に合うかしら?
ひょっとすると今年は今日だけになってしまうかもしれない。
その後、今日の主目的である週末の有松行きのための宿泊と新幹線の手配をしに行った。
折角出かけるなら、土曜日をはさんで、2泊3日でと目論んでいたけれど、
この週末に名古屋で何があるのか、土曜日のホテルが全く取れない。 涙・涙・涙..
止む無く前泊のみの1泊2日にするしかなく、名古屋を楽しむのはまたの機会になってしまった。
金曜日の新幹線も希望の時間帯のひかりは軒並み満席で、往復のぞみ利用になったし..
今まで体調見、様子見で、手配が遅すぎたせいだろうし、自分が恨めしい〜
銀座に出て、仕立てあがった野蚕紬100%の柿渋暈し帯を受け取ったが、
あれだけ頼んでおいたのに、両面使えるようには仕立てあがっていない。(号泣)
裏を出して結んだら、垂れ先に表の生地が見えるに違いない..
クレームはつけたものの、何だか嫌気がさして、そのまま受け取ってきた。
今日は旅行の手配といい、帯といい、どうもいいことがなくて..
でも、おいしいてんぷらを食べたのだから、こういう日もあると我慢、我慢.. |
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2008.5.31 [土] 5月の着物着用録 |
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自分の覚えに、5月の着物着用備忘録をまとめた。
5月3日 禅の声明(国立劇場) 大島紬訪問着(黒地、箔散らし) 袋帯(白地、唐花間道)
5月5日 オペラ(新国立劇場) スワトウ刺繍訪問着(縞大島紬、銀鼠色・墨色)
袋帯(唐織、淡い灰色・白色の間道、七宝・菊花菱文様)
5月8日 歌舞伎(歌舞伎座) 雅生紬(白地に黒の格子) 染名古屋帯(紫地、円の中に藤文)
5月10日 葉山青空市・打ち上げ会 小紋(ポリ、黒緑地) 袋帯(パールグレー、牡丹)
5月11日 文楽(国立劇場) 色大島紬(五倍子染、市松模様) 染名古屋帯(紫地、円の中に藤文)
5月12日 懇親(大渕座)他 色大島紬(同上) 染名古屋帯(同上)
5月16日 歌舞伎(新橋演舞場) 色大島紬(同上) 名古屋帯(南風原 花織、青灰色)
5月17日 懇親(櫻田落語会) 松坂木綿(藍) 名古屋帯(木綿、イカット)
5月27日 展覧会(日本民藝館)他 綿薩摩絣(微塵格子、極薄青磁鼠色) 袋帯(パールグレー、牡丹)
5月の着物着用は9回。
下旬は体調悪化のため着物は諦めたり外出を止めたりしたが、それでも9回着られたのはうれしい。
紬訪問着を含め今月も紬中心だが、色大島紬を続けてきた以外は違う着物を着ていて、7枚着用。
雨用のポリを1枚、木綿を松坂木綿と薩摩絣の2枚着ているが、今月も柔らかものは着ずじまい。
大島紬訪問着と縞大島紬のスワトウ刺繍訪問着と、訪問着を2枚着ている。初着用。
都城の東郷織物の色大島紬と綿薩摩絣も初着用で、似たようなものを着ていることが分かる。
帯は季節の花意匠のもの2本を、2回と3回の計5回、つまり半分締めている。
この時期に大いに締めようと意図的なのでOK。1本は去年締めそこなってしまい初おろし。
あとの4回は、木綿イカット帯を含め、いろいろなものを締めているのが、うれしい。 |
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2008.5.31 [土] 健康は自分で作る |
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今日の午後は、立川流落語会に行くはずだったのに、体調悪くパスしてしまった。
チケットがあってもパスしてしまうのだから、そうでなければ尚更パスが多くなるのか、
そう言えば、今月は講座・教室を頻繁にパスしてしまったのが、とても残念。
退職してストレスも減っているはずなのに、緊張感も減ったせいなのか、
2年経っても体調回復しないのは、大いに問題あり。
先日会った時に母も言っていたように、健康は自分で作らないと.. |
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2008.5.29 [木] 能狂言(国立能楽堂) |
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企画公演の「蝋燭の灯りによる」能狂言を観に夕方から国立能楽堂に行った。
「伯母ヶ酒」(和泉)と「通盛」(喜多)。
舞台の前・横にたくさんの蝋燭を並べ、その灯りで観る能狂言はいつもと少し異なる趣!
狂言の「伯母ヶ酒」は笑っているうちに終わったが、「通盛」は謡がまるで子守唄に聞こえて、
蝋燭の灯りなので当然いつもより暗いし、気が付くと時々ウツラウツラと居眠りつき(汗)。
能が分からないのはいつものことだが、でもいつもそれなりに何故か心地よいひとときで..(笑)
ここ2、3週間は見事なまでのダウン状態で、今日も午後の用事はパスして夕方から出かけた。
外出を減らして体調回復を図ろうかとも思うものの、予定があってもシャッキリしないので、
予定がなければ、結局グッタリ、ダラダラの日々を増やすだけの気がして、踏み切れない..
気力の問題!とも思いながら、私の体調回復にいい方法はないかと模索中。 |
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2008.5.28 [水] 琴欧洲の優勝で思ったこと |
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カド番だった琴欧洲が、一転して好調→初優勝したが、新聞の解説によると、
五月場所では、両膝が十分に開き、腰も割れているし、体重が増えて、圧力も増したという。
琴欧洲について、以前の場所中「もう少し体重が増えるといいですね。」と言うアナウンサーに、
「そうなんだけど、本人が太りたくないと言っているので..」というような解説者の返事があって、
ああ、この人は強くなるより格好を気にする出稼ぎ気分なのかな〜 とガッカリしたことがあった。
その頃までは極めて順調に出世して、角界のベッカムなどと言われて人気も随分あったし、
格好悪いから太りたくないなどと言っていられる余裕があったのだろうが..
ところが先日読んだ記事では、今場所前は親方の体重を増やすようにという指導に素直に従って、
それまで軽く1杯しか食べなかったのが何杯もお代わりするようになって体重が増えたという。
すり足の稽古も随分したそうで、両脚がX脚になって、膝が内側に入り、
腰高のまま相撲を取っていると他の力士にも指摘された欠点も大分解消されているようだ。
今場所の好調は、無論、稽古の質・量や、体重の増加も大きな要因だろうが、
格好を気にするより強くなりたいという気持ちを持てたことが、なにより大きかったのかと思う。
それが、初心に戻った稽古にも表れたのだろうし.. 今後に期待できそう..
初心を忘れず、目標に向かって、自分に足りないこと・必要なことをしっかり理解して、
日々努力する意義・効果を、私も改めて認識した琴欧洲の優勝だった。 |
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2008.5.27 [火] 琉球の織物(日本民藝館)、天真庵 |
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「特別展 琉球の織物」を見に日本民藝館に行った。
行きたくてもらった招待券があるのに、2ヵ月余の会期ももうじき終わってしまうので、
午後になって急に行くことにして、俄かに始動..
天気がよくて暑そうなので、少しは暑さが弱まる時間にしたいと思い、
狭い民藝館だから1時間あればいいだろうと、4時到着の予定で家を出た。
日本民藝館にこの前行ったのはいつだったかしら? というくらい久しぶり.. だが、
民藝館は少しも変わっていないけれど、駅・駅周辺・行く道の変貌に行く度に軽いショックがある。
木綿、苧麻、芭蕉、絹..の、縞、格子、絣..花織.. それに紅型も..
桐板(トンビャン)って?? と思ったら中国渡りの生地らしい。 材料は???
渋谷に戻ってから、天真庵に行くべく半蔵門線に乗ろうとするのに、改札までの道が分からない。
むかし通っていた頃の面影など今は全くない街だし、あのころは半蔵門線もなかったし..
PASMOで回数券を買おうとして、またまた??? 結局、PASMOは使えないことが分かった。
渋谷のメトロの券売機はまだIC対応ができていないそうで、現金なら買えると言う。
(←そりゃ、あまりに当たり前!! 現金で買えないはずがないではないか..)
で、モタモタの結果、天真庵に着いたのは予定より大分遅く、6時15分になってしまう。
閉店時間は7時なので気持ちが急いたけれど、食べるのはいつも通りしっかり..(笑)
時間がないし、そばも売り切れなので、今日は甘味三昧で、
チーズケーキとコーヒーのセット、そして更に、そばがきぜんざいに黒豆茶をいただく。
庵主は今晩から出かけて、1週間余のお休みだそう。 今日行ってよかった♪
着物は雨で先日着そこなった東郷織物の薩摩絣をおろした。極く薄い青磁鼠色のみじん格子。
袷の琉球紬はもう暑そうで、単衣の琉球紬絣は色の強さが今日の気分に合わない..で、
綿薩摩にしたが、よく言われる通り木綿とは思えないような柔らかさ♪ 絹ほど暑くないし大正解!
パールグレーの袋帯。 柄は、菱形の中に牡丹のような意匠と蔓模様が入っている。
極薄い肌色に極薄い竹色の入った五島紐の帯締め。 灰青と灰緑色の帯揚げ。
エナメル加工した薄水色の草履。 銀鼠色の紬地の鼻緒。
藤色の絽の鮫小紋で仕立てた道行きコート。
バッグはやまぶどう籠。 今年初めてだが、これから暑い間はこればかりになりそうな気がする。 |
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2008.5.25 [日] 大相撲五月場所千秋楽 |
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大相撲五月場所の千秋楽に行って来ました。
と言っても、座って見られたのは、最後の横綱対決と表彰式だけ..(涙)
十両くらいから、遅くとも幕内の取り組みには間に合うように行きたいと思っていたのに、
体調が悪いままグズグズしていて、でも、三役には間に合うだろうと出かけたものの、
千秋楽は取り組みが早く終わることをすっかり忘れていたので殆ど終わっていて、
琴欧州・千代大海戦は廊下で放送を聞いただけ、魁皇・琴光喜も出口付近で立っての観戦、
辛うじて横綱戦だけは席で座って見られたけれど、
優勝から離れた2人の意地が見られるかと思っていたらアッという間に終わり..
でも、TVではやらない表彰式の全体像が見られたし、
最後に「出世力士手打ち式」という、あることすら知らなかった儀式など、
千秋楽にしか見られないものを見て、
取り組みは見損なったけれど、それなりに楽しい千秋楽観戦でした。
そして、優勝パレードもしっかり見ましたよ!
琴欧州のちょっと照れたようなうれしそうな表情がよかった♪ 初優勝の初々しさ?(笑)
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「出世力士手打ち式」という儀式について、ちといち部長から教えていただきました。
今場所の新弟子検査に合格し、前相撲で成績優秀だった、
生まれたてホヤホヤのひよこ力士を応援する儀式だそうです。
土俵上で、まわし姿で細さが目立つ、まだひょろひょろした力士のひよこ達が、
紋付袴の親方達と一緒に杯を回しながら酒をいただく姿はなかなか楽しかったです。
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自分で取ったチケットだったら、多分パスしてしまっただろうけれど、
部長にご足労いただいたので、行かないでは申し訳ないと、ギリギリになったけれど、
行ってよかった♪
帰りに門仲で、久しぶりに郷土料理三河で、麦とろ定食とでんがくを食べて、満腹したのに、
つい、サロンドペリニィヨンに寄ってケーキを買ってしまう。
でも、運動不足を補うために歩いて帰ったので、カロリーも少しは消費できたかしら?(笑)
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ふうままさん、富岡八幡宮の本祭りの際の食事処として、三河はお薦めかもしれません。
でも、混むのに決まっていますよね〜 三河は宴会予約ができるけれど、祭の間はどうかしら? |
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2008.5.24 [土] 落語(国立演芸場) |
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国立名人会の落語を聞きに、午後から国立演芸場に行った。
トリの小三治を生で聞くのは多分初めてで、期待感一杯だったが、他の噺家もなかなかよかった。
前座は三遊亭歌五で、あとは柳家禽太夫、桂ひな太郎、中トリが金原亭伯楽、そして柳家小袁治と、真打がずらっと揃っていて、大トリが柳家小三治なのだから、よくなければ困るけれど..
噺は、歌五が「転失気」、あとは「くしゃみ講釈」、「愛宕山」、「寝床」、「夢の酒」、そして「百川」と、
バラエティに富んでいて、噺家それぞれの個性が出ているようで、楽しめた。
小三治は、噺に出てくる四神旗・四神剣の説明をするため、まくらが長かった〜
でも、確かに説明無しでは四神剣の意味どころか、聞き取れないかもしれないし..
まくらから噺に入った途端、話っぷりが変わるところが、見事で、
更に、田舎出の百兵衛と河岸の若い者で顔つきまですっかり変わるのが、ただただ凄い!!
色物は奇術の花島世津子。前に見た時とネタはほとんど同じだけれど、客を楽しませるのが上手。
前後の女性の高らかな笑い声をはじめ、客全体がよく笑って、楽しい時間を過ごした。
今週はすっかりダウン状態のグッタリ週間で(涙)、水曜日の午後に辛うじて出かけた以外は、
予定を全てキャンセルというかパスしてしまったので、今日は頑張って出かけた。
と言っても、体調の悪さは持続して眠れないまま(持続したくないものだけは持続するようで..
本当に困ってしまう..)半分ボケッとしていて、雨の予想に、着物は止めてしまった。
明日は大相撲の千秋楽! 琴欧州の初優勝が決まってしまって、しまらないけれど、
逆に横綱対決は両横綱とも力が入るかも.. と、それを期待して出かけましょう。
天気予報は明日もやはり雨.. 残念ながら洋服になりそう.. |
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2008.5.19 [月] 足りないのは気力.. |
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体調がイマイチで、体力もないのに、遊び呆けているので、しょっちゅうダウンしてしまう。
ただ、どうしても..という時は、寝ないでも出かけるので、体力不足もあるけれど、
一番足りないのは多分、何よりも気力..らしいと、認識はしているのだが..
昨日は町会の環境美化デー!
当番で住まいの自治会の今年度役員の私はちゃんと出なければいけなかったのだけれど、
参加の皆様に申し訳ないけれど、どうにも動けずパスさせてもらった。 スミマセン。
その後のフロアの廊下掃除には一人だけの当番役員が出ないのじゃ話にならないので、
必死に参加。 無理して出て来なくてもいいと皆さん言ってはくださったものの..
今日の午後は、朗読サークルの日で楽しみにしていたのに、またも欠席..
ウーム.. 我ながら情けない..いい加減にどうにかしなければ..
気力、気力と、唱えている。 一体何度唱えればいいのか.. 本当にしっかりしなくちゃ.. |
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2008.5.17 [土] 落語(櫻田落語会) |
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お誘いいただいて、浅草の炭焼きの店で隔月に行われている落語会に行って来た。
櫻田落語会は、常連さんも多いようで、落語の後は食べ物つき飲み放題の楽しい会。
ただ、どういう経緯か、落語家さんがお二人とも代わっていて、
お誘いいただいときの真打の桃月庵白酒、柳家三三が、二つ目の柳家三之助と三遊亭歌彦に..
アレッと思ったが、歌彦さんは9月に真打に昇進だそう.. 噺は、「佐々木政談」と「抜け雀」。
落語の後は着替えた落語家さんも席までいらして..
次の演芸部会にもお薦めかも..と2人で話す。
着物は究極の普段着(笑)の藍染めの松坂木綿。 好きな着物だが今年は初めの着用。
去年も一度しか着ていないし、もう少し着たいと思う。 合わせたのは、貴久樹の木綿イカット帯。
少し青みがかった鼠色の帯締めに、青鼠色の帯揚げ、畳表の普段下駄。
バッグも矢絣の普段用。 |
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2008.5.16 [金] 歌舞伎(新橋演舞場、夜の部) |
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新橋演舞場の五月大歌舞伎の夜の部を観に行った。
夜の部は、通し狂言の「東海道四谷怪談」。
吉右衛門を座頭に、福助、段四郎、歌六、芝雀、染五郎、錦之助などが出演。
通しだと話が続いて分かり易いけれど、時間のせいでところどころ省略されている様子。
半日では、通しよりは半通しになってしまうのでしょうね。
思うような場面がなく、あれっと思うこともあったけれど、 まあ楽しく観て来た。
と言っても、主役の民谷伊右衛門って、あれほどまでに嫌な性格の役だったかしら?
と、今更ながら思って.. 好きでない話がますます..
着物は今日も色大島紬。 五倍子染の薄い灰汁色で、絣と様々な柄の市松模様。
帯は名古屋帯で沖縄の南風原の花織り。 青みがかった鼠色の地色。
帯締めは、緑みの青色の五嶋紐。 銀線や、片端には白色・極薄い桃色などが入っている。
帯揚げは、渋めの青色。 市松に柄が入っている。 |
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2008.5.15 [木] 八雲という楽器、手持ちの着尺 |
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昨日観た文楽の「増補大江山」の「戻り橋の段」で演奏された「八雲」という楽器、
気になってチェックしたら、以前の筋書きの文楽まめ知識にあった。
長さ3尺6寸・幅4寸の、桐か杉の蒲鉾型の胴に、同じピッチの2本の弦を張った琴です。31ケ所の徽(き)と言われる勘所を、左手ではめた円筒で押さえて、右手にはめた爪で、2本同時に弾きます。表現力は乏しいながら古雅な感じですが、文政期(1820年ごろ)に出来た楽器だそうで、明治の新作「良弁杉の由来・志賀の里」に出てきます。「戻り橋」にも。
という説明だけど..
「良弁杉」はよくやるけど八雲に覚えがないのは、「志賀の里」は観たことなかったのかしら?
それに、「戻り橋」だって初めて観るわけではないし..
文楽と歌舞伎と観たものがゴチャゴチャになり易いし..居眠り付きの鑑賞も少なくないし..(苦笑)
それとも、やっぱりボケ? と少し心配に..(爆)
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フーさんの日記で低農薬コシヒカリを塩野屋さんで分けてもらった話を読んで、
織道楽 塩野屋さんの無地暈しの御召訪問着を、うわあっ!素敵♪と買ったものの、
着尺のままになっているのを思い出した。 絵羽なので場所も取っているし..
どうにか秋には間に合うように仕立ててもらおう!!と思うけれど..
ついつい新しいものを買うのはもう止めて、
手持ちの着尺を順番を決めて仕立ててもらわないと.. マズイ..本当にマズイ.. |
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2008.5.15 [木] 講座を欠席 |
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今日は午前中に、〜資料からみる江戸〜 という話を聞きに行くはずだったのに、
3回目にして、もう欠席してしまった。
講師が資料を前に1時間半ずっと情熱的に話しつづける教室で、
定員70名のところ90名の申込という人気講座で、出席率も高い。
もっとも、合格しても手続をしなかった人もいたらしく、
不合格だったのに、補欠繰り上げで入れたと言う方がいらした。
楽しみにしているのに今日は本当に残念だけれど..
あまり無理をしても仕方ないし、行かれるときにしっかり行くということで..
今度行って資料だけでももらって来たい。 |
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2008.5.14 [水] 文楽(第一部)、銀座 |
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昨日は歌舞伎を見損なったので、今日は頑張って(笑)文楽を観に国立劇場に行った。
第一部は「鎌倉三代記」と「増補大江山」。
「鎌倉三代記」は、「入墨の段」、「局使者の段」、「米洗ひの段」、「三浦之助母別れの段」、
そして「高綱物語の段」と、通し上演(多分)で、「入墨の段」が珍しい。
前に観た覚えがないと思ったら、やはり前回(12年前)は、「入墨の段」はなかった。
「三浦之助母別れの段」と「高綱物語の段」は、少し違うものの「三浦之助母閑居の段」として
前回もあったし、歌舞伎でも「絹川村閑居の場」としてよく演るが、
今回のように、「入墨の段」と「高綱物語の段」があると、筋が分かりやすい。
それにしても、5月に続いて今回もまた休演者(綱大夫)がいて、
千歳大夫が代演で、「入墨の段」の奥と、「三浦之助母別れの段」を語っている。
切場語りの代演は千歳大夫にお任せ!?
本役と代演と頑張った千歳大夫の語りもよかったし、
勘十郎の遣った三浦之助がやはりよく、格好いいというか、とても素敵!
やっぱりこの2人がこれからの文楽を担っていくのでしょうねぇ〜
住大夫の語りで一気に惹き込まれた第二部の「心中宵庚申」には及ばないけれど、
今日の「鎌倉三代記」も文句無しによかった!!
期待していなかった「増補大江山」の「戻り橋の段」も結構楽しかったし、
やっぱり、文楽、好きだわぁ〜
「戻り橋の段」で演奏された八雲という楽器、今まで見たことがあったかしら?
四角い箱のような琴のような、ちょっと楽しい楽器だった。
天気予報で雷雨の注意をしていたが、思ったより着物の方が多く、洋服で出かけたのが少し残念。
終演後、昨日行きそこなった用事で、銀座に出た。
久しぶりにSONYビルの前を通ったら、角のコーナーに向日葵が一杯!!
25日までの展示(というのかしら?)で、3,000本あると書いてあったが、
間の通路を通ると、花畑に迷い込んだような感じで、楽しい!
晴海通りを挟んで斜め向かいのみずほ銀行がなくなって工事中だったのに、初めて気づいた。
銀座に行っても行くところが決まっていて、あの辺りは久しぶりだったので吃驚した。
銀座も随分変わったし、まだまだ変わっていくらしい。 少し寂しいような.. |
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2008.5.13 [火] また.. |
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3〜4日不眠状態で、合計睡眠時間が.. で、足りな過ぎ..
気がかりではあったけれど、ついに今日はドカンと..
新橋演舞場に歌舞伎公演の昼の部を観に行くはずだったのに、結局1日ダウンしてしまった。
観たくて取った切符なので、とても残念だし、見取り公演なので途中の幕からでもOKだけれど、
その気力も出ず、たかが芝居見物.. そんなに無理しても.. と自分を慰める。
明日の文楽の第一部は絶対行くぞ!! とちょっと気合を入れている。 |
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2008.5.12 [月] フランス料理、伊那紬、日本の藍・日本の絣展 |
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今回はご一緒の方が少なくて寂しいけれど、第2回相撲部会の大相撲の千秋楽の入場券を
ちといち部長からいただく時に、昼食をご一緒することになって、銀座の大渕座に行った。
オードブル、燻した鮭、そしてメインは海鮮のサフラン煮。
海鮮のサフラン煮はここでは初めていただいたが、ブイヤベース風でなかなかおいしい!
めばる、ひげだら等いろいろの魚に蛤も入っていて、タップリのサフラン..
ここ2〜3日寝不足のせいか結構満腹! で、デザートは重めのチョコレートケーキはやめて、
果物を載せたパンケーキにした。 少〜しベリーの酸味があって、これもおいしい。
二人でアレコレ話しながらの食事なので、気分がいつもよりユッタリしていたようで、
ワインをいつもより少し多く飲んでも、顔には少し出たけれど、酔いもなく、快適!快適!
次に直ぐ近くのらくやをちょっと覗いたら、初めて伺ったときに一目ぼれした伊那紬がない。
やっぱり売れたのね!とお話したら、なんと今4階で特別セール中で、これは50%引きだそう。
急いで飛んで行って無事ゲット(笑)。 取り敢えず、着尺のみ持ち帰り。
でも、帰宅してから落ち着いて考えたら、半額と言えども今の私には決して安くはない。(汗)
とは言え一目ぼれしたもののずっと我慢していたものだから、買わなければきっと後悔したし、
私が買えるように半額になって私を待っていてくれたみたいで、買って正解と思いたい。(大汗)
*私もカードを持ち歩くのを止めるべき..なのを実感! 防衛策が絶対必要!!
ここで、次の用事がおありのちといちさんとはお別れして、
私は急いで今日が最終日の「日本の藍JAPANBLUE・日本の絣展」に行った。
神谷町駅で終了時間間近なのに方向が分からず道を聞いたら、
2人目の方がご親切に遊歩道の入り口まで連れて行ってくださって、時間内に滑り込めた。
藍染めが好きで、着物は持っていないけれど、洋服はブラウス、Tシャツ、ベスト、スカーフ、
エプロン..といろいろ持っている私には、本当にうれしい展覧会。
堀内泉甫氏のコレクションも展示即売品も、全体をニコニコ見て回った。
ふうままさん、そして譲ってくださったちといちさん、招待券をありがとうございました。
出かける前に昨日の着物を畳んでしまおうとして、ちといちさんが着物なのを思い出し、
私も昨日の着物をそのまま急いで着て出かけた。
昨日と違うのは、天気に合わせ、薄緑色・薄黄緑色の単衣の透かし織単衣コートに、
パールシルバー台に藤・金・白の五嶋紐の鼻緒の草履にしたのだけ。 |
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2008.5.11 [日] 文楽(第二部) |
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文楽の第二部を観に国立劇場に行く。
朝は、町の環境美化推進とかの「みんなでまちをきれいにする運動」に
住まいの自治会から駆り出される予定が追加になっていたが、雨で来週に順延。
時間が空いたのでついノンビリしてしまって、時間が迫ってから慌てて着物を着て飛び出した。
第二部は、近松門左衛門の「心中宵庚申」と、北條秀司13回忌追善の「狐と笛吹き」。
「心中宵庚申」が、すご〜くよかった♪
いつもは切場を語る住大夫が、「上田村の段」でまず登場して驚いたが、
やはり素晴らしい語りで、ぐいぐい引き込まれ、直ぐに没入した。
人形遣いの文雀、蓑助、紋寿、勘十郎が、そろったときが絵になって..
次の「八百屋の段」が嶋大夫の切で、これもまたよくて、姑の憎々しさが実に見事!
最後が「道行思ひの短夜」で、ここは掛け合いでの語り。 蓑助と勘十郎の息が合ってキマルこと..
休憩後に「狐と笛吹き」。 歌舞伎とどう違うのかも興味があったが、私は歌舞伎版の方が好き。
と言っても、文楽版も終わりが少し変わった舞台装置で、それなりに楽しんだ。
その1春のおぼろ で、三味線が合わない感じがして??? だったけれど、私の気のせい??
高原さんという方の織った都城の東郷織物の色大島紬。
五倍子染の薄い灰汁色で、絣と様々な柄の市松模様。
帯は、もう今年は終わりかと、また紫色地に円の中に藤文の入った塩瀬の染名古屋帯。
極薄い肌色に極薄い竹色の入った五嶋紐の帯締め。
薄桃色に薄黄緑色の入った帯揚げ。
地面は大分濡れているし雨が心配なので、パールグレー系の胡蝶履き。
コートは大島紬で揃えて、黒色の雨コート兼用の塵除け。 |
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2008.5.10 [土] 葉山アート市 |
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葉山芸術祭/青空アート市にさくら参加させていただいた。
最終日恒例とやらの雨で、青空ならぬ雨のアート市になってしまったものの、
さくら参加だけの私はノンビリ雰囲気を楽しませていただいた。
話に聞いていた玉すだれ団も初めてかぶりつきで拝見!
おみごと!! で、感心するばかり。
そして打ち上げも、おいしい料理と参加の方々との楽しい話で、いいとこ取りの1日!
忙しくいろいろしてくださった皆様方に申し訳ないような.. ありがとうございました。
あ、それからお薦めいただいた鴫立亭のケーキもおいしかったです。
雨情報に洋服のつもりだったのに、出かける仕度をする時間になっても雨にならないので、
急に予定を変更して着物で参加することにした。
でも家を出る頃にはやはり降り出してしまって、着いた頃には予報通りしっかり雨だった。(笑)
黒色のような深緑色に飛び柄の雨仕様のポリの小紋。
帯は少し明るい色合いにしたいと、パールグレーのお太鼓柄の袋帯。
半分に生成りに茶と緑が入った渋い緑色の五嶋紐の帯締めに、
薄桃色に薄黄緑色の入った帯揚げ。
雨下駄、雨コート、和傘。 |
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2008.5.8 [木] 歌舞伎(歌舞伎座 昼の部) |
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團菊祭の昼の部を観に歌舞伎座に行った。
昼の部は、断然「幡随長兵衛」と思っていたし、その通りだったけれど、
序幕の「義経千本桜−渡海屋、大物浦」も、海老蔵がなかなかよく、楽しく観られた。
海老蔵は本当に華のある役者だと再認識!! 今後に益々期待が..
「幡随長兵衛」は、何といっても團十郎!
共演は、藤十郎、菊五郎、梅玉、三津五郎..等々。
周りも揃っていて全体によかったのだけれど、主役の長兵衛が格好よくなければ、
どうにもならない芝居だし.. それにしても今回の團十郎は本当に格好いい♪♪
それに、見始めた頃に気になった台詞回しが随分よくなったようで、耳障りでなくなっていて、
團十郎は上手とは思わないけれど、何ともいえない愛嬌も楽しくて好きなので、うれしい。
間が踊りで「喜撰」。 三津五郎の喜撰に、時蔵のお梶、所化に若者がずらっと出て、にぎやか。
私はどうも坊主踊りの良さが分からず、それなのに結構ちょくちょく演るので、
いつも何となく飽きて..終わってしまう。
市三郎の雅生紬。白地に黒のグラデーションの格子柄。
塩瀬の染名古屋帯。紫色地に円の中に藤文。
極薄い肌色に極薄い竹色の入った五嶋紐の帯締め。
薄桃色に薄黄緑色の入った帯揚げ。
銀色台に藤・金・白の五嶋紐の鼻緒の草履。 |
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2008.5.6 [火] 筍 |
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京の筍・友禅オフの写真を拝見しながら、
着物姿の皆さんが素敵で、おいしそうな筍料理に京友禅..
ああ! 行きたかった!! と今更ながらまたまた思う。
鬼に笑われるのなど何のその、来年こそは..と思うばかり.. |
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2008.5.5 [月] オペラ(軍人たち)、息子の誕生日 |
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ツィンマーマン作曲のオペラ「軍人たち」の日本初演に新国立劇場に行った。
音楽に疎い私は、ツィンマーマンって誰? 聞いたことあったかしら? 状態で、迷いながら、
20世紀オペラの最高峰の日本初演というので、これも体験!と聴きに行くことにした。
作品規模が大きく複雑で、破格の長期準備が必要で、今まで日本では上演できなかったとか..
ジャズや電子音入り、そして何より不協和音.. 現代オペラってこういうの? と驚きながらも、
徐々に慣れたのか(笑)、後半からは時々惹き込まれて..
演奏もだけれど、歌手にとって、あの音の飛び跳ねる曲を歌うのは大変だろうと思った。
でも、再演があってもまた行くかどうか? ちょっと微妙..(爆)
同じ日本初演でも以前nekomamaさんが日記に書いていらした「どろぼうかささぎ」の方を
聴きたかった・観たかったと思う。
大体、私でも題名くらい知っているのに、日本初演!というのが不思議だったのだけれど..
日本初演のオペラの初日に少しだけ敬意を払って(笑)、スワトー刺繍のお洒落訪問着をおろした。
縞大島紬を銀鼠色と墨色に染め分けて、それぞれ異なる刺繍をした、少し個性的な総刺繍訪問着。
合わせる帯に苦労して、帯の格が上過ぎるかしら?と思ったものの、結局、
淡い灰色・白色の間道に、七宝文様に菊花菱文様が織り込んである唐織の袋帯にした。
唐織といっても多色でなく柄も大きくなく主張しないのでいいかと思ったけれど、格の問題以上に、
個性的な着物には少しおとなしすぎたようで.. 他の帯にした方が良かったみたい。
この帯は使い易いということだったけれど、今日がお初で失敗気味.. 逆に合わせ方が難しい。
帯締めは色を注したいと、藤色に金の入った五嶋紐をこれもお初に締めた。
帯揚げは帯締めと色を揃えて少し渋めの灰藤色。 草履はパールグレー系の胡蝶履き。
コートは、薄い藤色の絽の鮫小紋の道行き。 去年着尺を仕立ててもらったのに着なかっので、
まだ早いかしら?と思いながら着てみたけれど、まあOKかしら?
友人は泥藍大島紬に淡彩の手描き(多分)の帯。 どちらも私の好み〜で、いつもながら素敵♪
誕生日の息子が一緒に夕食を食べようと言っていたので、友人とはお茶を一緒にしただけで帰宅。
着物をハンガーに掛けて一息ついてから、近くの中華料理店に久しぶりに行った。
味がなかなかよい割に手頃なお値段の、下町らしくコストパーフォーマンスのよい店で、
老酒を飲みながら、2人用のコース料理に更に一皿追加して、気持ちよく満足して、
さあ支払おうとしたら、息子が払ってくれるというので、本当にビックリ!!
当然私がご馳走するつもりだったのに、自分の誕生日だからこそご馳走してくれると言う。
親がいるから自分がいるので、誕生日に親に感謝を表明するということらしかった。
こういう考え方をなさる方がいることは少し前に知って、自分と比べて感心していたのだけれど..
我が子もそう考えているなんて、知らなかった.. 知らぬは親ばかり..らしい。
去年までは私がご馳走していたのに、一瞬呆然! 子供の成長ぶりに少し眩しい気持ち..
うれしくご馳走になった。 ありがとう。 改めて、お誕生日おめでとう♪♪ |
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2008.5.4 [日] フランス料理、日本伝統工芸染織展、エリック・カール展 |
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日本橋のメルヴェイユのランチに、ラストオーダーの時間ならと入れてもらって、ニッコリ!
オードブルは蟹の上にホタテなどを載せ、ホワイトアスパラもタップリで、
ムースより軽めのポタージュ風の ブリテ? ブルテ? というソースもおいしい!
魚はめだいのソテー。ソースはホワイトバルサミコとあと何だったか?忘れてしまったけれど、
おいしくて、魚に絡ませて食べて、残ったのもパンでしっかりいただいた。
霧島豚のグリル。小型の豚肉のパルマンティエと野菜添え。
デザートはマンゴー入りのメルヴェイユ風ティラミス。 パフェの感じで楽しい!
家でベーグルを食べたのが遅かったせいか、サービスシャンパンに続いていただいた
タップリのグラスワインに少し酔い加減..だったせいか、満腹になってしまって、
ちょっときつかったけれど、デザートの前にサービスしてくださったプチデザートも含め、
いつも通り完食。(笑) ギャルソンに僕より食べると言われてしまった。(爆)
次に、三越の日本伝統工芸染織展に再度行って、今日は少し丁寧に見た。
昨日気に入った大高美由紀さんの紬織絣着物がやはり素敵!
東京都教育委員会賞を貰っていた。
そして、築地則子さんの小倉縞木綿帯も文化長官賞をもらっていて、ああ!やっぱり!と思う。
あと、宮島一男氏の斜織名古屋帯も好きだわ〜 他にも、あれこれ目の保養をさせていただいた。
そして、銀座に回って、松屋のエリック・カール展に行った。
「はらぺこあおむし」だけでなく、随分いろいろな絵本を描いていることを知った。
どれも、気持ちがホンワカする感じで、絵本って心を癒すわよねぇ〜 と思いながら見て回った。
子供が多かっただけでなく、若い方が男女ともに結構いらして、年齢層が幅広いのが楽しかった。
他にもアチコチ寄って、今日はよく動いて、しっかり運動できた。はず。(笑) |
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2008.5.3 [土] 禅の声明、日本伝統工芸染織展 |
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国立劇場の第44回声明公演、曹洞宗大本山總持寺「禅の声明」を聴きに小劇場へ行った。
毎回違う寺院の声明公演で、總持寺の声明は30年ぶりの披露だとのこと。
チケットは完売だそうで、第一部・第二部を通しで聴いている方が随分多いようだった。
檀家かと思う方々とご一緒の、僧衣の方も複数お見かけした。
3月に国立能楽堂の特別企画公演の《特集・祈り》で、高野山の声明を少しだけ聴く機会があり、
声明をもう一度しっかり聴いてみたいと、今回は第一部・第二部を通しで聴くことにした。
第一部は「總持寺の朝 振鈴〜暁天坐禅〜朝課」と「首座法戦式」、
第二部は「歎佛会法式」と「万燈供養会」。
寺院の修行空間、儀礼空間が再現されたような舞台で、本当に感銘深い思いで拝聴した。
能楽堂でも同じだったが、通常の公演と違い終了後の拍手もなく、舞台芸術鑑賞ではない
寺院の朝、法要、声明の場にそっと同席させていただいているような感覚に近い気がした。
夕べからの雨で迷ったものの、2日続いて着物を止めるのも悔しいし、
雨は午後には止むという天気予報を当てにして、出かける間際に急いで着物を着た。
公演チケットを取った時におろすのに丁度いいと思った「箔散らし」とか言われた大島紬訪問着。
細かな微塵格子の生地に、黒色で箔散らしの柄を後染めした訪問着で、一目ぼれに近かったのに、
なかなか着られずにいた。 着てみたらやはり好きだし、似合う!気がする。(笑)
帰りに寄ったデパートの呉服部2箇所で誉められて、ニッコリ♪ 本当に単純!!(爆)
帯は、灰みの白地に、白茶の濃淡で唐花模様を織り出した洒落袋を合わせた。これもお初。
お初ついでに、帯締めも緑みの青色に銀の破れ線と片端に極薄い桃色入りの五島紐をおろした。
帯揚げは選ぶ時間がなく、先日おろした市松に柄の入った渋めの青色の帯揚げを続けて..
雨なので布の鼻緒の草履は止めて、パールグレー系の胡蝶履き。
コートは大島紬で揃えて、黒色の雨コート兼用の塵除けにした。
帰りに日本橋三越の日本伝統工芸染織展を覗いたら、素敵な着物・帯・組紐..
特に、着物1枚と帯1本に、うわぁ!好き〜!!というのがあった。
明日までらしいけれど、行かれたら明日もう一度ゆっくり見てみたい。 行かれるかしら? |
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2008.5.2 [金] 歌舞伎(歌舞伎座 夜の部) |
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今月は團菊祭で、今日が初日。 昼の部は希望のチケットが取れず、今日は夜の部にした。
今月は、年4回の文楽公演の月なのに、歌舞伎も歌舞伎座だけでなく新橋演舞場でも演る。
4月からいろいろ始めたので、観に行かれる日が限られてしまって、切符を取るのが結構大変。
公演が重なると、パズルみたい。(笑) でも、根性入れて必死に取ったけれど..
夜の部は、何と言っても「青砥稿花紅彩画」の通し狂言! 通称、白浪五人男。
菊五郎の弁天小僧♪ もう演らないのかしら? と思っていたので、ワクワク出かけた。
團十郎の日本駄右衛門、左團次の南郷力丸、時蔵の赤星十三郎、三津五郎の忠信利平に、
富十郎、梅玉、それに海老蔵なども出て、なかなか豪華な配役。
菊五郎は流石にもう小父さん(笑)だし、役のような若者では決してないけれど..
場面毎に違う設定で登場して、その見事な変化がやはり楽しい♪
殺陣が、初日のせいか、菊五郎劇団にしては、ところどころで合わなかったのもご愛嬌!
あとは松緑の短い踊りで「三升猿曲舞」。 三升を「しかくばしら」と読ませるのは???
イヤホンガイドを聞くか、プログラムを買えば分かったのかも..
團菊祭初日とあってか、夕方からは雨の予報にも拘らず、着物の方がいつもより多い。
しかも、訪問着を含め柔らかものが目に付いて、流石!! と感心したものの、
私は、着物の予定を止めて洋服にしてしまった。 |
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2008.5.1 [木] 相撲部と言えば |
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日記で呟くようにそっと(笑)お誘いくださった4月27日の東関部屋稽古見学と、
部長の日記で知った29日の国技館の稽古総見。
特に、部屋の稽古見学なんて、一般人が見せていただける機会はまずないし、
本場所前の稽古状況が見られて、しかも、両方とも無料!! で、大変心惹かれたものの、
部屋の稽古見学は当然ながら朝早いし、国技館の稽古総見も見やすい席は早朝に行かねば
無理らしいと分かって、両方とも涙をのんで断念した私は根性無しです。 トホホ..
でも、千秋楽の観戦は今から楽しみです。
あ、チケット代金のお支払いと、受け取りのご相談をしなくちゃ.. |
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2008.5.1 [木] 1周年 |
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待機期間の後、昨年の5月1日に真楽に入会できてから、早いもので、もう1年経った。
あっという間の1年! というのが、正直な印象。
初夏の7周年記念パーティ、冬の新年会、始まった相撲部と演芸部の初会合にも参加でき、
結城紬見学、しの笛体験、プチ新年会にも参加させていただいたし、
ご近所会にお誘いいただいたりもして、盛り沢山の体験をさせていただいた。
入会時には遅すぎたので、今年を楽しみにしていた、京の筍・友禅体験オフだけは、
今年も参加できず、とても残念ながら、楽しみは全部一度に味わうよりは、
ひとつずつ楽しむ方がいいのかもしれないと、少し負け惜しみながら、来年に期待!!
メンバーの方々ともいろいろな機会にお会いできて、いろいろな着こなしを拝見し、
着物へのそれぞれの思いに感服したり..と、着物つながりというのは、なかなか楽しい♪
2年目のこれからも、どんな出会い(人とも、物とも)があるか、楽しみながら参加していきたい。 |
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2008.4.30 [水] 4月の着物着用備忘録 |
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自分の覚えに、4月の着物着用備忘録をまとめた。
4月2日 国立能楽堂(能狂言) 雅生紬(白地に黒の格子) 袋帯(黒地、鳥獣戯画)
4月15日 歌舞伎(歌舞伎座 昼の部) 大島紬(黒・青地、七宝華文) 組紐帯(青・白)
4月23日 銀座画廊、サントリー美術館(展覧会) 白大島紬 染め帯(紫色、丸円に藤文)
4月25日 国立能楽堂(能狂言)他 大島紬(薄い灰汁色、市松柄) 染め帯(鶯茶色、エジプト柄)
4月26日 国立演芸場(講談)他 琉球紬(青地に錆朱の格子、灰色の柄) 綴帯(灰みの裏葉色地)
4月の着物着用は5回。
今月は殆ど着物が着られないかと思ったが、下旬に結構着られて、結局5回着用できた。
着物も帯も毎回違うものを着ているのが、うれしい♪
着物は、大島紬を3枚に、琉球紬と雅生紬で、紬ばかりになってしまった。
染め帯は殆どもっていないのに、2本締めている。
1本は初めてで、もう1本も2度めなのに、1ヵ月に2本締めているのが珍しい。
1本は藤の季節なので忘れずに締めたのだけれど..
あとは組紐帯と綴れ帯に洒落袋帯と、いろいろな帯を締めている。
来月は、暑くなりそうなので天候次第だけれど、柔らかものも着たいような.. |
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2008.4.26 [土] 講談、天真庵 |
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落語は聞きに行くものの、講談は落語を聞きに行ったときにたまたま聞くぐらいだったので、
「宝井馬琴襲名二十周年記念公演」に、チャンスだから聞いてみようと切符を取った。
落語家の立川志の輔も出るので、それも楽しみに、午後から出かけたが、
落語もマジックの北見マキも今日は完全に馬琴の引き立て役。(笑)
志の輔の前に2段目の三笑亭夢花も出たが、二人とも聞かせる話ではなく軽い話のみ。
志の輔の座布団は、専用らしいのが出てきたが、あれは弟子が持って歩いているのかしら?
馬琴の孫弟子とやらの琴柑という若い女講談師が前座に出てきたが、元気一杯でかわいい。
でも、馬琴が出てくると、味のある講談と、一生懸命覚えて語っている段階の違いが歴然。
馬琴は、中トリと大トリの2回の講談で衣装が替わっていて、何故か少し驚く。
前が「細川茶碗屋敷」で、トリは「関ヶ原合戦余聞〜宇喜田秀家八丈島物語」。
細川茶碗屋敷が、落語の「井戸の茶碗」とは結構違っていて、驚きながら新鮮な思いで聞いた。
終演後、半蔵門線一本で押上まで行って、天真庵に寄った。
今月はなかなか行かれそうもないので、今日の帰りに行く心積もりにしていたが、
駅から歩くのに天気が悪いようで気になったものの、幸い大して降らずに助かった。
酒一合・香のもの・酒肴・ざるそば・珈琲の文膳に、珈琲韻(カフェイン)とチーズケーキと
今日もしっかりいただいた。 気になっていた珈琲韻だが、おいしいけれど..効くわぁ〜
「もち麦入米と麦」という丸くひらたいパンがうれしいことに今日もあると言うので、
先日の味を思い出し、またも即お持ち帰りとなった。
昨日いつもの通販のベーグルが大量に届いたばかりなのに、なんと食いしん坊なこと..
押上駅までのつもりが、酔いに任せて錦糸町駅まで歩いて、あとはバスで帰宅。
家に着いた頃に珈琲韻の酔いが回って早々に寝たら、真夜中に息子の訪問で起こされる。(涙)
迷惑ではあるけれど、寝ていたのなら帰るよと言われても、起きてしまったのだし、
折角来たのだからと招じ入れたものの、やはり相手をする元気はなく..
着物は琉球紬にした。青・藍色地に錆朱の格子と灰色で柄を織り込んである。
下に置くと錆朱が目立って、何故こんなの買ったのかしら?と、去年は一度も着なかった。
久しぶりに着てみると青みが割りに勝っていて思ったほどには朱が気にならなかった。
灰みの裏葉色の地の手織綴八寸名古屋帯を合わせた。
太鼓部分には「見ザル聞かザル言わザル」をちょっとかわいい意匠で織り出してある。
カジュアルな感じで、一時はよく締めていたのに、ここ暫く締めていず、これも久しぶり。
帯締めは、帯に色合いの似た、灰色で片側に薄い灰色の入った撚り房のもの。
柄が市松に入った渋めの青色の帯揚げをアクセントにした。大分前に買ったままで漸くの出番。
雨に備えて、久しぶりに前坪に赤の入った藍色の鼻緒の天が竹皮の下駄。
コートも雨コート兼用の黒色の大島紬の塵除け。 |
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2008.4.25 [金] 四大浮世絵師展、狂言、五万石 |
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昼からの用事の日にち変更を知らずに、自転車で往復30分余の無駄足になったが、
親水公園を通って行ったので、緑をたっぷり楽しめたし、運動にもなったのでOK、OK.。
時間があまったので、狂言の会を観に国立能楽堂に行く前に、大丸の四大浮世絵師展に寄った。
写楽、歌麿、北斎、広重の浮世絵がずらっと並んで一度に見られるのは、うれしい。
北斎が若い頃に役者絵や化け物などを描いていたのを初めて知った。
今まで、知らないことが結構多いのよねぇ〜。(汗) もっと関心の幅を広げたいものだと思う。
今日の狂言は、附子(大蔵)、濯ぎ川(大蔵)、博奕十王(和泉)。 間に早舞(素囃子)。
附子はお馴染みではあるが、宝を壊す段に少しハラハラもしながらも、楽しい。
シテの太郎冠者とアドの次郎冠者は、シテもアドもない感じで、いいコンビぶり。
濯ぎ川では、妻と姑にこき使われる入り婿のシテについ味方したくなるのが、我ながらおかしい。
茂山千之丞の人のよさそうな、でも、したたかさが見事。
それもアドの妻・姑を演じる千五郎とあきらの見事なわわしさ故だろうと思いながら楽しんだ。
博奕十王は、ありそうもない単純さながら、閻魔王のこだわりがおかしい。
シテの博奕打の石田幸雄がいつもながら達者。
野村萬斎がアドの閻魔大王。 そして、地謡に万作が出るのが贅沢。
何より、閻魔と鬼の面や持ち物が様々で、目にも楽しく、笑っているうちにお終い。
終演後に、友人とまた富山料理の五万石に寄ってみたら、今日は幸いなことに入れた。
予約で満員と何度か断られていたので、久しぶりに富山料理を堪能できた。
と言っても今日は少し慎ましく、ミニ会席にお酒も少なめ。
蛍烏賊の酢味噌和えが、富山らしくてうれしい。
海の幸のいろいろ入ったミルク蒸し?を、何が入っているか楽しみながらいただいた。
お代も先日に比べると大分慎ましく、お店に少し申し訳ないような..
都城の東郷織物の手織絣実篤という大島紬を漸くおろした。
五倍子染の薄い灰汁色で、絣と様々な柄が市松になっている。織人は高原さんという方。
灰色のつもりで選んだが、出来上がってきたら灰味の茶色で、1年寝かせてしまった。
着てみたら、ちょっと楽しい柄行きもうれしく、色目も柔らかで、白大島より気軽に着られそう。
帯は、エジプト柄が白で入った鶯茶色地の染め名古屋帯。
柄オン柄になったが、割にすっきり合ったと思う。 帯は昨年1度締めただけで、漸く2度目。
縮緬の染め帯で、先日の塩瀬とは違い滑り易いということもなく、無事(笑)に締められた。
帯締めは渋い緑色で半分が生成りに茶の線と緑の四角入りの五嶋紐。
少し変わった最近の柄らしい!? のをおろした。
帯揚げは、渋い若緑に、黄色と白の縞のもの。
パールシルバー色の台に、藤色と白・金色の入った五嶋紐の鼻緒の草履。
薄緑に薄い黄色の入った透かし織の単衣の道中着。 |
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2008.4.24 [木] 青葉若葉 − 銀座の並木 |
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桜を楽しんだ後、今は新緑を楽しんでいる。 まだ柔らかい緑が目に心地よい。
先日、銀座の中央通りを4丁目の交差点から京橋、日本橋へと歩いたら、緑が印象的だった。
さくら通りの桜は八重桜でも流石にもう葉桜になっていて、もうお終いの感じだが、
松屋通りのはなみずきが満開。白だけでなく、ピンクの花もあることに今頃気づいた。
マロニエ通りは、マロニエの緑の葉が大きくなっていて、青々と気持ちいい。
柳通りの柳は、マロニエに比べるとまだ少し弱々しいけれど、冬の葉のない時期を過ぎて、
細かい緑の葉がしっかりついて、しなやかに柔らかい。
そして、ミキモト本店前の今年の桜「御衣黄桜(ぎょいこうざくら)」もなかなか素敵!
新聞の写真やTVでも見たことはあるはずなのに、実物はやっぱり別の強い印象!!
20日に見たときは、一瞬葉ばかりに見えて、あら、花はまだ咲いていないの? と思ったが、
緑の花に気づかなかっただけで、よく見ると何ともいえぬ緑色の花がたくさん咲いていた。
緑色の花が開花につれて次第に淡黄色、そして紅を帯びた色へと変化するという。
展示は29日(火・祝)までだそうなので、もう一度行って見てみたい。
あの緑の花がどんな色になっているか、とても楽しみ! |
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2008.4.23 [水] 正藍冷染 千葉よしの展、ガレ とジャポニスム展 他 |
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このまま家にいると、昨日のダウンを引きずりそうなので、急に午後から出かけることにした。
案内の来ていた青山みともの「正藍冷染 千葉よしの 白寿の祝い展」に行くことにして、
招待券をいただいた、サントリー美術館 開館1周年記念展 の「ガレ とジャポニスム」にも寄る。
ガレの花瓶、香水瓶などのガラス器は、見る度にいいわぁ! と思うので、
期待して行った「ガレ とジャポニスム」では、ガレにこんな日本趣味があったことを知って、
少し驚きながら、楽しく見て回った。
次に、今日の主目的の「正藍冷染 千葉よしの 白寿の祝い展」を見に、
銀座のメルサの東京銀座画廊・美術館に行った。
ああ、素敵♪ と思う何とも味のある正藍染めに心奪われながら、拝見した。
なんと読むのかと思っていた冷染は、「ひやぞめ」と読むと言う。
冷染は、藍を熱しないで常温で自然発酵する時期にのみ染めるため、
染められるのは年に2ヵ月だけだそうだ。
藍を作り、糸を紡いで藍で染め、機を織ることまで一人でするという見事さ!!
入って直ぐの、無地染玉繭紬の着尺が目を惹く。紬の風合いと表情のある色合いが何とも素敵!
これは売約済みだったので、安心して拝見できた。(笑)
そして、6種類の柄が染められた着尺に目がくぎ付け..
買えるはずもないものの、勧められて装着してもらったら、やはり似合うのよね〜
宝くじを買っても当らないけれど、つい心頼みにしそう..(爆)
協賛出品という紫根染と茜染もいい色合いで、素敵ながら、これも眼福でおしまい。(笑)
用事のある高島屋に行く途中で、京橋のイデミスギノに寄る。
残念ながら夕方にもうケーキがあるわけはなく、焼き菓子と苺ジャムを土産に買う。
高島屋では、久しぶりに特別食堂で三玄の竹の子御膳をいただいた。
筍は炊き込みご飯とメバルの煮付けについていただけで、少し物足りない。
煮付けの筍は、程々の大きさで3切れあったものの、もっと食べたい!!
来年は、是非とも京都で筍をいただきたいと強く思う。
ただ、GWとその前後は結構用事があることが多く、残念ながら今年はダメだったけれど、
来年はどうかしら? 行かれるといいけれど..
今月は着物をあまり着ていないので、着物で出かけた。
今年初めての白大島紬に、染めの北川の落ち着いた紫色の染め帯をおろした。
帯は、丸い円の中に藤文のため、去年はうっかり締めそこなったので、
今年はしっかり締めたいと思っていたもの。 あと何度かは締めたいものだわ。
塩瀬の染め帯はあまり持っていず、滑りやすくて意外に締め難く少し驚いた。
帯締めは、涼しげな極薄い肌色に極薄い竹色の入った五嶋紐を初めて締めた。
帯揚げも、竹染めの薄めの竹色というか若緑色のものにした。
パールシルバー色の台に、藤色と白・金色の入った五嶋紐の鼻緒の草履。
薄緑に薄い黄色の入った透かし織の単衣の道中着を着ていったが、
暑くて、途中で脱いで持って歩くことになってしまった。 |
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2008.4.23 [水] 着物の仕立て |
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お問い合わせに、気になって初めて縫込みの長さを紬でチェックしたら、実に様々..
大島紬は12.32cm以上あれば、合格になるらしいことも分かったが、(勉強不足<汗)
ラベルが12.32cm以上となっていても、以上なので実際の長さはどうもマチマチらしい。
縫込みの長さ、残り布の有無等から、大分違うらしいことが分かる。
今まで着物について、作り手の思い、苦労に感服することはあっても、
基本的に着ることしか考えていなかったことを再認識した。(大汗)
まして、仕立てについては、柄合わせなどの見た目や着易さしか念頭になかったと反省も..
これを機会に、もう少し、いろいろなことに心をおいていきたいと思う。 |
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2008.4.21 [月] 朗読サークル、チモールの布展 |
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昨年通った朗読教室終了者で作っているサークルに初参加。
第1月曜の総会はパスしてしまったので、少し恐る恐るの参加になった。
朗読教室の最終日のミニ発表会で、皆さんの上達振りに驚いたけれど、全くレベルが違う。
経験年数も違うし無論個人差があるけれど、楽しく拝聴したいような上手な方々もいらして、
10数年続いているというサークルの底力をまざまざと実感。
しかも、皆さん私よりずうっとご年配なのに、若々しくお元気なこと!!
私も長く続けられれば、きっと.. と心強くも思った。 頑張って通いたい。
と言っても次回は5月5日だそうで、既に用事がありすぐに欠席になってしまうのが残念。
会合の前に、ヨーガンレール本社のババグーリに寄り、最終日のチモールの布展を拝見。
いろいろな表情豊かな布が掛かっていて、手仕事の味わいたっぷりの、独特な温かさ。
でも、欲しいと思ったのは丸太から作られたらしい椅子。
見事にくりぬき磨き上げられた1つずつ異なる椅子が置かれていて、色艶、まろやかさが素敵!
お持ち帰りしたいのが1つあったけれど.. 置く場所もないし、懐も許さない.. でも素敵!
手仕事のぬくもり、温かさは心に染み入る。
前回同様、布ならぬ菓子だけ購入。
今日は残念ながら2種類のショートブレッドだけしかなかった。
ちょっと硬くて、おもしろい? 食感! |
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2008.4.20 [日] ガード加工、超フレンチ、平良敏子氏の米寿記念展に再度 |
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昼から銀座と日本橋を忙しく動き回った。
ガード加工の是否、好き嫌いはあるだろうし、多少風合いが気にならないでもないが、
白地や薄い色で、汚したら後が大変と思う物は、できるだけガードを掛けることにしている。
仕立ててもらった呉服店のパールトン依頼先では木綿の加工は受けてくれないというので、
もとじの悉皆で頼むことにして、先日受け取ったままになっていた綿薩摩紬を持って行った。
ついでに去年締めなかったフォーマル用の夏帯1本も一緒に頼む。
もとじのガード加工はパールトンではないそうだが、比べると随分安くて庶民向き? 助かるわぁ。
来週の心積もりを変更して、大渕座でランチを取る。
春のスペシャルコースが魅力的ではあったけれど、たんぽぽのミモザサラダは先月食べたので、
今日は普通のコースにして、メインの魚料理のほか、メインのご飯物を少量追加してもらった。
オードブル5品がいつもながら、材料の変化、味付け、彩とさまざまで楽しい。
野菜のディップのソースの販売を始めたとか..
皆で集まる時など、これがあれば、おいしい野菜のディップが簡単に用意できそう..
魚のひげだらが、銀だらとは全く違う食感で楽しい!
北と南で違っていて、ヨーロッパ南部では鱈と言ったら、このひげだらが普通だとのこと。
さらに、さごちのヅケを載せたご飯を軽〜く一膳、久しぶりのご飯物もおいしい。
デザートはまた苺のタルトにして、エスプレッソで〆。
ワイン2杯のせいで少し赤くなった顔を気にしながら、失礼した。
中央通りに着物の50〜60名くらいの集団がいて、いろいろの着こなしが見ていて楽しい。
和裁や着付け関係のグループとのことだが、それにしては、着付けにウッ..という方も..(笑)
他にもあちこちで着物姿の方々を見かけた。 銀座も日本橋も着物姿が珍しくなくなったわねぇ。
案内の来ていたフェイシャルトリートメントを久しぶりに受けたが、60分が終了する頃には、
気持ちよくて、このまま続けて眠りたくなるのがいつもながらの難点。(笑)
東京駅の大丸で、世界の酒とチーズフェスティバルを覗いて、イタリアコーナーで久しぶりに
シチリアのビアンカ ディ ヴァルガネッラの最後の一本をゲットした。
以前はケース買いをしたりもしたが、イタリアのインフレのせいとかで随分高くなっているので、
1本だけしかなかったのが財布に優しくて、むしろ幸い。(爆)
そして、昨日偶然気が付いた高島屋の「人間国宝 平良敏子 米寿記念展 〜喜如嘉に生かされて
芭蕉布に生きる〜」に行って、芭蕉布を再度じっくり拝見した。
見るだけでなく触らせてもらって、着尺、9寸帯、8寸帯で糸が異なることを実感できた。
アササ(蝉)という帯が2本あったが、縞も織り込んである方が堪らなく素敵♪♪
昨日見たのに、これをもう一度見たくて、今日もまた寄ったのだった。
見ていたら、和服姿の若い男の方が下ろして説明しながら見せてくださった。
とは言え、いくら素敵でも夏の2ヵ月だけの7桁の帯には手を出せない..
本当にいい目の保養をさせていただいた。
それにしても、昨日目を惹かれた着尺で見当たらないのは、売れたということかと感心する。
私にはとても買えるわけもなく、羨ましいというより、ス〜ゴ〜イ〜という気ばかり.. |
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2008.4.20 [日] 機転 |
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みにさんの機転に感服! お友達の花嫁さん、いい友人がいて本当によかったです。
実は、昨年の甥の結婚式では会場の美容室で着付けてもらったのですが、
家を出る前に荷物の最終確認をしたら足りないものがあって、慌てました。
聞くと、帯や草履そして長襦袢などを入れ忘れてしまう方は結構いらっしゃるそうで、
外で着付ける場合は要注意ですね。
ところで、困った時の対応に2通りある気がします。
立ちつくす人と、直ぐに対策を考え動く人。
まあ大抵は、一瞬立ち尽くした後は遅かれ早かれ動くのですが、
間に合うかどうか時間との勝負ですものね。
私はもしかしたらパニック状態になって頭真っ白になって動けなくなってしまうかも..
気をつけましょう。 |
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2008.4.19 [土] てんぷら 呉服 |
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てんぷらを食べたいと茅場町のみかわに行った。
季節物のしらうおがまだあって、すこし驚きながらうれしい。
桜の季節のものだから、まだあってもいいわねとニコニコいただく。これで今年の食べ納め。
あと稚鮎が前回より大きくなっていて、季節の動きを感じた。
ゴールデンオレンジが入ったとのことで、今日はうれしいデザートつき。
土産にもたくさんいただいて、ニッコリ、ホッコリ..
小雨が降ってきたそうで、傘もいただいた。 出る時には止んでいたが
他所に回るなら持っていった方がいいとおっしゃるので、ありがたく頂戴した。
日本橋まで歩き、高島屋で平良敏子氏の米寿記念展を見る。
帯が多かったが着尺も何反もあって、まとめてこれだけの芭蕉布を見たのは初めて..
本当に素晴らしい!! 着尺で特に目を惹きつけられたのが2反、帯も欲し〜い!のがあったが、
着尺など到底買える訳もなく、帯も贅沢すぎるので、眼福眼福♪♪ で、終了。
更に銀座まで歩いて、案内の来ていた「ふくもとしほこ 藍染のきもの展」を覗きにもとじに寄る。
土曜日のせいか、先客が大勢いらして、既に選んだ反物を当てている方、じっくり選んでいる方、
そして、お茶を飲みながら待っている方々も何人もいらしたので、
私は買う予定もないし、展示してあるのを一人であれこれざっと拝見しただけ..
次に仕立て上がった着物を受け取りに、連絡をくれた呉服屋に行った。
奥順のはたおり娘という普及版(笑)の結城紬。 結城は伝統工芸品は持っていず、普及版だけ。
無地だが紬なので、少し遊ぼうと裾回しは全く違う色にしたが、まあよさそう..に思える。
とは言え、着てみないと分からないけれど、結城はもう秋まで着ないので、少し気になっている。
着物を持って帰るのに、小雨が降ったり止んだりで迷ったが、ひどくならないでよかった。 |
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2008.4.18 [金] 仮称プラチナ会 延期させてください |
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お誘いしたばかりの仮称プラチナ会ですが、
当日、住まいの自治会の当番でどうしても昼過ぎまで身動きが取れなくなりました。
唐突なお誘いだったせいか、幸か不幸か、まだ参加のご伝言を下さった方はいらっしゃらないので、
今回は延期させてください。
お騒がせしてスミマセン。 最敬礼、ペコリ..
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昨秋のつぶやき(大きな声でしたけど>笑)には多少ご伝言をいただいたので、
つい同好の方ありと思ったのですが、今回の反応というか無反応で再認識したのは、
プラチナ会には魅力がないのか、対象者が少なすぎるのか、たまたま日程が合わなかったのか..
いずれにしても、難しそうですねぇ〜 |
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2008.4.18 [金] ストレート? 砂糖入り? それとも塩? |
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子供の頃の麦茶は砂糖入りでした。
菓子などのあまりない頃でしたから、砂糖入りにしてくれたのかしら?
今度、母に聞いてみようっと..
私は子供にも砂糖入りを作ったことはありません。
トマトとスイカには塩をかけることが多かったです。
そのまま食べることもありましたが、砂糖はかけたことがありません。
大人になってから、砂糖をかける話を聞いてビックリししたものです。
デザートとしては、砂糖かけもありなのでしょうけれど..
砂糖といえば、今でも不思議なのが砂糖入りの納豆です。
家ではからしと醤油が定番で、大根おろし入りまではOKですが、
砂糖は発想になく、大人になってから初めて聞いて、目がテンになったものです。
どうも、北日本では砂糖を入れる地域があるようですね。
地域差って、おもしろいことで実感したりします。 |
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2008.4.18 [金] 脱脂粉乳 |
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皆さんがいろいろ書いていらっしゃるむか〜しの給食の脱脂粉乳! アレ、私もダメでした。
低学年の時の先生が残してはダメ!という方で、給食の思い出は辛いことが多いです。
その中でも、あの脱脂粉乳は最悪!! でした。
今になればちょっと楽しい(ゴメンナサイ)ああいうエピソードこそありませんが、
辛夷さんの気持ちはよく分かります。
そのうちに、コーヒー牛乳と称した味つきも出て脱脂粉乳の味も匂いも
結構消してはいましたが、50歩100歩でした。
いつの間にか、牛乳になっていると聞いて、羨ましかったのを思い出しました。
それにしても脱脂粉乳世代(というのがあるのかどうか)って、長いのですね〜
15年か20年くらい続いたのかしら? |
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2008.4.17 [木] 東奔西走 |
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同じ区内で午前中は東に午後は少し西に用事があって朝から出かけた。
まあ、東奔西走はいくら何でも誇大表示だけれど..(笑)
自転車で行く予定が、雨の予報に致し方なく歩いて行く。 たまには足を使わないと..
30分以上歩いて午前中の目的地に到着。プリントにそって話を聞きながらメモを取る。
1時間半の予定が長引いたので、急いで午後の目的地に向かい、ひたすら歩いて1時間弱で到着。
午後は、またもや初めてのことに挑戦。今度は1時間半声を出し続けることになったが、
声を出すのは気持ちいい! やれるところまで続けてみましょう。
雨が降り出していたが、交通事情の良くないところなので、またまた歩いて帰る。
久しぶりに万歩計をつけたら、今日は1万8千歩を超えていた。
歩かない日は、せいぜい2千〜3千歩だから、たまには大いに歩きたい。
ところで、寝貯めならぬ、歩き貯めはできるのかしら? |
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2008.4.16 [水] うらやましいので..プラチナ会などを |
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祝♪2回目の成人式オフにの時に、
3回目や、2と2分の1回目もいいわねー
↓
シルバー会とかプラチナ会とか、あるといいなぁ..
↓
できないかしら..
自分では動かないで、あれこれ考えるだけの困った私。
と書き込んだままになっているうちに、
「三丁目の夕日」世代の申・酉・戌の桃太郎オフが何やら動き出している様子。
既に4回目のトシオンナの会「ねのねのね」は秋に日にちも決まって盛装オフを行う予定とか、
それに、今年2回目の成人式の方は、どうも68人もいらしたらしい!?
真楽の女盛り世代のパワーに少し圧倒されている。
春に盛装で集まるには、急がないと暑くなってしまってキツイので、
今からだと、秋のほうが気候的に着物とは相性がよさそう。
それに、6月には6周年記念パーティーもきっとあるでしょうし..
とは言え、秋まで待つのは..
5月18日(日)頃のランチはどうかしら? とふと思い立ちました。(笑)
ねのねのねの会より上の世代は人数がぐっと少なくなりそうなので、
2と2分の1回の成人式以上の方を対象に、プラチナ会は如何でしょうか?
シルバーでなく、自称でも他称でもプラチナの方、なるわよという方、なりたいわぁという方、
まずは気軽に、ゆるゆると着物でお食事会でもしましょうか?
気が乗れば、半世紀を語り合うのなどは如何でしょう?
(半世紀の会→ 紀の会 というのもアリかしら?)
もうひと月しかないし、皆さんお忙しくて難しいかしら?
参加ご希望の方がいらっしゃったら、ご伝言ください。
当日はダウンしないように、無論頑張ります。です。(爆) |
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2008.4.15 [火] 歌舞伎(歌舞伎座 昼の部) |
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折角取ったチケットを無駄にした歌舞伎座の昼の部だが、夜の部の勧進帳がとてもよくて、
やはり昼の部も見たいものだと改めてチケットを取り直して、出かけることにした。
序幕は時蔵の八重垣姫で「十種香」。 橋之助の勝頼、秀太郎の濡衣、我當の謙信、他。
時蔵の八重垣姫は歌舞伎座では初役だそうなので、前に見たのは国立劇場だったらしい。
歌舞伎役者の寿命は長いが、時蔵ももう中堅、いい八重垣姫で、もっとやってもいいのにと思う。
次は能取りものの舞踊で「熊野」(ゆや)。 玉三郎の一人舞台。 玉三郎ワールド。
玉三郎は最近能から取った舞踊をいろいろやるが、はまっているような..(笑)
と言っても仁左衛門などがおつきあい。 二人が寄り添って立った姿は絵のように決まっていて
立ち雛みたいで、素敵! だけれど、仁左衛門が殆ど座っているだけなのは少し寂しい。
仁左衛門も出るのなら、二人の絡みがもっとあるとうれしい。
最後が「刺青奇偶」。勘三郎が主役の半太郎。玉三郎が相方のお仲。あと、仁左衛門など。
半太郎に病床のお仲が諌めの刺青を入れる見せ場ではジーンとくるし、泣いている人も少なくない。
なのに、死期の迫った女房のための金策に、また博打をしてしまう半太郎。哀しい博打うちの業。
それなりにいい舞台だったけれど、夜の部の勧進帳のあの見事さには及ばない。
あの勧進帳だけはもう一度観たい! ので、幕見にでも来ようかと思ったら、それも難しいらしい。
残っている席が本当に少なくて、高いのに見難い席しかないし、チケットが取れずに
幕見席でずっと観る方も結構いるらしく、座れないだけでなく、入れないこともあるとか..
今月の昼の部は短くて珍しく3時過ぎには終わったのに、4時開場4時半開演の夜の部に
もう結構な人数の客が待っていた。 スゴイ人気だわ!
1時間余の立ち見もキツイけれど、行って入れなければもっと辛い.. どうしようかしら?
今月は着物をまだ1度しか着ていないので、朝から頑張って(苦笑)着物を着て出かけた。
春だからやはり明るめにと思ったが、何となく青の気分(笑)で、青で揃えてみた。
大島紬の七宝華文。 黒と青色の地色に小さな赤い花が入った七宝文で、青い印象のもの。
青・白の組紐の創作帯を合わせた。 しなやかで締めやすい帯で、紬によく締めるお気に入り。
帯締めは伝統工芸作家の松山好成氏の伊賀組紐で、明るい印象の空色入りの青色。
帯揚げも中央で色が紺と青鼠色に分かれているもの。今日は明るい青鼠色の方を出した。
草履はパール味のある青磁色台に、黒地の鼻緒に真紅の小桜模様。 これで今年の履き納め。
バッグは焦げ茶の革に金と漆で模様付けした金泥バッグで、渋い金色の印象。
天気がよく暖かそうなので、コートは薄緑色・薄黄緑色の透かし織単衣コート。 |
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2008.4.14 [月] 見逃した展示会は魅力的! |
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釣り損なった魚は大きいというけれど、皆さんの日記を拝見するにつけ、
見逃した物の素晴らしさに臍をかむ思い。 残念至極。
一衣舎、うちくい展。 今回のように期間中にいつかと思っていると行き損なうので、
次回は見損なうことのないように、前以て予定を組んでおくことにしましょう。
予定変更にならないように、体調回復にもしっかり努まなければ.. |
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2008.4.13 [日] 観劇(風林火山) |
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NHK大河ドラマは家のTVを故障放置したままで途中から見られなかったため、
主役の亀治郎が晴信と勘助の2役を演じるという「風林火山」を見に日生劇場に行った。
宙乗りもあるというので歌舞伎風かと思っていたら、歌舞伎役者が殆どいないせいもあってか、
ツケウチも見得もあるものの歌舞伎とは大分違い、母のお供で明治座で見るような芝居だった。(笑)
歌舞伎の亀治郎を期待していると違和感が大きいし、食い足りない感じがしてしまうが、
大向うは全くかからなかったし、歌舞伎とは異なる座頭中心のショー的な舞台と考えれば、
日生劇場で見ると違和感があるものの(爆)、これはこれでいいのかしらという芝居だった。
日曜の午後の公演のせいか、客も若い人から年配まで幅広く、結構ノッテいる感じで、
楽しんでいる方が多かったようだし、それなりに私も楽しんだけれど、やっぱり歌舞伎の方が好き。
終演後は、よく拝見するブログでご推奨のシャンテのひつじやというカレー屋で食事をした。
5時過ぎの中途半端な時間だったので殆ど客はいなかったが、なるほど安くておいしくて満足。
着物で行く予定だったのに、天候が悪いので洋服にしてしまった。
今月はまだ1回しか着物を着ていない。(涙) あと2回の着物予定日には着たいけれど..
劇場では着物姿の方も少しいらして、きっと亀治郎ファンでしょうねぇ!と拝見した。 |
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2008.4.13 [日] 沖縄のウージ染め |
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日本橋の丸善の地下の催事コーナーで沖縄の「ウージ染め」の小物を扱っていた。
色は緑と黄色の濃淡で私の好み。
サトウキビを沖縄ではウージと呼び、葉と穂を煮出して染めた製品がウージ染めだそうで、
黄金色をはじめとする色合いで一つ一つ手作りで染め上げていると書いてある。
Tシャツ、ネクタイ、ハンカチ、財布、ペンケース等々があったので、前から新しいのに
買い替えたいと思っていたミニティッシュケースを探したら、綿、麻、絹といろいろの材質の
ものがあった。 レースがついていたりして私の趣味にピタッとはしない部分もあったけれど、
結構気に入って、綿のものを2種類購入した。
どちらも豊見城市ウージ染め協同組合に所属の工房の作品だった。
ウージ染めというのは初めて聞いたと思ったが、着尺を見たことがあるのを後で思い出した。
色めが大分違ったので、同じ染め方とは気が付かなかったらしい。
日比谷で観劇の後で東京駅まで歩き、更に日本橋駅まで歩いたので、今日の散歩は終了。
明日体調がよければ、せめて新宿御苑ちかくの展示会には行ってみたいと思って帰宅したが、
ここは今日までだったそうで、建物・庭にも興味津々だっただけに、残念。
自由が丘は少し遠いので今回は無理せず次回期待になりそう。 |
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2008.4.12 [土] フランス料理 呉服 |
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このところダウン状態で必然的に食事情が情けないことになっているので、
おいしい料理を食べて英気を養い、かつ栄養を取りたいとオーグードゥジュールに出かけた。
日頃から禄に料理もしていないが、輪を掛けた怠け状態で料理らしいものを食べていない。(涙)
銀座の用事をこれ以上延ばせないので、大渕座でのランチを期待していたら、
今日は貸切で入れず.. 幸いオーグードゥジュールに入れたのでホッとして出かけた。
サービスシャンパンをいただきながら、料理を選ぶ。
オードブルで少し迷ったものの、やはりこの季節にホワイトアスパラは外せないので、
オードブルにホワイトアスパラ、魚も肉も食べたいし.. 肉は鴨の胸肉にする。
鱒のマリネのアミューズもサービスしていただくが、オレンジをのせて木苺のソース.. おいしい!
オードブルはフランスのホワイトアスパラにパルマの生ハム、ベビーリーフがタップリ載っている。
ニコリ♪ めだいのソテーにベビーアスパラ、蚕豆、エリンギ等、いろいろな野菜、
サフランのクリーム仕立てのソース。 ニコニコッ♪♪
肉にもブロッコリーなどの野菜がついていて.. ここの料理はいつも野菜タップリでうれしい。
デザートは久しぶりにアーモンドのブラマンジェにして、あとはエスプレッソ。
銀座で用事があるのでワインは一杯だけにしたけれど、顔に少し出てしまった。
堪能した後、今日は四番町から銀座までの散歩はきつそうなので止めて、地下鉄で銀座に回った。
歩行者天国に着物の大人数の一団がいて写真を撮っている。
気候がよくなったからか、今日は他にも着物の方がたくさんいらした。
横目で見ながら通り過ぎて、松屋のきもの市を覗いたら、素敵な絞りの着尺を見つけてしまう。
しかも、随分安くなっていて、魅力的なお値段!
でも、危険な呉盟会(笑)にも行くのを止めたし、今日は流石に自制心が働く。
用事を済ませ、呉服屋に回って、仕立て上がった夏帯を受け取る。
更に日本橋でもコートを受け取ったが、今日はどちらも担当者がいず、ちょっと拍子抜け。(笑)
桜餅など和菓子を土産に帰宅した。
できれば、皆さんご紹介の展覧会に行きたかったのだけれど、混んでいるとの情報に、
気力、体力ともに足りず、諦めてしまった。 でも、やっぱり残念だわ。 |
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2008.4.10 [木] オペラ(魔弾の射手) |
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ウェーバーの「魔弾の射手」が新国立劇場で初上演されたので、初日に行って来た。
モーツァルトの魔笛を思い出すような音に、これがドイツらしさなのかと勝手に納得したが、
ジングシュピールのドイツ語の響が、言葉が分からないから同じような印象になるのかもしれない。
演出がドイツ人で、ドイツ人の森のイメージが少し分かったような気もしたが、
全体に少し暗い感じなのと、少し森らしからぬ印象もあったが、総じて分かり易い舞台だった。
それに、あの時代の宗教観が表れた筋らしいのが、何だかよく分かるような..
音楽がダメな私でも知っているような、懐かしいような気がする(笑)曲がアチコチにあって、
それなりに楽しんで聴いた。 音楽に強い友人には気になるところもあったようだが..
でも、2階の私の席の周りに空きが結構あって、このオペラは日本人好みではないらしい。(笑)
リバイバル公演だと演目によっては2階席に空きがあったりするが、
初上演なのに、何故? と少し不思議。
これと魔笛とどちらかと言われれば、私も魔笛を選ぶから、仕方ないのかしら?
それでも1階席はシーズンチケットの人も多いし結構ギッシリ入っていたようだが、
2階の様子には、これだから上演オペラの選択が難しいのだろうと、
レパートリー制を取っていて同じオペラの繰り返し公演が多い理由を変に納得した。
終演後、いつもの友人といつものように少し飲みながらタップリ食べたが、
私はいつもほどには飲めず食べられず.. と言っても、呆れるほどではなかっただけ。(爆)
イマイチの体調が続いていて、出かけるとき以外はゴロゴロ、グタグタしているのが悪いのかも..
それにしても、今日のオペラの話より勧進帳など今月の歌舞伎の話の方が多かったのがおかしい。
春先に一目ぼれした着物をおろす心積もりだったのに、体調と天候と両方が悪いので、
今日も洋服にしてしまったが、着物を着だしてからアクセサリーを使うことがグンと減ったので
たまには使わないとかわいそうだし、まあいいかと思うものの、着物を着そこなうのも心配。
あの着物はいつ着よう? 春のうちに着られるかしら? |
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2008.4.9 [水] 歯科診療の待ち時間 |
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治療した奥歯の詰め物が先月半ばに取れてしまい、いつまでも放っておく訳にも行かず、
どうせなら気になっている溜まってしまった歯石も取ってもらおうと、1日から歯科通いをしている。
久しぶりの歯科診療なので、近所の歯科を調べて某クリニックを選んだ。
予約制なのに、初日は15分待ちの1時間診療。 この日は詰め物を嵌めてもらうだけでなく、
今後の診療のために歯のレントゲンを取ったり全体チェックがあったので、時間がかかった。
2回目は35分待ちの30分診療で、下の歯の歯石を取ってくれた。
3回目の今日は、なんと予約時刻を過ぎること1時間余! 15分!の上の歯の歯石取りだけ。
大病院並みよりはマシかもしれないが、こんなに待たされるとはただただ驚くばかり。
以前、自由診療の歯科に通っていた時は、予約時間に行けば直ぐに診療で、
時間どおりに終了したので、その意識でいたからちょっと呆然とする。
それに、今日は待たされてもいいように読むものを持っていったのに、眼鏡を忘れて役立たず。
次回は、忘れずに読み物と眼鏡を持参しようと、しっかり脳裏に刻み込んだ。 |
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2008.4.8 [火] 歌舞伎(歌舞伎座 夜の部) |
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昨日からの雨の中、今日こそは..と歌舞伎座の夜の部を観に出かけた。
3階ながら中央1列目の通路側という滅多に取れない席に幕開き寸前に滑り込んだ。 ホッ..
昼の部もこの席が運良く取れたのに行き損なったので、今日は気合を入れた。
4時半開演に気合を入れないと行かれないのが、そもそも弛んでいるとは思うけれど..
目当ての「勧進帳」がやはりいい。 期待通りで、満足感一杯! 歌舞伎って好きだわぁ♪
またかの関と言われるくらい上演回数の多い勧進帳は、毎年のように観ている気がするが、
仁左衛門の弁慶に記憶がないと思ったら、歌舞伎座では21年振りだそうだ。
弁慶役者と言われる人もいるけれど、仁左衛門の弁慶は期待通りで、主に対する気持ちが
伝わってくる感じで、型もしっかり決まっていて、素晴らしく!! また観たいと思う。
玉三郎の義経は、白塗りの美形と小袖の華やぎがこの人らしくて、素敵な義経。
全体が暗めの落ち着いた色合いの中で、義経の小袖と弁慶の扇の赤が効いている。
勘三郎の富樫も仁左衛門と渡り合って、充実した人気役者の共演だった。
気になったのは、出の際の四天王が花道で関を破って通ろうという時に迫力がないような..
それにしても、人気役者が3人そろっての一幕に、観客の拍手が凄かった。
その前が、三津五郎の慶喜で「将軍江戸を去る」。橋之助の山岡鉄太郎とともに初役とのこと。
どうせ4月に観るなら、江戸を去ったという4月11日にしたかったと思うものの、
その日は既に予定があったので、致し方ない。
最後は井上ひさし原作の「浮かれ心中」。 勘三郎の主役で、時蔵、三津五郎などが共演。
幕切れの「ちゅう乗り」が初演と変わってサービス精神を発揮して「宙乗り」っぽくなっていると
思ったけれど、もしかしたら私の記憶違いで、初演もああだったのかもしれない??
勘三郎は楽しそうに演じていて、芝居としては楽しいし、勘三郎ファンにはいいけれど、
12年前の初演の時に思った通り、歌舞伎座で観たいかどうかには疑問がある。
こうなると、昼の部もやはり観たいものだが、今月の3階席は見事に売り切れで、
今更の一等席は懐に厳しいし.. 幕見にするか.. 諦めるか.. 思案のしどころ。
それにしても、チケットが取り難いのは分かっているのに、
折角取ったチケットを無駄にしたのがつくづく悔やまれる。(号泣)
雨の中、私はジーンズにセーター、カーデガンという極めてラフな格好で出かけたが、
着物姿の方も少なめながらいらした。
紬をお召しの方が多かったが、一つ紋付の色無地の方や小紋の方もお見かけした。
どなたのファンなのかしら? |
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2008.4.7 [月] 願! 体調回復 |
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気持ちのふわっと明るくなることを書きたいと思っているが、
どうも体調が悪くなると、楽しいこと、うれしいことへの遭遇が減るような気がする。
単に気持ちが後ろ向きになり勝ちで、楽しいことへの感度が鈍くなるのかもしれない。
今日も今年度から参加を希望している朗読サークルの総会だったが、
やはり出席できずに、家で過ごす羽目になった。
朗読教室の終了者対象のサークルで、講座には3分の2しか出席できなかったのに
入れていただけるようでうれしく思っていたが、スタートから躓いてしまった。
やはり何といっても健康第一!
前向きに暮らすためにも、もっと意識的に体調回復に努めないと..
明日は歌舞伎座の夜の部を観劇予定。
雨らしいから、着物は止めても、ともかくしっかり出かけて楽しんで来たい。
*****
ちびまるさんのお父様のクラス会のお話に、ホンワカうれしくなる。
お供するちびまるさんやお姉さまなど、お子さん方の優しさも素敵!
いいご家族だわぁ!
母はお父様よりほんの少し年上で、女学校のクラス会は2〜3年前にこれが最後と言っていた。
会えるうちに会っておきたいと出かけていったけれど、毎年何人か減っていって、
それまで参加されていた方々も出かけるのが大変になっての終了とか..
高齢になるということは、いろいろなことがあるのだと思ったものだったけれど.. |
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2008.4.6 [日] 歌舞伎座はもっぱら3階席 |
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歌舞伎座のチケットを無駄にしてばかりいる情けない話を書くもので、
体調と懐事情の両方のご心配をいただいたりして、恐縮しきり..
基本的に昼夜両方のチケットを毎月取っているが、頻繁に行くようになった頃から、
しかもパスすることが結構発生するようになってからは一層のことに、
余程のことがなければ、滅多に一等席は取らなくなってしまった。
安い3階席が殆どなので、4回行き損なっても、1等席なら1回分の料金で済んでいる。
尤も、行きそこなった回のチケットを再度取って出かけて、倍かかったりすることもあるし、
もったいない話であることには変わりないけれど..
歌舞伎会に入会の翌年から特別会員で、区分が細かくなってからはゴールド会員なので、
退職してからは、基本的に3階席の一列目のチケットが取れた日に行っている。
背の低い方は手すりが邪魔で3階の1列目はイヤという方もいらっしゃるが、
少し乗り出せば花道の七三も見えるし、中背の私には一列目がやはり断然いい。
たまに行く姉は、折角行くなら絶対1等席に限ると言うし、
私もたまにいい席にすると、高いだけあるわぁ!と見易さを実感するけれど、
庶民としては、いい席と回数は両立しなくて、3階席を選択してしまうことが多い。
見易さだけでなく、椅子の大きさも、席の前の空きも、まるで違うので、
1等席だけにできたら本当にうれしいのだけれど、なかなかそうはいかない。
それに1等席を取ったのに行き損なったときのショックは、3階席の時の比ではなかった。
そのうちには、回数を減らしてもいい席で観たくなるかとも思うものの、
今の私は、2ヵ月に1回いい席で観るよりは、毎月昼夜行く方がいいので、
まだまだ3階席が分相応というか、いいだろうと思っている。
と言いながら、パスしたのでは形無しだけれど.. |
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2008.4.5 [土] へこむ |
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今週はどうも体調が悪いので、いつものことながら無理をしないことにして、
家事は完全放棄、背中に火のついている片付けもせず、休養状態で観劇に備えていたのに、
今日もまたもや、歌舞伎座の昼の部をパスしてしまった。 本当にもう..
仕事を辞めた頃よりは多少は体調も回復してきたかと思っていたのに、
歌舞伎座の昼の部は今年に入ってから全滅なことに気づいた。(涙)
1月から4月まで全滅ってどういうことよ? と呆れて自分を叱るばかり..
残念だし、第一漸く取ったチケットがもったいないではないか..
こんな散財の仕方は早く止めたいと、へこみながら思う。
チケットを取るからには行くという強い意思が必要だと、自分に厳しく言い聞かせた。
*****
後で、アレッと思い確認したら、1月は歌舞伎座の昼の部にも行っていた。
ほんの少〜しだけ、ホッとする。 |
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2008.4.2 [水] 能狂言鑑賞+車窓からの花見 |
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書き込むのが遅くなったが、4月2日の定期公演に国立能楽堂に行った。
しびり(大蔵)と二人静(金剛)で、両方観たかったし、JRの車窓からの花見も期待。
週末にはすっかり満開だったし雨も降ったので心配していたが、まだまだ見事な桜を楽しめた。
見事に満開で、葉もまだ出ていないし、電車に乗ったままで観られるのが何よりうれしいと、
横着者の花見には最高だと喜んで、飯田橋から市ヶ谷あたりは外を見たまま堪能したが、
いつも乗っている人には当たり前の風景で、他に観ている人は殆どいなかった。
「しびり」は千作さんがやはり堪らない味! 短くて、15分では観足りないくらい..
立ち居がますますきつくなったようで、座ってから立ち上がる時に後見がしっかりついていた。
まだまだあの愛らしいおかし味を楽しませて欲しい!
「二人静」も1度観たかったので、うれしいけれど..やはりよく分からない。 トホホ..
でも、シテとツレの二人がシンクロで舞う見事さ!
お面をかぶっているので互いがよく見えないだろうに、なかなかよく合っていて流石。
二人道成寺などで歌舞伎では時折観るけれど、お能で観るのは初めてだが、
わずかなズレ、差も却って趣があっていい。 分からないものの、楽しい時を過ごせた。
着物で出かけたが、腕が痛むので(一度のマッサージでは無理もない?)、
出し易い、先日の演芸部オフと同じ着物・帯で、済ませてしまった。
白地に黒のグラデーション格子の市三郎の煌という雅生紬に、黒地の鳥獣戯画の洒落袋帯。
パール味の青磁色の台に黒地に真紅の小桜の鼻緒の草履。
天気がいいので、コートは単衣の透かし織の道中着にした。
渋い薄緑に渋い薄黄色のもので、春の気分がいっぱいで、天候的にも、ちょうどいい感じ。
帯締めも、オフの際に求めた道明の波の緒という白・藤・紺・青に金の入ったものに変えた。 |
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2008.4.1 [火] 3月の着物着用備忘録 |
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3月の着物着用備忘録。
3月7日 国立劇場(歌舞伎)他 小紋(総疋田絞り、緑) 組紐帯(白に緑・金など)
3月10日 新国立劇場(オペラ) 色無地(薄灰緑) 刺繍袋帯(煌彩花瑞鳥、黒地・金、多色の刺繍)
3月11日 歌舞伎座(歌舞伎) お召し(緑色、縞) 名古屋帯(綿イカット、臙脂・茶系)
3月13日 新橋演舞場(スーパー歌舞伎) 泥大島紬(黒・藍地に赤入り) 組紐帯(青・白色)
3月14日 龍田屋、他(結城オフ) 結城紬(灰みの茶、亀甲模様) 袋帯(臙脂色地、太子間道)
3月21日 国立能楽堂(能狂言) 大島紬(黒・青地) 名古屋帯(赤城紬・板締め絞り、青・白)
3月28日 国立能楽堂(声明、能狂言) 泥大島紬(黒地) 袋帯(銀鼠色、荒磯)
3月30日 鈴本演芸場、他(演芸部会) 雅生紬(白地に黒の格子) 袋帯(黒地、鳥獣戯画)
3月の着物着用は8回。
上旬は体調が悪く外出中止などもあって着物も着られなかったが、
中旬からは結構着ることができて、8回は我ながらよく着られたと思う。
着物も帯も毎回違うものを着ているが、同じ月内に同じ物を着なかったのは初めて!?
単純なので、少しうれしいような..
暖かくなってきたので、漸く好きな大島紬の季節になったとばかりに、3枚着ている。
他にも、結城紬と雅生紬を着ていて、やはり紬が多い。
あとは、お召し、色無地、絞り小紋が1枚ずつ。
正月からの柔らかもの着用がまだ続いているのが楽しい。これからも月一くらいは着たいなぁ..
上旬に着た絞りと結城オフに着た結城紬は、これで一区切りで、秋まで暫くお休み。
帯は、紬の絞り帯や綿イカット帯も締めているが、あとは袋帯ばかりになっている。
でも、刺繍帯も締めたし、組紐帯も2本、他もいろいろな洒落袋を締めている。
持っている帯も、名古屋帯より袋帯が多いし..OKでしょう。 |
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2008.3.31 [月] 指圧マッサージ |
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痛みに耐えかねて指圧マッサージに行ったら、なかなかの効き目で辛さが大分薄らいだ。
1時間の間、休むことなくマッサージしてくださったので、してくださるほうも大変だろうに、
あちらは指も腕も特に辛そうでもなく、生業とは言え、流石プロと感心する。
身体が硬いせいもあるのか、働いていた頃は肩も腰もこりがひどくて、
よくマッサージに通っていたのに、仕事を辞めてからは長らくご無沙汰していたら、
ここ数日肩と腕の痛みが強くなって、ついに首にまできてしまった。 腰も痛むし..
先週からバッグを持つのもつり革につかまるのも辛く、昨日は帯を締めるのがきつくなってしまった。
今日は我慢できないほどになったので、以前お隣さんに教えていただいた指圧マッサージに
SOSと相成って、1時間マッサージしていただいたら、随分楽になった。 PCのやり過ぎらしい。
近辺には中国(出身)の方でマッサージをなさる方が多いらしくチラシがよく入っているが、
今回うかがった先も、やはり中国からの方らしい。
1時間のマッサージのお陰で行く前よりは大分楽になったが、まだまだ痛む。
しばらく通わないと無理と言われてしまい、予想はしていたがガックリくる。
仕事もしていないで、PCのやり過ぎなんて、お恥ずかしい。(赤面)
何か遣りだすと止まらない自分自身が悪いので、いたしかたない。 治るまで通うことにした。 |
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2008.3.30 [日] 演芸部会 |
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演芸部初会合で上野の鈴本演芸場の早朝寄席に、頑張って(笑)出かけた。
真打は登場せず二つ目の勉強会らしく、4人で受付も担当しての1時間半の落語。
朝でなければいいのにと思うものの、木戸銭の500円は安いと思う出来で、楽しめた。
今日は、当り!だったようで、演芸部長はじめ部員の気合が効いたのでしょう。(爆)
落語の後の昼食が、フランス料理というのも微妙にミスマッチ気味なところ(?)が、楽しい。
着物の話やら発表会の話やらいろいろな話も楽しみながら、和気藹々にユッタリと食事できた。
不忍池の周りを埋める桜の木が満開で、まさに見頃の見事さに嬉しくなる程。
上野のお山の桜は何度か見ているが、桜の見事さを愛でるとともに、花見客の賑やかさに
閉口したこともあるが、不忍池の周りは喧騒はなく、なかなかいい見所だと思った。
不忍池の周りにあんなに桜の木があるのに今日まで気がつなかったので、うれしい驚き。
雨になったので花見はそこそこに、道明に寄って帯締めを拝見することになった。
あの狭い店で見るだけで買わないのは、お相手くださるお店の方に申し訳なく、何より残念。
で、結局、ついつい散財.. いいものだけれど高いのがツライわぁ..
持っている帯締めでトップクラスの高額な出費と相成った。 クシュン。
でも、気に入ったのだから買わないのも心残りだし、せいぜい楽しんで締めましょう。
雨が予報より早く降り出したのは少し残念ながら、いい部会を楽しんだ。
着物は、春らしく明るくしたいと、白地に黒のグラデーション格子の市三郎の雅生紬で煌。
黒地の鳥獣戯画の洒落袋帯。 帯に合わせて、長襦袢も鳥獣戯画にした。
伝統工芸作家の松山好成氏の薄紫に臙脂入りの伊賀組紐の帯締めに、薄紫に薄緑の帯揚げ。
パール味の青磁色の台に黒地に真紅の小桜の鼻緒の草履。
金泥バッグに、大島紬の雨コート兼用の塵除け。
着物と帯以外の小物は先日と同じで、少し手抜きの組み合わせになったが、
寄席終演時から雨がポツポツ降り出したので、コートの選択はよかったとホッとした。 |
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2008.3.29 [土] 桜としらうお |
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桜の頃にいただくしらうおは、春♪ を一層実感するけれど、今年も桜が早くて、
来週になると葉桜の心配があるので、来週の心積もりを変更して、てんぷらのみかわに行った。
小路に入る横の道が八重洲口から続くさくら通りで、行き帰りに見事な桜を愛でながらいただくのが
春の楽しみの一つ。 しょっちゅう通っていた頃にたまたま行き損なって葉桜になってしまって
少し寂しかったことがあるので、来週まで待つのは止めて今日にした。
今年のしらうおの食べ納めかしら? と思いながら、ニコニコいただく。
桜としらうおの組み合わせで食べたくて、静岡から新幹線で来られたという方がいらしたが、
互いに、そう!そう! そうなのよね! と同意しながら、いただいた。
なんでも今日はしらうおが河岸に殆ど入らず、洗いざらい入れてもらったというけれど、
この季節にしらうお無しでは寂しいから、よかったわぁ♪ と言い合った。
あと、めごちが入らなかったので、小さいけれどと、琵琶湖の稚鮎が出てビックリした。
稚鮎はぎんぽうと重なる5月からのもので、3月に食べられるとは思いもしなかった。
川では漁期があるけれど、琵琶湖には禁漁期がないそうで、この時期には初めて食べた。
久しぶりに夜に伺ったのでお酒も少しいただいて、締めはいつもの天丼でなく天茶を楽しんだ。
天茶は2年ぶりくらいになるかもしれないけれど、時には天茶もいいわあ! と思う。
ついでなので少し回り道をして、行き帰りに、八重洲口から茅場町まで、
桜を楽しみながら、昨日歩き損なったさくら通りを歩いた。 桜のトンネルが嬉しい。
特に丸善の横から八重洲口までは昨日の金曜日から明日の日曜日までさくら祭とかで、
歩行者天国になっていて、しかも丸善寄りの道路には花見用にダンボールを敷いてある。
まだ明るい行きにはさっと通っただけだったけれど、帰りはちょっと座らせてもらい、
日本橋プラザ前のバンドの演奏つきで、夜桜を楽しんだ。
明日も演芸部の落語・花見があるし、今年もいい花見が楽しめて、うれしいわぁ♪ |
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2008.3.28 [金] 桜見ながら2万歩 |
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午前中に用ができて日本橋に行ったら、日当たりのいい日本橋詰の桜が見事に満開!
日本橋三越の華道25周年記念という仮屋崎省吾の世界展で、更に花を楽しむ。
次に富岡八幡宮の門前市にいつも来る自然栽培の店でお米と黒米を買おうと行ったら、
残念ながら今日はお休みらしくどこにもいない。
でも、門仲に行くなら花見をしようと予定した通り、大横川の桜を楽しんだのでOKかしら?
昔の運河らしく大きい川では無いので、橋から見ると川の水と両岸の桜の景色が実に見事!!
何より人ごみが無いので嬉しい。 穴場!と思っている。
大横川の桜を端から端まで楽しんで、勢いで緑道公園の桜も楽しみながら家まで歩いて帰ったら、
既に万歩計は1万5千歩近くなっていて、少し歩くと凄いものと自分で感心する。
夜から国立能楽堂に行って、また少し歩いたので、寝る前に見たら2万歩を超えていた。
能楽堂に行く途中のJRの車窓から、飯田橋〜市ヶ谷のお堀の桜も楽しみたかったけれど、
6時頃にはもう結構暗くてあまりよく見えなかったのが少し心残り。
ともあれ、桜もタップリ楽しんで、たくさん歩いて、健康的な一日だった。
夜に予定があるのに午前中も予定が入って、宅配便を午後に変えてもらったため、
時間に迫られ、日本橋のさくら通りは諦めたのが残念。
健康保険で万歩計をもらったものの、使わずにいて最近使い出してから最高の歩数!
記録的かしら? |
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2008.3.28 [金] 声明、能狂言鑑賞 |
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能狂言鑑賞もあるが、高野山の声明を聴きたくて、〈特集・祈り〉の鑑賞に国立能楽堂に行く。
今日の声明は、真言声明の会による唄、散華、対揚、初めて聴くが心に染みて、ああいいわぁ!
声明解説が読みたくて、溜まってしまうので先週買わなかったプログラムを買う。
切符を取らなかった明日の声明の庭讃、理趣経も聴きたかったけれど、既に完売で残念!
後は、柿山伏(大蔵)と鵜飼−空之働(観世)。
柿山伏では、何といっても茂山あきらのシテ・山伏が楽しい!
葛桶に乗って、柿を食べる様子、柿主になぶられて、烏、猿、鳶の真似をするのが楽しい。
「キャアキャア」、「ヒイヨロヨロ」は普通だが「コカアコカア」が狂言独特で嬉しくなる。
鵜飼はシテの観世清和もいいが、地謡の梅若六郎の朗々とした声が素晴らしい。
アイは茂山七五三。 最近この人のアイをよく観るような..好きだわぁ。
終演後は今日も会った友と話しながら食事をする。 友人は明日の公演にも来るそうだ。いいなぁ!
五万石は満員で残念ながら入れず、近くのうどん処で、飲みながらあれこれつまみ、
うどんで締めて、二人して満腹満腹。 お店の方にも女二人の食べっぷりに感心される。
空模様が怪しくなってきたので、色大島をおろす予定は止めて、急いで着物を選んだ。
いろいろな柄の入った黒地の泥大島紬に、青みの入った銀鼠色の荒磯の袋帯。
伊勢紐の伝統工芸作家の松山好成氏の帯締め。薄紫に臙脂入り。
全体に地味になってしまって、もう少し明るい帯締めした方がよかったような..
草履は今日もパール味のある青磁色台に黒地鼻緒に真紅小桜模様入り。
今の桜の季節しか履けない(履きたくない)ので、あとしばらくはこればかりになりそう。
焦げ茶色の革に金と漆で模様付けした金泥バッグ。 茶色より金・黒のイメージのもの。
雨が心配なので、雨コート兼用に作った大島紬の黒地の塵除け。
途中から降られたので、予定を変えた今日の装いで正解だった。 |
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2008.3.26 [水] 歌舞伎役者からのラブレター |
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歌舞伎役者からラブレターがもらえます。 との書き込みに、私もやってみました。
本当に、大笑い。 馬鹿馬鹿しくて、楽しいです〜 クックック..
HNで尾上菊之助、本名で片岡仁左衛門から、もらえましたよ! |
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2008.3.24 [月] 久しぶりの寿司 |
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今日もまたまたいつものイタリアンに入れず。
今週というか来週の月曜日まで、つまり今月中はなにかフェアをしているとかで、
ソムリエが入って補助席もダメとのこと.. つまり2月、3月と2ヵ月も行き損なうことが判明。
こんなに行かれないのは、行きだしてから初めて..
先週入れなかった時に言ってくれれば期待しないで済んだのに..とボヤキたくなる。
だからというわけでもないが、最近すっかりご無沙汰していて、
このところ行きたいと思っていた近所の寿司屋に久しぶりに出かけた。
珍しく空いていたので、店長(兼専務)と話しながら、のど黒の塩焼きまで頼んで、
あとはつまみも寿司も、好みをよくご存知の店長にお任せして、タップリいただいた。
ここに伺うのは、というより寿司を食べること自体が、本当に久しぶり。
空いていたのに、段々に客が入ってきて予約の電話もあったりで、家で少しは片付けでもしようかと、
腰を上げた。 片付けなんて、飲んでいて無理..な気がしないでもなかったが..(汗)
それにしてもやっぱり日本人、お寿司も好きだわぁと実感。
もう少し頻繁に伺うようにしたいけれど.. 行きたいところばかりで、懐との相談が厳しい。(苦笑) |
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2008.3.23 [日] 住まいの自治会顔合わせ |
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住まいの自治会の役員は輪番制になっていて、来年度の役員が廻って来た。
新旧役員交代・引継ぎ会が近所のホテルのレストランであったので、参加してきた。
こちらに越して来てから直きにできたホテルだが、入るのは今回が初めて。
ビジネスホテルに毛が生えたくらい? のホテル。
出られない方もいらして参加者は30名弱。 和気藹々とランチを食べながら歓談した。
見知った顔もあるが、20年以上になるのに初めてお目にかかった方も結構多くて、
都会のマンション暮らしらしいと一人で納得。
参加者の顔ぶれに、20余年のうちに高齢化が進んでいることを実感する。
前回の当番の頃はフロア委員といって、連絡チラシの配布や回覧物などの世話だけだったが、
いつごろからか、自治会役員として自治会活動に携わるようになっている。
交通の便がいいので勤めている方が多く、会合は夜だが、自治会活動は殆ど週末実施。
体調次第なので不安もあるけれど、できることをしていくしかない。
案ずるより産むが安しといくよう願っていましょう。 |
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2008.3.21 [金] 能狂言 |
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能狂言鑑賞に国立能楽堂に出かけた。
今月の定例公演で、樋の酒(和泉)と百万(観世)。
樋の酒は万之介のシテ(太郎冠者)に、萬斎のアド(主)、そして小アド(次郎冠者)に万作。
要は主人の留守に太郎冠者と次郎冠者で酒を飲んでしまう狂言によくある話。
万之介は滅多に観ることが無いが、地味めながら、いい演者。
でも万作の陰になりがちで損しているような..
万作の明るさは狂言向きというか、やっぱりいいわ!
百万は、曲舞の舞い手の百万が生き別れの子を探し物狂となってさまようが、
隅田川などと違い再会できるので、終わりが哀れでなくてどこかホッとする。
謡や舞の百万の芸尽くしが見所というのに、やっぱり分からない.. でも楽しく鑑賞できた。
天気のせいか着物の方は今日もチラホラ.. 友人も昼間の用事のせいで洋服だった。
夕方からの公演で雨は止んでいたものの、また降るかもしれないと思い、私も予定を変更し、
濃い色の大島紬にした。黒と青色の地色に赤花入りの七宝華文。
赤城紬の名古屋帯を合わせた。板締め絞りの草木染で、青地に絞りの白。
紺・臙脂色の撚り房の帯締め。 少し明るく、銀鼠色に梅を織り込んだ帯揚げ。
パール味の青磁色の台に黒地に真紅の小桜模様の入った重ね芯の鼻緒の草履。
黒色の大島紬の塵除け。 |
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2008.3.20 [木] 風邪? 花粉症? |
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喉が引っかかって、ちょっと不安。
このところ、風邪なのか、ついに花粉症発症なのか、という体調。
時々のくしゃみの頻度が少し多くなってきたみたいで、鼻も少しムズムズ..
皆さんの日記を拝見しても、風邪の方も花粉症の方も多いみたい。
こんなところで、付き合いよくしたいわけなどないのだけれど..(笑)
水曜日の朝から、右肩が動き難くて、時々痛みが走る。
40肩も50肩もとっくに済んでいるはずだし、どうも寝違いらしいけれど、
日頃の運動不足・筋力低下がこんなところにも顕著に出てくるようになったのか.. |
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2008.3.19 [水] クックック |
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あらあ! 私だけじゃないんだわぁ!
って、少しホッとした反省シリーズの落ちでした。
私も以前、と言ってもここ1年以内、もしかしたら半年以内?に
同じような状況で、帰ってからギョッとしたことがありました。
ついつい、歳のせいかしら? と後ろ向きに思っていましたが、なぜかホッとする一方で、
あの時のギョッとしたショックを思い出して、一人でクックック..と笑ってしまいました。
笑うのは、心身の健康によいようですから、自分の反省も含め、いい落ちでした。
今日は特に、仕立てあがった木綿の着物が、琉球絣と薩摩絣なので広衿でと確認して頼んだのに
両方ともバチ衿になっていて、直してもらうものの、少しガックリきていたところでしたので、
笑えて嬉しかったです。 |
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2008.3.18 [火] ワクワク |
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花兎さんの反省シリーズ、ワクワクと楽しみに読ませていただく。
他人事(スミマセン)なので、思わぬ展開が、すご〜く楽しみ! 続きが待ち遠しい。
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ちといちさんのメモのご旅行の予定? に旅心を誘われる。
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ふうままさんの、陣馬〜高尾のハイキング、季節もいいし、楽しそう!
日頃歩かない私は足手まといになるだけで無理は承知だけれど、行きたいなぁ!
次の機会にお供できるように、足腰を鍛えたいと思ったほど 魅・力・的! |
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2008.3.17 [月] 自転車で2時間 |
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来年度の講座の受講手続に自転車で出かけた。
申込多数でダメだった講座もあったけれど、受講可能との連絡が多くてうれしい。
私は変わり者ってことなのかしら?と思うほど定員に満たなかった教室に申し込んでいた。
2箇所のセンターを廻って手続をして、更に分館の場所を確認して来た。
分館案内図をもらったが、コピーを繰り返したらしく肝心の通りの名が黒くつぶれて読めず、
住所表記を見ながら走り、地図と見比べ、何度も聞いて、苦労したが、漸く場所も分かってホッ..
教室初日だったら、どんなにあせったかしらと、前以て場所を確認した自分を誉めた。(笑)
ラーメン店のこうかいぼうでの昼食休憩をはさんで、2時間近く自転車に乗ったので、
家に戻って座ったら疲れがドッと出てきた。
ベランダに出ただけだった昨日の分も運動できたでしょうし、
いい運動になったわ! と思うけれど、やっぱり少しダルイ.. 健康的でも、疲れたわぁ.. |
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2008.3.15 [土] フランス料理、呉服、紅花染め |
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昨日の結城満喫で心地よい疲れが残っているが、用事があるので頑張って出かけることにした。
どうせ出かけるならと、フランス料理の大渕座のランチに入れていただいた。
大分遅い時間に入ったのに、まだまだ大勢の客がいらした。 今日は大忙しだったとか..
で、メニューの料理がなくなってしまって、他のものでもいいかと聞かれ、勿論お任せした。
まずはオードブル5種で、野菜の白ワイン煮、ホタテとひらめのパテ、海老と白アスパラの
カレークリーム和え、ウフブイエ、オリーブオイルをかけたフルーツトマト。
ワイン煮なら私でも作れないかしら? 作れたら、家でワインが進みそう。
これに、あと一品あれば、家での食事はそれだけでOKみたいな感じ。
次は西洋たんぽぽのミモザサラダ。春を感じる一皿で、またこの季節が来たのだとうれしくなる。
微かな苦味が何とも言えず、軽く炒めたベーコンとの相性がすばらしく、頬が緩んでくる。
メインは鰯のパン粉焼き。 まずはそのままいただいて、次に添えられたレモンをタップリ絞って、
次はまたそのまま、最後にもう一度レモンを今度は軽く絞ってと、いろいろにいただく。
レモンを軽く絞ったのが、味も殺さず風味もあっていちばんおいしかった。
チョコレートケーキと苺のタルトの盛り合わせに、エスプレッソ。
昼の銀座で食後は他の用事があるので、ワインは1杯だけにしたが少し飲み足りないような..
それに、もう少し食べたいような.. 大食漢だわぁ!と自分でも思うけれど..
近くのらくやさんを覗いたら、そばのフェニックスホールで明日まで催事を開催中で、
お買い得品もあると伺い覗いてみたら、ああ! 合わせ易そうな素敵な夏帯を見つけてしまい、
ついつい.. お店に戻り仕立てをお願いして、次の用事までまだ少し時間があるので、
もう一軒に寄ったら、紅花染めの職人さんが来ていらした。
まだお若いが、ご実家が紅花染めを復活させたお宅だそうで、子供の頃から馴染んでいて、
更に京都で数年間の修行もなさったとか.. ハンカチで紅花染め体験をさせていただいた。
折り畳んだり絞ったりしたのを染めてくださったが、発色の過程がよく分かって、寄ってよかった。
紅花液に酸を加えて染める。何度も繰り返していると色が布に移っていく感じで、段々染まっていく。
クエン酸を触媒に使ったので、家では薄いお酢の液に浸けてから水洗いして色止めするようにと
教えていただく。 触媒に使ったものと違う酸に浸けると、色止めになると初めて知った。
染める方には初歩的知識だろうが、何もしない私には新しい知識。
また、酸にもいろいろあるので、何を使うかで色合いが変わるそうだが、これは私にも当然に思える。
用事を済ませた後は、日本橋三越に廻って、京と江戸有名老舗きものと帯大競演 を覗いた。
川島織物の綴帯の素敵なこと! でもあれくらいすると買えるはずも無く、気楽に眼福を楽しむ。
千總で素敵な訪問着と小紋を見つけて.. でもやっぱり買えないわ。
最後に寄った大丸のながもちやで泥大島紬の着尺を見せられて..
大島紬の着尺は手許に何反もあるのに、ついつい.. 大島病? 困った病だわ。
おやつに和菓子を買って、帰宅。 |
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2008.3.14 [金] 結城三昧 |
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結城オフに参加し、結城三昧の贅沢な1日を楽しんだ。
遅れずに行かれるかが不安だったけれど、案ずるより..で、着物も着ることができ、無事小山着。
その後は、お世話くださった龍田屋さんで作ってくださった行程表の
『つむぎの里「結城」満喫オフ会』が正に名は体を表して、結城を満喫した素晴らしき1日。
屋号は龍田屋で、社名は藤貫株式会社.. 社長の藤貫さんを始めとして何人もで
ご案内くださったが、お仕事に差し障りは無かったかしら.. と少し心配にもなるくらい。
龍田屋だけでなく、見学させてくださった生産者の皆様方の全てが気持ちのよい対応で、
ああ! 結城って、いい土地だわぁ! と、大島紬大好きな私も、結城ファンになって、
いつか、本物の!!結城を身に纏いたいと思った。 問題は懐事情のみ。(笑)
整理工場の柳田さんでは、雨模様で湯通しの実演は拝見できなかったけれど、
結城紬・縮についての説明をタップリ伺えて、結城についての知識量が抜群にアップした。
20歳から50年近くつむいでいらっしゃるという塚原さんの糸つむぎは、滑らかに細い糸に
つむいでいくスピードの速さと節の無い糸の細さと均一なこと.. 優しいお人柄にもほんわりと..
そして機場見学で伺った添野さん。結婚して結城に来るまで織ったことがなく最初は大変だったが、
今は機織りが好きで楽しくて一日中織っているとニコニコおっしゃるお顔の素敵なこと..
渡邉染店では、地糸が見えないほど細かい絣くくりを染められた糸に溜息、
叩き染めの実演、そして作業中の煮染めの手際のよさ、使い込まれた道具の見事さ..
その他の何もかもが、素晴らしく、これで結城ファンにならないはずが無い!!
幹事のくにえさんがアレンジしてくださったお昼のイタリアン、おやつのケーキも
結城って田舎なんかではないわ! というおいしさ。 食いしん坊の私も流石にお腹一杯!
夕食はご一緒できずに少し残念ながら、着物だけでなく食も楽しんだオフだった。
着物は石下の結城紬。松煙染で灰みの茶色。総柄のモダンな亀甲模様。
帯は洒落袋帯。臙脂色地に金・肌色等の太子間道。
生成りで片方に深緑の入った五島紐の帯締め。 帯揚げは、暈し入りの鶯色の「幻雪」。
雨コートに雨下駄、和傘。
結城の着物も帯もできればいつか欲しいけれど、参加の皆様の帯にもいたく刺激され、
紬の使い勝手のよい、素敵な帯に出会いたい! 1本欲しいわぁ! と思う。
幹事のくにえさん、ご一緒くださった皆様方、そしてお世話くださった龍田屋さんの藤貫氏、
更に、見学させてくださり、ご説明も分かり易かった生産者の方々にも 感謝の気持ちで一杯の
本当に中身の濃い、結城三昧! 真楽の着物探訪オフのすごさ、素晴らしさを実感♪ |
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2008.3.13 [木] スーパー歌舞伎(ヤマトタケル) |
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澤潟屋一門のスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」を観に新橋演舞場に行く。
主役がダブルキャストなので、右近の方にして、今日の夜の部の席を取った。
今まで何度か観ているが、再演を重ねて練れてきたような.. 楽しく観られた。
右近は現代劇でも、右近は右近!という感じだが、やはりスーパー歌舞伎は合っているような..
台詞回しが独特で、師匠の猿之助に似ている気がいつもしてならないけれど..
スーパー歌舞伎向きと言えば、何といっても笑也で、キレイだし、生き生きとしている。
歌舞伎の古典ものでは気になる台詞回しも問題なく、スーパー歌舞伎の落し子だわ。
猿弥は夜の部では帝も演じていて、3役の大奮闘だが、いつもながらいい役者だと思う。
笑三郎もいいし、段次郎も随分上手くなっているし、役者が育つ環境なのでしょうね。
銀座三越に寄って、教えていただいた日本橋玉ゐの穴子箱飯を夕食に調達。
今まで何故気が付かなかったかと思ったら、やはり月曜日までの期間限定だそうで、
教えていただいてよかった。 今度はお店に行って食べてみたいわぁ!
暖かくなってきたので、久しぶりに大島紬を着た。 大島好きなのに今年は今日が初めて。
黒に藍の絣の泥大島紬で、赤い絣の花模様も入ったものにした。
帯は、組紐の創作帯で、青・白色。
着物に少し赤が入っているので、派手にならないように、帯は着物の地色に合わせて青にした。
帯締めは、伝統工芸作家の松山好成氏の伊賀組紐で青色。空色入り。
帯揚げは、錆朱。 全体を青で揃えたので、着物の赤い模様に合わせて色を注した。
草履は、黒色の台に黒と白の五嶋紐の鼻緒。 緯ソウの大島紬の塵除け。
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明日の結城オフに備えて、着物だけそろえたら、もう寝ないと..
結城紬見学はとても楽しみだけれど、起きられなかったら..と思うと恐怖。(苦笑)
思考は現実化すると言うから、着物を着てニコニコ駅に立っている自分を想像して寝ましょう。 |
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2008.3.12 [水] ホッ |
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先月末の、のりんさんの日記の風変わりな夢に登場した真楽のMさんについて、
のりんさんには相撲部会と新年会でお会いしてお話したものの、
まだお知り合いになったばかりなので、まさかとは思いながらも、イニシャルは該当するので、
興味津津だったけれど.. やはり違ったようで..
真楽の方の夢に登場するのは、そんな日が来るとしても、まだまだ先のことでしょうねぇ〜
それにしても、奇妙な、現実には起こりえないような夢を見ることって確かにあって、
ギョッとして目が覚めたり、後でおかしがったり.. 結構後を引くのですよね。 |
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2008.3.11 [火] 歌舞伎(歌舞伎座 夜の部) |
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歌舞伎座の夜の部を観に行った。 先月は昼の部は全部、夜の部も前半をパスしてしまったし、
先週行くはずだった今月の昼の部もまたまたパスしてしまって、なんだか久しぶりの感じ。
そのせいか、歌舞伎はやはりいいわぁ! 好きだわぁ! と再認識したような..
「鈴ヶ森」、夜の部メインの藤十郎の喜寿記念の「京鹿子娘道成寺」、そして「江戸育お祭佐七」。
何より、「道成寺」の藤十郎の踊りが喜寿とは思えないような若々しさで、お見事!
藤十郎の声というか台詞回しというかがあまり好きではないのだが、今日は素晴らしさに感服!
圧巻!! で、素直に脱帽。
所化に、息子の翫雀、扇雀、孫の壱太郎、虎之介、そして、松嶋屋の進之助、孝太郎、愛之助が
ずらっと並んで、喜寿を寿いでいる。
更に、團十郎の押し戻しつき。 国性爺合戦の和藤内を思わせるようないでたちで、
稚気のある團十郎に合っていて、楽しかった。 押し戻しは滅多に遣らないとは言え、
前にも観たことがあるはずなのに、殆ど記憶になかったが、今回、漸く印象に残ったような..
「鈴ヶ森」は、芝翫の権八がとても10代の若者には見えず、特に動きが遅く無理がある。
立廻りはだんまりで行うのでスローな動きが多いとは言え、走りも歩いているようにしか見えない。
人間国宝の方々など、高齢の重鎮達の役の選択は難しいと今回もまたまた思う。
「江戸育お祭佐七」は菊五郎の佐七に、時蔵、仁左衛門、錦之助等で、それなりに楽しいものの、
今日の「道成寺」のあとでは、印象が薄い。
今日の着物は普段に気軽に着るつもりで作ったお召し。 緑色の鰹縞の仲間のような縞。
茶系の印象の、茶・赤・青・黒等いろいろの色の入った、綿のイカット帯を合わせた。
帯締めは、渋めの黄土色に、一部渋い黄緑が入った片方が2本に分かれたもの。
帯揚げは、渋い若緑に黄色と白の縞の入ったもの。
草履は、黒色の台に黒と白の五嶋紐の鼻緒。
今日は暖かく、袷のコートでは暑そうなので、緯ソウの大島紬の塵除けをおろしたが、
やはり単衣のコートでよかった。 これから暫くはこのコートの出番が多くなりそう。 |
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2008.3.10 [月] オペラ(アイーダ) |
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ゼッフィレッリ演出のヴェルディのオペラ「アイーダ」の初日公演を新国立劇場で堪能した。
観応え、聴き応えのある、久しぶりに文句なしの、素晴らしい公演♪
華やかな演出なのに、歌手にしっかり歌わせていて、ここのレパートリーの中で最も秀逸だと思う。
第2幕の本物の馬まで出る凱旋の場の華やかさ、一転して第3幕と第4幕では
落ち着いた雰囲気の舞台装置の中での、主役達の歌・声の素晴らしさ.. 歌手が気持ちよさそうに
思いっきり歌っていて、聴いているこちらも惹きこまれる感じで、溜息が出そうなくらい。
他のオペラの演出もこれくらいいいものだと嬉しいのに..と友人と異口同音に..
これだけのグランドオペラは、オーケストラ、歌手、ダンサー等の全てが大掛かりになるので
上演が難しいのか、劇場開場時の公演以降、今回の10周年記念公演まで、再演は5年前に
1度だけで、5年に1度の公演ということになるが、それだけにチケットが取り難い。
しかし観る・聴く度に満足するので、頑張ってチケットを取るだけの価値はある。
初演、再演、そして今回の公演と、私は幸いに3回とも観る・聴くことができたが、
今回が一番席が悪いのに、一番印象深く楽しめたように思う。
この劇場ができる前は、オペラは何度か引越し公演に行っただけだったが、10年前の開場から
殆ど全公演を観て来たので、少しは楽しみ方が分かるようになったのかもしれない。
ただ、舞台転換と、何より歌手の喉を少し休ませるためなのか、幕毎に休憩があって
上演時間が4時間なので、6時半開始で終演は10時半を回っていて、その後カーテンコールで..
真っ直ぐ帰宅したが、着物等をハンガーに吊るし終えたら、もう日付が変わっていた。
アイーダ公演に敬意を表して、でも席が余りよくないので、刺繍帯を合わせて色無地を着た。
本茶四度染の寿光織の色無地で、薄灰緑(薄青磁色?)。 帯は袋帯然したのは止めて、
でも華やかな、金を散らした黒地に多色で亀甲取り瑞鳥紋の「煌彩花瑞鳥」という刺繍袋帯。
薄い瓶覗のような色に一部に薄い朱・黄・藤色等の入った五嶋紐の帯締めをおろした。
銀鼠色で、いろいろな花の入った雪輪が飛び柄で入った帯揚げ。
銀台に藤・金・白色の五嶋紐の鼻緒の草履。 |
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2008.3.9 [日] フランス料理 |
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40数時間眠れずにいたので、昨晩はあっという間に寝付いて、今朝は早朝に快適な目覚め。
いつも、こういう時間にこういう目覚めができたら、うれしいわぁ! 頑張ろう。
フランス料理を食べに麹町のオーグードゥジュールへ行く。
ここは、花見時には近くに名所があって、帰り道に楽しむことが多い。
市ヶ谷のお堀堤から靖国神社までと、半蔵門に出て千鳥ヶ淵か皇居北の丸公園を抜けるのと、
気分でいろいろ楽しんできたので、実は、月末頃にお花見を兼ねたオフ会のお誘いでもしようかと
心密かに思っていたのだが、演芸部のお花見オフの発表があったので、今年は見送ることにした。
オードブルは軽くソテーした鮭で、フランボワーズソース。苺のソースに季節感を感じて選んだ。
外はこんがり、中は半生の結構大きな鮭の切り身に野菜もタップリで、ソースも優しい味。
メインの魚料理としても出せるのではないかと思うが、半生なので遠慮?しているらしい。
魚はめだい。ベーコンのソースが、ベーコンのイメージより軽めで、食べ易い。
肉は豚のパルマンティエにした。 豚の挽肉にジャガイモを載せてオーブンで焼いたもの。
レンズ豆を敷いて、これもいろいろな野菜が添えられている。 以前食べたものより少し軽め。
デザートは久しぶりにプラムのパーブルトン、バニラアイスと果物添え。 いつものエスプレッソ。
今日も、おいしいものをタップリ食べて飲んで、元気いっぱいになる。
白ワインの前に、サービスシャンパンをいただき、デザートワインにソーテーヌもサービスして
下さったので、ちょっと酔いを感じていい気分に.. アミューズの生ハムも嬉しかったし..
当日無理を言って入れていただく(入れないこともあるけれど..)上に、いろいろなサービスも
していただいて、いつも少し申し訳ないような気もしながら、でもやっぱり嬉しい。
銀座に出て、メルサのオキシバーに寄るが、酸素量が事前事後ともいつもより少なかった。
しっかり眠ったのに、何故? 飲んだ後だから?
呉服店に寄って、気になっていた着物を受け取って帰った。 |
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2008.3.8 [土] てんぷら 呉服と展覧会 |
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また、まる一日以上眠れないまま.. 飲んだら持ちそうもないので、
昼時でもつい飲みたくなるフランス料理は止めて、昼には飲まないてんぷらのみかわに行く。
先客が皆さんゆっくりだったようで、次の席待ちの客が結構大勢待っていた。
私が座ってからも店内は大忙しで、店主の早乙女氏は集中して手際よく揚げていく。
いつも通り、揚がってくるのをホクホクしながら黙々といただく。
季節物のしらうおが随分大きくなっていて、季節感を実感。 数も多くなって、うれしいわぁ!
落ち着いた頃から、早乙女氏と話をアレコレしながら、更にパクパク..
堪能した後は、いつも通り日本橋まで歩き、デパートの呉服拝見と展覧会巡り。
高島屋と三越で、またも素敵な着物と帯を見つけるが、手の出ない価格なのを幸いに(笑)、
宝くじがあたったら..と担当の方と笑いながら、眼福を楽しむ。
「千住博展」、「ヨーロッパ絵画名作展」、「上村淳之展」と趣の全く異なる展覧会をはしご。
最近はデパートの展覧会が殆どで、美術館の展覧会はつい行きそびれている。
ルーブル展は2月までの期限付き招待券を貰ったのに、結局行けなかった。
今も行きたいところがあるものの..
銀座に回って、漸く入ったきものブラシを受け取る。
次の店では案内の来ていた結城の無地のあまりの安さに、またも..
昨日雨で延期した受け取りは、今日も時間切れでダメ.. 明日にでも出直さなければ.. |
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2008.3.7 [金] 観梅、天真庵、歌舞伎(国立劇場) |
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今日は国立劇場の歌舞伎鑑賞教室。
6月と7月の歌舞伎鑑賞教室は長年続いているが、3月の教室は初めての開催。
半蔵門に行くなら、地下鉄で1本の天真庵に寄りたいと思っていたら、夕方からは雨らしい。
昨日一日寝ていたせいで、今日はとんでもなく早い時間から起きているので、雨の心配のある
夕方よりは歌舞伎鑑賞前に行くことにして、その前に亀戸天神の満開という梅を観る事にした。
バスで近くまで行ってから歩いたのだが、なんと反対方向に行ってしまい、
結局3倍の距離を歩くはめになった。
以前に行った時とは、歩き出す始点が違うのに、以前と同じ感覚で歩いてしまったせいで、
調べていかず適当に思い込みで歩いた自分が悪いのだけれど、
バスを降りてから天真庵まで着物で結局1時間の長い散歩になった。 流石に汗がじんわりと..
運動不足解消に一役買ったと思えば、それもOKかしら..?
梅は、紅梅・白梅とも見頃だったが、藤で有名な庭では咲いていない藤の存在感が大きく、
少し寂しい感じがした。 梅の木の本数だけでなく密度も印象に大きく影響するのだと実感。
天真庵では、蕎麦だけでなくあれもこれも食べたい食いしん坊の私は、昼のお酒は遠慮して
花膳をお願いし、そばがきぜんざい・ざるそば・ケーキに、黒豆茶と珈琲をいただいて、
大いに満足しながらも、やっぱりお酒も飲みたい気分..
でも、赤い顔して国立劇場に行きたくないし.. 我慢我慢..
カウンターの先客の方々とお話しながらおいしくいただき、その後は庵主とお話してから失礼して
急いだものの、押上から半蔵門まで15分くらいかと思っていたら20分以上かかる上に、
電車の間隔が結構あって、半蔵門駅に着いたのが開演時間。 少しノンビリし過ぎ..
歌舞伎は、宗之助の解説と、芝雀の葛の葉と種太郎の保名で「芦屋道満大内鑑」の葛の葉の段。
芝雀の葛の葉は前半はよかったのに、奥座敷では狐の身軽さが足りず、何より和歌の筆が..
親の雀右衛門はもっと上手かったのに、どうして? というくらいの出来。
曲書きの上手下手で印象が随分違ってくるので、もう少し練習が必要よねぇ〜
それに、種太郎は随分頑張ってはいたものの、10代の若者にこの保名役は無理がある感じ..
初めての3月の鑑賞教室の広報不足だったのか、期末試験や入学試験等のせいなのか、
今日は平日なのに学生がいず、大人ばかりだった。
着物の10名近くのグループがいらしたが、年配のお姉さまのしきりで(?)初観劇らしかった。
着物は、緑色の総疋田絞りの小紋に、白に緑・金などで編まれた組紐の袋帯を合わせた。
帯締めは中央が深緑で端が灰色の五嶋紐、帯揚げは薄桃色と肌色に絞り等の入ったもの。
全体を緑で揃えたので、帯揚げだけは少し色目を変えてアクセントにした。
この絞り小紋は今日で秋まで着納めかしら? そろそろ、また大島紬を着たいし..
天真庵の先客に帯を誉めていただいて内心ちょっとニコニコ.. 我ながら、単純だわぁ!
天真庵に先に行けたので、まだ雨が降っていなければ帰りに呉服店の何軒かに寄って、
仕立て上がりの着物やガード加工の仕上がった着物等を受け取りたいと思っていたけれど、
終演時にはもう雨になっていたので、銀座は止めて真っ直ぐ帰宅。
亀戸天神、天真庵、国立劇場と回った後に、更に銀座に行こうと言うのは予定が多すぎる?
夜は仕事帰りに寄った息子と、ワインを飲みながらノンビリする。
息子とはピッチが違うので、私は2杯しか飲めないうちに空っぽに..
もう1本は多すぎ..?と、そこで終了して、息子は帰って行ったが、
私は眠くなったのに寝そびれて.. 探したらロイヤルサリュートが少しだけ残っていた。
もったいない気もするけれど、これ幸いと寝酒に飲むが、やっぱり眠れない..あ〜あ.. |
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2008.3.6 [木] 出遅れ |
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ダウンしてしまい、歌舞伎座の昼の部の観劇をパス。(涙)
着物まで決めて、用意していたのに..(号泣)
一日寝ていて、チェックした時には、なんと演芸部が発足していて、もう定員オーバー。
半日もしないで、満員とはひど〜い..(笑)
それだけ落語好きな方々が多いのだと改めて認識した。
今月は国立演芸場の落語もチケットを取りそこなったし..
一人寂しく(爆) 寄席にでも行ってみようかと思うものの、
まずは、チケットをとってある公演に行くのが先なのよねぇ〜
それから、行きたいと思っていた川越唐桟の百反百柄展も思いついたときには、終わっていて、
行き損なってしまった。 手帳にもカレンダーにも書いておかなかったのがイケナイ。
体調と相談しながらだから、あまり無理しても仕方ないけれど.. |
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2008.3.5 [水] 確定申告終了 |
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今日、税務署に申告書を提出して、確定申告は無事終了!
高額医療費と住宅ローンの還付請求などで何度かしたことがあったものの、
長らく人任せだったので、自分で書類を作成するのは結構面倒くさい。
長〜く勤めていたので、その間は保険料の必要資料だけ提出すれば、
年末調整で源泉徴収してくれて、確定申告は殆どしたことがなかった。
退職してはじめての確定申告の昨年も面倒ではあったものの、今年に比べれば単純だった。
今年は源泉徴収票も数枚で、その他もあって、作成がなんとも面倒だった。
国税庁のHPで申告書が作成できるので大分楽だとは思うがが、
プリンターがないので画面を見ながら手書きしたら、画面と書類が同一ではなく分かり難い。
説明書に従って作成・計算するのは大変だろうと思う。
でも、源泉徴収票をもらっても納税の実感は少ないが、確定申告だと税額を意識し易い。
皆が確定申告になったら、税金の使われ方に関心を持つようになりそう..といつも思う。
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7日に息子が寄ったので話したら、私の探し方が悪かっただけで、
書類通りの画面もあったことが分かった。
ちゃんと探さないからだと叱られて(?)しまった。 |
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2008.3.3 [月] 朗読教室終了、講座申込、等 |
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朗読教室の最終日なので、兎も角参加しなくては..と頑張って出かけた。
教室内のミニ発表会で、今日の参加者14名が1人ずつ朗読して講師の寸評を受けた。
皆さんの朗読が去年の4月と比べると、格段に上手になっていて、感心しきり..
でも、私はいつものことながら、高めの声をしっかり出し、声を張るように言われて、進歩なし!?
来年度は新規の方優先なので、今年の参加者が入るのは残念ながら難しいらしい。
で、教室終了者のサークルに参加申込をしたが、皆さんも結構申し込まれた様子。
その後、今日が申込最終日の来年度の教室の申込をし、こうかいぼうのラーメンで昼食を済ませ、
他のセンターにも行って申し込んだが、参加できるかどうかは先にならないと分からない。
いろいろ申し込んでみたので、きっとどれかは..
2つのセンターを自転車で走り回り、更に税務署にまで行って遅まきながら確定申告の用紙を貰い、
しかも2つめのセンターに行くのは初めてで迷って走り回るおまけ付きで、少し疲れて帰宅。
全く寝ていないのに頑張って自転車で出かけて、あちこち走り回ったので、
帰ってきて暫く動いていたら堪らずにダウン.. 目が覚めたら真夜中だった。
そう言えば、今日は雛祭りなのに、な〜んにもしなかったわ。
お雛様も結局出さないで.. ゴメンナサイ.. |
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2008.3.2 [日] 家で鍋 |
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金・土・日と全く予定なし..なのに、月・火・水と同じように、何もせず。 ただダラダラと..
心積もりでは、この週末は食事をしにいつもの店に行くはずだったのだけれど..
予定がないと、家で何をするでもなく、無為に時間が過ぎるばかりなので、観劇の予定が
いろいろあるのも、健康的にはいいことだわぁと遊んでばかりの自分を正当化。(苦笑)
昨日今日は家から一歩も出ず、食事も適当に済ませていたら、
夜になってやってきた息子が、少し飲みたいとか言いながら日本酒を探している。
丁度買ったばかりの飛良泉の純米吟醸があるので、日本酒を飲むならと、鍋にした。
と言っても、賞味期限が心配な豆腐と野菜・きのこだけで、湯豆腐に毛が生えたくらい>笑
鍋の準備をする間に、鮭巻昆布と漬物で、飲み始めていた息子の食べること食べること..
メタボの心配より痩せすぎが心配な息子だから食べるのはいいのだけれど、
夕食は済ませたと言うのに、禄に食べていない私の分を残しておいてよ! とつい言ってしまった。
締めにうどんを1束茹でたが、まだ食べたいらしい。 で、結局3束食べてしまう。
高校生・大学生の頃は驚くほど食べたのだが、最近は流石にあまり食べなくなったと思っていたが、
まだまだ見事な食べっぷり。 日本酒も当然のように空っぽに..
私はご飯も1杯食べたのに、うどんも少しご相伴して、久しぶりにしっかり食べられた。
2人でノンビリ飲みながら鍋をつついていると、ユッタリした気分になって、
やはり冬の鍋はいいわねぇ!といつもの話で収まって、夜更けに帰って行った。 |
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2008.2.29 [金] 2月の着物着用歴 |
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2月の着物着用備忘録。
2月11日 日影茶屋(新年会) 訪問着(辻が花模様、灰藤色) 袋帯(寿草繁栄文、引箔)
2月14日 国立劇場(文楽) 結城紬(亀甲模様総柄、松煙染) 袋帯(太子間道、臙脂)
2月22日 新国立劇場(オペラ) 訪問着(絵羽江戸小紋柄、甘茶色)名古屋帯(総疋田絞り、黒地)
2月28日 国立能楽堂(能狂言) 訪問着(絞り、灰色地) 袋帯(加賀浪漫・南天に鳥、墨色地)
2月の着物着用は4回。
先月下旬からの体調の悪さが続いて、今月も上旬は外出中止も多く、着物は全く着られず。
新年会からはどうにか着られて、4回になったので、まあまあ..
1回は季節ものの結城紬を着たが、他の3回は訪問着ばかりになった。
1昨年に再度着物を着始めてからは、紬やお召しが主で、柔らか物はあまり着ていないのだが、
このところ、柔らか物の「絹を纏う」感じを思い出し、そのよさを見直し(感じ直し<笑)ている。
訪問着は着ようと決めないとなかなか着る機会がないので、真楽の新年会で着てから、
意識的に訪問着を着てみた。 訪問着ばかりになったのは、単に、他の着物を予定していた日に
着物を着られなかっただけでもあるけれど..(苦笑)
新年会では正に訪問着という感じの着物にしたが、あとの2枚は淡彩の少し気楽な絞り訪問着と、
絵羽になっているお洒落訪問着といっても要は江戸小紋の裂取りで、気軽に着られるものを着た。
作ってから着る機会がなかったものから、作ったばかりのものまで、どれも初めての着用。
これからも紬とお召しを着ることが多いだろうけれど、時々は柔らか物も着たいと思った月だった。 |
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2008.2.28 [木] 観能 |
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国立能楽堂の企画公演で、女性能楽師による能を観に行った。
女性能楽師には舞台で演じる機会が少ないと聞いたことがあったので、
機会を与えようということかしらと思いながら、どんな方々がなさるのか興味もあった。
巻絹(宝生)と夕顔(観世)の2曲のみで、狂言はなし。
宝生流の巻絹は、ワキとアイ、大鼓と後見は男性だったが、あとの、シテ、ツレ、地謡、
笛、小鼓、太鼓まで全員女性で、ホホーと少し驚いた。
しかも、シテと地謡のうちの1〜2名以外は、年齢も結構若かった。
逆に、観世流の夕顔は、シテと笛だけが女性で、他は男性。 シテの女性の声のよさ。感嘆!
でも、やっぱり能は分からないまま..なのだけれど..
今月は着物をあまり着ていないので、今日はしっかり着物を着て行った。
着物に復帰してから紬などを着ることが多く、柔らか物は殆ど着ていなかったのに、
正月以来、柔らか物の「絹を纏う」感じを思い出してしまって、今日も柔らかものにした。
絞り訪問着を初下ろし。灰色地なので、灰色と絞りの白のモノトーン。少し気楽に着られるかしら?
帯は先月1度締めた、墨色地にけぶる銀霞のような独特の印象の橋本織物の壱千八百織の
「加賀浪漫・南天に鳥」。 南天、菊、椿、桔梗、萩などの花と、小鳥たちが織り込まれている。
友人と話している時に近くにいらした方に素敵な帯ですね!とお褒めいただき、ちょっと嬉しかった。
この歳になって帯を誉められて嬉しいがっているのが、我ながらおかしい。
帯締めは、極薄桃色の片方に臙脂と金が入ったセミフォーマル向きの五嶋紐で、漸く出番到来。
着物と帯がモノトーンなので、帯締めに入っている臙脂色をアクセントにした。
帯揚げは、地紋の入った灰みの空色と肌色で、少し柔らかい色めのもの。
銀色の台に藤と白・金色の五嶋紐の鼻緒の草履。
青・緑地紋入りのロングコートに、黒地に青灰色の刺繍ショール。
絞りの着物とロングコートの相性が悪いのか、静電気が凄かったのだけは大問題! |
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2008.2.26 [火] 残念見つけられず −拝見:素敵です |
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辛夷さんが書いていらした、きものサロンへのデビューを拝見しようと、
本屋で立ち読みしたが、見つけられず、美しいきものの方だったかと、更に立ち読み。
買わずに、立ち読みが悪かったかしら..(汗)
明日にでも、再度見てみようと思うけれど..
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拝見してきました。
凛として、でもにこやかな、親しみやすいお人柄を思わせる素敵な写真ですね〜 |
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2008.2.24 [日] 落語 |
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国立演芸場の国立名人会に落語を聞きに行った。
前座の初音家左吉から始まって、柳家福治、初音家左橋、柳家小さん、そして休憩を挟んで、
三遊亭小金馬と続き、色物で一息ついて、トリは三遊亭金馬と、6席の落語を聞いた。
色物の操り人形もよかったし、何より落語をタップリ聞いて笑って楽しく過ごして、満足!!
小さんの噺を聞くのは、襲名興行千秋楽の新橋演舞場以来で、噺は「笠碁」。
相変わらず、派手さのない地味な噺家の感じで、堅実?な話っぷりだが、それがいい。
小金馬の「一人酒盛」では、酒好きらしく、酒飲みの調子よさがよく出ていて、
誘われながら飲ませてもらえず、飲み損なった友達に同情してしまった。
金馬の時に講談の演台が出て驚いたら、膝が悪く正座が出来ないので椅子を使うためとか..
噺は「ねずみ穴」。 実際のお人柄は知らないながら、金馬の人の善さを感じるような..
福治は「やかんなめ」、左橋は「紙入れ」。
色物は、あやつり人形のニューマリオネットだったが、コミカルな動きも楽しく、
大いに笑いを誘って、終了時には盛大な拍手だった。
チケットは売り切れのはずなのに、空席が結構あったのは、強風で交通が止まったりしていた
せいかと思ったが、年配者にも若い人にも着物の人がいて驚いた。
私は着物で行くつもりで昨日のうちに選んで出しておいたのに、風が強いと言うので、
昨日のこともあるし、着物姿で風に抵抗するのはキツイから、急遽洋服に変更して出かけた。
終演後は、演芸場近くの「可否道」がやっていたので、久しぶりに寄って、
珈琲とチーズケーキを頼み、珈琲のおいしさにお代わりまでして、大満足♪
日曜日は定休日なのだが、文楽の上演期間は日曜日も営業しているのを忘れていて驚いたが、
ラッキーだった。 文楽の話から、歌舞伎、落語、等々、大分おしゃべりしてしまった。
その後、日本橋の三越に出て「北斎−富士を描く展」を観てから、呉服売り場を覗くと、
またも、いい着物がいろいろ.. 宝くじが当たったら(笑).. で、目の保養のみ。
全国寿司展で押し寿司を、更に高島屋で和菓子等を買って、帰る。 |
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2008.2.23 [土] 春一番 |
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午後から教室の発表会で、朗読教室が最初なので、12時に集合して小一時間ほど最後の練習。
いつもの練習より皆一様に緊張気味ながら、発表も無事終了。
それから講師の朗読までの間に、教室のお仲間3人で昼食を取り、急いで戻って拝聴。
外が暗くなってきたので、雨でも降るかしら? と急いで自転車で帰宅したが、
途中から風が凄くなり、砂埃等が目に突き刺さるようで、目を開けているのが大変になった。
3分の2くらい来た所で向かい風に自転車が全く進まなくなって、危ないので降りかけたら、
風に煽られて転んで、そのまま1〜2m風に流されてビックリしたが、怪我もなく、
その後も風との戦い(笑)に苦戦しながらしばらく牽いて歩いて、どうにか帰宅。
あんな凄まじい風に遭遇したのは初めてで、本当に驚いたが、春一番だったとか..
歩くどころか、立ち止まっているのも難しく、風の大変な威力にただただ感嘆するばかり。 |
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2008.2.22 [金] オペラ(黒船) |
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山田耕筰のオペラ「黒船−夜明け」を観に、新国立劇場に行った。
観に行ったので、聴きに行ったのでないところが、ミソだけれど..
日本のオペラは、どうも日本語がオペラの旋律に乗り難いのかしら?と思うことが多く、
このところあまり行く気にならないのだが、日本オペラの草分け時期の山田耕筰の作となれば、
やはり観ておきたいと思いチケットを取ったので、期待感と少しの不安感を持って行くことなった。
懐かしいような旋律も随所にあり、歌詞とメロディーの違和感もなく、結論として、
今まで観た日本人作曲のオペラの中では、一番気持ちよく聴けた。 観たと言うべきか..(笑)
カーテンコールでも一部ブーイングもあったけれど、総じて好意的な反応だった。
栗山昌良演出で、キチンと和服を着た出演者が一杯で、日本語という言語事情以外でも、
蝶々夫人とは異なり、時代や場所を変えるなど演出の大幅変更なしでは、
海外ではまず上演できないだろうと思われる。
歌舞伎役者や日舞の人の動きと比べるのは無理だけれど、着付け・動きには??もあって、
歌手の中には、あきらかに着物に慣れていない人もいるようだったし、
裏では間違いなく何人もの着付師が大奮闘だったろうと、想像してしまった。
今日は訪問着から紬までいろいろな着物の人が結構いらして、アラッ!と少し嬉しかった。
私は、江戸小紋柄が絵羽になった千柄集という甘茶色のおしゃれ訪問着を着て行った。
帯は、黒地の総疋田絞りの名古屋帯。 帯揚げは薄紫と水仙色に華柄が染められたもの。
帯締めは五嶋紐で、中央が茶紫で上下に幅の異なる白が入っていて端は茶みの肌色のもの。
帯締めは先日に続いて同じもの、他の、着物・帯・帯揚げは今日がお初。
着物は先日受け取ったばかりのものだが、帯が合わせ易いと思っていたのに、意外に難しく、
決めるまでに時間がかかって、少し慌ててしまった。 白でも黒でも合うだろうと思っていたが、
白の唐織だと帯ばかりが浮いて、黒でも???で、結構難しい。
行ってみたら、終演が、事前告知されたのより1時間も遅く10時過ぎで、
友人と軽く飲みならが食べているうちに、終電近くなって、慌ててお開きにして、急ぎ帰った。 |
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2008.2.21 [木] 何もしない日 |
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数日アレコレ出かけていたら疲れたのか、今日はどうもだるくて、ノンベンダラリの一日になった。
今月の歌舞伎がもうじき終わるので、パスしてしまった昼の部に出かけようかと思っていたが、
朝起きたものの気力が出ず、結局止めて寝なおして、今日は何もしないまま過ぎてしまった。
チケットを買っていなかったので、まあまあ..
でも、片づけを少しくらいはしたい.. あと確定申告の書類を作らなければ.. |
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2008.2.20 [水] 天真庵、和楽庵、久がや渋柿庵 |
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浅草橋の和楽庵と久がや渋柿庵で受け取る着物があるので、その前に天真庵に伺うことにした。
明日にしようかと思っていたら、天真庵は休みらしいので、急遽今日に予定変更。
先日のプチ新年会でバスの便があると教えていただいたので、今回はバスを利用してみた。
行き先も停留所名も分からないので昨日電話で問い合わせたのだが、錦糸町での乗換えに、
駅の南と北の両方にターミナルがあるのを知らず少してこずったものの、1時過ぎに無事到着。
お酒一合・香のもの・酒肴・ざるそば・珈琲という文膳をお願いしたが、今日は蕎麦がなく
蕎麦ガレットになるとのこと。 酒肴は先日もいただいておいしかった蕎麦雑炊だった。
蕎麦ガレットは先日も食べたくて、土産にいただいて帰ったのだが、冷めた状態と温かい状態とで
見た目も食感も随分異なっているのに少し驚いたものの、違いがちょっと楽しい。
文膳だけでお腹はよかったのだけれど、更に、そばがきぜんざいと黒豆茶のセットもいただく。
まだ食べていないものが気になって、食べずにいられない呆れた食いしん坊ぶり躍如。
カウンター席に腰を据え、先客の女性とあっちとこっちで話しながら、ゆったり飲んで食べて、
その方がお帰りになった後も庵主の野村さんと話しながら、結局2時間余もお邪魔してしまった。
その後は浅草橋に行って、和楽庵の本社で、洗いをお願いしていた琉球紬を受け取る。
真楽の五周年パーティでいただいた券でお願いしたのだが、出来上がったとご連絡を受けながら、
行こうとすると天候が悪かったりで、気になりながら今日になってしまった。
店でまず目に入ったのが、正面の衣桁にかかっていた見事な総絞り訪問着。赤で裾は黒。
あまりの見事さにじっと眺めてしまったが、値段の安さにもう一度ビックリした。
長襦袢付きで6桁未満で買えるという。購入時の10分の1以下らしい。ウソみたいと思うけれど、
家で箪笥に眠らせておくよりは着る方に譲ろうという気持ちなのかしら? 潔い方がいるものだわ。
次に久がや渋柿庵に寄って、仕立てあがった江戸小紋の総絵羽柄のおしゃれ訪問着を受け取る。
晒餡のような色合いの甘茶色で、はぎれに錐彫型千柄集と説明が染めこまれている。
江戸小紋型より750余柄を選び、肩から裾にかけて柄を少しずつ大きくして組み合わせ、
縫い合わせも柄が合う様に柄付けして、小紋師が染めたとかで、名前・落款入り。
驚くようなお買い得価格で、見るだけのつもりが堪えきれなかった着物。今見てもやはりお買い得。 諸々を無視すれば、買ったのは正解なのだけれど..
買い過ぎで、いい加減にしないと先々どうするの? と自分でも重々承知はしているけれど、
気に入って買った着物だから、しっかり楽しく着れば、それでOKと思いましょう。 |
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2008.2.19 [火] 今日もフランス料理 |
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新年会の前に髪を切りたかったのだが、予定した日は雪で中止して、切りそこなったので、
漸く今日切ってもらうことにしたが、夕方しか予約が取れなかった。
予約まで時間があるので、日曜日にちょっと覗いて気になっている高島屋の春のきもの祭典に
再度行くことにして、オーグードゥジュールで食事しようと電話したら、麹町はダメで、
日本橋のメルヴェイユに入れることになった。ここは本当にいつも混んでいて、昨夏以来になる。
オードブルは海老のムースにしたが、海老の味がしっかり出ていて、なかなかおいしい。
海老の肌色の丸いムースに海老・雲丹をのせ、周りが緑のアドガボのソースで、春らしい色合い。
次はやりいかを選んだ。くすくす等をつめ軽くソテーしたやりいかに野菜がタップリ。
バルサミコソースもいいし、何より一目であらっ素敵!という皿。メニューは店によって違うのに、
オーグードゥジュール全体にこの華やかさが共通していて、女性に人気があるのが納得できる。
メインは子羊のソテー。豚の一口ハンバーグもあり、散らした野菜も楽しい。
デザートは苺のコンポート風?にしたが、上に載せたクリームとの色合いもよくて嬉しくなる。
サービスシャンパンをいただいたのに、更にいつものようにワインも飲みながらの食事になった。
選んだデザートの前に、アーモンドのブラマンジェに塩アイスクリームを載せたプチデザートも
いただいて、今日もしっかり食べて、ホクホクと次の目的地に..
高島屋の催事の川嶋織物の帯に目を引かれるものがアレコレあり、
宝くじでも当たったら買いたいわと思うけれど、宝くじを買わないことにはチャンスなし(笑)
バッグ等を買って、ヘアカットに間に合うように帰った。 |
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2008.2.18 [月] 朗読教室、フランス料理、着物 |
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朗読教室もいよいよ終わりに近づいてきたので頑張って出席したら、驚くほど出席者が減っていた。
今週は教室作品展とかで教室毎に参加者の作品展示をしていて、
展示作品のない教室は、土曜日の成果発表会で皆の前で発表することになっている。
今日は専ら担当毎にその練習で、皆、随分上手になってきているのに感心した。
行きは朝9時半頃に自転車で飛ばしていったら、寒さがきつく、頬も鼻も悲鳴状態だったが、
帰りは昼頃だったのでポカポカ暖かく、陽の力を実感。
帰宅後、もとじの悉皆にガード加工をしてもらう着物を持っていこうと準備しているうちに、
どうせ銀座まで行くのだからと、今日のお昼を大渕座でいただくことにした。
先日は入れなかったけれど今日は入れてよかったものの、OSに近い時間になってしまったら、
今日の昼は客の引けが早かったようで、他の客がいず、申し訳ないような..
メインを和牛のいちぼの薄切りステーキにして、
デザートは今日から新しく出したばかりという苺のタルトを選んだ。
オードブル盛り合わせが今まで食べたことのないものばかりで、楽しかったし、
オニオングラタンスープは初めて行った時に食べてから、いつ食べてもおいしいし..
ワインも昼にしては少し多いかしら? と思いながらも1杯で済まず、
少し赤い顔になったが、ニコニコと気分よく、昼過ぎの銀座を歩くことになった。
もとじの悉皆は、他店の品物も同じように受けてくれるとは聞いていたけれど、
本当に気持ちよい対応で、信頼感が持てる。
つづれ屋で大島紬に2種類のスワトウ刺繍をした訪問着を見つけてしまい、ウーム..
特別値下げ品だそうで、本当にお買い得.. 買って買えない事もない値段.. マズイ.. |
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2008.2.17 [日] てんぷら デパートの呉服 |
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久しぶりのちゃんとした(笑)外食で、茅場町のみかわに行く。
季節物のしらうおがタップリなのはうれしかったが、白子は小さいのが一つだけ..
もうそろそろ白子はおしまいなのかしら?
以前は白子が終わってからしらうおになっていたので、両方食べられることが贅沢なのだけれど..
忙しい時は、あちらも揚げることに集中しているし、こちらも遠慮して話し掛けないけれど、
今日はあまり忙しくなかったので、旦那の早乙女氏と久しぶりにアレコレの話題に話が弾んだ。
ぐい呑みから始まって焼き物の話をアレコレ、そして料理人の心構えや、その他アレコレ..
10年くらい前に、年齢的に油物はあまり沢山食べてはいけないと医者に言われてから、
ここの天麩羅を食べるために、他では基本的に揚げ物を食べなくなった。
時々、根岸のはん亭の串揚げが食べたくなるのだけれど、たまにはいいかと思いながらも、
今のところは我慢できている。 みかわには以前のように頻繁には行か(け)なくなったし、
先日の2次会でNOMADを教えていただいたことだし、そのうちにまた行きたいけれど..
帰りにまた日本橋まで歩き、高島屋、三越、大丸の呉服売り場を覗いて回った。
高島屋では呉服売り場だけでなく催会場の「春のきもの祭典、同時開催リサイクルきもの特集」、
三越の特選呉服でも、千總、川島織物、等の逸品物がズラッとあって、やはりあれこれ目に入る。
けれど、いいと思う物は流石に価格も高く手が出ないので、眼福眼福で無事終わり。(笑)
高島屋の地下の叶匠寿庵に寄って、久しぶりにクリームあんみつを食べる。
寒天が秀逸で、白玉も滑らかで、時々無性に食べたくなるおいしさなのよねぇ..
疲れも取れたところで、近為で漬物を買って帰る。
日本橋に行ったときには、まだ東京マラソンの走者がいるようで交通規制されていたが、
あちこち回っているうちに終了したようだった。この寒い中、長時間走る一般ランナーは
どれくらいの人が完走できたのかしら? とふと思った。 心地よい疲労でありますように.. |
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2008.2.17 [日] 今日は快調スタート |
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昨日は午後の数時間起きていただけで、殆ど動かずじまいの一日だった。
食事に どの店に行こうかしら? 入れるかしら? と思っていたのに、
動き出して外出できる服に着替えるのもどうも億劫な感じで、
結局家にあるもので適当に済ませて、家からは出ずじまい。 あらっ、郵便も取らなかったわ。
で、夕方にはもう寝てしまったので、さすがに今朝は早くから動き出した。
早い朝食を済ませて、少しボーっとしているうちに、急に先日の快さを思い出して、
急いで風呂の準備をしたけれど、お湯が溜まるまでの時間の長く感じること..
身体も温まり、活力もあり、今日は何をしようかしら?
珈琲でも飲んで..と湯を沸かしながら豆を挽いているうちに、
9時前だというのにゆうパックが届く。 寒い中をごくろうさま。
久しぶりの快調スタート、したいことはいろいろあるし..
しなければいけないことは今日も後回しになりそうだけれど.. まあ、いいかしら.. |
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2008.2.15 [金] 陽射しが暖かい |
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朝一番に、昨日の残りの道明寺でお薄をいただき、気持ちよく一日をスタートした。
暖かい陽射しに誘われ、布団を干したり、洗濯をしたり、植木にタップリ水をやったり、
珍しく少し動いた。 普通はもっともっと動いて当たり前なのでしょうけれど..
そして、夜は仕事帰りに寄った息子と、一昨日の続きで京都の丹山酒造の嵐山を飲んだ。
息子は秀剛氏の織部の大ぶりのぐい呑み、私は高橋紘氏の紅白梅の盃で..
息子は殆ど物に執着しない。物は必要なだけあればよく、不必要にあっても邪魔だと言う。
いい物、気に入った物をその日の気分で選んで使うのが楽しい私とは対極かと思うほど、
着る物も、家具も、什器も、物は何でも、できるだけ少ない方がいいと言う。
私がつい買い込んだアレコレはどうなるのかしら? と時々考える。
きっと気にせず、でもぐい呑みくらいは使ってくれそう.. と思いたい。 |
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2008.2.14 [木] 文楽(第一部) |
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文楽の第一部を観に国立劇場に出かける。
先週の初日に第二部・第三部は観たけれど、全通しは体力的に?で、第一部だけは今日。
先週はあれこれパスが多かったので少し心配していたけれど、無事に出かけられた。
第一部は「冥土の飛脚」。淡路町の段、封印切の段、道行相合かごで、新口村はなし。
同じ国立劇場で数年前に演ったときも、同じ組み合わせだった。
歌舞伎とは違い、八右衛門が友達思いの男気のある善人なので、前回はビックリしながら、
文楽のこちらの方が、ホッとできて好きだわぁと思ったものだが、今回も同じ感想。
恋におぼれた忠兵衛が一人でいわば空回りして、お馬鹿ぶりを発揮して回りも不幸にしてしまう。
役者中心の歌舞伎では、主役一人がお馬鹿では舞台にならないので、主役の行動の必然性、
つまり、忠兵衛の悲運を際立たせるために、悪役が欲しいのでしょうね。
開演前に伝統芸能情報館に寄って、「能楽と歌舞伎」の比較展示を見た。
能楽と同じテーマを扱った「能取物」と呼ばれる歌舞伎演目があるが、結構違っていて、
混乱したりするので(笑)、こういう機会に能楽と歌舞伎の装束等を一緒に見られると、分かり易い。
終演後は、国立劇場の前庭の紅白梅を観に行く。先週は寒く、まだ咲いていていなかったが、
今日はしっかり咲いていて、例年2月の文楽鑑賞+観梅ができて、ニコニコ..
鶴屋吉信の麹町店に寄って和菓子を買おうとしたら、なんと見事売り切れで、道明寺だけしかない。
選択の余地なしで、道明寺を2個買って、京ぜんざいを食べて、ホクホク帰る。
今月は先週4日連続の着物予定が全滅だったので、今日は朝から頑張って着物を着て出かけた。
寒い季節に着なければと、結城紬にした。モダンな亀甲模様の総柄。松煙染した灰みの茶色。
帯はまた臙脂色地に金・肌色等の太子間道の袋帯を合わせた。合いそうな他の帯を探さなくちゃ..
帯締めは五嶋紐で、中央が茶紫で上下に幅の異なる白が入っていて端は茶みの肌色のもの。
楽しそうと買ったまま、意外に使い難くてしまいこんでいたのだが、漸く締められた。
疋田絞り入りが飛び柄で入った鶯色の帯揚げ。
墨色の台にレトロ柄の鼻緒の草履。初めて履いた時に鼻緒の色落ちに驚いてしまいこんでいたが、
久しぶりに履いてみたら、前坪当たりに微かに色落ちがあったけれど、まあ履けそう。
黒・赤の亀甲花紋の瑞鵬織の道行コートに、黒地に茶色の濃淡のカシミール刺繍のショール。
手刺繍で花丸がある煤竹色の正絹帆布バッグにした。 少し小ぶりで使っていなかったので、
荷物入れ用のバッグ(お召黒系横縞柄と黒地絞りとの組み合わせ)と一緒に使ってみた。。
どうも大ぶりのバッグばかり使い勝ち.. |
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2008.2.13 [水] 寒い日 |
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夕べは早々に上手い具合にダウンした(笑)ので、今朝はスッキリ目覚めたら、寒いこと寒いこと。
外は暗いし、何時かとおもったらまだ5時。 一番寒い時間帯だわ。
少し経っても暖かくならないので、暖を取るため朝風呂にはいる。 極楽極楽..
これで、昨日飲み損なったお酒を飲んだら、庄助さんになってしまう..(爆)
でも、あのぐい呑みで飲みたいわぁ〜 どうしよう..
−−−−−
流石に朝酒は憚られて、でも、秀剛氏のぐい呑みで早く飲みたい.. で妥協..
昼は蕎麦にして、1杯..では済まずに2杯だけ.. あとは夜に..
そう言えば、最近ぐい呑みが大きくなってきたのは、何故なのか?
あまり飲めない私には以前の小ぶりサイズの方がいいのだけれど..
食後に、豊福誠氏のこの季節向きの紅白梅の湯のみでお茶を飲んでいたら急に思い出して、
高橋紘氏の色絵磁器金彩の紅白梅風酒盃を出す。 夜はこれで..
絵柄が梅なので、この季節専用にしているけれど、去年は忘れて出しそこなってしまった。
ここ数年、家では殆ど飲まないので、季節ものは意識していないと忘れてしまい、
後で残念に思ったりしていた。 今年は思い出せてよかった!!
−−−−−
真楽落語部 できるのかしら? 楽しみ〜
落語を聞きに行く時の主流は木綿きものです〜 あ、それと、ウールも..
と言っても寄席には行ったことがなく、国立演芸場ばかり(笑)、あと新橋演舞場(爆) |
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2008.2.12 [火] 短歌教室、ぐい呑み、油単、バレンタインチョコ等 |
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今日は今年度の短歌教室の最終日なので、頑張って出席。
なんと、この教室は今年度で終了して来年度はないとのこと.. 今日出席できてよかった。
でも、頭の体操というか脳の刺激に、来年度も続けたいと思っていたのに..
今度は何をしたら、習ったら、いいかしら?
雨天のため自転車でなく電車で出かけたので、終了後に日本橋まで行くことにして、
駅までの途中で少し遠回りして、昼食に久しぶりにこうかいぼうのラーメンを食べる。
小降りと言えども雨の中、店内だけでなく外でも少し待ったが、いつも通りのおいしさ!
多少の待ち時間なら、充分に待つ甲斐がある。 せっかちで長時間は待つ気にはなれないが..
日本橋の三越本店で、箱ができたと先日連絡を受けた高内秀剛氏の織部ぐい呑みを受け取る。
展覧会初日に頼んだものの、どんなぐい呑みだったかしらと思っていたが、やはり好み♪
このぐい呑みで、早く飲むたいわぁ! 楽しみ〜 忘れずに、日本酒を買って帰らなければ..
三上亮氏のぐい呑みが2つ出ていて、強く心惹かれたものの、以前より随分高くなっていて、
もうこれ以上はいらないでしょう。 自重自重..
次に高島屋に回り、先月頼んだ桐箪笥用の油単を注文する。
箪笥を開けるたびに、いちいち油単を上にあげなければならないのは面倒だが、
折角のいい箪笥に染みや汚れをつけることを考えたら、やはり油単はあった方がいい。
箪笥と一緒に頼めばよかったのに忘れていたが、箪笥ができるまでにまだ日数があるので、
今のうちに油単も頼んで箪笥と一緒に届けてもらう方がいいと遅まきながら気がついた。
家具売り場に寄ったら、箪笥を頼んだ時の担当者がいたので、話が早く、
紫色のシャンタンで作ってもらうことにした。 これで箪笥が届くのを待つだけ..
ただし、それまでにどうにか家を片付けて、箪笥の置き場を作らなければ..(汗)
バレンタインデー直前なので、平日なのにデパートのチョコレート特別売り場は混んでいた。
ノイハウスも出ていたので、自分用に好きなハート型のチョコを買ったが、
ユーロ高のせいか、随分高くなっていて、沢山は買えないわと、少しだけにする。
大好きで家から欠かしたことのなかったグッドナイトチョコ(1口板チョコ)も
随分高くなっているようで.. ウーム..
それに、日本から完全撤退してしまったノイハウスが戻って来てくれたのはうれしいけれど、
銀座等の直営店だけで、通常はデパートなどでは買えないのが不便なのよね〜
最後にいつもの飛良泉の純米大吟醸を買おうと酒売り場に行ったら、ないではないか(涙)
京都・亀岡の丹山酒造が試飲販売中だったので、京都限定純米大吟醸という雪月花嵐山を選ぶ。
小規模酒造のため、固定客の注文とデパートでの試飲販売が主体だそうだ。
新しいぐい呑みで、初めての酒を飲む.. うん、いいじゃない.. 楽しみ〜 |
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2008.2.10 [日] 新年会 |
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真楽の新年会に初参加!
心配されたお天気も申し分なく、楽しい時間を過ごして、ニコニコ帰宅。
葉山って、小学生の頃の夏の臨海学校だったか海水浴だったか以来で、遠い印象だったけれど、
横須賀線を利用すると家から2時間あまりで、遠いような思ったより近いような..
それにしても、横須賀線って、あんなに飛ばすとは..
しかも、東京駅から横浜駅を過ぎる頃までの揺れ具合の激しいこと.. ちょっとビックリ..
入会直後の昨年の五周年記念パーティとその後のオフ会でお知り合いになれた方々と、
楽しくお話ししているうちに、気が付いたら、もうお開き..
で、新しくお知り合いになれた方が少なかったのだけが、少し心残り..
まあ、デンと座り込んで、パクパク食べて話していたせいなので、自業自得ではあるけれど..
これからも、いろいろなイベント、オフ会の計画があちらこちらであるようで、楽しみ〜
日程が他の予定と重ならないように願っている。
新年会だし、天気もよくなったので、作ったまま着ていない訪問着にしようと、
十日町の桐屋・翠山工房の、裂取の中に手絞りの辻が花模様が入ったものをおろした。
金彩加工と銀通しと絞りで華やかだが、地色が灰藤色で渋めなので、長く着られそうと購入したが、
柔らかものの、しかも訪問着はなかなか着る機会がなく、今回、漸く着る機会があって、嬉しい。
帯はとみやの寿草繁栄文という引箔袋帯を合わせた。 やわらかく締めやすいのだが、
寿の字が入っていて、お祝いにしか締められない。新年会なので寿もOKとこれにした。
帯締めは伝統工芸作家の松山好成氏の白・灰・金色の伊勢組紐。 手が込んでいて、
よく着る紬には到底合わないのに、ほぼ一目ぼれで購入したもので、1年余経って漸く締められた。
帯揚げは、この着物と白地の訪問着の両方に合いそうと購入した灰藤色。
バッグと草履は沙織の銀色に金色も入った幾何学模様のセット。
小さな刺繍が飛び柄で入っている紫の道行きコートと多色のカシミール刺繍のショール。 |
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2008.2.8 [金] 文楽(第二部、第三部) |
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今年の国立劇場での文楽公演初日に、第二部、第三部を観に行った。
これ以上のパスは自分でも赦せないし(苦笑)、今日で観劇は一区切りで、
次は来週後半の第一部までないので、全く眠れないままだったが、気合を入れて出かけた。
第二部は、「二人禿」、「ひばり山姫捨松」、「壷坂観音霊験記」の3本立て。
「二人禿」はよく演るけれど、「ひばり山姫捨松」と「壷坂観音霊験記」は初めてだと思ったら、
国立劇場では1991年以来の久しぶりの上演だそうだ。
「壷坂観音霊験記」は歌舞伎では観ているので筋は分かっていたが、「ひばり山姫捨松」は
継母継子ものらしいけれど筋が分からないまま観たのだが、結構分かり易い話だった。
休演者の代役もあって千歳太夫が「ひばり山姫捨松」と「壷坂観音霊験記」両方に出てきて、
ビックリした。 「ひばり山姫捨松」の前と「壷坂観音霊験記」の最後の段を連日語るのでは
喉がきつそう.. 半月余も持つのかしら? と心配になってしまう。
去年、亡くなったりいろいろあって太夫が減ってしまったので、
代役をできる太夫もそうは居ない状況だろうし..
千歳太夫は、文楽の将来を背負っていって欲しい太夫だし、頑張って欲しい。
住太夫、蓑助、文雀と、人間国宝の太夫、人形遣いが第二部に勢ぞろい。綱太夫だけは第一部。
第三部は、「義経千本桜」の狐忠信の話。 歌舞伎とはあちこち違っていて、
人形であることが生かされていて、狐を遣ったり人間の姿になったりで、楽しい。
河連法眼館の段の狐忠信は、歌舞伎でも感じるけれど、技だけでなく体力・機敏さも必要で、
歌舞伎役者のようには普段動かない人形遣いには、特に大変だろうと思う。
勘十郎が、第二部の「壷坂観音霊験記」で師匠の蓑助の相手役で座頭沢市を遣った後に
続いて狐忠信を遣うので、一層体力的にキツイだろうと思うが、見事な大奮闘!
玉男亡き後、勘十郎が師匠の蓑助の相手役として、すっかり定位置?になっているが、
一人でもどんどん重い役が増えていて、これからの文楽を背負っていく勘十郎の姿が見える。
三味線の人間国宝の寛治、清治が2人とも第三部に出ていた。
太夫も三味線も人形遣いも、随分若手が多くなっていて、見始めた頃の若手が中堅になっている。
15年近く経てば、当たり前かしらとも思うが、感慨深いものがある。
着物を着るどころか、出して準備するのが億劫で、今日も着物は止めて洋服で行った。
今月の着物始めは、日曜日の新年会になってしまった。
着ないままになっている訪問着を着ようと思っていたけれど、天気次第になりそう。
それより、しっかり朝から動いて、着物を着て、時間までに会場に行けるか、少し心配..(汗) |
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2008.2.7 [木] 歌舞伎(歌舞伎座 夜の部:後半のみ) |
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歌舞伎の夜の部の後半を観に、歌舞伎座に行く。
もちろん後半のみのチケットな訳はなく、前半をパスしてしまっただけだけれど..(苦笑)
今日もどうも体調が悪く、出かける時間になっても動けず、またもパスかと..
でも、後半だけでも観たいと、結構必死に動いて(爆)出かけた。
観られたのは、幸四郎の直実で「熊谷陣屋」。 共演は芝翫、梅玉、魁春、段四郎、等。
そして、染五郎の「春興鏡獅子」、の2幕のみ。
両方とも、年がら年中観ているような印象の人気の演目だが、それなりに楽しい。
芝翫の相模、やはり上手いわぁ! と思って、今更ながら再確認。
染五郎は、前半の小姓弥生の女形も結構よかったし、後半の獅子の精も元気充分でOK。
獅子は、先月の連獅子の仔獅子に続いて..と思いながら、観ていた。
見損なった今月の歌舞伎座の4分の3をどうしようかしら?
諦める? 幕見ででも少しずつ観る? 結構空いていたので席は取れそうだけれど、財布が.. |
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2008.2.6 [水] 能狂言 |
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今月初めての本格的な外出で、能狂言鑑賞に国立能楽堂まで出かける。
今日は朝から風花のようにちらほらと雪が舞っていたが、1週間余も家の中ばかりなので、
いつまでもお篭り状態でいるのもいい加減にしなさいと自分に喝を入れて、
ギリギリになって漸く飛び出した。 間に合うと思ったのに、少し遅れてしまって申し訳なかった。
狂言の末広がり(大蔵)と能の屋島(観世)。
「末広がり」は、茂山千五郎、宗彦、逸平と、伯父と兄弟で、息も合っていて楽しい。
千五郎がいい♪ 気が入って、うまく力の抜けた様子に、観ているこちらも楽しくなってくる。
この家には千作という、洒脱で可愛くて、出てくるだけでジワのおこる手本がいるのだし..
逸平も上手くて、人気のあるのが分かる。 若手では、萬斎ファンと逸平ファンなのかしら?
でも、私は一目では、宗彦と逸平の兄弟の区別がつかないみたいな..
遅れて入った時に、千五郎と舞台にいた宗彦を逸平だと思ってしまった。二人揃うと随分違うのに..
「屋島」のアイが七五三でタップリと那須語(なすのがたり)。 いつもながら上手いが、
友人によると、いつもより歯切れが悪く、風邪でも引いているのかと心配していた。
能は依然として分からないものの、弓流(ゆみながし)は筋が分かる分、観易かったような..
天気も悪いし、漸く飛び出したので、着物でなく洋服で出かけた。
先月はあんなに着たのに、今月はまだ1度も着物を着ていない。
週末の新年会に着る着物もまだ決めていない。 天気も悪そうだし..どうしようかしら.. |
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2008.2.5 [火] 風邪なのかしら |
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どうも先月中旬以降の体調の悪さを引きづったままで、いつまで経っても回復しない。
先月後半の予定のない日々に少しは片付けたいと思ったまま、殆ど手付かずだったが、
今月になっても、相変わらず、グタグタ、ゴロゴロ状態のまま..
気持ちの持ちようかとも思うものの、それにしても、
風邪というほどの症状はないけれど、洟も出るし、やっぱり風邪なのかしら?
昨日の午前中の朗読講座を欠席してしまい、今日は歌舞伎の昼の部をパスしてしまった。
今日の歌舞伎は見取り公演だし、途中からでも出かけたいと思ったものの、
動くのが辛いというか、要は億劫で、動き出す気力に欠けて、ダラダラと..
今週は他にも観劇予定がいろいろあるし、週末には真楽の新年会もある。
明日はまた天気が悪いらしいけれど、気合を入れて動き出したい、と切に思う。
自分のダメさ加減を愚痴ってばかりいるみたいなのに気づいたけれど、
愚痴というよりは、自分に気合を入れるために書いているような..
書いてもダメかな、実行あるのみ.. |
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2008.2.3 [日] マンション寄席 |
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今日は住まいの集会室で、寄席気分を楽しむ贅沢な午後を過ごした。
マンションに噺家さんが住んでいらして、何年か前から年明けに自治会主催で、
その噺家さんとお弟子さん達の落語の会を開催してくれている。
期日の広報があまり早くないので既に予定が入ったりしていて、私は今回初めて聞くことができた。
どれくらい集まるのかと思いながら集会室に行ったが、多分50名前後の参加だったようだ。
洋室に仮舞台を作っての寄席だから、噺家さん達は演り難いかも..と思ったが、
前座、二ツ目、真打、そして師匠の噺と、当然出来には差があるが、楽しい2時間だった。
師匠は天狗裁き、真打さんは短命、あと鈴が森と道灌、そして新作?の遺産?と盛り沢山。
と言っても、お題は多分そうだろうと思うだけだけれど..
雪だったが、エレベーターで降りるだけなので天候も関わりなく、気楽に楽しめた。
木戸銭はお志ということなのでマチマチだろうから、自治会からも支出しているのかどうか、
いずれにしても、師匠・お弟子さんたちは、多分ご近所づきあいでしてくださっているのだろう。
聞き手も皆、気軽ながら楽しそうに聞いていて、笑いの溢れた、いい会だった。
鬼に笑われそうだけれど、来年以降もできるだけ参加して楽しませてもらいたいと思った。
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新作?落語は、遺産ではなく、財産騒動というようだ。 |
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2008.2.2 [土] 蜂蜜と天候 |
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京都府商工会連合会主催の「京都”食”と”健康”のふるさと市」が、今年も住まい近くの
産業会館であったので、毎年楽しみにしている蜂蜜を目当てに出かけた。
なんと、蜂蜜が取れずに今年は持って来られなかったという。 天候のせいらしい。
確かに花から蜂が蜜を取ってきてくれなければ始まらないのだから、致し方ないが、
こんなところにまで天候は影響することを改めて実感。
それにしても、もう何年もここの稲垣養蜂の蜂蜜ばかりを食べてきたので、これからどうするか..
ほんの少ししか取れなかったけれど、直接依頼すれば送ってくれるとのこと。
送料をかけても送ってもらうか、他のところで薦められているのを買ってみるか、迷う。
無いものは仕方ないので、かぶせ茶と有機栽培のほうじ茶と、漬物などを買って帰る。
食の安全、天候の栽培への影響と、食について考えさせられることが多い。 |
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2008.2.1 [金] 食の安全 |
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食の安全という極めて基本的なことが脅かされている実態が次々に出て来る。
今までもあったものが、たまたま今いくつか表面に出てきたのだろう、と思うと一層怖い。
日本の農家でも、自家用と販売用は分けて栽培すると聞いて驚いたのが、もう○十年前。
その考え方を極端にしたのが、この中国の餃子なのか?
もちろん少しでも安い方がありがたいが、安全が気になって、何年か前から、
多少高めでも有機栽培や無・減農薬等の安全なものを購入するようになってきた。
ただ今回も、安全と思われていた生協の品物にも含まれていたと聞く。
どう安全を確保するか、難しい。 |
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2008.1.31 [木] 片付け |
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今日で1月も終わり、明日からもう2月!
仕事を辞めてから家事も放り出したまま無為に暮らしているのに、日の経つのが早い。
先日も子供に、そろそろ非生産的な生活にも飽きてくるのでは、などと言われたのに..(涙)
今月後半は週末以外は殆ど予定がなく、暮れにできなかった片づけの続きをしたい、と
思うことは思っていたのに、結局、殆ど片付けられないまま.. 日ばかり経ってしまった。
ずうっ〜とこの調子で、何年も経ってしまったのだから、そう急には無理なのかしら..
とは言え、出かける予定だけは頑張ってどうにかこなしている状態から脱却して、
今年は家事にも少しずつ復帰したい。(苦笑)
何より、半ばゴミと化した荷物を片付けて場所を作らないと、ついに買ってしまった箪笥が入らない。
期限は3月.. この混沌状態をどうにかできるか、気ばかり焦る。 |
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2008.1.30 [水] 1月の着物着用歴 |
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1月の着物着用備忘録。 今月は珍しく早くまとめられた。
明日は着物の予定はないので、このまま載せておこうと思う。
1月2日 実家(年賀) 江戸小紋(よろけ縞、小豆色) 刺繍袋帯(煌彩花瑞鳥、黒地・金)
1月5日 国立演芸場(落語) シルクウール(若緑地、笹竹) 袋帯(唐糸波文、白・灰・金糸他)
1月7日 歌舞伎座(歌舞伎) 小紋(総疋田絞り、千草鼠色) 袋帯(唐糸波文、白・灰・金糸他)
1月9日 浅草公会堂(歌舞伎) シルクウール(若緑地、笹竹) 袋帯(野蚕紬、縞・格子切嵌)
1月10日 歌舞伎座(歌舞伎) 結城紬(松煙染、亀甲模様総柄) 袋帯(太子間道、臙脂)
1月11日 国立劇場(歌舞伎) 小紋(飛び柄、(鶸色?) 袋帯(加賀浪漫・南天に鳥、墨色地)
1月15日 新橋演舞場(歌舞伎) 江戸小紋(百選柄、黒地) 組帯(焦げ茶色地に金色・白色)
1月19日 国技館・巴潟(相撲部会) シルクウール(若緑地、笹竹) 袋帯(唐糸波文)
1月20日 新国立劇場(オペラ) シルクウール(若緑地、笹竹) 袋帯(唐糸波文)
1月26日 国立能楽堂(能狂言) お召し(江戸小紋柄、黒地) 京袋帯(名物裂 花文暈繝錦)
1月27日 天真庵(プチ新年会) お召し(江戸小紋柄、黒地) 京袋帯(名物裂 花文暈繝錦)
1月の着物着用は11回だった。 2桁の着用回数は初めてで、今まで最高! よく着たわぁ!
でも、下旬の2日連続で着物着用の2回は、少し体調も悪く、同じ着物・帯で済ませてしまった。
とは言え、洋服でなく着物で出かけただけ、よかったことにしましょう。
上旬に3日連続で着物の時は、毎日違う着物・組み合わせで着られたし..
同じシルクウールを4回着ている。 この着物は柄行きが正月向きに思えて、
今月はこれを大いに着ようと思っていたので、当然と言えば当然だけれど..
正月らしい帯を合わせたいと思っても、シルクウールの着物に合わせられる帯があまりなく、
同じ組み合わせが多くなって、この着物には1回を除いて同じ帯を合わせている。
うち1回は、違う着物・帯にする予定が、前日の着物をそのまま着たためなのは少し残念。
そしてこの帯も1回は他の着物に合わせているので、4回も締めている。
下旬の2日連続着物の時は2回とも続けて同じ着物にしてしまったが、他は違う着物で、
江戸小紋を2枚と、江戸小紋柄のお召し、飛び柄小紋と総絞りの小紋、そして結城紬を着ていて、
シルクウールと合わせて、7枚の着物を着ているのだから、まあOKでしょう。
それに、江戸小紋以外の滅多に着ない柔らか物も、正月だからと着たのもよかった。
お陰で仕舞ったままだった帯(壱千八百織の「加賀浪漫・南天に鳥」)も漸く締められたし..
刺繍袋帯の「煌彩花瑞鳥」も1年ぶりだったが、華やかさで柔らかものにはよく合う。
組帯も締めたし、結局締めた帯も7本で、総じて正月らしく着られたような気がする。
毎年恒例の母のところへの年賀といつもの観劇(今月は歌舞伎が多く6公演)の他に、
相撲部会とプチ新年会と2回の真楽行事が入っているのが、新しい。
こういう機会に新しいお知り合いが増え、新しい経験ができるのは、うれしい。
これからもよろしくお願いしたいです。 |
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2008.1.29 [火] イタリア料理 |
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門仲のパッソアパッソで今年初めてのイタリア料理を堪能。
先日は満員で入れず、今日も7時半か8時頃なら空きそうとのことで8時にうかがう。
アミューズに豚足とレンズ豆のパティをいただく。1口大に切ってあって、ピックでつまむ。
アンティパスタはたじみ牛の生レバーに岡山の吉田牧場のマスカルポーネ。
タップリの千切りビーツに薄くスライスしたペルミジャーノを載せてサラダ風仕立て。
ラッキーなことに今日入ったばかりのレバーだそうで、彩りも見事な目を見張る一皿!
それぞれ異なる食感の素材が見事に混ざり合って素敵なハーモニー♪ これだけで幸せ気分。
次は河豚の白子のリゾットということだったが、一目で贅沢〜!! と感嘆する。
軽くソテーした白子にリゾットを敷いてタップリのトリュフを載せ、ソースもトリュフ。
白子のおいしさ♪ トリュフも言うことなし.. いつものことながら、ソースもパンで完食。
そして、鹿肉の挽肉(?)で調理したリコッタチーズ入りの自家製パスタ。
メインは山梨の鹿肉、きのこ・皮付きのジャガイモ添え。
更に、食べられればと言われて、食い意地の張った私の面目躍如、もう一品いただく。
オオタニワタリという沖縄特産の山菜と自家製からすみのスパゲッテイ。
石垣島から取り寄せたというオオタニワタリは、見たのは無論、聞くのも初めてだったが、
もしかしたら芭蕉をぐっと低く柔らかくしたらこんな感じなのかしら? というような山菜だった。
なんでもパイナップルの上の葉っぱみたいな生り方をするらしい。
デザートは先週の休みに零下33度になった北海道でシェフが掘って来たという雪中人参の
プディン。カラメルソースは砂糖入りだが、プディンは砂糖なしと言うのに、濃厚な味で甘味も..
ワインもしっかり飲んだし、あとエスプレッソをいただいて、大満足の食事だった。
今日の一品一品に、まるでこれでもかこれでもかと挑まれているような、力強さと味と..(笑)
無論、シェフはそんな品性の欠けたことは言いませんけれど..(爆) |
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2008.1.29 [火] ベーグル |
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暫く在庫切れ(たかだか10日くらいだけれど、笑)だったベーグルが漸く届いた。
通販で、ほぼ定期的に購入しているのはこれだけ、というお気に入り。
時々読ませていただいているブログで紹介されていて、試しに買ってから、
ほぼ毎月、結構な量を購入しているので、常に冷凍庫にはあるはずなのに、
最近は予約殺到とかで、欲しい時期の配送分を予約できず、在庫切れになってしまうことがある。
と言っても冷凍庫の容量もあり、様子を見ながら注文するしかない。
我が家の冷蔵庫の冷凍室の常備品は、ベーグルと、ご飯と、それにアイスクリーム。(←恥、赤面)
主食とデザートが確保できていると思えば、ちょっと安心!?
9時に届いた箱を開け、早速ベーグルとスコーンをトースターで軽く焼く。
待っている間にカヌレも一つ食べて、少し食べ過ぎ(笑)の遅い朝食。
もっとも、私にしては遅いどころか早いくらい。(爆) |
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2008.1.28 [月] 元気を貰う |
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暮れに出来なかった片付けの続きを、どうにかボチボチやっている。
で、分かってはいたものの、それでもやはりちょっとショックだったのは、
行きそこなった歌舞伎、文楽、オペラ等々のチケット。
以前にも捨てたことがあるのに、更に更に、あることあること..
特にまとめてしまい込んでいた数年前の荷物の中から、出て来る出て来る。
こんなに無駄にして〜 と我ながら、もったいない病再発。
そこで、ふっと発想転換。
仕事を辞めても、なかなか体調が回復しないと思っていたけれど、そんなことはない。
仕事しながら観劇も、という数年前と、仕事を辞めて、家事は放りっぱなしのままで、
観劇三昧、遊び呆けている今とは、単純に比較はできないけれど、
チケットがあるのにパスしてしまうことは、今は年にほんの何度かで済んでいる。
と言うことは、つまり、悪いなりにもそれだけ回復していることになる。
そう思ったら、何だか元気が出てきた。
今年はもっと頑張れているし、きっともっと良くなるわ!
片づけで、元気を貰った。 |
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2008.1.27 [日] プチ新年会 |
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かんからさんの日記でお誘いのあった天真庵のプチ新年会に参加させていただく。
天真庵は皆さんの日記に登場するので関心があったところに、今回のお誘いで、
チャンス!とご一緒させていただくことにした。
天真庵のHP、更に庵主のブログの1月分をまとめ読みして、期待が弥増して..の
参加だったが、少しレトロなお店の雰囲気、おいしい飲み物・食べ物、
そして参加の皆さんとの尽きることのない着物談義と、いい時間を過ごさせていただいた。
それに、皆さんの着物姿! それぞれ個性があって、じっくり拝見させていただいて、堪能した。
知らないよその方と違って、遠慮なく見せていただけるのが何より嬉しかった。
私は昨日と全く同じ着物、組み合わせ、と言うより、
今日の予定の着物を昨日も着てしまっただけなのだけれど..
その後の根津のカフェでの2次会でも、更に着物談義!
日頃の会話不足の反動か、話しすぎて他の方々のご迷惑ではなかったかと、反省も少し..
先日の相撲部会でお会いした方も多く、今日はじめてお目にかかった方がお2人。
こういう機会に新しい方とお会いし、お知り合いが増えていくのは、うれしい。
ご一緒してくださった皆様方、ありがとうございました。 とても楽しかったです♪
次は、2週間後の新年会!! ますます楽し〜み♪
天真庵では、お酒をいただきながら、蕎麦の実タップリの雑炊、蕎麦がき、蕎麦、
そしてデザートのチーズケーキと珈琲も.. あ! 漬物も美味でした!
更にあそこでは食べられなかったそばっこクレープ(ガレット)もお土産にお持ち帰りで、
食いしん坊ぶり! 発揮。
天真庵には、遠からず1人でも伺いたいと思っている。
今日は庵主が焙煎するこだわりの珈琲をいただきたくて、それはそれで満足したのだけれど、
今度は今日飲み損なった黒豆入りのお茶があったら、それもいただきたいと.. |
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2008.1.26 [土] 能狂言 展覧会 |
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国立能楽堂で特別公演の能狂言鑑賞。
今年初めての能狂言鑑賞だが、午後からなのでノンビリしていて、昼過ぎに慌しく出かけた。
特別公演で、普段は1曲だけの能が今日は2曲で、時間も長い。
岩船(金剛)と求塚(観世)の2曲の能の間に、狂言の靱猿(和泉)。
つまらないというわけではないが、依然として能は分からない。それで眠くなりやすいのかも..
周りでも居眠りをしている方が結構目に付く。 音入りの鼾はちょっと迷惑。
そろそろ、楽しめる程度まで能の勉強をするか、それとも、特に勉強しなくてもそれなりに
分かるというか楽しめる狂言に特定するか、考えた方がよいのかしら?..と迷う。
でも、能を頻繁に見始めてまだ1年経たないのだから、せっかち過ぎるのかもしれない。
能のシテ方は前シテと後シテで変化があるし、後シテでは舞があるし、しどころが多いが
ワキ方はずうっと舞台に居て、動きも少なく、辛抱役だと、いつも思う。
「岩船」のアイが鱗の精という役柄のためだろうが、印象的な変わった面を被っていた。
「求塚」の太鼓の金春惣右衛門が、後半まで出番がないせいか一時席をはずしていたが
高齢とは言え、今まで囃子方が席をはずすところなど見たことがなかったので驚いた。
今日の「靱猿」は、野村万蔵家の萬・万蔵・眞之介の3代。 あと太郎冠者が小笠原匡。
いつもながら小猿が可愛くて.. 萬の猿引はもちろん、万蔵の大名も楽しかった。
今年初めての能鑑賞なので、柔らかものを着たかったが、ノンビリし過ぎて選ぶ時間がなく、
明日のプチ新年会に着ようと思っていた、江戸小紋柄のお召しにした。
着物が黒地なので、正月らしい色合いが欲しいと、帯は龍村の花文暈繝錦。
片方に深緑の入った生成り色の五嶋紐の帯締め。 竹色の草木染(竹染)の帯揚げ。
黒色の台に黒・白の五嶋紐の鼻緒の草履。
会うと思っていた友人が来ていなかったので、帰りに東京駅・日本橋に寄る。
大丸ミュージアムのオープン記念の「近代日本画美の系譜〜横山大観から高山辰雄まで〜」を
再度見る。 水野美術館コレクションの東京での展覧会は初めてとのことで、
私でも知っている文化勲章をもらったような画家の画がずらりと並んでいる。
先日は途中で少し疲れて後半は端折ってしまったので、今日は後半をじっくり見た。
こういう見方ができるのは年間パスポートのお陰だわ。
その後、レストラン街の近為でぶぶづけを食べる。 いつもながら銀だらがおいしい。
大丸と高島屋の呉服売り場を覗き、高島屋の伊と忠で気になるバッグ・草履を見つけたが自重する。
年賀交換の菓子がなくなって(食べて)しまって、お菓子に飢えていたので(笑)、
久しぶりに銀座ウエストのダークフルーツケーキを土産に買って帰宅。 |
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2008.1.25 [金] 待ち遠しい天真庵 |
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明後日は皆さんの日記にも登場している天真庵での新年会に参加させていただく。
明日は能狂言鑑賞予定で、終了後はまた会う友人と一緒に食事になる可能性が高いので、
天真庵への行き方を今日のうちに調べておこうとHPで確認したら、
私も好きにならないはずがないようなお店であることが分かった。
珈琲はじめ、日本茶、日本酒等の飲み物、そして蕎麦への思い..
急ぐのはダメ、 ユッタリと楽しむ場所らしいのは、せっかちの私向きではないけれど、
私だって、時にはノンビリとユッタリした時間を楽しむこともあるし..
珈琲好きの私は、豆や焙煎の仕方までは拘らないけれど、お湯が沸く間に豆を挽いて、
じっくり淹れている。 ゆっくり豆に付き合いながら淹れると、やはりおいしい。
慌てて無造作に淹れると、正直にそれだけの味にしかならない。
珈琲、紅茶も好きだけれど、子供の頃からの習慣で日本茶も大好き。
不味いものを飲むくらいなら、水や白湯の方がよほどいいと思うほど..
蕎麦も好きな食べ物で、勤め先に近かった千住の竹やぶや、クリニック通いの頃は
九段下の一茶庵や大川や..と結構しげく通っていた。 そして何より半蔵門の三城!
平日の昼しかやっていないので縁がないと思っていたが、仕事を休んだ時に行ってから、
ここには蕎麦を食べるためだけに、結構苦労して出かけていたけれど、長野に移ってしまったし、
千住にも九段下にも用事がなくなって、おいしい蕎麦が食べたいと何度も思いながら、
わざわざ出かけるほどの気持ちにはならずに、食べられないままだった。
HPを読めば読むほど、期待が膨らんでくる。
直線距離だと家から結構近いのに、交通網がよくなくて、行くことのない場所だけれど、
行く前から、ひょっとしたら、しげく通うことになるのかしら..? とまで思う。 |
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2008.1.24 [木] 新年会費振込み 木綿着尺 |
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今日も寒い一日だった。昼間の日の射している時はそれなりに暖かかったが、
それにしても、昨日の雪といい、ここ数日は急に冬に突入の感がある。
明日も寒いらしい。 風邪を引かないように気をつけないと..
来月の旧正月の新年会、この調子ならキャンセルする心配はなさそうだと、会費を郵便振替した。
ゆうちょ口座からゆうちょ口座への送金は、民営化サービスで1年間手数料無料なのがうれしい。
できれば、期間限定などではなく、ずっと無料にして欲しいけれど..
初めての新年会だが、知っている方が全くいなかった去年の夏の五周年記念パーティ以降、
しの笛やご近所会、先日の相撲部会で何人かのお知り合いもできて、パーティ時よりは少し心強い。
それに今度の日曜日はプチ新年会で、また新しい方とお知り合いになれるでしょうし..
この歳になって新しいお知り合いができるのは、とてもうれしい。
楽しめそう〜 今から待ち遠しい。
琉球絣と薩摩絣の木綿着尺2反を、お仕立てのため大阪のきくやさんまで宅急便で送付。
紬好きな私が1ヵ月半の間に、ほぼ一目ぼれの感じでゲットした2反の木綿紬絣の着尺。
両方とも、木綿とは思えないような手触り..
特に綿薩摩は木綿のダイアモンドと言われるのが分かるような..
今まで木綿の着物は、松坂木綿と夏の阿波しじら しかなかったので、
仕立て上がって来るのが今からとても楽しみ〜
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2008.1.23 [水] 少しだけ片付けに着手 |
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昨日も寒〜いと思ったのに、雪の今日はもっと寒くて、家から出る気にならない。
仕事に行かなければならないわけでもなく、買い物に行くのを止めても
食べるものはどうにかなると、じっと家の中に閉じこもり..
でも、ちょっとベランダに出て寒さを実感したりして..(笑)
相撲部集会を楽しんだ翌日も頑張ってオペラ鑑賞に出かけたものの、
その後は連日の怠惰ぶり.. でも漸く少しだけ片付けモードになって、
今日は溜まりに溜まった荷物の分類を始める。
観劇時のプログラムやらチラシやら、何時の間にかこんなに溜まって..と驚く。
プログラムはまだ捨てたくないし.. となると、少し片付けても、荷物は期待程には減らない。
ともかく捨ててもいいものはドンドン捨てて、後の物は整理しておけば、
いくらかはみっともなさも減るかしら.. |
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2008.1.21 [月] 今日も欠席 |
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今日は今月は1度しかない朗読教室だったが、またも体調がよくなくて無理に動くのも辛く、
しかも久しぶりの寒さに、出かけていく気力が足りず、結局欠席してしまった。
今日は天気が悪く雪の予想だったので自転車は止めて電車で行こうと予定していたのに、
出かける時間になっても情けないことに動き出せなかった。
特に午前中はエンジンがかからないことが多くて、午前中の予定はパスし勝ちで、
先週の短歌教室も欠席したし、短歌も朗読も今月はまたも全休になってしまった。
趣味の観劇はできるだけ午後や夜の席を取っていることもあって、
今年は今までのところどうにかパスせず全部行っていて、まあよかったと思っていたが、
少しだけ始めた勉強というか新しいことへの挑戦は午前中のこともあって滞り勝ち。
要は遊び呆けているというだけのことかと、やはり反省と自嘲と..
せめて、今日はこれから、暮れにほんの少ししただけで止まっている片づけでもしましょうか? |
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2008.1.20 [日] オペラ(ラ・ボエーム) |
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今年の初オペラ鑑賞で、新国立劇場にラ・ボエームを観に(聴きに)に行く。
このところ睡眠不足気味なのに昨日は昼前から張り切って国技館に出かけて
相撲部集会の相撲観戦と2次会のちゃんこ鍋で楽しく過ごして、
帰宅後は流石にダウンして、久しぶりにちゃんとした時間に寝られた(笑)のに、
どうも疲れが溜まっていて、動くのが辛い..
でも、今年初めてのオペラで新年早々パスするのは縁起が悪い(笑)と頑張って出かけた。
1幕・2幕はまあまあ.. 今日も出会った音に鋭いいつもの友人によれば、結構難ありだったとか。
でも、私は幸い音楽は分からないので(笑)、まあまあ.. で、段々よくなって、
最後は会場全体が引き込まれる感じだったような..
オペラの内容が正月にしては少し暗いけれど、楽しく初オペラ鑑賞して満足。
正月のオペラ向きの着物を着ようと思っていたけれど、考える気力・体力ともになく、
洋服のコーデを考えるのも億劫で、吊るしてあった昨日の着物をそのまま着用。
少しは華やかにと、ショールだけ同じカシミール刺繍でも大きな多色の刺繍のものにした。
友人に着物の柄が雪持ち笹のようで正月らしくピッタリだと言ってもらって、ちょっとニコニコ..
友人も黒地に多色で竹の模様が絵羽で入った長羽織で正月らしく華やかで素敵だった。
友人と今年初めて会ったので、終演後にお茶とケーキでしばらく話す。
今日のオペラの話、今月の歌舞伎の話、そして着物の話、その他あれこれ、話題はたくさん。
その後、帰り道に銀座に寄って、仕立て上がったと連絡のあった総絞り訪問着を受け取る。
訪問着は着たのは1枚だけで、紬訪問着も含め、作ったものの着ていないものばかり..
これも今からいつ着ようかと思うけれど..
いくらか気楽に着られそうだし..夏になるまでには着たい。 |
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2008.1.19 [土] 相撲部集会 |
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ずうっと楽しみに待っていた相撲部第1回集会の日。
相撲観戦と2次会のちゃんこ鍋、両方とも初体験でワクワク出かけける。
十両くらいから見れば充分と思っていたけれど、
部長のアドバイスに素直に従って(笑)、午前中からの観戦と相成った。
ついでに寄りたいと思っていた江戸東京博物館の「北斎-ヨーロッパを魅了した江戸の絵師」も
土曜日で混んでいるらしいので止めて、ひたすら相撲を楽しむことにした。
幕下の取り組みは、行司の衣裳が普段TVで見るものと随分違っているだけでなく、
力士の髷や下がりのカラフルな色に気づいて、あらっと思ったり、
取り組みの際も力士が1人で出て来て、取り組み後もさっさと帰っていき、力水もないなど、
いろいろな違いが分かって楽しかった。
十両・幕内の取り組みもTVで見るのとは違って、臨場感タップリで見応えがある。
また、取り組みに合わせて起こる館内のどよめき、拍手なども、実感できて楽しかった。
現場で見るのとTVで見るのとでは印象が違うのは、芝居と同じだと実感。
2次会の巴潟でのちゃんこ鍋も、ご一緒の皆さんと樂しく話しながらで、時間が経つのが早い。
惜しむらくは、BBSでの書き込みにこれも素直に従って(笑)、相撲観戦には、
飲み物や食べ物を持っていくものらしいと、アレコレ持っていったのといただきものとで、
2次会に入るときには、既にお腹一杯で酔いも少しあってあまり食べられなかったこと、くらい。(爆)
あと、皆さんが絶賛しているかんからさんのコロッケを食べ損なったことも、悔やまれて、
あくまで食い意地の張ったことで、ちょっと恥..
暑いという館内と寒い戸外を考えて、着物はシルクウールにした。
相撲観戦と言っても1月なので少しは正月らしくと、
今月よく着ている若緑の地色に笹竹のような柄いきで、雪持ち笹のイメージのあるもの。
帯も、「唐糸波文」という白・灰・薄紫の横縞ぼかしに金糸波文のはいった少しきらきらしたもの。
帯締めは、薄い灰緑色に片端4分の1くらいに臙脂色の入った五嶋紐。
帯揚げは、金茶。 草履は、エナメル加工の空色の台に紬織地の鼻緒。
黒・赤の亀甲花紋の瑞鵬織の道行コートに、黒地に茶色の濃淡のカシミール刺繍のショール。 |
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2008.1.18 [金] ご近所でフランス料理 相撲観戦の予習 |
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明日の相撲観戦とちゃんこ鍋の2次会に備えて、
フランス料理で栄養をつけて体調を整えようと、近所のジヴェルニーに行く。
もうそろそろ自分でキチンと料理して、体調管理をしなければと思うものの、思うばかりで、
料理嫌いというわけではないのに何だか億劫で、なかなか実行までいかない。
ちゃんとした料理はもっぱら外食頼りで、家ではちょこちょこっと誤魔化してしまう。(自嘲)
オードブルはタルタルソースをつかった蟹とアドガボにする。グレープフルーツと野菜のせ。
見た目も味もよかった。 次はキャロットのポタージュという説明だったが、南瓜のポタージュ。
メインは和牛のハンバーグを選ぶ。スライサーで削ったような薄いごぼうなどの和風の付け合せ。
見た目はデザートと言ってもいいような感じで、楽しくおいしそうだったが、
私には少し焼きすぎで硬すぎの印象。 肉汁がでるほどでなくても弾力が欲しい。
デザートは豆乳のブラマンジェ、黒豆のソース。 柔らかい食感と一味変わった味で楽しい。
ご馳走になったくろすぐりのシャンパンがおいしかった。 あと、珍しく赤ワインを飲む。
元気をつけたところで、ラジオの相撲中継を聞きながら、
BBSで紹介されていた相撲ブログで一夜漬けでも致しましょう。(笑)
明日も寒そうだし、館内は暑くても外を歩くことを考えると、
着物は、柄が正月向きかと、このところよく着ている、緑色の笹竹柄のシルクウールが有力です。
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5合:ごごうとも言いますが、状況によって私もごく普通にごんごうとも言います。
が、違い・状況は不明です。 考えたことがなかったので..(笑)
−−−−−−−
揚げ餅、懐かしいです。
子供の頃、母もよく作ってくれて食べました。 好きでしたよ〜
実は時々食べたくなるのですが、子供が独立してから家で揚げ物をしなくなって、
食べられなくなっています。
また作りたい気持と、残った油の処理が大変だという気持とで、迷う〜 |
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2008.1.17 [木] 不眠症 |
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12月中旬の1時期はスムースに眠れて朝キチンと起きられたので、
これで当たり前の時間帯で生活できそうと喜んでいたのに、またもや不眠状態に陥っている。
丸一日以上、時には2日間も眠れないままのこともあって、その後は必然的にダウンしてしまう。
時間構わずダウンするので、当然起きるべき時間にグッスリ..などということも珍しくない。
趣味の観劇等の予定のある日は、居眠りしてもいいからと、頑張って出かけるようにしているが、
その反動なのか、 予定のない日はグタグタ、ダラダラ..で我ながら情けない状態が続いている。
体調が悪く、これ以上無理しても..と、仕事を辞めてもうじき2年になる。
仕事を辞めれば無理やり起きる必要はないので、薬も止めて自力更生(笑)に期待しているが、
もういい加減に体調が回復してもいいころだろうと自分でも思うものの、なかなか..
それでも、少しずつは体調のいい日が増えてきているように思う。 思いたいだけかも..
退職後2年になる春までには、ニコニコ状態になりますようにと、今更ながらも願っている。 |
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2008.1.16 [水] 12月の着物着用歴をまとめる |
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12月の着物着用備忘録を作っていないことに、今頃になって気が付く。
今更ではあるが、自分の備忘録として、まとめたので、
12月末日付けで載せておこうと思う。
1年を通して、目標の50回をはるかに超えた75回も着物を着られて、今更ながらニッコリ。
目標を50回にして、少なくても30回は着れたらいいけれど..と思っていたので、この結果に、
我ながら、よく着たわぁ♪ とうれしくなった。
一番少ない月で3回、多い月で9回の着用だったが、要は観劇の多寡のバロメーター。(笑)
と言っても着物を着る気力がなく洋服で観劇に行ったこともあるし、ご近所会もあったのだから、
観劇の多寡だけでなく、気力・体力・好奇心のバロメーターでもある。
今年も、気力・体力を維持・向上させて、趣味を楽しみながら、生活を充実させたい。
着物の着用目標は今年も50回にしたが、今までの着用状況をみるともっと着られそうな気がする。
無理せず、楽しく、着物を着て、生活に潤いを与えていきたい。 |
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2008.1.15 [火] ぐい呑み、歌舞伎(新橋演舞場) |
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今月は歌舞伎上演の多い月で、私の今月の歌舞伎観劇も漸く最後。新橋演舞場へ行く。
その前に、高内秀剛氏のぐい呑み百選展の初日なので日本橋の三越に寄る。
事前予約も結構あったようだし、午後に行った時には100個のぐい呑みの殆どが売約済み。
でも、いくらか追加もあるようで、私の気になっていた織部と引出黒の追加分を見せてもらう。
結局、百選のパンフに載っていたうちでまだ売約になっていなかった織部を求める。
残り物に福があるといいけれど.. それなりに気に入ったのだから、やっぱり福かしら..?
箱が出来上がったら、連絡をくれるという。 あれで一杯飲む日が楽しみ..
今月の新橋演舞場は初春花形歌舞伎〈成田山開基1070年記念〉で、通し狂言の雷神不動北山櫻。
以前、国立劇場で通し上演した時は団十郎が3役を演じたが、今回の海老蔵は5役を勤めると
話題になっていたおかげか、客席も空きが目に付かず、他の劇場よりギッシリ入っている様子。
この中の「毛抜」、「鳴神」は人気があって日頃もよく上演されるが、通しは久しぶりなので
以前の国立のプログラムを探したら、せいぜい7〜8年前かと思っていたのに、12年も前だった。
先年の通し上演で筋立てが分かってその後の見取り公演でも分かり易かったので、
今回も通しであることと、海老蔵が5役をどう演じるかで、楽しみにしていたが、
総じてテンポもよく、海老蔵が大奮闘で、全体として満足できる公演だった。
芝雀(雲の絶間姫)、友右衛門(小野春道)の他、澤潟屋一門(右近と笑也以外)などが出演。
早雲王子が1幕目の最後、花道の入りで、本性を現して笑うところがいい。
悪い奴なんだってはっきり判って印象的。 鳴神上人はまあまあ..
毛抜の粂寺弾正は父親の団十郎風だが、団十郎のあの大らかさがなく、やはりまだまだ..
幕切れの不動は、随分待たされた後に空中に浮かんでいるだけみたいで、なんだかなぁ..
最後が待たされたのに大したこともなくちょっと中途半端な感じで、欲求不満気味。(笑)
でも、大詰め前の悪人早雲王子がやられる 朱雀門での立ち回りはなかなかよかったし、
海老蔵は台詞回しに気になる時があるものの、華のある役者ぶりで、いい舞台だった。
1階席なので紬は止めて、江戸小紋を着た。黒地の百選柄。
帯はひなやの組帯を合わせてみた。焦げ茶色地に金色・白色の入っているもの。
帯締めは藤色(裏は金色)、帯揚げは灰みの薄緑(青白橡色?)。 |
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2008.1.14 [月] 今日もフランス料理で元気付け |
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連休最終日。 昨日入れなかったオーグードゥジュールにやっぱり行きたいと、
今日は新丸ビルのヌーヴェルエールに電話したら、やはり満席。
遅めなら多分どこかは空くかと思うとのことで、ダメならカウンターでもOKと、
ゆっくりOS近くを目標に出かけて、下で何階だったかしらと確認していたら、
近くにいた2人連れがミシュランで星がついた店だと話していて、アラッと驚く。
マネジャーの大林氏に聞くと、問い合わせが増えたけれど、特に変わりはないとのこと。
席数が限られていて、ミシュラン出版前からいつも満席なので変わりようがないらしい。
変わらないのはうれしいことだわ。
シャンパンをいただきながら、料理を決める。
アミューズににんじんのムースをいただく。載せてあるハマグリのエキスのジュレもおいしい。
オードブルはサーモンに胡麻をまぶして軽く火を通したものにした。 好きだわぁ!
魚も、北海道産の仔牛のソテーも、いつもながらおいしい。 ニコニコ..
デザートは、ラム酒を使わずコアントローをつけているという、サバランを選ぶ。
そのまま2口、3口いただいてから、コアントローをタップリかけて、2つの味を楽しむ。
今日もおいしいものをタップリいただいて、元気をもらって、寒さに勝てそう..
先週の歌舞伎三昧の後、連休3日はおいしいもの三昧で、少し贅沢しすぎ..
明日の歌舞伎で今月の予定は大体終わるし、贅沢は打ち止めにして、
今月後半は家で倹しく、部屋の片付けでもしましょう。
と言っても、土曜日には真楽の相撲部会の第1回集会という私にとっての大イベントがあって、
相撲観戦と2次会のちゃんこ鍋と、新しい経験が待っているのだわぁ! たのし〜み〜! |
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2008.1.13 [日] フランス料理 |
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連休中日の今日はフランス料理が食べたいと、いつものオーグードゥジュールに電話したら、
今日は入れそうもないと言う。 麹町だけでなく、2号店の日本橋のメルヴェイユもダメ..
それで、次に新丸ビルのヌーヴェルエールに電話するつもりが、ちょっと気が変わって
明日の心積もりだった大渕座に電話して、結局、今日は大渕座行きと相成った。
今月のスペシャルメニューは、黒トリュフのコース。
通常コースのメイン料理の魚がのど黒で、食指が動くが、やはり季節物のトリュフを選ぶ。
アミューズにトリュフ入りのウフブイエをいただく。 トリュフの香り・食感..
卵もいつも通りまろやかでおいしい! 食べながら、秋の松茸入りを思い出す。
コースのオードブルはキャビア添えの牡蠣のショーフロア4個! 先月に続いての4個の
ショーフロアに今日も大満足。 キャビア添えでいつもと少し違う食感が楽しい。
次が、パイ焼きの黒トリュフのスープ。 この、壷をパイで覆ったスープを見ると
いつも、きのこそのもののイメージで楽しい。 パイを半分切って横に置いて下さったが、
切った途端、フワーっとトリュフの香り.. 先月のきのこのスープもトリュフ入りだったが、
今月は主役がトリュフで、脇役に入れてくださった先月とは比べものにならない。
香りいっぱいで、味も食感もトリュフたっぷりの、スープを堪能。 おいしいわぁ♪♪
メインは、トリュフを載せたアンディーブを添えた青森産のホタテのソテー。
先月もホタテをいただいたわねぇ!と思いながら食べたが、大きな肉厚のホタテはおいしい!
火を通したアンディーブをそのままいただいたり、トリュフと一緒にいただいたり..
トリュフ尽くしで満足したあとに、さらにデザートにトリュフ入りのアイスクリームで〆。
エスプレッソを飲みながら、今日はトリュフを堪能したわ! と大満足でニコニコ..
これだけ香り高いトリュフをタップリいただけるなんて、本当に し・あ・わ・せ..
帰りに近くのらくやに初めて寄る。1階は普通の呉服屋さん風? に近い..?
青い縞・格子の入った素敵な上田紬があったけれど、当然懐に厳しく、我慢、我慢..
時々は覗いてみたいと思いながら、でも着物はもう買えないわねぇ..と思う。 |
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2008.1.12 [土] おいしいもの食べ初め−てんぷら、デパートの展覧会 |
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今日から3連休。 もっとも今の私は毎日が日曜日、つまり1年中が連休だけれど..(笑)
新年の挨拶も兼ねて、いつもの店に食事に行きたいと思いながら体調が心配だったが、
うれしいことに今日は朝から順調に動けて、てんぷらの「みかわ」に電話したらOKだったのに、
行ったら席がなさそう.. どうも今日は皆さんがゆっくり正月モードだったようで、
カウンター席の空き待ちの先客が2名。 補助席を出してくれて、待たずに無事に食べられた。
季節ものは、白子と白魚で、先月食べそこなっためごちもあったし、ニコニコ、ニッコリ。
白魚は、通い出した頃は3月のものというか、2月末から4月初めの短期間だけだったので、
毎年、初めて食べる時には何故か春を強く感じたものだった。 春を食べるというか..(笑)
桜の季節のもので、桜が散る頃にはなくなっていたが、最近は始めが桜より大分早くなって、
数年前から2月の初めに食べられて、あらっ、うれしいわねぇ! などと言っていたのが、
昨年は1月初めからあってビックリしたけれど、今年も、とは.. まるで苺みたいと思った。
苺って私の子供の頃は、多分4月から5月頃のもので、
大人になって日本平の石垣苺が3月に食べられるのが嬉しかったら、
そのうちに正月に、そしてクリスマスにもあるようになり、今は更に早いのが当たり前になって..
ハウス栽培が普通になって、どんどん早くなっているのでしょうね。
こんなところで省エネに逆行してエネルギー消費を拡大しなくてもいいのに、と思う。
そう思いながら、暮れに沖縄から空輸のすいかを食べたのは私です。 スミマセン。
絶対ハウス栽培よねぇ〜などと言いながら..
白魚の季節が早くなっているのは、地球温暖化のせいなのかしら?
だとしたら、喜んでばかりはいられないけれど..
茅場町から日本橋までいつものように1駅歩いて、
まず高島屋で招待券をいただいた「麗しきオールドノリタケ」展を見る。
次に東京駅の大丸の「近代日本画 美の系譜」展に行ったら、ちょっとショックなことに、
今まで大丸カードで入れていた展覧会が有料になっていて、サービス低下だわぁ。
割引価格で800円に、うーん、と迷っていたら、1年間有効のミュージアムパスが2000円と
勧められる。 3回行ったらそっちの方が安いと、ケチ根性を発揮して(笑)パスを購入。
次の三越本店の「日本画『今』院展」。ここは今まで通りカードで無料。
横並びの好きなデパートだけど、是非ここはカードでOKのままでいていで欲しい。 |
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2008.1.11 [金] 歌舞伎(国立劇場) |
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今日は今週の歌舞伎三昧最終日。国立劇場で正月3年連続の菊五郎劇団の復活通し狂言鑑賞。
今月も殆どが正午12時開幕の昼興行だが、2日間だけ4時開幕の夜興行なので、
多少体調が悪くても行き損なう心配が少ない夜興行の今日の切符を取ったのに、
連日の観劇で疲れが出ているせいもあるのか、今日も動くのが辛くて、ググズズ、ググズズ..
でも是非観たい芝居で、今日行き損なったら見られない可能性が高いと頑張って出かけた。
江戸時代の顔見世狂言「小町村芝居正月」を、初演以来、なんと219年ぶりの再演という。
本作の世界が「御位争い」と「六歌仙」だそうで、観たことのあるような場面があちこちに..
龍神の閉じ込めは『鳴神』などを思い出させるし、『阿古屋』の琴責め風の場面や、
『義経千本桜』の四の切の狐のような狐の活躍や、道行もあるし..
大詰はなんと『暫』の趣向で、パロディとでも言ったらいいのか、まるで暫かと見えて
随所にあれあれっと思う違いがあって、楽しいというか..フフフ..ちょっとおかしいような..
江戸時代の顔見世狂言は、『暫』を入れること、前半を時代物、後半を世話物にすること、
世話物の場面は雪景色にして、時代物の人物が身分をやつして世話物に登場すること、
動物や植物の精が登場すること等々、多くの約束事に従って作られていたそうで、
今回の「小町村芝居正月」もこうした約束事を踏まえて作られたとのこと。 ふーん、成る程..
菊五郎を中心に時蔵、松緑、菊之助などが出演。 特に菊五郎が楽しそうに見えたのが印象的。
序盤の竜神を閉じ込めるシーンの舞台転回、道行、大詰め前の狐の立ち回り、暫の趣向..
なかなか楽しい場面が多く、観客を楽しませようという菊五郎らしい歌舞伎になっていて、
きっと演じていても楽しかったのだろうと思った。
1階席だし正月らしい着物にしようと、柔らかものにして、紬には締められない袋帯を合わせた。
渋い黄色(鶸色?)地に薄桃色・空色等の柄が少し入った一見色無地風?の飛び柄小紋。
帯は、墨色地にけぶる銀霞のような独特の印象の橋本織物の壱千八百織の
「加賀浪漫・南天に鳥」。 南天、菊、椿、桔梗、萩などの花と、小鳥たちが織り込まれている。
帯締めは、伝統工芸作家の松山好成氏の青色(紺桔梗色?)に空色・灰色の入った伊賀組紐。
帯揚げは、上下で青色と空色に染め分けられているもの。
草履は、エナメル加工の空色の台に紬織地の鼻緒。
帯はなかなか締める機会がなく漸く初おろしできた。 帯締め・帯揚げ・草履も初おろし。
ショールも正月らしく少し華やかな黒地にカシミール刺繍が多色で入ったものにした。 |
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2008.1.10 [木] 歌舞伎(歌舞伎座 夜の部) |
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今日は歌舞伎座の夜の部を観劇予定だが、どうも調子が悪く動き出す気になかなかなれない。
歌舞伎座の来月の公演切符の発売日なのに、すっかり忘れていて昼過ぎに慌てて取ったくらい。
夜の部では「助六」を演るのを3時過ぎに思い出して、大慌てで着物を着て飛び出し、滑り込んだ。
途中で昨日からの腰痛が再発してきつかったけれど、充分楽しんだので、頑張って行ってよかった。
「助六由縁江戸桜」のほかは舞踊が2曲で「鶴寿千歳」と「連獅子」。
(舞踊の数え方は曲でいいのか? 不確か。 ご存知の方、教えてくださるとうれしいです。)
「鶴寿千歳」は歌昇・錦之助・孝太郎の松・竹・梅で華やかに始まって、芝翫・富十郎の姥・尉が
厳かに舞い納める正月らしい舞踊で、むしろ昼の部の序幕にふさわしいのでは..と思ったが、
多分、人間国宝お二人に昼一番に踊らせるのを遠慮したのだろうと、勝手に解釈して納得。(笑)
次は幸四郎・染五郎の高麗屋親子の「連獅子」。
この2人の「連獅子」は以前観たときもよかった記憶があって、期待していたが、今回も満足。
中村屋(勘三郎・勘太郎・七之助)のも覇気があっていいけれど、高麗屋の方が親子の情愛が
強く感じられ、幸四郎の親獅子の思いと染五郎のやんちゃな仔獅子ぶりが見ていて楽しかった。
親と子という役割のためか、月曜日に観た昼の部の「猩々」より染五郎がよかったような..
「助六」は団十郎・福助の助六・揚巻に、梅玉、左團次、東蔵、段四郎、孝太郎、歌昇、錦之助
それに芝翫と充実した役者陣で、正月らしく華やかで楽しい。
ただ、昔観たときの強烈な印象・華やかさには欠けるような気がして少し欲求不満気味だったのは、
私の体調のせいなのか、それともいろいろ観てきて見方が少し厳しくなっているのか..
何はともあれ、お正月の初芝居の雰囲気タップリで楽しかったし、他人にも薦めたいような..
舞踊2曲に助六という演目のせいもあるのか、成田屋ファンがそうなのか、
1階席はいつもより華やかな着物の方が多いような気がした。
そう言えば、昼の部も舞踊が2曲だったし、今月は舞踊が多かったのに、書いていて気が付いた。
私は暖かくしたいと結城紬を着た。総柄でモダンな亀甲模様を松煙染した灰みの茶色。
臙脂色地に金・肌色等の太子間道の袋帯。
しなやかで締め易いのに腰痛が出るのは何故かしら? 腰痛には帯は関係なし??
片方に深緑の入った生成り色の五嶋紐の帯締め。疋田絞り入りが飛び柄で入った鶯色の帯揚げ。 |
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2008.1.9 [水] 歌舞伎(浅草歌舞伎 第1部・第2部通し) |
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亀治郎・愛之助・獅童・勘太郎・七之助・男女蔵・亀鶴の新春浅草歌舞伎を観に浅草公会堂に。
地元の氏神様の富岡八幡宮の初詣がまだで気にしながらも、少し早めに行って浅草寺に初詣。
梅園に寄っておやつを買って、準備よく(笑)、公会堂へ。
歌舞伎座より公演時間が短く、往復に時間もかかるので、久しぶりに第1部・第2部通しにしたが、
やはり年には勝てず、途中から腰痛が辛かった。(涙)
1階席にしようかと迷いながら、1列目が取れたので節約して3階席にしたのも要因かしら?
第1部は「傾城反魂香」(通称ども又)と「弁天娘女男白浪」。
「ども又」は昨秋の10月の三越と11月の歌舞伎座で続けてみたばかりだし、好きな演目ではないので、期待していなかったら、勘太郎の又平、亀治郎のおとく、ともに期待以上で、結構楽しめた。
期待していなかった分、大収穫.. あと、男女蔵の将監、愛之助の雅樂之助、他。
「弁天娘」は七之助の弁天小僧と獅童の南郷力丸、それに愛之助の日本駄右衛門、他。
愛之助が松嶋屋にますます似てきて..
第2部は、「金閣寺」と「与話情浮名横櫛」。
「金閣寺」は亀治郎の雪姫、獅童の松永大膳、勘太郎の此下東吉、他。
今年は金閣寺の亀治郎・雪姫に一番期待していたのだが、桜の花びらが多すぎて、にわかの花嵐か滝雨かみたいで大判振る舞いにしてもやり過ぎ..と思っているうちに、どういうわけかウトウトと.
もったいないことをしてしまった。 雪姫の肝心の場面で居眠りしてしまうなんて..
そのせいもあったのか、亀治郎はおとくの方が好きだった。
獅童の大膳は天下狙いの悪役の大きさがでていて、よかった。3階席でも迫力が伝わってきた。
でも、あの顔ぶれの中で、獅童は歌舞伎役者としては台詞回しなどまだまだ..とも思う。
獅童はまだ大勢組の頃に名前と顔が珍しく一致した役者(顔が独特だから? ←笑)なので、
気になっている。 いい役者になって欲しい。
「与話情浮名横櫛」は、愛之助の与三郎、七之助のお富に、亀鶴の蝙蝠安、そして男女蔵の和泉屋多左衛門、等。 皆それぞれによくて、気持ちよく見られた。
この顔ぶれ、互いにいい刺激らしく皆が頑張っていて、いい役者への期待が膨らむ♪
結構楽しめたので、腰痛にも拘らず(笑)、ニコニコ..
一日がかりなので、気楽な着物の方がいいし、柄と色から正月と5月の青葉の頃向きと
思っている若緑の地色に笹竹の柄いきのシルクウールをまた着た。
この着物には今まで同じ帯しか締めていなかったのに気づいて、今回は変更して、
いろいろな縞・格子が多色で織り込まれている野蚕紬切嵌袋帯を合わせた。
黄色で半分に薄緑・肌色・金線入りの中村正氏の江戸組紐の帯締めに、絞り入りの鶯色の帯揚げ。コート、マフラーは前回と同じ。 寒い時期はこればかりになりそう。 |
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2008.1.7 [月] 歌舞伎(歌舞伎座 昼の部)、「小堀遠州」展、「匠の技」展等 |
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歌舞伎座の昼の部を観に行く。
正月は少しノンビリしようとしたので、今年初めて!の歌舞伎。
今週は歌舞伎週間(笑)になってしまって、あと3日歌舞伎鑑賞予定で、合計4日劇場通いになる。
遊びすぎ! でも、年末にほんの少しだけれど片づけにも手をつけたし..まあ許されるでしょう。
梅玉、染五郎、松江の「猩々」で、幕開き.. 梅玉の端正な舞いでの歌舞伎始めは気持ちいい♪
染五郎も松江もOK.。 ただ、染五郎の踊りはあんなものだったかしら? 梅玉との差を感じた。
「一条大蔵譚」は、吉右衛門、梅玉、魁春、福助、段四郎、等々で役者は悪くないのに、
話が好きでないせいか、何度観てもいつも 何だかねぇ〜 という印象。
でもしょっちゅう上演されるところをみると、人気があるのでしょうから、人さまざま。
「けいせい浜真砂」は雀右衛門の衰えが哀しくて.. でも観客からの温かい拍手が優しい。
幸四郎の「魚屋宗五郎」は立派過ぎて、魚屋には到底見えない。前回感じた違和感を今回も..
ニンでない役を何故..?と思うものの、でも、心理劇としては悪くないし、他の役者もそれぞれで、
こういうのもありかしら?とも思う。 でも、これは断然菊五郎のがいい。
昼の部の最後は団十郎の「お祭り」。 楽しそうに踊っていて、観ていても楽しい。
総じて満足の初歌舞伎だった。
正月興行だけあって、着物の方が多いと言いたいところだけれど、歌舞伎座としてはいつも程度。
一昨日寒い思いをしたので、今日は温かい総疋田絞りの小紋を着た。千草鼠色地。
帯は先日と同じ「唐糸波文」という白・灰・薄紫の横縞ぼかしに金糸波文のはいった袋帯。
帯締めも同じで、黄色で半分に薄緑・肌色・金線入りの中村正氏の江戸組紐。
帯揚げだけは替えて、青白橡色?抹茶色? のものを初おろし。
地紋入りの灰みの薄緑色で、花模様等入りの雪輪が飛び柄で入っている。
草履もコートもマフラーも一昨日と同じもの。
瑞鵬織の道行コートは厚めで温かいし、カシミアの大判マフラーも寒い日にはうれしい。
帰りに銀座の呉服店に寄ったら、裾に暈しの入った無地調の一竹(初代)の訪問着が目に入る。
素敵!だし、似合うだろうと思うけれど、懐にキツイのでアッサリ(笑)諦める。
次に案内の来ていたもとじに寄ったら、主に木目絞りで裾と袖に他の絞りと刺し子の入った
訪問着を薦められた。紬訪問着の雰囲気でとても気に入ったものの、
着ていない訪問着を考えて、そして何より懐事情を考えて、じっと我慢..
松屋で年末にも覗いた「小堀遠州」展に寄る。平日なので年末の大混雑と比べると拍子抜けな
くらいで、ゆっくり見られた。年末同様、男性が多くて、遠州流と裏千家との違いを実感。
次に三越本店の「匠の技」展に回る。久留米絣に強く心惹かれるものを見つけて、溜息..
伝統工芸展でも入選している日本工芸会正会員の久留米絣技術保持者という
山村省二氏という方の作品だそうで、会場にいらした作家ご自身が、説明をしてくださった。
値段もいくらか安いものもあったけれど、あれを見てしまったら、他のものは好みと違うと思われ、
ほどほどのもので妥協する気にはなれない。 でも、お値段もいいので、我慢、我慢..
ちょっと疲れて、新館の展覧会はパスして帰宅。 |
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2008.1.5 [土] 新春国立名人会(落語他)、和モード展 |
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新春国立名人会を1度観て(聞いて)みたいと思っていたので、午後から国立演芸場に行く。
2日から7日まで連日演者が入れ替わっての公演で、2日と3日は2回あるから合計8回。
全てが満員御礼という人気ぶり。 最近の名人会はいつもだが、今日も立ち見が結構入っていた。
落語は最近まであまり聞きに行ってないので知らなかったが、
いつもの名人会とは少し趣が異なっていて、年の初めの顔見世興行とでもいうような公演だった。
トリの歌丸だけは噺(火焔太鼓)をしたが、あとの落語家4人は噺の前の枕だけの感じで、
落語を聞きに行くつもりだったので少し拍子抜けしたが、出演人数を考えれば当然の内容。
獅子舞一組に、俗曲・講談・浪曲・奇術が1人ずつで、あとは落語が5人の、合計10人・組も
出るのだから、ちょっと考えれば分かりそうなものではあろうけれど、考えなかったのよね。(笑)
助六の踊り芸も落語家としては、洒脱な感じでなかなかよかったし、これはこれで楽しかった。
それにしても、落語を聞きに行くことは少ないのに、
昨年末の観劇納めと今年の観劇初めが落語の国立名人会になったのが、何とも不思議。
帰りはサントリー美術館の「和モード 日本女性、華やぎの装い」展に回る。
移転後のサントリー美術館だけでなく、ミッドタウンに行くのも初めてで、
乃木坂駅を出たものの方向が分からず、通りがかった人に教えてもらう。
六本木からなら方向は分かっていたが、そういえば前に乃木坂で降りたのは○十年前のような..
着物のため、500円の特別料金で鑑賞できたものの、
内容的には、国立能楽堂の能装束展と国立博物館の大徳川展の方が印象的だった。
正月のためか、演芸場でも着物の方が男性も含めいつもより多かったが、
美術館でも入場料サービスのためかと思われるが、男性も含め着物の方がやはり大分いらした。
新春と言えども落語なので、若緑の地色に笹竹のような柄いきのシルクウールにして、
「唐糸波文」という白・灰・薄紫の横縞ぼかしに金糸波文のはいった袋帯を合わせた。
帯締めは、黄色で半分に薄緑・肌色・金線入りの中村正氏の江戸組紐。
薄いベージュに薄茶瓢箪柄絞り入りの青海波しぼの帯揚げ、パールグレーの草履。
黒・赤の亀甲花紋の瑞鵬織の道行コートに、紫色のカシミアの大判マフラー。
寒い日だったので首筋や袖口からの風が冷たく、慌ててマフラーでガードした。 |
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2008.1.2 [水] 年賀 |
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毎年恒例の正月2日の年賀に、息子も一緒に母のところに出掛けた。
姉の家族も今年は全員来て、2階に住む兄の家族も全員居たし、義妹も来て、賑やかだった。
今年はもう料理は作らないと言っていた母だが、おせちを頼んだり寿司を取ったりはしたものの
今年で最後かもしれないから..と言って、やはり煮しめなどは作っていた。
毎年そうやって1年ずつ頑張れれば、まだまだ頑張れるのではないか..という話になった。
90歳にしては元気な母だが、最近は年々、気力・体力の衰えが目立ってきている。
でも、居てくれるだけでいいから、どうぞ長生きしてくださいね!
家に戻って皆からの年賀を開けたら、姉からのお菓子に日影茶屋の一色餅があった。
真楽の新年会の先取りみたいで、なんだかうれしくなった。
母とあと何度一緒に過ごせる正月かと思うと、新しい着物を下ろしたかったが、
狭い部屋に大人が何人もひしめくので邪魔にならない着物ということで、
少し残念ながら、何度も着ている小豆色のよろけ縞の江戸小紋にした。
帯は、正月なので少し華やかに「煌彩花瑞鳥」という刺繍袋帯。
金を織り込んだ黒地に、多色で亀甲取り瑞鳥紋が刺繍されているが、
昨年の1月に1度締めただけで1年ぶりに2度目.. 好評でうれしかった。
帯締めは青白橡色の冠、帯揚げは絞り入りの鶯色を初おろし。
黒色台に黒・白の五島紐の鼻緒の草履と、黒色のオーストリッチのバッグ。
黒・赤の亀甲花紋の瑞鵬織の道行コートに、黒地に多色のカシミール刺繍のショール。 |
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2008.1.1 [火] 元日 |
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明けましておめでとうございます。
2008年を元気に迎えられたことを感謝しています。
あきらめたはずの片付けも、居間だけは、やはり頑張ってしまいましたが、
少〜しは片付いた部屋でいつもより気持ちよく新年を迎えられました。
すっきりした部屋の気持ちよさを忘れないうちに、
今年の第1課題の片付けを早いうちに継続して実行したいです。
それに、四半世紀続いた元日の年賀状書きをしながら、
時間ができたのだから、今年の暮れからは元日に届くように年内に書こうと思いました。
着物は昨年同様、年間50回を着用目標にして、できるだけ多く楽しみたいです。
新年に当たっての3つの目標です。 |
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